大久保直彦 衆議院議員
32期国会発言一覧

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大久保直彦[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは大久保直彦衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

大久保直彦[衆]本会議発言(全期間)
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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 衆議院本会議 第11号(1971/02/25、32期、公明党)

○大久保直彦君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました環境庁設置法案に対し、佐藤総理並びに関係大臣に質問を行ないたいと思います。  環境保全政策の本質は、単に被害が発生してから対策を講ずることにとどまらず、自然科学、社会科学及び生態学の見地から、自然環境の復元とその人為的環境づくり、また、歴史的、文化的遺産の保全にまでさかのぼって対処すべきものであると考えております。しかし、従来までの政府の姿勢は、常に問題発生の後手に回りまして、かつ、企業優位に立った、まことに徹底を欠くものであったと思わざるを得ないのであります一したがって、わが国の環境破壊の現状を必ず根絶できるという希……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 衆議院本会議 第6号(1971/10/26、32期、公明党)

○大久保直彦君 本日は、歴代政府・自民党の中国政策が根底から瓦解した記念すべき日でございます。(拍手)  私は、公明党を代表いたしまして、中華人民共和国の国連における正当な権利を回復し、台湾追放を求めるアルバニア決議案が圧倒的多数をもって採択されるというまさに歴史的な事態に対し、佐藤総理に対し、その所信と政治責任について若干の質問をいたしたいと思います。(拍手)  言うまでもなく、戦後二十数年の間、中華人民共和国の国連における正当な権利を回復させることに対し、アメリカ並びに自民党政府は共謀し、虚構の上に虚構を重ね、中華人民共和国政府を唯一の正統政府とする中国の国連復帰を積極的に妨害し続けてきた……

大久保直彦[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

大久保直彦[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1970/04/07、32期、公明党)

○大久保(直)委員 対策庁の設置の法案の内容につきましては、かなり審議も進んでおりますので、私は、その対策庁がこれから具体的な作業に入りますその基本的な沖繩復帰に対する姿勢といいますか、今後の具体的なビジョンの問題について、二、三お伺いいたしたいと思います。  初めに、いままでも再三議論ございまして、ただいまも川崎委員のほうから御質問ございましたのですが、このたびの沖繩復帰という大きなテーマが、戦後日本の政治課題として最も大きく評価されていいんではないかと思いますし、また復帰の内容については非常に多種、多岐にわたって分かれており、複雑である。いままで長官からもいろいろ伺っておるわけでありますけ……

第63回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第19号(1970/09/12、32期、公明党)

○大久保(直)委員 初めに尖閣列島のことについてお伺いしたいと思います。  去る十日の外務委員会におきましても、外務大臣は尖閣列島の領有権を宣言をされましたし、またアメリカの国務省においても明らかに米政権下にあることは言明されておるわけでございますが、もしそれが、先ほどの御答弁にもありましたように、国府の国旗が尖閣諸島の一番大きい、百二十七万坪といわれている魚釣島に立てられたということが事実であれば、これはゆゆしき事態で遡る。また大臣がおっしゃったようにまことに非友好的なやり方である。このように思うわけでありますが、先ほどその事実関係をすみやかに調査をするという御答弁がございましたが、これは重……

第63回国会 外務委員会 第2号(1970/03/06、32期、公明党)

○大久保(直)委員 舞台が変わりまして恐縮でございますけれども、中国問題につきまして、大臣の所信をお伺いしたいと思います。時間がございませんので、端的に伺いますので、ひとつ結論だけでけっこうでございますが、よろしくお願いしたいと思います。  一九七〇年代の日本外交の最大のテーマは中国問題であるといわれておりますが、さきの外務大臣の演説の中におきましても「北京政府がその対外関係において、より協調的かつ建設的な態度をとることを期待しながら、相互の交流と接触をはかっていきたい考えであります。」このように述べられておるわけでございますが、この前段の部分は明らかに沖繩返還に関します日米共同声明からの引用……

第63回国会 外務委員会 第3号(1970/03/18、32期、公明党)

