このページでは小坂徳三郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(小坂徳三郎君) ただいまの靖国神社法案については、政府としては異議はございません。(拍手)
○小坂国務大臣 商社というものは、これは日本だけにある制度というふうにいわれておるのでございますが、日本が貿易によって立つ国といたしまして、海外の物資を入れ、またこれに付加価値をつけて海外に輸出するということから発生的に出てきているものでありまして、これはあくまでも貿易商社というのが、われわれが商社を考える場合の気持ちであっていいと思っているわけであります。 しかし、日本の貿易額が非常に大きなものになって、それに従いまして貿易商社もまた、日本経済の中に占める位置づけというのは非常に大きなものになってきているわけでございます。それと同時に、最近は、国内の流通経済というものにつきましてもいろいろ……
○小坂国務大臣 通産大臣が言われたことと大体同じでございますが、やはり貿易商社として初心に返る。水ぎわから水ぎわまでの物資の扱いによって、資源の乏しい、貿易によって立国する日本の発展にふさわしいものになるということで考え直してもらいたいと思います。やはり商社のモラル、それを各社それぞれに全社員に徹底してもらいまして、いやしくも国民の指弾を受けてもうけるというようなことがいかに意味のないものであるかということを、よく骨身に徹してもらいたいと思うのであります。ことに投機などによってもうけるというのは、これはあまり高等なことではない。ことにから売りですね、そういうものによってもうけるのは知的にすぐれ……
○小坂国務大臣 まず、私の出張につきまして御理解いただきまして、深く感謝をいたします。 ただいまの御設問でございまするが、OECDの閣僚理事会、昨年度は、経済成長ということがおもな問題であったわけでございますが、今年は、加盟国に共通する問題としまして、インフレーションの問題が大きな問題となりました。これに対する討議というのが主要な議題であったということができると思います。 そのほかに経済成長の質的側面の問題、この中で私も特に、活力ある福祉社会のためにというわれわれの中期計画を示しまして、いわゆるクォリティー・オブ・ライフ、生活の量の増大よりも質の増大が今後の問題であるという点を指摘いたしま……
○小坂国務大臣 最近における物価の動向については私も衷心から心を痛めておりまして、何とかこの燃え上がる騰勢を静めなければならぬということで苦慮いたしておるわけでございます。 御承知のように、日銀の公定歩合を一%という、いままでにない大幅な引き上げをすることを決定したわけでございますが、あわせて預金準備率の引き上げもいたしたということは、この問題に対する政府のなみなみならぬ決意を反映したものと思うのでございます。また、予算面におきましても、公共投資の繰り延べということにふん切りました。こうした全力投球の決意というものが必ず物価にあらわれてくるだろう、私はかように考えておるわけでございます。 ……
○小坂国務大臣 物価調査官は、仰せのように例の買占め売惜しみ防止法の目玉のようなものでございまして、この活動によりまして同法の所期の効果があがるかどうかが決せられるといっても過言ではないと存じます。 ただいまのところ、経済企画庁から十一名、農林省から百三十八名、通産省から九十九名、厚生省から三名、二百五十一名の調査官が働いておるわけでございまして、この調査官は、本来その役所において仕事を持っている者が、特にその本務のほかに調査官を拝命しているということでございます。 対象物資は、これも御承知のことと存じますが、念のため申し上げますと、大豆、大豆油、大豆油かす、丸太、製材、合板、綿糸、綿織物……
○小坂国務大臣 御承知のように、食管制度の中におきまして生産者米価が非常に上がりました場合には、ある程度消費者米価を上げざるを得ないということは、従来やってきたことでございまして、今度の生産者米価は御承知のように一六・一%上がっておりますので、それに対応するものといたしまして、末端逆ざやで一九・五%上げたいということを、農林、大蔵両省がいっておりましたわけでございます。私どものほうは現在物価の情勢が非常に微妙な段階で、いかに食管に七千二百億円の赤字が出るといっても、それはあまりに高いじゃないかということで、実は非常に激しく樽爼折衝をやっておりましたわけでございまして、実は先週の終わりの段階でど……
