このページでは羽田野忠文衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○羽田野忠文君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま政府提案の生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律案に対し、若干の質疑を行なうものであります。(拍手) 政治の要諦は、全国民が安心して生活のできる社会をつくり出すことにあります。最近の地価、株価、物価の高騰は、インフレーションムードをかもし、国民生活の安定にとって重大な脅威を与えております。 物価騰貴の原因は、提案理由でも述べられておりますとおり、わが国の国際収支の大幅な黒字と、金融機関の民間部門に対する貸し出しの増加を背景とする過剰流動性、並びに世界的な原材料の一時的供給不足が加わって、わが国内においても投機……
○羽田野委員長代理 近江巳記夫君。
【次の発言】 次回は、来たる十五日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時五十四分散会
○羽田野委員長代理 中曽根通商産業大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。中曽根通商産業大臣。
【次の発言】 中村重光君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 加藤清政君。
○羽田野委員長代理 神崎敏雄君。
○羽田野委員長代理 加藤清政君。
【次の発言】 午後二時に再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後一時五分休憩
○羽田野委員 小林議員にお聞きしますが、四月二十六日の衆議院物価問題等に関する特別委員会で、あなたが総理に質問されている中で、「上越新幹線の上毛高原駅が発表になった昭和四十六年の十月以前に土地が相当あの近辺で買われているという事実が、私の調査によっても明らかになっております。」こういうふうに述べておられます。どういうふうな調査をなさっておるのか、調査の時期、内容その他具体的なことをお聞きします。
【次の発言】 登記簿によって調べられただけなのか、それとも現地に行って、現地の状況を調査したあるいはその付近の人の話を聞いたというようなこともあるのか、その点はっきりしてください。
○羽田野委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、稲村利幸君提出の懲罰事犯として、国会法第百二十二条第三号により二十日間の登院停止を命ずべしとの動議に賛成し、田邊誠君提出の懲罰事犯にあらずと決すべしとの動議に反対するものであります。 以下その理由を申し述べます。 去る四月二十六日、議員小林政子君は物価問題等に関する特別委員会におきまして、田中内閣総理大臣に対する質問のうちにこういうことを述べております。 新幹線や高速道路または地域開発計画に起因し、周辺地域の地価急騰の問題を取り上げまして、かような「計画が発表される以前に情報をいち早くキャッチして、その地域を資金を持っている者が買い占めて……
○羽田野委員 この商法の一部改正につきましては、前の国会で当委員会で非常に慎重な審議が行なわれておりますので、私は、今回参議院のほうで修正されました点にしぼりまして御質問申し上げたいと思います。そういう関係からすれば、むしろ参議院の提案者にお聞きするのが適当かと思いますが、お差しつかえのようでありますので、法務省のほうでお答えをいただきたいと思います。 まず第一の、商人は損益計算書を作成することを要しないというふうに修正した点でございますが、常識的に考えますと、やはり商人は修正前の三十二条のように、会計帳簿だとか貸借対照表、損益計算書をつくることのほうが適当であり、望ましいと思われるわけでご……
○羽田野委員 まず人見参考人にお伺いをいたします。 いま非常に貴重な御意見を承ったのでありますが、先ほど小山参考人が述べられた三点のうち、合意の成立がしやすいようにすることが必要だという点につきまして、家事審判法の二十一条の二の改正が非常に適切であるという御意見をいただきましたし、それからもう一つは、調停委員会の活動を充実するようにすることが必要だということで、同じく二十二条の二の改正の非常に適切なことを御指摘をいただきました。 そこで二十二条の二のことについてちょっとお伺いをいたしたいのでありますが、この改正では、調停委員は、調停関与のほかに、専門的な知識経験に基づく意見の陳述、嘱託にか……
○羽田野委員長代理 これより会議を開きます。
本日、委員長が所用のため、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。
法務行政及び検察行政に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。沖本泰幸君。
【次の発言】 次回は、来たる二十九日金曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十一時四十一分散会
○羽田野説明員 羽田野忠文でございます。 このたび外務政務次官を仰せつかりました。きわめて大事なやりがいのある仕事でございます。しっかりがんばってまいります。よろしくお願いいたします。
○羽田野委員長代理 安宅常彦君。
【次の発言】 正森成二君。
○羽田野委員長代理 これより会議を開きます。
