このページでは松浦利尚衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○松浦利尚君 日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党四党提出、生活関連物資の買占め及び売り惜しみに対する規制措置等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。(拍手) 最近における卸売り物価の上昇は、残念ながら田中内閣の無策ゆえに、暴騰に一そうの拍車をかけ、日銀統計によれば、一月の上昇率は前月比一・五%高、二月は前月比一・六%高、三月は前月比一・七%高と、しり上がりに騰勢が強まり、終戦直後を除けば戦後最高に達し、年頭初から実に上昇率は五・一%に達しております。 この急激な卸売り物価の上昇が消費者物価に重大な影響を与え、統計局の発表によっても、三月は前年同月比九%とい……
○松浦利尚君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案のありました大蔵常任委員長上村千一郎君解任決議案に賛成の立場から討論を進めます。(拍手) 上村千一郎大蔵常任委員長は、まことに気の毒だと思います。あなた自身は、大蔵委員会の伝統を守り、強行採決の誤りは犯すべきでないと思っていたに違いない。なぜなら、あなた自身は、委員会を招集はしたが、委員長席を与党筆頭理事山下元利君に譲り、強行採決の場から逃げていたからである。しかし、だからといって、あなたは責任を逃れることはできない。身は自民党にあり、心は中曾根派にあろうとも、あなたは常任委員長の立場にある。いまさら強調するまでもなく、衆議院規則第二節は……
○松浦利尚君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案のありました昭和五十年度の公債の発行の特例に関する法律案について、反対の立場から幾つかの問題点を指摘し、政府の明確な答弁を求めます。(拍手) その前に、政府が二兆二千九百億の赤字公債を発行しなければならない事態になりながらも、なお国民に対して経済見通し、政策の誤りを反省する気持ちのないことを、大変残念に思います。 昨年、一昨年の急激な物価上昇に関して、政府には全く責任がなく、また、今回の不況が長期にわたったことにも責任がないとする政府、三木総理の姿に、国民は失望を通り越して、失笑すら感じています。政府は、肝心の経済が国民のため望ましい方……
○松浦(利)委員 私は、主として電電公社のほうに質問したいと思うのでありますが、その前に郵政当局にお尋ねをしておきたいことがあります。 非常に簡単なことでありますが、最近非常にまた郵政省に対する苦情が国民の間に広がっておるわけであります。それは、昨年も実は私はここで質問をしたわけでありますが、料金の値上げをしたあと、どうも郵政省のサービスは落ちておる。どういうふうにサービスが低下しておるかといいますと、従来ですと、居住者のために投函されたはがきあるいは封書というのができるだけ相手側に渡せるように郵政は努力をしてきたのであります。ところが最近になりますと、投函をしたはがきなり封書が返ってくるこ……
○松浦(利)委員 海外経済協力基金のほうにお尋ねをいたします。 いまの問題についてさらにお尋ねをしておきますが、韓国と基金との間に、これは大韓民国とソウルの地下鉄に対する事業計画について、四十七年四月十日海外経済協力基金が発表した文書でありますが、おたくの高杉総裁と大韓民国政府身代表してホーリーという方の間に調印がなされておるわけであります。もちろんこれは一九七一年十二月三十日の交換公文に従った基金の事務的処理であります。その場合に、いま佐藤委員が質問をしたのですが、韓国と基金とで貸し付け契約をする。そして韓国の調達庁が日本の輸出業者と契約をする。そうすると、その輸出業者が外為銀行等を通じて……
○松浦(利)委員 先般の本委員会で、日韓経済協力関係のうち円借款の問題を、ソウルの地下鉄車両に限定して質問をいたしました。その結果、委員長の指摘に従って私の手元に資料が提出をされたわけであります。この資料は経済企画庁並びに海外経済協力基金のほうから出された資料でありますが、これによると、この契約に示されている価格は正当な価格であるという理論的な根拠づけをしておるわけであります。特に韓国の地下鉄が高い理由としては、直流交流両用方式を採用していること、あるいは新規の地下鉄であるために製品規格の多くを新たに設計しなければならないこと、あるいは車体が大きいこと、寒冷地向けの特別な配慮をしたこと等々が記……
○松浦(利)委員 私はきょう主として土地問題に対する行政、特に姿勢の問題、この問題について焦点をしぼって質問をさせていただきたいと思います。 この問題は予算委員会の一般質問で、すでに質問通知をして、する予定でしたけれども、時間がなくなりましたために省略をさしていただいてきょうに持ち越した質問であります。内容的には一般質問の時点の通告でありますから相当建設省のほうは調べておられると思いますから、こうした問題についても建設省の見解を含めながら具体的に御答弁をいただきたいと思うのです。 まずその一つは、いままで高度経済成長のもとで、財投資金を入れてどんどん公共投資をやってきたわけでありますが、こ……
○松浦(利)委員 私は、法案の通る前に、ぜひ建設省の住宅に対する基本的な考え方をお尋ねしておきたいと思うのです。
田中総理の日本列島改造に従いまして、昨年の十二月、「新国土建設長期構想(試案)」というものを建設省が公にしたわけであります。その中に実は住宅関係の投資については、用地補償費を除く投資額の総額を、住宅関係は昭和六十年までに百八十三兆円の投資をする、こういうことが構想として発表されておるわけでありますが、その中で住宅金融公庫も含めて公的資金による金額は幾らになっておるのか、その点をまずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 これは非常に重要だと思うんですよ。この内訳をちょっと……
○松浦(利)委員 時間がもうあまりありませんから具体的にお尋ねをするわけですが、まず林野庁にお尋ねをしておきたいと思うのです。
昨年の十月から外材を含めて材が急激に値上がりをしたわけですが、それは需要と供給とのバランスがくずれたということが原因なのか。もっと端的にいうなら、外材の輸入は従来どおりのペースで入っておったのかどうか、外材が減ってきたのか、そういった点について簡単に答えていただきたいと思います。
【次の発言】 東京木材市場株式会社にあなたと一緒に調査に行ったのですが、そのときに、二回の値上がりがあるのですね。昨年の七月、八月に上昇して、十月以降急に上昇したのですね。去年一年間を通じ……
○松浦(利)委員 地価公示法に入る前に事務当局にお尋ねをしておきたいのですが、非常に地価に対することばづかいがあいまいなところがあるのです。相続税法では土地問題については「時価」という表現を使っております。それから固定資産税では「適正な時価」ということばを使っておるわけです。公示法では「正常な価格」という、こういう日本語が使われておるわけですが、時価、適正な時価、正常な価格というものは一体どういうことなのか、その点をひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 局長、そういったことが公示価格では非常に問題になるのです。
そこで、この公示価格の問題については、いま阿部委員からも御指摘があ……
○松浦(利)委員 まず、局長にお尋ねをしておきますが、この緑地保全法案というのは、自然環境保全法の附則第二条でしたかを中心にしておつくりになった法律でございますか。
【次の発言】 もうすでに大部分の方がいろいろ質問をなさっておられますので、基本法であります自然環境保全法が親法でありますから、これを中心として生まれた緑地保全法案であるという立場からひとつ基本的なことだけお尋ねをしておきたいと思うのです。
先ほども地図その他もごらんに入れたようでありますが、私もここに一、二写真を持ってきておるわけであります。この写真を見てわかりますことは――これは名古屋近郊の鳴海、人口二万のところですが、当初は……
○松浦(利)委員 私は、まず基本的なことについて一、二お尋ねをしておきたいと思うのです。
公有水面の埋め立てというのは、国土の利用計画というものが明らかになった上で公有水面の埋め立てというものが行なわれるべきだ、このように思うのですが、運輸大臣おいでですが、私の申し上げておることは間違いありませんでしょう。そのとおりだと思うのですがね。
【次の発言】 それでは、実は昭和四十四年以降の運輸省の運輸白書を読ましていただいたわけであります。ところが四十四年の運輸白書によりますと、実はこのように書いてあるわけであります。「臨海工業地帯の造成実績をみると、昭和二十九?四十三年度で約二億一千五百万平方米……
○松浦(利)委員 私は最後になりましたから、各委員の方がそれぞれの立場で御質問されましたので簡単に質問するつもりです。端的にお答えいただきたいと思います。
その一つは、具体的にお聞きしたほうが一番いいと思うのです。たとえば知事が指定する風致地区あるいは住居専用地域、そこに突然高速道路を通すという話が出てきた。そこで住民の人たちが寄り寄り集まってそれぞれ検討して、ポスターをつくって、「高速道路反対」というポスターを張った。そういう場合に、それは直ちに本法に抵触しますか。どうですか。
【次の発言】 そうするとそこに住む人々は、高速道路反対という意思表示をポスターその他の言論表現をもって行なうこと……
○松浦(利)委員 法案の内容に入る前に、いろいろ水の問題、ダム等の問題について基本的なことを質問させていただきたいと思います。 まず第一点は、実は昭和四十六年の四月に「広域利水調査第一次報告書」というのを出しておられます。それから四十八年八月にさらに「広域利水調査第二次報告書」というのを出しておられるわけであります。この広域利水調査第一次報告書を修正した根拠は、実は田中総理の日本列島改造論という冊子の一四五ページ以降にこれからの水資源の問題等が書いてあるわけでありますが、どうも日本列島改造論という個人の著書を中心にして広域利水調査第二次報告書に修正された、内容を読みますとこういうふうに理解を……
○松浦(利)委員 きょう一番初めに、実は労働問題について郵政当局のお考え方をぜひお聞かせいただきたいと思うのです。この内容は、マル生とかそういった問題以前の問題だとまず理解をしていただきたいと思うのです。 その内容は、実は私の宮崎の児湯郡西都市に西都郵便局という局があるわけでありますが、その西都郵便局で起こった事件であります。よくあることですが、当局側はストライキに参加させないようにやる、労働組合のほうはストライキに入るように強制するということがあったことは事実であります。ところが、たまたま私がいまから指摘する問題は、この西都局で全逓の組合員が非常に少ないところで起こった事件であります。スト……
