米内山義一郎 衆議院議員
33期国会発言一覧

米内山義一郎[衆]在籍期 : 30期-31期-|33期|
米内山義一郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは米内山義一郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

米内山義一郎[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第29号(1973/04/24、33期、日本社会党)

○米内山義一郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま農林大臣から提案説明のありました森林法及び森林組合合併助成法の一部改正に関して、主要な点について田中総理並びに関係大臣に質問いたします。  公害、物価騰貴、重税、社会保障の改悪など、国民生活環境の破壊と企業優先の上に築かれたGNP第一主義の高度経済成長のもとで、国土の約七〇%を占め、国土保全などの公益機能と木材生産などの重要な経済機能をあわせ持つ二千五百二十万ヘクタールの森林と林業経営の現状は、自然破壊の進行に伴い、緑は失われ、林業生産の破滅的な不振など、まことに目をおおうものがあります。  森林経営の基盤である山村は、貧困と過疎の進行によっ……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 衆議院本会議 第3号(1974/07/31、33期、日本社会党)

○米内山義一郎君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員中村拓道君は、去る五月二十八日逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。  私は、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。  中村君と私とは、旧制青森中学校の同級生で、いわば幼なじみでありました。自来、君と私とは期せずして同じ方向を目ざすことになり、戦後、時を同じくして青森県議会議員に初当選し、また、近年は同一選挙区の本院議員として、ともに議席を占めることになりました。その間、互いに政治的立場を異にし、党派の違う世界で、ときには莫逆の友として、ときにはよき政敵として不即不離の仲にあり、相ともに、国……

米内山義一郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

米内山義一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 農林水産委員会 第8号(1973/03/23、33期、日本社会党)

○米内山委員 私は、日本じゅうの漁港整備の実態とか実情というものは資料以外に知る方法もないから、今度の整備計画はどういう考えの上に成り立っているかということをお尋ねしたいと思います。  全国のことは皆さんよりは知らないけれども、青森県の漁港の実態、実情は皆さんより幾らか明るいつもりです。そういうことでお尋ねするわけです。  焦点は、今度の整備計画に初めて顔を出した三沢漁港の問題ですが、それをお尋ねする前に、今度一種として小舟渡漁港が整備計画に入っている。三種として大畑港、四種として白糠港が入っているわけですが、それらの漁港は、経済効果といいますか、その漁村の実情から見ますと、もう十年も前に片づ……

第71回国会 農林水産委員会 第14号(1973/04/05、33期、日本社会党)

○米内山委員 私はむつ小川原開発に関する農地取得の状態と申しますか、農地法にかかわることを中心に農林大臣、農林省から聞くのがきょうの質問の中心でありますが、その前に、この開発の前提になっている、あるいは現在の農地問題の背景をなしていることを最初にお尋ねしたいと思います。  まず、昭和四十七年九月十四日ですか、むつ小川原開発について閣議口頭了解というものがなされているわけです。これをよりどころにして現地では農地の買収行為が現実に行なわれている。この閣議口頭了解というもの意味です。何を了解したのであるか。文面を見ると、青森県の出したむつ小川原第一次基本計画に基づいて各省庁が申し合わせしたことを了解……

第71回国会 農林水産委員会 第18号(1973/04/19、33期、日本社会党)

○米内山委員 きょうはこの法律案について関連して質問するつもりでありますが、その前に、四月五日の委員会に大臣がお見えにならなかったので、質問を残しておいた問題があります。それについてきょうはまず最初に大臣の御見解をお尋ねしておきたいと思います。  それは昭和四十六年の六月二十三日まで、農林省農地局長として在職しておった岩本という方が、四十六年七月二十日、つまり退職後一カ月たたないうちにむつ小川原開発株式会社の参与に就職しました。その後間もなく常務取締役になっているわけです。このことは国家公務員法の百三条並びに人事院規則一四―四に抵触するのではないかという疑いを実は私、持ったわけです。なぜ、これ……

第71回国会 農林水産委員会 第33号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○米内山委員 質問に入る前に資料を要求したいと思います。それはこの法案の審議のためにも緊急を要するものでありますので、すみやかにお願いしたい。根室沖地震の漁業被害の状況について資料を求めたいと思います。  次に、質問を申し上げます。  大臣が御出席のようでありますが、けさの新聞を見ますと、「参院大阪補選敗北自民しみじみ反省」という小見出しの記事がありまして、その中で政府首脳がいろいろなことを言われておる。二階堂官房長官は、「思い切った政策によって国民のくらしといのちを守る政党に脱皮したい」、それから鈴木総務会長は、「今や弁明している時ではない。原点に立ち返って一歩から党を築かねばならない」、こ……

