佐野進 衆議院議員
33期国会発言一覧

佐野進[衆]在籍期 : 31期-|33期|-34期
佐野進[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは佐野進衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

佐野進[衆]本会議発言(全期間)
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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第33号(1974/05/23、33期、日本社会党)

○佐野進君 私は、日本社会党を代表して、ただいま報告のありました中小企業白書について、田中総理並びに関係各大臣の見解をただそうとするものであります。(拍手)  御承知のとおり、この一年間、内外環境の変化はきわめて激しいものがあり、わが国経済は、かってない新たな事態に直面し、きびしい情勢下に置かれてまいりました。とりわけ、一般的に経営基盤の弱い中小企業は、物価の異常な高騰、物不足による原材料の入手難、石油危機、貿易情勢の変化、総需要抑制政策等によって甚大な影響を受け、経営の悪化、企業倒産の増大という事態に立ち至っております。  中小企業白書は、このような情勢の変化について一応の分析を加えておりま……

佐野進[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

佐野進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 商工委員会 第4号(1973/02/27、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、通商産業大臣の所信表明に関することにつきまして若干の質問をいたしたいと思います。  現在の経済問題の最大の課題は、円の切り上げを含む一連の経済情勢の変化に対応する対策だと思うのであります。  そこで、通商産業大臣の所信表明につきまして私何回も読ましていただいたのでありますが、今日の経済変動をもたらした最大の原因が、通商産業政策の持つ欠陥の露呈といってもいいのではないかと私は感ずるのでありますけれども、この所信表明全体を見ましたところ、大臣の所信の中では、たとえば一ページの終わりから四行目、いわゆる「成果を収めて参りました。」、「国際経済情勢につきましては、一昨年十二月の……

第71回国会 商工委員会 第17号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大体一時間くらいあるということで準備をしてきたのですが、三十分に削られたので、しゃべることもだいぶ少なくなってしまいましたが、これから大臣だけに質問をしぼってお答えを願いたいと思うのです。私のほうもできるだけ要点を質問しますから、大臣のほうも簡単に。時間がないということでたいへん残念なんですが、やむを得ません。  まず第一に、私この前質問申し上げまして、所信表明に対していろいろ大臣の見解をただしたわけでございますが、そのときも時間がありませんので次の機会で質問申し上げたいということで保留しておった事項がございます。その点、きょうもまた時間がなくなりましたから全部聞ききれません……

第71回国会 商工委員会 第28号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 今国会に提案されている中小企業関係法案が相当あるわけですが、きょうは中小小売商業振興法案が議題とされたわけでありますので、私は、この法案を審議する中で、当面する中小企業問題全般について、大臣並びに中小企業庁あるいは各省の見解をただしたいと思うものであります。  大臣は、この法案の趣旨説明に際しまして次のように述べておられるのであります。「最近、百貨店、大型スーパーとの競争が激しくなっており、また、流通部門に対する外国企業の進出が相次いで伝えられるなど、中小小売商業を取り巻く環境は一段ときびしさを増しております。このような情勢に対処して、」「自主的な近代化努力を促進し、その能力……

第71回国会 商工委員会 第29号(1973/06/13、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま提案されました修正案につきまして、私から提案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案は、お手元に配付されているとおりでございますが、修正点の第一は、振興指針に定める事項として、「中小小売商業の従事者の福利厚生に関する事項」を加えることであります。  申すまでもなく、中小小売商業者は、いかにして従業員を確保するかということが当面する重大な問題となっておりますが、これを解決して、中小小売商業を魅力あり、働きがいのある職場とするためには、振興指針に定める事項として、中小小売商業の福利厚生に関する事項を明示することが必要であります。  修正点の第二は、主務大臣は、特定連鎖化事業……

第71回国会 商工委員会 第33号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、沖繩海洋博の問題に関して、通産大臣並びに関係各省の担当者に質問をしたいと思います。  私ども社会党は、沖繩海洋博の開催をめぐる諸問題について、現地側の強い要請を受け、さらに党の中央執行委員会におきまして、この問題の重要性にかんがみ、調査団を派遣いたしまして、現地において、三日間つぶさに実情を調査して帰ってまいったわけであります。そしてその結果に基づき、数次にわたり調査団会議を開催し、さらに、昨日の中央執行委員会において調査団報告を了承し、政府にその内容の実現方、あるいは改正の問題、今後取り組むべき方針等について、これをきびしく追及し、要求していくことを決定いたしたわけで……

第71回国会 商工委員会 第37号(1973/07/03、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律案について、大臣に質問をいたしたいと思います。  大臣の提案理由の説明を詳しく読ましていただきましたし、さらに法律の内容をそれぞれ検討いたしましたが、この法律案全体を通じて感じますことは、現下の流通機構の中における小売業の事業活動全体の置かれている立場、こういうものから考えましても、この法案は全体的にきわめて不備な点が多いということを私は痛感いたしておるわけであります。特にわれわれは、法案として上程されているという段階の中において、いち早く百貨店法の持つ欠陥、それがむしろ逆行の方向の中で改正される、こういうようなこ……

第71回国会 商工委員会 第43号(1973/07/17、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は中小企業者の範囲の改定等のための中小企業基本法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。  きょうは大臣が出席いたしませんので、主として中小企業庁長官に質問をいたしますが、必要に応じては、政務次官もお見えになっておりますので質問いたしますから、ひとつお答え願いたいと思います。  中小企業者の範囲の改定等のためということばが入っておりますけれども、いわゆる中小企業基本法等の一部を改正する法律案ということになっておりますので、中小企業基本法が制定されてから今日に至るまでの間、この基本法の精神に基づいて中小企業政策並びに対策が行なわれておるわけでありますが、この機会に、……

第71回国会 商工委員会 第57号(1973/11/21、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私も板川委員に引き続きまして、石油問題を中心にして大臣に質問をしてみたいと思います。  いままで石油問題についていろいろ質疑応答か行なわれたわけでありますが、私は通産大臣に、基本的な、原則的な意味において一、二点伺ってみたいと思うのです。  この石油問題は、わが国が高度成長を続ける基本的な立場においてエネルギー源として石油を採用し、ここに多く依存して今日の高度経済成長が進められてきておるわけでありまするが、この政策を進める、いわゆる通産行政の基本である、言うなれば、わが国の経済政策の根本的な問題である石油問題が、アラブの諸国の供給削減という事態の中で周章ろうばいをして、そのな……

