武田一夫 衆議院議員
34期国会発言一覧

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武田一夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは武田一夫衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

武田一夫[衆]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第21号(1977/04/22、34期、公明党・国民会議)

○武田一夫君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま提案されました漁業水域に関する暫定措置法案について、総理並びに関係各大臣に質問いたします。  過去数世紀にわたる公海自由という海洋秩序の原則が、海洋分割という世界の大勢によって崩れ、新しい海の秩序づくりに向かって大きく動いておるわけであります。  この激変の中で、海洋国日本は必然的に甚大な影響を受けておりますが、いまこそわが国は、長期展望に立脚し、海洋政策全般に及ぶ基本方針を確立すべきであることは、これは言うまでもありません。しかるに、今回の日ソ漁業交渉の中断にいみじくも象徴されましたことは、これとは全くうらはらなわが国政府のろう……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 衆議院本会議 第28号(1978/04/28、34期、公明党・国民会議)

○武田一夫君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま報告のありました、いわゆる昭和五十二年度農業白書並びに林業白書、漁業白書に関し、内閣総理大臣並びに関係大臣に対し、基本的な問題にしぼって質問いたします。  まず第一に、わが国農業の位置づけと、その再建、発展のための基本的方途についてお伺いしたい。  今回の白書は、マスコミ等でも、内憂外患の中の農業白書と言われているように、第二次減反という内憂、そして農産物の輸入圧力という外患に象徴される厳しい環境の中で公表されたものであります。  本年以降の減反では、転用可能な水田はすでに転用され尽くしたにもかかわらず、約四十万ヘクタール、実に全九州の水田……

武田一夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

武田一夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会 第7号(1977/03/22、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私から二、三お尋ねしますが、いろいろと各委員の質問、それに対する答えを聞いておりますと、スミチオン、名のとおり、どうも黒々とした「墨チオン」であるような感じがしてなりません。これは「澄みチオン」にしたい、私はこう思います。そういう意味で、いまハチみつの問題が出ましたけれども、ミツバチの件につきまして、先日、私の住んでいる宮城県の協会の会長が来まして、大変なことだ、ハチの存在というのを農林省は知っているのか、その役目というのを知っているのかというのをよく聞いてもらいたい、こういうことを私に訴えてまいりましたが、その点、ハチの働く役目についてどのように認識しているか、まずお聞きしたい。……

第80回国会 農林水産委員会 第15号(1977/04/07、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 政府の「総合食糧政策の展開」、この点について最初に、これは政務次官にお尋ねいたします。  政府が七五年八月に発表した「総合食糧政策の展開」で、私は新しい農政の路線が一応これで出されたのではないかと思いますが、その中で私は何点か伺いたいと思うのであります。  過去の日本の農政を見てみますと、農業観の転換、農政の理念というもの、あるいはまた路線の変更というのが非常に反省と検討がなく行われていたような気がしてなりません。私は、日本の農業の中で、いろいろの事情があったでしょうけれども、たとえば高度経済成長の中でなぜ日本の農業がこのように破壊されたのか、そしてまた、いま農業がこのような危機に……

第80回国会 農林水産委員会 第17号(1977/04/13、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 まず最初にソ連の二百海里水域問題に関して一点お聞きいたします。  これは新聞でも御承知と思いますが、四月七日、釧路の沖合いで地元の船が四十一隻あるいは三十八隻、韓国漁船が九隻その辺で操業している。それがなかなかずうずうしく操業している。しかもこれは十キロ、十一キロという禁漁区域内での操業をしていた。それに腹を立てた地元の船が海上デモをして追い出したという事件がありました。私の想像では、恐らくそうした取り締まりの非常に弱腰な国の態度、そういうものに切歯扼腕する思いで、危険の覚悟を決めたデモではないかと思いますが、聞くところによりますとこういうことがしょっちゅうあるので、何とかこれを退……

