このページでは山下元利衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○山下元利君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十三年度一般会計補正予算(第1号)外二件に対し賛成し、日本社会党、公明党・国民会議及び民社党三党共同提出の補正予算の編成替えを求めるの動議に反対の討論を行います。(拍手) 最近の日本経済の実態は、わが政府・自由民主党がとってきた適切な経済政策によって、国内需要を中心に緩やかな景気回復の道を歩んでおりますが、八月の完全失業者数は百二十一万人と高水準を続け、厳しい雇用情勢はいまだ改善されず、一向におさまらない円高傾向により、夏以来輸出数量が予想外に落ち込んでおり、その国内産業への影響がますます心配され、景気の先行きは楽観……
○国務大臣(山下元利君) 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 まず、防衛庁設置法の一部改正について御説明いたします。 これは、自衛官の定数を、海上自衛隊八百十四人、航空自衛隊二百二十五人、計千百三十九人増加するためのものであります。これらの増員は、海上自衛隊については、艦艇、航空機の就役等に伴うものであり、航空自衛隊については、航空機の就役等に伴うものであります。 次に、自衛隊法の一部改正について御説明いたします。 第一は、海上自衛隊の潜水艦部隊の一元的な指揮運用を図るため、司令部及び潜水隊群その他の直轄部隊から成る潜水艦隊を新編して、……
○国務大臣(山下元利君) 統合演習につきましては、総理大臣からもすでにお話がございましたが、陸上、海上、航空各自衛隊の協同連けいの要領を総合的に演練することを目的とするものでございまして、従来から各自衛隊が行っている演習とその内容を特に異にするものではなく、規模においても特に大きなものではございませんし、また、有事法制の研究はこの演習とは別個のものでございます。 なお、有事法制につきまして、日経新聞に掲載されました私の所見を引用しての御意見がございましたが、この中におきましても、私は「有事法制の根幹は整備されているが、」ということを申しておる次第でございまして、有事法制の研究は昨年九月に示し……
○山下(元)委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、西宮弘君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○山下(元)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長が所用のため、委員長がお見えになりますまで、指名により私が委員長の職務を行います。
午前に引き続き質疑を続行いたします。伊藤茂君。
【次の発言】 永末英一君。
○山下(元)委員長代理 次に、大島参考人にお願いいたします。
【次の発言】 そうですね。
【次の発言】 次に、牛嶋参考人にお願いいたします。
【次の発言】 次に、小寺参考人にお願いいたします。
【次の発言】 只松委員より関連質疑の申し出がありますので、これを許します。只松君。
【次の発言】 要望ですね。
【次の発言】 保岡興治君。
○山下(元)委員長代理 午後一時二十分に再開することとし、この際、休憩いたします。 午後零時十七分休憩
○山下(元)委員長代理 これにて提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 次に、内閣提出に係る所得税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
両案につきましては、去る二十三日質疑を終了いたしております。
これより両案を一括して討論に付します。
討論の申し出がありますので、順次これを許します。山崎武三郎君。
【次の発言】 佐藤観樹君。
○山下(元)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長の指名により、委員長がお見えになりますまで私が委員長の職務を行います。
午前に引き続き質疑を続行いたします。伊藤茂君。
【次の発言】 坂口力君。
【次の発言】 高橋高望君。
【次の発言】 荒木宏君。
○山下(元)委員長代理 午後一時三十分再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時五十三分休憩
【次の発言】 宮地正介君。
【次の発言】 ただいま海外経済協力基金総裁石原周夫君及び海外経済協力基金理事大島隆夫君の両参考人が御出席になっおります。
両参考人には御出席をいただき、まことにありがとうございます。
御意見は、議事の都合上、委員の質疑によりお答えいただくようお願いいたします。
荒木宏君。
【次の発言】 永原稔君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
