沖本泰幸 衆議院議員
32期国会発言一覧

沖本泰幸[衆]在籍期 : 31期-|32期|-33期-34期-35期-36期
沖本泰幸[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは沖本泰幸衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
沖本泰幸[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

沖本泰幸[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1970/05/06、32期、公明党)

○沖本委員 質問時間を限られておりますので、十分質問ができないかもわかりませんが、できるだけ簡単にお答え願いたいと思います。同時にまた、質問がいろいろと前後するかもわかりませんが、その点御了承願いたいと思います。  私も、せんだって「出雲丸」がいろいろ問題があるということが新聞記事にありましたので、お伺いして船も見させていただきましたし、いろいろ御意見も伺わしていただいたわけでございますが、その節にも話も出ましたし、その後関係の方々の御意見もいろいろ伺ってみますと、現在までの段階では、運輸省側のほうにも大型船に対する責任がない、あるいは船主さんのほうにも責任はない、あるいは海事協会のほうにも責……

第63回国会 法務委員会 第10号(1970/03/25、32期、公明党)

○沖本委員 私は、入管関係について若干の御質問をしたいと思います。  まず、初めに委員長にお願いしたいことは、時間が限られておりますから、全部意を尽くせませんので、残った分はまた権利を留保さしていただきたい。これだけ先にお順いしておきたいと思います。  ジャンボの到着が非常にばらばらである、こういうところから、これからのジャンボに対するいろんな問題点が出てくると思うのです。そういうものに関しまして、私たちが実際に羽田に行きまして、第一便の到着を見たり、入管関係あるいは税関関係の仕事をつぶさに見さしていただきました。そういう中から、問題点を拾い出して少しお伺いしておきたいと思うのですが、時間があ……

第63回国会 法務委員会 第13号(1970/04/01、32期、公明党)

○沖本委員 それでは、二十分ほどという委員長からの御指定でございますから、できるだけ時間厳守をして質問したいと思います。  まず、ただいまの日航機乗っ取り事件に関連して質問をしぼっていきたいと思っておるのであります。入管関係、ジャンボの問題もありましたけれども、それは質問の権利をまた後に留保させていただきたい、かように委員長にお願いしたいと思います。  そこで、まず、たいへん国際間にわたる紛議を引き起こすような大事件になってきておりますし、先ほど来の御質問の内容も、人命尊重、この点に現在の問題点をしぼるようにと、そういうところに国をあげて焦点が集まっておるわけでございます。そこで、きのうの新聞……

第63回国会 法務委員会 第16号(1970/04/08、32期、公明党)

○沖本委員 いまの御答弁に関連いたしましてお伺いしますけれども、以前に船で日本に来て、途中でたくさん殺傷事件があったということで取り扱いに非常に困ったということが問題になったことがございます。それから現在でも一番よく問題にされておるところは、万博がいま開催されておりますけれども、万博に来て、それを利用して政治亡命するんじゃないか、こういうようなことが非常に憂慮されるということが新聞なんかでもいわれておったわけです。そういう関係から、今度は出入国管理法が出てこなかったわけですが、そういうものの中でいろいろ考えられておる。同時に、亡命的なものをどういうふうに扱うかということを別途に考えなければなら……

第63回国会 法務委員会 第19号(1970/04/15、32期、公明党)

○沖本委員 まず、参考人には、お忙しいところを来ていただきまして、たいへん恐縮でございます。先日の合同審査に御質問するはずでございましたが、ちょうど時間の都合で御質問ができなくなりましたので、御質問さしていただきたいと思います。  あわせまして、非常に話がダブるようでありますけれども、時間を許していただいて、大臣にも再度お答え願いたい、こういうふうに考えるわけでございます。  この問題は、むしろ、私が一生懸命になるよりも、社会党、共産党さんのほうが一生懸命になっていただくのが筋合いだ、こういうふうに私は考えるわけでございますが、やはり熱い間にこの問題を片づけたい、そして何とか軌道に乗せていきた……

第63回国会 法務委員会 第20号(1970/04/17、32期、公明党)

○沖本委員 私に許されました時間は五分ほどしかございませんので、五分間で全部を言い尽くせることはないわけであります。一応いままでの御質問は、ほとんど弁護士資格をお持ちの方々の専門的な御質問でありまして、私はしろうとの立場から、あるいはまた一国民としての立場から、いままでいろいろ論議されました中でどうしても疑問になっておる点を、質問も重なり御答弁も重なると思いますけれども、どうしても国民の立場からこの問題を詰めてみたい、こう考えますのでお答え願いたいと思います。  いま岡沢先生が御質問になったことに重なるわけでございますが、この法案は経済の変動に応じた処置をとるというものであるということでござい……

第63回国会 法務委員会 第22号(1970/04/28、32期、公明党)

○沖本委員 御質問がいろいろ出ましたので、ばらばらになるかもわかりませんが、重なった場合は御容赦をいただきたいと思います。  まず、第一条の中の「その運航を支配した者は、」こういう運航の支配という点ですが、第四条では、針路変更、その他運航の阻害というふうになっておるわけですが、この両者の関係、区別はどういうふうになるのでしょうか。運航の支配というのは機長に対しての問題を考えられたと思うのですけれども、威力を用いて針路変更等運航を阻害することについても、結局同じことになるのじゃないか、こう考えられるわけですが、その点いかがですか。
【次の発言】 つきましては、大臣にお伺いしたいのですが、これは朝……

第63回国会 法務委員会 第24号(1970/05/08、32期、公明党)