○小坂国務大臣 今般、内閣改造に際しまして、総理府総務長官並びに沖繩開発庁長官を拝命いたしました小坂徳三郎でございます。 特に、沖繩の問題に関しましては、現在非常にいろいろな問題が累積をしておりますし、私といたしましては、特に本土との格差是正ということに全力を傾けて今後努力してまいりたいと考えております。どうか、委員長並びに委員各位の皆様方から忌憚のない御指導を賜わりたいと考えております。よろしくお願いいたします。(拍手) なお、北方問題につきましては、御承知のように、先般の田中首相の訪ソに関連いたしまして、これまたきわめて困難な事態であると思います。しかし、問題は打ち切られたわけではない……
○小坂国務大臣 沖繩及び北方問題について所信の一端を申し述べさせていただきます。 初めに沖繩の振興開発について申し上げます。 沖繩は、本土に復帰してから第三年目を迎えました。この間、復帰直後の混乱の時期を経て、沖繩振興開発計画の策定、それに基づく諸事業の実施など新しい県づくりへの歩みが進められております。政府としては、今後とも、沖繩振興開発計画の基本方針である沖繩の各方面にわたる本土との格差を早急に是正し、すぐれた地域特性を生かすことによって自立的発展の基礎条件の整備をはかり、平和で明るい豊かな沖繩県をつくることに最大限の努力を払ってまいります。 昨年来の石油問題に端を発して、現在わが国……
○小坂国務大臣 ただいま議題となりました沖繩振興開発特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 昭和四十九年度予算案において、下水道整備事業についての国の補助の割合を引き上げることとし、流域下水道にあっては、終末処理場について四分の三、その他の施設について三分の二とすることとして、御審議をいただいているところであります。 沖繩振興開発特別措置法においては、流域下水道の設置または改築に要する費用に係る国の補助の割合について、従来本土一般が二分の一であるのに対し、三分の二以内とする特例を設けておりますが、今回の予算案成立後、本土一般についての国の……
○小坂国務大臣 ただいまの沖繩の不発弾の調査でございますが、これをいままで本格的にやらなかったということは非常にまずかったと私は思うのです。もう爆発しちゃってからでありまして、なかなか言っても取り返しがつきませんけれども、しかし、この爆発をきっかけにいたしまして、沖繩に対するわれわれの姿勢というものをまたこれを機会に大きく直したい。それには、こうした不幸な事件でございましたが、ちょうどこれをきっかけに、わがほうの出先と県と、あるいは市との十分な連絡もとれるようになりますし、また同時に、そうしたことで日本政府が沖繩開発庁を中心に積極的に動いていくという体制ができれば、沖繩の方々に多少でも安心して……
○小坂国務大臣 やはり当時は軍が埋めたのではないかという推定でございますが、なおそれがはっきり明確にその後も引き続いて前に埋めたと同じ位置に今度もあったということはまだ証明されておりませんが、われわれといたしましては、戦争中のできごととして、やはり国はある程度そうした問題について責任を負うべきであるというふうに私は考えております。
【次の発言】 前回の爆発はまことに不幸なことでございまして、これは取り返しがつきませんが、今後は二度とこうしたことのないようにわれわれとしては努力をしたいと思っております。同時に、あの地区に他にまだ残っておれば、これは当然撤去しなければならない。これはいま沖繩開発庁……
○小坂国務大臣 昭和四十六年度における総理府所管の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 総理府所管の昭和四十六年度歳出予算現額は一兆三千八百八十七億九千五十三万円余でありまして、支出済歳出額は一兆三千六百三十六億二百八十六万円余であります。この支出済歳出額を歳出予算現額に比べますと、二百五十一億八千七百六十六万円余の差額を生じます。この差額のうち翌年度繰越額は百九十七億五百八十三万円余であり、不用額は五十四億八千百八十三万円余であります。 総理府所管の歳出決算のうち、警察庁、行政管理庁、北海道開発庁、防衛庁、経済企画庁、科学技術庁及び環境庁については、各担当の大臣から御説明……
○小坂国務大臣 このたび総理府総務長官を拝命いたしました小坂徳三郎でございます。 この建設委員会には、何かといろいろな面でたいへんにお世話をお願い申し上げたり、あるいはまた御指導を賜わらなければならぬ点が多々あると存じますが、どうかひとつ今後よろしくお願いいたしたいと思います。また、私も非才な者でございますが、総務長官といたしまして、全力を傾けて問題に取り組んでまいりたいと考えております。今後よろしくお願い申し上げたいと存じます。 ありがとうございました。(拍手)
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。