次回は、来る五日火曜日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これに……
○山下(元)委員長代理 高橋高望君。
○山下(元)委員長代理 以上で参考人からの御意見の開陳は一応終わりました。
【次の発言】 これより参考人に対する質疑に入ります。只松祐治君。
【次の発言】 坂口力君。
【次の発言】 高橋高望君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長の指名により、暫時私が委員長の職務を行います。
昭和五十二年度の公債の発行の特例に関する法律案を議題といたします。
質議の申し出がありますので、順次これを許します。荒木宏君。
○山下(元)委員長代理 午後二時に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長の指名により、暫時私が委員長の職務を行います。
午前に引き続き質疑を続行いたします。永末英一君。
【次の発言】 只松祐治君。
【次の発言】 川口大助君。
○山下(元)委員 ただいま議題となりました昭和五十二年度の公債の発行の特例に関する法律案に対する修正案につきまして、提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。 御承知のとおり、この法律の施行期日は、原案では「昭和五十二年四月一日」と定められておりますが、申し上げるまでもなく、すでにその期日を経過いたしておりますので、本修正案は、施行期日を「公布の日」に改めることとしようとするものであります。 何とぞ御賛成くださいますようお願い申し上げます。(拍手)
○山下(元)委員長代理 資料の件につきましては、後刻理事会において協議いたしまして、そのように取り計らいたいと思います。 貝沼次郎君。
○山下(元)委員長代理 坂口力君。
○山下(元)委員長代理 高橋高望君。
○山下(元)委員長代理 本会議散会後再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三分休憩
【次の発言】 永末英一君。
○山下(元)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、委員長がお見えになりますまで、その指名により私が委員長の職務を行います。
この際、村山喜一君外九名提出、銀行法の一部を改正する法律案を議題とし、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。山田耻目君。
【次の発言】 次に、坂口力君外三名提出、貸金業法案を議題とし、提出者より提案理由の説明を聴取いたします。坂口力君。
【次の発言】 これにて両案の提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 国の会計、税制及び金融に関する件について調査を進めます。
これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。只松祐……
○山下(元)委員長代理 高橋高望君。
○山下(元)委員長代理 柴田睦夫君。
【次の発言】 これにて小倉参考人に対する質疑は終了いたしました。
小倉参考人には御多用中のところ本委員会に御出席をいただき、かつ、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
午後一時に再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長の指名により暫時私が委員長の職務を行います。
午前に引き続き質疑を続行いたします。佐藤観樹君。
【次の発言】 只松祐治君。
【次の発言】 坂口力君。
○山下(元)委員長代理 高橋高望君。
○山下(元)委員長代理 永末英一君。
【次の発言】 荒木宏君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時二十四分散会
○山下(元)委員長代理 小倉参考人には、御多用中まことにありがとうございます。御退席を願っても結構でございます。 広沢君。
○山下(元)委員長代理 これにて近江君の質疑は終了いたしました。
次に、大原一三君。
【次の発言】 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十二年度一般会計補正予算外二件に対し賛成し、日本社会党及び日本共産党・革新共同提出の補正予算の編成替えを求めるの動議にそれぞれ反対の討論を行うものであります。
昭和五十二年度予算成立後のわが国の経済は緩やかな回復基調にあるとはいえ、依然として個人消費、民間設備投資が伸び悩み、また業種により収益の著しい不均衡が生じ、特に雇用面では、八月現在有効求人倍率は〇・五三と深刻な状況にあります。
