瀬野栄次郎 衆議院議員
32期国会発言一覧

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瀬野栄次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは瀬野栄次郎衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

瀬野栄次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 衆議院本会議 第7号(1970/12/10、32期、公明党)

○瀬野栄次郎君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案につきまして、反対の討論を行ないます。(拍手)  「福祉なくして成長なし」の名せりふで幕をあけました国民待望の公害国会も、各種公害関係法の大幅な後退によって、大きく国民の期待を裏切る結果となったのであります。その背景に常に企業代弁内閣の姿勢を余すところなくあらわし、さぞかし、故田中正造さんも草葉の陰で泣いていることと思うのであります。  以下、政府提出公害対策基本法の一部を改正する法律案にわが党が反対する理由を申し上げたいと思います。  その第一は、公害問題はいまや質、量ともに大きくそ……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 衆議院本会議 第30号(1972/05/19、32期、公明党)

○瀬野栄次郎君 私は、公明党を代表して、ただいま説明のありました昭和四十六年度農業の動向に関する年次報告並びに昭和四十七年度において講じようとする農業施策について、佐藤総理並びに関係各大臣に対し質問をいたします。  農業を取り巻く経済環境は、景気後退の長期化が予想される中で、国際収支、大幅黒字基調に基づく外貨準備高の累積、円の大幅切り上げ等により、農畜産物の輸入増大と自由化の要請がますます強くなり、内外ともに、かつてないほど困難な局面に直面いたしておるのでございます。  この中で、全国五百二十六万戸の農家は、どこに行っても、日本の農業はどうなるのか、また、何をどのくらいつくればよいのかという不……

瀬野栄次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

瀬野栄次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 農林水産委員会 第7号(1970/03/24、32期、公明党)

○瀬野委員 宮脇参考人にお尋ねいたします。時間がなくて急いでおられるようですので、一点だけお伺いいたしておきます。  農協合併の問題が先ほど出ましたが、農業の近代化、構造改善等がこんなに進んでまいりまして、先ほどからお話がございましたように、資本装備と技術陣営を整える必要があるという二点が指摘をされました。現在の農協は、三百ないし五百の農家を持った農協もたくさんございます。御承知のように、三十六年に合併助成法が出まして合併をやってまいりましたが、それからもうすでに九年間たっております。再合併のことが地方ではよくいわれておりますし、また農協としても、中央会としても、農協合併については、昨年十一月……

第63回国会 農林水産委員会 第8号(1970/03/25、32期、公明党)

○瀬野委員 農業協同組合法の一部を改正する法律案並びにこれに関連して、昨日に引き続き関係当局に質問をいたします。  倉石農林大臣は、昨二十四日の閣議に、四十四年度の農業の動向に関する年次報告と、四十五年度において講じようとする農業施策、いわゆる農業白書というものを報告、閣議の了承を得たと報じておられますが、この農業白書に関連して若干の質問を申し上げてみたいと思います。  農業が自立していくためには、この白書によりますと、米の生産過剰を緊急に調整し、多様化する食生活に適応した農業生産をはかる必要がある。一方、零細規模が多い農業構造を改善し近代化するために、農地の流動性を高め自立農家の規模の拡大を……

第63回国会 農林水産委員会 第9号(1970/03/26、32期、公明党)

○瀬野委員 畜産振興問題について農林省当局にお尋ねをいたしたいと思います。  時間に制限がございますので多くを申し上げることはできませんが、わが党の近江委員が去る三月二日予算委員会で畜産振興事業団について、さらに乳価の不足払いの問題等、一時間余りにわたって佐藤総理、大蔵大臣、農林大臣にお尋ねをしております。こういった問題については、先ほどからも質問もだいぶ出ましたので、時間ももったいないので重複を避けて、若干触れながら多少角度の変わった問題についてこの機会に当局の見解をただしておきたい、かように思っております。  私のほうは熊本の阿蘇を控えておりますが、北海道に並んで畜産の地帯でございまして重……

第63回国会 農林水産委員会 第11号(1970/04/01、32期、公明党)

○瀬野委員 過剰米についてお尋ねをいたしたいと思います。  古米、古々米等の過剰米は昭和四十四年産米だけでなく、概略現在五百五十四万トン生ずる見込みであると聞いております。またことしの秋には七百五十万トンから八百万トンになるといわれておりますが、これはまさに一年分の配給量に当たるわけでございます。この過剰米の処理については四十五年度予算において、当面工業用として十六万トン分七十億円の予算を引き当てておられるようでありますが、五百五十四万トンにものぼる過剰米のうち、四十五年度、何万トン程度の処理を見込んでおられるか。またその処理について具体的な内容はどうなっているか、この点についてまずお伺いをし……

第63回国会 農林水産委員会 第12号(1970/04/02、32期、公明党)

○瀬野委員 先般来農地法の一部改正、農協法の一部改正等について質疑がなされてまいりましたが、大臣の出席がございませんでしたので、若干の点について確認をし、さらに大臣の御見解を承りたい、かように思うわけです。  まず最初にお伺いしたいことは、今回の農地法、農協法の改正が通過いたしますと、農家も、いよいよ実施の段階になるということになりますが、先々心配している問題等がたくさんございます。特に静岡以西、九州等においても最近ミカン等の樹園地造成が果樹振興法等によって促進されまして、かなり大規模の集団栽培がされております。こういったことから、特に九州等ではグレープフルーツの輸入自由化の問題については重大……

第63回国会 農林水産委員会 第14号(1970/04/08、32期、公明党)

○瀬野委員 私は、ただいま議決されました農地法の一部を改正する法律案につき、自由民主党、公明党及び民社党の三党を代表して附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。  まず、案文を朗読いたします。     農地法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本改正法の施行にあたって、農地制度の基本理念である自作農主義を崩すことなく土地の効率的利用が図られるよう左記各項に十分留意し運用の万全を期すべきである。       記  一、小作関係における規制の緩和によって農地取上げ等により耕作者が不利にならないよう十分に措置するとともに、小作料については、原則として全国の農業委員会がその標……

第63回国会 農林水産委員会 第18号(1970/04/16、32期、公明党)

○瀬野委員 昭和四十四年度における農林漁業団体職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律の一部を改正する法律案について、特に農林大臣に最後の締めくくりとして質問を申し上げるわけでございます。  時間もだいぶ経過しておりますので、要点を申し上げますが、ただいまも質問にございましたように、私も三十数年農業団体に関係をしてまいりまして、職員の給与ということについては特に関心を持っております。特に今回の法改正によって、この法案の目的が「職員の相互扶助事業を行い、その福利厚生を図り、もって農林漁業団体の事業の円滑な運営に資する」ということになっておりますが、私たち承知しているところでは、職員の……

第63回国会 農林水産委員会 第20号(1970/04/24、32期、公明党)

○瀬野委員 私は東京食糧事務所の米の払い下げについての汚職の事実の問題について質問をしたいと思います。  警視庁捜査二課が摘発に乗り出したところの食糧庁東京食糧事務所の原材料米払い下げにからむ贈収賄事件は、十九日までの調べで、配給用の米が事故米として加工用に払い下げられたり、原材料米が配給米に化けていた疑いを持っておるわけでございます。今後たくさんの払い下げが予定されておりますが、古々米の払い下げをめぐって黒いうわさが出ているときだけに、たいへん心配をいたしておるものでございます。  そこで時間の制約もありますので、大臣きょうおいででありますから、重複を避けてお尋ねいたしますが、このことについ……

第63回国会 農林水産委員会 第25号(1970/05/08、32期、公明党)

○瀬野委員 農林物資規格法の一部を改正する法律案について、農林大臣並びに関係当局にお尋ねをいたします。  本改正案は、昭和四十三年消費者保護基本法の制定と、その際付せられたところの消費者保護の強化に関する件の附帯決議により、政府に対する要請を実現するために、国民生活上必要な農林物資を中心に、従来の規格が、食品工業等の健全な発展に重点が置かれて制定されていたものを、消費者保護のため品質表示を適正化して、消費者が選択しやすいようにするなど改正されて提案されておりますが、まず最初に確認をいたしたいことは、この格づけ方法の統一ということと、今回の改正案の最大の目的でありますところの品質に関する表示の制……

