工藤晃(東京) 衆議院議員
34期国会発言一覧

工藤晃(東京)[衆]在籍期 : |34期|-35期-37期-38期
工藤晃(東京)[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは工藤晃(東京)衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

工藤晃(東京)[衆]本会議発言(全期間)
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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 衆議院本会議 第4号(1977/08/01、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤晃君(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表し、総理の見解をただすものであります。  第一は、当面の経済政策についてであります。  最近の経済状況は、あらゆる点から見て、日本経済が深刻な構造的危機に陥っていることを示しております。したがって、この構造的危機を打開する政策をとるかどうか、ここに国民生活を守る上での根本問題があります。そして、補正予算のあり方にしろ、来年度予算のあり方にしろ、それらを定める際の前提もまた、この根本問題にはっきり答えることにあるのであります。  日本共産党は、この見地から「日本経済への提言」を発表し、この構造的危機を打開する経済再建五カ年計画の実行を提唱したわけ……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 衆議院本会議 第27号(1979/05/22、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤晃君(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表し、日米首脳会談等について質問します。  今回の日米首脳会談での合意は、「実り豊かなパートナーシップ」というふれ込みでありますが、その中身は、日米安保条約を軸に、政治、経済、軍事の各方面にわたって、日本をカーター政権の世界戦略に一段と深く組み込み、とりわけ、日本の補完的な軍事責任分担の強化を図るなど、日米支配層の八〇年代戦略の基本構図が描かれたものだと考えます。  まず、外交、安保の問題であります。  第一に、中国のベトナム侵略についてであります。  わが党の宮本委員長は、日米首脳会談の直前に、総理に対して、中国のベトナム侵略には厳しい態度をと……

工藤晃(東京)[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

工藤晃(東京)[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 商工委員会 第4号(1977/03/04、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、通商行政の基本問題にかかわる問題として伺いますが、いま、というよりも最近の日本経済の状況が、不況が長引き、同時にインフレーションが重なってきているスタグフレーションといったような状況でありますが、その中でインフレーションは、まさに国民に対しては両極分化的な、つまり働く国民や中小零細企業にとっては一層厳しい状況をつくり出す、それに重なって不況、この中で大きな資本はますます小さな資本、業者を犠牲にし、勤労者を犠牲にする、そういう方向で進んでいるわけであります。  そのことで、特に小売分野につきまして、最近の大型店、大資本の進出の状況は、これは一つの重要な問題となってき……

第80回国会 商工委員会 第6号(1977/03/22、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、共産党・革新共同を代表しまして、輸出保険法の一部を改正する法律案について御質問をします。  この問題は、これまでの高度成長政策のもとで進められた輸出政策、貿易政策、対外経済政策等が一体どういうものであったかということと、そしてまた、今日の内外の情勢において、日本はこれらの面でどのような道を選択しなければならないかということと結びつけてこの新しいボンド保険の問題を検討しなければならないと思いますが、きょうはひとまず総括的な質問ということで、最初にこの改正法案の内容を正しくつかむという点で、まず二、三の点を質問する予定であります。  これは改正点と運用についてのことで……

第80回国会 商工委員会 第9号(1977/04/06、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は前回の質問に続いて質問を行いますが、前回の質問で余りはっきりしなかった点の一、二点ばかりを最初に質問してから進みたいと思います。  その一つは、予算委員会におきましてソウルの地下鉄問題が取り上げられました。わが党の正森委員が、三菱商事の田部社長が参考人として来られまして質問を行ったときに、海外経済協力基金に輸出入契約申告書を出したときに、予想利益は二%と書かれ、それはその後何の修正もなかったということや、しかしその後実際上三菱商事にとっては約一一%の利益が出た、二%でなしに二%の利益が出たということについて田部参考人がいろいろ説明をしましたが、FOB以後のリスクを商……