一方、国際収支面の黒字問題が諸外国から批判の……
○山下(元)委員長代理 これにて近江君の質疑は終了いたしました。 次に、荒木宏君。
○山下(元)委員長代理 委員長において申し上げます。
この件については理事会において協議いたしますので、御質疑を進めていただきたいと思います。
【次の発言】 この際、沖本泰幸君より関連質疑の申し出があります。広沢君の持ち時間の範囲内でこれを許します。沖本泰幸君。
【次の発言】 これにて広沢君、沖本君の質疑は終了いたしました。
次に、大内啓伍君。
○山下(元)委員長代理 まず局長からしまして、また……。
○山下(元)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十三年度一般会計補正予算(第1号)外二件に対し賛成し、日本社会党、公明党・国民会議及び民社党三党共同提出の編成替えを求めるの動議並びに日本共産党革新共同提出の編成替えを求めるの動議に反対の討論を行います。 最近の日本経済の実態は、わが政府・自由民主党がとってきた適切な経済政策によって、国内需要を中心に緩やかな景気回復の道を歩んでおりますが、八月の完全失業者数は百二十一万人と高水準を続け、厳しい雇用情勢はいまだ改善されず、一向におさまらない円高傾向により夏以来輸出数量が予想外に落ち込んでおり、その国内産業への影響が……
○山下国務大臣 このたび防衛庁長官を拝命いたしました山下元利でございます。 至って未熟の者でございますが、委員長初め先生方の御指導、御鞭撻を賜りまして大任を遂行いたしたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 防衛庁といたしましては、昨年の夏以来各種の情報を入手いたしておりますが、それを総合的に判断いたしますときに、わが国固有の領土でございますところの国後、択捉両島地域に相当規模のソ連地上軍部隊が配備せられておる、そしてまた基地の建設が行われていることを推定いたしている次第でございます。部隊の規模、種類等の詳細につきましてはなお確認の努力中でございますけれども、私どもがすでに公表した限りにおきまして、その事実関係については、ソ連の方からも何ら反対の意思を表明してまいっておらないようでありますが、国の安全上非常に重大な問題でございますので、私どもも引き続き関心を……
○山下国務大臣 林野雑産物補償は、自衛隊等によりますところの演習によりまして雑産物採取が阻害されている場合、その阻害の程度に応じて行うものではございます。いま御指摘のとおりでございますが、ただ、北富士演習場におきますこの補償につきましては、長年にわたる地元の経緯、またその特殊事情にかんがみまして、いまも御指摘もございましたけれども、北富士演習場対策協議会というものが県民の総意により設立されたと私ども承知いたしておりますけれども、その協議会と協議の上定めた手続により行うこととなっておるわけでございまして、そうした趣旨でございますので、われわれとしてはその協議会を通じて処理するということをお願いい……
○山下国務大臣 E2C予算の執行につきましては、もう両院議長の御判断が示されなければ執行できないことになっておる次第でございまして、私どもといたしましてはかねがね申し上げておりますとおり、防衛庁といたしましては、純粋に防衛上の見地から専門的、技術的な検討をした上で決定いたしておりまして、その間外部からいかなる不当な圧力の働きもなかったのでございます。その点はそうでございますけれども、しかし、このE2C予算の執行につきましては、あくまで両院議長の御判断が示されなければ執行できないことでございますので、一日も早く御判断をいただきたい、このように念願いたしておる次第でございます。
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 この予算の凍結につきましては、われわれの方で一日も早く解除をお願いしたい、一日も早く議長の御判断をお願いしたい、こう申しておりましたことにつきまして、御指摘のように初めは四月であり、五月であり、六月になりというふうなことにつきましては、まことに遺憾に存ずる次第でございます。と申しますのは、お話しもございましたように、私どもといたしましては、米軍が自己のものを発注するのに、われわれのと一緒に一括発注をするということがあらゆる面におきましてよろしいものでございますから、議会手続や、それからまた、この飛行機はいろいろな精密機械のかたまりのようなものでございます……
○山下国務大臣 E2Cの初度調弁につきましてはすべて政府間契約によることになっています。
【次の発言】 パーツにつきましても、初度調弁の部分はすべて政府間契約によるものでございます。ただ、補用部品と申しますか、飛行機が動き出しましてから修理用に必要なパーツにつきましても、これもできる限りFMS方式によるようにいたしたいと思っております。
