このページでは曽祢益衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○曽祢益君 私は、民社党を代表して、ただいま提案されました略称日ソ漁業暫定協定について、政府に対し質問せんとするものであります。 まず冒頭に、私は、鈴木農林大臣を初めとし、本件交渉に携わった日本側官民諸君の御努力に対し、心からねぎらいたいと存じます。(拍手) 同時に、この三カ月にわたる血のにじむような樽俎折衝にもかかわらず、魚をえさとして領土問題に関する既成事実を押しつけようとするソ連側の強引なやり口に手をやき、あげくにでき上がった日ソ漁業暫定協定の案文から受ける私の率直な印象は、はなはだ遺憾ながら、北方領土に関するわが方の既定方針、すなわち歯舞、色丹、国後、択捉の北方四島はわが国の固有の……
○曽祢益君 私は、ただいま議題となりました日中平和友好条約に対し、民社党を代表し、批准賛成の討論を行わんとするものであります。(拍手) その第一の理由は、この条約の締結は一九七二年の日中国交回復の共同声明を基礎として、日中両国政府が慎重な検討と協議の結果、社会体制を異にする両国が、恒久的な平和友好関係をここに確立するという画期的な喜ばしい出来事だからであります。 四十六年前の柳条溝事件を発端とする日華両国の戦争と、日本の中国侵略、占領の長い重苦しい歴史を踏まえ、かつ太平洋戦争における日本の敗北以来、大陸中国との間の通商から国交回復への努力の跡を回顧し、加えて、この期間の中での小生自身の上海……
○曽祢益君 ただいま、私の国会在職二十五年に及びましたことに対し、御丁重なる表彰の決議を賜り、まことに感激にたえません。(拍手)この決議は、私にとりましては身に余る光栄であり、深い感銘を覚えるものでございます。議長並びに本院議員各位の御厚情に対しまして、心から御礼を申し上げます。(拍手) 今日の私の栄誉と喜びとは、これまで御指導、御鞭撻を賜りました先輩、同僚各位、各種の運動にともに参画してこられました同志諸君及び終始変わらず私を支持していただきました神奈川県有権者の皆様方のお力添えによるものであることは、いまさらちょうちょうするまでもございません。改めてここに、これらの方々に御礼を申し上げな……
○曽祢委員 最初に、文教政策の基本目標について御質問いたします。 わが国が世界の進歩、発展に寄与するためには、国民が優秀な知能と徳性を備え、かつ、すぐれた文化の継承者として国際社会に立ち向かうことが必須条件であります。これがため、わが党といたしましては、日本はすぐれて文教国家である、また、なければならないというたてまえに立ち、具体的には、国家予算における文教費につきましても、総予算に対する割合は二五%、国民所得に対する割合は七%ぐらいを当然に目途としていかなければいかぬのではないか。数字は非常にラフでありますけれども、基本姿勢の一つとして文教に重点を置いた国家づくり、こういう点についての文相……
○曽祢委員 民社党の曽祢でございます。 非常に時間が短いので残念ですけれども、岡本参考人に伺いたいと思います。 基本的に私は、よく言うのですけれども、諸悪の根源は大学の入試にある、それについて国大協が取り組んでこられた姿、それに基づきとにかく第一次テストを近くさらに試験をやりながら五十四年までに間に合わせよう、この積極的な努力とコンセンサスを国大協のみならず事実上公立もこれに加わわった形で大体できる、そこでとにかく早く入試センターをつくろう、この積極的な方向に賛成の一員でございます。ただ私は、この一次試験と二次試験と合わせてみないとどれほどの効果があるのか、やはり一次試験をやって、それにダ……
○曽祢委員 私は民社党を代表いたしまして、本法案に対する賛成の意思を表明させていただきます。 本法案の中で、実質的に本委員会において問題になりましたのは、大学入試センターだけであると言っても過言でないと思います。私、これに賛成するゆえんのものは、先般の一般質問の際にも言及いたしましたように、現在の受験地獄の悲しむべき世相の中において、その諸悪の根源が大学入試のゆがんだ姿にある、大学入試が現実から見まして難問奇問、とうていこれでは普通の高校の教育の履修した課程だけでは突破できないようなものに偏向している。それが大学入試そのものをどうしても予備校とかあるいは進学塾に行かなければならないようにし、……
○曽祢委員 去る三月二日の私の文部大臣に対します一般質問の中で、最後の項目として、私は、実は、文化的価値のある建造物の保存についてどうもフランス等の実例から見てわが国において非常に欠くるところがあるのではないかということを申し上げました。その詳細は略しますが、このことに対しまして、委細は文化庁長官以下に譲られましたけれども、大臣は、何でも古くなって役に立たなくなったものを壊してどんどん合理的につくりかえるというだけでは、民族の伝統を守り、心の豊かさを残していくためにはいけない、これを保存するように努めてまいりたい、こう基本方針としてはそういう御意見を述べられたわけであります。私はその御意見を非……