第80回国会 商工委員会 第13号(1977/04/19、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表しまして、独占禁止法改正の政府案に対しまして質問いたしますが、もとよりわが党は社会党、公明党・国民会議、民社党と野党四党の案を出しております。これは七十五国会における五党修正案の内容と同じであり、第七十六国会にやはり四野党で出したものと同じ内容のものでありますが、私は、この内容でこそ改正しなければならないという立場から質問をいたします。  さて、そうは申しましても、きょうは最初の質問にもなりますので、最初に少し私たちの考え方、立場をもう一度改めて述べておきたいわけでありますが、問題が紛糾したときに原点に戻れということが言われておりますが、……

第80回国会 商工委員会 第16号(1977/04/22、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、前回の質問に引き続きまして、第七条の排除措置のところについての質問がまだ十分終わっておりませんので、引き続き続けます。  それで、ここでは第三条で私的独占や不当な取引制限の禁止をし、それから第六条の中の第一項、第二項でそれらの排除措置について規定されているわけでありますが、ここでこういう行為を排除する、そのために「当該行為の差止、営業の一部の譲渡その他これらの規定に違反する行為を排除するために必要な措置を命ずることができる。」ということになるのですが、この「その他これらの規定に違反する行為を排除するために必要な措置を命ずることができる。」ということをめぐっての、実……

第80回国会 商工委員会 第26号(1977/05/25、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 共産党・革新共同を代表しまして本件について質問を行いますが、この法案はもともと日韓大陸棚協定と内容の上で不可分であるというだけでなく、本国会におきまして、外務委員会においてわが党はただの一人の質問も行われることなしに質疑が打ち切られ、採決が強行されたといういきさつもございますので、これからの質問の中では協定の問題も絡めまして幾つかの質問を行いたいと思います。  わが党・革新共同の立場から言いますと、自主的、総合的エネルギー政策を進めなければならないという基本的な立場でありますが、この協定と法案は多くの疑惑があります。たとえば石油のメジャーの海洋分割に踊らされているのでは……

第80回国会 予算委員会 第4号(1977/02/09、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、総理並びに閣僚に、施政方針演説に見られます一般方針、基本方針並びに予算案に関連しまして質問いたします。  初めに、総理の政治姿勢にかかわる問題といたしまして、その一つといたしまして、総理の教育勅語に関する発言について質問します。  総理は、二月五日、わが党春日参議院議員の質問に対し、「教育勅語の示しておる人の道というものは、これは今日においても脈々として生きておるし、またこれを生かしていかなければならぬと、こういうふうに考えるのであります。」と答弁されましたが、教育勅語について戦後衆議院におきましてどのような決議が行われたか……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) この前の質問におきまして、私は、ブルネイのLNGについて、シェルと三菱商事がバーミューダにコールド・ガス・トレーディングというペーパーカンパニーを設けて、そうして価格の操作を行い、三菱などは想像を絶する大きな利益を上げている事実を資料によって示しましたが、それに対しまして田中通産大臣は、「多国籍企業の詳細な分析につきまして、大変に参考になります資料をちょうだいいたしましてありがとうございます。」と言われ、「これらの問題につきましては、産業行政といたしましても今後十分調査をいたしたいと存じます。」と答えられましたが、それは今後通産省がブルネイのこのLNGの問題について、シ……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 商工委員会 第2号(1977/10/26、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表して、最初に円高の問題について特に企画庁長官に伺いたい問題があります。長官おいでですか。
【次の発言】 それでは、その問題は後にすることとしまして、本年一月一ドル二百九十二円だったのが、いまや昨日は二百五十一円と高値を更新して、この切り上げ幅が一六・三%になりますが、これはあのニクソンショックのとき、三百六十円がスミソニアンの三百八円へ切り上げられたときの一六・九%の幅に匹敵する大幅なものであります。しかも、そのときも不況のときと重なりました。そういう意味で共通性がありますが、今回は比較にならない深刻な長引く不況である。そういうもとにこの……