ただいま渡辺委員の御指摘のとおり、私は最近は少し事故が多過ぎるように考えております。これが直接に沖繩の海洋博関係の工事の影響とにわかに私は即断できかねると思いますけれども、やはりこれは、あの狭い地域にいろいろな工事が錯綜している、そうしたようなことから十分な事前の措置がとられなかった点もあるのではないかと考えておりまして、たいへん残念なことだと考えております。
【次の発言】 お答え申し上げます。
月曜日に、これは内閣の審議室中心でございますが、われわれから発議をいたしまして、各省の担当官に全員集まってもらって、この事件が非常に人身にも大きな影響を与えて……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。 今度御提案申し上げておるものがまた名称が変わっておるということは、すでに委員も御承知のとおりの経過の中で、国土利用計画法という新しい法律ができ上がっておるわけでございます。しかし、この国土利用計画法の骨子となるものは、現在の地価の問題、あるいは都市の過密、過疎の問題等について、新しい角度から国民の生活の安定をはかろうという御趣旨であることは、私はまことにそのとおりだと考えておりますが、同時に、前回提案申し上げたときもすでに日本の全国土をおおっておること、都市の過密状態、そしてまた一方における過疎の状態という、この日本の国土全体が非常なアンバランスになって……
○小坂国務大臣 このたび総理府総務長官を拝命いたしました小坂徳三郎でございます。
総合交通安全推進のたいへん重要なお役目をお引き受け申し上げたわけでございますが、たいへん非才なものでございますので、今後本委員会の委員長をはじめ委員の皆さま方の特に強い御指導を心からお願い申し上げます。私も全力を傾けてこの大任に当たってまいりたいと考えております。今後よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 私、交通安全に関しまして非常に重大なことだと考えておる者の一人でございます。十二月十六日までですでに死者が一万四千名に達しておりますし、負傷者は何と八十万人になっておるわけでございます。これは異常……
○小坂国務大臣 今国会における交通安全対策特別委員会の審議が開始されるにあたり、交通安全対策に関する政府の方針を申し述べます。 昨年中の道路交通事故による死者数は一万四千五百七十四人、負傷者数は七十八万九千九百四十八人であり、前年の昭和四十七年中に比べ、死者数において千三百四十四人、八・四%の減、負傷者において九万九千二百五十人、一一・二%の減と大幅な減少を示しております。 政府といたしましては、昭和四十五年に制定された交通安全対策基本法に基づき、昭和四十六年度から昭和五十年度までの五カ年間を対象として、交通安全基本計画を決定し、関係行政機関、地方公共団体及び国民の協力のもとに、諸般の施策……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。 ただいまの御指摘のように、交通安全に対する対策そのものは、非常に高度の近代社会における問題だと考えております。そうした意味において、総理府がその調整をやるということは行政的に見ても私は当然の対応策ではないかと思いますが、やはり御指摘のような面から見て、また、実際に交通事故による死者あるいは負傷者の数が今日のような状態になったり、また一方からいいますと、交通公害というものが非常に市民の生活を脅かしているというような現状は、日々の新聞にも出ておるところでございます。こうした社会現象を見るにつけましても、やはりここでもう一段ほんとうに努力をしなければいかぬ、た……
○小坂国務大臣 ただいま議題となりました公害紛争処理法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 公害紛争処理法は、公害紛争を迅速、簡易かつ適正に解決することを目的として制定されたものであり、この目的を達成するために現在では和解の仲介、調停、仲裁及び裁定の制度が設けられ、いずれも紛争当事者の申請に基づいて、中央においては公害等調整委員会、地方においては都道府県公害審査会等がその処理に当たっておりますことは、御承知のとおりであります。本法が施行されましてから昨年末まで約三年の間において、公害等調整委員会及び都道府県公害審査会等に係属した事件は、百二十……