○松浦(利)委員 商品投機の問題につきましては、きょう十二時からの野党四党の政審会長会談におきまして、最終的に野党案ができ上がりました。これを、本院にすでに内閣で提出済みの政府案と対比いたしまして、商品投機問題に限定して、これから議論をさせていただきたいと存じます。したがって、これは要望でありますが、政府提出原案、さらに野党四党提出原案について本委員会で議論するように、ひとつ委員長のほうで、議事運営委員会なりにしかるべくお取り計らいをいただきたいということを、まず冒頭申し上げておきたいと存じます。 したがって、商品投機の問題は、法案が提出されました段階で議論するといたしまして、本日は消費者保……
○松浦(利)委員 参考人の皆さん方、まことにありがとうございました。 まず最初に郡司さんに質問させていただきたいと思うのでありますが、実は通産省が調査いたしました資料を、私はいま手元に持っておるわけであります。これは唐沢参考人からもお話があったのですが、これは六大大手商社について通産省が調べた具体的な数字であります。この数字を見ますと、四十七年の上半期、それから四十七年の下半期からことしの一月まで、これは仕入れ量、そうして仕入れ金額まで明確に書いてあるわけであります。 これはおそらくあなたもお手元にあるか、あるいはお聞きになった数字だと思うから、それは省略をさせていただきますが、ただその中……
○松浦(利)議員 ただいま議題となりました日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党四党提出、生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する規制措置等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 最近における卸売物価の上昇は、残念ながら田中内閣の無策ゆえに暴騰に一そうの拍車をかけ、日銀統計によれば一月の上昇率は前月比一・五%高、二月は前月比一・六%高、三月は前月比一・七%高としり上がりに騰勢が強まり、終戦直後を除けば戦後最高に達し、年頭初から実に上昇率は五・一%に達しております。 この急激な卸売物価の上昇が消費者物価に重大な影響を与え、統計局の発表によっても、三月は前年同月比……
○松浦(利)委員 まず橋本参考人にお尋ねをするのですが、三月二十日の「エコノミスト」で、あなたが記者団と会見した個人的な内容が発表されております。これを興味深く読ませていただいたのですが、その中であなたはこういうことを言っておられる。主食である米のようなものは商品として扱うべきではない。また同時に、供給に限りある土地などを扱うべきではない。こういうふうに「エコノミスト」に記載されておるのですが、だとするなら、この三井物産会長の発言を、丸紅の檜山参考人は認めるのかどうか、その点を明確にしてください。
【次の発言】 参考人は正確に答えてもらいたいと思うのです。私が参考人に質問しておるのは、橋本参考……
○松浦(利)委員 きょう官房長官に御出席をいただいたのは、ほかでもありません、実は金曜日の農業白書の審議の際に、各野党議員から、農産物の投機的買占め等に対しての質問が行なわれたわけでありまして、そのときに総理のほうから答弁がなされておるわけでありますが、それを会議録から抜粋したものを読み上げますと、こういう答弁になっておるわけであります。「それから、農産物の投機的買い占め等に対しての御発言がございましたが、御承知のとおり、出荷の促進、商品取引市場における規制措置の強化、商社に対する要請や警告等々の措置を行ない、値下がりも行なわれておるのでございますが、今国会に提出をしております生活関連物資の買……
○松浦(利)委員 それでは、関連して、若干参考人の皆さんにお聞かせいただきたいと思います。 私の意見は申し上げません。たいへん貴重な御意見をいただきまして、これからの法案審議促進について、十分参考人の皆さんの御意見を反映していきたいと思っております。ただ、その場合に、一、二どうしても聞いておかなければならぬ点がありますからお聞かせいただきたいのですが、実は先ほど辻参考人が、商社が船を一船ですね、持ち込んできて、石当たり三千円くらいですか、それを五千円で買えといって売り込みに来た、おまえのところで買わなければこれを名古屋に持っていくぞというふうに言われた、こういう御発言があったわけでありますが……
○松浦(利)委員 いまの金子委員の質問に関連して長官にお尋ねをいたしますが、内閣提出の法律では、マージン、商社が行なうマージン率、このマージンについても規制ができるのですか、その点ひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは長官、ちょっと私もきのう参議院の本会議で、野党提案の趣旨説明のために大臣席におったわけでありますが、その間、通産大臣がわが党の伊部議員の質問に、本会議場でこのように答弁をしておるわけであります。
読み上げます。「それから、流通の過程でマージンを審査する考えはどうかという御質問でございますが、一定の限度を逸脱した大幅のマージンについては、情勢により行政指導な……
○松浦(利)委員 きょうは、閣法と野党四党の法案のいよいよ大詰めに来ておりますので、総理の御出席をいただいた上、本委員会としての最後の詰めを行なっていきたいと思いますから、総理もぜひざっくばらんに、ひとつ御答弁をいただきたいと思うのであります。 まず第一点は、田中総理は、よく物価を安定するということを言っておられます。歴代総理も常にそういったことを言っておられるのでありますが、かつて佐藤総理は、昭和四十六年の六十五国会で、佐藤総理個人としての物価安定ということばの上昇率は三・五%以内であるという御答弁を本院で行なっているわけでありますが、総理は、物価安定という、その物価安定は何%以内なら物価……
○松浦(利)委員 長官がおいでになるまで、食糧庁のほうに米の問題について御質問をいたしたいと存じます。 まず第一点は、御承知のように昨年四月物統令をはずす段階で、本委員会でも、物統令から適用除外する問題については再三にわたって議論をしたところであります。ところが、当時の食糧庁長官、いまの事務次官でありますが、物統令の適用を廃止する理由として、実は米がだぶついておるんだ、米がだぶついているこの段階では、食糧庁として、物統令をはずしても何ら支障はない。同時に、物統令の適用を廃止しても米の値上がりということについては心配ない。値上がりするような状態では、政府手持ち米を放出することによって鎮静させる……
○松浦(利)委員 それでは、与えられた時間がわずかですから、要点だけ質問させていただきます。
第一点は、長官にお尋ねをするのですが、先般、物価問題等に関連をして閣僚協議会が開かれましたが、その席上、過剰流動性を吸収するということを目的にして、公団住宅の払い下げということが公になったわけであります。物価担当大臣として、公団住宅を払い下げることそのものが物価対策になると、ほんとうにまじめに考えておられるのかどうか、中心である長官の御意見をまず承っておきたいと思うのです。
【次の発言】 主たる目的は住宅政策として発表されたのであって、物価対策ではない、私はそう思います、いまの発言を聞いておりますと……
○松浦(利)委員 関連質問。 いまの問題はたいへん重要でありますから、委員長に提出した資料でありますから、後刻理事会を開いて、本委員会としての態度を明確にしていただきたい。これが一つであります。 もう一つは、政府のほうでは直ちに、ただいまの発言が事実かどうか早急に調査をして、本委員会にその結果を報告するように求めます。
○松浦(利)委員 渡辺委員の質問に関連して、今回公取が勧告いたしましたセメントの価格協定の問題について簡単に、長官並びに公取の委員長にお尋ねをしておきたいと思うのです。 御承知のようにこのセメント問題は、本委員会でも再三、売り惜しみあるいは買い占めがあるのではないかということで質問がありましたし、通産当局からも、これに対してはいろいろと事情説明がありました。暖冬異変だとかあるいはその他の需給見通しの誤りとか、そういったことが価格をつり上げておる原因だ、こういう発表があったわけでありますが、私たちが心配をしておったように、公取のほうで、現実に価格協定があった、しかもこれに対して勧告をしておるわ……
○松浦(利)委員 私は、まず最初に、電力料金の値上げについて通産省に質問をさせていただきます。 実は、昭和四十七年度の電力白書が出されておるわけでありますが、この電力白書を予算委員会の通産分科会で質問いたしましたときには、まだ各関係電力会社から料金値上げが出されておらない、出されておらなければ、この電力白書は一部分撤回したらどうかという質問をいたしましたが、通産大臣は、いや撤回する意思はない、こういうことで推移をしてきたわけです。ところが、この四十七年度の電力白書が指摘をしたとおり、四国電力、関西電力、そうしてこれから続々と電力会社が値上げを申請してくるわけであります。 昭和四十六年度の電……
○松浦(利)委員 まず、長官にお尋ねをしたいのですが、衆議院の物特委員会あるいは商工委員会、あるいは参議院等におきまして、商社の問題あるいは過剰流動性の問題が議論されましたときに、長官は、過剰利得に対する税制措置あるいは法人の累進課税という問題も検討したい、こういう御発言があったというふうに私は聞いておりますし、たいへん前向きな発言だと理解をしておったわけでありますが、きょうの新聞の報ずるところによりますと、トップである田中総理自身がそのことを打ち消しておられる。そういった税制はなじまないということで打ち消しておられるわけでありますが、この前お話しになったそのことはいまでも総理に進言をして、過……
○松浦(利)委員長代理 この際、関連質問の申し出がありますから、これを許します。金子みつ君。
○松浦(利)委員 まず最初に、物価全般について長官にお尋ねしたいと思うのです。 実は、経企庁の前事務次官であります矢野氏が、日本生産性本部のトップゼミナールにおきまして、最近の経済動向という問題で講演を行なっておるわけでありますが、その新聞報道によりますと、政府のインフレ対策はみんな後手後手になり、このままでいくと消費者物価は九月、十月には対前年同月比で一四、五%までなるということを発言をしておるわけであります。この、前物価担当であり、しかもその中心であります事務次官の矢野さんの発言というのは、たいへん重要な意味を持っておると思います。逆に総理は、本委員会におきましても、私あるいはほかの委員……
○松浦(利)委員 私は関連質問ですから、電気・ガス料金に限って質問いたします。
もうすでに政府のほうでは認可をしてしまったわけでありますが、経済企画庁にお尋ねをしておきたいのですが、この電気料金、ガス料金の値上げ問題について、物価安定政策会議特別部会の意見が出されておるわけであります。この物価安定政策会議特別部会には消費者の代表は入っておるのかどうか、その点をひとつお聞かせいただきたいと思うのです。
【次の発言】 おそらくその消費者代表は、電気料金、ガス料金の値上げ反対の意見を述べたと思うのでありますが、その点についてはここで明確にしていただけますか。