第82回国会 商工委員会 第3号(1977/10/28、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 昨夜ニューヨーク市場及びロンドン市場で円が一ドル二百五十円台を割って、本日の東京市場も二百五十円を割るということになりました。そのきっかけは、言うまでもなく、昨夜アメリカの国際収支が発表されたということでありますが、そのことは、きょうの質問はおとといからの質問の継続にもなりますが、私の主張の、正しさをはっきり示したのではないかというふうに思っております。  つまり、円高の原因や背景、その中でアメリカの国際収支問題というのが非常に大きいのだ、そうしてそのアメリカの国際収支の大幅な赤字、先ほど企画庁長官もそう言われましたが、それはやはりアメリカ自身がいわば選択している構造的……

第82回国会 商工委員会 第5号(1977/11/02、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表しまして、ただいまから法案並びに関連する協定について具体的に質問をしたいと思います。  さて、最初の問題は、一九七二年九月ごろ共同開発が両国政府の間で取り決められてから、七三年六月ごろに協定の細部を含めてまとまるまで、日韓の間で実務者会議、ワーキングレベルミーティングと言われるものが何度も持たれました。韓国の議事録によりますと九回持たれたといいますが、そのワーキングレベルミーティングでどういう点が問題となり、どういう経過でそれがまとまっていったのか、それをなるべく簡略に、同時に具体的にわかるように話していただきたいわけであります。

第82回国会 商工委員会 第9号(1977/11/16、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表しまして、ただいま議題となっておりますところの日韓大陸棚協定関連国内法案に対する反対討論を行うものであります。  初めに、この委員会はこの法案を慎重審議するということであったはずなのに、私及び安田委員の質疑に関しましても、多くの問題が残されたわけであります。たとえば、日石開発、テキサコ、シェブロンの間の共同事業開発契約につきましては、私か入手した資料をここに提出し、こういう資料こそ委員会に提出して初めてこの協定や関連国内法に対する評価が決まるはずであるのに、これらが出されないまま審議されるのはきわめて遺憾であると強く要求したものであります……

第82回国会 予算委員会 第8号(1977/11/09、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 日本共産党・革新共同を代表して、質問いたします。  ことし一月一ドル二百九十二円が二百四十円台に突入して、私の計算では一八ないし一九%ぐらいの切り上げで、あのニクソン・ショックのとき、三百六十円からスミソニアン・レートの三百八円に切り上がったときは一六・九%でありますので、それより上回っている、このことは非常に大事であります。それに加えて、あのニクソン・ショックのときも不況であったという点での共通性がありますが、ことしの不況というのは言うまでもなく四年続き、そして長引く不況、明らかに構造的危機の様相を呈している。そこで起きたこのようなニクソン・ショックを上回る円の切り上……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 商工委員会 第8号(1978/03/15、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表しまして、特定不況産業安定臨時措置法案について質問いたします。  最初に、本法案の「特定不況産業」は、通産省がこれまで「構造不況業種」と呼んできたものと同じかどうか。これは特に「製造業」ということですが、たとえば通産省が七八年一月「構造不況産業の実態について」というのを出して幾つかの例示がありますが、それから選び出すのかどうか、その点についてちょっと伺いたいと思います。
【次の発言】 それではお尋ねしますが、ここに例示されました四業種につきまして、特にオイルショックに前後して需給の推移及び設備投資の推移はどうか。設備投資の推移につきまして……

第84回国会 商工委員会 第10号(1978/03/24、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 本当は、この委員会で大臣の御出席を願って質問したいことが多かったわけでありますが、やむを得ずこういうふうになりましたけれども、本日は、商品取引にかかわる問題について私質問しますが、冒頭、きょうの午前中の円の相場が二百三十円を東京でも割りまして、二百二十八円ぐらいになってまいりました。この問題について、本来大臣に御質問したいところでありますが、しかし、こういうことなので、私の考えを最初に少し述べて、それから質問に入りたいと思います。  それで、二百二十八円という相場、こうなるとやはり二百二十円まで行く、そういう可能性も大きくなってきたと思いますが、これは日本の経済全般にと……

