このページでは坂本三十次衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○坂本三十次君 私は、自由民主党を代表し、ただいま議題となりました第七十八回臨時国会の会期を五十日間とする件につき、賛成の討論を行うものであります。 さきの第七十七回通常国会においては、議員各位の御熱心な協力により、内閣提出法案六十九件中五十八件、ほかに継続も含めて五十九件、議員提出は十件全部、条約承認は継続分を含め十四件中十一件を承認、近年にない充実した審議が行われたのであります。 しかしながら、五十一年度予算執行に係る最も重要な法案である昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法律案を初め、同じく予算関連法の国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案、公衆電気通信法の一部を……
○坂本政府委員 最近の自然保護という声は、これはやはり国民の声であると私は思っております。大都市近郊においての緑の破壊というものはやはり相当に進んでおる。特に環境庁におきましても、自然公園の中だけの保存という消極的な面だけではとてもこれは不十分でありますので、自然環境保全法をつくりまして、これに基づいて全国一斉の緑の国勢調査をいま準備中でございます。今年一ぱいにでもひとつ全国の緑の状況を十分調査をいたしまして、そして正確な資料に基づいて今後の保全対策を進めてまいりたい。地域の指定を積極的に進める等、積極的な前進をはかっていきたい、こう思っております。
○坂本政府委員 ただいま瀬戸内海を例にとられまして、そして公有水面を埋め立て、そこにいままでずっとわが国のいわゆる資源多消費型と申しましょうか、はっきりいえば公害型企業を立地させてきた、もうこれ以上埋め立てをして、そこで公害を出すような工場はここでストップをしなければならないという基本方針はおっしゃるとおりであります。いま私どももやはり環境の保全という点を優先させまして、そして環境アセスメントというもので十分チェックをしていくつもりでございますけれども、具体的な動きといたしましては、各党でも、瀬戸内海保全法というものをつくって、公有水面を埋め立て、その上にいままでどおりな公害企業を乗せていくと……
○坂本政府委員 このたび環境政務次官に就任をいたしました坂本三十次でございます。どうぞよろしく御指導を賜わりますように心からお願いをいたしまして、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
○坂本政府委員 いまのところなかなかむずかしゅうございますが、将来の賠償、補償制度、それを行なう上で、その中に含めて検討したい、こういうことでございます。
【次の発言】 おっしゃるお気持ちは非常にわかりますが、いまのところ、指定地域という行政的な一つのメモといいましょうか、それをはずしてどうするかということはまだ考慮中というところで、ちょっとむずかしいように思います。
【次の発言】 よく御趣旨を体して、一生懸命に前向きに検討をいたします。
【次の発言】 これは一般論としては、諸種の条件が整えば拡大をする、こういうことでございます。
【次の発言】 厚生省のほうでいま研究をやっておるわけであります……
○坂本政府委員 おっしゃる御趣旨につきましてはごもっともでございますので、よくひとつ、このたびは海上保安庁でございますか、各省と連絡の上で十分調査をいたしまして、もっと善処をいたしてまいりたい、こう思っております。
【次の発言】 公害のあと追い行政ということは、これはもうきびしく反省をすべき段階に来ておる、これはあなたのおっしゃるとおりであります。法律的な手続、行政指導、いろいろございましょうけれども、未然に防止をするという意味で、特に人の健康に関するようなことでありますから、行ってひとつ県と相談をする、そして督励をすべきことがあれば督励をする。人の健康に関することでありますから、現地に参りま……
○坂本政府委員 ただいまのお説のとおり、低公害車の普及といいましょうか、奨励につきましては、政府としては積極的にこれから前向きにがんばっていきたいと思っております。
【次の発言】 おっしゃる御趣旨については全く賛成であります。そういうような方面につきまして、これから具体的に政府としてもつとめてまいりたいという姿勢を申し上げたわけでございます。
【次の発言】 低公害車の奨励ということにつきましては、政府みずから範をたれてそして政府がまず購入をする、その姿勢を進めていくということについてはまことに賛成でございます。
【次の発言】 法の精神に照らしまして、ふやすべきところがあればふやしていきたい、こ……
○坂本政府委員 おっしゃるように緑化ということは非常に大切なことでございますので、私どもとしてもこれは非常に歓迎すべきことである、こういうふうに思っております。助成といまおっしゃいましても、この点につきましてはひとつ検討さしていただきたい、こう思っております。