第71回国会 農林水産委員会 第35号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○米内山委員 私はこれまでむつ小川原開発について、予算委員会の段階で五回、この委員会で二回ほど政府に質問してきたわけです。その後、速記録をいろいろ点検し、かつ青森県において農地法がどのように正しく適用されているかという現実、あわせて点検しますと、ますます疑いが強くなってきております。言うなれば、前二回のこの委員会での私の質問に対しまして、農林省は重大な問題について重大な虚構の答弁をしている、こう私は断定せざるを得ない実情にあります。農林当局もその後調査もされているであろうが、もしいままでの答弁に間違いがあったならば、この際釈明してもらいたい。うそでないというなら問題は別ですが、もし間違いがあっ……

第71回国会 農林水産委員会 第42号(1973/07/10、33期、日本社会党)

○米内山委員 私は、これまで継続して質問してきましたむつ小川原開発地域の農地法違反についての質問をさらに続けてみたいと思います。  大体、第五条の許可関係に対する農林省の見解というものは明確になりました。というのは、事前審査内示の段階で土地を実際的に買収しているのじゃないかというのが私の主張なんです。ところが、農林省は、買収じゃない、金を全部支払っていない、引き渡しを受けていない、仮登記をしておっても本登記はしていない、だからこれは違法ではない、こういう見解を繰り返しておるのであります。しかし、これはたいへんな問題であります。  まず第一に、よその地域でこういうことが行なわれればどうかというこ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 農林水産委員会 第7号(1974/02/13、33期、日本社会党)

○米内山委員 倉石さんとは、この委員会でお目にかかるのは四、五年ぶりなわけです。たしか、この前は、青森県のわれわれの地域で、ビートの栽培を農林省が奨励しまして、やりつけないものを七、八年やったときに、今度は外国から買ったほうがいいというのでやめたわけですがちょうどそのときに倉石さんが農林大臣だったと思うが、私のお願いに対して、安いものを外国から買ったほうが国益なんだと、確かにそのときそうおっしゃった。私は、そのとき、実に残念というか情けない、恨みというようなものを実はあなたに感じておったわけです。今度は広範な畑地を開田ということで、われわれも努力をしたし、ばく大な金をかけたし、国も大きな金をか……

第72回国会 農林水産委員会 第13号(1974/02/26、33期、日本社会党)

○米内山委員 この法案について後段に若干の質問をしますが、その前に、この法案を見ましても、これは言うなれば乱開発からどういうふうにして森林を防衛するかという趣旨もありますが、青森県はむつ小川原開発というものを進めておるわけです。この内容は、簡単に申し上げると、あそこに二百万バーレルの石油精製工場をつくる。二百万バーレルというのは、いまさら私から申し上げるまでもなく、年に直すと一億キロリットルということですから、昭和四十五年ごろの日本の総石油輸入量の半分、四日市の五倍半というような規模です。さらには、石油化学を年四百万トン、これは日本の総生産高が三百八十五万トンぐらいですから、これ以上のもの。さ……

第72回国会 農林水産委員会 第15号(1974/02/28、33期、日本社会党)

○米内山委員 きょうは大臣がお見えになりませんが、実は、去る十三日に、大臣の所信表明に対して私は質問したわけです。前段の大部分は私の所信を申し上げ、大臣の所見を伺ったわけですが、後段におきまして、具体的な問題を四つ質問いたしました。そのうちの三つは農地局にかかわる問題、それから四つ目は水産庁にかかわる北洋の漁業資源の問題に関することでありますが、この資源の問題については、大臣は、まだ海上保安庁から詳しいことを聞いていないということでした。ただ、農地局にかかわる三つの問題は、第一は、青森県の東通村に、東京電力と東北電力が二千万キロワットの、世界にも例を見ない、現在のアメリカの原子力生産量とほぼ同……

第72回国会 農林水産委員会 第44号(1974/07/11、33期、日本社会党)

○米内山委員 開発問題について、まず最初にお尋ねします。  先般の参議院選挙に際して、田中総理は日本じゅうをヘリコプターに乗って吹きまくって歩いたわけです。その中で、若干評価に値する発言が仙台でありました。それは、むつ小川原開発について、日本列島改造の中の目玉商品と言われる開発の現地では、一言も総理はむつ小川原開発に触れなかった。ところが、仙台に来て、いまむつ小川原開発は反対運動のためにがたがたしている、したがって、今後は、計画を立てる前に住民と話し合いの上に計画を立てて進めたいと、こういうことを言っておる。これは、言うならば、いままでの開発のやり方ないしは考え方についての一つの反省だと思われ……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○米内山委員 先ほど竹中委員のお話を聞きながら、実は私は昔の奴隷船を思い出したんです。「むつ」という船は聞けば聞くほどおかしい。まだ正規の船でない。正規の船でないとすれば、非常にあぶないものを中に積んだ浮遊物です。機雷みたいなものじゃないか。それに大事な、原子炉よりも大事な人間が乗っている。しかも、いつ帰ってくるか日にちもはっきりしない。どこへ帰るかもはっきりしない。おまけに食いものまでお粗末です。テレビも見れない。出た人間の気持ちになってごらんなさい。奴隷船でもどこかへ行く港がある。帰る港がある。一体この問題をどうするつもりか。それともいま理事長が言うように、出港前の状態で帰ってきたらいいじ……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1974/10/15、33期、日本社会党)

