このページでは和田一郎衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○和田一郎君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました内閣提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブ提出の地方行政委員会修正案に賛成、政府原案に反対の討論を行います。(拍手) 今日の地方財政の実態は、五十年度決算を見ても明らかなように、単年度収支で四十七全都道府県及び市町村の四割が赤字になるという、戦後三十年間の地方自治制度発足以来、未曽有の危機的事態に直面しております。 このような状況のもとにおきましても、福祉や社会資本の充実強化を望む住民の声は高まるばかりであり、三割自治の地方財政……
○和田(一)委員 地方税法の質問に当たりまして、私はまず最初に、大臣から基本的なお考えを総論的に二、三お聞きします。 まず一番は、地方自治制度発足三十周年に当たりまして大臣は所信表明で「地方公共団体が自主と責任を基本として地方行政を行うことができるよう、地方自治の基盤の一層の充実を図ることが今後の地方自治の課題である」と述べておられます。確かに最近の社会、経済情勢の著しい変貌、価値観の多様化などによって、地方公共団体の果たすべき役割りは質量ともに増大しているのが現状です。地方財政の充実はいまこそ急務であり大きな問題であります。地方財政の充実につきましては、地方自治の本旨にのっとって、地方公共……
○和田(一)委員 まず大臣にお尋ねしたいと思うのですが、地方行政の問題は、ずいぶん長い間いろいろな問題が論議されております。そして、何と言いますか本当に大きな進展がなかったと私は思うのです。 私の知っている限りでは、昭和四十四年の国会から私出てまいりまして七年間たっておりますけれども、やはりその時点から、超過負担の問題も論議されましたし交付税のこともありました。それから、税源の再配分であるとか事務の見直しであるとか、または地方事務官制度であるとかという、現在問題になっておるのがやはりその当時も猛烈に論議になっておった。そして、やはりまた、今回の第八十国会でこのようなことがずっと論議されており……
○和田(一)委員 消防行政に関しまして若干の質問をさせていただきます。 最初に、石油コンビナートの事故についてお尋ねいたしますけれども、石油コンビナートは全国で六十一地帯にも及んでいるということでございます。ところが五十年ですか、石油コンビナートの災害防止法ができましたけれども、しかしながらコンビナート自体の事故は依然後を絶たない。ちょっと調べましたところ、これは水島コンビナートですけれども、四十六年には三十一件、四十八年には五十六件、四十九年には五十六件そして五十一年に三十一件とずっと続発している。また千葉の市原コンビナートでは、四十九年には二十一件、五十年に八件、このようなデータがござい……
○和田(一)委員 大変御苦労さまでございます。
最初に本禄先生にお尋ねをいたしますけれども、先ほど先生は、最後の方に、年金開始年齢をいまのままにしておくと今後問題が残る、時期に対応した長期的な考えで改めるべきだというお話をされました。現在五十五歳から年金開始ということでございますけれども、ひとつ具体的な先生のお考えがございましたらお教え願いたいと思います。
【次の発言】 それでは池田先生にお尋ねいたしますが、最近年金制度の一本化という議論が出てまいりました。ずいぶん、数種類ございますので、それぞれの長所、短所がございますけれども、とにかく国民皆年金という思想でございます。一本化と言っても簡単……
○和田(一)委員 私は、銃砲刀剣類所持取締法の一部を改正する法律案についての質疑を行います。
まず質問の初めに、この問題は参議院でも審議されておりましたし、またいろいろな議論もございます。それをずっと読んでまいりますと、社会一般に与える影響、たとえば愛好家に対する影響または治安に対する影響、いろいろございます。そういうことなので、前もって私が当局の方に預けておきましたモデルガンの資料を使って、具体的にこのように改造されたのだという点を御説明願えればありがたいと思います。
【次の発言】 モデルガンに対する規制、これはいままでもございましたけれども、それの経緯等を段階的に説明を願います。