第71回国会 地方行政委員会 第32号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律案について、大臣並びに各省の担当者に質問をいたしたいと思います。  まず、最初に、大臣に御質問をいたすわけでありますが、すでに、本委員会で、この法律案につきまして多くの方々から詳細な質問が行なわれております。私も、速記録等を読ませていただきながら、本委員会における審議の状況を把握しておる立場に立ちまして、きわめて問題点をしぼりながら、核心にできるだけ触れる形の中で質問を申し上げてまいりたいと思います。したがって、大臣並びに局長も、ひとつ具体的な御答弁をお願いしたいと思います。  まず、具体的な問題の内容に入る間に、総括的な……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 商工委員会 第3号(1973/12/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、先ほど来いろいろな意見を聞いていたのですが、石油連盟の方がいなくなったのはたいへん残念ですが、主として供給を受ける立場に立っておられる皆さん方がこの法案について賛成だ、早く通してくれ、たいへんいい、こういうような言い方をされておることに対して非常に危険な思いがしてしかたがないのです。特にいまだいぶ長い演説をされておられたLPガス協会の会長の深尾さんに私は御質問申し上げたいのですが、あなたは先ほど来ほんとに大演説、参考人としては必要以上にお話をしておられたわけですけれども、これは私たちの、質問をしようとする人たちの意見、意思と若干違っているんじゃないかという気がするのです……

第72回国会 商工委員会 第4号(1973/12/11、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人の皆さんにはたいへん長時間にわたって御苦労さまで、お忙しいところを特に帰らないで質問に答えていただくことについて、忙しい方もいるのに心から感謝します。  そこで、私、きのうも実は参考人の皆さんに御質問をしたんですが、この法律が現在の緊急事態に対して何か特効薬のような感じをお持ちになられて、この法律さえ通れば石油問題がほとんど解決するんじゃないかと錯覚しておられるんじゃないかと思うほど実はきのうの参考人の大部分の人たちが非常に賛成である、早期に通していただきたい、こういうことを強調されましたので、私ちょっとかちんときましたものですから、たいへんいろんな点で心配ございますよ……

第72回国会 商工委員会 第6号(1973/12/13、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣に質問するということで質問の順序をきめていたのですが、大臣の出席がおくれるということですから質問の順序を狂わせなければならぬ。約束が違うので私としてはたいへん迷惑をいたしております。したがって、質問の首尾一貫しない面がありますが、大臣が来ました場合あらためてやるということにいたしまして、エネルギー庁長官と中小企業庁次長に質問をしてみたいと思います。  昨日の質疑を通じまして幾つかの点について問題点が明らかになったわけでありますが、私は、その明らかにならざる部面、特に配給、あっせん、これらの面について、それぞれ質問をしてみたいと思うのであります。  法律の条文によりますれば……

第72回国会 商工委員会 第16号(1974/03/12、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案について質問をいたすわけでありますが、実は大臣に質問をしたかったわけでありますが、予算委員会の開会中でもありますし、この法案は一刻も早く成立を期したいという大方の希望等もありますので、審議を促進する意味において、大臣が出席していないのでありますが質問をいたし、もし大臣にどうしても聞かなければならぬ点につきましては質問を留保しておきまして、大臣に質問をするようにいたしたいと思います。そういう意味でありますので、答弁される政務次官あるいは長官等におかれても、ひとつ責任ある立場においての御答弁をお願いいたしたいと思います。  まず第一に……

第72回国会 商工委員会 第20号(1974/03/26、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、石油問題、電力問題を質問する予定でおりましたが、あしたから石油問題についての審議が始まるようでございますので、きょうは電力料金の値上げ問題にしぼりまして質問をいたしたいと思います。  まず最初に、政府側から通産、経企お二方の政務次官が見えておられますから、二人の方に御質問申し上げたいと思いますが、電力料金は、いま答弁がありましたように、時期はともかくとして、値上げをするというように方針がきめられたというような印象を受けておるわけでございますが、それに対して通産、経企両政務次官はどのように考えておるか、この際、御見解をお聞きしておきたいと思うのです。

第72回国会 商工委員会 第21号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ここのところ、私しばらく質問を続けているのですが、通産大臣にはなかなか出席と質問の時間とのタイミングが合わないで、幾つか聞きたい点がたまっておったわけでございます。しかし、きょうもあなたの時間が一時間ということでございますから、本来の法案の審議に支障を来たすような質問もどうかと思いますので、いずれまたそれらの問題につきましてはあらためて時間をとって質問をしてみたいと思います。したがって、きょうは石油開発公団法の問題を中心にいたしまして、それの前提になる諸条件等について質問をしてみたいと思います。  すでに昨日本会議において趣旨説明に対する質問が行なわれ、大臣から見解が明らかに……

第72回国会 商工委員会 第24号(1974/04/03、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 特定繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案について質問いたしたいと思います。  まず第一に、繊維問題は今日非常に大きな政治的、経済的問題になっておるわけでございますが、この情勢下において通産当局が積極的に取り組んでおられることに対して、私も一応敬意を表しながら質問をしてまいりたいと思うわけであります。しかしながら、私はこの法案の内容等につき、しさいに検討し、さらにまた、大臣の提案説明を分析いたしますると、表現的には国内外の環境の変化に対応してこの法律案を通すと言いながら、実質的には、国内的な問題に焦点を当て――まあ法律案のていさいとしては当然であろうと思うのでありま……

第72回国会 商工委員会 第27号(1974/04/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 計量法の一部を改正する法律案につきましては、すでに審議がだいぶ進んでおりますので、できるだけ重複を避けて質問したいと思います。あるいは重複している面もあるかもしれませんが、その点はひとつ適宜判断をして御答弁を願いたいと思います。  まず第一に、計量法の現状につきまして、現在までの法律改正の経過あるいは計量行政審議会における中間答申等々においていろいろな内容の改善等々が行なわれておるわけでございまするが、私はその中において、三点ばかり質問をしてみたいと思うわけであります。  その一つは、適正な計量取引の推進についてという中間答申が出されておるわけでありまするが、現在までの法律改……

第72回国会 商工委員会 第29号(1974/04/24、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 繊維の構造改善に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきましては私、過日も質問をいたしておりまして、きょう上坂君が質問する予定になっておりましたが、都合がありましたので、緊急ピンチヒッターとして質問をするようになりました。したがって、前回の質問に重複しないよう、またいままでの質問にできる限り重複しないよう配慮いたしながら質問をしてまいりたいと思いますが、あるいは重複する面に及ぶかもわかりませんが、これをやむを得ざるものとしてひとつ御了承いただきたいと思うわけであります。  そこで私は、冒頭に大臣にひとつ質問をしてみたいと思うのでありますが、この法案が国会に提案されて以来、……