○米内山委員 この定係港があそこに設定されてから、陸奥湾の漁民は、ホタテ産業がどうなるだろうかという不安に非常に長い間悩んできたわけです。それが今度の協定によって、このことが確実に政府によって実行されるならば、いままでの混乱や不安から解放されることになると思うのです。  そこで、いま石野委員も言われましたが、当初、鈴木総務会長が三カ月以内に母港を撤去する。撤去というものは、漁民の理解からいうと、あとかたもなく撤去するというようなことに当初は理解されておったわけです。今度これが実行されますと、主要なるピットとかクレーンとかキャスクというものはすみやかに撤去されるが、その後、現在でき上がっておると……

第73回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1974/10/22、33期、日本社会党)

○米内山委員 大臣にお尋ねします。  今度の「むつ」の問題を、青森県では陸奥湾海戦、こう言うておる。この海戦も、鈴木さんが行って、あれは政府の代表だか自民党の代表だかはっきりしない点もあるが、とにかく降伏使節というような形で、事態が一応終息しています。だが、残っているのは、まだ不安と不信だけが残っています。  第一のあれは、鈴木特使が約束したことが、政府の責任において閣議ででも決定されて、確実に期限もその内容も実行されるかどうかということに対して、不信感は少しもぬぐわれていない。  そこで、いまのところ政府として、いつ閣議にかけて、あれをそのまま実行するという方針であるかをまず伺っておきたい。

第73回国会 農林水産委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○米内山委員 むつ小川原の農地転用の問題で、繰り返し質問します。  農林省でもおわかりのとおり、私は、代議士に今度当選してから、もうあきるほどこの質問をしておりますが、知らないから聞いているのじゃないのです。私がなぜこの質問をしておるか、あなた方は十分わかっていると思う。  そこで聞きたいのだが、これはむしろ再確認の意味でお尋ねしておきますが、農林省が、むつ小川原開発会社の事前審査の申請に対して内示という、行政処分であるか、行政行為であるかをしましたね。これに対する私の最初の質問は、これは人がかわりましたが、小沼君のときですが、内示というのはどういう意味かと聞いたら、買ってもいいという意味じゃ……

第73回国会 農林水産委員会 第3号(1974/10/14、33期、日本社会党)

○米内山委員 まず、国土庁にお尋ねしたいと思います。  むつ小川原開発の問題なんですが、石油二百万バーレル、石油化学年四百万トンというような、実に、世界にも例のないようなことを内容とした開発計画がつくられまして、これに対して政府が関係省庁会議を開いて、そして、これが妥当だということで、これの閣議口頭了解をなされたのであります。それに基づいて五千五百ヘクタールという地域に線引きをして、農地買収が違法を含みながら強行に進行されつつある。これは元来虚構だったのです。こういうものはできるわけがないのです。端的に言うならば、下河辺局長が、あんなものができれば、公害どころか、あの村に人が住めなくなるとまで……

第73回国会 農林水産委員会 第4号(1974/11/12、33期、日本社会党)

○米内山委員 むつ小川原開発の農地転用の件について質問します。  むつ小川原開発会社から新住区の農地転用の申請がなされ、農林省がこれを受理して目下審査中だと思うのですが、この申請の目的、計画、その内容はどういうものか。これを審査するにあたって、東北農政局が現地で詳しく調査したという話を聞いておりますが、農林省の受けとめている現地の状況は大体どういうものか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 その申請内容によると学校等も含むわけだが、資金計画はどうなっているのでしょうか。特に、造成費は会社が出すでしょうが、学校はだれが持つのか。屎尿処理施設はだれが持つのか。それから、住宅を建てるのは、そこへ……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1975/05/29、33期、日本社会党)

○米内山委員 私は、いま行き場を失っていると思われるような原子力船「むつ」の問題に関連して、大臣からお尋ねしたいと思います。  あの「むつ」の事件が起きてから、いわゆる政府と四者協定をしまして、ある一定の時期に次の母港を決めるという約束があるわけであります。ところが、この約束はまだ果たされていない。いろいろな情勢を見ると、何だか新しい母港の設定というものはきわめて困難なような感じがします。  それで、仮りにこのまま進めば、何だかんだと言って、「むつ」が青森県に居座る可能性が出てくるじゃないか。こういうふうなことになると、ますます行政に対する不信感が加重されてくるだけだと思うので、この点の見通し……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1975/06/11、33期、日本社会党)