第80回国会 農林水産委員会 第20号(1977/04/21、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 最初に領海問題につきましてお尋ねいたしますが、その前に、大臣が十三日記者会見をされた席上におきまして、いま北方領土も漁業問題もどちらも傷つけることはできない、悪戦苦闘の状態である、こういうふうに述べられたそうでございますが、私、地元の石巻という漁協に帰りましたら、その話を皆さん方が聞いておりまして、非常にがんばっている姿に、われわれも大変だけれども耐え忍んでいくんだ、ひとつ勇気ある決断をもってこの問題の解決に当たっていただきたい、そういう伝言をしていただきたいということを依頼されましたので、一言申し上げて質問に入らせていただきたいと思います。  まず、国際海峡についてでございますが……

第80回国会 農林水産委員会 第26号(1977/05/17、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私はまず最初に、厚生省にお伺いいたします。  年金全体の問題に対しましてお伺いいたしますが、わが国の年金制度が昭和四十八年の改正によりまして、いわゆる夫婦五万円年金という時代を迎え、政府は国際的にもひけをとらないような年金というものに入った、こう言ってきたわけでございます。しかしながら、これは考えてみますと、あくまでも厚生年金だけのことでありまして、しかも標準者モデルによる完全年金をもらえる人というのは、実際の受給者の水準はこれを下回っている、これはよく御承知のとおりだと思います。さらに国民年金に至りましては、制度発足後十五年、政府の言うようないわゆる二十五年の完全年金を受けられる……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 農林水産委員会 第4号(1977/10/27、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私は、いま政府が計画されようとしております米需給均衡対策、この問題につきまして若干の質問をいたしたいと思います。  いま、東北、北海道等収穫期の真っ盛りでございます。実りの秋でございますから張り切って仕事をやる、そういう状況が見られていいわけでございますが、働く皆さん方の動作の中にどうも生気が感じられない、非常に元気のない様子、仕事に身が入らないという様子を、あちこち歩きまして感ずるわけでございます。それもむべなるかな、ことしは御承知のとおり低い生産者米価に抑えられたという中にあって、またぞろ来年は米が余っているということで生産調整があるんだということが農家の皆さん方の耳にも入って……

第82回国会 農林水産委員会 第8号(1977/11/17、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 いよいよあす県への配分が行われるということが聞かれておりますが、そうなりますと、きょうはまさにその配分の前夜であるということで、これは各地域におきまして農家の皆さんは戦々恐々としておるというのが現実の生産調整の問題でございます。  私の宮城県では、これはもう絶対反対だというのろしを、十三日、十四日、各農協が団結して、おいしいお米を食べさせる宮城県は何としてもその先頭を切るんだという集会を開きました。私も、その農家の方々の代表の血の出るような悲しい叫び声を聞いてまいりました。最近も当地にまた多くの生産者の代表が来て、何とかわれわれ農家の生きる道を考えてくれと真剣でございます。ある農家……

第82回国会 農林水産委員会 第9号(1977/11/22、34期、公明党・国民会議)【政府役職】

○武田説明員 本法が施行されましたときに、農林漁業金融公庫としてそれに対応する準備ができておるかという御質問でございます。  先生御承知のように、水産関係の融資につきましては、私ども公庫発足当時以来相当幅広く行ってまいっております。水産関係の専門家も多数養成されておりますし、また融資の手足といたしまして、私どもの支店あるいは事務所は全国で十八カ所しかございませんけれども、御承知のように、地方銀行あるいは信漁連等の系統機関に業務を委託いたしまして、津々浦々といいますか、漁村のすみずみまで私どもの資金を今日まで利用していただいております。したがいまして、今後この資金を扱うようになりましても、これを……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 災害対策特別委員会 第18号(1978/06/16、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私は地元仙台におりましてこの地震をまともに体験した一人といたしまして、しかも私は、仙台の地震の中でも東南部が非常に被害を受けている、その東地域の団地の一角に住んでおりまして、夕方東京に帰ろうとするときにこの地震に遭ったわけでございます。縦揺れが参りまして、ちょうど足元が激しく棒でたたかれるような思いで、その後に大きな揺れが参りまして、一瞬にして電気がとまりまして、その団地二万三千世帯、一様に大変なる。パニック状態でございまして、その中には九階建ての市営住宅もございましたが、これなどは不等沈下、そして各戸のとびら等々はもうすべて動かないという状況でございました。不幸にして二十三名にわ……

