金子満広 衆議院議員
33期国会発言一覧

金子満広[衆]在籍期 : |33期|-35期-36期-38期-39期-41期
金子満広[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは金子満広衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

金子満広[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第14号(1973/03/08、33期、日本共産党・革新共同)

○金子満広君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、国鉄運賃法等改正案について、総理並びに関係閣僚に質問いたします。  言うまでもないことでありますが、この法案は、今年度の大幅な運賃値上げを手始めに、今後十年間に四回にわたって、相次ぎ値上げを行なおうとするものであります。物価高に苦しむ国民への新たな重大な挑戦といわなければなりません。(拍手)これこそまさに政府みずからが先頭に立って、物価高を促進しているものであります。  政府、国鉄当局は、今回の値上げによる物価上昇率への影響は〇・四%にすぎない、このように強弁をしております。しかし、すでに政府統計によっても、四十七年の国鉄の旅客運賃は、四十年……

第71回国会 衆議院本会議 第49号(1973/07/03、33期、日本共産党・革新共同)

○金子満広君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、自由民主党など四党提案の、中国の核実験に抗議し、フランスの核実験に反対する決議案に、遺憾ながら賛成できない理由を述べるとともに、われわれが核兵器の全面禁止の決議案を提案してきたことについて、その理由を明らかにしたいと思います。(拍手)  そもそも、天下周知のように、わが国は、広島、長崎、そしてビキニと、三たび原水爆の被害を受けた世界でただ一つの国民であります。
【次の発言】(続) だからこそ、わが党をはじめ日本国民は、こうした中から、核戦争の阻止、核兵器の完全禁止を一貫して内外に強く呼びかけてきたのであります。  しかるに、戦後二十八年……

第71回国会 衆議院本会議 第62号(1973/09/22、33期、日本共産党・革新共同)

○金子満広君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、田中内閣不信任決議案に対して、賛成の討論を行ないます。(拍手)  田中内閣が成立して十四カ月、いまや庶民政治、庶民内閣などの宣伝は完全に消え去り、そこにあらわれたものは、国民生活を破壊し、国の現在と未来をますます危険に導く、おそるべき田中内閣の素顔であります。  アメリカ従属、大企業本位の政治の実態が、いかに無慈悲、残酷なものであるかは、今日、国民の前に展開されている事態を見れば、一目りよう然であります。(拍手)  田中内閣は、この十四カ月、一体何をしてきたでしょうか。  まず、田中内閣の第一の罪として指摘しなければならないことは、日本列島改……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第10号(1974/01/24、33期、日本共産党・革新共同)

○金子満広君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、田中内閣の内外政策に対し、総理並びに関係閣僚に質問いたします。  今日、内には異常な物価高と国民生活の困難、外にはインドネシアをはじめ東南アジア諸国の反日抗議行動に見られるように、田中内閣の政治はいまや内外ともに重大な破局に直面し、国民の不安と怒りは全国に広がっております。  こうした重大なとき、いま政府が国民の前に明らかにすべきことは、国民生活防衛のための具体的緊急政策であり、また同時に、従来の政治、経済の基本路線そのものに対する根本的な検討とその転換であります。  しかるに田中首相は、施政方針演説で、総需要抑制策で国民総がまんを説き、日米……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 衆議院本会議 第4号(1974/12/17、33期、日本共産党・革新共同)

○金子満広君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、三木内閣の政治姿勢と内外政策に対して、総理並びに関係閣僚に質問をいたします。  金権、腐敗政治に対する国民のきびしい追及の中で退陣した田中総理にかわって、新しく登場した三木総理が、はたして、就任前公言してきた事柄を、真に、ことばどおり実行するのかどうか、いま国民は、その一つ一つの言動をきびしく注目しているのであります。私は国民の注視の中で質問をいたしますので、明確に答弁をしていただきたいと思います。  まず、質問の第一は、田中前総理にまつわる金脈問題の解明についてであります。  この問題は、まさしく国政上の重大問題であり、政府と閣僚が国民に負……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 衆議院本会議 第5号(1975/09/19、33期、日本共産党・革新共同)

○金子満広君 私は、日本共産党・革新共同を代表し、当面の緊急問題について、総理並びに関係閣僚に質問をいたします。  御承知のように、今年は第二次世界大戦後三十年目に当たります。三十年前、多くの国民は、再びこのような惨禍を繰り返してはならないと心に誓い、そこから平和と民主主義、豊かな日本の建設を心から願ったのであります。  しかし、三十年たった今日、国民が直面している日本の現実は、政治的にも、経済的にも重大な危機であります。いま国民の多くが、わが国の安全とアジアの平和、国民生活防衛、危機打開の道を明確に示すことを、この臨時国会に強く望んでいるのであります。  私は、この見地から、まず第一に、わが……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 衆議院本会議 第5号(1976/09/28、33期、日本共産党・革新共同)