第63回国会 農林水産委員会 第26号(1970/05/11、32期、公明党)

○瀬野委員 古米、古々米等の有毒カビ等の問題について当局に質問をいたします。きょうは農林大臣が参議院の審議に出ておられますので、政策的なことについては次の機会に伺うことにいたしまして、留保しておきたいと思います。  このことについては去る四月一日、私が当委員会で当局に対して質問をいたしたところでございます。当局は結論として心配はない、こういうような答弁があったわけでございますが、最近マスコミ等の取り上げるところともなりまして、しかも現在五百五十四万トンの過剰米を保管しておりまして、本年のつゆ明けの七、八月ごろはたいへんな事態になるのではないか、こういって関係者は憂慮いたしております。常識的に申……

第63回国会 農林水産委員会 第27号(1970/05/12、32期、公明党)

○瀬野委員 林業種苗法案について質問をいたします。関係当局並びに農林大臣からの御答弁を承りたいと思います。時間の制約がございますので、簡潔に申し上げますので、よろしくお願いする次第でございます。  今回の種苗法案の改正は、まず三本の柱があるわけでございます。まず一つは、優良な採取源の指定、二つには、生産の事業を行なう者の登録、三番目には、配布の際の表示の適正化等に関する措置を定めることにより、優良な林業の種苗の供給を確保するということでございます。  そこで、逐次質問をしてまいりたいと思いますが、政府が計画いたしております国有林並びに民有林の造林計画、今後の造林の見通し等について、まずお伺いを……

第63回国会 農林水産委員会 第29号(1970/06/04、32期、公明党)

○瀬野委員 昭和四十五年産米価等について農林大臣に質問いたします。  質問に先立ちまして委員長にお願いがございますが、けさの理事会で次回の農林水産委員会が協議、検討されなかったやに聞いております。米価審議会は御承知のように三日から五日まで、六日の朝ぐらいまではかかるやに予想されておりますが、来たる六日にはぜひ当委員会を開いていただきますようにまず要求をいたす次第でございます。  さて、農林大臣に質問を申し上げますが、農林大臣は米審に対する諮問の主文で「昭和四十五年産の米穀の政府買入価格については、生産費および所得補償方式を基本とし米穀の需給事情を考慮して決定することにつき、米価審議会の意見を求……

第63回国会 農林水産委員会 第31号(1970/07/10、32期、公明党)

○瀬野委員 奥秩父、奥日光の国立公園に指定されている国有林の森林計画に基づく伐採について、最近とみに社会問題化しておりますが、これに対し林野庁長官並びに農林大臣に質問をいたす次第であります。大臣がきょうはおいででございませんので、官房長から後ほどお答えをいただきたいと思っております。  御承知のように、わが国の森林資源というものは国土のおよそ六八%を占める森林からなり、このうちに国有林が七百八十四万ヘクタール、二一%を占め、その蓄積が九億七千六百四十九万立方メートルといわれております。森林は林産物の生産及び国土保全その他の公益的機能を通じて、国民経済の発展と国民生活の向上に寄与しておることは言……

第63回国会 農林水産委員会 第32号(1970/08/10、32期、公明党)

○瀬野委員 農産物の流通対策に関連して農林大臣にお伺いいたします。  さきに運輸省においても海運白書で長距離カーフェリー時代の幕あけについて発表しているところでありますが、海のバイパスといわれる日本カーフェリーが宮崎県臨海工業地帯の日向市の細島港と京浜地区の川崎市との間八百八十七キロメートルに昭和四十六年三月一日就航予定で、ターミナル建設にも着手し、着々準備が進められておるわけであります。この日本カーフェリーの計画によりますと、六千総トンの四隻によって上下便とも毎日運航し、積載重量約千八百トン、最大速力時速三十九キロメートルとなっております。このカーフェリーが就航すると、海陸輸送を一体化し、確……

第63回国会 農林水産委員会 第33号(1970/09/10、32期、公明党)

○瀬野委員 飼料原料のトウモロコシに発ガン性カビペニシリウム属等十二、三種類のカビが発生し、配合飼料として製造されている事実について、現在国立予防衛生研究所食品衛生部長、千葉大学腐敗研究所長でありますところの宮木高明教授に試験調査を依頼中でございますが、その毒性の培養試験結果が一週間後には判明することになっておるのでありますけれども、この発ガン性カビペニシリウム属の中にも、きわめて有毒であるものとそうでないものとがあるわけでございますが、いずれにしてもカビが発生したというトウモロコシを主原料といたしまして飼料にして、家畜の体内にこの飼料についたところの菌が残留し、食肉、牛乳を通してこれを摂取す……

第63回国会 農林水産委員会 第34号(1970/10/09、32期、公明党)

○瀬野委員 前橋営林局管内の栃木県宇都宮営林署所管にかかわる日光経営計画、柳沢地区及び外山沢川等の砂利採取の問題について、国立公園内の天然林等の自然保護の上から林野庁長官に質問をいたします。  去る七月十日当委員会で、奥日光国立公園に指定されている国有林野の経営、原生林、天然林等の自然保護について林野庁の基本方針を質問いたしたところでありますが、それぞれ詳細なる答弁をいただきまして一応了といたしたのでありますけれども、当時、私が六月から数回にわたり現地を調査した際、この国立公園の中の日光市奥日光地内外山沢川及び一級河川であるところの柳沢川において砂利採取の現地を発見し、天然林等の自然保護の上か……

第63回国会 農林水産委員会 第35号(1970/11/10、32期、公明党)

○瀬野委員 飼料原料輸入トウモロコシに発ガン性有毒カビが発生し、配合飼料として製造販売されている事実について、国民の保健衛生上憂慮すべき問題として、去る九月十日、当委員会で本員が指摘したところでございますが、再度畜産局長に答弁を求めるものでございます。  さきに国立予防衛生研究所食品衛生部長、千葉大学腐敗研究所長宮木高明教授に、飼料原料としてアメリカから輸入しておるトウモロコシの発ガン性有毒カビについて培養試験を依頼中であったが、このほどその結果が別紙により公表されたのであります。この試験結果は、私はここに持ってきておりますが、後ほどまた見ていただきたいと思いますが、それによると、トウモロコシ……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 社会労働委員会 第4号(1970/12/09、32期、公明党)

○瀬野委員 自然公園法の一部を改正する法律案について厚生大臣並びに国立公園部長に質問をいたします。  政府の提出議案となっておりますところの自然公園法の一部を改正する法律案は、改正の要点が自然環境の保護に関する国等の責務、公園内の公共の場所についての清潔の保持、湖沼等への汚水の排出の規制等となっておりますが、いまや御承知のごとく、一九七〇年代は公害年代といわれ、全国土にわたりまして河川汚濁、湖沼、港湾の汚濁が起こりまして、国民は公害に悩まされ、公害列島日本という異名さえ叫けばれておるのであります。このような状態で高度成長がこのまま推移してまいりますと、将来おそるべき状態になることを憂慮するとこ……

第64回国会 農林水産委員会 第2号(1970/12/07、32期、公明党)

○瀬野委員 農薬取締法の一部を改正する法律案について、関係当局に質問をいたします。  今回の改正の趣旨は、御承知のように最近多発化している農薬使用に伴う問題に対して現行農薬取締法が十分対処し得ない事態に立ち至ってきたので、現状に即して改正をし、農薬取り締まり行政の不徹底さを登録制度の改善または使用規制の強化、法律に基づく指導等に置きかえ、その徹底をはかるというのが改正の趣旨でございます。法律が今回の改正によってようやく整備されてくるわけで、その内容については若干問題があるわけでございますが、具体的な事項については今後の運用において、行政庁の判断と実行性が望まれるということになろうかと思うのです……