○小坂国務大臣 ただいまお尋ねの問題でございますが、私はこの公害問題というのは現在の非常に重要な社会的な問題であるという認識を強く持っております。同時にまた、公害による目に見えないような生活に対する脅威ということは、これは原因が何であれ、やはり政治としては被害者の立場に立つ人を守るということが、きわめて重要なことだと認識しておるわけでございます。 今回も、この法改正をお願い申し上げているときに、あっせんという形をやるということは私は当然のことだ、むしろおそきに失したのではないかという考えを自分では持っておりまして、ぜひこれは国会の御審議の場にお願いをして、あっせんを早くやって、そして被害者を……
○小坂国務大臣 今回、はからずも総理府総務長官を拝命いたしました。また中央防災会議の所管をいたすことになりました。今後また委員長はじめ皆さま方委員各位の御指導を賜わりたいと存じます。 特に、昨年は当委員会の非常な御熱意によりまして、風水害対策はもとよりでございますが、集団移住対策や災害融資、個人災害救済制度あるいは火山対策等について非常な進展をみましたことは、たいへんにありがたいことだと存じております。 政府といたしましては、今後この災害問題は、やはり人間問題、人間を大切にするという問題から私は非常に重要なものだと考えております。また、国民や市民の一人一人の生活の安全を守っていくということ……
○小坂国務大臣 昭和四十九年度における防災関係予算の概要について御説明申し上げます。 政府といたしましては、各種災害に対処するため、防災基本計画に基づき、防災に関する科学技術の研究の推進、災害予防の強化、国土保全の促進並びに災害応急対策及び災害復興の迅速適切化の諸点に重点を置いて防災に関する施策を推進することといたしておりますが、昭和四十九年度におきましては、この基本方針に基づき、お手元に配付しております資料にありますような予算措置を講ずることといたしております。 まず、科学技術の研究につきましては、各省庁防災担当研究機関の強化充実をはかるとともに、風水害、震災、雪害、火災、危険物災害、農……
○小坂国務大臣 金丸委員にお答え申し上げます。 この防災問題は、もう御指摘のとおり国民全部の問題でございまして、もしも事故が起こり、災害が発生したということになりますと、私なども実はそういった予測を考えるだけでも非常に心配でかなわない点でございます。特に委員会におかれましても、防災について非常な御関心を持っていただいて御検討いただいておることは、政府といたしましても非常にありがたいことだと思っております。 御指摘のように、まず最初のことはやはりこうした複雑な社会構造になり、また特に私らが心配をしておりますことは、都市に非常に巨大な人口が密集してきてしまっておる。先般の委員会でもございました……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。
急速に都市化している地域及びその周辺におきまして、いわゆる小河川のはんらんということは非常に多く見ます。特に集中豪雨等がございますと、その影響は非常に大きくあらわれておりまして、基本的に申し上げれば、やはりこうした問題は、ただいまも建設省が特に力を入れて小河川の対策を進めておると申しておりますが、さらに私はこの都市化の現状の激しい現在の日本の情勢から見ますと、さらに一段とこうした問題に政治は力を注ぐべきである、そのような基本的な考え方を持っております。
【次の発言】 南伊豆町は被害が非常に大きいというわれわれの大体の考えでございまして、南伊豆町については……
○小坂国務大臣 御説明に入る前に、一言ごあいさつ申し上げます。 今度、総理府総務長官に任命されました。今後よろしくお願い申し上げます。 それでは、ただいま議題となりました昭和四十八年度おける期末手当の割合等の特例に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 本年十二月六日、一般職の職員に支給する期末手当について、昭和四十八年度に限り、昭和四十九年三月に支給する期末手当の一部を本年十二月に繰り上げて支給することを内容とする人事院の意見の申出が行なわれたのでありますが、政府といたしましては、その内容を検討した結果、人事院の意見の申出どおり、これを実施することとし……
○小坂国務大臣 ただいま議題となりました皇室経済法施行法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 改正点は、内廷費及び皇族費の定額を改定することであります。内廷費及び皇族費の定額は、皇室経済法施行法第七条及び第八条の規定により、現在、それぞれ一億千二百万円及び千万円となっております。これらは、昭和四十七年四月に改定されたものでありますが、その後の経済情勢、なかんずく物価の趨勢及び二回にわたる国家公務員給与の引き上げ等にかんがみ、内廷費の定額を一億三千四百万円、皇族費算出の基礎となる定額を千二百十万円にいたしたいと存じます。 以上が、この法律案の提案理……