【次の発言】 私は、この補用部品と申しますか、修理用のパーツにつきましても極力FMSに、政府間契約によるように努力をいたしたいと思いますが、何分にもこれは飛行機が動き出しましてから後のことでございますので、その決定までにはまだ日にちもございますが、それまでに十……
○山下国務大臣 ただいま議題となりました防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、予備自衛官手当について、その月額を現行の二千円から三千円に改定しようとするものであります。 現行の月額は、昭和四十七年に定められたものでありますが、その後の経済情勢の変化等にかんがみ、これを改定することとしたものであります。 なお、この法律案の規定は、昭和五十四年四月一日から施行することとしております。 何とぞ慎重御審議の上、速やかに御賛成くださいますようお願い申し上げます。
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 防衛大学校におきましては、毎年その卒業式に文化人とかあるいは外交評論家というふうな方々に来賓に来ていただきまして、その代表の方にあいさつをしていただいておるわけでございまして、たまたま本年の卒業式に当たりましては、従来法曹関係の方がおられなかったものでございますから、最高裁判所長官という経歴をお持ちの石田和外氏に来賓としておいでいただいて、祝辞をいただくように、防衛大学校の方で決めましたわけでございます。 そのときのごあいさつの中に、いまお読み上げになりました文言がございましたことは事実でございますが、ただこれは、私もそのときにおりましたのでございます……
○山下国務大臣 参議院予算委員会におきますところの私の答弁については、ただいま御指摘のとおりでございます。
私は、繰り返し申し上げておりますとおりに、軍人勅諭はすでに衆参両院においてその効力を失う決議をされているわけでございますので、軍人勅諭そのものを容認するとか、是認するということはございません。ただ、その中にございます普遍的な徳目は、時代を通じて変わらぬものがあるということは認めます、こういうふうに申し上げておるのでございまして、軍人勅諭そのものを容認したり、是認しているものではございません。
【次の発言】 ことしの二月十一日、仙台におきまして国民の祝日である建国記念日を祝うという会合が……
○山下国務大臣 御指摘のとおりと考えまして、この制度が十分目的に沿いますように努力したいと思っておる次第でございます。
【次の発言】 いまの御指摘の点につきましては、このたびお認め願いました予算におきまして、労務費の分担につきましては、アメリカ側は十分評価をいたしておると思いますし、そのことはまた、駐留軍従業者の雇用の安定面につきましても、十分反映されることと思うわけでありますが、なお、御指摘のとおり、駐留軍労務者の労働条件の改善であるとかあるいは既得権の保護とかあるいは離職者対策等につきましては、十全の努力をいたす所存でございます。
後段につきましては、施設庁長官から申し上げます。
○山下国務大臣 ただいま政府委員が専門的立場から十分御説明申し上げているとおりでございますが、確かにスタグネーションストールの率も非常に少なくなってきておる。それは非常に希有の場合に起こり得るということは事柄としてないわけではないと思いますが、われわれとしては、そういうことはほとんど起こらないというふうに改善されておると思うわけでございますので、もちろん、御指摘のように戦闘中というときにそういうことが起こり得ないとは申し上げられませんけれども、まず大数観察上からは起こらないのではないか。また、われわれとしてもそうしたことがある場合にはできる限りの改善をいたしまして起こらないように努力しなければ……
○山下国務大臣 防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案の提案の理由及び内容の概要について御説明いたします。 まず、防衛庁設置法の一部改正について御説明いたします。 これは、自衛官の定数を、海上自衛隊八百十四人、航空自衛隊三百二十五人、計千百三十九人増加するためのものであります。これらの増員は、海上自衛隊については、艦艇、航空機の就役等に伴うものであり、航空自衛隊については、航空機の就役等に伴うものであります。 次に、自衛隊法の一部改正について御説明いたします。 第一は、海上自衛隊の潜水艦部隊の一元的な指揮運用を図るため、司令部及び潜水隊群その他の直轄部隊から成る潜水艦隊を新編し……
○山下国務大臣 御指摘の報道は見ました。いまのお尋ねでございますが、これは、四十九年度の防衛計画を作成するにつきましていろいろと勉強いたすわけでございますが、その幕僚の作業の資料として四十八年につくられた研究資料というふうに承知しておりますが、それに似ておるというふうに承知いたしております。
【次の発言】 実は四十九年の計画のために四十八年に作成したもので、すでに破棄いたしておりまして、われわれとしては確認する手だてはないわけでございます。報道せられたものも、そういう本当の研究資料に似ておるということを承知いたしておりますが、いま現在は破棄されておるわけでございます。