本日、委員長は所用のため出席がおくれますので、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。
法務行政及び検察行政に関する件並びに裁判所の司法行政に関する件について調査を進めます。
おはかりいたします。
本日、最高裁判所千葉刑事局長から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横山利秋君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
○羽田野政府委員 先生の御意見ごもっともだと思います。私も、条約に署名をするということは、一応その署名した内容について国会の御承認をいただき、そして批准をするということを前提とした行為でございますので、署名をした以上はなるべく早い時期に国会の御承認をいただき批准をするということが望ましいと思います。 先生御指摘のように、いままで署名をしてから御承認をいただくまでの期間が長くなっているものがあるようでございます。これは国内的な内部処理その他のいろいろな事情があったと思いますが、事務的に許せる範囲でなるべく早く国会の御承認をいただくように、今後努力してまいります。
○羽田野政府委員 日中の平和友好条約、これは共同声明、それからその後の外務大臣の発表にもございますが、戦後の処理をするものではないのだ、今後、いまから先、日本と中国との間が平和友好関係をつくり出していくのだ、永続さしていくのだ、いわゆるこれから先の問題を決める条約でございます。そしてまた、日本と中国との間には戦後処理という問題は、特に領土の問題については残されていない、尖閣列島が日本の領土である、そして日本が現実にこの支配をしているという関係は現在も存続しているわけでございます。したがいまして、日本からこの尖閣列島の帰属の問題その他のことについて申し出る立場にはないわけでございます。ところが、……
○羽田野政府委員 お答えいたします。 議定書を作成いたしました当時、わが国を含む大多数の国は延長期間については当時及び先行きの市況を考慮いたしまして二年の延長が適当であるという主張をいたしました。しかしながら、EECが食糧援助規約への参加をめぐって構成国の意見が一致せず、議定書採択当時、その態度を明らかにし得なかったという事情がありました。とりあえず一年間ということで妥協した次第でございます。 議定書は、第一条に定めてありますとおり、本年の六月三十日で失効することになりますが、その後の取り扱いにつきましては、すでに国際小麦理事会におきましてさらに延長することに決定をいたしております。 本……
○羽田野政府委員 堂森先生御指摘のように、東京宣言はその第十一項におきまして、新国際ラウンド交渉を一九七五年中に完結することを意図するという旨をうたってございます。ところが現実には、アメリカの行政府に交渉のための権限を与えますアメリカの通商法の成立が大幅におくれておりまして、最終成立は本年の一月三日というふうになりました。こういう事情から、新国際ラウンドが本年末までに完了するということはもはやむずかしい状態になってまいっております。しかしながら、東京宣言を採択しまして以来、交渉参加国は交渉の各分野で準備作業を進めております。そしてこの準備作業は、今後の本格交渉で非常に役に立つような状況でござい……
○羽田野政府委員 非常に答弁に苦労しておるようですが、やはり商品協定、いろんな経済条項が十分機能を発揮しない、あるいはなくなっている、あるいは安定供給に対する保証の面が十分でないというような、非常に機能が弱くなっている面は御指摘のとおりだと思います。しかし、さてこれがない方がいいかある方がいいかということになりますと、いま特に食糧問題について、世界的にも、日本でも非常に重要な問題になってきておるということになると、やはりそのテーブルを残しておいて、それをだんだんいい機能を発揮する面に持っていくということに意味があるということをいま述べておるのだと思いますし、私もそういうふうに大いにこれを活用せ……
○羽田野政府委員 食糧問題は、現在から将来に向かって非常に重要な問題でございます。特に食糧は非常に自然現象に影響される要素の多い生産物でございます。そういう関係で、やはりある程度の備蓄をしておくということが、世界的食糧の不足が叫ばれる現在においては私は必要であると思います。しかし、この備蓄の負担を、食糧を生産して輸出している国の方がするのか、あるいは輸入して消費する側がするかという問題は非常にむずかしい問題だと思います。この点、食糧が供給過剰のような状態の場合であるならば、むしろ生産して輸出する方がそれを負担してやるということが妥当だと思いますが、需要が多くて供給の方が少ないということになると……
○羽田野政府委員 先ほどの提案理由の御説明の中で、ドイツと申し上げましたが、これは正確にはドイツ連邦共和国でございますので、訂正さしていただきます。
【次の発言】 第三回の日豪閣僚委員会の開催が大体決まっておりますので、その内容をちょっと申し上げますが、来る五月の二日、三日の両日、キャンベラで第三回の日豪の閣僚委員会が開催されるということが決まりました。この閣僚委員会の構成メンバーでございますが、日本側からは、外務大臣、大蔵大臣、農林大臣、通商産業大臣、経済企画庁長官、この五閣僚またはその代理が出席するということで検討いたしております。豪州側からは、日本側の出席閣僚に相当する閣僚が出席するとい……
