このページでは坂本三十次衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○坂本委員 総理に対しまして、私は日中問題に限りまして御質問を申し上げたいと思います。 この間もある世論調査などを見ておりますと、中国は暗くて冷たくて、そして強い国だ、何だか近くて遠い国だ、だけどもやはりこれは日本の一番近いところにあるんだし、それから、やはり将来仲よくしていけば有無相通ずるところも大きい、だからやっぱりこの中国と国交を正常化しなければならないという人が大多数でございました。中国というとすぐ大陸中国だと思い込む人もほとんどだというような世論調査が出ておりました。国連に入れたほうがいいんじゃないかというような人は七五%の数字にものぼっておりました。これはやはり日本人の素朴な考え……
○坂本委員 武藤君の質問に関連いたしまして、一つお尋ねをいたします。 いま両参考人の方々はなかなかジェントルマンでございまするから、政府を信頼をしておられるとおっしゃいました。しかし、その中にも微妙な動きがあるという不満の意も漏らされたように思っております。私どもは微妙な動きに対して、国会で決議をいたしました政治家の一人としての責任も感じまするから、早期解決というこの早期の中には、筋を曲げてもらっちゃ困るのだという強い不安を持っておるわけでございます。富樫が勧進帳を読ましたということはけっこうなことでありましょうけれども、勧進帳を堂々と読んで通せばいいのですけれども、近ごろは勧進帳の読み直し……
○坂本委員長代理 松本善明君。
【次の発言】 そのように取り扱いいたします。
○坂本委員 きょうは国会の幕切れでありますから、私は中国問題について、ひとつ中国問題ABCというやつを、大臣に問答をお願いしたいと思うておりますが、その前に、この間当外務委員会と沖特で連合審査をいたしました、あのとき中間報告をいただきましたが、そのときは、いま一生懸命やっておる最中だというお話でございました。その後ずいぶんと御苦労をなさっておられることだと思いますが、いままでひとつ成果があったところがございましたら、外務大臣から当委員会を通じて御報告をお願いいたします。
【次の発言】 具体的な成果はいまのところないというお話でありますが、あと野党の皆さんも質問をなされるだろうと思います。それに……
○坂本委員 私は以前、佐藤総理大臣に、中国政策の転換を求めまして、この際総理は中国の腹中に入ってものを考え、行動をしたらどうかと御質問をいたしましたら、総理は、いやなかなか腹中は広いようだから、出口を見つけてからでないととんでもないことになる、こういうお話でございました。それに比べると、今度のニクソン訪中ということはずいぶん差があるなと、私は非常にびっくりした感じであります。頭越しに訪中を決定せられたわけでありまするから、内閣も外務省も、十分ここで中国政策の再点検を、転換をも含めて御研究なさっておられると私は思うておるわけであります。 いま木村外務大臣代理のお話を聞けば、慎重に――政策の転換……
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