渡辺朗 衆議院議員
34期国会発言一覧

渡辺朗[衆]在籍期 : |34期|-35期-36期-37期
渡辺朗[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは渡辺朗衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

渡辺朗[衆]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第16号(1977/04/07、34期、民社党)

○渡辺朗君 私は、民社党を代表いたしまして、領海法案に対し、幾つかの問題について総理並びに関係各大臣に質問をいたしたいと存じます。  目下、きわめて難航しております日ソ漁業交渉が大詰めの段階に至っております。そのさなか、本日の本会議で海洋政策の一つである領海法案を審議することは、まことに意義深いものがあると存ずるものであります。  日ソ交渉の成否は、わが国民がひとしく注目し、関心を集めているところであります。また、その解決方式に対しても世界の目が注がれていると言って過言ではないと思います。早期かつ円満な解決を私どもは衷心から期待するとともに、総力を挙げて打開の方途を切り開くことが、与野党を問わ……

第80回国会 衆議院本会議 第24号(1977/05/10、34期、民社党)

○渡辺朗君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております日韓大陸棚協定について、総理大臣並びに関係各大臣に質問をいたしたいと存じます。  総理は、先進国首脳会議から本日帰国されました。その首脳会議の重要議題の一つがエネルギー問題であったように、今日、世界各国は真剣にエネルギー対策に取り組んでいるところであります。わが国の場合、この問題の国際環境はにわかに深刻なものとなってまいりました。特に資源小国であり、しかも石油の大消費国であるわが国の前途を考えるときに、予見されるエネルギー危機を回避して、どのように将来の活路を切り開いていくのか、この問題は党派を超えていま政治家に問われている最大の……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 衆議院本会議 第27号(1979/05/22、34期、民社党)

○渡辺朗君 私は、民社党を代表して、日米首脳会談等に関し、総理に質問をいたしたいと存じます。  最近の日米関係は、経済、貿易上の摩擦によりまして、きわめて憂慮すべき状態になっておりました。しかも、アメリカにおいては保護主義的な傾向が高まっていたことも周知のとおりであります。その要因を根本的に取り除いて、両国関係を友好的なものにすることは当面の急務と言わねばなりません。したがって、このたびの総理の訪米は、そこに大きな目的があったと信じます。  総理は、首脳会談を通じて所期の目的を達成することができたとお考えでありましょうか、まず率直な御感想を聞かせていただきたいと存じます。  日米共同声明を見る……

渡辺朗[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

渡辺朗[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 外務委員会 第2号(1977/03/02、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 渡辺朗でございます。新たにこの外務委員会の一員に加えさしていただきました。新人でございますので、どうかよろしく御指導をいただきますようお願いをいたします。  私は、きょう、三月の二十一日、二日というふうに新聞報道によりますとセットされている日米首脳会談、これと関連いたしまして、さらに五月に予定されているという先進国首脳会議、これの両者につきまして御質問をさせていただきたいと思っております。  なぜ二つのものを一緒にして御質問させていただくかと申し上げますと、私の感じでございますけれども、このたびの日米の首脳会談は先進国首脳会議の下敷き、あるいはまたその準備の一環でもあるという……

第80回国会 外務委員会 第3号(1977/03/11、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 私、この農業基金の協定に関しまして御質問申し上げる際に、一つだけ要望をこの委員会にしておきたいと思います。  実は、ここにいらっしゃる委員の方々もあるいはそうではないかと思いますけれども、この協定の案文をいただきましたのは昨日でございます。そしてきょう早速内容についての討議というようなことになりますと、実は十分な内容についての調査あるいは研究ということもなかなかできにくい。したがいまして、今後はそういった場合に、ぜひ時間をいただいて検討をして、それから質問をさしていただくというような段取りをお願いをしたいと思います。私は、そういう意味で、実はこの内容につきまして、まだ協定の各……

第80回国会 外務委員会 第4号(1977/03/16、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 前の外務委員会におきまして私幾つかの御質問をさしていただきました。その中で、特に日本政府として今後十年程度のめどで国際的な食糧の需給の見通しという点をお尋ねをしたわけでございます。それにつきまして、国際的な需給関係がこれからどうなるのか。一方においては非常に食糧難という、食糧不足ということが大きな問題として取り上げられております。他方また別の調査、そういうところから見られるものは案外楽観的な見通しも出てきております。技術であるとか、これからの国際的な協力とか、そういうもので急速に食糧生産は好転するのではないか、十年後、一九八五年ごろにはOECDの見通しは過剰生産の気味が出てく……