○金子満広君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、いま緊急に解明が求められているロッキード事件並びに国民生活防衛、平和の問題について、総理並びに関係閣僚に質問をいたします。  まず第一に、ロッキード問題の解明についてただします。この問題で最も重要なことは、この事件がどのような本質を持ったものであるかということであります。  言うまでもなく、この事件は、自民党政治と大企業の癒着した金権政治がとめどもなく広がり、ついにアメリカの多国籍企業まで深く結びついてきた事件であります。国民生活と日本経済を犠牲にした大企業本位の高度成長政策のもとで、自民党に対する大企業の政治献金は急速に膨張し、企業からの献……

金子満広[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

金子満広[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 外務委員会 第3号(1973/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 沖繩海洋博をやるということと、どんな方向でやるかということは、もちろん関連はありますが、別の問題であります。どんな方法でもやりさえすればいいものだということでないことは明らかだと思うのであります。そこで、六十八国会でわが党の米原委員が、五つの問題を出しております。繰り返しになりますが、念のために申し上げますと、第一に、この沖繩海洋博というのは、資本主義国、社会主義国、新興独立国を問わず、すべての国に対して博覧会へ招聘状を出してもらいたいということでございます。一部の国を排除するようなことをしないでもらいたい、これが第一の問題で出ています。第二は、主催国や参加する国、ことに大国……

第71回国会 外務委員会 第6号(1973/03/27、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 簡潔に質問いたします。  南ベトナムの臨時革命政府の要人、つまり南ベトナム臨時革命政府のパスポートを持参した人が日本国に入国を希望された場合、入国ビザを発行するかどうか、こういうことになろうと思いますが、きのう、おとといから、法務大臣、官房長官、外務次官、この意見が違った形で公の場所で発表された。これはニュアンスの違いではありません。これは根本的な違いだ。違いであるからこそ問題になり、大平さんも見解を発表しなければならぬ、こういうことに立ち至っているわけです。  そこで、一つの確認ですけれども、田中法務大臣が答弁されたことについて、大平外務大臣は矛盾を持っていない、あの立場で……

第71回国会 外務委員会 第8号(1973/03/30、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 アフリカ開発基金の問題について政府の考えていることを伺いたいと思います。  政府のいういわゆる海外援助、私は援助ということばはあまり好きなことばじゃありません。正確にいえば海外に対する経済協力というほうがよりベターだと思いますが、いままで海外に対する経済援助という中では、たとえばサイゴン政権に対してどうだとかあるいは韓国、南朝鮮あるいはまた台湾の蒋介石政権、こういうものに対していろいろやってきた経過があるわけです。こういう中で、その是非ということ、これももちろん明らかにしなければならない性質の問題でありますが、同時に、いま提起されているアフリカの開発基金の問題について言うなら……

第71回国会 外務委員会 第10号(1973/04/06、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 先週の委員会で政府側に質問をしましたが、大臣が出席されておりませんから、若干ダブる点があると思いますけれども、最初にアフリカ基金の問題についてただしたいと思うのです。  当然のことだと思いますけれども、この開発基金は領土主権の尊重そして不可侵、内政不干渉、平等互恵そして平和共存という五つの原則に基づいて行なわれるものだ、このように理解したいと思いますが、そうですか。
【次の発言】 そこで先般も私は第十五条の四項(a)の問題についてただしたわけでありますが、この中には、「その資金は、参加国又は構成国の領域内で生産される物品及びそれらの領域から提供される役務をそれらの領域内で調達……

第71回国会 外務委員会 第12号(1973/04/13、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 国連問題に入る前に、一つの問題について緊急に質問をしたいと思います。  御承知のように、沖繩で米軍戦車によって日本の婦人が引き殺された事件が昨日午後起こりました。沖繩本島の金武村のアメリカの海兵隊訓練場で起きた事件であります。日本の婦人は安富祖ウシさん、七十三歳、これが犠牲になられたわけでありますが、現在この事件でだれがひき殺したか、その犯人はもちろんわかっていません。遺体の状態や死因についても不明でありますが、こうした事件は施政権返還後もたびたび起こっています。この一年足らずの間に日本人が殺された事件が三件あります。こうした状態についてわれわれは深く憂慮するだけでなくて憤り……