第84回国会 商工委員会 第12号(1978/03/29、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 前回私が質問しましたときに、この法案に例示された四業種が、そろってオイルショック以後七三年度から比べて七六年度くらいの期間に需要が減っている、しかし、生産能力の増を続けた、そういう型に当たるということを示しました。特に平電炉、アルミ、合成繊維の生産能力というのは大体三割ぐらいの増強であったわけで、いまこれらの産業について設備の処理をどこまでやるか、示されているその縮小の規模とか割合が、大体オイルショック後の設備能力の増強、そのときどんどん設備投資をやってしまったその分だけ削らなければいかぬということが問題になっているということも、もうすでに明らかになったわけであります。……

第84回国会 商工委員会 第18号(1978/04/12、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、共産党・革新共同を代表しまして、最初にLPガスによる事故の問題について伺いたいと思います。  通産省提出資料によりますと、事故件数が四十九年五百四十、五十年四百九十七、五十一年五百八十一、三年間平均五百四十件となっておりますが、この通産省の調査というのは一体どこからどういう報告を受けてやられたものですか、最初に伺います。
【次の発言】 ところで、消防白書の五十二年版によりますと、ガス別火災件数、これはいわゆるLPガスの事故というだけでなしに、LPガスによって火災事件になったというのが四十九年千二百六十五件、五十年が千百八十四件、五十一年が千九十三件でありまして、三……

第84回国会 商工委員会 第19号(1978/04/14、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 最初に、円高問題について伺いますが、河本通産大臣が一月二十七日の商工委員会の答弁におきまして、ここにございますが、「現在の二百四十円という水準は、ほとんど全部の日本の中小企業それから貿易産業はやっていけない、赤字になる状態でございますから、現在の水準は、私は日本の経済の実力以上の評価になっておると思います。」と答弁されております。後でも、「現在の水準ではほとんど全部の産業がやっていけないということでありますから、実力以上の評価である、それは私は、貿易収支の改善と同時にある程度修正されるであろう、このように期待をしておるわけであります。」こう答弁されておりますが、その後二……

第84回国会 商工委員会 第25号(1978/04/27、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 大島参考人に伺います。  一つの点は、実は日本の産業政策を見ておりますと、特に六〇年代の初めから産業構造調査会がつくられましてそれぞれのいろいろな部会に分かれて答申も出した、こういう経過があります。それで、そのとき法体制としては機電法とか機振法とかいろいろあったと思う。そのときも産業構造の転換に大きな役割りを果たしたんだろうと私は思いますが、いま産業構造の高度化ということがまた言われているわけですね。あのときも言われているわけです。産業構造の高度化というのは、もうすでに使い古された言葉でございまして、そのときも、結局そのとき予想される将来の市場の構造を考えて、それから日……

第84回国会 商工委員会 第26号(1978/04/28、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 日本共産党・革新共同を代表して質問いたします。  私は、最初に、先ほど渋沢委員が取り上げられた問題、つまりいまのコンピューター労働者の労働条件がきわめて悪いという問題について端的に伺いたいと思います。  この問題につきまして、先ほど通産省の側では、まだ把握が困難であるということも言われたと思いますが、実はここで働いている労働者の方たち、労働組合、とりわけ電算労と言われております電算機産業労働組合連絡協議会が七八年春闘に当たってのアンケート調査も行っているわけです。こういうアンケート調査の最終結果、これには合計千九百四十八名の答えが出ているわけでありますが、これを見ても、……

第84回国会 商工委員会 第33号(1978/07/11、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、東京電力が計画している三多摩地域を通る高圧送電線計画について質問しますが、一応きょうは限定しまして、東京西線について伺います。  東京電力がいま多摩ニュータウンにこういうりっぱなパンフを一万部ばかりばらまいておるわけであります。聞いてみますと、一部が二百二十円ですから、二百二十万円を多摩ニュータウンには円高の差益をこういう形で還元しているらしいのでありますが、この中を見ますと大変問題が多いと思われます。  たとえばこの中で一つの問題は、住民側に対しまして、東京西線を建設しないと来年は多摩の電気は一大ピンチを迎えるというようなことを言っているわけであります。ところで……