第80回国会 外務委員会 第5号(1977/03/25、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 鳩山外相、このたびは御苦労さまでございました。大変短い期間ですけれども、重要な会談をされたわけであります。つきましては率直にいろいろな点お聞かせいただきたいと思います。  まず私、いま中川議員が御質問をしておられましたその連続でちょっとお聞きをいたしたいと思います。  今回の共同声明を見ますと、中国問題は確かに一言半句取り上げられておりません。ただし新聞で拝見いたしますと、この首脳会談では米中の国交正常化問題が取り上げられて話し合いが行われた、またある新聞では、その際に米国側は日本方式をとらないというようなことを述べたということが報道されております。外務大臣、その点で直接にバ……

第80回国会 外務委員会 第8号(1977/04/06、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 外務大臣並びに政府委員の皆さん方、本当に連日遅くまで御苦労さまでございます。またきょうは、昼間の食事を抜きにいたしまして外務大臣に質問ということで、まことに恐縮に存じております。  私は、領海十二海里の問題と、それから漁業水域二百海里、この問題が急遽国会に提出されてきた、あるいは提出されようとしているということに関連して、御質問をさせていただきたいと思います。  今日まで、日本の海洋政策というと大変に一貫性が欠如していたという印象を私は持っております。今日までの海洋法会議におきましても、日本代表が常に経済水域あるいは漁業専管水域、二百海里問題、この動向に対してもノーと言ってま……

第80回国会 外務委員会 第9号(1977/04/08、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 それでは質疑をさせていただきます。まず外務大臣にお尋ねをいたします。  先日外務大臣は、ただいま国会で審議がされております領海法案、これの日本国における領海が決定した場合、十二海里になった場合、本協定の中に示されております共同開発区域の線引きの問題に若干の変更が出てくる、これについては、政府としては共同開発区域内のわが国の領海となる区域の範囲と同区域の取り扱いについて、日韓両国の一致した見解を念のためにしかるべき文書によって確認しておくことは必要であるということをおっしゃいまして、恐らくその交渉が行われると存じておりますが、いつごろ文書上、確とした交換公文なりあるいはまた他の……

第80回国会 外務委員会 第10号(1977/04/13、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 私は二つの点でお伺いをいたしたいと思います。一つは、日ソ交渉についてでございます。それからもう一つは、アメリカの新しい原子力政策、核政策についてでございます。  第一の日ソ交渉につきまして、まず私冒頭、政府の皆様方が大変むずかしい交渉の中で御苦労しておられること、これに対して本当に感謝を申し上げたいと思います。同時に激励も申し上げたいと思います。  私、第一番目に関連してお尋ねをしたいと思いますのは、今度のむずかしい交渉を激励する意味もございまして、超党派で議員団が訪ソをしたいという決定をいたしました。そうして各党とも代表も決めました。それが十日たち二十日たつということで、た……

第80回国会 外務委員会 第11号(1977/04/15、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 大臣初め皆さん、夜分どうも御苦労さまでございます。質問をさせていただきます。日本とオーストラリアの友好協力基本条約についてでございます。  私、一番最初にちょっとお聞きしたいのですけれども、ずっと読ませていただきました。第三条のところでこういう言葉が出てまいります。三条の一項でありますが、「両締約国は、政治、経済、労働関係、人権、法律、」云々、これらの分野において、これからの両国の活動というものを強化し多様化するように努力するということになっております。その場合の「政治」というのは一体どういうことを指しておりますでしょうか、お伺いいたします。

第80回国会 外務委員会 第12号(1977/04/20、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 最初に外務大臣にお伺いをいたしたいと思います。  十六日の日付の新聞でございました。政府筋は、四月十五日「領土問題と漁業問題を切り離して話し合おうとしても、ソ連側が領土を絡めてくる以上、日本側としても新たな対応策が必要になるかも知れない」ということから、「領土交渉の当事者である鳩山外相の訪ソが検討される可能性のあることを示唆した。」という報道がなされておりました。この当面の日ソ漁業問題、日ソ間の問題につきまして、今日の時点において鳩山外相、そのようなお考えはお持ちでいらっしゃいましょうか。訪ソの可能性について再度お伺いをいたしたいと思います。