○和田(一)委員 私は、数点にわたってお聞きいたしますが、まず財政問題についてお聞きしてまいります。
最初に、いわゆる五十二年度地方財政の見通しについて伺いたい。というのは、交付税について、または地方税が本年度の地財計画どおりいくかどうかということを最初に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ことしの初頭に所得税の税額の控除、いわゆる所得減税がありまして、交付税の減収が九百六十億円になったということで今回の措置でございますけれども、それ以上に、たとえば三千億以外に変更はないですか。普通の国税三税の減収があったとかいうようなことで、九百六十億以上の措置をしなければならぬということはどうです……
○和田(一)委員 私は、自治大臣が今夜しか時間がないということでございますので、自治大臣中心にひとつお尋ねしたいと思います。 最初に、ただいまも細谷先生の方から御質問がございましたとおり、「昭和五十三年度地方財政対策に関連して大蔵・自治両大臣間で交わされた覚書は次のとおりである。」というこの文書を拝見いたしました。 まず冒頭に御質問したいのですけれども、この一項のところに、今後の問題ですが、地方交付税に対しては半分は国で持とう、そうして「国の一般会計から同特別会計へ繰り入れるものとし、この旨を法律により定める。」と、いわゆる制度化をしようという形になっておりますね。こういうことになってまい……
○和田(一)委員 きのうに引き続いての質問でございますので、特に政務次官にいろいろと御所見をお伺いしたいと思います。
まず一つに、いま論議されておりますが、今回の地財対策についての先ほどからの覚書であるとかまたはきのうの御答弁等を聞いておりますと、交付税の税率アップというものは当分望めないんだ、そういうふうな感じを受け取るわけでございますけれども、政務次官はやはり大臣を補佐される立場の重要な役目でございますので、あなたのお考え、態度ですね、ちょっとお述べになっていただきたいと思います。
【次の発言】 いまお述べになりました交付税法六条の三の二項、これに沿って今回やったといま御答弁がありました……
○和田(一)委員 それではお三人の先生方に質問をさせていただきます。 まず橋本先生に、ただいまお答えになった続きでございますが、ちょっとお尋ねしたいのですけれども、先生は、国と地方のいわゆる税制、それから行政の現在の立場でこうなってしまったから現実的にはできないという御意見のようでございます。前もって見ますと、昭和四十三年、四十四年、四十五年それから四十九年度は逆に交付税特別会計の方から国の方に貸しているような形があるわけです。そういうことになってまいりますと、交付税というのは国の財源なのか、地方のいわゆる独自の財源なのかという議論にもなってくると思うのです。それから、たとえば交付税率を上げ……
○和田(一)委員 数点にわたって質問をしてまいります。 まず最初に、大臣にお聞きしたいのですが、あらゆる機会に地方行財政の改革という点が叫ばれておりますし、また、自治省もそういう御答弁をいままでされてまいりましたし、地方自治団体にとっては一つの大きなかなめと言えると思います行財政の改革、そういう行財政の改革というものは具体的には一体何なんであろうという点なんですけれども、具体的にといっても、たとえば交付税を何%に上げろとか、そういう答弁は要求いたしませんけれども、こういうもの、こういうもの、こういうもの、これはこうすべきであるという点を、まず大臣のお考えをお述べ願いたいと思います。
○和田(一)委員 それでは数点にわたって質問をさせていただきます。 最初に、厚生省の方にお伺いいたしますけれども、わが国のいわゆる老齢化のスピードは急速に高まっております。将来年金を受けるため現在積み立てを行っておりますけれども、著しい老齢化によって積立金では年金を支払うことが不可能な状態になるときもそう遠くはないと思います。また、一方において、国民年金、厚生年金、共済年金等、異なった年金制度が分立していることなどを考えたとき、わが国の年金制度の抜本的改革を行わなければならないが、この点に対する見解をまず伺っておきたい。 もう一つは、ここ数年来公務員関係共済制度について関係閣僚会議を開くこ……