○山下国務大臣 ただいま総理からお答えになったとおりでございますが、私から総理の御答弁を補足して申し上げたいと思います。 ただいまお尋ねの件につきましては、私どもとしては、このE2Cを早くから導入さしていただきたい、このように考えておりました。これはもう純粋に国の防衛上の見地からでございまして、その意味におきまして、本年度の予算におきましても、国防会議の議を経まして、その導入について国会の御審議をいただくようになったわけでございます。 ただ、いま御指摘の、本年に十一億五千万円を計上せねばならぬのはどういうことかと申しますと、実はこの早期警戒機は早くから導入していただきたかったものでございま……
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 このたびの予算に早期警戒機といたしましてE2Cを四機導入することにつきまして、国会の御審議をお願いいたしておることにつきましては、ただいま御指摘のとおりに、この一月の国防会議の議を経ましてお願い申し上げておる次第でございます。先ほどのお話にもございますように、私どもといたしましても、国民の信頼にこたえるためにも、疑惑は疑惑として徹底的に究明していただくということにつきましては、総理もたびたび御答弁のとおりでございまして、私からもあえて申すまでもないことでございますが、ただ、なぜ本年にこのE2Cの導入をお願いするかという点につきましては、実はこの早期警戒機……
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 私どももこの真相はぜひとも解明したいと思っておるわけでございまして、御指摘の点につきましても、資料等については御趣旨に沿って提出させていただきたいと思っております。 特に、この一月二十五日にグラマン・インターナショナル社が防衛庁に提出いたしました確約書、五十三年二月二十八日付解約通知書、五十三年四月五日付解約通知再確認書、それからカーン氏とのコンサルタント契約書、これは国会に直ちに出させていただきます。 そしてまた、可能な限り関連資料は提出させていただきますが、いま後ほど御指摘になりましたものにつきましては、実は、これはそれぞれの企業秘密と申しますか……
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 ただいま御審議をいただいておりますE2Cの問題につきましては、繰り返し申し上げておりますとおり、これはアメリカの政府と日本の防衛庁との間で直接契約いたしますものでございまして、本年の予算に計上いたしております十一億五千万円も、また総額の三百四十三億もすべて政府間の契約によるものでございます。したがいまして、この軍用航空機等の調達につきましては、今後できるだけこれを政府間の直接取引でやることが望ましいと思う次第でございますが、ただ、商社を活用することがより経済的、効率的であるものもございますので、一概に言えない面もございますが、できる限りこのFMS方式でや……
○山下国務大臣 お答え申し上げます。
E2Cの導入を決めましたのは昨年の概算要求のときでございまして、そのときにまたこの方式はFMSによることを取り決めておる次第でございます。
【次の発言】 防衛庁の装備品の調達につきましては、国民の疑惑を招かないために厳正に進めてまいりました。この調達の方式につきましては、率直に申しまして政府間契約、いわゆるFMS方式による場合と民間の契約による場合とがございまして、それはケース・バイ・ケースでございますけれども、私どもとしては、このE2Cのような主要な装備品につきましては政府間契約によることが望ましいと考えております。ところで、ただいま御指摘の点につきま……
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 私が兵器技術のことに触れましたのは、近年におきますところの航空技術等は非常に進歩いたしておりまして、そのために、航続距離も非常に延びておりますし、また、航法装置も発達いたしております。したがいまして、世界の主要な航空機、戦闘機であるとか戦闘爆撃機は、もう現在におきましては、夜間でありましても、それから悪天候下でございましても、どのような状況下におきましても、低空で侵入し得るというぐらいにまで発展しているわけでございます。このような低空で侵入し得るということにつきまして、それに対処する方法は早期警戒機による以外にないということを申し上げた次第でございまして……