○米内山委員 時間も短いですから、きわめて簡潔にお尋ねしたいと思います。  まず第一に、「むつ」問題についての大山さんの報告書に、原子力発電は実用化の段階に入っている、こういう表現があるわけです。ところが、世界的に見ましても稼働率というものは六〇%以下だということも聞いておりますし、さらにトラブル、故障の回数とかあるいは性質等から考えてみましても、こういう状態で実用化の段階に入ったということはどういう意味だろうか。たとえばジェット機でも、一定の故障率があり一定の稼働率があるし、危険性もないわけじゃない。すべてのものにそういうことがあるわけですが、原子力発電の場合に実用化の段階に入ったと言える実……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1975/06/18、33期、日本社会党)

○米内山委員 実は私、青森県の者なんですが、「むつ」の問題が出るまでは、原子力の問題というのを直接に深く感じたことがないのですが、あれができてからいろいろ、これは容易なものじゃないという感じがしました。特に今回も、諸先生方からいろいろ貴重な御意見を承りまして、私どもも素人ながらも、何とかこれからの原子力開発というものをまともなものに発展させる必要があるのじゃないか、こういう感じを持つわけです。  そこで、私は大山先生に感想というような程度でお伺いしたいと思うのですが、いままでの報告書を見ますと、原子力開発体制、特に行政の問題には非常に問題がある、要すれば原子炉の欠陥と同じ程度の欠陥があるのじゃ……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1975/06/25、33期、日本社会党)

○米内山委員 原子力船「むつ」のことにつきましては、先般来のいろいろな審議の速記録を見た上でいろいろ質問申し上げる予定ですので、きょうはたった一問だけお尋ねしておきます。  ある意味で、これからあの原子力船「むつ」はどうなるかということよりも、何に役立てるのか。いままでずいぶん時間と金をかけたのだからやめられないというだけでは、これをやっていく意義がまだ半分しかない。本当に原子力船というものを産業的に開発するためには、下手なものにひっかかっているとかえって損をするということも考えられないわけでもないわけですから、この点で、今後あの原子力船を所期の目的に沿うてどう利用して、活用するかということを……

第75回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1975/08/11、33期、日本社会党)

○米内山委員 原子力船「むつ」を佐世保に修理のために移すとかあるいは定係港にするというようなことですが、これはもうすでに政府の方針として決まったことなんですか。
【次の発言】 原子力船「むつ」の失敗といいますか、醜態と申しますか、政府としても非常な教訓を受けたわけでしょう。しかも、あれは炉に欠陥がある。放射線が漏れたというのは、出航後だったわけです。しかし、陸奥湾における、青森県における地元の反対というのは、出航前にすでに反対があったわけです。なぜそうかというと、あれは行政の問題がお粗末だったからです。単に「むつ」の問題じゃなしに、青森県には石油が足りないんだから、二百万バレルという世界にも例……

第75回国会 農林水産委員会 第5号(1975/02/18、33期、日本社会党)

○米内山委員 新しい大臣に初めて所見をお尋ねするわけです。だが、もうかなりお疲れだろうと思いますので、こういう条件に即応して、私も軌道修正をしまして、きょうは大臣にリラックスして聞いてもらいたいが、主として考え方の問題をお尋ねしたいと思うのです。  特に、まず、農業政策の軌道修正の問題なんですが、すでにこの高度成長路線というものは修正されているということを大臣もおっしゃっていますけれども、これに伴いまして、わが国の農業政策というものはこれでいいのか。こういうことは農民だけじゃないので、国民全体がこの食糧の需給問題やら価格問題につきましていろいろな不安もあるし、要求も不満もあるわけです。  そこ……

第75回国会 農林水産委員会 第32号(1975/07/02、33期、日本社会党)

○米内山委員 きょうは大臣がおれば大臣から質問を始めるつもりだったが、構造改善局長にお尋ねします。  農林大臣は二月十二日のこの委員会で、「今後は農地法を厳正に適用して、転用につきましては、これを厳しく規正をしていく」と竹内委員の質問に言明されたわけです。これはきわめて当然のことだが、核の問題について聞きたい。  青森県の東通村に東京電力及び東北電力の両者がそれぞれ一千万キロワット、合計二千万キロワットという世界にも例を見ない巨大な原子力発電の基地をつくるのだという理由で農地法上の転用許可申請をして、農林大臣はこれに許可の行政処分をしたが、そのときの許可の条件というものは付されておりますか。付……