○沖本委員 私は、この金嬉老の問題に関しまして、委員長ほか一行は静岡の刑務所にお越しになったそうでございますが、私はあることできのう岐阜のほうに行ってまいりました。岐阜の刑務所関係の問題でいろいろ事情を伺ってまいりました。そういう観点からきのう聞いたばかりで完全な裏づけはとれてないわけですけれども、非常に問題点がある、こういうことで大臣にも十分その点お聞きになっていただきたいし、矯正局長もひとつお考えになっていただいて、いろいろな措置を講じていただきたい、こういうところでお話をするわけでございます。  まず、きのう行きまして聞いた中で、これははっきり表に出てわかった問題ですが、三十九年に問題が……

第63回国会 法務委員会 第25号(1970/05/12、32期、公明党)

○沖本委員 議事進行。定足数が足りないから休憩してもらいたいと思います。定足数をもう少し集めてやってもらいたいと思います。

第63回国会 法務委員会 第26号(1970/05/13、32期、公明党)

○沖本委員 いま政務次官から十分検討したい、こういうお話が出たわけでございますが、昨日もこの事件が起きてすぐほかの同僚議員の中からも、今度の乗っ取り事件の法案についてどうして船舶をはずしたのだ、それ見ろ、起きたではないか、こういうたちまち非難の声があがりまして、実は船の規定の範囲がずいぶん広いからなかなかむずかしくて、今度の場合は船舶の問題をはずしたことになるのだと一生懸命こっちが政府にかわって説明しているようなことがたくさんあったわけです。これは当然国民の皆さんも、きょう参議院のほうでこの法案が通るというようなことになれば、それが除かれているということで問題になってくると思いますので、大臣の……

第63回国会 法務委員会 第31号(1970/10/13、32期、公明党)

○沖本委員 いま中谷委員から大阪拘置所の問題が出ましたので、関連ということはございませんが、大臣にお話しをして改善の要望もしておきたい、こう思いますので、先に拘置所の問題からお話をいたします。  去年の夏でしたか大阪拘置所をたずねましたときに、拘置所の中で飲料水を堂島川の水を取って浄化して使っている、こういうことが場内で行なわれておりました。それでどうして十分水のある大阪市の水を使わないのかということを聞きましたが、浄化槽もあるし、十分飲料水にたえるだけの浄化装置をもってやっておるからだいじょうぶだ、こういう話があったわけですけれども、もし停電したりした場合にはどうなるんだ、こういう問題もから……

第63回国会 予算委員会 第16号(1970/03/19、32期、公明党)

○沖本委員 ただいまの農林大臣のお話は、わが党の矢野書記長の御質問に対して、総理がこの予算の会期中に答えを出す、こういうことに対するお答えだと解します。  そこで、ただそれだけでは満足できない点がたくさんあります。それにつきましてもう少し突っ込んで農林大臣にお伺いしたいわけでございますが、ただいま御発表になりましたこの五十万トンの十一万八千ヘクタールというものは非常に大きな面積になります。これはわが党の矢野書記長も質問の際にお伺いしておった問題であるわけですけれども、このような大きな面積を持つものが一年間に転用するということは、いままでの水田が転用された実績なんかから考えてみましても、きわめて……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 運輸委員会 第5号(1970/12/16、32期、公明党)

○沖本委員 質問の時間をお与えいただきまして、ありがとうございます。時間がありませんので、とりあえず始めてまいります。  せんだって、タンカーの清掃中の爆発で大きな社会問題を起こしておるわけですけれども、この問題はわが党の松本委員も、昨年の通常国会の予算委員会でも、救難体制、そういうような関係から御質問しておるわけですが、前々から海上保安庁の救難体制というものが、十分でないということは問題になっておるわけです。ところが、火災に対しての消防体制というものも十分でない。海上保安庁の一覧表を見せていただいても、完全とは言えませんけれども、まあまあ能力を持っている消防艇は三隻しかない。うち一隻は年が明……

第64回国会 法務委員会 第4号(1970/12/08、32期、公明党)

○沖本委員 ただいま日本社会党、公明党及び民社党から共同提案されました人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案に対する修正案につき、提案者を代表いたしまして、その提案の趣旨を御説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。    人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案に対する修正案   人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案の一部を次のように修正する。   題名中「公害犯罪」を「公害犯罪等」に改める。   第一条中「公害」を「公害等」に改める。   第二条の見出しを「(人の健康に係る公害を生じさせる罪)」に改め、同条第一項中「危険を生じさせた」を「危険を及ぼすおそれのある状態を生じ……

第64回国会 法務委員会 第6号(1970/12/10、32期、公明党)

○沖本委員 自由民主党、社会党、公明党、民社党、共産党、五党を代表して、附帯決議案の趣旨を説明いたします。  まず、案文を朗読いたします。    人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案に対する附帯決議(案)  一、政府は、複雑多岐にわたる公害の実情にかんがみ、不断の努力によりいやしくも企業責任が現場責任者のみに転嫁されることのなきよう努める等適切な運用をはかるとともに、今後公害の状況に応じ必要により関係法令について所要の改正措置を講じ、将来いわゆる食品薬品公害等の防止についても規制措置を検討するなど公害の防止に万全を期すること。  二、政府は、公害監視につき適切な措置を講ずることによりいわ……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 運輸委員会 第18号(1971/05/12、32期、公明党)