○大久保(直)委員 きょうは、外務大臣に、核防条約について御質問させていただきたいと思います。  この核拡散防止条約につきましては、いままで国会にもたびたび論議がございましたのですが、いわゆる核爆発の平和利用の問題、また核保有国の核軍縮義務の問題、さらには非核保有国に対する査察の件、関連しましてユーラトムとIAEAとの問題、その他、条約の二十五年の期間の問題等、多々問題があるわけでございますが、私は、本日は、この条約の条文について二、三お尋ねをさせていただきたいと思います。  若干前後順序不同になるかと思いますが、前文の中で、一点、「核兵器の拡散が核戦争の危険を著しく増大させるものであることを……

第63回国会 外務委員会 第4号(1970/03/27、32期、公明党)

○大久保(直)委員 旅券法の一部を改正する法律案につきまして、二、三大臣の所見をお伺いいたしたいと思います。  関連いたしまして、ただいま戸叶委員から御質問があったようでございますが、万博の参観について未承認国からかなりの申請があり、それに対して政府が寛大な前向きな見解をとっておられるというニュースが流れているわけでありますけれども、その経緯また真偽のほど、そしてどんな国からどのくらいの申請があったのか。そういう点をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうすると北鮮云々という御見解は、大臣は御存じないところでございますか。
【次の発言】 けさのニュースによりますと、かなり寛大な措置がと……

第63回国会 外務委員会 第5号(1970/04/03、32期、公明党)

○大久保(直)委員 前回に引き続き旅券法の質疑を続行させていただきます。  いままでの質疑の結果、今回の改正案を一括いたしますと、手続面ではかなり緩和しているけれども、国民の海外渡航の権利という質的な内容面においてはかえって制限を強めている、こういう感をますます強くするわけでありますが、ここで一点お伺いいたしたいのは、昨年の前国会で本法案が流れまして、今日まで六カ月以上の月日が経過しているわけでございます。この間に、ただいまいろいろ問題になっております北鮮行きの旅券を出した事実はあるのかないのか、この点をお伺いいたしたいと思います。申請がどのくらいあって、それに対する旅券の発給の事実はあったの……

第63回国会 外務委員会 第7号(1970/04/08、32期、公明党)

○大久保(直)委員 旅券法の質疑を続行しているわけでございますが、きょう二、三お伺いして私の質問を終わらせたいと思います。  旅券の発給申請に伴う返事の問題でございますが、十三条で発給しないということが決定した場合に、十四条でその返事をいたすことになっておりますが、この条項ははたして実行されているのかどうかという問題と、あとはイエスにしましてもノーにしましても、やはり期限をきちっと定めたほうがよろしいのではないか、これが無期限に延ばされて、実際自分が参加する予定である国際会議なりまた博覧会が終わってしまってから返事をもらうようなケースが二、三あったというふうに伺っておりますが、この期限をつげて……

第63回国会 外務委員会 第8号(1970/04/10、32期、公明党)

○大久保(直)委員 外務大臣にお尋ね申し上げますが、このたびの日航のハイジャック事件の勃発によりまして、このたびハイジャック防止についての対策として、政府も特別立法を考え、厳重にこれを規制しようとしているわけでございますが、私も人道上の立場から、かかる凶悪犯罪に対しては、きびしく取り締まることについて、賛意を表明するものでありますけれども、ただ刑罰を重視するあまり人権無視にならないように、ともどもに御注意していただきたい。このことを要望いたしておきたいと思います。  私はきょうは、ハイジャックに関連いたしまして、最近国際的な政治犯罪としての外交使節に対する政治テロ事件がひんぱんに起きているわけ……

第63回国会 外務委員会 第10号(1970/04/23、32期、公明党)

○大久保(直)委員 通商航海条約のほうでございますけれども、特にブルガリアでございますが、ブルガリアとの通商航海条約を批准しようということでございますけれども、最近ブルガリア国内におきまして、外国企業の商業活動に対する規制の問題が発生いたしております。特に長期にわたる駐在を認めずに、三カ月以内のビザで行なう商業活動のみ認める、こういったことが、日本の外国企業とブルガリアとのダイレクトな取引を向こうは好まない。何かそこに――あそこは外国貿易省でございますか、エージェントなりインタープレットを置いて、そこで一切の管理並びに運営をしていきたい、こういう動きがあるわけでありますけれども、これは外国企業……