○坂本政府委員 環境庁としましては、三月一ぱい中にも審議会から答申をいただきたい、こう思って私どももそれなりに努力をしておりますが、いま局長の申しましたように、まだその専門委員会から答申が部会に出てきておらないという現状であります。それで四月一ぱいにとおっしゃることでありまするが、これは専門委員会に私どもが早くお願いをしたいということは言えますが、四月中に出せという命令をするわけにもまいりませんし、心から一日も早からんことを期待をいたしておりますが、いまここで四月中に必ずお出しをいたしますとは申されませんけれども、しかし早急に、航空機騒音に悩んでおる人たちのために基準づくりをしたいというその誠……
○坂本政府委員 環境庁といたしましては、いままでの四日市だとかそのほかいろいろ汚染が進みまして、そしてこれが退治のために環境基準をつくって、いままでの反省の上に立って一生懸命押え込もうとしておるわけなんです。それは行政の油断からそういうことが起ったといわれれば、これは率直に反省をしなければなりません。しかし特に新しい立地のときにあたりましては、いままでよごれたところを押え込むためにも環境基準をきびしくする。これは見直しをしていきます。と同時に、新しいそういう処女地につきましては、なおさら汚染に対しては警戒をしなければいけませんから、この新しい基準をそこに、こんなきれいなところだから一つぐらいあ……
○坂本政府委員 ただいまの三木長官はじめ政府側からの問答を通じてお約束いたしましたようなことは、誠意を持って善処いたしたいと思います。
○坂本政府委員 企業といえども一〇〇%信頼はできない、過去の公害の反省に基づけばまさにおっしゃるとおりの点が多々あります。しかし、一方、地方自治体というものがほんとうにやはり公害に取り組んでいくというこの姿勢は、最近これはなかなか、直ちに満点とは言えぬにしても、それは相当な進歩を遂げてきておるし、相当な意気込みになってきておる、こういうふうにも私どもは評価をしておる点もあるわけなんです。まあ都道府県知事が必要とあればいつでも立ち入り検査もできるし、記録の提出を求めることもできる。それで一生懸命やれば行政の成果をあげらるべきものであるが、いま島本委員がおっしゃったように、しかし、そこでやはりいつ……
○坂本政府委員 そこに魚がいて、そして非常に危険な程度のメチル水銀を含んでおるという事実、そこに工場があって、そうして相当の、現在ではなくても過去において流出があったというこの事実があれば、これは国としても早急に科学的な究明はもちろんいたさなければなりません。学問的に原因探究ということは相当むずかしいことであろうとは思いますけれども、しかし、これは科学的に究明を早急に国のレベルでもって詰めていきますると同時に、やはり社会的にはこれは会社の水銀によるものであるという、これはまあ社会的通念だろうと私は思うております。 その間に立って、ただいま行政が何をしておるかという追及でございまするけれども、……
○坂本説明員 五十三名の現実に病気になっておられる方がある、しかしその方々については、いままでの基準、判断では認定患者として断定できない。しかし、現にそのほかに認定患者が出ておるわけでありますから、いまおっしゃった五十三名の方々の中に砒素による患者がいないとは、これは断言できませんね。ですから、それは医学の限りを尽くして調査すべきものは当然であると思います。ですから、あなたのおっしゃるように、五十三名の方々には、これはやはり特に気をつけて、そしてその中に砒素中毒の患者がいないかどうか。これは重点的に十分診断をして、検討をいたしたいと思います。
○坂本(三)委員長代理 この際、島本虎三君の関連質疑を許します。島本虎三君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時五十三分休憩
○坂本(三)委員長代理 次回は、来たる四月十一日木曜日、午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後四時四十三分散会
○坂本(三)委員長代理 林義郎君。
○坂本(三)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となりました動議について、その趣旨の御説明をいたします。 案文の朗読をもって趣旨の説明にかえさせていただきます。 核兵器の不拡散条約に関する件(案) 核兵器の不拡散条約の批准に関し、核拡散の危機的状況にかんがみ、政府は、左の事項につき誠実に努力すべきである。 一、政府は、核兵器を持たず、作らず、持ち込まさずとの非核三原則が国是として確立されていることにかんがみ、いかなる場合においても、これを忠実に履行すること。 二、非核兵器国の安全保障の確保のため、すべての核兵器国は非核兵器国に対し、国連憲章に従……
○坂本政府委員 一般的には、四十七年度からのいま申し上げましたような調査の進行状況でございますが、問題のあるところにつきましてはすでに調査を開始いたしております。
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