第75回国会 農林水産委員会 第35号(1975/09/10、33期、日本社会党)

○米内山委員 新全総あるいは日本列島改造論が熱を持っていたころ、企業が買い占めた土地というものが七十一万ヘクタールあるという資料を見ていますが、そのうちの六十万ヘクタールというのは資本金一億以上の四千社余りのものが買っておる、こういう資料があるのですが、農林省はこの資料を確認しておりますか。まあ構造改善局長御就任間もないことで、まだ御勉強不足の点もあると思うから、後で御答弁を願っても差し支えありませんけれども……。  いずれにしましても、七十一万ヘクタールというような土地が、この狭い国土の中で農業のサイドから、企業の金もうけのために、開発ということは名目だけで、土地を転がして利潤を得ようとする……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1975/11/12、33期、日本社会党)

○米内山委員 きわめて簡単に申し上げますが、こういう性質の仕事というものは粗末に扱ったら後が恐ろしいということは、原子力船で十分御体験のことだと思うのです。いまの報告を聞くと、問題にするに足りないようなトラブルだ、まあその性質上きわめて初歩的なものかもしれません。しかし、こういうことがなぜ起きたかということがぼくは一番重要じゃないか。設備の問題なのか、設備と人の接点である技術の問題あるいは訓練、教育の不十分なのか、あるいは外国から輸入した設備であるから、それに対する、いわゆる機械構造に対する物の考え方の相違、こういうふうないろいろなところからこれは考えてみなければならぬと思います。いずれ明日は……

第76回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1975/11/13、33期、日本社会党)

○米内山委員 この原子力問題を議論するときには立場の問題がありまして、たとえば原子力船のあの「むつ」の騒動の場合に、いま質問なさった竹中先生はまるで東郷大将みたいにあの船の上に乗っていらっしゃった。私はいかり綱の下に漁民と一緒にいたのです。そういうふうなことで、この問題を単に労使の問題とか科学技術の問題だけでは議論が不十分だと思う。  きのう原子力局長の報告を聞きますと、安全検査の上で安全と確信を持ったから許可した、こう言うのです。起きた事故というものは不注意のようなものだ、たとえば手袋をかけてさえおれば問題がなかったという答えもありました。試料の採集びんのふたを改善すればいい、こういうふうな……

第76回国会 農林水産委員会 第2号(1975/11/05、33期、日本社会党)

○米内山委員 いまの豊年米というか超過米というか、余り米とも言われているが、この問題について三木内閣の考え方をまずお尋ねしたいと思います。  農民は、政府が、三木内閣が、この農家の心配に対してどういう心配をして対応しようとしているかみんな聞きたいと思っているわけです。近ごろ非常に三木内閣の信用が落ちている上に、余り米の処理をいいかげんにするならば、三木内閣はもちろん自民党も没落せざるを得ないと思うのだが、そういう意味で、近く選挙もあるだろうし、あなたも政治家だろうから、政府としての、自民党としての考え方をまず明白にしていただきたい。
【次の発言】 あなたは農林政務次官だから、農林省を代表して農……

第76回国会 農林水産委員会 第6号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○米内山委員 青森県の脇野沢という村でニホンカモシカというけだものと人間が生存権の争いをやっております。その際に、けだものの方は法律的に十分な過保護の状態に保護されているが、被害を受けている農民側は政治や行政の保護を全く受けていない。受けている損害というのは単に物的問題だけじゃなしに、精神的にも非常ないろいろな屈辱を感じているような事態があります。というのは、法律によって特別天然記念物というものが指定されるわけです。その中にニホンカモシカというものがあるわけですが、カモシカを保護するということ、それは一つの目的のあることだが、法律の不備あるいは行政の行き届かない点があるために、農民が非常な被害……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 農林水産委員会 第4号(1976/03/04、33期、日本社会党)

○米内山委員 政務次官はいないのですか。いなければいなくてもいいです。  前の国会の農林大臣の所信表明に対して竹内委員が農地法の問題について質問したところ、農林大臣は、農地法の趣旨と、優良農地をつぶさないというたてまえで農地法をかたく守っていく、こういう答弁があったのですが、農林省はいまもあの大臣の言明どおり農地法の適用について厳格にやっていますか。
【次の発言】 それでは、この一年間に、事務要領あるいは転用基準、そういうものについて厳格に改めるような通達あるいは要綱等の改正がありましたか。
【次の発言】 それでは農林大臣はただこの委員会でしゃべったにすぎない。これはなくなった建設大臣が青森で……

第77回国会 農林水産委員会 第11号(1976/05/18、33期、日本社会党)