○沖本委員 私は航空局長に、主として航空行政全般に関してお伺いしたいのですが、時間をあまりいただいておりませんので、二、三にとどめたいと思います。  まず、いろいろな点から日本の航空行政を見てみまして、空港整備五カ年計画というようなものもあるわけですけれども、何かどろなわ式な――どうしても航空行政というものは、十年とかそれ以上とか向こうを見て、いろいろなものを展開していただかなければならないわけなんですけれども、現状だけをにらんで、それに対して一生懸命、どうだこうだと言っているようにしか見えないわけです。そういう点非常に危惧を感じるのですが、そういう点からいろんな問題を伺っていきたいと思います……

第65回国会 法務委員会 第2号(1971/02/17、32期、公明党)

○沖本委員 これは現在大阪の家庭裁判所で取り扱っている事件で、まだ結論が出てない問題になるわけですが、ちょっと問題があると思いますので、裁判所側にいろいろお伺いしたいわけでございます。  内容を申し上げますと、ある中学校の女子の生徒ですが、ソフトのクラブに入っておった。その同僚が校外であまり品行がよくなかったという点があって、注意をした際に――その当該の少女はソフト部の部長だったわけです。それが注意をした際に、野球のバットでおしりをたたいた、こういうことが去年の四月ですが新聞に出て、それでバットでということが内容になって事件が大きい、こう思われたわけですが、その当人あるいはその父兄は、私が約二……

第65回国会 法務委員会 第10号(1971/03/10、32期、公明党)

○沖本委員 私は、関連的になると思いますが、まず矯正局長にお伺いしたいのです。  先ほど収監している数が二千人、こういう御発表をなさいましたけれども、この二千人に対する看守の数というものは十分なんでしょうか、足りないんでしょうか。もう一点は、その二千人そのものが大阪刑務所の中で収監する数にマッチしているのかどうか、多過ぎるのではないか。それからへいの高さですけれども、どこも同じようなへいの高さなんですか、そういう問題はどうなんですか。
【次の発言】 数の点は遠慮したいというお話なんですが、要は最初の発端は一一〇番で、へいを乗り越えた脱走者があるのじゃないかというところからなんです。ですから、へ……

第65回国会 法務委員会 第12号(1971/03/16、32期、公明党)

○沖本委員 最初にまず御質問いたしますが、この改正法案ですけれども、裁判所のほうがこの訴訟費用の改正をなぜもっと早くおやりにならなかったか、この点について御説明願います。
【次の発言】 話は別になりますけれども、同じ民事訴訟法で罰金等のこともあるわけですね。これは昭和二十二年ということになっているそうですが、これはこのままでございますか。
【次の発言】 むしろ罰金等のほうが、現在の問題に即しまして、より現実的な大事な内容じゃないでしょうか。この点いかがでしょう。
【次の発言】 先ほどのお話でございますが、刑法の全面改正、こういうものと一緒に合わしてお考えだ、こういうことですけれども、この刑法の……

第65回国会 法務委員会 第16号(1971/04/13、32期、公明党)

○沖本委員 質問に先立ちまして、三権分立の立場から立法府のほうから批判することはどうかというようなお話もございますが、憲法擁護の立場を堅持するためにあえて質問したいと思います。  まず、最高裁のほうに御注文したいと思いますが、この一連のいま世間で問題になっておりますことをとらえてみまして、最高裁は憲法の番人として憲法の確固たる擁護と司法の独立を守って、少なくとも司法の尊厳に対する疑惑を国民に与えないことに最大の努力を払ってもらわなければならない、こういうふうに考えるわけです。それと同時に、今回の再任あるいは新任拒否、罷免については私たちはきわめて遺憾である、こう考えております。  そこで、まず……

第65回国会 法務委員会 第18号(1971/04/28、32期、公明党)

○沖本委員 私も、畑先生に続きまして、民法の一部を改正する法律案について御質問いたします。時間が短いので、できるだけまとめてお伺いいたしますから、お答えのほうもまとめてお願いしたいと思います。いろいろお話が出ましたので飛び飛びになるとは思いますけれども、よろしくお願いいたします。  根抵当を主として利用しておられる金融機関はどういうところがあるかという点と、根抵当は現在経済取引において非常に重要な機能を営んでおるわけであるから、この法律改正ということになったわけですけれども、それだけにこの法律は関係者にとって重大な影響を及ぼすと思われるわけであります。そういうところからこの立案にあたって、どう……

第65回国会 法務委員会 第22号(1971/05/21、32期、公明党)

○沖本委員 私は、いまの畑先生のお尋ねと同じものをとりあえず先にしたいわけですが、最高裁長官は、憲法記念日を前にして、いたずらに中傷誹謗をして国民の疑惑を生じる、こういうふうな談話を発表されているわけなんです。これは新聞にちゃんと載っております。そういう意味から、私たちがいたずらな誹謗中傷をしておる、あるいはほかから言っている、これはわかりませんけれども、名ざしにされたわけではないわけです。そういう点に関して、畑先生と同じようにわれわれは国民の側に立って見て、むしろ疑惑や誹謗に関して、そういう中傷誹謗を解明するためにも、疑惑を解くためにも、国会へ長官がお出になってきて真相をはっきりおっしゃると……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 法務委員会 第2号(1971/07/23、32期、公明党)