第84回国会 災害対策特別委員会 第19号(1978/07/11、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 午前中に引き続きまして宮城県沖地震について二、三の質問をいたしたいと思います。  前回の委員会におきましてもいろいろな問題について質問をいたしましたけれども、きょうは山本、島野両参考人もおいででございますし、けさほどいろいろとお忙しい中るる意見の陳述もございましたので、そういう問題も含めまして若干質問いたします。  まず、今回の地震が、いずれにしましても市、県だけの力ではどうしようもない問題であるということの認識においては、これは政府側も、県、市町村、あるいはすべての段階において認めているわけでございますので、一日も早い国の力強い援護を私は最初に要望しておきたいと思うわけでございま……

第84回国会 農林水産委員会 第1号(1978/02/09、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 一時間の持ち時間で、生産調整の問題とそれから三全総、その中に占める農業、農村の役割り等につきましてお尋ねをいたします。いま、御承知のとおり、農村、農業というのは非常にのっぴきならない局面に当面しておるわけでありまして、不況が長引いておりまして、農家の経済も少なからずその影響を受けておりまして、さらに黒字減らしの一環としての農産物の自由化、関税の引き下げ、あるいはまた前代未聞とも言うべき減反政策、私はまさに内憂外患とも言うべき試練の年がこの七八年ではないか、こう思うわけでございまして、そのときに中川農林大臣が登場したということは意義があるのではないかと私は評価しておるわけでございます……

第84回国会 農林水産委員会 第5号(1978/03/23、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 畜産という産業は農業の中で特に大事な部分だ、飢饉、災害等いろいろな状況に置かれたときに、そうした窮地から国民を救う大事な産業だ、こういうふうにある学者は言われています。そういうことを考えますと、これは国の繁栄あるいは国民の生命を守るという観点から振興の面には力を入れていかなければならない非常に重要な産業だと思うわけですけれども、現在政府のとっている畜産振興の実態、今後の動向、特に五年あるいは十年先をどういうふうに見ているのか、そういうことからまず説明をしていただいて、政府の取り組みの姿勢を聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 それにつきまして、いまのデータに沿った畜産農家……

第84回国会 農林水産委員会 第10号(1978/04/06、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 森林組合法案について、この森林組合制度を分離した森林法の問題、この問題をまず最初に取り上げてお尋ねをいたします。  この森林法によりまして、森林組合を抜くとどうなるかという議論の中で、多くの方の中に、公益だけを重んずる法律になってしまうんじゃないか、すなわち森林計画制度とか保安林制度を中心とした国の森林資源政策の貫徹といいますか、そういうことを意図したいわゆる公的機能の維持や発揮という任務だけ強くなってしまう。ある人に言わせれば、これは公益の名のもとにおける国家統制法のようなものじゃないか、警察立法と言っても差し支えないというような議論さえ出ておるわけでありますが、そうした危惧に対……

第84回国会 農林水産委員会 第12号(1978/04/11、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私は、森林組合法につきまして、その内容の充実を図るために先週もいろいろと質問いたしましたが、きょうはさらに、日本の林業の振興発展のために、先週に続きまして二、三質問いたします。  まず、この間外材の問題を取り上げたわけでありますが、この外材輸入の問題について二、三の質問をいたしますので、どうかひとつ確信のある答えをお願いしたいと思います。  最近、外材の輸入が非常に多過ぎて国産材が圧迫されているということは、この間もお話ししましたし、政府としても認めているわけでありますけれども、国産材が圧迫されるということで、林業界においては、これは商社や外材を扱う木材業者任せのそういう実態がわれ……

第84回国会 農林水産委員会 第13号(1978/04/12、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をいたします。  近年におけるわが国の農業の課題は、御承知のとおり米の過剰とかあるいは食糧需給の不安定というような様相を背景としまして、輸入の依存度が高まっている麦あるいは大豆などの畑作物を中心とする総合的な、やはり食糧自給の強化というのが大きな課題になっているわけでありまして、それだけに畑作振興などに関する施策の整備充実は非常に大事なことであります。  この農業共済制度ができましてからもう三十年間経過いたしまして、農業災害から農家を守り、さらにまた農家の経営を安定、確立という目的を果たすためにいろいろと……