第71回国会 外務委員会 第15号(1973/04/25、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私は、まず最初に国連世界保健機構いわゆるWHOの問題について、朝鮮民主主義人民共和国の加盟の問題について質問したいと思います。  もうこれで三回の委員会を経てきているわけですが、返ってくることばはいつも慎重に検討するということばでした。もう慎重も、相当時間がたちましたし、回も重ねましたし、あと十二日たちますと総会になりますから、政府としても態度をきめなければならぬ。まだ慎重検討中であるのかどうなのか、その点を最初に大臣から伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私は、国会の答弁に慎重ということばがなくなったら、相当審議が進むんじゃないかと思うんですが、とにかく一寸延ばし五分……

第71回国会 外務委員会 第18号(1973/05/30、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 時間がたいへんありませんから、ベトナムに関係する問題について大臣に質問したいと思います。  先ほども質問があったようでありますが、ベトナム人民支援日本委員会と日本ベトナム友好協会の招待でベトナム民主共和国から二名、南ベトナムの臨時革命政府の統治下から二名、代表を日本に招待する、こういうことで法務省に申請がすでに出されてかなりの日が経過しております。こういう中で、報道されている点でいえば、二十八日に外務省の法眼次官が二階堂長官と協議して入国を許可する方針をきめた、こういうようにされているわけです。外務省の次官でありますから、外務省の一般的な考え方は私はそうであろうと思います。法……

第71回国会 外務委員会 第21号(1973/06/13、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私は、きょうは、懸案になっているベトナム民主共和国及び南ベトナムの臨時革命政府の統治下にある社会団体の代表の日本への入国問題について質問をしたいと思います。特にきょうは主管大臣である田中法務大臣の出席を願っておりますので、この問題についてだけ質問をいたします。  すでに田中法務大臣御存じのように、日本にあるベトナム人民支援日本委員会と日本ベトナム友好協会が、ベトナム民主共和国と南ベトナム臨時革命政府統治下の社会団体の代表各二名を日本に招待をしました。そして、六月三日から三週間の予定で日本訪問をしたい、こういうことで、五月の半ばに法務省に申請を出しておりますが、今日まだ最終的に……

第71回国会 外務委員会 第26号(1973/06/29、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 総理の訪米の日程、そしてまた田中・ニクソン会談の日程、これもきまったようでありますから、そこで最初に、端的に伺いたいのですが、総理が考えている田中・ニクソン会談で何を話し合うかという課題について、ひとつ最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、いま総理の言われた去年のハワイ会談の続きでありますけれども、このハワイの会談のあと日米共同声明が出されまして、その声明の中では、日米安保条約のいわゆる円滑かつ効果的な実施ということがうたい上げられたわけであります。それと前後して日本にあるアメリカの軍事基地の態様に変化が起きていることは事実であります。相模の補給廠が戦車の修理……

第71回国会 外務委員会 第38号(1973/10/19、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 最初に、ベトナムの関係で質問したいと思います。  御承知のように今年九月二十一日に、日本国とベトナム民主共和国の間には、交換公文と共同声明で国交樹立についての合意がなされたわけであります。その共同声明では、「両国間の関係の発展を希望して、両国間に外交関係を設定し、特命全権大使の資格を有する外交使節を交換することを決定した。」こういうふうにあるわけですが、最近、ベトナム民主共和国と日本国との間で人の交流を望む声が非常に大きくなっています。また、文化や経済の交流についてもそうでありますが、政府、外務省のほうとしては、大使館の設置の準備また予定がどのようになっているか、最初にお伺い……

第71回国会 外務委員会 第39号(1973/11/08、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 金大中氏事件問題について、外務大臣に単刀直入に質問をしたいと思います。  今月の一日に大臣は、この件については、主権侵害が最大の問題であることは承知しているが、いまのところ日本側のきめ手になる証拠がなく、韓国側は公権力の介入はないとの態度を貫いている、明確な回答が出せなかったのは残念だが、国民各位の理解を願いたい、こういうように記者会見で言っていると報道されているわけであります。この問題について、大臣がいままで言われたように、最大の焦点は主権の侵害かどうかという、こういう問題だったと思うのです。ところが、この問題を不問に付して外交的決着、つまり政治的解決をはかった。これは疑い……