○沖本委員 きょうは幸い大臣も御出席いただいて、最初に所信表明もいただいた大臣の初めての日でございますし、いま一番問題になっております公害に関する問題でお伺いしたいと存じます。  公害罪法、一般にそういうふうに呼ばしていただきたいと思いますけれども、これが七月一日に施行された、こうこうことになるわけですが、一応昨年の公害国会で「おそれ」の事項を抜くとか抜かないとかいうような問題から、いろいろな問題点を残しながらこの法律が通ったわけです。その法律は不備であるか完備されているものか、いろいろな点に疑問点が一ぱいあるのですけれども、さて七月一日にこの法律が施行されて現在に至る段階で、どのようなことが……

第66回国会 法務委員会 第3号(1971/09/03、32期、公明党)

○沖本委員 きょうは少しお時間をいただいて、最近話題になっております、また問題になっております爆発物を使用する問題、爆弾事件そういうものと、それからせんだって大阪の刑務所のほうに不正入試事件の調査に私たちは行ったわけですけれども、それの締めくくり的な、そのままになっておりますから、そういうふうな点について御質問したいと思います。  まず、爆発物に対してでありますけれども、一日の新聞で通産省のほうが、いままでの保管とか管理とかこういうものがずさんだった、こういうところから省令でもう少し厳重にすると、こういうふうな内容をお出しになったようでございますが、これの詳細についてお答え願いたいと思います。

第66回国会 法務委員会 第4号(1971/10/12、32期、公明党)

○沖本委員 私は、新潟水俣病事件の判決が、一応原告の勝利で終わったことは非常に喜ばしいことであります。また、きのうきょうのテレビ、新聞を見ますと、原告側のほうも、裁判の判決の意義を意義あらしめるために控訴はしない、こういうふうな内容の発表があったりしました。こういう判決とは別個に、公害事件における被害者救済の法制度として、現在の法制度がはたして必要かつ十分のものであるかどうか、こういうことは大いに問題点があるわけでございます。そういう点につきまして、少し関連をした質問をさしていただきたいと思います。  まず、被害者救済における法律としては、新潟水俣病事件においては民法の七百九条が用いられました……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 法務委員会 第3号(1971/11/17、32期、公明党)【議会役職】

○沖本委員長代理 速記をとめて。
【次の発言】 私は、主として入管業務につきましてお伺いしたいと思います。  来年成田の空港が大体できる、こういう見通しに立ってお伺いするわけですが、私はこの九月から十月にかけまして、羽田の空港に所用がありまして何日も行きました。そこで実際に出入国管理業務を以前よりもう少し深く見てきたわけですけれども、そういう観点に立ちましてぜひとも大臣、局長方に十分この問題を考えてもらわなければならない、こういうふうに感じたわけでございます。  そういう観点からお伺いするわけでございますが、私が一番感じましたのは、この十月十五日ですけれども、出発便のほうの空港のロビーはもう足……

第67回国会 法務委員会 第5号(1971/12/03、32期、公明党)

○沖本委員 きょうは法案の審議でございますが、給与法案につきまして御質問をいたします前に、法務大臣に二、三お伺いしたいわけでございますが、きょうの新聞に、北朝鮮との交流を拡大して、札幌のオリンピックに百人ほどお呼びになり、入国の問題が相当緩和されるのではないかというような希望的な記事が出ておったわけでございます。  その記事に目を通してみますと、「朝鮮民主主義人民共和国との関係を改善するため、対策を検討している」こういう内容で、あるいは先月の国連で中国の代表が、「「国連が朝鮮に関して行なつた非合法的な決議(一九五一年二月一日決議=朝鮮戦争への中国義勇軍の参加を“侵略”とみなし、すべての国に対し……

第67回国会 法務委員会 第6号(1971/12/08、32期、公明党)

○沖本委員 関連で、少しお伺いしたいと思います。  畑先生がお述べになりましたとおり、もちろん私たちも現代のこういうような火炎びんの事件に関しましては、ぜひとも厳重に取り締まっていただきたい、こういうふうなことに考えているわけですけれども、それに関しまして、いまもお話ございましたけれども、引火しやすいものを所持するという点になるわけですが、これは法律ですから、短い文章でできてくると思うのです。その場合に、たとえて言うなら、ガソリンスタンドからエンジンの部品を洗うためにガソリンを買ってきても、これは爆発物、引火物を持って歩くことになると思うのです。そういうものも全部、持っている人の説明によってい……

第67回国会 予算委員会 第3号(1971/10/26、32期、公明党)

○沖本委員 私はゆうべ現場へ行っておりました。いま帰ってきたばっかりでございます。なまなましい現場の状況をつぶさに見ましたし、現地の方々といろんな対策も立ててきたわけでございます。そういう観点から、関係閣僚の方々は、公明党を代表して行った国会議員が国会に報告すると、こういう意味合いで内容をお聞きになっていただきたいと思います。  そういう観点から考えまして、先日もあった727の全日空機の事故以上に、私の直接感じた内容は全く悲惨だ、こういう感じばっかりでした。そういう点から、むざんななくなり方をなさった方々の御冥福を心からお祈りもしますし、また、御遺族の方に心から満腔の弔意を表したいと思いますし……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1972/03/15、32期、公明党)

○沖本委員 まず委員長にちょっと申し上げておきたいのですが、特別委員会というのが、ともすれば何か付随的な委員会みたいになって、御答弁に来られる方々が結局責任ある答弁ができないというようなことが非常に多いわけです。これでは特別委員会を持っている意義がなくなってくる、こういうふうな感じを受けるわけです。担当の大臣あるいは次官とか局長さんがいない場合でも、課長さんでも十分仕事の面ではその衝に当たる一番最たる方々ですから、当委員会あるいは特別委員会で取り上げられる問題は、すべて各省にまたがったものであり、重要課題である、こうお受け取りになっていただいて、十分その機能を果たせるだけの仕事をしていただく。……