第84回国会 農林水産委員会 第18号(1978/04/25、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私は、時間の許す限り、三点についてお尋ねします。  まず最初に水産庁にお尋ねします。  日ソ漁業協力協定については、午後から集中的にいろいろ審議がなされると思いますけれども、これは一応の妥結を見た。しかしながら、残念ながらサケ・マスの漁獲量は四万二千五百トンというような、これは昨年の漁獲量に比べて三一・四%という大幅な減少、ここ二年間通算しますと五〇%以上の減少という厳しい状況に追い込まれたわけでございます。二百海里時代に対する対応の仕方が非常に不手際だった、これがこんなにも深刻に日本の漁業、そして漁民を苦しめるような打撃を与えるとは恐らく政府も予想だにしなかったと私は思うのであり……

第84回国会 農林水産委員会 第19号(1978/04/26、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私は、明日ときょう分けまして、農業者年金法の一部改正並びに農林漁業団体職員共済組合の年金等の問題について、基本的な大綱的なものをまずお尋ね申し上げたい、こう思うわけであります。  この農業者年金制度というのは、農業の経営移譲及び老齢について必要な年金の給付を行う、そのことによって、まず一つは農業経営の近代化、さらに農地保有の合理化に寄与する、さらに農業者の老後の生活の安定並びに福祉の向上に資する、こういうことで昭和四十六年一月に発足した、こういうわけでございますが、七年目を迎えました。そこで七年間の経緯をたどってみて、果たしていまそこに述べられましたような経営の一種の若返りというよ……

第84回国会 農林水産委員会 第20号(1978/04/27、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私は、昨日に続きまして、農業者年金基金法の一部を改正する法律案並びに昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案について、多少内容的なものを含めまして掘り下げた質問をしてみたいと思います。昨日は、基本的な問題につきまして政務次官等に伺いまして、政府のお考えの一端をお聞きしたわけでありますが、この農業者年金制度というのは、農業経営主とその後継者を対象とした年金制度であるということを考えますと、やはり安心して農業に従事できるというような体制がどうしても欠かせない要件でございます。それだけに、こうした制度が内容の一層充実するこ……

第84回国会 農林水産委員会 第26号(1978/05/30、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私は、農産種苗法の一部を改正する法律案につきまして、関係当局に二、三の質問をいたします。  まず、政務次官にお尋ねします。  この法律、現行の農産種苗法というのは昭和二十二年に制定された。その間今日まで多少の改正がありましたけれども、本格的な改正は今回が初めてでございますから三十年ぶりといいますか、これは農業の基本法とも言うべき大切な法ではないかと私自身は思うわけです。というのは、御承知のとおり、よき種がよき苗となり、そして花を咲かせ、実をならす、これはもう自然の道理です。そういうことを考えますと、いままでどういうわけでこうした改正というものが行われずに三十年も来たのか。作物のよし……

第84回国会 農林水産委員会 第28号(1978/06/01、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私は、三点について質問します。  まず最初に、近年、特に農村におきまして農村特有の病気が発生している。この間は、私は近代化による機械の導入ということによって起こる災害については一応質問しておきましたけれども、今回は、その農村特有の病気、すなわち、稲刈りの際の脱穀あるいはもみすり、あるいはまた農薬散布などによって引き起こすようなぜんそくや気管支炎、こういった呼吸器障害、これが非常にふえているという実態。さらにまた、農作業の過労。農家の方々というのは、集中的に働くというところからも、腰痛、ぎっくり腰とかというものが多い。あるいはまた水田性皮膚炎あるいはまたかぶれ、それからハウス病、その……