○小坂国務大臣 お答えを申し上げますが、知は、率直に申し上げて、現在の天皇は憲法にいうところの象徴であってほしい、また、そのような形で、民主的な社会における象徴としていていただきたいという考えでおります。
【次の発言】 お答え申し上げます。
吉田委員のただいまの御心配は、私は現時点ではないものと考えております。また、同僚である防衛庁長官も、前回の予算委員会におきまして、非常に明確に、そうした懸念のある御質問に対して、教育その他も十分注意して努力しているということを答えておられます。たまたま、ただいま御指摘になりました二名の方々の御発言は、いささかどうかと思うなという点もございますが、一つの気……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。 前回は、いま大出委員がおっしゃったとおり、たいへんお世話になってありがとうございました。いろいろ教えていただきました。その点は、あまりはっきり言えないのが非常に困るわけでございますが、いま大出委員の言われたことの意味もよくわかります。私、先ほど来、人事院総裁の御答弁をいろいろ伺っておりまして、自分たちは何も見ないようにしているんじゃないんだ、つんぼやおしでいるつもりはないんだということをおっしゃいましたので、そうしたお考えで人事院でもいろいろ考えていらっしゃるのではないかというふうに思います。私は、そうしたお考えの末の結論が出れば、もちろん政府としては、……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。 この迎賓館につきましては、昭和三十八年五月と昭和四七二年七月の閣議決定に基づきまして、国賓とそれに準ずる賓客を接遇するために、赤坂離宮を改修して、国の施設として迎賓館を建設するということが定められたわけでございます。 四十二年八月にその基本方針がきまりまして、そして四十三年から着工いたしまして、本年の三月末に完成する予定になっております。 この赤坂離宮を改修して迎賓館にするということは、諸外国でも同じでございますが、歴史的また文化的な価値の商い建造物を、迎賓館として利用しているところが非常に多いわけでございます。 また同時に、当時決定の基本的な考え……
○小坂国務大臣 吉田委員も、すでに御承知のことだと思いますが、このいきさつにつきましては、三十七年の十月に、池田総理の時代に、迎賓館をつくる、そうしてまた、ちょっといまの御質問とはピンぼけになりますけれども、白金迎賓館が適当か不適当かということについて、当時の池田総理から、次官会議で検討をするように発意があったようであります。そしてまた、新しくつくる場合の敷地あるいは規模等について、宮内庁の試案を求めたようでありますし、そうしたいきさつから、三十八年の五月に、赤坂御用地の西南すみに新しくつくるということを閣議で決定をしております。 そうしたところから、この赤坂離宮を――さらにその後に、いろい……
○小坂国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 本年二月二十日、人事院から国家公務員法第二十三条の規定に基づき国会及び内閣に対して、最近における社会経済情勢等の実情にかんがみ、国家公務員災害補償制度における障害補償年金、障害補償一時金及び遺族補償年金の給付水準の改善をはかる等の必要がある旨の意見の申し出がありました。 政府としましては、その内容を検討した結果、この意見の申し出どおり国家公務員災害補償法等の一部を改正する必要を認め、この法律案を提出した次第であります。 次に、改正の内容について、……
○小坂国務大臣 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 本年三月二十六日、一般職の職員である看護婦等の給与について、その俸給月額の改定を内容とする人事院勧告が行なわれました。また、本年四月四日、昭和四十九年度に支給される期末手当を〇・三月分増額し、これを、この法律の施行の日に在職する一般職の職員に支給することを内容とする人事院勧告が行なわれました。これは、本年の民間給与実態に基づいて支給されることとなる期末、勤勉手当の一部について、本年度に限り、早期に支払いを行なうことができるよう特別の措置を講ず……