第68回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1972/04/05、32期、公明党)

○沖本委員 私も少し時間をオーバーします、だいぶ待たされたから。  前回に引き続いて航空問題について御質問したいと思います、政務次官もお越しになりましたし、それから外務省の方もお越しでございますね。  今国会の予算委員会でも問題になりました、那覇空港が沖繩返還時の五月十五日現在で完全に返還されないという問題についてでありますけれども、P3の移転費用が認められなくて移転ができないということで、普天間のほうの飛行場の整備を待って移転する。そういうことになってきますと、返還にからみまして、那覇空港が返還時において実際にどういうふうな機能を発揮し出してくるのかということになってくるわけです。  そこで……

第68回国会 法務委員会 第3号(1972/03/07、32期、公明党)

○沖本委員 畑先生並びに中谷先生でほとんど聞き尽くされたように思うわけでございますけれども、重複するところもあると存じます。私は同じような観点からお伺いしたいわけですが、あくまでも国民の立場に立って公正な裁判を行なってもらいたい、こういう気持ちの上からお伺いしたいわけです。  それで、それにつきましてある法律学者の方に伺いますと、最高裁は最近だんだん旧憲法時代に返りつつあるんじゃないか、こういうふうな御意見がございました。それで、いまも中谷先生がお触れになりましたけれども、昨年の最高裁長官の憲法記念日の談話の中に、「近時、遺憾ながら、その真意を正しくくもうとせず、ことさら中傷、ひぼうを加え、裁……

第68回国会 法務委員会 第4号(1972/03/08、32期、公明党)

○沖本委員 だいぶ時間が狂いましたのではしょらなければしかたがなくなったわけですが、私はきわめて素朴な立場からこの問題をお伺いしてみたいと思うのです。  まず、きのうの委員会で青柳先生は、判事補の再任問題について暗殺というおことばをお使いになった。そういう点から見れば、金野判事補がおやめになったという点は、これは焼身自殺、こうとらえられる、ことばの上ですが。ですから、現在議題になっております問題を同じような角度から取り上げてみますと、きのうも申し上げたのですが、私は裁判所のマル生運動みたいに受け取られると考えられるわけです。素朴な考え方です。その二人制のほうでチェックして、それでそのほかは十年……

第68回国会 法務委員会 第15号(1972/04/18、32期、公明党)

○沖本委員 関連して、ちょっと大臣にお伺いいたします。  仮釈放の基準についてでございますが、仮釈放の基準の中には、「本人が善良な社会人として自立するに最も適当と認められる時期にこれを許すもの」としている。それから中身だけ少し抜いて言いますと、「改俊の状があること。仮出獄期間中再犯の虞がないこと。社会の感情が仮出獄を是認すると認められること。」こういうふうな基準があるわけであります。すでにこういうふうな方々の中では、大阪大学の不正入試事件問題が出ております。これも仮出獄した人たちが犯しているわけです。大久保清の事件も同じことが言えるわけです。それからピストル事件、永山事件等もあるわけです。  ……

第68回国会 法務委員会 第17号(1972/04/21、32期、公明党)

○沖本委員 前回に引き続きまして、この犯罪者予防更生の問題と取り組ませていただきます。  そこで、前回私が質問した中で、無期とかあるいは長期刑に服務している人たちの仮釈放あるいは仮出獄、こういう者のあり方として、間々こういう人たちが大きな重大事件を犯しておるということを申し上げて、その数の点もお伺いしたわけですが、過去三年間で仮釈放した方が五十二件、その中で取り消しになったのが二十一件と御答弁があったわけです。二十一件ということになりますと、約半数近い者がそうだということが言えるわけですが、一がいにこの数字だけをとらえて云々ということではありませんけれども、まあ社会的な感覚として……。

第68回国会 法務委員会 第19号(1972/04/26、32期、公明党)

○沖本委員 私は五党を代表して、犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案に対する修正案について、趣旨の説明をいたします。  まず、修正案文を朗読いたします。    犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案に対する修正案   犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   附則第一項本文を次のように改める。    この法律は、公布の日から起算して二十日を経過した日から施行する。  ただいまの修正案につきまして、その提案の趣旨を御説明申し上げます。  御承知のように、政府原案は本年四月一日から施行することになっておりますが、その五条によりますと、中央更生保護審査会の委員長の任命……

第68回国会 法務委員会 第21号(1972/05/10、32期、公明党)

○沖本委員 私は、現在係争中であるところの、いわゆる狭山事件につきまして御質問したいと思います。  事件は昭和三十八年に起きたことであり、現在法廷で第二審に入っておる事柄なので、しばしばわれわれの領域を逸脱するような発言になるかもわかりませんが、その点は御了承願いたいと思います。  現在係争中でありますけれども、これは部落解放同盟がことしに入り、また昨年もずっとこの問題に関して、石川青年の無実を主張しながら、特に全国的にこの問題を取り上げて、国民に石川青年の無実を訴えております。 こういう事柄でありまして、ただ、現在訴訟が続行しておるということでこの問題に触れないというわけにはいかない問題であ……

第68回国会 法務委員会 第23号(1972/05/16、32期、公明党)