○和田(一)委員 それでは、きょうは一点だけ質問したいと思います。 TVガイドという週刊誌がございます。これは四月二十八日付の本を持ってまいりましたけれども、この中にこういうのが出ておりましたので、ちょっと読み上げてみます。「ポルノ映画二本がノーカットで放送」と、こうなっておりまして、「本誌既報の日本テレビが購入したポルノ映画「マダム・クロード」と「リップ・スティック」は、ともにノーカットで放送されることになった。「マダム――」は政財界の大物を相手にした売春婦の物語で、一昨年劇場で公開された時、中学生以下が入場禁止になった作品。一方、「リップ――」も、主演のマーゴ・ヘミングウエーが暴行される……
○和田(一)委員 私は、法案の審議に入ります前に、答弁の方のお時間もありますので、地方財政に関連して三点ばかり先に質問したいと思います。 最初に住民税のことなんですけれども、現在、住民税の標準世帯の課税最低限は百四十一万八千円。これは昭和五十二年度にこのようにして、五十三年度は全然手をつけられていない。毎年物価高騰に見合うだけのいわゆる住民税の減税をやってきた。では来年どうするかという問題なんですが、この点について税務当局の考え方を聞きたいと思います。また、大臣のお考えを聞きたいと思いますが、公共料金の値上げとともに相当物価が値上がりしておる。それから五十二年度、五十三年度、来年五十四年度で……
○和田(一)委員 それでは、数点にわたりまして質問いたします。
まず最初に自治省にお尋ねいたしますけれども、今回の改正でさらに十年間も延長される、こういうことでございますが、十年延長する必要性は一体何なのか、また再度延長するような考えはあるのかどうか、そういう点について、基本でございますから聞いておきたいと思います。
【次の発言】 再度延長する見込みかどうかということはちょっと次の質問と一緒に答えてもらいたいのですが、成田用水事業の完成見込みは六十三年度末となっておりますけれども、この十年間を要する理由と、先ほどの再度の延長ということも一応伏線にあるのかどうか、この二つを答えていただきたいと……
○和田(一)委員 御意見大変ありがとうございます。議事録を後でゆっくり読ませていただいて、また検討させていただきますが、まず、深谷先生にお尋ねします。 ただいまの細谷先生と同じ質問でございますけれども、結局この暫定措置が長期にわたると問題であるということをおっしゃいました。その長期とは一体どの程度かという問題があるのですけれども、これは二分の一の制度ができたのは去年からでございまして、現実に交付税特別会計が国から借金を始めたのは昭和五十年からです。そういう点で交付税の率を当然上げなければならぬというのは当委員会のずっといままで続いてきた議論でございまして、また、前に高橋先生がお話をされました……
○和田(一)委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました内閣提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党並びに日本共産党・革新共同提出の修正案に賛成する討論を行います。 今日の地方財政は、昭和五十年度以来毎年二兆円から四兆円に及ぶ財源不足を生じ、まさに地方財政は破綻の危機に瀕しております。今日のこのような財政危機は、われわれが事あるごとに指摘してきたように、地方財政の構造的欠陥であることが如実に示されております。 大平総理は、自民党総裁選に当たって田園都市構想を打ち出し、地方分権を主張してまいりましたが、総理就任後初めての予算編……
○和田(一)委員 それでは、特に地方財政を中心にいたしまして、数点質問をさせていただきます。 まず初めに、国家公安委員長にお尋ねをいたしますが、例の三菱銀行北畠支店の事件が起きまして、まことに残念な事件でございます。被害者の方の御冥福を心からお祈りを申し上げます。 それからすぐに二、三の銀行の事件があった。それで、きのうとおとといと、まことに交番のすぐ隣、または一軒置いて隣の郵便局がやられた。このように金融機関の強盗事件といいますか、頻発しておる。これはずっと毎日記録しておれば、本年に入ってからでも相当な数だと思うのですけれども、こういうことで警察の方としては、金融機関の防犯体制、特に交番……