○米内山委員 防衛庁の方からお尋ねしたいと思います。  まず、むつ小川原開発に関係することですが、あの開発区域の非常に重要な場所に三沢の対地射爆場がある。同時に、掘り込み港湾の予定地にすぐくっついた北側には高射砲の射撃演習場がある。二つの重要な防衛施設が現在あるわけです。おととしの予算委員会の分科会で、防衛庁長官にこの問題について将来どういうふうに処理するか、こう質問しましたが、この問題はなかなかむずかしい、行ってくれというところはあっても、来てくれという場所はないものだ、まあ、ピッチャーがいてもキャッチャーのいない野球のようなものだ、こういうふうな答弁を聞いたことがありますが、それからまる二……

第77回国会 農林水産委員会 第14号(1976/06/22、33期、日本社会党)

○米内山委員 構造改善局長にお聞きしたいのですが、八郎潟干拓地とかあるいは新潟県のどこかで、国営でできた干拓地に米をつくることが悪いことなんだ。あれ自体は局部的に見れば非常に深刻な問題だ。しかも全国の農民に対して与えている影響は非常に重要な問題だ。米をつくるのは悪事かという印象で受けとめられています。  そこで、米をつくることは百姓にとって権利なのか義務なのか、これは大臣から聞きますが、あなた方がああいうことをやるための法律的な根拠は何ですか。
【次の発言】 八郎干拓のことは、私も十四、五遍も行っていますから、その入植方式とか営農方式はわかっています。ただ、小さい方の場合は問題があると思うので……

第77回国会 農林水産委員会 第16号(1976/08/10、33期、日本社会党)

○米内山委員 きょうはたくさんの省庁からおいでを願っていますが、まず第一にむつ小川原にかかわる農地法上の問題からお尋ねします。本当は大臣にも聞いてもらいたい点もあるが、これは後でもいいことにしまして、きわめて初歩的な質問から、復習の意味でお尋ねします。  御存じのとおり、この問題を本委員会で取り上げてから四年になるわけです。その間の速記録をよく読んでみますと、政府の答弁には非常な矛盾があるのです。いままでもこの問題を指摘しようと思ったが、今度はどうしてもはっきりさせておきたいと思います。解散がなくてももう任期だし、落選すれば聞く機会がないから、一番最初のところからお聞きしますから、法律、規則に……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 農林水産委員会 第2号(1976/10/07、33期、日本社会党)

○米内山委員 芳賀委員とセットで質問いたします。  委員派遣として青森、岩手、秋田の三県を調査してまいりましたが、これにつきましては先ほどわれわれの団長から委員会に報告がありましたとおりです。三県を回りましてよく言われたことは、先般大臣がわざわざこっちへ来て、必要なことは何でもやる、こうおっしゃってくれたから、国会としては政府が、少なくとも大臣が言明したことだけは全部やってもらいたい。われわれの団長もわれわれ団員一同も、それは国会議員としての責任でもあるし任務だから、必ずやらせるようにするということをそれぞれの場所で公約してきたわけです。ただ、こういう政策というものは、やりたい、やりますだけで……

第78回国会 農林水産委員会 第4号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○米内山委員 大石農林大臣が就任早々の記者会見で非常に重要な発言をしているわけです。私はここに読売新聞の記事を中心に大臣の真意をただしておきたい。少し記事を引用します。「生産者米価は他の物価水準に比べて低く、農民の生活水準もそれだけ低い。農林行政は農民の暮らしと命を守ってやることだ。その意味で、まず米の値段を他の物価水準並みに妥当なものにしてやりたいということだ」この部分は非常に耳ざわりがいいわけです。その次には「生産者米価を上げれば消費者米価も上がる。それはある程度仕方がないということか。」こういう問いに対して「現在の食管制度に基づく一重米価制度をなくす、つまり米の統制は外すべきだと考えてい……

第78回国会 農林水産委員会 第5号(1976/10/20、33期、日本社会党)

○米内山委員 大臣にまずお尋ねします。  冷害地の状況というものは一日ごとに深刻になっている状態です。というのは、近ごろになりまして、平年よりも二週間ないし二十日おくれの稲刈りが始まる。これを調製してみますと意外に品質が悪いし、収量も落ちているわけです。仮にその町村の作況指数が七〇と出た場合には、品質の低下その他くず米が多いというようなことから見まして、農家の手取りが大体半分まで下がるのじゃないかという不安なんです。去年あたり十四、五万俵も政府に売り渡した町村でも、五等米が辛うじて五万俵売れるだろうかというような地帯もかなり広くあるわけです。  冷害というものは、非常に広い地域に及ぶわけです。……


米内山義一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院33期)