○松浦(利)委員 私は、まず長官の政治姿勢について質問をしておきたいと思うのです。いま稲村委員からも質問がありましたが、昨日政府と与党で米審に対する最終的な消費者米価の諮問案を決定する、そういう段階で長官自身がゴルフをしておった。その行為について国民がどのように受け取っておるか、新聞に書いてあるとおりだと思うんです。この際、長官にお聞きをしたいのですが、そういったゴルフをしておったことに対して、国民がどのように判断をしておるとあなたは思っておられますか。そのことをまず物価担当大臣としてお答えいただきたいと思うのです。ゴルフをしたことについて国民がどのようにとっておるか、お答えいただきたいと思い……
○松浦(利)委員 予算委員会の一般質問も私が最後でございますから、格調の高い質問をするよりも、どろくさい質問をずばりずばり簡単にしますから、大臣各位も、簡潔にひとつお答をいただきたいと思うのです。 まず、農林大臣その他まだお見えになっておりませんから、経済企画庁長官にお尋ねをします。 いま国民の中で具体的な疑問とされている、四十八年度の物価上昇が五・五%という、その数字がどうも理解できない。現に、卸売り物価がもう八%近く上昇しておる。公共料金の値上げがある。卸売り物価がさらに高騰しておるし、投機がどんどんと進んで、生活必需物資が上がっておる。五・五%のワクの中に入るんだろうか、これが国民の……
○松浦(利)委員 昨日来、われわれ野党四党の予算補正について当委員会でこれを説明し、政府の見解を求めたところ、先ほど政府を代表して総理からその回答がありました。この回答につきまして、ただいままで詳細に検討いたしました結果、政府の態度は誠意を欠くものであり、とうていわれわれの了解し得るところではないとの結論に達しましたので、ここにあらためてこの補正内容を組みかえ動議として提出いたしたいと思います。 したがって、私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党が共同提案いたしております昭和四十八年度一般会計予算、昭和四十八年度特別会計予算及……
○松浦(利)委員 私は、大蔵委員会で質問するのはきょうが初めてですが、税制についてはたいへんしろうとでありまして、あるいは質問がピントはずれになるかもしれませんが、その点はひとつお許しをいただきたいと前もって申し上げておきたいと思います。 そこで、まず冒頭に、これは大蔵大臣がおられるときに質問をするのが至当だと思うのでありますが、そういう時間もありませんから、政務次官でもけっこうですし、具体的にお答えをいただきたいと思うのです。 それは昨年の三月一日、予算委員会の一般質問におきまして、なくなられました愛知前大蔵大臣と、物価と減税の問題について議論をしたことを思い起こすわけであります。そのと……
○松浦(利)委員 それでは、私はきょうは主としてデータ通信それからデータ通信にからむ情報プライバシーの問題等について各政府委員の皆さんに具体的に詰めてお尋ねをしたいと思います。 この前も本委員会でOECDの質問、それに対する政府回答問題をめぐりまして的確な政府答弁がいただけずに、私は審議ができないということで中断をして、そのままになっておったわけでありますが、きょうはそういった問題は、一応事後に郵政省の監理官のほうから詳しくそのいきさつを御報告を受けましたから、その点については触れることを省略をして、さらに発展をさせた議論をしてみたいと思うのです。 その前に、郵政大臣にお尋ねをするのであり……
○松浦(利)委員 私は、まず経済企画庁長官の決意並びに第七十一特別国会における経済企画庁を中心とした政府の皆さん方のとった態度についての見解を求めたいと思うのであります。 御案内のとおりに、第七十一特別国会におきまして投機防止法が通過をいたしました。そのときに、私たち野党は、政府案を補強するという意味で対策を出したわけであります。その内容は、今回提出されております附則の投機防止法の修正部分と全く同一視するものであります。われわれはただ単に買い占め、売り惜しみした者が公表だけでは解決しない、少なくとも売り渡し命令をかけるべきである、また現在の通産省なり各省の陣容をもってしては、とうていこうした……
○松浦(利)委員 きょうおいでいただきました参考人の皆さん方には、たいへんお忙しい中をありがとうございました。また、貴重な御意見をいただきましたことを心から感謝いたしたいと存じます。 ただ、一つ二つ簡潔に質問して、また簡潔に御答弁いただきたいと思うのですが、先ほど長洲先生も御指摘いただきましたように、この法案の中で実は標準価格等をきめる場合に、産官一体の、要するにカルテル野放しの状態になるのではないかという御意見があったわけですが、鈴木参考人にまずお尋ねをしておきますが、公取と通産あるいは経企の覚え書きの中で、政府が主導して価格をきめていくのだ、こういうことの覚え書きが結ばれておるわけであり……
○松浦(利)委員 私が一番最後の質問者になりましたが、いままでほとんどの方が質問をして、政府の答弁もそれぞれ出たわけでありますが、具体的にいま問題になっておるものを通産大臣にお聞きをいたしまして、この法案が通ればこういった問題が解決するのかどうかということを具体的にお尋ねをいたしたいと存じます。ただ、私がほかの用事で追われておりましたために事前に質問の内容通告をしておりませんでしたから、あるいは大臣が答えにくいことがあるかと思いますけれども、その点は前もってお許しをいただきたいと思うのであります。 御承知のようにいまプロパンガスを千三百円という指導価格で供給するように指示されたわけであります……
○松浦(利)委員 いまの自家用倉庫の問題について、ぜひ政務次官に政府の見解を後刻でけっこうですから出していただきたいと思うのです。 きょう予算委員会でわが党の辻原委員が政府委員に質問する予定にはなっておりますが、実は私たちが自家用倉庫を調査いたしました、一月の十七日でしたけれども、その自家用倉庫に学童用西洋紙が緊急放出用として六千枚一梱包した三百ケースが保管をされておる事実を発見したわけです。一体これはどういうものか、こういう質問をしたら、実は学童用の緊急放出としてメーカーから置いておいてもらいたいという指示があった。ところが、実際にそれに対する指示はほとんどなくて、一月十七日現在倉庫に眠っ……
○松浦(利)委員 大臣の所信表明並びに公正取引委員会委員長の事業説明について、この範囲内において質問をさせていただきたいと思います。 まずその第一点は、それこそ物価を最大の目標にして、今国会では、田中総理に言わせれば四―六月ごろには安定をさせるんだ、こういう約束をしておられるわけであります。ところが、四十八年度の予算案を審議いたしました昨年の予算委員会あるいは当特別委員会におきまして、当時の大蔵大臣、あるいは当時の経済企画庁長官、あるいは本委員会における田中総理、すべての皆さん方がわれわれの質問に対して何と答えたかといいますと、昭和四十八年度の物価見通しについて、卸売り物価は二%、消費者物価……
○松浦(利)委員 実はきょうは国有財産の払い下げ問題、特に、いまたいへん国民の関心であります土地払い下げについて大蔵省と建設省にお尋ねをしたいと思います。 御承知のようにいまの物価高の原因の一つに土地投機があると思います。この土地をどうするかということは、この土地問題の解決は非常にいま重要な政治課題になっておるわけでありますが、その中において国が国有財産を払い下げる、特に用地を払い下げる場合のあり方というのがたいへん疑問でありますから、その点を解明さしていただくために実は質問をさしていただくわけであります。 これは大蔵省のほうから資料をいただいて調査をさしていただいたわけでありますが、四十……
○松浦(利)委員 私は三十分間ですから、簡潔に御質問して御答弁をいただきたいと存じます。 まずその一つは、実はこの数日来新聞をたいへんにぎわしておりますメジャーの削減通知の問題であります。 御案内のとおり、通産省のほうではエクソン、シェルのほうから、日本政府が石油価格、製品価格を凍結しておる以上一五%のカットをするのだといったようなうわさが出た、あるいはそういう通達があったということが報道されておるわけであります。さらにエッソスタンダードの社長がわざわざ記者会見をいたしまして、日本政府が依然として石油価格、製品価格の値上がりを抑制しておるなら、これまたもう利潤の大きなところに原油を回すのは……
○松浦(利)委員 私は、主として通産大臣、それから経済企画庁長官にお尋ねをしたいと思います。
その前に、いま稲村委員が指摘をいたしました行政介入による価格指導の解釈の問題、公取と通産の意見あるいは総理の意見が違っておる。いまの御発言を聞いておっても違っておるわけでありますが、現にもう明日新価格というものが決定をされる。そのことは明らかに行政が介入をしているという事実が明らかになるわけでありますが、そうした場合に、公取はどういう態度をとられますか。まず吉田事務局長にその点を明確にお聞きをしておきたいと思う。
【次の発言】 仮定の問題でもけっこうですが、おそらく行政指導で行なうだろうと思う。押し……
○松浦(利)委員 参考人の皆さんはきょうお忙しい中をおいでいただきましてありがとうございました。また本会議の関係で長時間お待たせしましたことをおわびいたしたいと存じます。 それではまず岡田参考人にお尋ねをしたいと思うのでありますが、岡田さんの意見陳述を、ほかの委員会の採決に出席しておりましたので、直接お聞きできなかったわけですが、一応メモをしたのをいただきましたので、それを中心に質問さしていただきたいと思います。 実は消費行政の中でビッグストアが与える影響というのはたいへん大きくなってきておるわけです。そこで具体的な問題としては実は私が私なりに調査をしたことについてお尋ねをしたいと思うので……
○松浦(利)委員 参考人の皆さん方にはたいへん貴重な御意見をありがとうございました。総裁、それぞれの代表者の皆さん方のお話をお聞きしておりまして、総需要の抑制策、特に金融引き締めあるいは財政の協力等によって鎮静化の方向にあるというお話があったわけであります。ただ先ほど加藤委員からも指摘をいたしましたが、実は昨年からの狂乱的な物価高というのは、ある意味では銀行側にも責任があったのではないか。逆にいうと、金融がゆるんで貸し出し競争といいますか、企業に対する貸し出しを急ぎ過ぎた。その段階で銀行側にもっと社会的な責任というものがあって、自主的に節度ある金融対策をとっておれば、こういった物価狂乱は防げた……
○松浦(利)議員 ただいま議題となりました総合商社の事業活動の規制に関する法律案につきまして、日本社会党を代表し、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 昨年からの当委員会及び今国会の予算委員会における物価審議によって明らかにされましたように、総合商社と呼ばれている巨大企業の商活動は、物価の値上がりや物不足を生じさせる大きな要因として国民的な批判を受けていることはよく御承知のとおりであります。 戦後、合併に合併を重ねて独占化を進めていった商社は自民党政府による高度経済成長政策に乗って事業活動の範囲を大きく拡張し、本来の貿易業務から国内の卸売り業、不動産業、さらには建設、レジャー産業等、……