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 御指摘のとおり、一月四日に米国証券取引委員会の報告がございまして、そして一月十一日、国防会議におきまして早期警戒機の導入を決定いたしまして、ただいま御審議をいただいているわけでございますが、ただいまお尋ねの、どうしても早期警戒機を本年度予算に計上し、その導入を図るについての緊急性、必要性はどうかというお尋ねでございますので、お答え申し上げます。 まず第一に、このE2C早期警戒機は、国の防衛上絶対に必要なものでございます。それは、昭和五十一年にミグの事件が起こりましたが、近年航空機の技術が非常に発達いたしまして、そしてどんなお天気でもまた夜間でも、超低空……
○山下国務大臣 御指摘の中に私の記者会見の模様が出てまいりましたので申し上げたいと存じますが、私はこの答弁の中で申し上げましたことは、ただいま御審議願っております昭和五十四年度の予算に計上されております十一億五千万円はもとより、国庫債務負担行為の三百四十三億についてもこれはすべてFMS方式でございますから、これについては絶対商社の介入する余地はありませんとはっきり申しております。 そこで、この昭和五十四年度予算でお認め願いまして、いよいよ飛行機が入ってまいりますのは五十七年でございます。補用部品というのはそれから先の話でございます。したがって、この修理等の補用部品につきましては、これはFMS……
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 まず最初に、国後、択捉両島地域並びに津軽海峡におきますところのソ連艦艇の動きにつきまして申し上げます。 国後、択捉両島地域におきましては、昨年の夏以来部隊を増強し、基地の建設が行われていることはすでに防衛庁から申し上げているとおりでございまして、私どもといたしましても、わが固有の領土である両島におけるこのような動きにつきましては直ちに抗議をし、おさおさ怠りなく監視をしておるところでございますが、先般も、当院の委員会におきましても超党派の御決議をいただいた次第でございます。 なお、昨日でございますが、十六日十一時三十分ごろ、ソ連の駆逐艦クリバック級一隻……
○山下国務大臣 御指摘の労働、文部両省の通達のことも承知いたしておりますし、私どももできるだけそれを尊重する方針であることもはっきり申し上げる次第でございます。 ただ、自衛隊員の募集につきましては、自衛隊法の定めるところによりまして、自衛隊がこれを行っているわけでありまして、その業務を担当いたしますところの地方連絡部におきましては、常時広報に努めておる次第でございます。もちろん新規卒業者につきましては、学校を通じて、教育上の見地からいたしますならばお願いすることが適当であると思いますけれども、またわれわれとしても、一般の広報を通じましてその業務を行っていることもございますが、ただ御指摘の個々……
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 実はこの国後、択捉両島地域に、昭和三十五年ごろ以降は国境警備隊程度のものがあったにとどまっておりましたが、昨年の夏以来部隊が増強されて基地も建設されているということは、私はこの情報を確信を持って申し上げる段階だと思いまして、あえて公表に踏み切った次第でございます。これはやはりわが国固有の領土であり、しかも非常に近接した地域でございます。これにつきまして、十数年来何もなかったところに新たな軍事能力ができたということは、私も軽々しく見逃すことができない問題であると思います。ただ、この意図については、私どもはまだよくわかりませんけれども、そうしたものができたと……
○山下国務大臣 政府委員からも御答弁申し上げておりますとおりに、退職自衛官の再就職につきまして、私企業の顧問とか嘱託とかいう地位になりましても、それはその職務権限等におきまして、いわゆる役員ではないのが通例でございまして、役員でない顧問、嘱託等につきましては、先ほど政府委員から申し上げたとおりでございますので、御理解賜りたいと思う次第でございます。
【次の発言】 広い意味における安全保障についての御所見に基づく御質疑かと思いますが、私は、国の防衛ということは、民主主義の上に立ちますところの国の安全と自由と独立を守っていくことである、このように考えている次第でございます。
○山下国務大臣 F4EJのライセンス生産会社である三菱重工業がマクダネル・ダグラス社に支払うライセンス料は、御指摘の当初に払われるイニシアルフィーと、そしてまた機数に応じて支払われるロイアルティーとに分けられてございますが、いまイニシアルフィーというお尋ねでございますが、その額は、マクダネル・ダグラス社と三菱重工業との間の契約の細部にかかわることでございますので、私どもの方から申し上げることは控えさせていただきたいと思う次第でございます。
【次の発言】 その点については承知いたしておりません。
【次の発言】 先ほど御答弁申し上げましたとおりに、これにつきましてはイニシアルフィーと、それから個々……