第63回国会 外務委員会 第13号(1970/05/06、32期、公明党)

○大久保(直)委員 この東京条約ずっと見てまいりますと、先ほど大臣の御答弁にもございましたけれども、むしろハイジャック防止ということは第二義的な感じがいたしまして、機内の犯罪及び乗っ取りに対する事後処理の面がかなり表に出ているのではないか、このような感じがいたすわけでございますが、しかしこの東京条約の提案理由の説明の中でも「この条約は、航空機内の犯罪等の行為の防止を国際協力によって解決していく上できわめて有意義なものであり、また航空機の不法奪取につきましても、それを国際協力によって防止する第一歩として意義があると認められます。」とこのように述べておられるわけでありますが、私も確かに第一歩として……

第63回国会 外務委員会 第15号(1970/05/08、32期、公明党)

○大久保(直)委員 限られた時間でございますけれども、日中問題、カンボジア情勢、沖繩返還問題、国防会議の問題、それから安保の問題、何せ一人なものですから、いろいろお伺いしたいと思いますが、総理並びに関係大臣に質問さしていただきたいと思います。  初めに日中問題から入らしていただきたいと思いますが、佐藤政府ができてから日中の前進はない、このようにちまたでも言われているわけでございますが、このたびの覚書協定におきましても、中国が名ざしで総理の批判をしておられる。また自民党の古井議員も、佐藤政府が続く限り日中関係の前進はないという感触の一端を述べておられる。昨日の本会議並びに本委員会の御答弁を伺って……

第63回国会 外務委員会 第17号(1970/06/10、32期、公明党)

○大久保(直)委員 時間がないので一言だけお願いしたいと思います。  先月末に発生をいたしましたペルーの大地震についてまとめてお伺いをしますので、まとめて御答弁を願いたいと思うのです。発生後のニュースはいろいろ伝わってきておるわけでございますが、わが国といたしまして、時を移さず天皇陛下からも見舞い電報、また外務大臣、また国民の名での見舞い電報等が打たれたわけでございますけれども、私ども日本が関東大震災という非常な災害にあったということだけではなしに、このたびのペルーの災害については、深いいろいろな誠意が寄せられていることはわかるわけでございますけれども、具体的に日本政府から二万ドルの援助金が贈……

第63回国会 外務委員会 第18号(1970/07/15、32期、公明党)

○大久保(直)委員 時間がございませんので、はしょってお伺いをいたしますが、最近海洋開発の研究の進展に伴いまして大陸だなの問題が脚光を浴びているわけでございますけれども、大陸だなの問題は、日本のみならず国際的にいろいろ紛糾を含む問題としていま話題になっているわけでございます。一九五八年の国連のジュネーブ会議で大陸だな条約というものが採択され、六四年からその効力を発しているわけでございますけれども、わが国、それからドイツ、ベルギーが生物資源の問題についてこの条約には反対をしておるわけでございますが、最近世界的にも加盟国が漸増しているという現状にかんがみまして、なぜ日本がこの条約に加盟をしないのか……

第63回国会 外務委員会 第20号(1970/11/17、32期、公明党)

○大久保(直)委員 私は外務大臣に対しまして、ただいま同僚議員からいろいろ質疑がございました中国問題並びに、もし時間がありましたら大陸だなの問題について御質問申し上げたい。  具体的な問題に入ります前に、基本的な政府の姿勢について二、三お伺いをしておきたいと思うのです。  政府は、この一年間機会あるたびに、中国問題は七〇年代の最大の外交課題であるということをしばしば述べておられますが、現実的には一歩の前進もなかったのではないか、むしろ昨年の日米共同声明をめぐる中国の動向等を見ましても、むしろ後退ではないかという印象が強く受け取れるわけでございます。私、この七〇年代の最大の外交課題として中国問題……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 外務委員会 第1号(1970/12/04、32期、公明党)