第84回国会 農林水産委員会 第35号(1978/07/05、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 五十三年度産米の政府買い入れ価格が間もなく決定する、その緊迫した状況の中にあるわけでございますが、若干の質問をいたして、政府の見解を伺いたいと思うわけでございます。  まず最初に、米価というのは、再三話がありましたように、食管法の趣旨にのっとりまして、再生産を確保できるというその基本を忠実に守り、適正な価格で決めるということ、それは農家にとっては生活を守るということにもつながると私は思うわけであります。しかしながら、最近のいろいろの報道等によりますと、食管の赤字の解消やあるいは米の過剰基調等の理由から、政府の一方的な考えによって米が据え置きであるというようなことも報道されるに及びま……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 災害対策特別委員会 第3号(1978/10/19、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 宮城県沖地震につきましてお尋ねするわけでありますが、その前に、通告なしで申しわけございませんが、北海道虻田町の有珠山の火山灰の汚泥による被害が緊急にして非常に重要な問題であるということが地元のわが党の野村光雄議員から報告がありました。私もかつてその被害状況を視察に行ったということで、これは二次、三次災害が心配されるなと思っておりましたら、案の定十六日に三十ミリほどの雨が降りまして、それが温泉街の住民の家屋等に大きな被害を与え、今後これ以上の雨が降ったらどうなるんだという非常に心配な事態がございますので、この点につきまして二、三お聞きしたいと思うのでありますが、当局といたしましてはそ……

第85回国会 農林水産委員会 第3号(1978/10/18、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 二、三の質問をいたします。  まず最初に、日中関係の正常化に従いまして、農林水産業関係の今後の中国とのつながりといいますか、交流という問題につきましてお尋ねいたします。  六年越しの懸案であった日中条約が締結された。今後日本と中国との緊密の度合いは一層深まっていくわけでありますが、こういう中におきまして、やはり一番近い国でもございますし、多くの資源も抱えている、広大な土地を持っている中国と日本というものは、農業、漁業、水産というあらゆる面で相当いろいろな角度から今後交流があろうかと思いますが、まず一つは、そうした農林水産業として、今後農林省として中国との交流、貿易が中心になりますで……

第85回国会 農林水産委員会 第6号(1978/11/22、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私は、米の問題、それから内水面養殖漁業、そしてコレラの問題、この三点について、各当局にお尋ねいたします。  まず最初に、五十三年度から行われております水田利用再編対策、県や市町村あるいは農業団体、農家の懸命な努力によりまして非常に目標率が達成して、予想以上の効果を上げたということでありますが、しかしながら、その中身を見てみますと非常に問題があるんじゃないかという点、二、三指摘しますと、一つは、この農家の方々の対応の仕方というのはやはり緊急避難的なものを明らかに意図して、本人たちも配分だけをこなすんだというような気持ちで緊急避難という、そういう性格を明らかにしている。これがまず一つ。……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 農林水産委員会 第2号(1979/02/20、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私、最後ですのでひとつよろしく。いろいろいままで質問ございましたが、私も、渡辺農林水産大臣の所信表明等につきまして、三十分間の時間で二、三質問させていただきます。考えてみますと、いまの日本の農業というのは非常に厳しい環境にございます。正直言いまして、米の豊作が喜べない環境、あるいはまた海外からの厳しい農産物輸入の自由化攻勢、特にまた昨今、財界あるいは労働界から食管制度を含んだ農政に対する批判というようなものが起こりまして、内から外から大変な環境である。大臣はそういうときに就任されたわけでありますから、こうした内外の厳しい環境に取り組む相当な決意を持っておいでである、こう私は信じてい……

第87回国会 農林水産委員会 第6号(1979/03/22、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 私は、三十分しか時間がございませんので、二、三、簡潔なお答えをいただきながら重大な問題を質問したいと思います。  五十四年度の酪農施策並びに政策価格に関して、まず大臣に若干お伺いいたします。  今月の下旬に価格が決定するわけですが、これが今後の米価あるいは麦価、その他いわゆる農産物の価格に大きな影響があるだけに、あちこちではどうなるのかという非常な関心事でございますので、そういう意味からひとつ私は二、三質問したいと思うのです。  私たちは三月七日、大臣に党の衆参の農林水産常任委員が申し入れをいたしまして、生産者の所得補償と畜産物の再生産が確保できる水準で価格の決定等には配慮していた……

第87回国会 農林水産委員会 第12号(1979/05/09、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 農業者年金基金法の一部を改正する法律案について、若干質問します。  まず最初に、農業者年金基金の内村理事長がおいでになっておりますので、多少お聞きいたします。  現在、御承知のとおり、厚生省が年金の大改正の方針を打ち出した。午前中以来この問題についで触れられておりますが、その中身の柱というのは、要するに保険料率の引き上げ、さらにまた老齢年金の支給開始年齢の引き上げ計画の策定が中心になっている。これは年金全般の相当大きな改革でありますし、今後の大きな問題となるということで、今後いろいろと取り上げていかなくてはならないと私は思います。  そこで、その大きな原因は財政的な問題である、こう……