第71回国会 予算委員会 第11号(1973/02/12、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 今回の通貨危機の問題、そして円対策の問題は、直接国民の生活そのものに重大な影響を与えるものであることは言うまでもないわけであります。市場が閉鎖されている、あらゆる徴候から見て、再び円の切り上げが行なわれる、こういう情勢はもう避けられないんだということを考えるのは決して無理ではないと思うのです。  こういう中で、政府はこれまでも円対策が経済政策の最重点だ、こういうことを主張してまいりました。総理自身も、円切り上げの際には相当の責任をとるとまで公に言っておるわけであります。しかし今回の事態は、円対策そのものが全く破産していることを私は示しておると思うのです。いずれにしてもむずかし……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 外務委員会 第3号(1973/12/18、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 大平外務大臣に中東問題、石油問題について質問したいと思います。  御承知のように、あすは十九日でありますが、リビアの原油の取引問題で国際入札があす行なわれる予定になっております。すでに、リビアの政府が日本に原油の供給をする意思がある、あるいは申し出があるというようなことについては公にされておるわけであります。当然これは受け入れるべきだと私は思うのでありますが、いま政府の中で検討しているというようなこともいわれますし、大平さんは先日の連合審査の席でも、リビア原油を日本政府が直接買うかどうか通産省とも協議し、できるだけ早く結論を出したい、早くといってもあすのきょうでありますから、……

第72回国会 外務委員会 第23号(1974/05/08、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私の前に二人の委員からもう質問があったわけですが、韓国における日本人の二人の留学生の問題について、家族の方、親戚の方、友人の方々がたいへん心配されております。したがって私は、具体的な問題について最初に若干質問したいと思います。  まず、二人は自由が全く拘束されている、これは報道されているとおりでありますが、家族の自由は完全に保障されているのかどうなのか、この点を最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 その自由ということは、外出も自由であり、そしてまた参考人あるいはその他の形での呼び出しなどそういうことをやられたことがあるかないか、その点はどうですか。

第72回国会 予算委員会 第30号(1974/03/11、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私は、まず日本分析化学研究所事件と、これに関連する一連の問題について質問をしたいと思います。  御承知のように、この事件は一研究所、あるいはまた、だれかの一部のミスであった、こういうような性質の事件ではありません。これはわが国の科学技術行政の根幹に触れる重大な問題だ、このように考えています。  日がたつに従って、その及ぼす影響は非常に広範にわたってきています。分析化学は、政府、地方公共団体などの委託を受けて、原子力潜水艦の放射能はもちろんのこと、原子力発電あるいはまた公害、しかもその公害は、全国で三十数県にわたっているわけであります。その公害の測定も、多くの場合ここでやってま……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 外務委員会 第5号(1974/12/04、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 簡単に御質問をしたいと思いますが、核兵器の積載艦船や航空機が日本の領域を通過する場合、または核兵器を一時持ち込む場合のことについては、これまで十数年の間政府側の見解がまちまちであった、これは国会のいろいろの速記録を見てもはっきりしているわけです。そこで、十月の三十一日に参議院の内閣委員会でわが党の内藤功参議院議員が質問したのに対して政府側は、具体的には山田外務次官でありますが、あらためて政府のその点についての見解を出す、このように答弁しているわけです。つまり統一見解を出すということであります。しかも、できるだけ早く出すという約束をしているのですが、一カ月以上たっておりますが、……

第73回国会 決算委員会 第4号(1974/10/16、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 最初に、領海問題について一言質問しておきたいと思います。  領海問題と非核三原則の問題は大きな問題であるという大臣の答弁ですが、私はその点はそうだと思うのです。そこで、新しく生まれる国際法、それを見ないとなかなか態度が言えないんだということですが、国際法は自然にできてくるものではありませんし、それをつくる場合に日本政府の発言権、態度表明というものには当然あるわけです。そういう立場から見て、非核三原則というものは十二海里になっても適用するんだということは明確にするべきだ、これが一つです。  それからもう一つは、自由航行と無害航行の問題ですが、非核三原則を守る以上、どう考えてみて……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 外務委員会 第16号(1975/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 最初に、外務大臣に沖繩問題で一言だけ質問しておきたいと思います。  本日、沖繩県議会の代表が県議会の総意として意見書を持ってまいりました。ここに四項目出ております。米兵による女子中学生暴行傷害事件に関する意見書です。これについて、「上記のような極悪非道な犯罪を起こし、又は起こすような部隊を即時撤去すること。」「2被疑者を直ちに沖繩県警察に引き渡すこと。」これはなされましたが、三番目「被害者及びその家族に対し完全な補償をすること。」「4被疑者の属する第三海兵師団司令官等責任ある者をすべて解任し、犯罪を根絶するため軍紀を粛正すること。」  以上の四項目については私も全く同意いたし……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/03/03、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 これから、沖繩基地の問題、政治資金の問題、そして最後にコンビナート災害の三つの問題について質問をいたします。最後のコンビナート災害は、関連質問で紺野委員にお願いをしたいと考えています。  では最初に、沖繩の米軍基地の問題について、政府のやっていることをただしていきたいと思います。  沖繩基地の中で、特に嘉手納空軍基地、そこにいる米軍の機能の問題について質問したいと思います。その中でSR71偵察機の問題。御承知のようにSR71は、かつてのU2スパイ機をはるかにしのぐ機能を持ったアメリカの最新型の偵察機です。それは、速度の点、高度の点、飛行距離の点、そういう点から見ても言えること……