第80回国会 外務委員会 第14号(1977/04/23、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 初めに、山本参考人にお尋ねをさせていただきたいと思います。  一九五八年の大陸棚条約締結の際に賛成五十七、反対がたしか三で、棄権が八だったと思います。私、問題にしたいと思いますのは、反対をし、棄権をしたその国々の主張の中に流れる共通のもの、何か特徴がありましたらお教えをいただきたいと思います。
【次の発言】 いまお話にもありましたように、資源ナショナリズムというのは年を追ってだんだん激しくなってくる、強くなってくる。したがいまして、海洋分割はその傾向が厳しいものになってくる、こういう世界の傾向であろうと思います。そうした場合に紛争が非常に起こりやすくなる。そうした場合に、二国……

第80回国会 外務委員会 第16号(1977/04/27、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 一、二御質問をさせていただきます。私のいただいた時間は十五分だと思いますので、二つの大きな問題についてお尋ねをしたいと思っておりますが、第一番目は先進国首脳会談についてでございます。  まず、ロンドンで近々に開かれることになりましたこれについては、当然外務大臣行かれると思いますが、いかがでございます。
【次の発言】 議題はもうすでに決められたのでございましょうか。
【次の発言】 それからついでにお尋ねをいたしますけれども、今回は総理大臣はもとよりでありますが、随員としては、随行者は何名ぐらいの規模のものでございますか。

第80回国会 外務委員会 第17号(1977/05/13、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 先に日本国とモンゴル人民共和国との間の協定についてお尋ねをいたします。  わが国とモンゴルが外交関係を樹立したのは一九七二年でございました。それから五年たっておりますけれども、今回このような協定の内容が提示されたわけでありますが、戦後の両国関係で最大の問題であったと言われる賠償、これは、モンゴル側の方は日本に賠償要求はしないという言明をしたと聞いております。したがって、それにかわる無償の経済協力を日本側として約束した。まず、五年間かかってそういう交渉を行われて、どこに問題点があったのかという点、その交渉の経緯というのをまずちょっと知らしていただきたいと思います。

第80回国会 外務委員会 第20号(1977/05/25、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 初めに、外務大臣に一点だけ日ソ漁業交渉につきまして御質問をさせていただきたいと思います。  外務大臣、率直に、いままでの話し合いとそれからまた暫定協定の案文をお読みになりまして、領土問題は本当に日本の主張が貫かれたというふうにお考えになりますか。実を言いますと、たとえば第一条でソ連側の主張を日本側がのんだという形になっており、第二条において大変不明確であり、かろうじて第八条のところでいろいろな解釈ができるような玉虫色というような形になっている。全体として本当に日本の主張というものが盛り込まれたのかということに大変に不安感がありますし、疑義が出てまいります。そういう点、私は外務……

第80回国会 外務委員会 第23号(1977/06/04、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 きょうはお三方に、私、御質問さしていただきたいと思います。  まず第一番目に、遠藤参考人にお尋ねをいたします。  大変業界においてもショックを受けられたし、大変に苦悩しておられるお話をいまも拝聴いたしました。これを今後どういうふうにしたらよろしいのか。すでにいろいろな補償その他が行われていると思いますが、まず第一番目に、待機補償あるいは減船補償、こういった問題出漁の遅延のための損失補償、こういった点、現在行われておりますでしょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 もう一点、遠藤参考人にお尋ねいたします。  特にいろいろな点で御注文かあろうと思いますけれども、遠藤参考人の立場か……

第80回国会 外務委員会 第27号(1977/07/13、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 私、きょうは北朝鮮の二百海里経済水域設定に関して主としてお伺いしたいと思いますが、それに先立ちまして、金大中問題につきまして警察庁長官に一、二、お尋ねをいたします。  いま捜査本部は続いておりますね。
【次の発言】 実を言いますと、国民の中に大変疑惑がそのまま残っております。一体どういうふうなことが事実であったのか。そしてまた日本政府が要望し、私どもも要望いたしました金大中氏の原状回復の問題、これは一体見通しがあるのか、ないのか。また捜査が行われていると言うけれども一体どういうことが行われているのか、いま何を中心に特に調査をしておられるのか、そこら辺をひとつ教えていただきたい……