○大久保(直)委員 私は、きょうはおもに日中問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、その前に二、三繊維問題についてお伺いをいたしたいと思います。  現在、日米繊維交渉が非常に難航を続けているわけでございますけれども、その妥結の見通しについてはいかがでございましょうか。
【次の発言】 けさ方の外電によりますと、政府が駐米大使を通じて提案いたしました最終案に対しまして、アメリカ政府が非常に硬直した態度を示して拒否している段階である、こういうふうに打電をしてきておるわけでございますが、大使は政府の訓令待ちだと思いますけれども、政府としてこのアメリカの拒否という態度についてさらに譲歩をしようとして……

第64回国会 外務委員会 第2号(1970/12/17、32期、公明党)

○大久保(直)委員 国民各位からは、今臨時国会が公害、日中、繊維の問題を多く取り扱うということで期待をされておったわけでございますが、公害以外の日中、繊維につきましては前進のあとといいますか、発展の状態にありませんで、私、その問題を担当する外務委員の一員といたしまして、非常に遺憾に思っている次第でございます。きょうは、おそらくこれが大臣にお伺いする最後のチャンスであるかと思いますので、いささかこまかい点にまで及ぶかと思いますが、日中の問題についてお伺いをしたいと思います。と同時に、今臨時国会、今時点における政府の御見解並びに日中問題の争点というものをまとめて確認をさせていただきたい、このように……

第64回国会 外務委員会 第3号(1970/12/24、32期、公明党)

○大久保(直)委員 同僚委員から種々御質問がございましたので、重複を避けたいと思いますが、ただいま問題になりました、今回のコザ市の事件の背景となっております、いわゆる裁判の不公正の問題について、私も触れておきたいと思います。  大臣、重々御承知かと思いますが、民政府の布令によりまする第百四十四号の刑法並びに訴訟手続法典第二部第二章「安全に反する罪」という中で「合衆国軍隊要員である婦女を強姦し又は強姦する意志をもってこれに暴行を加える者は、死刑又は民政府裁判所の命ずる他の刑に処する。」、この種の罪をもし沖繩県民が犯しますと、これは死刑、こういうことになっておる。  また自動車事故、交通事故等の問……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 外務委員会 第1号(1971/02/15、32期、公明党)

○大久保(直)委員 私はラオス及び中国問題についてお尋ねをいたしたいと思いますが、先ほどからの答弁をいろいろ伺っておりますと、ラオスの件につきましてはジュネーブ協定に基づいた平和的措置を意図しておるということはよくわかったわけですけれども、具体的な扱いについては問題がございますが、その以前に大臣は、今度の南ベトナム政府軍がアメリカの支援のもとにラオスに対する進攻をはかった、この事実をどう受けとめられ、またそれをどのように評価されておるのか、また今後の軍事行動の展開いかんによりましてはいろいろ他国間との問題も起きてくると思いますが、その展開をどのように予測しておられるのか、この辺から明らかにして……

第65回国会 外務委員会 第10号(1971/03/19、32期、公明党)

○大久保(直)委員 コンテナ輸送の国際的増加ということにつきましては、近年大きな話題になっておるわけでありますけれども、この条約にわが国が参加するということになりますと、このコンテナ輸送を円滑にするのみならず、かなりコンテナ輸送に対する加速度的な役割りを果たすのではないか、このような考えがあるわけなんですけれども、この点についてまず冒頭にお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 コンテナ輸送が増大するということになりますと、年々その関係国間における新しい問題等が出てくると思うのですけれども、この点につきましては先ほど同僚議員から御質問がありましたので割愛をしたいと思いますが、同時に国内行政……

第65回国会 外務委員会 第13号(1971/04/14、32期、公明党)