○和田(一)分科員 私は、具体的に数点にわたってお聞きいたしますので、まず、要点を申し上げて質問したいと思います。
大臣もよく御存じの渡良瀬遊水池の問題なんですけれども、この遊水池をどのようにされるおつもりかということをひとつかいつまんでまず御説明願います。
【次の発言】 これは例の足尾鉱毒事件に端を発します遊水池でございますので、これは地元としては、私も大臣のお隣の栃木県でございますから、一番関心を持っているわけでございますけれども、いまおっしゃった貯水池の建設の問題について、二、三ちょっと具体的に質問いたします。
まず最初に、あの中でヨシアシ業者がいまして、特によしずをつくる人たち、こ……
○和田(一)分科員 私は、特に中小企業の人たちのことについて三つばかり質問したいと思います。 特に中小企業というのは御承知のとおり、そちらから出た資料でございますけれども、国民経済における地位は事業所数で約九九%、それから従業員数で七二%、とにかく物すごく大きなウエートを占めておりますし、また特にその中でも小規模企業といいますか、それが約八割強、こう言われております。いまのこの不況で中小企業自体がもう必死になって生きている、そういう現状でございますので、私もつぶさにそういうことを見てまいりまして、御質問申し上げたいと思います。 まず第一点は、小企業の経営改善普及事業で資金の融資制度がござい……
○和田(一)分科員 私は具体的な問題で数点御質問を申し上げますが、明治三十年代から四十年代にかけまして、栃木県の谷中村というところで、御承知のとおり、いわゆる公害の原点と言われる足尾銅山の問題で谷中村が廃村になりました。その辺一帯の人たちが全部追いやられて、そこに渡良瀬遊水地というのが現在できております。これはいろいろな歴史を持っております。また田中正造代議士の活躍でも知られる場所でございますけれども、そういう由緒のある土地のことについて私は質問をしていきたいと思います。 まず、その谷中村の跡に建設省が現在管轄しておられる渡良瀬遊水地がございますが、その遊水地の中で水がめ構想、いわゆる貯水池……
○和田(一)分科員 数点にわたって御質問いたします。 まず最初に、歩積み両建ての問題なんですけれども、大臣の方にお聞きいたします。実はいわゆるにらみ預金、歩積み両建てにつきましては、いろいろいままでも国会でも御答弁がございまして、大体伺っておるのですけれども、実は私、選挙区が栃木県でございまして、栃木県の私どもの党の組織で中小企業の実態調査をやってみたんです。そのときにこういう結果が出ましたので、ちょっと結論のところだけ読んでみます。これはあくまでも私どもの調査でございます。 歩積み両建て状況につきましては、「にらみ預金、歩積み、両建て等の拘束預金の銀行からの要求があった件数は二一・四%に……
○和田(一)分科員 私は、中小企業の保護育成につきまして三点質問いたします。 まず最初に、私たちも中小企業の皆さん方の相談もよく受けますけれども、その中身はやはり最終的には金融ということになってしまいまして、そういうことで具体的な例で申し上げますと、いわゆる信用保証協会のお世話になるということでございます。その信用保証協会、いわゆる中小企業信用保険法、この運用につきましては、特に現今でございますので、保険公庫から保証協会の代位弁済をもう少しふやしてもらいたい、そういう要望が強いわけです。その点につきまして、これは、ある要望でございますと、百分の七十を百分の八十にしてもらいたいとございますけれ……
○和田(一)分科員 三点についてお尋ねいたします。
まず、国立、公立、私立等の大学を問わず、その県内に人文社会系の学部のない県はどことどこか、ちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私、栃木県の関係が深いものですから栃木県の場合を申し上げますと、公立高校だけの統計でも、例年七千人から七千五百人の大学進学希望者がおります。そのうち約半数は人文社会系に進学希望しております。これらの生徒はすべて県外に出てしまう。ですから、そのほかの鳥取、福井、宮崎も同じようなケースだと思うのですけれども、この不均衡をどういうふうにお感じですか。
【次の発言】 お説はよくわかりましたけれども、しかし、県内に……
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