○小坂国務大臣 昨日、国土利用計画法案が委員会を通過いたしまして、本日、本会議で了承されるというふうに聞いておりますが、その利用計画法が決定されましたら、われわれは、それにもちろん十分沿っていきたい。したがいまして、国土総合開発庁という原案で御審議を賜わるようにお願い申し上げておりますが、私らといたしましては、十分、国土利用計画法の精神を踏まえまして、この精神が、国土総合開発庁において十分生かされるような方向で仕組みを考えております。 しかし、まだきまったばかりと申しますか、委員会の御審議が昨夜終わったばかりのところでございますので十分なるあれはできませんが、しかし、心がまえといたしましては……
○小坂国務大臣 ただいま和田委員の御指摘の点は、われわれ十分踏まえておるわけでございまして、特に国土利用計画法が決定されまして以後は、このわれわれの提案しております国土総合開発庁そのものも、当然、土地の問題を中心にする総合的な行政官庁としての国土総合開発庁に変貌していく必要がある、われわれはそのように考えております。 もう一つは、先ほど来御議論が出ておりました、いわゆる開発ということでございますが、先ほども企画庁長官が御答弁申し上げたとおり、過疎過密の問題は、これもやはり一つ重大な問題でございますし、その過疎過密に取り組む姿勢としましては、国土利用計画法ができましたのですから、この精神にのっ……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。 ただいまの国土総合開発庁という名前は、この際、私は委員会の御意思で変更していただいてけっこうだと思います。 いま鈴切委員の言われたような国土利用計画法、これは非常に時宜に適した基本法であると私は考えます。また、従来言われております開発ということは、地価の騰貴その他をむしろたいへんに促進したという批判が多いわけでございます。したがいまして、地価が高騰すれば、なかなか思ったような地方開発も、また都市の再開発もできないわけであります。むしろわれわれは、今後新しくできる役所は、利用計画法を主軸にいたしまして、地価の安定ということをまず実現する方向に努力し、あわ……
○小坂国務大臣 大出委員のただいまの御指摘は、最低保障の問題でございますが、たてまえとして、やはり退職時の俸給に勤務年限をかけて恩給を計算していくというたてまえでございますので、最終退職時の俸給が低い、しかも勤務年限が非常に少ないという場合には、計算的に見るとどうしても低くならざるを得ない。私は、そういうようなことから、現在の恩給がややもいたしますと、一般物価の上昇の中で取り残されつつあるという現実が起こってきたものだとも考えられるわけでございまして、私も、前国会の御審議の内容につきましては、議事録等においてよく拝見いたしておりますが、今回のただいま御審議をいただいております法改正の大きな目玉……
○小坂国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、御趣旨を尊重して検討してまいりたいと存じます。
○小坂国務大臣 政府といたしましては、ただいまの御決議の趣旨を踏まえて十分検討してまいりたいと存じます。
○小坂国務大臣 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 昭和四十九年度における公務員給与の改定については、さきに、衆議院内閣委員会及び参議院内閣委員会で、それぞれ御決議をいただいているところでありますが、さらに、去る五月三十日、人事院は、一般職の職員の俸給月額について、昭和四十九年度に限り、暫定的に一〇%増額することを内容とする勧告を行ないました。 政府としては、勧告の内容を検討した結果、この際、一般職の職員の給与について、勧告どおり本年四月一日からこれを改定するとともに、特別職の職員について……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。 本年の四月から九月までの上半期の結果を申し上げますが、名目の伸び率は、実収入が一七・四%、消費支出が二八・三%の増加でございます。また、この間におきます物価上昇分の影響を総理府統計局で作成している消費者物価指数によって除去した実質伸び率は、実収入が五・一%、消費支出が四・一%となっております。
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。 ただいまの同和地区調査につきましては、御指摘のように、四十六年の調査の際には、三十二県が協力をして十二県が未報告になっております。これらにつきまして、総理府といたしましても、未報告の十二の県に対して、これをさらに推進してもらいたいということをいろいろな形で推進をしておりますが、この中で、一県だけが昨今の補完調査に協力をしてくれるようになっております。他の十一県につきましては、なおまだ積極的な姿勢をとってもらっておりません。 