米内山義一郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○米内山分科員 私は、昨年の九月に閣議口頭了解ということになっております青森県のむつ小川原開発、これにかかわる環境問題について長官にお尋ねと申しますか、それよりはむしろお訴えするという気持ちで、きょう御説明申し上げたいと思っております。  すでに閣議で口頭了解ということでありまして、一部開発が、土地買収という部分だけが目下進んでおるわけであります。しかし、いまのような考え方で開発というものが進められると、重大な結果を来たすと実は私ども考えているわけです。そういうわけで、私自身は住民の皆さんとともに、この開発は一応白紙撤回を求めよう、こういうふうな戦いを通して今度の総選挙もやりましたし、その結果……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○米内山分科員 大臣が御退席のようですが、私はきょうは議論にわたることはお尋ねするつもりはありませんので、御答弁は防衛施設庁長官からいただきたいと思います。  まず第一にお尋ねしたいことは、私は青森県出身の代議士ですが、三沢にある対地射爆場と申しますか、われわれが天ケ森射爆場と言っているものを、政府としてはことし、来年、再来年、まあ両三年のうちに手放す方針でございますか。
【次の発言】 まあ手放すというと、ちょっとこういうところで言うことばじゃないようですが、あれを廃止するとか移転するとかという意味なんですが、手放す方針がない。それが困難な理由はどういうところにございますか。

第71回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○米内山分科員 お尋ねします。  九月の十四日閣議口頭了解事項ということに文書の上ではなっていますが、むつ小川原開発についての運輸省港湾局にかかわることをお尋ねいたしたいと思います。  きょうは、この開発に賛成するとか反対だというようなことを抜きに、純粋な技術的な問題をお尋ねしたいと思います。  閣議了解は何を根拠になされたかというと、政府がこれを青森県に押しつけたものではないということはわれわれも理解しております。そうしますと、文書や手続の上からいって、閣議了解の根拠になったものは、青森県のむつ小川原開発第一次基本計画案なるものが根拠だと思っています。その点に間違いございませんか。

第71回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○米内山分科員 この予算案審議に際しまして、私は本分科会に、党として質問通告をいたしておりました。ところが、その後、私の質問の時間は三月六日十時三十分より十一時と、こういうふうに通知を受けまして、本分科会に出席いたしましたところ、私は発言を拒否いたされました。その理由は、私の通告がなかったという理由であったのであります。  私の質問通告の内容というものは、むつ小川原開発における工業用水対策と河川維持についてという、きわめて簡易なものでありまして、しかも、要求した答弁者は、大臣ではなくて局長さんであったのであります。しかし、この問題はきわめて簡単なものでありますが、われわれの地域の住民にとりまし……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本社会党)

○米内山分科員 私は、昨年の九月十四日ですか、閣議の口頭了解事項になりましたむつ小川原開発の問題に関連して、通産当局からお尋ねしたいと思います。  大臣からは最後に意見を聞くことにして、最初はまず通産省の中の資源関係の責任者と申しましょうか、そういうふうなほうからお聞きしたい。  あの開発の内容というものは、石油精製二百万バーレル、つまり年一億キロリットルということであります。これは日本の去年あたりの原油輸入量のおよそ半分になるわけですね。それから石油化学、エチレン・ベースで年四百万トン。これはいまの一年間の生産量を上回るわけです。火力発電一千万キロ。どれを見ましても、世界に比較するもののない……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○米内山分科員 科学技術庁にお伺いしますが、東墓電力と東北電力の両社が、青森県の東通村というところに、それぞれ一千万キロワット、合わせて二千万キロワットの原子力発電を計画して、すでに一千ヘクタール近い用地を買収しております。その内容は、百万キロワットの原子炉を二十個建設するというのであります。これは私どもから考えると、現代における世界の常識を越えたものだと思うんです。そこで、こういうふうな原子力の乱開発とでもいうべき計画が、国の原子力長期計画に沿うているものか。こんな非常識なことが、国の政策とどういうふうな関係を持って進められているのかということに非常な疑問を持つのであります。この点をお尋ねし……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○米内山分科員 私は建設省所管事項のうち、いま青森県で進められているところのむつ小川原開発水域における用水開発計画についてお尋ねしたいと思います。  数年前から建設省がいろいろな角度からこの調査をなさっていると思います。調査には一定の想定なり目標がなければならぬはずでありますので、小川原湖の用水開発計画の目標、これは一日何百万トンの工業用水を取水するということを目標として想定してこの調査をなさっているか、まずこの点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それで実はお尋ねしたいのですが、私はあの土地で、あの湖のほとりで生まれて育った者でして、さらに二十数年間あの小川原湖の漁業組合長をやってきて……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○米内山分科員 運輸省の港湾局の関係にお尋ねします。  青森県のむつ小川原地域に大型の工業港湾をつくるということになっております。すでに運輸省ではその調査を進められておると存じております。そこで、調査のあらましと申しますか、大体どういう規模の港湾で、いつごろ着工していつごろ完成するのか、そのことを、まずあらましでけっこうです。今後調査というものはまだ続けられなければならないはずだと思いますが、現在の段階で、その調査の量を一〇〇とするならば、どの程度の段階まで調査が進められておるかということをお聞きしたい。
【次の発言】 私、なぜこういうわかり切ったことを御質問申し上げたかというと、実は港湾にあ……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1974/03/05、33期、日本社会党)