第64回国会 農林水産委員会 第3号(1970/12/08、32期、公明党)

○瀬野委員 農薬取締法の一部を改正する法律案について、農林大臣並びに農政局長等関係当局に質問いたします。昨日質問をいたしてまいったのでありますが、大臣が所用のために欠席をされましたので、本日引き続きあらためて大臣にお伺いしたいと思います。  まず最初にお伺いしておきたいのは、わが党からお手元に差し上げておりますが、農薬取締法の一部改正の中で、四点にわたって修正を考えておるところでございますが、まずその第一でございます「登録制度の改善」ということで、(記載事項の訂正又は品質改良の指示)というところで第三条の七号、「公共用水域の水質の汚濁が生じ、」という次に「環境が著しく汚染されるおそれがあるとき……

第64回国会 農林水産委員会 第5号(1970/12/10、32期、公明党)

○瀬野委員 本日は参考人の方にはお忙しい中をおいでいただきましてたいへん感謝申し上げます。  農用地土壌の汚染防止等に関する法律案が提案されましていろいろ審議をしてきたところでございますが、いますでに私たちいろいろお伺いしたい点もたくさん出ましたが、時間の関係もございますので若干補足してお尋ねをいたしたいと思います。  まず、小林参考人に最初一点お伺いいたしたいのでありますが、政府の過去の土壌調査の結果から見ますと、カドミ、銅、亜鉛、鉛、砒素によって汚染されている農用地及びそのおそれのある農用地が十ヘクタール以上の集団しているものでも全国で百二十カ所、面積にしましておおむね四万ヘクタールと推定……

第64回国会 農林水産委員会 第7号(1970/12/16、32期、公明党)

○瀬野委員 「農業生産の地域指標の試案」について農林省当局にお尋ねをいたします。  「農業生産の地域指標の試案」は、唐突に農林省が十二月十二日にまとめられて、いわゆる農業の新地図というものが公表されたわけでございますが、十三日の一般新聞に発表され、農業者をはじめ各団体等もショックを受けたことは事実であります。午前中からもいろいろ論議されてまいりましたが、農政の一大転機であり、今後の農政に重要な問題でございますので、来たる六十五通常国会等においても慎重審議することになるわけでございますが、本日若干の点につきまして一応説明を聴取しておきたいことがございますので御見解を承っておきたい、かように思うわ……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 災害対策特別委員会 第6号(1971/05/11、32期、公明党)

○瀬野委員 北海道、東北、関東における凍霜害の問題について、関連してちょっとお尋ねをいたしておきたいと思います。  今回の被害が現在わかっているだけでも三十億三千万円ということで、果樹、桑、苗しろ等の被害がかなり出ているようでありますが、しばしは断続的に起きていることでもありますので、気象庁の予報によって、これに対する指導をどのようにしておられたか。霜害に対しては、かん水を苗しろにするとか、またいろいろ手当てもあったと思うのですが、その点はどんな指導がなされておったか、その点、まず最初にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 次官通達で二回にわたっていろいろ指導されたということでありますけれ……

第65回国会 災害対策特別委員会 第7号(1971/05/21、32期、公明党)

○瀬野委員 災害対策につきまして、根本建設大臣に質問をいたします。  ただいまは、一九七一年二月九日のロサンゼルス地震に関する政府合同調査のために、調査団長として参加されました福岡参考人から、中間報告がなされました。たいへん御苦労さまでございました。貴重な報告として、われわれも今後十分参考にして検討させていただきたい、かように思います。  本日は、時間がずいぶん制限されておりますので、大臣にはしょって若干の質問をいたしまして、所見をお伺いしたい、かように思います。  まず最初に、政府は、地震予知については、わが日本は最高レベルにある、こういわれ、事実地震対策では、そういわれておるけれども、実際……

第65回国会 農林水産委員会 第4号(1971/02/25、32期、公明党)

○瀬野委員 卸売市場法案について、農林大臣並びに関係当局にお尋ねをいたします。  私は、去る二月十五日に、予算委員会の席上で、特に魚市場の関係を主体に流通の機構の簡素化、合理化というような問題について大臣に御答弁をいただいたわけでございますが、本日はさらに予算委員会ではっきり御答弁をいただけなかったもの、あるいはまた小さい問題等について提起をしてありましたので、そういったことについて順次質問をしてまいりたい、かように思います。  まず最初に、私は主として卸売法案の四十四条、三十七条を中心にお伺いをいたしたいと思います。御承知のように、四十四条は、「仲卸業者の業務の規則」三十七条は、「卸売の相手……

第65回国会 農林水産委員会 第5号(1971/03/02、32期、公明党)

○瀬野委員 卸売市場法案について質問をいたします。  先日、この法案について質疑をしてまいったところでありますが、引き続き関連して質問を続けてまいりたいと思います。  今回の法案の四十四条は「仲卸業者の業務の規制」、すなわち卸売業者に対する規定がこの中にうたってありますし、三十七条には「卸売の相手方の制限」が規定してありまして、仲卸業者に対するところの規定となっておることは先日も申し上げたとおりであります。そこで「農林省令で定める基準に従い業務規程で定めるところにより、」と四十四条にうたってございますが、この法案が通過しますと業務規程というものがいずれできてくることになりますが、この業務規程に……

第65回国会 農林水産委員会 第7号(1971/03/04、32期、公明党)

○瀬野委員 林業問題について、林政、自然保護、昭和四十六年度予算関係、その他の諸問題につき農林政務次官、林野庁長官並びに関係当局に質問をいたします。  国有林野事業は、一口で言うならば国土保全、安い林産物を安定的に国民に供給し、地元経済の助長と住民福祉の向上など、私有林でできない公共的機能を持っていることは言うまでもございませんが、最初に、問題として次の点からお尋ねをしてまいりたいと思います。  すなわら、国有林における標準伐採量と生長量の関係についてお伺いするわけでありますが、戦後日本の森林蓄積というものは十七億立方メートル、石数にして約六十億石、こういうふうにいわれておりましたが、現在の蓄……

第65回国会 農林水産委員会 第10号(1971/03/11、32期、公明党)

○瀬野委員 グレープフルーツ、リンゴ等の果実の自由化、関税率の問題及び全購連と農機具メーカー佐藤造機にかかわる前渡金の焦げつき問題、時間が許せば野菜政策の拡充強化問題等につきまして、政務次官並びに関係当局に質問をしてまいりたいと思います。  グレープフルーツの自由化問題についてまずお尋ねをいたします。政府は四十四年秋にグレープフルーツの自由化を四十六年末までに実施することをきめ、昨年九月には実施時期をことし四月末までに繰り上げる方針を固めておられるようでありますが、このグレープフルーツの自由化は四十四年十月に東京で開かれましたところの日米自由化交渉できまり、その際、日本は、当時の長谷川農相がグ……

第65回国会 農林水産委員会 第13号(1971/03/24、32期、公明党)

○瀬野委員 国有林野の活用に関する法律案について、農林大臣並びに各関係当局に順次質問をいたします。  法律制定の必要性とその効果についてまず最初にお尋ねをいたしますが、国有林野活用については、その基本方針は林業基本法第四条に規定され、政府は、これに基づいて農林事務次官通達、長官通達等をもって必要な措置を講じてこられたのであります。政府は、第五十五国会以来、国有林野の活用について国の方針を明らかにする等により、その適正かつ円滑な実施をはかることとして、本法律案の提案をいたしておられますが、まずこの法律の制定について、現行制度ではどのような点が農業構造改善なり林業構造改善のため支障となって法律を制……

第65回国会 農林水産委員会 第14号(1971/03/25、32期、公明党)