第87回国会 農林水産委員会 第13号(1979/05/22、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 本日は三人の参考人の皆さん本当に御苦労さんでございます。  最初に二つの問題について三人の方にお尋ねいたします。  一つは、先ほどお話ありましたが、世界的に肥料の需給の逼迫というものが非常に問題になっておる、特に資源の面においていろいろむずかしい問題が発生している、こういう話でございますけれども、今後の見通し、特に資源が無限なものかあるいは今後新しい活路を求める方向というのは検討しなければならないのかどうか、この点についてそれぞれお考えがございましたらお聞かせ願いたいと思います。  それからもう一つは、日本の農業は内外ともに非常に厳しい環境の中にあるわけでございまして、そういう中で……

第87回国会 農林水産委員会 第16号(1979/05/30、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 六人の参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。時間が余りございませんので、全員の方にお尋ねすることもできないと思いますので、何人かの方に特にお尋ねいたす点を申し上げたいと思います。  まず、吉田さんにお尋ねいたしますが、吉田さん、「農林年金」の雑誌に巻頭言を書かれておりまして、読まさしていただいております。先ほどもお話がございましたが、農林年金というのは共済組合である、共済というのは相互扶助であるということを強調されております。ところが、先ほど後藤さんは社会保障の一つとして位置づけるべきだというお考えを申し述べました。意見も二つに分かれているわけでありますけれども、吉田さんの……

第87回国会 農林水産委員会 第20号(1979/07/12、34期、公明党・国民会議)

○武田委員 時間が二十分ですので、二、三の点お尋ねいたします。  きょうあす米審が行われまして、いま日本の農家の皆さん方はその成り行きを注目しているわけでございますが、私は、農業というのは常に、大臣も御承知のとおり、日本の農業だけでございませんが、各国とも国の基盤産業として大事な部門であるということ、これは古今東西間違いない事実であると思います。農業が衰えて国が滅んだ、そういう歴史は多々あるわけでございまして、そういうことを考えますと、私は、この米価の問題一つとりましても、農業の興亡にかかった大きな問題である、こういうことを考えるときに、ひとつ真剣に農家の皆さん方の生活が、そして農業というもの……


武田一夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院34期)

武田一夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第4号(1977/03/30、34期、公明党・国民会議)

○武田小委員 まず二、三の点についてお聞きいたしたいと思いますが、農林省が二十八日に五十二年度の豚肉並びに牛肉の安定基準価格あるいは安定上位価格を示しましたが、御承知のとおりこれは非常に引き上げ率が低い。二・四%とか三・一%というのは昨年度の例から見ると半分以下である。またきょうの新聞でも御承知のとおりに、加工原料乳の保証価格も四十七年来の低価格に抑えてしまったという、超抑圧型の決定というのがうかがわれるわけでございます。これに対しまして、生産者団体はもう大変な怒りでございます。われわれの経営をまことに無視した政府の行き方、われわれがせっかく苦労して、苦しい中、大変な中を何とか今日ここまでこぎ……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1977/03/14、34期、公明党・国民会議)

○武田分科員 私は、冷害の問題につきましてお聞きいたしたいと思います。  御承知のとおり、大臣は岩手県、私は宮城県、隣の県でございますし、冷害で非常に騒いだ大変な地域でございます。そのほか雪もございまして、東北、北海道そしてまた四国などでも最近非常な損害が出ておりまして、これはもうどうしようもないという事実、しかもどうもことしもいろんなお話を総合しますと、異常気象が続いてことしの夏も冷害じゃないかという不安が農家の中には非常に深刻に浸透しているようでございますので、そういう観点から、この問題について農家の方々が万々が一そういう場面にぶつかったとしても、万全の対策をとらなければならない。毎年同じ……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1977/03/15、34期、公明党・国民会議)