○羽田野政府委員 ILO百二号条約は、ILO各条約の中でも非常に高く評価され、重要な条約でございます。したがいまして、わが国といたしましても、なるべく早くこの百二号条約の批准というものをいたしたいという方向で進んでまいっております。国内のいろいろな法体制、これが百二号条約を直ちに批准をするような状態にございませんでした。逐年努力をいたしまして、今回やっとその批准ができるというところまでこぎつけたわけでございまして、これはわが国にとっても非常に喜ばしいことでございます。 ただ、この百二号のうち、すべてのものについて今回これを受け入れるという状態になっておりませんが、最小限批准ができる状況までこ……
○羽田野政府委員 社会保障の水準を上げるということにつきましては、厚生省初め関係省庁で真剣に検討しつつあるということを承知をいたしております。外務省といたしましても、これらの省庁と協力をして、できるだけ早くこの義務受諾ができるような状態に持っていくということに努力をいたしますとともに、関係省庁にもこの努力をお願いをしていきたいというふうに考えております。そして、国内体制が社会保障の最低基準に達し、義務受諾ができるという状態になりましたならば、遅滞なくこの義務受諾の通告をするというふうにいたしたいと思っております。
【次の発言】 今回の批准につきましても、また残っている五つの部門の受諾につきまし……
○羽田野政府委員 ただいま議題となりました漁業操業に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 政府は、近年わが国沿岸の水域におけるソ連漁船団の操業に伴い、わが国沿岸漁民との間で事故が生じている事態にかんがみ、事故の未然防止と事故発生の場合の紛争の迅速かつ円滑な処理を図ることを目的として、ソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間で漁業操業に関する協定を締結するため、本年三月以来モスクワで交渉を行ってまいりました結果、去る六月七日に東京において、わが方外務大臣と先方イシコフ漁業大臣との間でこの協定の署名が……
○羽田野政府委員 カンボジア、ベトナム、わが国もいずれもこの両国を承認したような関係でございます。ということは、早く日本とベトナム、カンボジアの関係を正常化して友好関係を確立したいということが当方の方針でございます。 そこで、できれば在外公館を早くカンボジアとの間にも交換し、それからベトナムとの間でも、先ほど御説明申し上げましたように、人見大使を更迭するような状態が出てきておりますが、新しい大使に早く現地に行っていただいて、外交ルートによって友好関係を進めると同時に、いままでの権利義務関係、これも承継をしていただく。それから今後もそういういろいろ経済的な提携も深めていこう、こういうことが考え……
○羽田野政府委員 先生御指摘のように、一昨年の田中・ブレジネフ日ソ両首脳会談において、北方四島が第二次大戦のときからの未解決の問題であるということが確認されたことは非常に画期的なことでございましたし、この問題を解決して日ソ平和条約を締結するということの合意もなされまして、その後外務大臣訪ソに当たりましてもその方針で進んでまいっております。したがいまして、わが方の、この日ソ両首脳会談の成果を高く評価していることと、その後その実現に努力しているという方向は、一定不変の状態でございます。
【次の発言】 先生御指摘のグロムイコ論文、これは直接政府に向けられたものではございません。「コムニスト」というソ……
○羽田野政府委員 ただいま議題となりました社会保障の最低基準に関する条約(第百二号)の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 この条約は、一九五二年に国際労働機関の第三十五回総会で採択されたもので、その内容は、医療、傷病給付、失業給付、老齢給付、業務災害給付、家族給付、母性給付、廃疾給付及び遺族給付の九部門の社会保障給付について、給付事由、保護対象者の範囲、給付内容、資格期間、支給期間等について最低基準を規定したもので、この条約を批准する加盟国は、失業給付、老齢給付、業務災害給付、廃疾給付及び遺族給付のうち少なくとも一部門を含む三部門について義務を受諾すること……
○羽田野政府委員 二年前に署名をいたしましたこのままの状態でぜひ早く御承認をいただきたいという態度でございます。
【次の発言】 現在、先生御指摘のように、海洋法会議でこの海洋の問題についていろいろな論議がなされております。直接本件の日韓大陸だなの問題に関連する点につきましても、たとえば大陸だな理論あるいは二百海里の専管経済水域の問題、こういういろいろな問題がいま海洋法会議で討議されておりますが、この海洋法会議の結論というものが、次はニューヨークでこの会議が開かれるというようになっておりますが、なかなか簡単に出てくるような情勢にございませんし、また、海洋法会議で、たとえば大陸だな理論あるいは専管……
○羽田野委員長代理 資料の提出をさせます。
○羽田野委員長代理 ただいまの津金君の資料要求に対しましては、大臣からお答えがありましたが、なお後刻理事会で協議をいたします。
【次の発言】 速記をとめてください。
○羽田野委員長代理 荒木宏君の質疑は終わりました。 渡部一郎君。
○羽田野政府委員 このたび法務政務次官に就任いたしました羽田野忠文でございます。 時局柄大任でございますが、稻葉法務大臣のもと、かつて法務委員をさしていただきました経験を生かして、よき補佐役として法務行政の一層の推進に努力してまいりたいと存じております。どうかよろしく御指導、御鞭撻のほど心からお願い申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
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