○瀬野委員 国有林野の活用に関する法律案について農林大臣にお伺いします。  昨日、四時間にわたっていろいろ論議をしてまいりましたが、その中で大臣が参議院の予算委員会のほうへ出席されましたので、大臣に対する質問を一応長官に聞いた面もありますが、保留した分について質問をいたしたいと思います。  三条の一項二号についてでございますが、「前号に掲げる事業の用に供することを目的として譲渡された土地で林業経営の用に供されていたものに代わるべき土地として林業経営の用に供することを目的とする国有林野の活用」「当該譲渡をした者で農林省令で定めるもの」こういうふうにありまして、このことについては昨日相当長く論議し……

第65回国会 農林水産委員会 第15号(1971/03/26、32期、公明党)

○瀬野委員 除草剤問題、野鼠対策、ガンの保護問題、飼料関係税制の改正等の問題について、農林省関係当局に質問いたします。  畜産物価格等に関する問題は午前中から審議が続けられまして、論議がされたわけでございますが、生産農家の強い要求を十分取り入れ、こたえられるように特に強く要望いたしておきます。  私は本日時間の制約等もございますので、これまた緊急を要する問題であると判断し、あえて質問をいたすものであります。  最初に、二四五Tなど除草剤の問題につい質問間をするわけでありますが、まず、農林水産技術会議がございますけれども、これは農林省の六階に位置しておりますが、現在主としていかなる研究をやってお……

第65回国会 農林水産委員会 第17号(1971/04/14、32期、公明党)

○瀬野委員 水産三法の中で、水産業協同組合法の一部を改正する法律案について、農林大臣並びに水産庁長官、関係当局に質問をいたします。漁港法の一部を改正する法律案及び海洋水産資源開発促進法案については次の委員会に質問を譲ることにいたしまして、水産業協同組合法の一部改正にしぼって本日は質問いたしたいと思います。  先ほどの答弁で、改正の内容についてはおおむね二点あるということで、組織の面で漁業の実態に即した改正を行なう、もう一点は、民主主義の線に沿って合理的に運営をする、すなわち組合の経営を合理的に運営していく、こういったことが改正の二つのおもな点であると、こういうふうに御答弁があったわけでございま……

第65回国会 農林水産委員会 第23号(1971/05/07、32期、公明党)

○瀬野委員 昭和四十四年度及び昭和四十五年度における農林漁業団体職員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案について関係当局に質問をいたします。  まず最初に厚生省の年金局長にお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、世界の福祉国家すなわち先進国と日本の公的年金との関係について比較した場合、どのような位置づけになっておるか、この点からまず御明説を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 ただいま説明の中でEEC諸国に対してわが国の老齢人口が少ないという御説明があったのですが、わが日本においても漸次老齢人口がふえてきておる段階に現在あるわけで、今後老人対策が大きな……

第65回国会 農林水産委員会 第25号(1971/05/12、32期、公明党)

○瀬野委員 農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案について、農林大臣並びに関係当局に質問をいたします。  農林大臣に最初にお尋ねいたしますが、大臣はさきに農業災害補償法等についての提案理由の説明をいたされましたが、現在の生産調整の実施見込み調査によりますと九五%、転作の進捗状況が三七%で、十八万五千ヘクタールと推定されておるようであります。また、おもなものの中に野菜、豆類、飼料作物、こういったものがあげられておるようでありますが、畜産、果樹への転換をはかっていく、すなわち総合農政の展開の上から本法が十分にこれに対処できると考えておられるか、また本法についての将来の考え方について……

第65回国会 農林水産委員会 第26号(1971/05/13、32期、公明党)

○瀬野委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表して、農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の運用にあたり、本制度が農業経営の安定的発展に一層寄与するよう左記各項の実現に遺憾なきを期するべきである。      記  一 家畜共済における共済掛金の国庫負担割合をさらに改善するとともに、損害防止事業の強化、獣医師の待遇改善について特段の考慮を払うこと。  二 農業共済基金は、会員等に対……

第65回国会 農林水産委員会 第28号(1971/05/18、32期、公明党)

○瀬野委員 農村地域工業導入促進法案について農林大臣並びに関係省庁に質問をいたします。  本法案の目的、第一条に「この法律は、農村地域への工業の導入を積極的かつ計画的に促進するとともに農業従事者がその希望及び能力に従ってその導入される工業に就業することを促進するための措置を講じ、並びにこれらの措置と相まって農業構造の改善を促進するための措置を講ずることにより、農業と工業との均衡ある発展を図るとともに、雇用構造の高度化に資することを目的とする」こういうふうに規定されておりますが、その目的に関連して、以下順次質問をしてまいります。  まず最初に、本法案の工業導入に当たりましてのメリット、デメリット……

第65回国会 農林水産委員会 第29号(1971/05/19、32期、公明党)

○瀬野委員 当委員会で目下審議をいたしております農村地域工業導入促進法案について飯島参考人、菊池参考人、吉田参考人から、それぞれ貴重な御意見を述べていただき、ありがたく感謝いたします。この機会に若干のお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、全国農業協同組合中央会常務の吉田参考人にお尋ねいたしますが、生産調整による稲作減反で労力と土地が余り、現金不足で困っておる農村に工場を計画的に進出させる、また工業側も求人難、用地難や都会の過密、公害を緩和するばかりでなく、零細農家の離農と専業農家の経営規模拡大を促し、おくれている日本の農業の構造改善に役立たせる、こういったねらいを持った今回の農村地域工業導……

第65回国会 農林水産委員会 第30号(1971/05/21、32期、公明党)

○瀬野委員 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案について、政府当局に質問をいたします。  最近におけるわが国の農業は、米の生産過剰に伴う作付制限または農畜産物の輸入自由化攻勢等非常にきびしい環境に置かれておることは御承知のとおりであります。国民食糧消費構造が高度化、多様化してまいっている中で畜産物に対する需要が増大する傾向にあり、第二食管として重要視されていることは御承知のとおりであります。これに対応して畜産物は、今後ともわが国農業の拡大発展の中心的推進役として期待されておるところでありますが、今後の畜産経営はいままで以上に近代化、合理化が要請されております。  そこで、今回の改正で、最近に……

第65回国会 予算委員会 第12号(1971/02/15、32期、公明党)

○瀬野委員 政府に対し、物価問題の中で、野菜問題について、流通機構の合理化について、さらに食管、次に森林政策と自然保護等について質問をいたします。  そこで農林大臣、さっそくでございますが、質問の本論に入る前に、私はすでに出しております質問項目のほかに、緊急な問題として、国有農地売り戻しの問題について若干質問を最初に申し上げたいと思います。  この問題は、御承知のとおり佐藤政府の政治姿勢の問題として国民が大きな関心を抱いております。 一昨日、同僚の相沢議員が質問いたしましたが、渡辺政務次官は法律を守るための措置である、すでに四千ヘクタールを売り払い、うち旧地主には二千五百ヘクタールも払い下げて……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 災害対策特別委員会 第2号(1971/07/22、32期、公明党)

○瀬野委員 今次梅雨前線による災害、台風十三号による災害等によってなくなられたたくさんの方々に対して、心から哀悼の意を表すると同時に、また、負傷された方並びに罹災者に対しても、心からお見舞いを申し上げる次第であります。  さて、今回の災害について順次質問をしてまいりますが、六月初旬から梅雨前線の影響を受けまして、六月二日から十日にかけて鹿児島県を中心とした九州南部地方、六月十一日より二十一日にかけて鹿児島県、島根県を中心とした九州、山陰、北陸地方の災害、六月二十五日より二十九日にかけて新潟県、島根県を中心とした北陸、山陰地方、七月一日より六日に至る島根、岡山、秋田県を中心とした東北、北陸及び中……

第66回国会 災害対策特別委員会 第3号(1971/08/11、32期、公明党)