第72回国会 商工委員会 第31号(1974/05/07、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人の皆さんにはたいへん御苦労さまです。私どもこの法案が提案されましてから、すでに長時間にわたって審議を続けてきておりまするし、私自身も二回にわたって一時間以上質問をし、政府当局の考え方について明らかにしてきた次第であります。したがって、私どもはこの法案の持つ欠陥、そして必要性、そしてまたこの法案と同時に審議しなければならない当面の緊急対策等々については、十分とまではいきませんけれども、大体の審議を続けてきているつもりであります。したがって、そういうような経過の中できょう皆さん方においでを願い、御意見をお伺いしておるわけでございまして、その意見の中から幾つかの点について質問……

第72回国会 商工委員会 第32号(1974/05/08、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、輸出保険法の一部を改正する法律案について、大臣並びに関係局長に質問をいたします。  まず最初に、大臣に全般的な問題として質問をしてみたいと思います。  今回の輸出保険法の改正に関しまして、われわれはこれに原則的に賛成する立場で検討を続けてきておるわけであります。したがって、この法案の持つ意味並びに今日の事態における必要性、そういうことについて理解ある立場において審議をしてみたいと思うわけであります。したがって、大臣におかれても、その点をひとつ踏まえての答弁をお願いいたしたいと思います。  しかし私は、この法案を審議するに際していろいろ検討をしてみたのでありまするが、やは……

第72回国会 商工委員会 第35号(1974/05/15、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、発電用施設周辺地域整備法案の審議をいたすわけでありますが、審議の具体的な内容に入る前に、通産大臣に三点にわたってこの審議の背景になるべき問題について質問をしてみたいと思います。  その第一は、今日この法案が重要法案として審議が急がれておるわけでありまして、委員長もたいへんな熱意をもってこの審議を促進するように努力されておるわけであります。私どもは、またその重要法案として審議を促進しようとする与党の委員の皆さんと立場を異にするような状態の中でこの審議をしようといたしておるわけであります。そのことの持つ意味は、この法案が現在行なわれつつある発電所建設に対する反対運動ないし建……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 商工委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、いま加藤さんから質問のありました繊維問題等当面する経済情勢の中で、中小企業関係がたいへん困難な状況に置かれておりますので、この問題と、いま一つ、この商工委員会が開催されていない期間の中で値上げが行なわれた東京瓦斯を中心とするガス料金の値上げ問題について質問をいたしたいと思います。  まず最初に、大臣に御質問をいたしますが、現下の情勢はきわめてきびしい情勢である、こういうことはもうだれしも否定することのできない状況であろうと思うのであります。その原因が、結果的にいうならば政府の経済政策の失敗、その失敗に基づくところの対策、これが総需要抑制策をはじめとする一連の対策となって……

第73回国会 商工委員会 第3号(1974/10/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣に質問をしたいと思っておったのですが、大臣が十二時半にここを出るということでございますので、最初大臣に関係あることだけについて質問をいたしまして、順序は違ってまいりますけれども残された問題については関係者から答弁を求めていきたいと思います。私は、きょうは繊維の不況対策とシベリア開発に関係する問題等について質問をしてみたいと思います。  まず最初に、時間の関係もございますので繊維関係について質問をしてみます。公取の委員長は来ていますか。――至急呼んでください。  まず第一に、繊維産業の不況対策についてはいま稻村議員からそれぞれ質問がありまして大臣、局長から答弁があったわけで……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1975/09/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私はいま問題になっておる六価クロムの問題を中心にいたしまして、公害の問題について質問をしたいと思います。  すでに昨日からきょうにわたりまして、いろいろな論議が展開されておるわけであります。私もこの二日間にわたって話を聞きながら、いろいろ感じたことがあるわけでありますけれども、特にいま問題になっておる日本化学の工場の近くに住んでおるという立場から、この問題発生以前あるいは発生した以後におきましても、その渦中に立たされて、問題の取り組みをしている議員の一人といたしまして、この二日間の論議について、非常に深い印象を得ておるわけであります。したがって、そういう見地から、与えられた時……

第75回国会 商工委員会 第1号(1975/02/12、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、ただいまの通産、経企の各大臣並びに公取委員長の所信表明ないし報告に対する質問をいたしたいと思います。  まず、経済企画庁長官と通産大臣に関連した部門について質問してみたいと思います。  お二人のそれぞれの所信をお聞きいたしておりまして、若干のニュアンスの相違はありますが、原則的にそう違いのないようなお話であったわけであります。しかし、新聞紙上を通じてあるいはその他の報道を通じて私どもの目に入り、耳に入る、そういうような両大臣の見解というものは、相当開きがあるように感じておるわけであります。そこで、私はその点について、当面する経済政策について質問をしてみたいと思うわけであ……

第75回国会 商工委員会 第3号(1975/02/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは通産大臣が予算委員会の方へ出ておるということで福田経済企画庁長官においでをいただいておるわけでございますので、最初若干の時間福田さんに御質問申し上げて、あと各関係省庁のそれぞれの責任者から答弁をいただきたいと思います。  福田さんにはこの前この委員会で質問をし、さらに予算委員会で質問をいたしたのでありますが、いわゆる政治的立場は異にするということで質問を続けてきておるわけでございますけれども、しかし当面するこの困難な経済情勢の中で経済運営を図っておられる福田さんから、総需要抑制策を堅持する、いわゆる枠組みははずさない、しかしその中で起きてくるひずみについては十分きめ細……

第75回国会 商工委員会 第8号(1975/03/14、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、大臣並びに関係局長にいろいろな点について質問をしようと思って準備をしておったのでございまするが、いまの予定からすると、大臣の遅刻のためにあと二十数分しか時間がありません。この次の機会に詳しい質問をしてみたいと思うわけでありまするが、当面する諸問題について若干の時間、大臣を中心にして質問をしてみたいと思います。  御承知のとおり、景気はきわめて深刻な状況になりつつある、したがってこれに対して通産当局としても積極的な対策を立てなければいけない、こういう点についていろいろな対策を立てつつあるということについては伺っておるわけでありまするが、本委員会として、当面する不況対策に対……