○山下国務大臣 お答え申し上げます。 昨年の暮れ、米軍の演習によりまして民家に銃弾が入るという事故がありましたことはまことに遺憾でございまして、直ちに申し入れもいたしております。 ところで、沖繩の基地が大変大きいという実情は御指摘のとおりでございます。日米安保条約の目的達成に支障のない範囲で、また県民の生活を守ることも大事でございますが、そうしたことでありますが、直ちにいま御指摘の問題につきまして、とりたてて使用条件の変更をするということは考えておりませんけれども、今後とも県民の心情をわきまえて、その民生安定のために努力いたしたいと思う次第でございます。
○山下国務大臣 お答え申し上げます。
ただいま御指摘の「保全に関し」という問題につきましては、自衛隊と米軍がそれぞれの関係法令に従い、秘密の保全に関し責任を負うということでございまして、これに関して同一内容の法令を有していなければならないというものではございません。
秘密保護法の問題については、防衛庁としては、繰り返し申し上げますとおりに、現在検討の対象とはいたしておりません。
【次の発言】 現在検討の対象といたしておりません。それで御理解賜りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの問題については政府委員から御説明申し上げましたとおり、それぞれ相互に調整しておりまして、一方が他方の指揮を……
○山下小委員長 これより金融機関の週休二日制に関する小委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、私が金融機関の週休二日制に関する小委員会の小委員長に就任いたしました。何とぞよろしくお願い申し上げます。 金融機関の週休二日制に関する件について調査を進めます。 本日は、参考人として全国銀行協会連合会会長村本周三君が御出席になっております。 村本参考人には御多用中のところ、本小委員会に御出席を賜り、まことにありがとうございます。 これより質疑に入ります。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山田耻目君。
○山下小委員長 これより金融機関の週休二日制に関する小委員会を開会いたします。
金融機関の週休二日制に関する件について調査を進めます。
ただいま参考人として全国銀行協会連合会会長村本周三君が御出席になられております。
村本参考人には御多用中のところ、本小委員会に御出席を賜り、まことにありがとうございます。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山田耻目君。
【次の発言】 坂口力君。
【次の発言】 高橋高望君。
【次の発言】 次に、荒木宏君。
【次の発言】 次に、永原稔君。
【次の発言】 これにて村本参考人に対する質疑は終了いたしました。
村本参考……
○山下(元)委員 各公述人におかれましては、大変有益な御意見を承りましてありがとうございました。一々お伺いしたいところでございますが、ただいま委員長の御注意もございまして、時間の制約もございますので、私は大川公述人にお伺いしたいと思っております。 先生には、予算の持つ資源配分機能というものを重視されまして、限られた資源で大きい社会的効用を期するという予算の機能について、私はまさにそのとおりだと思います。その点につきまして、特に昭和五十三年度予算につきまして一番問題になっております。公共事業か減税かという問題の設定についてはいいがか、ただその比較すべき内容について、単に有効需要の大小だけを取り……
○山下(元)委員 各公述人におかれましては、貴重な御意見をお述べいただきましてありがとうございました。 私は、安田公述人に二、三の点についてお伺いしたいと思っております。 公述人は、五十三年度予算は、何としても現在の経済情勢の中において内需拡大、そしてまた公共事業を中心として編成されていることについて、特に平電炉業界の実情をお述べになりながら、予算の基本的な性格について評価いただいております。また十五カ月予算にもお触れになりまして、やはり切れ目なく執行されることについてお話もございました。 そうした基本的な問題についての御意見は承りましたが、お話の中でひとつお伺いしたい点は、まず第一は、……
○山下国務大臣 先ほど来政府委員から御答弁申し上げておりますとおりに、防衛庁といたしましては、広報ということをもちまして部外者の方々に御搭乗願っておりますことは、もう御理解いただいておると思うわけでございまして、特にこの美保基地につきましては、C1についての御関心が大変深いものでございますから、その御理解を得ていただく意味におきまして、そのC1が事前に配備されております入間、小牧においで願って、C1を御見学いただいているようでございます。ただ、往復につきましてYS11を使用しておりますけれども、先ほども御説明いたしましたとおり、基地におきましてはC1を見ていただきますし、基地の実情もいろいろ御……
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