○瀬野委員 梅雨前線豪雨及び台風十三号による災害並びに台風十九号による災害について、主として建設省当局に質問をいたします。  一昨日の農林水産委員会で、農林漁業関係については十数項目私質問してまいりましたし、時間の制約もございますので、本日は具体的な事例をとらえまして順次質問をしてまいりたいと思います。  本日、熊本県の副知事も陳情に参っておりましたが、今回の集中豪雨並びに台風十九号によりまして、ダブルパンチを受けました熊本市を貫流している白川改修問題について伺いたいと思います。この白川改修問題は多年問題になりまして、建設当局も現在たいへんな努力をしていただいておることも十分承知しておりますが……

第66回国会 災害対策特別委員会 第4号(1971/09/01、32期、公明党)

○瀬野委員 梅雨前線豪雨及び台風十九号による災害対策について、建設大臣並びに大蔵省当局に質問をいたします。  梅雨前線豪雨及び台風十九号による災害について被害状況調査のため、去る八月十三日から一週間、九州の熊本をはじめ長崎、鹿児島、宮崎と四県を、私も調査員の一員として回ってきたわけでございます。大臣もその節九州に足を運んでいただいて、各県とも感謝をいたしておるわけでございますが、今回の災害調査で各地の現状を見ましたときに、さっきからも若干話が出ておりましたように、特に痛切にいまさらのごとく感じましたのは、中小河川等の最近の治水対策が、道路、住宅等国土開発施策に比して国民的関心が少なく、政治の手……

第66回国会 災害対策特別委員会 第6号(1971/10/01、32期、公明党)

○瀬野委員 台風第二十三号及び秋雨前線豪雨による被害状況調査のため、去る九月二十日から三日間、三重県に派遣されました委員を代表して、調査の概要を御報告いたします。  派遣委員は、自由民主党の内海英男君、森美秀君、日本社会党の米田東吾君、公明党の私、瀬野栄次郎、民社党の和田耕作君及び日本共産党の津川武一君の六名で、ほかに、同県選出の中井委員長の御参加を得、現地の実情をつぶさに調査してまいりました。  本日は、時間の関係で、詳細な状況、要望等につきましては資料を委員長に提出しておきましたので、御参照いただくこととし、重点的に御報告申し上げます。  八月三十日から三十一日にかけて近畿地方を横断した台……

第66回国会 災害対策特別委員会 第7号(1971/10/15、32期、公明党)

○瀬野委員 災害対策について政府当局に質問をいたします。  先ほど総理府副長官から、台風二十三号、二十五号、二十六号並びに九月一日―十三日における秋雨前線等について三百二十九号で政令指定をした旨の報告がありました。これらの災害については、本年は例年にないほど連続してやってまいったわけでございます。どうかひとつ早急なる処置をしていただいて、早く地元民が安心して生活できますように、今後とも格段の努力をまず要望いたします。  さらに、北海道冷害については、当委員会でもしばしば論議をしてきたところでございまして、本日も各委員からいろいろ発言がございました。今回の北海道の調査においても、先ほど報告がござ……

第66回国会 農林水産委員会 第2号(1971/07/23、32期、公明党)

○瀬野委員 グレープフルーツの自由化問題並びにイグサのけい肺病の問題、さらに物価統制令の適用除外の問題等について質問をいたします。  時間の関係で、午前中はグレープフルーツ自由化問題にしぼって農林大臣に質問いたし、午後一時から再びイグサのけい肺病問題、さらには物価統制令適用除外の問題等について質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  本日は、全中、全販連、日園連等の主催で果樹農業危機突破全国生産者大会が開かれ、共立講堂において二千数百名に及ぶ生産者代表等がかってない盛り上がりを見せて、今回の自由化問題について抗議大会を開いております。このことは昨年来からいろいろと問題とされ……

第66回国会 農林水産委員会 第3号(1971/08/09、32期、公明党)

○瀬野委員 梅雨前線豪雨等による災害、台風十九号による災害並びにその他の問題等について、農林大臣、関係当局に質問をいたします。  質問に先立ち、今次集中豪雨及び台風十九号によりましてとうとい生命をなくされました多くの方々に対し心からおくやみを申し上げると同時に、数多くの重軽傷を負われた国民の皆さん並びに罹災者の方に対して、心から厚くお見舞いを申し上げる次第でございます。  おもに六月上旬から、全国各地に集中豪雨によって、大別しまして前期と後期に重点的に大災害をもたらしたのでありますが、本日十時から総理府において中央防災会議が持たれ、これら災害に対して、梅雨前線豪雨等による災害として一本化するこ……

第66回国会 農林水産委員会 第5号(1971/10/04、32期、公明党)

○瀬野委員 農林大臣に御見解を承ります。  まず最初に、ただいまもお話がございましたように、十一日から十六日の帰国予定で訪ソされる農林大臣、たいへん御苦労でありますが、私といたしましても、今回の下交渉において十分な成果を得ていただきますように、特に日ソ漁業条約の問題、また安全操業の問題、今後におけるいろいろ北方領域の問題等もあるわけですが、当面の問題についてひとつせっかく努力をしていただいてお帰りいただきますように心からお願いをすると同時に、御希望を申し上げておく次第であります。  きょうは、大臣が時間の制約があるので、きまりました時間の範囲内で、去る九月の十三日から十七日に至る間、当委員会で……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 災害対策特別委員会 第3号(1971/12/23、32期、公明党)

○瀬野委員 十一月三十日の新潟港外で発生したリベリア船籍のタンカー、ジュリアナ号の座礁による原油流出の事故について、若干の質問をいたします。  時間が詰まってまいりましたので、はしょって質問を申し上げますから、簡潔に御答弁をいただきたいと思います。言うまでもなく、災害対策基本法に基づいて、広範囲にわたり多数のものに被害を及ぼすということで、当然災害としてこれを取り上げていろいろと対策をとるべきだという考え方から、私は以下質問をいたすものでございます。  ジュリアナ号の座礁に伴う油の流出事故は、かってない、わが国で経験した大惨事となったわけで、現在流出した油は六千トンにも及ぶ、こういうふうにいわ……

第67回国会 農林水産委員会 第2号(1971/12/03、32期、公明党)

○瀬野委員 本日の委員会におきまして米の生産調整、米価、食管、物統令の適用除外の問題、規格外米の買い入れ及び野菜対策等についていろいろ質問の準備をしてまいりましたが、時間の制約をされておりますので、主要事項をはしょって質問を申し上げますので、明快に御答弁をいただきたい、かように思います。  赤城農林大臣は二十九日の閣議で、四十六年産米の収穫量について、十月十五日現在、全国で水稲が一千七十五万一千トン、陸稲十万七千トン、計一千八十五万八千トンという予想収穫量で、作況指数が九三%と報告しておられます。これはここ数年来続いた豊作型から見まして、二十九年九二%という作況指数から見ましても、二十九年以来……

第67回国会 農林水産委員会 第3号(1971/12/21、32期、公明党)

○瀬野委員 本年も予算編成時期にあたりまして、いよいよ忙しい毎日でございますが、当面の予算編成に関して、問題がたくさんございますので、時間の制約もございますし、またこの機会に政府の対大蔵との予算折衝のための激励もしておきたいし、また重点施策についていろいろと予算獲得に努力もしていただきたい、かように思いまして、若干総花的になりますが、質問者がわが党一人に限定されております関係から、諸般の問題について今後の御見解また決意のほども承りたい、かように思って質問を申し上げます。  まず最初に、昭和四十七年度農林漁業関係の予算概算要求の中で農業、林業、水産、特に今回の対大蔵との予算折衝について、基本的な……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1972/03/07、32期、公明党)

○瀬野委員 休廃止鉱山の公害対策等につきまして参考人の皆さんには貴重な公述をしていただきまして、たいへん感謝いたします。私から、各委員からいろいろ質問がありました以外の問題で、来たる十日に公害対策特別委員会が開かれますので、その節、また政府の見解をただすわけでありますが、その際の参考にぜひしたいのでございますので、若干のことを各参考人にお尋ねしたいと思います。  まず最初に高野参考人にお伺いしたいと思うのでございますが、先ほどの公述の中で、休廃止鉱山の基本制度として、昨年十月発足したところのいわゆる基金があるわけでありますが、毎年二億円で今後五カ年計画で約十億円、関係の会社が二十七社、こういう……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1972/03/10、32期、公明党)