○松浦(利)委員 前もってお断わりしておきますが、実は昨日エネルギー庁のほうに資料を要求しておきましたが、昨日までに私の手元に届きません。けさほど届きました。したがって、質問の内容等について事前に打ち合わせがされておりませんから、この場であるいは回答できないようなものもあるかもしれませんが、それは休憩後の委員会で冒頭明確にお答えをいただきたいと思います。 そこで、作業の問題としてまずお尋ねをしておきますが、これは通産政務次官にお尋ねしておきますが、新聞の報ずるところによりますと、通産省は二十一日に電気料金の許可をする、こういうことが報道されております。また逆に経済企画庁長官は、経済企画庁とし……
○松浦(利)委員 長官に質問しようと思ったんですが、十一時半からOECDの何か御出席のための打ち合わせがあるそうで離席されますので、実は長官にお尋ねすることができなくなったんですそれで、一つだけお尋ねをしておきたいんですが今度の電気料金の値上げが行なわれました。国民は非常にこの問題については不満を持っておるし同時に、政府のやった行為に対して疑問を持っておるんですね。一つは、四月に申請をされたものあるいは五月に申請されたところもある、ところが、九社一斉にあっという間にあれだけの膨大な電気料金の値上げがきまったということ、きわめて従来と違ったパターンで公共料金の決定が行なわれたということについて、……
○松浦(利)委員 私は、提案者を代表して、ただいま議題とされました日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党の四党共同提案にかかる昭和四十八年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十八年度特別会計補正予算(特第l号)及び昭和四十八年度政府関係機関補正予算(機第1号)につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議につきまして、その提案の趣旨を簡潔に御説明申し上げたいと存じます。 この動議は、主文にございますとおり、昭和四十八年度補正予算(第1号)、(特第1号)及び(機第1号)については、政府はこれを撤回し、動議に明記されております諸項目に沿って、すみやかに組みかえをなし、再提出することを要求するも……
○松浦(利)委員 まず、大蔵大臣並びに労働大臣に最初お尋ねをしておきたいと思うのであります。 いま、御承知のように公定歩合の引き上げを行なっておりますし、二月の物価動向いかんによっては、さらに日銀、大蔵省で公定歩合の引き上げをやる、金融の引き締めをやる、こういう状況になりつつあるわけでありますが、御承知のように、そういう金融引き締めの片一方で、実はしり抜けが行なわれておるわけであります。 御承知のように、本院でもだいぶん議論されたわけでありますが、労働基準法第十八条に強制預金の禁止規定があるわけであります。ところが、この禁止規定については、労使間で協定を結ぶ、あるいは従業員の代表と会社側と……
○松浦(利)委員 参考人の皆さん、御苦労さんです。 ただ、非常に残念に思いますのは、昨年の四月十一日でございましたか、この部屋で、六大商社の会長さんなり社長さんをお呼びいたしましていろいろと話をお聞きいたしました。そして皆さん方は、その後商社自身として行動基準等を発表なさったわけでありますが、きょうまたあらためて参考人としておいでいただいた方には、会社によっては更迭された社長さんもおられますが、私にとってはたいへん顔なじみの皆さん方もおるわけであります。 そこで、顔なじみの皆さんにまずお尋ねをしておきたいのですが、昨年、国会に皆さん方が参考人として呼ばれて、いろいろと質疑を国会の場を通じて……
○松浦(利)委員 丸田参考人に再度お尋ねをいたしますが、午前中、与党の奥田委員に対しましても、あなたは、いろいろと言いわけをしておられたようでありますが、しかし、現実に、価格改定の予想通達を出せば、中間の流通段階等において買い占め、売り惜しみ等の行為が行なわれるということは、これは当然だと思う。だから、それが全部であるということは言わないにしても、そういったことが引き金になっていることは事実だと思うのです。 そういうものに対して、あなたは、全然反省がないわけですか。全然あなたは、反省しなくてもいいとここで答弁されますか、強弁されますか。明確にその点をお答えいただきたいと思うのです。
○松浦(利)委員 われわれ野党四党は、政府予算案を一カ月余にわたって詳細に検討してまいりましたが、その内容は、真に国民生活向上のためのものではないとの結論に達しましたので、ここにあらためて予算の組みかえ動議を提出いたしたいと思います。 提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党が共同提案いたしております昭和四十九年度一般会計予算、昭和四十九年度特別会計予算及び昭和四十九年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。 すでに動議の案文はお手元に配付いたしてありますので……
○松浦(利)委員 私は、通産大臣の御出席の時間がございませんから、主として通産大臣に灯油の問題に限定をしてお尋ねをしたいと思います。 しかし、物価全体の問題について冒頭経済企画庁長官から御説明をいただいたわけでありますが、御承知のようにいままで金融財政面で引き締めを堅持して、一方では公共料金の引き上げ等は政府自身行政指導で据え置いてきたわけでありますが、最近、公共料金に対する値上げを次々に政府自身はいま認めようとしておるし、また、通産関係の電気、ガス等はすでに認めたわけであります。私は、こうしたものが、直接的な物価への波及というのは確かに数字的に見れば少ないのですが、先ほど通産大臣が言われま……
○松浦(利)委員 第二班について御報告いたします。 去る九月六日議長の承認を得まして、十月七日から九日まで、沖繩県に派遣されました派遣委員を代表して、調査の結果を御報告申し上げます。 派遣委員は、野間友一君、有島重武君、和田耕作君及び私でありまして、現地では地元議員國場幸昌君の御参加を得まして、沖繩における物価問題等について、実情を調査してまいりました。 十月七日、沖繩開発庁沖繩総合事務局におもむき、沖繩総合事務局当局及び屋良県知事から説明を聴取いたしました。その際、県知事から、輸送コストの軽減、流通機構の整備等について要望がありました。 十月八日、石垣島において、八重山支庁、石垣市、……
○松浦(利)委員 先ほど加藤委員あるいは橋口委員から質問がありまして、これからの経済見通し等の指標については、経済企画庁のある程度の考え方がわかってきたわけでありますが、その前に、まず原則的なことをお尋ねをしておきたいと思うのであります。 その一つは、これは新聞でもたいへん問題になったわけでありますが、消費者モニター全国大会実行委員会の「明日の暮しを考える消費者集会」の資料内容であります。この資料内容を調べてまいりますと、確かに新聞の皆さんが指摘しましたように、物価上昇は悪なのだというような考え方について、ある程度の批判が加えられておるわけですね。「だからといって、すぐ「物価上昇は悪なのだ」……
○松浦(利)委員 本日、新経済企画庁長官から所信の御表明をいただきましたが、ちょうど総理辞任というたいへん激動期でございまして、政策を担当される大臣としても、非常にやりにくい面もあるだろうと思うのでありますが、所信表明にもありましたように、今日の物価というものは、国民にとってきわめて重要な問題であります。そういった意味で、新長官に国民もたいへん期待をしておると思いますので、この際、若干の質問を申し上げまして、長官の所信をさらにお聞かせいただきたいと思うのであります。 その一つは、きょう閣議が開かれまして、その閣議の中で、今年度の経済成長見込みは実質マイナス一ないしマイナス三くらいに落ち込むの……
○松浦(利)委員 ただいま議題となりました法案について、若干の質疑をいたします。
まず第一点、大蔵大臣にお尋ねしたいのですが、予想外の税の増収を見た、異常に多額の剰余金が発生した、その理由について、なぜこういう異常状態だったのか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま局長のほうから多額の剰余金が出た理由が述べられたわけでありますが、その中に、主として大きな問題としては、土地税制の引き上げに伴う駆け込みが多かったということの御指摘があったわけでございます。しかし、これが事前に予測できなかったかどうかということについては、私は非常に疑問があると思うわけであります。税制……
○松浦(利)委員 本会議が二時からあるそうですから、できるだけ簡潔に質問しますので、簡潔に御答弁をいただきたいと思います。 この相続税法の一部改正に関する法律でありますが、これをいろいろ調べてまいりますと、そしてまた税調に出された資料等を調査いたしますと、今回の改正のねらいが、実は物価上昇に伴う追認的要素が強い。ですから、物価上昇に名をかりた資産者優遇対策になるのではないか。ですから、物価が余り上がり過ぎた、この物価が上がったことを理由にして資産優遇対策としてこの相続税法の一部改正を提案する。裏を返せば、簡単に言えば、そういうことではないかというふうに思うのでありますが、私の見解に対する政府……
○松浦(利)委員 私は、まず冒頭に、大蔵当局にお尋ねをしておきたいのですが、相続税法の一部改正の議論のときに、基本的な問題として生存権的な財産について将来検討を加える必要があるというふうにいろいろ質問をしたら、あなたの方は、いろいろ抽象的な議論ばかりしておられまして、正確な御答弁がなかったわけですよ。ところが、同じ問題について大臣がおるときに質問をしたら、大臣が前向きの答弁をしておられるわけですね。だから、もっと具体的に言うと、ここに大臣がおらなければ議論できないじゃないかということなんですよ、私が言うのは。大臣がおるときに同じ質問をすれば、そのことは明確に答えが出るけれども、大臣がおらぬとき……
○松浦(利)委員 いま佐藤委員が質問しましたから、それを補充する意味で、きょうから引き下げられました公定歩合の問題について若干お尋ねをしておきたいと思うのです。 実は日銀の総裁が、公定歩合の引き下げ問題が財界なりあらゆるエコノミストあたりで評判になりましたときに、これは日銀の聖域であるから、適切適正な時期に公定歩合の引き下げ等については考えるのだと、こういうふうに発言をしておられましたし、大蔵当局もそのことを支持してこられたはずなんです。ところが、きょう実は〇・五%の公定歩合を引き下げたんですが、引き下げたというこの時点は、日銀の総裁が言う適切適正な時期だったと判断をされるのか、その判断をし……
○松浦(利)委員 質問時間が一時間ですから、答弁も簡潔にお願いいたします。
まず大臣にお尋ねをしておきますが、きのうの連合審査でも中村委員が指摘しておりましたが、総理府の家計部会が答申をした例のナショナルミニマムですね、こういった発想はさておくとして、いま政府が考えておる公共料金というのは何品目あるわけでありますか。