○大久保(直)委員 先ほどの総理の御答弁の中で、特にこの一、二年、中国問題に対する関心が高まってきた、こういう御答弁がございまして、私も全く同感でございまして、日々に国民の中での中国に対する関心が高まっておる。特に最近、学者、文化人が中心になりまして、国民運動の形で国交正常化、国交回復を促進しようという動きが活発になっておることは、総理も御認識のことだと思いますが、まずその中でも、国民の中では、ついにここまできたかという感慨深げな日中間の問題についての意見も多々あるようでございますか、こうした国民のコンセンサスが日々に大きくなっておる、また、こうした国民運動の形で、片や日中国交正常化国民協議会……

第65回国会 外務委員会 第16号(1971/05/12、32期、公明党)

○大久保(直)委員 核丘器その他の海底における設置の禁止に関する条約について若干質問をいたしたいと思います。  本条約は、一九六七年にアルタの国連代表が事務総長あて口上書、要請書を出しまして以来、同年の総会において初めて、海底の平和利用並びに海底軍事利用禁止の問題が審議されたというふうに伺っておりますが、一九六七年以来今日、条約調印に至るまでのプロセスを、大まかでけっこうですから御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの国連局長の御答弁を伺っておりまして私、感じますことは、本条約調印に至りますまでのプロセスをずっと振り返ってみますと、特に米・ソ二大国が非常に大きな関心を持っておる……

第65回国会 外務委員会 第18号(1971/05/19、32期、公明党)

○大久保(直)委員 ただいまの「海底」の解釈につきまして、私も質問をいたしたいと思いますが、現在まで外務省が公表しておる文書で、領海及び接続水域に関する条約、この第二条では、沿岸国の主権は領海上の空間並びに海底及びその地下に及ぶ、このように明確にうたわれております。また大陸だな条約、これは仮の条約だという説もございますが、その第一条及び第二条にも「海床及び地下」、このように訳がなされております。ですから、二年ほど前にこの前の領海条約は国会を通っているわけでございますが、このときに提出した正文がなぜ短い期間で改められたのか疑問を持つわけでございますが、そのほかにも一九六九年七月にジュネーブの軍縮……

第65回国会 外務委員会 第20号(1971/05/24、32期、公明党)

○大久保(直)委員 去る十五日に沖繩返還協定の中間報告かなされまして、本委員会並びに沖特との連合審査において、その中間報告の内容が審議されたわけでございますが、以来一週間を経過しまして、具体的な問題についてはかなり前進があるのではないか、このように私考えております。先ほどからの大臣の御答弁で、本日三時から愛知・マイヤー会談が行なわれて日米折衝の詰めに入る、こういうことでございますが、月が変わりますと、日米間における返還協定の調印が予定されておる。こういった目前の事実からかんがみまして、調印に至るまでの大臣の具体的なタイムテーブルといいますか、調印までどういう会談を重ねていこうとなさっておられる……

第65回国会 予算委員会 第4号(1971/02/01、32期、公明党)

○大久保(直)委員 私は、本日、公害問題並びに外交問題につきまして、総理並びに各関係大臣に御質問申し上げたいと思います。  初めに公害問題でございますが、公害につきましては、わが党が昨年来公害総点検を全国的に行ないまして、いろいろな成果をあげておりますことは総理並びに各大臣も御承知のことと思いますけれども、私ども総点検を行ないました結果、私たちがこの足で歩き、またこの目でつぶさに全国の状況を見てまいったわけでございますが、またその検出したものを科学的に分析もいたしましたが、一口に言えますことは、総点検を行ないまして、総理もたびたびお耳にされていると思いますけれども、日本の海は死んでいるともいわ……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 外務委員会 第1号(1971/07/20、32期、公明党)

○大久保(直)委員 選挙中ではございましたけれども、私ども公明党が訪中代表団を北京に派遣をいたしまして、日中国交回復の具体的な五項目を織り込んだ共同声明を出しましたことは、大臣も御承知のことと存じますが、あの五項目、実は私ども公明党の主張を中国側が支持をした形をとっておるわけでございますが、その理由は、ごらんいただくとわかると存じますが、すべてあの五項目、台湾に関する問題でございます。それだけ台湾問題がきわめて日中間の大きな一つの問題である、こういう認識に立って、また、私たち、日本こそ台湾に対する問題の解決に発言をしなければならない、こういったことから、あの五項目がまとまったわけでございますけ……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 予算委員会 第6号(1972/02/29、32期、公明党)