○瀬野委員 宮崎県の西臼杵郡高千穂町土呂久の亜砒酸公害、松尾鉱山の問題点について、環境庁並びに通産当局にお尋ねをいたします。  御承知のように宮崎県の五カ瀬川の上流で、この川の支流になっております岩戸川、これは有名な天の岩戸のすぐ川上になりますが、 私も本年の一月二十日から二十二日、また二月三日から五日まで、合計六日間二回にわたって現地をつまびらかに調査をしてまいりました。三月七日には岡山大学の小林教授をはじめ五人の参考人も呼んで事情をお聞きしたわけでございます。各大学の教授または現地学識経験者等の意見を聞きましても、まあ現在四日市ぜんそく、水俣病、あるいは富山のイタイイタイ病とたくさんありま……

第68回国会 農林水産委員会 第2号(1972/03/15、32期、公明党)

○瀬野委員 三月十日の農林水産委員会における農林大臣の所信表明に対し、農林大臣並びに関係当局に質問をいたします。農林大臣は所信表明の中で「とりわけ、最近におきましては対外的には、円の切上げや農産物の輸入自由化の要請など、わが国の農業問題が単に国内だけでなく、常に国際関係の中において考えていかなければならない事態に立ち至っているのであります。このような状況に対処して、わが国農業の健全な発展をはかるためには、何よりもまず、わが国農業を、国際競争裏において競争できるような近代的な農業として確立することを目途としてその体質の改善をはかることが基本的に重要であることはいうまでもありません。」と、このよう……

第68回国会 農林水産委員会 第4号(1972/03/30、32期、公明党)

○瀬野委員 乳価、豚価の問題について農林省当局に質問いたします。  畜産物の価格安定等に関する法律に基づいて、明日の年度末までに乳価、豚価を決定すべく、畜産振興審議会に諮問し、二十八日には豚食肉部会、二十九日には酪農部会を開いて、それぞれ答申を受けられ、いよいよ明三十一日一政府は価格を公示するという重要な時期に来ておるわけでございます。よって、以下質問申し上げるわけでありますが、政府が十分検討されて、対大蔵折衝を行なわれ、日本農政の柱の一つである畜産農家の安定と再生産が確保できるよう十分に配意を願いたいことを当初申し上げるものでございます。先ほどから乳価問題についていろいろ論議がされてまいりま……

第68回国会 農林水産委員会 第5号(1972/04/04、32期、公明党)

○瀬野委員 土地改良法の一部を改正する法律案について、農林省当局に質問をしてまいります。  農林大臣が、本日は参議院の予算委員会で、出席でございませんので、これは明日あるいは明後日の大臣出席のときに質問することにしまして、その点だけは留保させていただきます。  土地改良法は、提案の趣旨にもありますように、昭和二十四年に制定して以来二十四年を経過しておるわけでございます。その間に数次にわたる改正を経て今日に至っておることは御承知のとおりであります。総合農政の一環として土地改良事業の新たな推進をはかることになるので、われわれも一歩前進であるというふうに理解をいたしておりますし、さらには、昨年、事業……

第68回国会 農林水産委員会 第8号(1972/04/11、32期、公明党)

○瀬野委員 佐藤参考人、八幡参考人、鷲尾参考人、たいへん忙しいところきょうは貴重な御意見を承りましてたいへんありがとうございました。  若干時間をいただきまして、今後の審議に関しましてぜひお聞きしたい点をお尋ねいたしたいと思います。  まず、佐藤参考人にお伺いいたしたいのでございますが、先ほど佐藤参考人の供述の中で、農業用水は地域用水として考えないと国の将来の方向を誤る、こういう趣旨がありまして、パイプラインの話等がございました。地域的に効果をもたらすものである、こういったことの開陳がございましたが、このことについてもう少し具体的に、簡潔にひとつお答えをいただきたいと思います。

第68回国会 農林水産委員会 第9号(1972/04/13、32期、公明党)

○瀬野委員 土地改良法の一部を改正する法律案について農林大臣に質問をいたしたい。  本法案については、去る四月四日、私も二時間にわたって農地局長なり農林政務次官に質問をいたしてまいったのであります。また一昨日四月十一日には、参考人を呼んで参考人の陳述をいただき、質疑を行なって諸問題を詰めて明らかにしてきたところでございます。本日は最高責任者である農林大臣の出席を得まして土地改良に対する質問をいたすことになったわけでございます。時間の制約がございますから、たくさんの問題について大臣の御所信を承りたいので、ひとつ大臣においては簡潔に御答弁をいただきたいと思います。  まず最初に、今後農政を展開して……

第68回国会 農林水産委員会 第12号(1972/04/20、32期、公明党)

○瀬野委員 漁港法の一部を改正する法律案、中小漁業振興特別措置法の一部を改正する法律案並びに漁業協同組合整備促進法を廃止する等の法律案、この三案について当局に質問をいたします。  先日来、いろいろと論議がかわされてきておりますので、若干重複する点もあろうかと思いますけれども、一応この三法について質問をいたしまして、さらにこれに関連して、私は、海上交通安全法案がきょうから上程されて審議されるということでございますので、これに関連して、農林省当局のいろいろお考えをお伺いしておきたい。さらには、先般三月の十八日、予算委員会で質疑をいたしました有明海天領区の今後の漁業操業問題について、また農林大臣管轄……

第68回国会 農林水産委員会 第14号(1972/04/26、32期、公明党)

○瀬野委員 農林大臣並びに国税庁等関係当局に一般質問をいたします。  私は、第一に、物価統制令適用除外後の米価の値上がり問題について、第二に、グレープフルーツの組合貿易並びにオレンジジュースの緊急輸入並びに四十七年度五百トン割り当てについてお伺いをし、第三に、元全購連の佐藤造機問題、第四に、元全購連に対する国税庁の特別調査問題について、順次質問をいたしたい、かように思います。  まず最初に、去る四月一日、物価統制令適用除外後の米価の問題について、農林大臣並びに農林当局は、食糧庁をして、四月十四日と思いますが、第一回調査を行なった。すなわち、米の小売り価格調査として調査結果を現在まとめておられる……

第68回国会 農林水産委員会 第16号(1972/05/16、32期、公明党)

○瀬野委員 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案について政府当局に質問をいたします。  本法は、三十四年一月一日に施行以来、数次にわたる法改正が行なわれ、特に三十九年、四十一年、四十四年及び昨年の四十六年度に改正が大きく行なわれました。その内容も、次第に国家公務員共済の一般的な水準に接近する状態にまで改善されつつあることは私たちも認めるわけでありますが、日本の年金制度の中心になっておりますところの厚生年金との関係あるいは各種公的年金制度との統一、調整等の問題がまだ数多く残っているのが実情でございます。昨年も本法の改正にあたって種々議論をしたところでございますが、本年度もかなりの改……

第68回国会 農林水産委員会 第19号(1972/05/19、32期、公明党)

○瀬野委員 私はただいまから、熊本営林局管内川内営林署に起きた国有林の不正事件並びに埼玉県秩父営林署に起きた不正事件について、林野当局に質問をいたします。さらに、時間が許せば、凍霜害の問題について若干蚕糸園芸局長、国税庁に質問をいたしたい、かように思うわけです。  大臣がちょうど渉外事務で、アメリカ大統領補佐官のエバリー氏との会見のために中座されましたので、大臣に対する質問は後日に譲ることにいたしまして、さっそく問題の焦点に入ってまいりたいと思います。  ただいまもいろいろ論議されてまいりましたが、林野庁長官も福田長官にかわられて、本年度の林業白書を見ますと、かつてないきびしい内容となって、国……