【次の発言】 大体、総理府の統計局ではじいておる公共料金というのは、それに六品目足して二十九品目ですね。その公共料金が標準家計に占めておるウエートは全体で幾らになっておりますか。
【次の発言】 そのウエートのうち一番高いもの、これは診療費ですね。いいですね。それから二番目に高い……
○松浦(利)委員 きょうは、もうすでに衆参の予算委員会等でそれぞれわが党の代表が質問をし、政府答弁をいただいておりますから、それをさらに煮詰める意味で少し細かく質問をして、これからの財政の見通し、あるいは五十年度の経済見通し等について、政府の、特に大蔵大臣の的確な御答弁をいただきたいと思うのであります。 まず第一点は、歳入欠陥の問題であります。これは事務当局で結構でありますが、御承知のように「昭和五十年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」の中では、政府の経済見通しの鉱工業生産の伸びを五・四%、こう見込んでおるわけでありますが、これに対して大体法人税収の伸びを五%というふうに想定をしておるわ……
○松浦(利)委員 それではきょうは阿部理事が逓信関係を一般質問をされますので、私は主として電電公社関係についてまず質問をさせていただきます。 実は昭和五十年度の政府関係機関予算をチェックしてみたわけでありますが、その中で特に問題になりますのは、実はそれぞれの政府関係機関予算の立て方が違っておるということがあるわけです。一つの例を比較して申し上げるのですが、国鉄と電電公社の損益勘定あるいは資本勘定を調べてみますと、こういう配置になっておるわけです。実は国鉄の場合に、資本勘定に対して一般会計からの受け入れ七百億、それから資金運用部あるいは簡保会計から八千八百十六億、政府保証債が六百億、こういうふ……
○松浦(利)委員 本委員会の都合で、私が突然いまから質問することになりましたので、省側と十分打ち合わせしておらない――事前に質問の内容についてきのう一応打ち合わせしましたけれども、ある意味では答弁がしにくい点があると思うのですが、それはまた保留しまして、次の機会に質問させていただくことを、前もって委員長、お願いをしておきたいと思うのであります。
そこで大臣にまずお尋ねしますが、直接的に大臣の所管ではありませんが、今度の郵便料金の値上げによる物価上昇の寄与率は何%ですか。
【次の発言】 いま〇・二%ぐらいの寄与率だと言われましたが、面接的な影響率は〇・二ですが、郵便料金の値上げというのが国民全……
○松浦(利)委員 まずNHKの問題に入る前に、最近問題になっております基本的なことについてひとつお尋ねをしておきたいと思います。 それは御案内のとおりに、発展途上国からの中波の周波数割り当て要求が、新聞の報道するところによりますと、約九千局近く出されておる。それに関連をいたしまして、現在わが国の中波関係は、NHK、民放で約四百九十局、百波近くを今日わが国で持っておるわけでありますが、こうした発展途上国の周波数要求に対して、当然わが国も国際協力という立場からある程度の波の譲渡ということが考えられる今日の国際環境であります。ということになりますと、国際的な中波の再編成をめぐりまして、わが国内にお……
○松浦(利)委員 大臣のお時間がございませんから、委員の数が少なくても、始めさせていただきます。 まず一番最初に、福田副総理にお尋ねをしておきたいのでありますが、先般の予算委員会で、約一時間近く総需要抑制の中身について議論をいたしました。実はそのときに時間がなくてお聞きできなかったのですが、アヒルの水かきではありませんが、要するに、表面的には総需要抑制政策という言葉を使われるのですが、水面の下の方では相当激しい動きがあることは事実だと思うのです。かつて、副総理は新聞記者会見で、総需要抑制の枠内には公定歩合の引き下げも入るんだということを言われたことがあると私は記憶をしておるのでありますが、こ……
○松浦(利)委員長代理 この際、委員長から中村君にお願いをいたします。
本会議の関係がありますから、簡単に質問をしてください。
【次の発言】 小林政子君。
【次の発言】 有島重武君。
○松浦(利)委員 和田委員の質問に関連して国税庁に質問しておきますが、歯科医が、これは税金分ですよと言って、たとえば一万円なら一万円の診療に対して税金分を払いなさいと言って取ることについては、問題があるでしょう。そういうことは許される行為ですか。少なくとも飲食税とかそういったものは、法律で委任されて取りますね。ところが、全然そういうものがない、申告対象の者が、申告対象のみずからの所得を相手側に対して税金分を払いなさいと言って取る行為、そのことは現実の法体系の中で許されますか、そのことを一応お聞きしておきます。
【次の発言】 それではもう一遍聞いておきますが、これからたとえば歯科医からの申告の中……
○松浦(利)委員 時間が余りありませんから、簡潔にお答えをいただきたいと思います。 実は、先般の予算委員会で、電気冷蔵庫の節電問題を取り上げまして、その後、私自身が電気冷蔵庫に対する苦情一一〇番を設けました。二月二十七日に設置したのでありますが、その結果、今日まで約八十件近くの消費者からの苦情が寄せられたわけであります。ところが、その中で、実はもと電機メーカーにおられた方が、余りひどいので私はもうやめましたということで、私のところに三十分ぐらい、技術的な問題についての電話による投書があったわけであります。それをいまここに翻訳して持っておるわけでありますが、それが事実かどうか、メーカー側の技術……
○松浦(利)委員 きょうは久しぶりに経済企画庁長官、副総理がおいでになりましたから、最近の経済情勢あるいは物価全体について、政府の施策等をお聞きしながら、見通しその他をお聞かせいただきたいと思います。 ただ、その前に一つだけ運輸省の方にお尋ねをしておきたいのでありますが、運輸省が昨年、御案内のとおりに、政府が行っておる物価対策の中で、やむを得ないということでトラックの運賃の値上げを認めたわけであります。ところが、御承知のように政府が許可した運賃の基準というのは、上限、下限、一〇%、二〇%の幅があるように認可されておるわけでありますが、そういった大変物価問題で苦労しておる政府あるいは国民の世論……
○松浦(利)委員 関連して長官にお尋ねをしておきたいのですが、御承知のように四月二日に参議院を予算が通過しました直後、四十九年度の歳入欠陥八千億が出まして、これはどうにか処理できる。そして、五十年度の歳入欠陥の問題が非常事態的な意味で大蔵大臣から発表され、閣僚会議にも報告されたという事実があるのですが、実質成長四・三%確保されれば、歳入欠陥は起こらないということでございましょう、それはどうですか。
【次の発言】 これは事務当局で結構ですが、一―三月の経済成長は実質何%ぐらいと想定されますか。
【次の発言】 一―三月が横ばいないし微増だ。そうすると、この前、本委員会で長官は、底から薄日が差すのは……
○松浦(利)委員 堺さん、あなたからいただいた資料の中でちょっと質問をしたいのですが、一つは、エー・ピー・オー・ジャパンは「幹部は詐欺的商法出身者と警察官幹部上がりが多い」こう書いてあるのですが、これはあなたの方で調べられたのですか。
【次の発言】 そうすると、その「詐欺的商法出身者」というのはどういう人ですか。
【次の発言】 それで、堺さん、あなたは被害者対策委員会の会長ですが、それぞれの三つの会社で、あなたのところに救済申し立てに来ておる人の数をちょっと教えてくださいませんか、何人ぐらい来ておるか。
【次の発言】 それじゃ、エー・ピー・オー・ジャパンと、それからジェッカーチェーンの社長さん……
○松浦(利)委員 川口さんにちょっとお尋ねするわけですが、一つは、故紙を諸外国から輸入しておりますね。十七万六千トンということになっておりますが、これは主としてどういう種類の故紙を輸入しておられるのか、そのことが一つ。 それから、もう一つ川口さんにお尋ねをしたいのは、現在の不景気に伴う在庫調整、それがどういう状態なのか。 それから、現在操短率というのはどれくらいなのか。 さらに、先ほどの説明ではちょっと不明確でしたが、新規設備投資という見通しは今後あるのかどうか。仮にあるとすれば、現状の設備の中でどれくらいの年数、平たく言えば、現状の設備で間に合わなくなるという状態はいつごろと見るのか、……
○松浦(利)委員 まず、副総理にお尋ねをいたしたいと存じます。 御承知のように、春闘もおよそなだらかな方向で政府の見通しどおり定着をしたわけでありますが、率直に申し上げまして、いま、景気の問題で、一体政府の見通しどおり景気が上向くのかどうか、そういった問題について産業界を含めて大変な疑心暗鬼というものがあるわけでありますが、五月十五日に宮崎経済企画庁事務次官が記者会見をいたしまして、これは私見であるが、という前置きがあったわけでありますが、輸入そのものが非常に落ち込み過ぎておる、さらに自律回復力というものが弱くなってきておる、景気回復のテンポもどうもおくれてきておるようだというような発言があ……
○松浦(利)委員 きょう、公取の方で三時から、ホリデイマジック社に対する何らかの決定が出されるようでありますが、実はこの委員会で二回にわたってマルチ商法の行為について厳しく調査をしたわけでありまして、そのときに各委員から、こうした商売のやり方についての問題点の指摘が行われたのであります。 ところが、たまたま売っておる品物に――この前はマークIIについていろいろと御質問があったわけですが、きょうは、実はエー・ピー・オー・ジャパンで売っております品物について大変な分析結果が出されましたので、これらの点について政府の的確な対処の仕方と方向づけをお願いしたいと思います。 いま私が申し上げるのは、エ……
○松浦(利)委員 馬場先生にちょっとお尋ねしたいのです。 十六日に政府が第三次の不況対策を決定して発表することになっておるのですが、どういう内容になるのか、われわれのうかがい知るところでないのですが、ひとつ先生にぜひお聞かせいただきたいのは、実はいま操業度が非常に低下しておる。そのために、有効求人倍率も一を割りまして、少し上がったけれども〇・七五ぐらいのところにきた。そのために、先ほど先生も言っておられましたが、逆にコスト割れの状態ができて、価格を引き上げるという圧力になってきつつある。ですから、ここで生産をある程度上げなければならぬのだ、こういうお話しがありましたですね。そこで、私たちが非……
○松浦(利)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。小林政子君。
○松浦(利)委員 きょうは、主として物価指数の問題について政府の御見解を承っておきたいというふうに考えております。 御承知のように、昭和四十五年に物価指数の改定をして、今日、消費者物価指数は政府の経済指標の一応の重要な部分を占めるようになってきておるわけですけれども、どうも政府が言う数字と、国民が理解をする物価上昇というものの実感とのずれがある。そのずれが一体どこにあるのかということについて、政府当局もいろいろと研究をしておられると思うのでありますが、われわれ自身も、先般の日本学術会議会長の政府に対する物価指数改善のための申し入れ、あるいは消費者団体等といろいろと議論をしてまいりましたが、い……