この点につきましては、八木先生御指摘のような点で不十分であったというふうに私も考えておりますが、いずれにいたしましても、この四十六……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。 ただいまの消費者物価指数は、四十五年度を基準にいたしまして、御承知のように四百二十八品目をやっておりますが、これがやはり、消費者自体の個人の生活から見ますと、ある場合には非常にずれた感じを持つのはやむを得ないかとも思います。それで、この四十五年のパターンをそのまま現在延長しておりますので、五十年には一応さらにこのやり方等については検討する機会がございますので、そうした時点において十分考えなければならないというふうに考えております。 もう一つは、ただいま御指摘の食品であるとか、住居、光熱、被服あるいは雑費という大きな品目につきましては、すでに統計局のほう……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。
昨年の五月にこの問題が国会で取り上げられましたときには百三十六人、それが昨年末の十一月で百二十九人になり、本年の一月末で百十九人になり、そして現状は百十九人でございます。お答えいたします。
【次の発言】 御指摘のとおり、人事院、行政管理庁、総理府人事局でこの問題について協議をいたしまして、その結論といたしましては、いわゆる無給の非常勤職員をやめるということをきめ、そしてまた勤務、服務等につきましては、公務員並みの規律に服させるということをきめて、その旨を各省に連絡して、現在その方向で整理を進めておると考えております。
○小坂国務大臣 第一回会合は十月二日に開かれております。
なお、この連絡会議の下部に、局長クラスの会議と課長クラスの会議を持っておりまして、それは、お尋ねございませんが、あわせて申し上げますと、局長会が一回、課長会が今日まで十三回開かれております。
【次の発言】 お答えします。
私は基本的には、今度の公制審の答申というものは、非常な御苦労の末できたものだし、また公労使三位一体の答申でございますので、これは従来どおり、政府としては大いに尊重していくということは変わりございませんが、
私は、いまのいろいろな現状を見ますると、この中でできること、やれることがあるように思います。私は、最近はこの連……
○小坂国務大臣 この前、沖特で御質問いただきまして、そのとき、私も知らないでたいへん失礼いたしました。
その後調査をしてもらいまして、御報告をいたしておりますが、その後、遺憾ながら、インド側が非常にスローモーションであって、理由が何であるのか、どういう状態になっておるのかということについては、まだ私の手元にも正確な情報が参っておりません。そして、外務省の関係筋のほうでは、重大な問題であるという認識のもとに調査を進めておるという報告が入っただけであります。
【次の発言】 お答え申し上げます。
九月三日の公制審の答申を受けまして、九月二十一日に総務長官を中心といたします関係各省次官をもって構成……
○小坂国務大臣 お答えします。 政府における窓口というものは、一応私が主宰いたしております連絡協議会、各省次官をもって構成する連絡協議会を受けざらにしたいと考えております。なお必要があるならば、関係閣僚協議会を開いて対処していくという方向で進みたいと思っております。
○小坂国務大臣 まことに不幸なことでございまして、特に私も開発庁長官といたしまして沖繩の方々にも多くお目にかかっておりますし、また沖繩タイムス社にも数度訪問もしておる関係もございますので、あの墜落事故そのものが真実であれば、心から弔意を表したいと思います。また、その後の情報につきましては、まだ的確なことを入手しておりません。
【次の発言】 お答え申し上げます。
私が先般那覇に参りましたときに、静かな沖繩ということを県民の皆さんに申し上げたことは事実でございますが、私はこの静かな沖繩ということばを、ただいまございます十カ年計画とそんなに内容がそごしているものとは考えておりません。
ただ、私が……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。 われわれがただいま五十年度予算として要求している総額は一千九億三千五百万円でございまして、前年に比べて伸び率三二%というわけでございます。 特に、今回の要求の具体的な諸点につきましては、担当局長からお答え申し上げますが、予算編成の大きなねらいといたしましては、海洋博後の沖繩の民生の安定ということ、したがいまして、農業基盤をはじめ港湾あるいは教育面等々にも、今回は思い切った予算の配分をして民生の安定をはかる、そうして静かな沖繩を実現するという方向で予算の要求をただいまいたしておるところでございます。