第84回国会 予算委員会 第11号(1978/02/13、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表して、最初に、日本への米軍の核持ち込み問題についてただします。  不破書記局長がこの予算委員会におきまして、米第一八戦術戦闘航空団による核兵器の重大事故を想定した演習や、あるいはまた核爆撃の準備としてのいろいろな訓練、そういう事実を米軍の資料によって示しました。そして嘉手納基地には核兵器が貯蔵されているという疑惑、あるいは核を搭載した米軍機が通過している、入ってくるという疑惑が非常に大きいということを示したわけでありますが、引き続き、アメリカのクレイター米海軍長官が二月七日、米上院軍事委員会で、横須賀を母港とするミッドウェーについて、核攻……

第84回国会 予算委員会 第17号(1978/02/20、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) この前伺ったことですが、四十八年十月九日内閣委員会で、そのときの久保防衛局長が、アジアにおける個々の部隊は核装備をしておらない、現実には核兵器を持っておらないと答弁している。これは現時点でもそのとおり考えておりますかと確認を求めましたところ、金丸防衛庁長官は、同じ考えであると答弁しました。その後、質疑の中で伊藤防衛局長は、シュレジンジャー元国防長官、恐らくと言うよりも、私たちが確めたところ、七五年六月二十日及び七五年七月一日、つまり現職のときに、韓国にも核弾頭があることを初めて認めた、こういうことにも伊藤防衛局長は触れまして、アジア全域については核があることを認める答弁……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 商工委員会 第6号(1978/10/18、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 共産党・革新共同を代表して、特定不況地域中小企業対策臨時措置法案について質問します。  この法案が特定不況地域離職者臨時措置法案と一体のものであると理解しております。そしてこれは特定地域の中小企業者の経営の安定を図り、かつ、その離職者臨時措置法案の方は、失業の予防、再就職の促進等の措置ということになっております。この両者ともあわせて進めるということは当面重要であり、わが党としてもこういう対策が必要であると主張しているところであります。しかし、いまの円高、長期不況の実態を見ますと、これを本当に打開するには、それこそ日本の高度成長期を通じてつくり上げられた経済構造そのものに……

第85回国会 商工委員会 第8号(1978/11/10、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 八月に日鉄鉱業の釜石鉱業所の閉山計画、それから十月二十六日に新日鉄の合理化計画が明らかにされて、共産党は私を団長としまして二日にわたり釜石市に調査に入りました。  御存じのことだと思いますが、八月十七日に釜石市は市議会の全員協議会を設けて、そしてこの二つの合理化を回避するという方向での運動が、市挙げての運動となっております。市としての対策本部も設けられております。市長から伺ったところによりますと、岩手県知事は十月十七日に総理にもこの問題についての要請を行っている。こういう問題になってきているわけであります。  さて、この問題を考える場合に、釜石市は鉄鉱石を出す山と製鉄所……

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/06、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、先ほどの大内委員の質問に関連して中川大臣の答弁がありました、その内容は、有事問題、奇襲問題をめぐってこれまでの本会議並びに当委員会における総理あるいは防衛庁長官の趣旨と著しく違う発言をしている、全く違う答弁をしている、重大な違いがあると思うが、これは閣内不統一だと思いますが、総理、どうですか。
【次の発言】 私は、中川大臣の発言が不統一であるということを言っているのであって、内閣の統一意見はこれであるということを聞いているのではありません。閣僚の中に、国務大臣の中に全く不統一な答弁をする、それがこのままこの委員会で通ってしまうならば、いままでの本会議での政府の答弁……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 商工委員会 第3号(1979/02/14、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 日本共産党・革新共同を代表して質問します。  最初に物価問題について伺います。  もうすでに各方面からも指摘されてきたことでありますし、また、当委員会におきましてもいろいろ御答弁あった点でありますが、一口で言っていまの物価情勢は、一九七二年、七三年ごろを繰り返してはならないという角度からも、いろいろ論ぜられているように思います。過剰流動性の問題、日本列島改造型公共事業が非常に行われてきておる問題海外市況の問題があります。片や大企業の減量経営があり、同時に特定不況産業安定法などに基づく、設備を共同で減らすような動きもあります。そして、そこへ非常に大型な国債の増発が行われる……