○松浦(利)委員 急に政府の都合で、私が質問することになりました。政府の方にまだ準備ができておらぬ点もあると思うのでありますが、ひとつ的確にお答えをいただきたいと思います。 まず第一点でありますが、実は昨年十二月の十九日にOECDが定期的な経済動向及び予測について発表をしたわけであります。その中に、これは一般的な問題としての提起でありますが、先行きに明るさがないと設備投資が停滞し、景気回復後のインフレの原因になる、ということが第一点。それから第二点としては、ある程度の需要停滞はインフレ対策として認められるとはいえ、度を越すと問題を生ずる、などなどの点を指摘いたしまして、経済の先行きに対する産……
○松浦(利)委員 私はきょう、社会的に非常に責任を持ち、しかも強い立場にある、しかも消費者に直接関連のある電機工業会の各社の皆さんをお呼びするつもりでしたが、これは各社共通の問題でありますから、電機工業会の会長であります吉山会長さんに御足労をいただいたわけであります。 これから御質問をいたしますが、私は、正確にお答えをいただくために、おいでいただきました企業の責任者の方にも、私の質問内容はこういうことを質問するということで、すでに御通知済みであります。したがって、整理されて御答弁いただけると期待をするわけでありますが、まずお尋ねをしておきたいのは、御承知のように、家電業界というのは消費者と大……
○松浦(利)委員 質疑に入る前に、委員長にお願いがあります。 実は、御案内のとおりに、本委員会にかかりました酒、たばこの値上げ法案に絡みまして審議が未成熟のまま強行採決をされたという経緯をわが委員会は持っておるわけであります。いままた、今国会で大変重要な特例法案の審議に入ろうとするわけでありますか、こうした重要な案件でありますから、確かに与野党間のいろいろな立場の違いはありましても、強行採決という愚を犯さないように、この際、委員長として、二度とそういったことをなさらないという決意のほどをお聞かせをいただいてから、私は事後の質疑に入っていきたいと思います。
○松浦(利)委員 きょう、先般の質問で要求をしておった資料の説明があるはずであります。その説明があった後、補充質問をさせていただきます。
【次の発言】 この資料は、先般の委員会で資料要求し理事会の議を経ておると思うのでありますが、各委員にお配りをいただきたいと思うのです。そして、これは非常に大切な資料でございますから、五十五年度の一般会計収支試算というものも財政審が出した中間報告のデータも、ぜひひとつ大臣はお持ちをいただきたいと思います。なお資料については、全委員にお配りをいただきたいと思います。数字でありますから質問がわからないと思いますので、その資料を配っていただきたいというふうに思います……
○松浦(利)委員 私はきょう、三つの問題について、前国会からの懸案でありますから、政府の方から明確な御答弁をいただきたいと存じます。 まず最初に、本委員会でも再三にわたって取り上げてきましたマルチ商法規制の問題であります。この問題は、御案内のとおりに、最近マルチ商法による被害者の集団訴訟が行われたことは政府も御承知のとおりだと思うのであります。本委員会でも、しばしば現品等が持ち込まれまして、あるいはその不当性等について、参考人を招致して、その対応策なりを政府に迫ってきたところであります。すでに昨年の十二月十六日、産構審からマルチ商法は新立法で禁止すべきであるという答申が出されておることも事実……
○松浦(利)委員 意見は申し上げません。若干疑問に思いましたことがありますので、それぞれ参考人の方にお聞かせをいただきたいと思います。 まず第一点は、石田石連会長さんにお尋ねをしたいのですが、あなたの先ほどの御説明に、誤解かもしれませんが、わが国の灯油は非常に安いんだ、ですから価格を上げることによってエネルギーの節約の方法を考えるべきじゃないかというような御発言があったと記憶するのですが、石油審議会でもそういうことを言われる人がおられるそうですけれども、石連全体としては、この際エネルギー資源節約のためにわが国の灯油ももっと上げたらどうかというお考えがあるのかどうか。あなたは欧州の例を引いて言……
○松浦(利)委員 きょうは経団連の副会長さんに大変お忙しい中をおいでいただきましてありがとうございました。 いま御説明いただいた以外のことも若干質問させていただきたいと思うのですが、一つは、第四次不況対策を実施したけれども、実質的に各企業では依然として不況感が強い、第五次不況対策を要求する声もあるが、当面は第四次不況対策を完全に実施してもらうことにウエートを置きたい、しかし不況対策をこれでもう打ち切るのだというようなことを言われたのではちょっと問題があるというような発言をされたのですが、やはり財界としては、第四次不況対策を実施してなお第五次不況対策というものまで考えておる、そうしてもらわなけ……
○松浦(利)委員 関連質問ですから、加藤委員の質問に関連して若干質問さしていただきます。 その一つは、御案内のとおりに、六カ国首脳会談に三木総理以下大蔵大臣、外務大臣が御出席なさる後を受けられるわけでありますが、実は財政主導型の浮揚政策をこれからもとっていくということになれば、どうしても今度の補正予算と関連をさせて来年度の予算がどうなるかということがやはり大きな焦点になってきておると思うのです。 そこで、副総理にお尋ねいたしますが、大蔵大臣は年度内編成は可能だと言うのですが、第四次不況対策の効果がどれくらいあらわれるのかということがまだはっきり出ない段階で、来年度予算編成は年度内間違いなく……
○松浦(利)委員 きょうの委員会が本国会では最後になりますから、簡単に質問をして終わらせていただきたいと思います。 それば、御承知のように、わが国はアメリカに次いで電気洗たく機が各家庭に普及をしておるわけです。御案内のとおりに、私はいま家電二〇番を持っているのですが、最近非常に苦情が多くなりました。その苦情は、二・五キロとか三キロとか言われて買ってきた電気洗たく機であるけれども洗えないということで、そういう苦情が非常に多くなってきたわけです。そこで、実はメーカーの技術の人にも来てもらいまして、どこに原因があるかということをいろいろ調べてみましたら、最終的に、日本工業標準調査会が審議しておる電……
○松浦(利)委員 三木政権が発足してちょうど一年を経過したわけでありますが、その中心で経済担当大臣として努力してこられた副総理の方針として、物価問題については一応鎮静の方向でほぼ当初の目標どおり達成をしてきたわけでありますが、逆に、その反動というわけではありませんが、景気がどうも伸びないあるいは低調である、そういった問題がいま来年度の予算編成をめぐってとかく新聞報道等でもいろいろ議論をされておるところでありますから、一応来年度の予算編成と絡ませながら、今後の経済運営あるいは景気の見通し、物価の見通し等について、忌憚のない大臣の御見解をひとつ承っておきたいと思うのであります。 まず、第一点とし……
○松浦(利)委員 時間がありませんから、簡潔に質問をいたします。
その一つは、先ほど松永委員の質問に答えて、ID社の領収証にサインをしたことについて、その領収証は、スイス在ロッキード社内の経理のためにサインしてほしいという要請があったからサインをしたのだ、こういう御答弁でしたが、間違いありませんね。
【次の発言】 さらに、松永委員の質問に答えまして、あなたは、エリオット氏が日本においてある金が使われるので内部的に領収証が必要になった、だから領収証を書いてくれ、こういうふうに言われたと御証言なさいましたが、これも間違いありませんね。
【次の発言】 この二つの証言は、一つは香港で、一つはあなたが……
○松浦(利)委員 朝田社長さんにぜひお願いをしたいのですが、先ほども同僚委員から御指摘がありましたが、むしろ日航の方はわれわれの調査では被害者の立場に立っておるようでありますが、しかし、日航の皆さん方の証言を得なければ真相に行き当たりませんので、ぜひ御協力をいただきたいと思うのです。 まず最初に、同僚委員が指摘しましたが、日航はDC10のオプションはしておらなかった、こういうふうに先ほど御答弁なさいましたが、当時日航に対してロッキード社とそれからダグラス社の両方から相当な働きかけがあったはずでありますが、日航の計画に従った四十七年度にエアバスを導入するとすれば、いずれの会社の機種が選択される……
○松浦(利)委員 まず、いまの質問に関連をしてお尋ねをするのですが、きのう朝田日航社長にも質問したのでありますが、当時航空業界に変なうわさが立っておる。それは、いま事務次官から御説明がありましたように、いろいろな怪文書が乱れ飛んでおった。そのことはもう完全に、日航にしても全日空にしても東亜国内にしても、これはおかしい、混乱をしておるということは言われておったのであります。 そこで、具体的にお尋ねをするのでありますが、実は最も摩訶不可思議なのが、この四十七年五月二十六日に全日空が要望書を出しておるわけであります。もちろん日航も東亜国内航空もそれぞれ要望書を出しておるのでありますが、この全日空な……
○松浦(利)委員 同僚委員からの先般の三井物産の石黒社長の発言についての質問に、あなたからのお答えがありましたから、その点は省略をさしていただきますが、ただ、四十五年の二月九日に若狭団長以下十一名が全日空調査団として渡米いたしておりますね。間違いありませんか。
【次の発言】 渡米するときには、その渡米の目的等について当然、常務会等で議論があるはずでありますが、常務会で議論がありましたか。
【次の発言】 それはおかしいので、少なくとも、あなた自身は当時、専務だったわけですから、しかも調査団を派遣をして、先ほど言っておったように、航空会社の非常に重要な新しい機種を決定する調査団ですから、当然、議論……
○松浦(利)委員 証人には大変お気の毒だと思うのですが、実は与党の方から、どうしてもあなたをここに呼んでということで呼んだのですけれども、新機種選定過程について、ほとんどあなたはかかわり合っておられませんので、いろいろなことをお聞きしても、経過としてはおわかりにくいと思うのです。しかし、せっかくおいでになったので、ちょっと質問をさせていただきたいと思うのです。 私は技術的なことは全くの素人で、あなたの言ったことは正しいというふうにとる以外にないと思うのですが、ただ経過として、あなたはかつて二十五年四月に航空庁の調査課に行かれて、三十二年九月に航空局の検査課、航空機検査官、そして三十七年十一月……
○松浦(利)委員 まず最初に運輸大臣にお尋ねをいたしますが、大体、航空局の飛行場部長という人の職責は、どういう職責ですか。簡単におっしゃってくれんですか。どういうことをするんですか。
【次の発言】 飛行機の機種について発言をするとか、そういう権限は持っておられるんですか。
【次の発言】 飛行場部長は、特定の航空会社に対してどういう機種がいいぞというようなことを言う立場にありますか。
【次の発言】 昭和四十四年、四十五年、四十六年当時の飛行場部長はどなたですか。