○武田分科員 私は、戦後最大の不況の中で、いまだに低迷状態から脱出できない中小零細企業、特にその中でも下請の企業の方々の苦労というのは、これは痛くはだで感じている一人でございますし、私のいる宮城県というのは東北の中心とは言いながら典型的な中小零細企業の県でございます。そういう多くの一生懸命働きながら苦労している方々、そういう下請企業の保護育成という面につきまして、二、三の角度から、政府はどのような保護育成を考えているか、いろいろお聞きしたいと思うわけでございます。  まず大臣が五十二年度予算について、通産省予算は一般会計で前年度比四・三%増であるけれども、中小企業関係予算として一一・八%増で十……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第2号(1977/03/12、34期、公明党・国民会議)

○武田分科員 私は、体育の問題から、ひとつお伺いしたいと思います。  いま知育、徳育、体育と言われておりますように、どうも知育、学力偏重というような傾向が余りにも強い。ところが、小学校、高校あるいは大学に至っても、いろいろのケースに非常に体力の弱い子供が多過ぎる。私の学校であります東北大学において、ある教授が入学生の一割テストした。そうしましたら、老人的症状を示す学生さんがいまして唖然とした。たとえば、懸垂をさせると懸垂ができなかったのが一割いた。そして息切れ、動悸、食欲不振というような学生さんが何と三割近くいた、そういう実態があります。小学校に行っても、最近の子供はそういう体力が弱いというこ……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1978/03/02、34期、公明党・国民会議)

○武田分科員 私は過疎対策について二、三お尋ねいたします。  この過疎対策、すなわち国土の均衡ある発展のためには非常に大事な問題でございますから、私は国政の基本路線であって、しかも今後二十一世紀に向かっての重要な政策課題だと思うわけでございます。過疎過密の解消というのがその中の一つの大きな仕事ではないか、私はこういうふうに思いますが、最近三全総が打ち出されまして、人間生活を重視し、住みよい地域社会の形成、こういうものをうたいながら、いわゆる地方圏定住構想を打ち出して、その仕事が今後十年をめどに行われる、こういうわけでありますけれども、過疎問題の解決は国だけでもできない。地方自治体の協力がもちろ……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1978/02/27、34期、公明党・国民会議)

○武田分科員 私は五点ほど質問いたします。時間の関係で最初に一括して質問申し上げます。号して残り時間がありましたら、再質問させていただきます。  まず最初は、最近、非行化の問題が非常に巷間をにぎわせておりますけれども、最近のニュースでございますけれども、福井県のある中学校で、非常な非行化のために学校がお手上げである、それで、新聞記事によりますと、「PTAがたまりかねて校内監視――授業参観の名目で校内パトロール」さらに、それに対して「県教委は静観」している。新聞の中では「情けない無責任無気力教師」の状態等々というような報道をしておりますけれども、これは実態はどうなのか、そして、それに対して大臣と……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1979/02/28、34期、公明党・国民会議)

○武田分科員 私は鳥獣保護の問題について二、三質問いたします。  大平総理は施政方針演説の中で、これからは文化を重視する時代である、あるいはまた人間性の回復をあらゆる施策の理念としていく、こういうふうに言っております。私は、こういうことは非常に大事な問題で、非常に同感でありますが、その中に、われわれ日本の現況を見たときに、高度経済成長の中でどうも自然環境の破壊があった、そして鳥獣というものに対する思いやりがなかったのではないか。それがいろいろな面にひずみを及ぼしている、こう考えるとき、環境庁長官としては、こうした自然というものを、言うならば文化遺産としてやはり末永く保存していく大事な立場でござ……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1979/03/01、34期、公明党・国民会議)

○武田分科員 大臣にまずお尋ねします。月並みな常識的な質問ですが、現代のわれわれ一般庶民がいろいろ不安を持っています。この生活の中で心配がある。大体、現代の不安が五つある、こう言われているのですが、大臣、この五つというものがどういうものかということは一応御存じだと思いますが、大臣はどう思いますか。いまの一般庶民が生活を送っていく上において不安が五つあると言われているのですな。大臣、何だと思いますか。これ、常識的な問題だと思いますが、ちょっと、そういうのは聞いたことがありませんか。
【次の発言】 いまわれわれがあちこちでいろいろな新聞、ラジオあるいはまた生活している方々にお聞きしますと、生活、人……



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