○曽祢委員 まず、尖閣諸島に関して御質問したいと思います。 政府は、四月十二日の中国漁船団による尖閣諸島付近の日本領海侵犯事件に対して、どういうふうな解決を必要とされておるのか、これをまず伺いたいと思います。 その趣旨は、私は、後でもさらに詳しく申し上げますけれども、中国側の領有権に関する主張、これと今度の明白な領海侵犯の事件とは、これはむろん関連ありますけれども、一応切り離して、いまの、この間起こった漁船による領海侵犯事件のこの解決、処理ですね、これについてどういうことを必要としておられるのか、まず伺いたいのです。 と申しますのは、これは片言の引用になるかもしれませんが、先ほど同僚の土……
○曽祢委員 私、今回の国立学校設置法の改正に当たりまして、教員大学設置並びに教員養成あるいは教員の免許といいますか、資格の付与、こういう問題についてだけ、ひとつ文部大臣に御意見を伺いたいと思います。もとより細目等については局長その他の御答弁でも結構なことであると思いますが、大体私は大筋の議論でございますので、原則として大臣においてお答えを願いたいと存じます。 最初に、初等教育教員の養成を行う学部をつくる、そして全体としては大学院に重点を置いた国立大学を新設する今回のこの行き方については、原則として私は賛成であります。ただ、まず第一に、けさも大変にエキスパートとしてのいい意見も拝聴いたしたわけ……
○曽祢委員 本日は諸先生、本当にお忙しいところ、貴重なお話をいただきましてありがとうございます。若干、自分の見解を交えながらさらに伺いたいと思います。 私は一昨日の文教委員会の本法案の質疑の際に文部大臣にも申し上げたのですが、今回の法律改正による上越並びに兵庫の教員大学並びに教育の修士課程の大学院設置に、私は一概に反対ではない、いろいろなアプローチがありますから。日本の戦後三十年の学校、そこには開放的ないい点もあるし、まだ整理が十分にできていない点もあるので、したがって私は、一つの先導的試行みたいなものかもしれませんので、こういうものをやってみるのに一概に反対はできないような気がいたします。……
○曽祢委員 私は、民社党を代表いたしまして、いま提案されておりまする国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案並びに右に対する自民党修正案に賛成、これに関する社会党並びに共産党の修正案に反対の討論を行うものでございます。 すでに本員並びに中野委員の質疑等におきまして明らかにいたしましたように、私どもは、今回の一番大きな問題になった教員大学並びに大学院の設置に当たりましては、これは一つの先導的試行と考えまして、これに賛意を表するのにやぶさかでございません。 ただ、この機会に特に強調しておきたいことは、これは質疑のときにも申し上げましたが、とかく文部省が、新しい構想につい……
○曽祢委員 私は本日、英語教育の問題、並びに大正以降の建築物、その保存の問題を中心に据えまして大臣に御質問申し上げたいと存じます。 第一の英語教育の問題については、けさほど同僚小島委員の方から大変に貴重な御意見を交えての御質問がございましたが、私もこの問題をとらえて御質問させていただきたいと存じます。 英語教育は、わが国の中学、高校におきましては、形式的に申しますれば選択科目になってはおりますけれども、その実態におきましては、これはもう必修科目あるいはそれ以上の重要性を持っていることは皆様御承知のとおりでございます。授業時間については、中学で週に三時間以上、高校では五、六時間以上になってお……
○曽祢委員 最初に、外務大臣にちょっとお断り申し上げたいのですけれども、実は突然ですけれども、文部大臣に留学生問題等について御質問申し上げたいと思いまして、ちょっと文部大臣の御都合があるので先に文部大臣への質問をさしていただきたい。御了承願います。 いま中川さん並びに渡部さんから提起された中国の留学生の受け入れ、これは大量に来てもらえるので大変にいいことであるし、積極的にこれに取り組むことに全く賛成でございます。現実にはそういきなりというわけにはいかないでしょうから、いろいろなことを考えて、それぞれ抜かりのない措置をとっていただくことが特に必要である。スタートが大切である。 またもう一つは……