○沖本委員 先週は土井たか子さんの御質問があったのですが、関連する部門も出てくるとは思いますけれども、できるだけ避けるようにしまして、罰金等臨時措置法の一部を改正する法律案について御質問したいと思います。  ある本に出ておったのですが、その中で、昔はむちの刑があって、死罪に至るまで五種あり、二十段階の刑にそれぞれ罰金が当てられておった。この罰金で体刑にかえるという制度があったことを読んだように思うわけです。これは刑罰についての身分的な差別ではないか、こういうふうに考えるわけであります。それだけの弁済が可能な、いわゆる経済の豊かな者は実刑を免れて、貧しい者だけが刑を受ける、こういう結果になってお……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 法務委員会 第3号(1972/10/11、32期、公明党)

○沖本委員 私は、とりあえず法務行政の内容について御質問したいと思います。  過日、私たちは委員長のお供をしまして、九州地方の裁判所、法務関係の各施設なり内容を視察してきたわけでございますが、そういう中からもいろいろと今後考えなければならない問題、そういうようなものを見てきたわけでございます。そういう点から考えてまいりますと、これから予算編成、いろいろな立場に立ってものを考えなければならないわけでございますが、とりわけ最近各地方で問題を出してきておりますのに、登記所の問題がございます。  それで、一例をあげてみますと、これは長崎の法務局からの視察のときの資料と要望事項で、いただいておるわけでご……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 法務委員会 第1号(1972/11/07、32期、公明党)

○沖本委員 私は、矯正局と入管、この法務省関係と裁判所の問題に関しまして御質問したいと思います。  先に法務省関係の御質問をさせていただきます。問題点はまた大臣の時間がとれましたときにお伺いしたいとは思いますが、きのうもハイジャックのあったことでもございますし、現在から将来に向かってエアバスも使うような交通事情の変化が相当あるわけです。そういうものを考えながら、間もなく成田に国際飛行場が移るということ、それから中国の関係も発展していく、こういうものを対象にして、現在の入管のほうのいわゆる審査体制、こういうものは十分体制がとれて人員がいらっしゃるのかどうか、そういう点についてまずお伺いしたいと思……


沖本泰幸[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院32期)

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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 運輸委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会外務委員会連合審査会 第1号(1970/04/13、32期、公明党)

○沖本委員 私は同僚委員の了解を得まして、時間の都合で法務大臣のみに御質問を集中したいと思います。  私は、主として在日朝鮮人の帰国問題についてお伺いしたいわけでございますが、先般も本会議場におきまして、この問題は日赤の問題にかかっており、向こう側の意見待ちになっている、こういう御答弁があったと思うわけでございますが、もう一度これを詰めてみまして振り返ってみますと、政府は、この帰国問題については、一応日本政府としての帰国に関する業務は終わった、あとは日赤のほうにのみ譲る、こういうことになって、政府は関与しない、こういう形で日赤だけで進められておるわけでございますが、そこでお伺いしたいわけですが……

第63回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1970/03/17、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、主として同和対策特別措置法に関連して、法務行政に関係のある問題について御質問したいと思います。  まず、昨年の暮れにこの同和対策特別措置法が施行されました。しかし、これはまだ施行されたということになっただけで具体的な同和対策に対する行政というものが重点的に行なわれていない、こういううらみが多分にあるわけでございます。  そこで、法務大臣にお伺いしたいわけでございますが、この同和対策の基本的な精神になるわけでございますが、差別問題についてはどうしても人権ということがからんでくるわけでございます。ところが、この同和対策特別措置法に関連して長期計画というものを各省がお立てになった……

第63回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1970/03/18、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、きょうは主として執行官の問題につきまして御質問したいと思います。  いろいろ執行官についての記録を拾ってみますと、毎回のようにこの執行官の問題が取り上げられて、論議を呼んでいるという点を見受けるわけでございます。ということは、依然として執行官の業務の中に明朗なものがない、すっきりしたものがないために、執行官問題が絶えず紛争を起こしている。こういうことで、一番問題は裁判とその執行、こういう関係にあるわけですから、どうしてもこの問題ははずせないわけですけれども、裁判はあくまでも公正に行なわれて、厳粛なものとして国民からは受け取られておるわけですけれども、それが一歩、法の執行、執……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1970/03/11、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、国鉄の大阪城東貨物線の電化問題と阪和線の高架問題、それから私鉄の南海電車の高架問題あるいは私鉄の立体交差等の問題について御質問をしていきたいと思います。  まず、国鉄の外環状線なんですが、地元のほうは、この城東貨物線の電化、客車化について、過去昭和二十七年から、何とかこれを早急にやっていただきたい、こういうことで陳情を重ね、いろいろとお願いしてきておるわけでございますが、いまだに実現に至らない。一部永和と蛇草の間を立体交差のために上げていただいたわけですけれども、これもいつになったらこれが同じ程度のものになってくるのか、将来についての見通しが全然立たないわけです。こういうこ……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1970/03/16、32期、公明党)

○沖本分科員 私は火災事故につきまして、それから消防艇の問題についてお伺いしたいと思います。  最近火災事故はだんだんふえてきておりますが、特にプロパンで事故がたくさん発生しております。いわゆるガス漏れがあって、それで一度に爆発して火災を起こした。それが人身事故に多く結びついておる。こういうことをよく新聞紙上でも見受けますし、最近もマンションで事故がありましたし、ホテルでも大きな事故があった。こういうことがあるわけですが、この問題につきまして、現在のところ自治省あるいは消防庁としてはどういうふうな対策を講じられておるか、それからお伺いしたいと思います。


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1971/02/22、32期、公明党)