第87回国会 商工委員会 第7号(1979/03/23、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私はきょう、昨年大規模小売店舗法と商調法が改正されまして、いよいよ新法の施行が間近になっておると聞いております。そこで、そういうときに当たりまして、政府の駆け込み出店対策及び新法の運営に対する姿勢といいますか、態度といいますか、それについて伺いたいと思います。  通産省としては五十二年九月一日に基準面積未満の大型店舗行政指導要綱というのを出しまして、それから昨年は三月、七月にそれぞれ、「駆込み新増設の自粛について」という通達を出しておって、対策はとっておると理解はしております。それから、とりわけこの商工委員会におきましては、昨年六月十六日の特別決議や、昨年十月十七日、こ……

第87回国会 商工委員会 第9号(1979/04/11、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 日本共産党・革新共同を代表して、海外経済協力基金法の一部改正法案について質疑を行います。  今度、資金の枠を大いに拡大するということでありますが、私は問題は、これまでの政府の経済協力政策の方向がどうであったのか、そこでまた基金がどういう特殊な役割りを果たしてきたのかという、ここをこそ今度検討されなければいけない点だ、こう思うわけであります。  そこで、私は具体的に、まず、基金の業務にとって大きな比重を占める直接借款ですね、その業務がどういうふうに進行するのか、どのように行われるのか伺いたいと思います。ただ、答弁される方にお願いしたいのですが、この問題につきましては、七七……

第87回国会 商工委員会 第10号(1979/04/24、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 日本共産党・革新共同を代表しまして、本法案に対して質疑を行いますが、まず最初の問題は、保安対策の問題ですから、ガス事故の把握を通産省としてどうやられているかという問題について伺いたいわけです。  と申しますのは、私は昨年四月十二日当委員会におきまして液化石油ガスの保安の確保、取引の適正化法改正案の質疑で、消防白書の五十二年版、このときはLPガスに限ってでありますが、消防白書の記録した、LPガスによって火災事故となった件数と、通産省の発表した事故が大分違う、通産省の方と比べて消防白書の方が倍以上であった、なぜこういう食い違いがあるのかということで質問をしました。結論として……

第87回国会 商工委員会 第12号(1979/04/27、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、スリーマイル島原発事故をめぐって、政府のこれからの政策問題を中心に伺います。  通産大臣は五時までということですから冒頭になりますが、スリーマイル島の原発事故から通産省としてどのような教訓を引き出しているかという問題についてまず伺いたいわけであります。先ほど吹田原子力安全委員会委員長から、この問題を謙虚に受けとめて、教訓を引き出すという趣旨の答弁がありましたので、続いて通産大臣の方から伺いたいと思います。
【次の発言】 いまの大臣のお話は、一方では謙虚に受けとめてということも言われましたが、同時に、これまでやってきたことが十分であるということも強調したいような御気……

第87回国会 商工委員会 第13号(1979/05/08、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) エネルギーの使用の合理化に関する法律案について質問します。  わが党は、このエネルギーの問題で自主的、総合的政策を打ち立てなければならない、こういうことをかねて主張しておりますし、その場合四つの可能性をくみ尽くすべきである。そこに総合性が出てくる。その中には国内資源の開発の可能性、それから新しい科学技術の研究開発の可能性、さらに外交上の可能性、四つ目にエネルギー節約の可能性というふうに位置づけております。 その意味で、このエネルギーの節約という方向は必要であるというふうに考えております。  しかし、われわれがこれから自主的、総合的エネルギー政策を持たなければいけないとい……