第75回国会 商工委員会 第9号(1975/03/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは法案審議ですから、大臣の出席を求めて質問をしたいと、こう思っておったのですが、諸般の事情により大臣のいないところで質問するわけで、政務次官に質問せざるを得ないわけでございますので、政務次官ひとつ十分その辺の事情を踏まえた上で答弁をお願いしたいと思います。  そこで、まず最初に、この高圧ガス取締法の一部を改正する法律案が提案されておるわけでありまするが、これは四十年に改正され、さらにまたその後、液化ガスの保安確保に関する法律等々、高圧ガスに対する関心は、その事故発生をはじめ、各種のエネルギー問題の中において、その利用度が高まるにつれて関心が高まってきておることは、私がい……

第75回国会 商工委員会 第10号(1975/03/25、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣が参議院の予算委員会の方へ行かれたということと、本会議があるので時間が制約されていることもありますので、私はきょう予定した質問の中の幾つかの点について質問をして、あとはひとつ次の機会に譲りたいと思います。  私は、この石油開発公団法の一部を改正する法律案については、今日の情勢の中で時宜に適した法律の改正である、こういうぐあいに当初考えておったわけであります。したがって、本法案についてはむしろ積極的にこれを評価するという意味において本会議における趣旨説明を求め、本会議場における質問をしてみたい、こう考えて国対の方にその要求もしておったわけでありまするが、その後の情勢の変化も……

第75回国会 商工委員会 第11号(1975/03/26、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、特に田中参考人と島田参考人に聞いてみたいと思います。  田中参考人は、本法律の改正がきわめて有益である、こういうようなことでいろいろお話があったわけであります。私どもも、この法律は今日の情勢の中で必要であるということを認める立場で審議をしておるわけでありますが、日本の石油開発ということがそういう全体的な要望の中で具体的に成果を上げているかどうか、そういう面から見たとき非常に心もとない感じを持つわけです。ただ法律を改正し、その状態をいわゆる前進、前向きの形で変化させるとは言いながら、この程度の改正で果たしてそのことが達成できるのかどうかということで質疑を続けてきておるわけ……

第75回国会 商工委員会 第12号(1975/03/28、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、石油開発公団法の一部を改正する法律案について、過日、大臣が出席をしている時間だということで質問をしたわけですが、たまたまその日大臣が全時間、私の質問時間中在席していなかったので、そういう点について約束が違うではないか、こういう抗議を言ったんでありますが、参議院の関係等もあって、質問を留保しておいた事項がございますので、それらの問題を中心にして質問をしてみたいと思います。  まず第一に、今回の法律改正に当たって幾つかの問題点が提起されておるわけでありますが、それはすでにいままで各委員から質問をしてこられたわけであります。したがって、私は重複を避けてと申し上げたいのですが、……

第75回国会 商工委員会 第13号(1975/04/15、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 中小企業近代化促進法の改正について質疑をしてみたいと思うわけでありまするが、その前に、中小企業庁長官に現在の中小企業界の現況について概括的にひとつ報告を求めたいと思います。どういう状況になっているか、たびたび質問を続けてきておりますから、その後の情勢を報告してください。
【次の発言】 一般的に景気が底入れをして在庫調整も進んでいる、したがって中小企業面においても明るさが見られつつある、いまこういうような御報告でありますか、しからばどういうような業種がどういうようなところからそういう変化が見られつつあるようになっているか、この点をひとつ具体的に御説明願いたいと思います。

第75回国会 商工委員会 第14号(1975/05/06、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、前回に引き続き、保留した分についての質問を続けたいと思うのでありますが、その前に、河本通産大臣、その後における景気対策等々、新聞紙上等を通じては大変熱心に取り組まれておるようでございまするが、中小企業を取り巻く経済環境、なかんずく不況が深化しているという現下の状況の中でどのような景気対策を行っておられるのか、さらに中小企業に対してどのような配慮をしておられるのか、総論的で結構ですから、ひとつ御見解をお示し願いたい。
【次の発言】 そこで、巷間伝えられるところによると、通産大臣は、いわゆる景気が冷え込み過ぎている、したがってこのままの状況からするなら経済界が非常に深刻な局……

第75回国会 商工委員会 第15号(1975/05/07、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 附帯決議案につきまして、提出者を代表して私からその趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。   中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、現下の不況を克服し、小規模企業の保護育成を図りつつ、中小企業の近代化を推進するため、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一 中小企業の受注量確保を中心とする不況対策を一層拡充するとともに、長期的視野に立つて中小企業近代化の基盤を整備するため、中小企業の組織強化、経営指導、情報提供、労働福祉の向上、小規模事業者対策の充実、金融・税制の改善等の諸対策の総合的……

第75回国会 商工委員会 第16号(1975/05/23、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 まず第一、通産大臣に、かねて質問を続けてきておる問題でありますが、機会が与えられましたので、さらに引き続き質問をしてみたいと思います。  通産大臣は、景気の回復については、積極的に総需要抑制の中においてもこれに取り組んできた、そういう意味において第一次、第二次の不況対策を行い、いままさに第三次の対策をとりつつある、こういうことをかねて内外において説明を行ってきておるわけでありますが、その後における経済の情勢の急変と申しましょうか、変化に伴い、かねてから総需要抑制の最も強い主張者である福田副総理もその見解にやや柔軟性を見せてきておる、このように新聞紙等では報ぜられておるわけであ……

第75回国会 商工委員会 第18号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま提案いたしました附帯決議案につきまして、提案者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。   特許法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、内外における諸情勢の進展に即応して工業所有権制度を円滑に運用するため、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。  一 特許情報の激増に対処し、その効率的利用を図るため、特許庁における分類審査機能の強化及び審査資料の収集整理についての改善を含め、情報処理業務と機構の拡充を図り、特に公開公報の内容及び発行の態様につき早急に再検討を加え、必要な法的措置を速やかに……

第75回国会 商工委員会 第20号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、独禁法の改正案につきまして、午前の勝澤委員の質問に引き続いて、社会党の立場から質問をしてみたいと思います。  福田さん、大変お急ぎの用事があるようでありますので、まず冒頭、見解をお聞きいたしたいと思います。  午前中、大変いろいろな問題について議論がなされたわけでありまするが、私どもその議論を聞いておりまして強く感じますことは、政府案作成の経過の中において、総理府と公取との見解の中に相当大きな開きがある。あるいは政府部内の中に、そのまとめるに至っての経過の中で大変いろいろな考え方が錯綜しておった。結果的に、この改正案を提案するに当たっても、だれが勝った、だれが負けたとマ……