○曽祢委員 私は、総理に対しまして、条約の問題についてはもう大体内容的にも満足しておりますので、これは討論の際に意見を申し上げますが、三つの点について同僚委員とダブるところがあるかもしれませんが、一つは尖閣諸島の問題、第二は中ソ友好同盟条約の問題、第三がいわゆる全方位外交、その中にソ連を含めて、その三点について簡単に御所見を伺いたいと思います。 まず尖閣諸島の問題ですが、これは園田外務大臣がある週刊誌の中でしゃべっておられることにも関連するのですが、どうも外相の方は尖閣諸島の領有権の問題に触れることを非常に心配をされたようであります。尖閣諸島の問題を日中のトップ会談の俎上にのせることすらかな……
○曽祢委員長 これより会議を開きます。
去る十二月二十二日の本会議におきまして、不肖私、はからずも懲罰委員長に選任せられました。まことに光栄に存ずる次第でございます。
委員各位の御理解ある御支援と御協力を得まして誠心誠意相努めたいと存じます。
何とぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、理事が一名欠員となっております。この補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、齋藤邦吉君を理事に指名いたし……
○曽祢小委員 これは詳しくは第二次試験のときにお尋ねすることかもしれませんが、基本的な問題ですから。 第一次と第二次とを分けている意味が、先ほどから特に加藤参考人のお話ですが、なるべく必要にして十分なデータを集めて選抜したいということから言って、第一次試験のあれで大体総合的に高校卒の学力をテストするのに必要にして十分だと仮にしても、やはり学校によっては特殊のたとえば体育とか音楽とかいう場合には特にそうでしょう、特殊の能力テストが要る、そういう意味での第二次試験というものをどうしても合理化しなければならぬという面があるように考えられます。それとともに、しかし第一次試験をどんなにあれしてみてもや……
○曽祢小委員 私、御質問ではなくて、この際ちょっと意見をもう一遍申し上げさせていただきたいと思います。 きょう、御承知のように参議院に送付された法案が、公布の日から発効するという修正案となって衆議院に回付され、本日これがいよいよ通過し、法律ができると思うのですが、その重大な段階でございまして、私は前々から言っておりましたように、とにかく大学の入試というものがもう社会的にほうっておけないような、いわゆる受験地獄の頂点にある。これをやはり直していかないと、各高等学校以下の入試のあり方にもむしろ悪いパターンを示す、いわゆる難問奇問、何かこれをパスするためにだけ小学校の生徒からみがく、そのために進学……
○曽祢小委員 養護学校以外のことに移ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 この問題について一つだけ要望を……。
皆さんから出されている意見の中にもあるのですけれども、重症の子供に対する養護学校をふやすこと、これは当然必要なのですが、やはり子供の気持ちと親御さんの気持ちから言って、普通の義務教育学校に置いて、クラスだけは特殊学級を設ける、あるいは先生方大変だと思うけれども、普通の学級の中に置いておいてほしいという気持ち、これは重度、軽度の違いがあるかもしれませんけれども、そこら辺のことを十分に考えてやらないと、教育の効果としてかえって逆の効果を来す。こういう点は非常にむずかしいと思うので……
○曽祢小委員 参考人には後からそれぞれ私の申し上げることについてお答え願えれば結構だと思うのです。 いわゆる低俗ポルノ雑誌の自動販売機は各府県でも条例で取り締まりに入っておられます。私はこれは常識的に当然だという考えがあるのですが、ただこの問題を取り上げるときに、果たして低俗雑誌の自動販売機のところだけを考えていいのかどうか。どうもわが国の現状から見ると、視聴覚いろいろな面においてほうっておいては非常に社会的に問題があるようなものが多い。特に最近はこういったような雑誌の低俗化の問題、さらにそれを自動販売機で売るというところまで来ているのですけれども、そのほかに、たとえば最近ぼくもびっくりした……
○曽祢分科員 質問に入ります前に、私、本日のこの分科会に出席を求めておりました政府関係及び関連関係の人々が来ておるかどうか。郵政大臣及び郵政省の方は来ておられますけれども、労働省、文部省並びに日本放送協会、NHKの代表が来ておるかどうかをお確かめ願いたいと存じます。
【次の発言】 お言葉を返すようで大変に失礼でございますが、けさの新聞によりますと、きのう、当院の逓信委員会におきまして、NHKの会長並びに代表が出ておられることを伝えております。その題目は何でありましょう。一つはNETがモスクワ・オリンピックの放送を独占したことも一つの議題だったようでありますが、はっきりと国会に出ておられることが……
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