○沖本分科員 私は主として同和対策特別措置法に関連する問題を主体としてお伺いしたいと思います。  まずこの特別措置法は十年の時限立法で、できてからもう約三年近くなります。これができますときには、明治四年八月の太政官布告で解放令が出て以来の大きな差別問題を解決する糸口であり、広い意味で大きな問題としてこれが政府で取り上げられて、与野党一致してこの法律ができたわけです。しかし法律ができて、政府のやり方を見ておりますと、法律さえつくったらいいのじゃないか、こういうふうにしか見えないわけです。これは全体としていえることでございますが、結局中身が十分伴ってこない。そうすると、十年の時限立法ですから、だん……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1971/02/23、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、主として同和対策に関しまして御質問したいと思います。  まあ、時間が余りましたら社会教育、特に公民館についてお伺いしたいわけですが、この同和対策特別措置法が施行されましてもう足かけ三年、こういうことになるわけです。そこで、一番大事なことは、同和対策としては、心の問題と物の問題と二つあるわけです。それで、この法律ができますときに、総理大臣も教育の面に関しては、これは一番重要なことだからと、こういう御発言もしていらっしゃるわけでございます。そういうところでこの同和対策特別措置法を受けた文部省としては、現在までどの程度までこの問題を消化していらっしゃるか、その点についてお伺いした……

第65回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1971/02/24、32期、公明党)

○沖本分科員 では、総理府総務長官が見えましたので、私は、同和対策の問題につきましてお伺いしたいと思います。  代々の総務長官の中で、山中総務長官がこの問題に一番熱心に取り組んでいらっしゃるんじゃないか、こういうふうに考えるわけでございますけれども、総務長官は、昨年の六月の解放同盟の大会に御出席になりまして、いろいろ部落解放の問題につきまして御発言になっていらっしゃるわけでございます。その前に、この法律が四十四年の七月に制定されて足かけ約三年、こういう経過をたどっておるわけですけれども、一番窓口として総務長官でございますから、まあ率直に申し上げますと、私たちが心配いたしますのは、明治四年の八月……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1971/02/22、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、主として先般建設大臣のほうから御発表になりました交通停滞に対する立体交差五カ年計画というものに関連いたしましてお伺いいたしたいと思います。  この交通停滞は、交通事故とともに慢性化してしまいまして、重大な現在の社会問題である、こう考えていいと思われるわけで、そういう関係からも、特にあなたのほうでこういう五カ年計画をお立てになったんだ、こういうふうに考えておるわけでございますが、それにつきまして、具体的にこの五カ年計画によってどの程度交通停滞、どういう形で将来に向かって解決できるか、こういう点の御構想を先にお伺いしたいと思います。

第65回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1971/02/25、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、主として大阪の外環状線関係を御質問すると申し上げておったのですが、先ほど久保先生の御質問の中にもありましたとおり、成田空港の問題が世間を騒がしておりますし、連日のことでだんだんエキサイトしてきて、これは行く末どうなるのだろう、こういうふうに国民に多大な不安を与えておる。こういうふうな事柄にかんがみまして、冒頭に成田空港について一部御質問したいと思います。  同じような質問になるかもわかりませんが、代執行に対しましてガードマンが出ておりますが、その点について、千葉県がやっていることだけで、大臣のほうでは、そういう内容について御承知はなかったわけでしょうか。

第65回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1971/02/19、32期、公明党)

○沖本分科員 自治大臣がお越しになっていらっしゃいますので、私は、同和対策特別措置法につきまして、持ち時間一ぱい御質問さしていただきたいと思うのです。  この同和対策特別措置法をつくります段階におきましては、大臣は一番この問題はお詳しくて、これを成立させるために非常な御尽力をいただいたお方でございます。そういう関係から、そういうものを特に考えながら、大臣に御質問したいと思いますが、ひるがえりまして、現在の段階からこの問題を考えてみますと、昨年の十二月の七日に部落解放同盟は台東体育館で全国大会を開いて、全国の市長さん方がずいぶんとこの大会に参加された。なぜこういうふうな大がかりなことになったかと……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/02/22、32期、公明党)

○沖本分科員 私は同和対策特別措置法に関連した御質問をしたいと思っておったわけですが、その前に、きのうの新聞によりますと、千葉県で十九日、ソ連の漁船がトロールをやってタコつぼ漁場を荒らした、ブイが数個損害を受けたという記事が出ております。それで、それについて水産試験場の調査船がソ連船にかけ合って、三十分後には操業を停止した、こういうふうに出ておりますが、この記事によりますと千葉県内ではソ連船の操業で地元の漁業が直接損害を受けたのは初めてだ、さらに千葉県は水産庁や外務省を通じてソ連大使館に、地元の漁場を荒らさないように操業をやめてほしいと要望した、こういうふうに記事が出ておりますが、この内容につ……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1971/11/05、32期、公明党)

○沖本委員 井岡先生も翌日現場のほうへお越しになったというお話ですが、私は予算委員会でも申し上げましたとおり、事故当日、その晩に現場へ行きました。まだ救出作業をやっている中を実際に見てきたわけです。そういう観点に立ちましていろいろと御質問してみたいと思います。   〔小峯運輸委員長退席、伊藤交通安全対策特     別委員長着席〕  まず政府側になるわけですが、いままでに新聞紙上でも過去の鉄道事故について相当詳細に報道されております。そういう中から運輸大臣にも申し上げたのですけれども、鉄道事故に対して立ち入り検査をやるとかいろんな特別検査をやっていくとかという御発表があるわけですけれども、そうい……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 外務委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号(1972/04/13、32期、公明党)