第75回国会 商工委員会 第21号(1975/06/04、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きのうの質問に引き続きまして質問をいたすわけでありますが、副総理の出席を求めておりましたが、参議院の関係でこちらへ来れないということでございますので、この面については主として総務長官並びに通産大臣にお答えをしておいていただきたいと思います。副総理が見えられたら、そのときこの問題についてさらに質問してみたいと思います。  昨日も私質問をいたしたわけでありますが、この審議を通じて強く感じましたことは、公取試案からさらに政府素案、あるいはまた政府案という経過の中で、その内容が後退に次ぐ後退を続けてきたということは、審議の経過の中でほぼ明らかにされてきたと思うのであります。そして、そ……

第75回国会 商工委員会 第22号(1975/06/06、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、この前独禁法の審議を続けてきたのでありまするが、きょうはそれに関連もいたしますが、特に中小企業の今日置かれておる情勢、いわゆる独禁法改正に関連する情勢の中で、どのようにこの改正案の中でこれら問題に対して取り組んでおられるか。さらにまた、その中で当面する重大な課題は何なのか、どうそれに対して対処されようとしておるのか等々、具体的な問題をそれぞれ中に盛り込みながら質問をしてみたいと思うのであります。  まず第一に、通産大臣にお伺いをいたしたいと思うのでありまするが、独禁法の審議を通じて明らかにされたことは、いわゆる高度寡占状態、独占状態を排除することが今日的課題としていかに……

第75回国会 商工委員会 第24号(1975/06/17、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は商品取引所法の一部を改正する法律案について質問してみたいと思うわけでございますが、まず最初に大臣にお伺いをしたいと思うのであります。  この審議につきましては、すでに二日間にわたって審議が続けられ、多くの方々から専門的に突っ込んだ形における質疑が続けられておるわけでありまして、いまさら私が原則に返って質問するのも何かそぐわないような気もいたしますが、大臣がこの問題についてどう考えるかということについてこの際ひとつ明らかにしていただきたいと思うわけであります。  大臣は経済界に身を置いておられて、いわゆる証券取引ないし商品取引等については相当深い知識を持っておられると私ども……

第75回国会 商工委員会 第25号(1975/06/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人の皆様には御苦労さまです。私ども社会党としては三名質問することになっておりますので、私が一番先ということで、時間が大変短いので内容について詳しくお聞きをすることができないのは大変残念でございます。また、審議につきましては、私も今月の三日、四日と二日間にわたりまして本法案の内容を審議いたして、その矛盾点についてそれぞれ政府側の所見をただしておるわけでございます。そういう意味において、時間もございませんので、端的にお聞きをいたしたいと思うのであります。  御承知のとおり参考人各位の先ほど来の御発言の大部分の内容は、今日の社会的、経済的情勢の中で、独禁法の改正が強化という方向……

第75回国会 商工委員会 第28号(1975/06/25、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣は十一時半に来る予定になっておったそうでありますが、十一時半過ぎても見えませんが、委員長の方からひとつ適切な処置をお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は、石油備蓄法案につきまして、まず提案理由に沿いながら法案の内容について質問をしてみたいと思います。  石油備蓄法案の提案理由説明で、「一昨年の石油危機の経験に照らしても明らかなように、石油供給の削減や途絶といった事態が生じた場合、きわめて大きな影響を受けることとなります。」このように書かれておるわけでありますが、これはわれわれが一昨年の暮れから昨年の春あるいはことしにかけて、いろいろな形の中で経験をしてきたことであり……

第75回国会 商工委員会 第29号(1975/06/27、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは時間が余りありませんので十分質疑を行うことができませんが、時間内において私は繊維の問題等を中心にしまして、後で加藤先輩からそれぞれお話がございまするけれども、私なりに質問をしてみたいと思います。  通産大臣にその前にお伺いをしたいわけでありまするが、いわゆる景気問題につきましては通産大臣は閣内においても大変積極論をとって対処しておられる。景気のそれぞれの指標も回復の傾向にある、こういうように判断されておるようでありまするが、私どもが実際に産業界あるいはその他各方面の事情を聴取してまいっておるところによりますれば、通産大臣の見解とは相反して非常に深刻な様相が日一日と深ま……

第75回国会 商工委員会 第30号(1975/07/01、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 あと八分しか私の持ち時間がありませんので、質問する条項は大体一つぐらいとなろうかと思うわけでありまするが、実はこの法案の審議に当たりまして私どもいろいろの面から検討をいたしました。この前、長官ないし大臣に質問をいたしたわけでありまするが、問題は安全性の問題、それからいわゆる資金的な、財政的な問題、私はこの二つに質問の要点をしぼってただしたわけでありまするけれども、安全の問題につきましてはきょうは時間がございませんので一応触れないで、財政的な面でそれぞれの参考人に御質問をしてみたいと思うわけであります。  向坂参考人は、先ほどいわゆる民族系は大幅な赤字であり、この状態の中で民間……

第75回国会 予算委員会 第12号(1975/02/14、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、社会的不公正是正という三木内閣の方針、それに基づきまして、本委員会においてもいろいろ質疑が続けられておるわけでありますが、その中において特に中小企業の不況対策、この問題を中心にいたしまして、社会的不公正の是正に関するいろいろな問題を取り上げて、関係各大臣に質問をしてみたいと思います。  福田さんと河本さんには、この前、商工委員会の席上、約一時間ばかりいろいろの面で質問をいたしました。そのとき申し上げたとおり、中小企業問題は残しておきますよ、こう言っておりましたので、そのことに関連して、きょう改めて、大蔵大臣を含めて質問をしてみたいと思うわけであります。  その第一は、け……

第75回国会 予算委員会 第17号(1975/02/20、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、きょうは、社会的不公正是正という意味における大企業と中小企業の不公正をどうやって是正するかという点について、具体的な例を挙げながら質問をしてみたいと思います。  最初に、大蔵大臣と通産大臣と労働大臣に質問してみたいと思うわけでありますが、いわゆる今日の不況の状況は日一日と深刻な様相になってきておる。したがって、これに対する対策は特に急を要するということは、もう社会一般の通念になりつつある。ところが、政府は相変わらず、総需要抑制の枠を崩さない、その枠内できめ細かな対策をとるということをしばしば言明を続けておるわけであります。ところが、連日報道される新聞等、あるいはその他の……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 商工委員会 第1号(1975/11/11、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、景気対策、独禁法の取り扱い、中小企業対策、特に分野問題を中心にして質問をしてみたいと思います。  国会が召集されてから大分時間がたちますし、委員会も五カ月近く開かれておらないという形の中で、大臣、公取委員長等に対してあれも聞きたい、これも聞きたいという問題がたくさんあるわけでございますが、時間の制約等もございますので、要点にしぼって質問をしてみたいと思います。  まず第一に、景気対策であります。福田経済企画庁長官は所用のため若干時間がおくれるということでございますので、主として通産大臣に質問をしてみたいと思います。  政府は、第四次の不況対策を含め、あらゆる景気対策につ……