【次の発言】 わが党の調査によりますと、当時の飛行場部長が、二種、三種の飛行場を持っておる県の担当者を集めたとき、あるいは上京してきた……
○松浦(利)委員 きょうは主として稻葉法務大臣にお尋ねいたします。
まず第一点としまして、田中前総理が逮捕されました七月の二十七日、官房長官、中曽根幹事長、そして法務大臣あるいは河本通産大臣、こういった皆さん方があるところにお集まりになっていろいろと相談をなさった。どういうことを話し合われたのですか。
【次の発言】 大臣、われわれは、会合されたことがいかぬと言っておるんじゃないのです。ただ問題は、田中前総理という方が逮捕されたその晩に、それだけの首脳が集まって会議をするということになりますと、これからの政局運営あるいは臨時国会との関連あるいは捜査の問題、こういったものが当然話として出てこなけ……
○松浦(利)委員 私の持ち時間は三十分ですから、簡潔にお尋ねをいたします。 御案内のとおりに、四十七年の七月一日、エアバスの四十九年度延期という通達を運輸省が出したわけでありますが、それに見合う成功報酬としてユニット領収証が出されておるということは、間違いない事実であります。四十七年の十月三十日、それから四十七年の十一月六日、一億二千万の金が流されておるわけでありますが、この四十七年七月一日の通達をめぐりまして、運輸省内部でも相当混乱があったということを私たちは情報として聞いておるわけでありますが、この前、田中委員長を通じて捜査当局の方に、当時の四十七年七月一日文書の起案文書のかがみを本委員……
○松浦(利)委員 大平大蔵大臣が十一時までだそうでありますから、大蔵大臣の所管について、大変過去にさかのぼって恐縮ですが、やはりこれからロッキード事件等のこうした構造的な汚職が出てこないという歯どめのためにも、大蔵省の国有財産の管理問題についてこの際お尋ねをして、そういう事実についての、時間があれば大臣の見解を承りたいのですが、恐らく十一時までには終わらないと思いますから、その後はまた事務当局の方に質問しますので、事務当局の方から十分お聞きをいただきたいと思うのであります。 実はこれから申し上げようとすることは、田中角榮前総理が大蔵大臣時代の問題であります。御承知のように、これは十年前の話で……
○松浦(利)委員 いまのトラブルで質問時間がなくなりましたので、また日を改めて文部省、農林省等にかかわる児玉譽士夫との問題、そういった点について次回質問をいたします。 ただ、少し時間がありますので、斉藤委員に補足をして若干法務大臣並びに刑事局長にお尋ねしたいのですが、一山、二山は九月早々には大体目鼻がつく、こういう御答弁がきのうも出ておるわけです。ということは、少なくとも出に関連をして、政府高官あるいは国会議員等は当然参考人その他で事情聴取が行われるものというふうにわれわれは理解をするのですが、一般論としてそういうふうに理解をしてよろしいですか。
○松浦(利)委員 まず法務大臣にお尋ねいたしますが、いま御承知のように衆参ともに、きのう参議院ではフリートーキング、それから衆議院では理事会等におきまして灰色高官についてのいろんな議論を詰める段階に来ておるのです。ここで法務大臣にお尋ねをしておくのですが、三木内閣の使命というのは、私は今度のロッキード事件を徹底的に解明する。ということは逆に言うと、灰色高官等も含めてその根源を徹底的に洗いざらいにして、もう再びこういった事件を起こさせない、その歯どめをかけていくんだ、そのことが三木内閣が誕生した一つの大きな原因だった。また金権政治を打破していく、そういう意味から解釈して、私は三木内閣の使命はその……
○松浦(利)委員 御案内のとおりに、五十一年度の予算が土曜日に成立をしたわけでありますが、この予算を編成した事態と今日の経済情勢が若干変わってきておるのではないかというふうに把握をいたします。したがって、今年度の経済見通し等について、若干大蔵大臣の見解を承っておかなければならぬと思いますから、的確にお答えいただきたいと存じます。 第一点は、五十一年度の予算の税収見積もりとの関連でございます。個人所得税の関係と今年度の春闘との関係、この関係から見て、当初の所得税目標はいけるというふうに判断をしておられるのか、それとも雇用者所得の伸びから見て、ことしの春闘相場の妥結額が大手は大体八%前後でありま……
○松浦(利)委員 先般の質問で資料要求しておりました二つが提出されましたから、この資料について御質問をさらにさしていただきたいと存じます。
第一点は、国債の元利償還費についての仮定計算結果をきょういただいたわけでありますが、これについて御説明を事務当局の方からお願いしたいと思います。
【次の発言】 さらにまた、公債政策のあり方についての資料も要求したのですが、これも関連をして質疑をしたいと思いますから、この内容についても御説明をいただきたいと存じます。
【次の発言】 それでは簡潔に質問をさせていただきたいと存じます。
まず最初に、仮定計算の結果であります。これはあくまでも仮定の上の結果であ……
○松浦(利)委員 このNHKの予算というのは非常に重要なものであって、大切な議論をしなければならない案件だと思うのです。しかも、国民がNHKの予算に接触する舞台というのはこの国会以外にないわけであります。しかも、国会には修正権もないわけであります。そういう状況で、しかもできるだけ速やかに通さなければならぬという厳しい情勢にもありますから、質問をさしていただきたいと思います。 先ほど私が申し上げましたように、会長、この姿を具体的に数字で挙げると問題がありますから申し上げませんが、やはりNHKをまじめに国民の立場に立って考えておる姿というのが正直に私は反映をされてくるのが委員会だ、国民が負託をし……
○松浦(利)委員 連休のために質疑の通告が事前にされておりませんで、いまちょっと政府と打ち合わせしましたから、答弁がしにくい面もあるかと思いますが、そこは副総理はベテランでありますから、しかも時間が限られておりますので、ひとつ簡単に御答弁いただきたいと思うのです。 それで、きょうは一般質問でありますから、福田長官の所信表明あるいは本会議の経済演説、そしてすでに発表になっております昭和五十年代前期経済計画概案等について総括的に御質疑を申し上げておきたいと思います。 この中で示しておられますように、四十八年十一月の石油ショックで、三カ年の調整期間が必要だということで、本年がその総仕上げの年にな……
○松浦(利)委員 参考人の皆さん、来る木曜日に電力料金の問題について、政府とわれわれ委員との間で議論をすることになっておりますから、その参考資料にするために質問をさせていただくということで、簡潔にお答えいただきます。 清水さん、谷川さん、どちらでもいいのですが、実は私たちのところにいろいろな注文が来ております。消費者代表の意見を聞く現在の公聴会制度というものは非常に問題がある、本当は反対するのが非常に多いのに、可否同数を出席させるとか、そういった意見が出ておるのですが、そういう公聴会制度のあり方についての御意見をお聞かせいただきたいと思います。 それから、電力各社の皆さん方には、東北電力の……
○松浦(利)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
物価問題等に関する件について質疑を続行いたします。加藤清政君。
【次の発言】 中村茂君。
【次の発言】 野間友一君。
【次の発言】 正確に言ってください、恐らくじゃなくて。
【次の発言】 野間君、資料を渡してください。
【次の発言】 石田幸四郎君。
【次の発言】 次回は来たる十八日、火曜日、午前十時から理事会、午前十時三十分から委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時十六分散会
○松浦(利)委員 あと二十分山中先生の質問が残りましたから、少し生臭い質問になりますけれども、お聞かせをいただきたいと思うのです。 実は、御案内のとおりに、現在の政局は非常に不安定であります。与党内部の三木派とか反三木派とか、こういうふうに盛んに宣伝をされておるわけでありますが、そのこと自体が非常に政局を不安定にしておると思うのであります。これを責任者のお一人である副総理としてどのように見ておられるのかということが一つであります。 それからもう一つ建現職閣僚が、少なくとも国会開会中に、重要な案件を審議しておるさなかに、国会が終了した後に辞職をするとか、そういったことを盛んに公言をしてはばか……
○松浦(利)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が所用のため出席できませんので、委員長の指定により、私が委員長の職務を行います。
本日の請願日程全部を一括して議題とし、審査に入ります。
各請願の内容につきましては、文書表で御承知のことでありますし、また、先日来理事会において御検討願いましたので、この際、各請願について紹介議員よりの説明聴取等は省略し、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
お諮りいたします。
本日の請願日程中、国民生活安定特別対策事務取扱費交付金の増額に関する請願十二件の各請願は……
○松浦(利)委員 物価問題の議論に入る前に、若干最近の政局について副総理のお考えをただしておきたいと思うのです。 その一つは、御承知のように、いま三木内閣はロッキード問題追及に焦点を置いて、その結果が出るのを待つという姿勢をとっておられると思うのです。ところが、きょうの新聞等でも御承知のように、いま景気がやっと上向きになってきた。できれば、この景気の上向き状況をそのまま持続していくためには、何といっても早急に臨時国会を召集して、通常国会に積み残した――まあ財界の皆さんは特例法案のことを言っておるようでありますが、そういったものを急いでもらわないと後半に至って非常に混乱を生じてくるのではないか……
○松浦(利)委員 私は、ロッキード関係の、特に丸紅との国際契約についてお尋ねをいたします。
まず事務的なことをお尋ねするのですが、昭和四十七年度の公正取引委員会年次報告の百六ページに、国際契約の届け出の督促のために一千十四事業者を対象として督促をした、こういう条項が入っておりますが、この中に、四十七年十一月及び四十八年三月の二回にわたって行った、こうしておるのですが、この中に丸紅が対象に入っておったかどうか、その点をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま御報告がありましたように、丸紅に対しては、四十九年五月七日、独占禁止法第六条二項に関する届け出について個別的に督促指導をなさい……
○松浦(利)委員 私は、いま楢崎委員の中間報告をめぐる問題に関連をいたしまして、再発防止関係の政府の姿勢についてお尋ねをしておきたいと思うのです。 まず、法務大臣にお尋ねをしておきますが、このロッキード事件がチャーチ委員会で二月五日暴露されなかった場合のことを考えてみますと、日本の法律体系の中では、網にかからなかった。極端に言うと、アメリカのチャーチ委員会がなければ、今度のロッキード事件は国内においては不問に付せられておったかもしれないですね。法務大臣として、国務大臣でありますから、当然捜査を厳しくして、その背景、犯罪捜査等を行うのはこれは当然でありますけれども、一体どこに法の不備があるのか……
