このページでは瓦力衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○瓦力君 ただいま議長から発議されました四十日間の会期延長案に対し、私は、自由民主党を代表し、賛成討論を行うものであります。(拍手) 本国会も、明二十五日をもって終了いたしますが、会期内には、本年一月の自然休会、統一地方選挙、長期にわたる憲法論議等があり、実質審議日数が大幅に減る結果となったことは、御存じのとおりであります。 このため、議案の審議状況を見ましても、衆議院においては、政府が提出いたしました六十五件の法律案のうち二十三件を残し、そのうちには、公職選挙法の一部を改正する法律案、政治資金規正法の一部を改正する法律案、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案……
○瓦委員 厚生年金保険法等の一部を改正する法律案について御質問いたしたいと思うのでありますが、これに先立ち、今日年金制度の改善が大きくクローズアップされるように至ったその背景を振り返ってみたいと思うのであります。 年金制度とは、申し上げるまでもなく、相互連帯の精神に基づいて老後の所得を保障しようとするものでありますが、今日年金制度の改善、充実が大きくクローズアップされてきた要因としては、幾つかの事情があげられるのであります。 その第一は、急激な人口の老齢化であります。 わが国は、諸外国にも例を見ない急速なテンポで高齢化社会を迎えようとしているのであります。これに伴って、老後の生活に対する……
○瓦委員 四十九年度の予算編成にあたりまして、厚生大臣が老人や身障者、生活保護家庭、母子家庭など減税の恩恵もなく、団交で大幅賃上げをかちとることも望めない人たちこそ行政の力で救いの手を差し伸べなければならない、弱者の保護について厚生大臣はこういう意気込みで予算獲得のために御努力されたわけでありますが、こういう経済情勢下でありますので、私も一言意見を申し述べたいと思います。 四十七年以降、過剰流動性による物価上昇、四十八年度末のエネルギー危機に加え、利に走る許しがたい一部企業の便乗値上げ、売り惜しみ行為など、国民生活を脅かし、あばれ回ったいわゆる狂乱物価はいまなお大きな不安の影を落としておりま……
○瓦委員 戦後わが国は非常に目ざましい経済発展を遂げてまいりまして、自由世界第二位といわれるまでに達しております。このことは、勤労者の不断の努力であったと考えるわけであります。現在すでに全就業者の三分の二が勤労者といわれる時代に入っております。 さらに経済社会基本計画で見ますと、雇用者比率は五十二年には七四%、三千九百六十二万人になる、かように見込んでおります。また先進諸国の状態を見ますと、イギリスでは九二%をこしております。これから勤労者がだんだん日本でもふえるわけであります。勤労者対策は福祉行政の中でも重要な地位を占めるものである、かように考えるわけでございます。政務次官は、今後勤労者福……
○瓦委員 ……(発言する者多く、聴取不能)質疑を終局されんことを望みます。
○瓦委員 大臣が参議院の本会議で、そちらの方に向かわれましたので、はなはだ残念でございます。しかし石井政務次官、非常に労働問題、勤労者対策に熱心なお方でございますので、いろいろ質問をさせていただきたいと思います。ことに政務次官、外務委員会におきましてILO百二号批准につきましては、最低基準の批准について大変お骨折りをいただいたわけでございます。また、いろいろ勤労者政策につきましても、石井政務次官の論文を方々で見るところでございますが、まず初めに、すでにさきに質問された方にそれぞれ答弁がなされたことでございますが、改めて重複する部門もあるかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。 労災保……
○瓦委員 私は、自由民主党を代表し、内閣提出の原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、賛成の立場から討論を行います。 原爆被爆者対策といたしましては、被爆者の方が原爆によって放射能を多量に浴び、健康上特別の配慮を必要とするという特殊事情に着目し、一般的な社会保障制度の枠の中にとどまることなく、その健康と福祉の充実を図るという考え方に立つべきものであります。この考え方の上に立って、わが党といたしましては、昭和三十二年の原爆医療法、昭和四十三年の原爆特別措置法の制定とその後の法改正を中心に、被爆者対策の充実強化に努めてきたところでありますが、今回の改正案にお……
○瓦委員 私は、ただいま議題となっております公衆電気通信法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問を行いたいと思います。
まず最初に、今回電報料金を二倍に、電話の度数料を七円を十円に、電話の基本料を五十一年度は一・五倍、五十二年度は二倍に、また設備料を五万円から八万円にと大幅に引き上げをいたす、この内容が改正案となっておるわけでございますが、提出された理由につきましてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 ただいま大臣から、公社発足以来、昭和二十七年以来でございますから四分の一世紀といいますか、料金を据え置いて、その間努力をしてこられた。そしてこの間、国民生活に与えた数多くの利便とい……
○瓦委員 年金制度について、今日までの制度から動的な制度に変えていくという政府案は、私は非常に進歩がある、かように考えます。山田先生の年金に対するものの考え方、長期にわたるこの年金についての考え方についてのお話もよく理解できるわけでございますが、そこで高橋先生にお尋ねをしたいと思いますけれども、世代間の負担の均衡を考えますと、保険料のなだらかな負担増をこれからはかっていく、まさに修正積み立て方式というよりは準備金という考え方でこれから取り組んでいってはどうかという山田先生のお考え、私はもっともだと思うわけなんです。こういった準備金という考え方で制度を充実していく、将来は西独に近いものになるであ……
○瓦分科員 私は、本日は水の問題についてお伺いをしたいと思います。 生活をするために非常に貴重な水でございますが、最近枯渇するという現象が生じております。また、地下水のくみ上げによる地盤沈下等の現象も生じておりまして、この問題は大きな課題になっておるわけでございますが、本日は限られた時間でございますので、個別的にお伺いをしてまいりたいと思います。また、地盤沈下対策の問題になりますと国土庁の関係もあるわけでございますが、きょうは建設省の河川局長に地下水の問題を中心にしてお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず初めに、産業構造の変化と景気の変化によって見通しが大分変わってきておるわけでございま……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。