第76回国会 商工委員会 第3号(1975/11/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案について質問をするわけでありますが、今日中小企業の置かれている立場の深刻な情勢は、いまさら私が申し上げるまでもなく、当局がよく御承知のことであります。そういう意味で、この法律案が提案されたことはその事情をよく了解するのでありますけれども、しかし、その中小企業の置かれている情勢が厳しいにもかかわらず、そしてまた、そのためにいろいろな対策が立てられておるにもかかわらず、この法律案の改正の内容を見るとき、信用保険法の一部を改正するという形の中で、わずか無担保、無保証人の保証の限度額を百五十万円を二百五十万円にするという、きわめて微温的な対策し……

第76回国会 商工委員会 第7号(1975/12/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 福田企画庁長官も来てもらうようになっておるのですが、まだ来ておりませんので、これに関連する通産大臣に対する質問は一応保留をいたしまして、最初に、この前大臣が中国へ行かれました。そのとき、実は私は大臣に出発される前に質問をし、また帰ってきてからも質問したいと思って質問の準備をいたしておったわけでございまするけれども、国会の事情によってその機会を得ることができなくて、大臣は出発されていったわけでありますが、今回の大臣の訪中問題は、いろいろな意味で国内外の注目を集めた問題であったと思うのであります。  たまたま行かれる用務そのものはそう大きな課題ではなかったと思うのでありまするが、……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 商工委員会 第2号(1976/03/02、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、いま大臣の行われた所信表明、さらに公取委員長の報告等に対して質問をしてみたいと思うわけであります。  その前に、福田副総理並びに河本通産大臣にお伺いしておきたいわけでありますけれども、いま国会や国の内外を挙げて大問題となっておりますのはロッキード問題であることはもう御承知のとおりであります。当委員会はこのロッキード問題に直接関係なしとはしながらも、ときどきの新聞報道あるいはその他の場所において、時の通産大臣がこの問題について相談を受けたとかあるいは表敬訪問をされたとかいうことが報ぜられておるわけであります。いわゆる通産省のこの種問題に対して果たしてきた責任というか立場と……

第77回国会 商工委員会 第5号(1976/04/23、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 大臣の所信表明に対する質問でございますが、もう所信表明が行われてから二月近くたつのですが、当時の所信表明が果たして現在の状況に合っているのかどうか、ちょっと疑わざるを得ないほど、その後における情勢の変化があるわけであります。したがいまして、私は、そういう情勢下において質問すべき事項は多々あるわけでありますけれども、両大臣ともそれぞれ所用があって、途中、私の質問時間が大分あるわけですけれども、その中ではおられないということでありますので、切り詰めて重点的に質問をいたしますので、お答えをいただきたいと思います。したがって、原則論はできるだけ省いて、現実論で質問をしてみたいと思いま……

第77回国会 商工委員会 第7号(1976/04/28、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 各参考人には御苦労さまです。  平塚参考人につきましては後の法案審議の際に質問するといたしまして、私の持ち時間がきわめて少ない関係もございますので、藤崎参考人、原口参考人、橘参考人に質問をしてみたいと思います。  金属鉱業事業団法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会に付託され、その審議を一刻も早くいたしたい、こういうことでそれぞれ取り組んでまいったわけでありますが、御承知のような事情で、昨日に至るまで審議ができ得ませんでした。しかし、昨日、通商産業大臣の出席のもとに本案の審議に入ったわけでありますが、時間的にきわめて短い時間の中でこの審議をするということでございます……

第77回国会 商工委員会 第10号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 参考人には御苦労さまです。  御承知のとおり、いま一般電気事業会社及び一般ガス事業会社の社債発行限度に関する特例法案の審議をいたしております。私どもすでにこの二日間にわたりまして審議を続けておるわけでありまするが、この審議を続ける中において、この法案の持つ内容について私どもは幾つかの疑点が実はあるわけであります。この疑点を究明いたしてまいりますると、結果的にこの法案はない方がいいのじゃないか、いわゆる通さない方がいいのではないかというような気持ちに実はなりつつあるわけです。しかし、いま参考人の御意見等をお伺いしておりますると、それぞれの立場に立っての審議の経過等々もございまし……

第77回国会 商工委員会 第12号(1976/05/18、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 訪問販売等に関する法律案の審議が始まったわけでありますが、私どもは、この法律が一日も早く提案されるよう政府に対して強い要望を続けてまいりました立場に立ちまして、大変喜ぶものであります。しかし、この法律の内容を見ますと、今日惹起されつつある諸問題に対応するには余りにも微温的ではないか、いわゆる構造的規制をという立場から見るならば、至るところに骨抜き的な要素が多分にあるということに対しては、われわれはこの法案そのものに満足をするという立場で審議をするわけにはいかないと思うのであります。しかし、今日置かれている情勢の中で、関係当局があらゆる努力を続ける中でこの法律が提案されるに至っ……

第77回国会 商工委員会 第13号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 ただいま提案いたしました修正案につきまして、提案者を代表して、私からその趣旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付されているとおりでございます。  修正点の第一は、連鎖販売取引につきまして、連鎖販売業者と契約を諦結した者がその契約の解除を行うことができる期間を七日から十四日に延長すること。  第二は、販売業者が売買契約に基づかないで送付した商品の返還を請求することができなくなる時期を商品送付後六カ月から三カ月に短縮することでありまして、いずれも消費者等の利益をより一層保護する見地から提案したものであります。  何とぞ、委員各位の御賛同をお願いいたします。

第77回国会 商工委員会 第14号(1976/05/21、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 石油開発公団法の一部を改正する法律案については、もうすでにわが党を代表して岡田委員あるいは板川委員の方からそれぞれ質問をいたしておりまするが、私は、主としてこの問題を提出する経過並びに石油行政の基本にかかわる問題について、公団の総裁も見えておるようでございますので、倉八参考人につきましても特に質問をしてみたいと思うわけであります。  最初に、この問題に入る前に、通産大臣の所見を伺っておきたいことがあるわけですが、ここ数日の新聞をにぎわしている報道の中で一番重要な問題は、三木内閣をやめさして新しい内閣をつくる以外、自由民主党は選挙に勝てない、したがって、三木内閣をやめさせること……