第87回国会 商工委員会 第14号(1979/05/09、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 工藤晃ですが、参考人の皆さんには御苦労さまです。時間が限られておりますので全員にお聞きできないことは残念ですが、お許しください。  最初に、鉄鋼連盟の熊谷参考人に伺いたいと思います。  二点ばかり伺うわけでありますが、実は、資源エネルギー問題研究所の「資源とエネルギー」という雑誌に今度の法案をめぐりまして座談会がありまして、ここに新日鉄のエネルギー管理部副部長の池田さんがおいでになりましていろいろお話しになっているわけなんです。この中で、池田さんの方は「私に言わせれば、重箱のすみをつつくような話じゃないのか。」というのが今度の法案に対する御意見で、こんなことに何で国が介……

第87回国会 商工委員会 第15号(1979/05/25、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私も今回の事故で亡くなられた方に心から御冥福をお祈り申し上げます。また、すべての被害者や御家族の方、御遺族の方に対しまして心からお見舞い申し上げます。  さて、時間が余りありませんので最初に石川参考人にこのことだけちょっと伺いたいと思います。それは、静岡新聞の五月二十一日に報道されたことでありますが、十九日夜遅くガスは付近の商店街に立ち込め、ガス会社の係員を呼んで調べてもらったが原因はわからずじまいというのが一つありました。それから十九日の深夜、それは、先ほどからいろいろお話がありました鈴録さんの弟さんである鈴木哲夫さんが、東海都市ガスに電話をしたけれども出なかったとい……

第87回国会 商工委員会 第17号(1979/05/30、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表しまして、産地中小企業法案について質問します。産地中小企業を守って発展を図るという点、それから産地組合が振興計画をつくって知事が承認を与え、これに国が一定の助成を行う、こういう方向は賛成であります。特に、従来上からの押しつけ方式の近代化政策というのに比べて前進もあるというふうに考えます。しかし、やはり検討をしなければいけない重要な問題があります。それは昨日も提案理由の中で述べられた点でありますが、「産地中小企業の新たな経済的環境への適応を促進するため、本法案を立案した」、新たな経済環境への適応を図るということです。このことをどう考えるかと……

第87回国会 商工委員会 第18号(1979/06/01、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、きょうは、公害対策と輸入問題にかかわることで質問したいと思います。  最初に、やはり通産省の方に伺いたいわけですか、有害物質――公害物質ですね、これの含まれる化学製品の製造または輸入について、通産省はどのような規制をしているのか、この問題について簡単にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 ところで、この法律によりますと、「化学反応を起こさせることにより得られる化合物」ということなので、元素は対象にならない。いま政令で指定されているのはPCBだけですか。まあそういうことですね。  そうしますと、いろいろ問題のあります公害物質であるカドミウムや水銀など有毒物質……

第87回国会 予算委員会 第12号(1979/02/16、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表して質問します。  初めに、ダグラス、グラマンなど、航空機疑惑をめぐりまして集中審議並びに証人喚問が行われまして、私自身大変強い印象を受けたわけであります。一口で言って、この疑惑はいよいよ深まった、そういうことでありますし、また、幾つかの重要な点で究明に新しい進展があった、このように思います。  第一、たとえば有森証人のここで証言されたことや、ああいう形で証言を拒否されたことをめぐりまして、とりわけ良心に恥じることをやったと述べられながら、また、特に海部メモに関しましてああいう形で証言拒否をやられ、そして外為法で訴追されることを感じるとい……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第2号(1978/04/27、34期、日本共産党・革新共同)

○工藤(晃)小委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表して質問をいたします。  六〇年代に入って貿易為替の自由化が進められ、それとともに国内の鉱山が次々と閉山する、こういう事態が続いたわけであります。とりわけ最近の国際市況の低落並びに急激な円高の進行という中で、残された国内鉱山がかってない危機に陥っている。このことはきわめて重大であり、これに対して緊急対策並びに抜本的対策が早急に講ぜられなければならないということを、私はまず最初に強く主張するものであります。  とりわけ、この前の小委員会におきまして、六名の参考人の方がいろいろ意見を述べられました。貴重な御意見だったと思いますが、特に印象づ……



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データ更新日:2023/02/05

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