第68回国会 農林水産委員会 第22号(1972/06/06、32期、公明党)

○瀬野委員 農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案について当局に質問をいたします。  去る五月三十一日から六月二日まで、熊本、大分方面の第一班として国政調査に参ったわけでございますが、その節、現地からもたくさんの要望または将来の本法に対する要請等がなされてまいったわけであります。先ほど報告がございましたとおりでございますが、本日の審議にあたりまして、以下、将来のためにも本法に対する質問を申し上げておきたい、かように思うわけです。  御承知のように、昭和四十三年度以降、果樹保険臨時措置法に基づいて果樹共済の制度化のための試験が行なわれて、いよいよ昭和四十七年度をもって終了するわけ……

第68回国会 農林水産委員会 第24号(1972/06/08、32期、公明党)

○瀬野委員 昭和四十七年産の生産者米価及び消費者米価問題、二番目に畜産関係、三番目に熊本及び長崎県の漁業紛争問題について農林省関係当局に質問いたします。農林大臣が参議院のほうへおいでになりましたので、ひとつ関係当局においては責任ある答弁をお願いしたいと思います。  第六十八国会もあと八日間を余すのみとなりまして、本日と来たる十五日の米価問題審議をもって日程が一応本国会では終わるということになるわけですが、本日は特に、去る五月三十一日から六月二日まで三日間当委員会で現地を視察いたしました熊本県、大分県等からの要請等もたくさんございましたので、その中の若干を質問申し上げたい、かように思うわけでござ……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 災害対策特別委員会 第2号(1972/07/12、32期、公明党)

○瀬野委員 昭和四十七年六月ないし七月の断続して発生した梅雨前線豪雨による災害について、本名総務長官をはじめ関係当局に質問いたします。  今次災害で犠牲になられた方が数多く、また遺体の発掘が済んでいない方もたくさんあるわけですが、まずもって心から御冥福を祈ると同時に、数多くの重傷、軽傷者の方の一日も早い御全快と被災者の皆さん方の早急な御再起を、心からまずもってお祈りいたす次第であります。  私は、特に今次災害で最大の人的被害を受けました熊本県について重点的に質問をいたしたい、かように思うわけであります。  私も、去る六日の夜から九日に至る四日間急遽現地へ参りまして、熊本県下一円並びに鹿児島の一……

第69回国会 災害対策特別委員会 第3号(1972/07/27、32期、公明党)

○瀬野委員 昭和四十七年六、七月梅雨前線豪雨による災害について、建設大臣並びに関係当局に質問いたします。  七月十二日、個人災害等の緊急な問題等についてはすでに当委員会で質疑をして現地へ参ったわけですが、きょうは時間の関係がかなり制約されておりますので、はしょって質問いたします。  当委員会においては、熊本県に去る七月十三日から三日間にわたって、被害状況の調査のため委員を派遣していただき、本員も現地参加をいたしまして調査をしてまいったのでございますが、今次災害で最大の被害を受けました熊本県について、いろいろと具体的な問題を質疑をしてまいりたい、かように思います。  御承知のように被害総額が三百……

第69回国会 農林水産委員会 第2号(1972/07/27、32期、公明党)

○瀬野委員 昭和四十七年産米の政府買い入れ価格等の問題について農林大臣に質問をいたします。  田中内閣成立以来、農林大臣の農政に対する基本方針等をまだ伺っていないわけで、わが党としてもすでに質問主意書でいろいろ伺った点でありますが、本日は米価審議会のあとを受けまして、緊急な問題でございますので、時間等の制約もございます関係から、直ちに米価問題に質問を展開してまいりたい、かように思うわけでございます。  先ほどからいろいろと質疑がなされておりますが、私は最初に今回の答申につきまして――農林大臣も各委員から昨日詳しくいろいろと御意見を聞いた、大いに参考になった、こういうふうに先ほどお話もございまし……

第69回国会 農林水産委員会 第3号(1972/08/10、32期、公明党)

○瀬野委員 私は、まず農林大臣に、農政の基本方針を最初にお伺いしまして、午前中から論議されております農産物の自由化問題を中心に質問をいたしたい、かように思います。  去る七月二十七日の米審後の当委員会におきまして、米価問題等を農林大臣に質問いたしたわけでありますが、その後、本年度生産者米価が七%ということで一応の決着を見たわけであります。その際は米審の問題が主体でありまして、時間がございませんので、まず冒頭に、農林大臣に、就任されてから約一カ月余を経過しておりますが、この間、懸案とされておりました米価も一応決着を見たということで、来年度の農政展開の基本方向を大臣もるる検討しておられたわけであり……

第69回国会 農林水産委員会 第4号(1972/09/12、32期、公明党)

○瀬野委員 消費者米価問題並びにいわゆる農産物の輸入自由化問題等について質問をいたします。  時間の制約がございまして、農林大臣がきょうは米価審議会のほうに出席をしておられて午後こちらに来られるということで、午前中の時間がわずかで、午後大臣に対する質問の時間が若干ございますので、午前中は消費者米価問題についてしぼり質問申し上げ、午後農産物自由化問題等について質疑をいたすということにいたしたい。もちろん米価問題についても農林大臣に質問することは当然でございます。  まず最初に、消費者米価問題でございますが、昨日、本日と米審が開かれまして、今回八%値上げの諮問がなされております。消費者物価の上げ率……


瀬野栄次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|32期|-33期-34期-35期

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各種会議発言一覧(衆議院32期)

瀬野栄次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1970/10/07、32期、公明党)

○瀬野小委員 イモでん粉等価格対策に関して質問をいたします。  南九州、長崎及び北海道など国内産のイモでん粉が安定的に生産され、また販売をされ、適正な価格が形成されるとともに、でん粉工場の近代化を促進する総合対策を樹立すべきであるということが現在最も緊要なことでございます。  午前中に引き続いて、昨年決議を見ましたところの七項目についてもるる答弁がございまして、一応問題点はほとんど出尽くしておるように思いますが、北海道をはじめ、南九州等イモでん粉の主産地であるところの生産農家は、御承知のように貿易の自由化、資本の自由化、さらには米の生産調整と相まって、最近動揺が著しいのでございまして、このよう……

第63回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1970/03/17、32期、公明党)

○瀬野分科員 国土開発幹線自動車道の中で五道がありますが、九州縦貫自動車道について建設大臣にお伺いしたいと思います。  申すまでもなくわが国経済の高度成長、最近の産業構造の高度化、また所得水準の向上に伴って自動車輸送の伸展は著しく、道路整備が今日ほど急務とされておるときはないのでございます。特に九州縦貫自動車道は、九州地方のおくれている開発促進のため早期にこれを建設する必要に迫られておるわけでありますが、政府では昭和四十年十一月一日福岡―熊本間の基本計画の決定を最初として、現在までに約二百六十三キロメートルの施工命令が出されております。この九州縦貫自動車道についてその進捗状況をまずお尋ねいたし……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1971/02/24、32期、公明党)

○瀬野分科員 沖繩の諸問題について、山中総務長官にお尋ねをいたします。  沖繩の祖国復帰を前に、四分の一世紀という長い間異民族の支配下にありまして、きょうあることを沖繩県民は望んでおったわけであります。私も昨年の十月と十一月に、二回にわたり沖繩に約二週間余りつまびらかに調査に参りまして、地元の方からいろいろと問題点を聞いてまいりました。このことについて、十一月の九日に、十八項目にわたって山中総務長官のほうへ申し入れをいたしたわけでございます。これは、いずれも現地の強い要望でございました。  御承知のように、沖繩には外交、内政問題たくさん山積しておりますが、私は角度を変えまして、復帰を前に地元の……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1971/02/23、32期、公明党)