第77回国会 商工委員会 第16号(1976/06/11、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは久しぶりの委員会ですから、盛りだくさんに質問事項があるわけですが、大臣が十一時半まで来られないということでありますので、大臣がそれぞれお見えになったとき全般的な質問をするといたしまして、一応具体的な問題について質問をしてみたいと思います。  公正取引委員長がおいでになっておられますので、最初に公正取引委員会に関係する事項等につき二、三通産当局と関連して質問をいたしてみたいと思います。  御承知のとおり、今日の経済情勢は、景気の回復が着実であるという政府側の発表、しかし、マクロ的にそのような方向に進んでおるとは言われながら、ミクロの面においては、倒産件数の相変わらずの増……

第77回国会 商工委員会 第17号(1976/07/26、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 久しぶりの委員会でありますので、あれも聞きたい、これも聞きたいという質問事項がたくさんあるわけでございまするが、きょうは午後から開会されているという経過等もございますので、何点かにしぼりまして質問をしてみたいと思います。  最初に、福田副総理と河本通産大臣に質問をいたします。  ここのところ政局は激動をしているというか、あるいはその逆にロッキード問題によって鎮静しているというか、どう言っていいか言いようのないほど混迷を深めているわけでありまするが、経済は生き物であり、その形の中において日一日と国民生活にかかわりを持ちながら動いていっているわけであります。私どもこの経済の動きの……

第77回国会 予算委員会 第19号(1976/02/28、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、不況下における中小企業問題について、関係各大臣に質問をいたしたいと思います。  まず、福田副総理にお尋ねするのでありますが、あなたは経済上の見通しについて、大変私どもからすると確信に満ちて、しかも間違いないようなことをいつもおっしゃっておられるのですが、結果的に見ると、大分確信に満ちたお話と違って、状況が御発言にそぐわないような、そういう場合が大変多いように感ずるわけであります。  たとえば、今年度中に完全雇用は実現し、経済成長率は六・五%になると確信を持っておっしゃっておられるように見受けられるわけであります。昨年度のいまごろ私どもが委員会で副総理に質問いたしましたと……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 商工委員会 第2号(1976/10/08、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは今国会における最初の一般質問だということで、福田経済企画庁長官、河本通産大臣、澤田公正取引委員長御三方に質問しようと思って準備をしてまいりましたところ、特に経済の動向あるいはまた物価問題等について質問しようとした福田経済企画庁長官が発病のため欠席ということなので、質問する立場としては大変残念ですが、この質問については後日に譲らざるを得なくなりました。  体が悪いのを無理して出てこいとも言えませんけれども、きょう委員会があるということでそれぞれ準備をしている立場に立つ者のことも考えて、将来の問題として、やはり開会劈頭の国会における商工委員会最初の質問戦には、ひとつ十分健……

第78回国会 商工委員会 第6号(1976/10/19、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 中小企業事業転換対策臨時措置法案の質疑も大変進んでおりまして、私の質問が最後のようでありますので、重複する点はできるだけ避けながら、重要な点について質問をしてみたいと思います。  この大臣の提案説明の中で、このように書いてあるわけですね。「最近の中小企業を取り巻く内外の経済環境の変化は、発展途上国の追い上げ等による輸出の減少及び輸入の増大、技術革新等による需要構造の変化、原材料の入手難、公害防止に係る企業の社会的責任の増大などきわめて厳しいものがありますが、加えてわが国経済は従来の高度成長から安定成長へと大きく転換しようとしており」、こういうぐあいに書いて、この法律の提案の一……

第78回国会 商工委員会 第7号(1976/10/20、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私は、ただいま審議されております揮発油販売業法案につきまして、大臣並びに関係者に質問してみたいと思います。  すでにわが党から五人の方々が、それぞれの立場において、法案の内容につき厳しい審議、追及を続けてまいりました。したがって、党の立場に立っての内容の質疑はほぼ十分尽くされておると思いますので、最終質問者といたしまして、総括的な意味において、あるいはわれわれの考えを集約した意味において、幾つかの点にしぼって質問をしてみたいと思います。  まず第一に、大臣に質問をしてみたいと思うのでありますが、大臣はこの法案の提案理由の説明といたしまして、「近時、一般にガソリンスタンド業者と……

第78回国会 商工委員会 第8号(1976/10/29、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 きょうは、十月二十七日の新聞に「中小企業分野調整法案 自民党も今国会提出へ 業種特に指定せず「主務大臣が中止勧告」」こういうような見出しでその内容が報道されている点について、かねて本委員会においては、前国会の最終日に五党共同提案による分野法の成立に関する決議を行っておるわけであります。したがって、この決議に基づいて今国会においてこれを成立させる、これが五党共同の責任ということになっておるわけでございまするから、理事会ごとに、この法律案の成立について、特に政府案の提出については強く要求を続けてきたわけであります。したがって、それらの点について、この自民党案というものの内容と関連……

第78回国会 商工委員会 第9号(1976/11/04、33期、日本社会党)

○佐野(進)委員 私どもは、今国会における最重要法案といたしまして、中小企業者の事業分野の確保に関する問題につきまして、前七十七回国会における商工委員会の決議をもとにいたしまして、政府に対して速やかな提出を求めてまいりました。しかし、七十八回今国会がきょうで終わろうとしておるとき、いまだその法律案が提案されていないことについてきわめて遺憾に存じ、激しい憤を持たざるを得ないわけであります。  しかし、自由民主党の議員提出法案も提出され、それぞれ各党の法案も出そろった現在、これらの措置についてきょう一日をもって終了することはでき得ない実情等もこれあり、われわれそれぞれ相談いたしました結果、共同の質……


佐野進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院33期)

佐野進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 商工委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○佐野委員 午後五時から連合審査会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後一時五十五分休憩

第71回国会 商工委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第2号(1973/09/12、33期、日本社会党)【議会役職】