○松浦(利)委員 御承知のように、わが党はすでに電気通信事業のあり方並びに料金に関する当面の方針を提起をいたしまして、関係の向きにこれが実現方をすでに御要望申し上げておるわけであります。しかし、今度の政府提出案件を見ますと、われわれのこうした当面の方針をほとんど挿入されておらない、きわめて問題の多い値上げ法案だと思うわけであります。したがって、わが党の案と対比しながら郵政当局並びに電電公社の御見解を承っていきたいと思うのであります。 そのまず第一点は、御案内のとおりに今日の電電公社事業というのは国鉄等と違いまして全くの独占企業であります。したがって、この事業の経営いかんによってはきわめて国民……
○松浦(利)委員 それでは、副総理の日程が、参議院の方がいま休憩中だそうですから、理事会で決まったとおりの時間で御質問させていただきます。
この前、福田副総理のごあいさつを本委員会でいただいたわけでありますが、景気の回復状況についてはきわめて順調な回復軌道をたどっておるということで貫かれておるわけですが、この表明内容についてはそのように理解してよろしいですか。
【次の発言】 それから、先ほど加藤委員の方からも御指摘がありましたが、卸売物価が御承知のように約十五カ月も連続して騰勢を続けてきたわけでありますが、この卸売物価の見通し等につきましても、騰勢が今後鈍化をしていくのではないか、八、九月の……
○松浦(利)委員長代理 委員長から加藤君に申し上げますが、いま調査させております。返事があってからいまの問題の質問を続けてください。
別の問題がありましたら質問を続けてください。
【次の発言】 野間友一君。
【次の発言】 続いて石田幸四郎君。
○松浦(利)委員 山中先輩の最後の質問がもう少し長いと思っておりましたが、残された時間を具体的な問題について質問さしていただきたいと思います。 まず第一点は、実はいま国民が非常に不安に思っておりますことは、三木内閣がロッキード事件にかかわって、ロッキード事件を取り上げて徹底的にロッキード事件は究明していくということを表明なさって、それで御承知のように、きのうロッキード特別委員会におきまして灰色高官の氏名もほとんど発表されないという状態に来ているわけです。 そこで、挙党協の代表として次期政権に一番近いところに立っておられる福田副総理として、あなたが政権を担当なさったときに、一体ロッキード事件……
○松浦(利)委員 まず総理府の加藤統計局長に数字のことをお尋ねをいたしますが、今回の旅客運賃二三・二%、貨物運賃二四・一%の値上げがかりに通ったといたしますと、物価に与える影響は〇・四三%というふうに聞いておるわけでありますが、間違いありませんか。
【次の発言】 貨物についての指数が計算できないということでありますからさらにお尋ねをいたします。
いま私鉄が二七%の運賃値上げを申請中でありますが、かりに私鉄が二七%値上げした場合の影響率。それから関西電力等が電力料金等を三〇%値上げをすべく準備をいたしております。これがかりに三〇%値上げした場合の影響率。また御承知のように新聞社が、まだわかりま……
○松浦(利)分科員 まず運輸省当局、大臣にお尋ねをするわけでありますが、御承知のように運輸省の所管大学として航空大学があるわけであります。宮崎と仙台のほうにあるわけでありますが、聞くところによりますと、この学校の生徒さんが卒業をしても航空関係に就職ができないという事態が今日では予想されているわけであります。春秋に富む青年が未来のパイロットを希望して航空大学に入ってきております。就職先は航空関係以外にないわけであります。だからといって、今日のように日航その他のたいへんな事故を見てまいりますと、パイロットの訓練というものあるいは試験というものは、通常の大学より以上にきびしい実科が課せられておると思……
○松浦(利)分科員 時間が三十分と限られておりますから、簡単に質問して簡単に御答弁いただきます。 その一つは、労働大臣にお尋ねをしたいんですが、実は身体障害者の職業の問題であります。御承知のように盲あ者の問題に限定をしてお話をいたしますと、従来は医業類似行為ということで、あんま、あるいははり、マッサージ、きゅうといったようなものは一定の社会水準というよりも、むしろ価値観が非常に低くて、盲人であれば大体こういった職業につけておったものであります。ところが、これが御承知のように最近非常にきびしい基準になりまして、一定の社会水準を保つという前提に立っておりますから、現在では、盲人の職業であったはず……
○松浦(利)分科員 事前に質問通告をしておったのですが、阿部委員が質疑を控えるということでありますから、私は一時間質問させていただきます。ですから、事前通告しておった以外のことについて質問をまずさせていただきたいと思うのであります。 通産大臣も御承知のように、われわれ社会党が指摘しておったように、再び通貨危機が今日訪れてきたわけであります。先般、野党の要求で緊急に本会議を招集いたしまして、それぞれ緊急質問が行なわれたわけでありますが、そのときわれわれは、昭和四十八年度予算案について、こうした事態の推移を見た上で予算の編成がえをやったらどうかという主張を行なったわけであります。当時、各閣僚、総……
○松浦(利)分科員 私は一つだけ質問をさせていただきたいと思います。
その前に事務当局でけっこうですが、全国的に学校教育法の二十三条の就学猶予によって義務教育を実際に受けておらない子弟が幾らおられるのか、数字がありましたら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 大臣にお尋ねをしたいのですが、最近どうも第二十三条の就学猶予というのが安易に使われておるわけであります。収容する寮がないあるいは学校の先生が他の子供さんに迷惑を与えるんじゃないか、こういったことで一方的に判定をいたしまして、保護者に対して二十三条の猶予願いを出させる、そういうケースが最近増加をしておるわけであります。いま御指摘が……
○松浦(利)分科員 私は、時間が三十分でありますから、あまり意見を言わずに、政府の姿勢をただしたいと存じます。 いま林委員からも指摘がありました九ドル原油輸入に伴う新価格体系、この問題は短時間で結論の出るものではありませんから、別の機会にこの問題についてやらせていただきたいと思います。 ただ、新価格体系に移るときに一番大切なことは、国民のコンセンサスだと思うのです。いま林委員からも指摘されたように、通産行政が、ほんとうに国民の立場に立って、姿勢が正しいかどうかということが、その基本になると私は思うのでありますが、その国民的なコンセンサスを得るための努力というものを、通産大臣としてはどのよう……
○松浦(利)分科員 まず最初に、航空大学の学生の扱いについて質問をしたいと思うのでありますが、御承知のように、いま宮崎と仙台、それから帯広に航空大学がそれぞれあるわけであります。いま運輸省のほうから技術部長が来ておられるので技術部長にお尋ねをいたしますが、おたくに入られる高校を卒業した方の成績ですね、通常の成績では航空大学には入れない、少なくとも中以上の成績でなければ入れないほど試験はむずかしい、そういうように聞いておるわけですが、技術部長から見られて間違いありませんか。
【次の発言】 競争率はどれくらいですか。
【次の発言】 文部大臣、いまお聞きになったように、運輸省による航空大学は非常に優……
○松浦(利)委員 まず、私は公取委員長にお尋ねをしておきたいと思うのですが、法律をどんなに改正し、またどういうふうに手直しをしましても、実際に独禁法で取り締まりを強化するという姿勢が委員会になければ、これは砂上の楼閣になるわけですね。結局、法律は整備したが死文だ。幸い、いまの公取委員長は従来になく非常に積極的な立場で独禁政策をとってこられた。場合によると、非常に消極的な方が公取委員長になった場合には、法文の解釈もそれなりに変わってくるわけです。私はそれではいけないと思うのですが、公取委員長に、まず独禁政策を担当する委員長としての心構え、たとえだれがどうなろうと、公取委員長と公取委員会というもの……
○松浦(利)小委員 ちょっとわが党ばかり質問していてもいけませんけれども、いまの問題に関連してもう一つだけ聞きたいのですが、裏側から考えまして、いまのところそういう見通しが立たぬ、こう言うのだが、仮に五十年度の歳入欠陥が一兆なり一兆五千億という具体的な数字があらわれてきたときに、どういうふうに対処するのですか。あなた方は、そういうことは恐らく考えておるだろうと思うのです。 幾らという試算はしておらなくても、最終決定で幾らというのは出ないけれども、仮にいま言われておるように、米価とか公務員給与とかというものを入れ、しかも経済情勢から来る見通しの歳入欠陥というものを含めて、約二兆出た。そういうと……
○松浦(利)分科員 私は三つの問題についてお尋ねをいたします。 第一点は、予防ワクチンの扱いについてであります。 御承知のように百日ぜき接種の問題をめぐりまして、幼児の痛ましい犠牲が出たということでいろいろと世論を沸かせたわけでありますが、最終的に厚生省としては、接種年齢を二歳に引き上げて、やはり従来どおり百日ぜきは予防接種をしていくというような方向が実は打ち出されてきておるわけであります。しかし問題は、実はそのことと同時に、予防ワクチンの扱いが今日きわめてずさんな状態にあるということについて、厚生当局に一、二質問をして御回答をいただきたいと思うのであります。 その一つは、大体予防ワクチ……
○松浦(利)分科員 時間がありませんから、三つの問題について簡潔に質問をして、御答弁をいただきたいと思います。 その第一点は、家電製品についてのJIS規格の問題であります。御承知のように、いま家庭に大量の電気製品が出てきておるわけでありますが、これは電気製品のみならず、いろんな家具あるいは台所用品等々、多くのメーカーの物が入り込んでおるわけであります。しかし、いま一番問題になりますのは、特に家電製品に例をとって申し上げるのですが、JIS規格がないわけなんです。特に部品についてのJIS規格がない。ですから互換性がないわけですね。たとえばA社の電気掃除機を買った。ところが周辺に修理をしてくれると……
○松浦(利)分科員 私は二つの問題に限定をして質問をいたします。
第一点は障害者教育の問題であります。文部省にまずお尋ねをいたしますが、現在、障害児生徒、推定どれくらいだというふうに把握しておられますか。
【次の発言】 その五十五万人のうち、各種学校に就学している者、それから就学猶予または免除を受けておる者、それぞれの数字を言っていただけませんか。
【次の発言】 いま、各種学校に入学している者、あるいは二十三条による就学猶予、免除を受けておる者以外の者は普通学校に就学している、こういうふうに断定をされたわけでありますが、それでは具体的に、各学年ごとに普通学校にどれくらい入っておられるというこ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。