○小坂国務大臣 大出委員のいま仰せられたこと、私も十分記憶しております。また、あの時点、そしてまた今日も、一般公務員の給与の改善は、やはり人事院勧告が出されたならば、それに対して誠意をもって対処していくという考え方は、少しも変わっておりません。しかし今回の場合、二十六日に提出を受けまして、そして七月の三十日の閣議で報告いたしまして、同日に給与関係閣僚会議もいたしたわけでありますが、そのとき、国会のいろいろな状態が、この給与関係閣僚会議で、もちろん内容は、つまびらかには申し上げることはできませんけれども、先ほど来大蔵大臣から御答弁申し上げたような諸点、また大出委員が質問されたような諸点含めまして……
○小坂国務大臣 一時までにお願いしたいと思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。
人事院勧告を尊重するという基本的な考えは少しも変わっておりませんが、七月三十日と八月二十五日だったと記憶いたしますが、関係閣僚会議を開きました際にも、今回の人事院勧告の実施につきましては、その引き上げ幅であるとかいうような財源的な問題が当然いろいろと議論をされました。同時にまた、公務員のと申しますか、行政の能率化という問題も、同時に現在のような非常に物価の騰貴がはげしい時代には、もっといろいろと経費も節減したり、あるいは能率を向上すべきではないかというようないろいろな意見が出されました。それが今回の人事院……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。 ただいま大出委員の仰せられましたとおり、七月の時点においての人事院勧告を受けまして、われわれといたしましては、これがきわめて巨額であるということは十分踏まえて、閣議においてもいろいろと論議をいたしましたが、当時やはり人件費の問題が今後の予算編成等にも大きな影響を持つというような主張もございました。また同時に、こうした大幅の勧告をきっかけにして、公務員の勤務状態全体をもっと能率化したらどうか等々のいろいろの議論が出まして、関係閣僚会議を開きましたが、そうしたような宿題の提案にとどまって、ようやく十月二十二日の閣議で方針が決定されるまで、見方によりますれば、……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。
ただいまの憲法の条項、まことに私らはそのとおり守っていかなければならないというふうに考えております。また、行政面におきましてもその点につきましては常に十分留意して、間違うことのないように努力していきたいと考えておるつもりでございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
実は私も週刊新潮にあのような記事が出されたことを非常に遺憾に思っておりまして、ただいま御質問いただきましたことで、私自身が文春に参ったこと等につきまして率直に真実を申し上げたいと思うわけでございます。
私は総務長官といたしましては、いろいろと各報道機関の首脳部とおりに触れて、世間のこ……
○小坂国務大臣 昭和四十九年度歳出予算要求額を御説明申し上げます。 内閣所管の昭和四十九年度における歳出予算要求額は、六十一億三千百九十一万二千円でありまして、これを前年度歳出予算額五十二億一千七百九十三万四千円に比較いたしますと、九億一千三百九十七万八千円の増額となっております。 次に、総理府所管の昭和四十九年度における歳出予算要求額は、二兆三千九百六十五億二千二百六十二万一千円でありまして、これを前年度歳出予算額二兆一千百五十三億四千五百九十九万七千円に比較いたしますと、二千八百十一億七千六百六十二万四千円の増額となっております。 このうち、経済企画庁に関する歳出予算要求額については……
○小坂国務大臣 お答え申し上げます。
ただいまの余丁町小学校の実情等につきましては、私どもよく承知しております。総理府のあの土地につきましては、やはりこれを十分、利用方法等につきまして、現在の機動隊の問題等を含めまして検討いたしまして、余地が残りましたらそれはひとつ大蔵省に一応返そうかと、そのときに私の気持ちといたしましては、やはり大蔵省に引き継ぐ場合に、そのあと地を余丁町の小学校の移転先として確保してほしいということを申し伝えるつもりでおるわけでございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
むしろ利用の方法が明確になりましたら、私は機動隊に関する部分は警視庁にひとつ移管といいますか、……
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