○沖本委員 私は、本日問題になっております問題につきまして、国民の知る権利はいかにあるべきか、またいかにして守らなければならないか、こういうことにつきまして、憲法の根本に立って総理大臣の所信を伺っていきたいと思うわけであります。  そこでまず第一に、われわれ一番大事にしなければならない憲法の根本精神、こういうものに一度立ち返ってみたい、こういうことで考えていきますときに、日本国憲法の前文を一度読んでみたい、こう思います。  日本国憲法の前文には、「日本国民は、正常に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のも……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1972/03/21、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、時間をちょうだいいたしまして、同和問題につきまして、大臣並びに関係の方々にお伺いしたいと思います。  同和対策特別措置法が四十四年七月にできましてから、もう数年になります。しかし、全然進んでいないということではないわけですが、それぞれ毎年予算は組み立てられておるわけですけれども、そういう中にありまして、この同和問題をとらえていく立場から、文部省の果たす役割りというものは、非常に高い役割りを持っていらっしゃる、こういうことになると私は考えるわけでございます。しかし、この特別措置法ができましてから、問題がまたいろいろな方向に分かれていっているということでございます。この法律ので……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1972/03/22、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、この時間は主として同和問題に関しまして総務長官に御質問をしていきたいと思います。  まず総務長官にお伺いいたしますが、去年までは、実態調査をやる、こういうことで、措置法に従って実態調査を進めていくことなんです。きょうまでできるだけ各省のお考えをいろいろ伺ってきました。そういう上からは、昨年は、各省とも、総理府の実態調査を待って、それに従って具体的な方策、政策を立てていく、こういうふうなお答えが非常に多かったわけです。特に自治大臣は、そういう点についてそういうお答えが昨年はあったわけなんですが、見てみますと、各省ともまちまちである。まだ見ていないという方もいらっしゃるわけです……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1972/03/22、32期、公明党)

○沖本分科員 国鉄総裁に主として御質問いたします。  私が運輸委員会並びに当分科会で毎年のようにずっと質問し続けてきておるのですが、この毎年やっている質問がいつ終わるのだろうか、非常にむずかしい気持ちに立っておるわけです。そう申し上げますと、御承知のとおり大阪の外環状線の電化、客車化という問題になるわけなんです。昨年度は磯崎総裁から、総武線が大体めどがついたから、終わり次第大阪のほうに取っかかる、こういう御発言をしていただいたわけなんですけれども、御承知のとおり大阪周辺の交通渋滞というものはたいへんな問題をかかえ込んでおるわけで、その中でこの交通問題、乗客のさばき方というものにこれからの大きな……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1972/03/21、32期、公明党)

○沖本分科員 私は限られた時間の中でちょっと消化しにくいのですが、同和対策につきまして大臣並びに関係者の方にお伺いしたいと思います。  まず、部落解放同盟から出ておる「解放新聞」というのがあるのですが、その中に書いてあることを一応読んでみます。  「部落差別はない、ねてる子を起すようなことをするな、というひとびとは、今日かなりすくなくなったようだが、まだまだ根強く残っている。部落問題についてあるていどの認識と同情をもっている場合でも、そんなに深刻な問題であるとは考えていないひとびとが沢山いる。  しかし、ここに特集した数々の差別の事実は、部落差別の深刻さと悲惨さをひとびとに問いかけその再認識を……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○沖本分科員 私は、同和対策につきまして大臣並びに関係の方々にお伺いしたいと思います。  同和対策事業特別措置法が四十四年七月にできまして、もう三年有半になるわけです。これは大臣よく御存じでございます。ところがいっこうに遅々として内容が進まない。そしてだんだんと地方自治体のほうにそのしわ寄せがいって、いま非常な混乱が起きているわけです。この点も大臣がよく御存じだと思うわけでございますが、昨年のやはり分科会で秋田自治大臣にこの問題をお伺いしたところが、いま総理府が実態調査をやっておるので、その実態調査を待って具体的な長期計画を策定して実施に当たっていきたい、こういうふうなお答えがあったわけです。……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1972/03/21、32期、公明党)

○沖本分科員 私は主として同和対策につきましてお伺いしたいと思います。  いま栗山先生が、農民が将来に対して非常な疑惑を持つというお話をなさっておりましたが、より以上に農漁業に携わる同和対策地域の人たちがもう一つひどい疑惑に立っているという点をお考えいただきたいわけです。  それでいま日本の国は沖繩の返還を迎えようとしております。ところが沖繩が悪いというわけではないのですが、沖繩百万県民といわれております。同和対策の人口は約三百万から四百万、こういわれておるわけです。同じように片や沖繩は異国の支配を受けて現在まで戦後二十数年間われわれの手元を離れて苦しんできた。何とかあたたかく、明るく迎えてあ……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1972/03/24、32期、公明党)

○沖本分科員 私は同和問題に対して、大臣並びに関係の御担当者に御質問したいと思います。  私の質問は、ただいま御質問になっていた阿部議員あるいはこれから御質問になる上原議員の御質問にも相通じる問題であると思うわけであります。結局、労働条件の中の差別問題、広い意味の差別問題ということも考えていきますときに、差別をなくするような労働対策が一番最低限の人たちの労働条件を緩和していく、こういうことに相通じるのではないか、こういうふうに考えるわけでございます。そういう点から、時間も限られておりますので、ごく限られた範囲内の御質問にはなると思いますけれども、同和対策特別措置法によりまして総理府のほうで実態……



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データ更新日:2023/02/05

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