○米内山分科員 長官にお尋ねします。  いま砂糖の問題が出ましたが、物価の問題では狂乱物価という新熟語といいますか、これは近松の造語かもしれない。この狂乱をあおるのが企画庁の仕事か、押えようとするのが企画庁の仕事ですか。まずこの一問を……。
【次の発言】 実はきょう、物価の問題じゃない、開発の問題をお尋ねするのが趣旨です。物価の場合は、あるいは気違いが乱暴しておるというようなことかもしれない。だからばかは死ななきゃ直らぬという程度のことかもしれないが、いま正面からぶつかっているむつ小川原開発というようなものは一種の狂乱開発だと私はきめてかかっておる。 しかもこれは女性的なものじゃなくて、乱暴者……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○米内山分科員 現在小牧にある第三航空団が三沢基地に移駐するという話を聞いておりますが、これはすでに決定されたことでございますか。
【次の発言】 そういうことで、今日に至るもなおかつ地元の市役所などに正式の連絡がないのだと思いますが、しかし、現地の状況というものは、これ以上騒音に耐えかねるというような事情にありまして、現在住民は、特に騒音の激しい滑走路の進入面の直下にある多数の人々が一大恐怖を起こしているわけです。そしてこの移駐は拒否しなければならないという反対の意思表示をしているわけです。もう長い間あの地域の住民は、私もその一人でありますけれども、耐えがたいような航空騒音に悩み続けてきておる……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○米内山分科員 私は新長官に、開発というものに対する基本的なお考えをまずお尋ねしておきたいと思います。  三木さんが総理になった際に、「信なくんば立たず」ということをおっしゃっているわけです。これは非常に国民の共感を得ている言葉であります。これからの開発を進めるに当たっても、地域住民の信を得るということが根本的な問題だと考えるのであります。たとえば、青森県における原子力船「むつ」というもののいわゆる国家的開発に対するああいう住民の反発というものを見ましても、これは国の開発姿勢に対する重大な不信と不安の上から発生した事柄でありますので、特にこの開発に当たりまして、住民の十分にして完全な合意を得る……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○米内山分科員 近ごろ季節出かせぎ者に対する賃金不払いというトラブルのケースが非常に多くなっておりますが、労働省の方ではこの実態についてどのような把握をなさっているかをお伺いいたします。
【次の発言】 これはきわめて重大な問題だと思うのです。オリンピック前のあの不況のときには非常に多かったのです。それが一ころ減りまして、去年の下半期から特に多くなってきた。  私はこのことを特に感じますことは、わが国のこの出かせぎ者の出身地というもの、その七〇%近いのは東北六県の雪の降る地帯の農民なんです。それの大半は建設業の単純な土工作業なわけです。近ごろ非常にそれを感じますのは、以前の池田内閣のころの不況の……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○米内山分科員 通産大臣にお尋ねします。  近ごろエネルギー産業と申しますか、石油精製あるいは大火力発電所さらには原子力発電所というようなものが非常に立地が困難になってきている、こういう事情があるわけです。なぜ立地困難になっているのかということと、どういう考え方でこれを処理していこうと考えておられるか、その考え方をまずお尋ねしたい。
【次の発言】 そこで、公害というのは、そういう大きな設備が立地した後に生ずるものであります。その前に、開発の進め方に重大な問題のあることを、私は指摘しておきたいと思います。  そこで、事務当局からお伺いしたいのですが、現在のわが国の石油の場合ですが、精製設備という……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○米内山分科員 大臣の御答弁は最終にお願いすることにしまして、まず最初には政府委員からお尋ねしたい。北海道東北開発公庫の監督官庁はどこになっておりますか。
【次の発言】 直接これを管理する役所といいますか、管理官というのはどこにいらっしゃるんですか。
【次の発言】 この北東公庫がむつ小川原開発株式会社というものに出資しておるわけですが、この出資の目的というものはどういうことでありますか。
【次の発言】 どういう事業に北東公庫が出資すべきかということは、法律にも明文化してあるところでありますが、むつ小川原開発の場合は、この北東公庫というのは、みずから電力を起こす企業でもないし、石油化学工場を経営……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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