○佐野委員長 土井たか子君。
【次の発言】 午後二時三十分から連合審査会を再開することとし、この際、暫時休憩いたします。    午後零時五十一分休憩

第71回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、大都市交通行政、特に東京都市圏の交通行政につきまして質問をいたしたいと思います。  大都市圏における人口及び産業の集中は著しく、特に東京を中心とする交通圏は、昭和四十年は二千万人、それが昭和六十年では二千九百万人、同じ期間の就業人口は一千万人から一千四百万人、就学人口は百五十万人から二百万人、このように急増を予測されているわけであります。これら急増を予測されている大都市圏の交通事情というものは、年を重ねるに従って混雑の度合いを深めているわけでありまするが、この大都市圏、特に東京を中心とする都市圏における交通事情の緩和のために運輸省はどのような対策を持っているか、概念的……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、いま安井さんから御質問がありました問題に関連した事項について質問をしてみたいと思います。  それは地方公営交通事業の経営に関する問題であります。公営交通事業の経営は、昭和四十六年度決算において累積赤字千九百二十九億円に達し、この累積赤字は地方公営企業法改正に基づく財政再建対策が実施され、路面電車の撤去、バスのワンマン化等多くの合理化が行なわれている中で生じたものであります。このままでいくと、昭和四十七年度決算においてはおそらく二千二百億円内外の累積赤字となることは必至であり、非常に深刻な状態に逢着しておるわけであります。こういうことを前提にしながら質問をしてみたいと思……

第71回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、通貨惨禍における中小企業金融対策を中心にして若干の質問をいたします。  大臣にお伺いしますが、いわゆる円の変動相場制移行によって、若干安定したかに見えておりました通貨問題も、ヨーロッパにおける市場閉鎖、引き続いてわが国がそれにならう、こういう形の中でいままた先行きにたいへん大きな不安が重なって発生してきたように見えます。一般的にいわれているところ、また中小企業関係者の中では、この円の変動相場制が固定相場制に返る際は、いわゆる二二%、二五二円四十六銭ないしその下限二・五%の幅を見るならば二百五十七円三十九銭程度になるのではないかということがもうすでに十日ほど前から一般的……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、建設大臣並びに関係局長に、いまの質問に関連することでございますが、江東地域の防災拠点の建設について質問をしてみたいと思います。  まず最初に、大臣、いままで質問が続けられておったわけでございますが、また私は、あの点を最初からやり直す必要がないと思いますが、防災拠点の問題は、今日、地震周期説等々に関連いたしまして、あるいは去年の暮れからことしの正月にかけて「日本列島沈没」という映画が大ヒットをしたといわれるほど、国民的関心を招いておるわけでございます。したがって、これに対する対策は緊急を要するとこう思うわけでございますが、この拠点開発の目標としてのこの江東地域についての……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、大臣並びに局長に都市交通対策と区長公選の問題について御質問をしてみたいと思います。  昨年、地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律の審議が行なわれたわけですが、私もその審議に参加いたしまして、当時の自治大臣並びに財政局長と、一時間以上にわたっていろいろ論議をしたのでありますけれども、その経験を踏まえながらこれから質問をしてみたいと思うわけであります。  まず第一に、大臣に御質問を申し上げますが、この審議の経過を通じて明らかにされましたことは、いわゆる地方公営交通事業というものは単に独立採算制、公営企業法に基づく独立採算制のたてまえだけではもはや処理し切れない……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 大蔵大臣に質問いたします。  まず最初に、いまきびしい金融の引き締めを行なっておるわけでありますが、この金融引き締めはいつごろまでお続けになるお考えか、最初にお伺いいたします。
【次の発言】 きょうの新聞にも出ていたわけでありますが、引き締めの実効について、非常に認識の相違がいろいろな方面にあらわれている。特に大蔵省と日銀関係においては、その取り扱いの感度といいますか、認識の度合いに相当の開きが出てきている、こういうようなことも報ぜられておるわけであります。  そこで、当面最大の課題は引き締めを強化していく、いわゆる物価が安定するまで続けていくのだ、こういう点については、い……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、都市の交通の中に占めるいろいろな問題について、大臣と警察庁に質問をしてみたいと思います。  まず、大臣にその認識をお伺いしたいのですが、今日、東京を初め大都市の交通渋滞は目を覆わしめるものがあるわけです。したがって、これの解決というものは緊急を要する重大な課題になっておる。特に公害、いわゆる騒音であるとかその他いろいろな問題において、住民の生活はむしろ単に交通渋滞ということだけでなく、こういうような悪害が発生しつつあるわけであります。社会的な問題になっておるわけであります。こういうような情勢に対応して、大臣は一体交通運輸におけるところのこういう行政に対して、どのような……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、都市交通における財政問題について、大臣並びに関係局長に質問を申し上げたいと思います。  今日の地方財政の危機的情勢は、私がいまさら申し上げるまでもない状況であります。このしわ寄せが結果的に各方面に及んでおるわけでありまするが、それでなくとも、都市交通のいわゆる地方公営交通事業がここ十数年にわたってきわめて深刻な影響を受けておる事情はよくおわかりのことと思うわけであります。したがって、今日のこの地方財政の危機的様相の中で、地方公営交通の受ける深刻な財政的状態について、自治当局としてはどのようにお考えになり、どう対処されておられるか、この点ひとつ、原則的でありますが御答弁……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○佐野(進)分科員 私は、都市における交通問題について、都市交通事業を中心にして質問をしてみたいと思います。  まず第一に、今日の都市交通事業は、きわめて深刻な状態にあるわけであります。四十八年度の決算、これは公営交通事業協会の調査によるものでありますが、これによりますると、総収入が二千百二十七億六千九百三十五万五千円、総費用が二千五百六十三億四千九百六十四万六千円、純損失が四百三十五億八千二十九万一千円。さらにこれに対する累積欠損金が二千三百九十七億九百十九万三千円、不良債務が一千百二十四億四千二百二十七万九千円、こういうような形になっておりまして、総費用に占める総収益の割合は八三%、運輸収……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 商工委員会流通問題小委員会 第1号(1976/08/10、33期、日本社会党)

○佐野(進)小委員 きょうは久しぶりに開かれた流通小委員会なので、流通問題を中心にして質問したいと思いますが、その前に、経済全体の動きの中で中小企業問題について若干質問をしてみたいと思います。  長官はかわったばかりですぐ質問ということで、まだいろいろ準備されている点もあろうと思うのですが、したがってそういう点についてきょうは別に深く質問いたしません。この次の委員会からやりたいと思います。総括的な質問をしてみたいと思います。  一昨日発表されておる民間の信用調査機関によれば、七月の企業倒産状況は、負債総額一千万以上の倒産が一千二百二十三件、負債金額が千三百九十五億円、こういうような形になり、も……



佐野進[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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