第75回国会 予算委員会 第23号(1975/06/09、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私は、政府の外交姿勢、外交政策について、若干の問題で質問をしたいと思います。  御承知のように、四月三十日にサイゴンが解放されました。ベトナムが完全に解放された。そうして民族の自決という大きな、偉大な事業をベトナムの人民はかち取ったわけです。ところが、こうした中で考えられることは、歴代の自由民主党の政府は、長期にわたって、初めから、アメリカのベトナムに対する侵略戦争、これに協力をし加担をしてきた、アメリカの立場を支持してきたことは周知の事実であります。歴代の総理の中には、アメリカのああした行為に敬意を表するとまで言った総理もおるのでありますから、これは相当のものだと私は思うの……

第75回国会 予算委員会 第24号(1975/06/10、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私は昨日の質問で、いわゆる覇権問題について質問をいたしました。そこで、三木総理と宮澤外務大臣との答弁の中で、あいまいであり、食い違っている問題もあるので、委員長に要請して、政府の統一した見解を求めました。その結果について答弁していただきたいと思います。
【次の発言】 これは私は、政府の見解というより、私のきのうの質問に対する回答になっていないと思うのです。いま覇権という問題について、その原則なり定義というものがどういうものであるのか。しかも三木総理は小川大使に対して、あの日中共同声明の原則、その基本を生かしてやれと指示しているのですから。しかもいま国民の中で、覇権という問題は……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 外務委員会 第5号(1975/12/10、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 パレスチナ解放機構、PLOの東京事務所の設置の問題についてお伺いしたいと思います。  実は、私は八月の上旬にPLOの招待でレバノンを訪れて、アラファト議長やカドミ政治局長といろいろ会談、懇談もいたしました。その後帰国して、多分八月の十四日だと思いますが、宮澤外務大臣に、PLOをパレスチナ人民の唯一の合法的な機関として認めて、それにふさわしい形で早急に東京事務所の設置を行うように申し入れをいたしました。そのとき宮澤外務大臣は、当時フート氏が来日中でありまして、それに会われる寸前だったと思いますが、フート氏と会った上でいろいろ検討したい、こういうお答えがありました。その後、国会で……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)分科員 ベトナム問題だけに限定して、いま政府が考えていること、やろうとしている問題、それらについてただしたいと思います。  御承知のように、ベトナムに関するパリ協定が成立をした。これは大きな情勢の変化であります。そういう中で、きょうは特に南ベトナムの問題について大臣の考えていることをただしたいと思います。  予算委員会で、共産党の不破書記長が質問をしたのに対して、外務大臣は次のように答えております。まずパリ協定については、「私ども政府として、和平取りきめができ上がったことを歓迎し、またこれが着実に実行に移されまして、あの和平取りきめが描いておるブループリントに従いまして事態が解決し……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)分科員 いわゆる海外援助の問題について、若干の質問をしたいと思います。  御承知のように、昨年の暮れから今年にかけて、総理をはじめ三木さんその他が、アラブ諸国そしてまた東南アジアを訪問されました。その際に、これらの諸国に対して経済協力を約束されているわけです。これは私の調査で、すでに国会の政府側の答弁で出された数字及び報道されているものを総合して計算いたしますと、三千百六十九億円プラス検討中という答が出るわけですが、私は、その金額そのものよりも、この経済協力を行なうという日本政府の基本的な立場、これは当然、領土、主権の尊重、不可侵、内政不干渉、平等互恵、平和共存、こういう原則に基づ……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)分科員 私は中小企業問題についてお尋ねしたいと思います。  最近特に中小企業、それから自家営業の分野に対して大企業の進出というのが露骨に行われている。三木総理大臣は社会的不公正を正すということを言われているわけですが、社会的な不公正がますます拡大をする、まさに弱肉強食だ、政治の作用が見られないというような状態が見受けられるわけです。関係の中小業者からもたくさんの要求なり陳情なりが政府にも来ていると思いますし、私どもも受けています。特に最近は豆腐製造業とかクリーニングとか軽印刷、それから鮮魚商、それから書店、プロパンガスの関係者、非常に広範多岐にわたるわけです。こういう中で、中小企業……



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データ更新日:2023/02/05

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