○瀬野分科員 九州縦貫自動車道について建設大臣にお伺いいたします。  申すまでもなく、九州縦貫自動車道は、北九州市を起点とし、熊本県を経由して鹿児島市及び宮崎市を終点とする総延長四百四十一キロとなっておるが、工事区間の進捗状況並びに基本計画区間、整備計画区間等の対処方針についてまずお伺いをいたしたいのでございます。
【次の発言】 ただいま御答弁いただきましたが、熊本県側は、第一次区間、南関―熊本間の三十七・七キロのうち、植木―熊本間が十三・八キロございますが、四十六年七月に供用開始の予定であり、また南関―植木間二十三・九キロが四十七年十月に供用開始の予定の運びになっております。第二次区間の熊本……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1971/02/25、32期、公明党)

○瀬野分科員 九州新幹線、熊本新空港、熊本新港並びに国鉄新線の高千穂線について、運輸大臣並びに関係局長に質問をいたします。  九州新幹線について最初にお伺いします。昭和四十六年一月十三日に第五十三回鉄道建設審議会において、東北の東京―盛岡間、上越の東京―新潟間、成田の東京―成田間の三線の基本計画を答申、同時に「東京・富山・大阪間」すなわち北回り新幹線及び「盛岡・札幌間、福岡・鹿児島間の各新幹線については、早急に基本計画への組み入れについて、所要の措置をとることを適当と認める。」旨の建議がなされております。さらに四十六年二月五日第五十四回鉄道建設審議会において、基本計画三線の整備計画等答申がなさ……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/02/22、32期、公明党)

○瀬野分科員 広域農業地域の総合開発について、農林大臣並びに関係局長にお伺いいたしたいと思うのです。  農林省は、大規模な未開発地域について、畜産を中心とする広域的総合的な開発計画を策定するために、総合四地区、一般が四地区の、八地区を広域農業開発基本調査として進められておりますが、まずこういった広域農業地域の総合開発について、政府の対処方針をあらためてお伺いをいたしたいのであります。
【次の発言】 そこで、九州では、高原地帯農業開発として阿蘇、久住、飯田地区の広域農業開発が調査を進められておりますが、この地域は阿蘇、久住、由布火山群の活動によってできたところのおおむね標高二百五十メートルから一……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1971/10/06、32期、公明党)

○瀬野小委員 昭和四十六年産カンショ及びバレイショの原料基準価格並びにでん粉及びカンショなま切り干しの政府買い入れ価格等について、政府当局に質問をいたします。ただいまから質問いたしますことにつきましては、言うまでもなく、イモ作農家の経営の安定向上をはかるために、イモ作農家、でん粉生産者及びでん粉の需要者、さらには消費者のためにもいろいろ政府で対策を練っていただいて、特にこういったイモ作農家に対する経営安定ということをはかるために、逐次質問をしてまいりたいと思うわけであります。  そこで、昨年の十月の七日、八日にいも、でん粉の小委員会が開かれまして、当委員会でもいろいろと論議をされたことでありま……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/08、32期、公明党)

○瀬野委員 藤島公述人にお尋ねいたしますが、午前中の公述で公用地暫定法案について述べられたのでありますけれども、公用地暫定法案は、米軍布令の本土持ち込みという意味になるではないかということにつきまして、この点もう少し詳細にお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 同じく藤島公述人に、さらにもう一点お伺いをいたしておきたいと思います。  在日米軍基地の二十年の期限が明年七月に切れると言われたのでございますが、この公用地法案等とどのような関連があるのかということについてでありますけれども、つまり、自衛隊の基地等強制収用法を新たにつくるねらいがあるのではないかと思われるのであります。現在立川基地……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 運輸委員会地方行政委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1972/04/26、32期、公明党)

○瀬野委員 国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案について質問を申し上げます。運輸大臣並びに国鉄総裁に質問申し上げますが、時間の制約がありますので、ひとつ簡潔に御答弁をいただきたいと思います。  国鉄運賃の無謀な値上げに私は反対するものでありますが、四十六年度末の国鉄財政の見通しは八千億円の累積赤字になるといわれておることは御承知のとおりであります。このため運輸省と国鉄は、新財政再建十カ年計画によりまして、昭和四十七年、五十年、五十三年の三回にわたって国鉄運賃を一五%ずつ値上げすることにより赤字を解消すると強調しておられるわけでありますが、しかし、国鉄の新再……

第68回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1972/05/17、32期、公明党)

○瀬野委員 琵琶湖総合開発特別措置法案について、関係各大臣に質問をいたします。私は、この琵琶湖総合開発については、百年の大計のために賛意を表する立場で以下質問をいたしたい、かように思います。  第一条には目的が掲げられまして、第二条には琵琶湖の総合開発計画の内容たるべき事項を規定し、「琵琶湖及びその周辺地域の開発及び保全に関する基本的な方針」について定められております。その中で、水資源開発事業により生ずべき琵琶湖の水位変動が琵琶湖の水産業に及ぼす影響の重大性にかんがみ、適切な考慮が払われたものでなければならない旨の規定がなされておるわけでございますが、私は農林水産委員会の立場で質問をいたすわけ……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/03/23、32期、公明党)

○瀬野分科員 自然保護問題等について、環境庁長官並びに関係当局にお尋ねをしてまいりたいと思います。  昨年の十二月七日と思いましたが、自然公園審議会が環境庁で総会を開いて、北海道の日高山脈・えりも、青森の津軽、秋田の男鹿、新潟、福島の越後三山・只見、和歌山の熊野枯木灘、大分、宮崎にまたがる日豊海岸、熊本、宮崎両県の九州中央山地、奄美群島、こういったものを含めました八地域を新たに国定公園候補地に指定するとともに、金剛生駒、これは大阪から和歌山にありますが、それから新潟の佐渡弥彦両国定公園の区域拡張をきめて長官のほうへ答申しておるわけであります。  環境庁は、この答申に基づいて関係各省庁と協議をさ……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1972/03/21、32期、公明党)

○瀬野分科員 建設大臣並びに関係当局にお尋ねをいたします。  まず最初に、熊本市を貫流しております一級河川白川がございますが、このことについては昭和四十四年以来委員会でもたびたび質問を申し上げてまいりましたが、この一級河川白川の河川改修がたいへんおくれているということで、地元でも心配をいたしております。あの史上最大というどろの水害、二十八年の六・二六水害がございまして、あれからいよいよ二十年目を迎えましたが、災害は二十年周期ともいわれまして、あってはいけませんけれども、いよいよまた災害に見舞われるんじゃないかということで、地元はたいへん不安におののいております。建設省はじめ県、市とも一体となっ……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1972/03/18、32期、公明党)

○瀬野分科員 熊本県阿蘇郡の南郷谷を中心とした一帯に、骨腐病という原因不明と思われる風土病がございまして、現在たいへん心配をされております。これは骨がだんだん腐っていくような、激痛を覚える、からだの骨が変形して縮んだり、歯がぼろぼろとなってしまうような奇病でございまして、その病状は、軽症と重症とがございますが、重症にあっては、高熱が三十九度ないし四十度出ますし、全身の関節痛、筋肉痛を伴い、不眠、食欲不振、ときには悪寒を併発して、感冒その他、神経痛、リューマチと合併することもあるといわれております。  特に集中的に見られるのが、熊本県阿蘇郡高森町の色見という地区であります。これは阿蘇山の高岳、根……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1972/03/18、32期、公明党)

○瀬野分科員 広域農業地域総合開発についてまず最初にお尋ねをいたします。  昭和四十四年の五月に閣議決定いたしました新全国総合開発計画の大規模開発プロジェクトの構想に従って、大規模未開発地域を対象として総合四地区、一般四地区の八地区を広域農業開発基本調査として進められておりますが、九州では高原地帯の農業開発として阿蘇、久住飯田地区の広域農業開発が計画されておるところでございます  そこで、四十七年度はどういうふうに進められる予定であるか、具体的に農林省の方針をまず最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 そこで、ぜひこれは推進をはかってもらいたいわけですが、面積が約三十五万ヘクタールという膨大……



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データ更新日:2023/02/05

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