○大久保(直)委員 私は当面、国際問題として大きくクローズアップされております日中問題並びに日朝問題、そして日ソ、最後に繊維問題について、総理並びに政府の見解をお伺いしたいと思っております。  初めに、昨日の予算委員会以来、私はまあ白昼夢を見ると申しますか、非常に奇妙な光景に接して戸惑っておるわけでございますけれども、私ども客観的にながめておりまして、外交問題については総理はくろうとであられる。しかし総理から比べればまだ外務大臣、就任以来日の浅い現外務大臣は、まだしろうとであられるのではないか。その総理の発言を、まあ口は悪いようでございますが、総理から比べればしろうとである外務大臣がチェックを……

第68回国会 予算委員会 第10号(1972/03/06、32期、公明党)

○大久保(直)委員 私は、二十九日に留保いたしました質問を続行いたしたいと思います。  去る二十八日の矢野質問に対します総理の御答弁並びに外務大臣の答弁に食い違いがございまして、その統一見解を要求しましたところ、ただいま外務大臣より統一見解の発表がございました。  私は、米中接近という戦後の冷戦構造が大きくその形態を変貌していく重大な時期にかんがみまして、またわが国にとりましても、沖繩返還という戦後の最大の課題の一つといわれている解決を目前にしまして、二十八日の総理の御答弁は、日本の中国政策に対するたいへん前向きな発言であったと高く評価をいたしておるものでございます。しかし、ただいま政府から発……


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各種会議発言一覧(衆議院32期)

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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 運輸委員会内閣委員会地方行政委員会法務委員会外務委員会連合審査会 第1号(1970/04/13、32期、公明党)

○大久保(直)委員 中曽根長官のお時間がないようですので、先に質問させていただきますけれども、その前に日航当局にお尋ねいたします。  事件発生直後、石田機長より第一報が七時三十二分カンパニーラジオによって行なわれた。それから続いて、四十一分三十秒に英語で石田機長から通信がなされておる。この事実を確認させていただきたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 その確認だけでけっこうです。第一報が三十二分で、その次のは四十一分三十秒であったかどうかだけでけっこうです。
【次の発言】 長官にお伺いいたしますが、小松からの第一次発進が五十二分、F86Fが二機発進いたしております。続いて築城……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1970/03/12、32期、公明党)

○大久保(直)分科員 最近新聞のキャンペーン等で精神病その他のことが取り上げられておりますけれども、私は本日、わが国の社会福祉対策の中で一番立ちおくれが目立っておりました心身障害者、障害児の問題について大臣に二、三御所見をお伺いいたしたいと思いますので、忌憚のない前向きな御答弁を何とぞお願いをいたしたいと思うわけでございます。  一口に心身障害者といいましても、その精神、身体の障害はその程度に応じてさまざまでございますし、これに対する治療及び指導、それから社会復帰への施設と、方策等も多様をきわめているわけでございますが、身体障害福祉法第三条によりますと、「国及び地方公共団体は、身体障害者に対す……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 外務委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1971/05/15、32期、公明党)

○大久保(直)委員 沖繩が戦後二十数年にわたりまして、いわゆるアメリカの極東戦略のかなめ石であった。これは米韓、米台、米比、ANZUS、そして日米安保体制というアメリカの極東戦略の中にありまして、沖繩がそのかなめ石、キーストンであったということは周知の事実であると思います。一九六九年十一月の佐藤・ニクソン共同声明によりまして、 その共同声明の中には確かに核抜き、本土並みという文字は盛られておりましたけれども、内容をつぶさに見てまいりますと、むしろ沖繩の本土並み返還、沖繩の復帰が本土並みというよりも、むしろ俗に世間にいわれておりますような本土の沖繩化、こうした疑惑が強く持たれてきたわけでございま……



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データ更新日:2023/02/05

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