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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 外務委員会 第1号(1977/08/02、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 このたび外務大臣は東南アジア訪問をされるわけでございますが、御苦労でございますけれども、ぜひ友好の実を上げていただきたいということをお願いをしておきます。  これに関連いたしまして、ASEAN諸国訪問につきまして、外務大臣に一、二御質問をさしていただきたいと思います。  特に私は、ASEAN諸国というのは、インドシナ半島の政治情勢、これについては重大な関心を持っていると存じておりますが、外務大臣が行かれますと、恐らくベトナムについて、あるいはカンボジアあるいはラオスに対しての日本のあり方、方針、こういったものも質問が出るのではあるまいかと思います。特に私は、インドシナ三国の国……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 外務委員会 第2号(1977/10/21、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 今晩三十分ほどの時間をいただきまして質問をさせていただきます。  私はこの協定に関連いたしまして二、三の点をまず御質問をさせていただきますが、第一番目には協定の中身であります。これにつきまして、まず、今回のこの協定はユーラトム並みに確保できたということを外務省の方からいただきました説明書では書いてございました。保障措置のユーラトム並み確保ということの中身でございますが、まず具体的に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまの点で私はユーラトム側の協定の中身を逐条比較したわけじゃございませんけれども、大体パラレルな形でそれは同じようなことがユーラトム側の方の規定の中に……

第82回国会 外務委員会 第3号(1977/10/26、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 私は二十分という時間をいただきましたので、問題一つだけ中心にお尋ねしたいと思います。ベトナム難民の救済問題でございます。  この問題は、過般九月十六日でございましたが、本委員会においてもずいぶん討議がされた点でございます。関連いたしまして、私、幾つかの点を質問さしていただきたいと思っております。  まず第一番目に、去る十月七日に小さな船、日本の船でございますが、第二十三神巧丸、乗組員十三名、これが漂流中のベトナム難民七十名を救助いたしまして香港に運んだということがございました。これについて外務省の方、あるいは担当の方で御存じの方ありましたら御報告をいただきたいと思います。ある……

第82回国会 外務委員会 第7号(1977/11/16、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 いただきました時間が二十五分ということでございます。短い時間ですけれども、私、願わくば三つの問題についていろいろとお尋ねをいたしたいと思います。  第一番目は、日中友好平和条約交渉の問題でございます。  実は最近新聞を読んでおりまして、いま中川委員も言っておられましたけれども、大変外務大臣積極的な日中問題解決への姿勢を示されているということで期待をしております。しかし同時に、実はこういう記事を新聞で読みましてちょっとびっくりいたしました。それは、最近日本から大型コンピューターを中国に輸出するという商談が行われていた、そこへパリで開かれたココムにおいて米政府が留保という態度をと……

第82回国会 外務委員会 第8号(1977/11/18、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 ソ日の協定に関連してお尋ねをしたいと思います。  十月三十一日からアンカレジで日米加三国による会議が開かれておりまして、太平洋漁業国際委員会と言われるものでございますが、そこで日米加三国間のサケ・マスの沖取りの問題が話し合いをされたと思います。この内容が、恐らく今後のソ連との長期協定、日本が沖取りをするサケ・マスの問題にも非常に大きな関係があろうと思いますので、先に日米加協議の結果はどういうふうになっておりますか、お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 いままでの交渉の中で、米加両国が現在の抑止ラインを変更しようというような意向は出てきておりますでしょうか。伝えられると……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 外務委員会 第3号(1978/02/15、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 外務大臣にお伺いをいたしたいと思います。  先ほど外務大臣は、いま私は日中問題に専念しているというふうにおっしゃいました。私はその大臣の決意に大変敬意を表したいと思いますし、同時に、大臣の御努力でぜひとも今日の日中関係前進を図っていただきたいと希望いたします。  そこで質問をさせていただきますが、佐藤大使と韓念竜中国外務次官との会談では、昨日北京で行われた会談におきまして、日中平和友好条約交渉再開に際しては、この問題については中国側はいつでも受けて立つというような意向表明がなされたというふうに伝えられております。ということは、政府としては交渉再開へ踏み出す決断をいま迫られてい……

第84回国会 外務委員会 第4号(1978/02/17、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 初めに大臣にお伺いをいたします。それから後で法眼総裁にもお伺いをさせていただきたいと思います。  今回の事業団法の一部改正案、これを審議するに当たりまして、外務大臣の国際協力についてのお考えをお聞きしたいと思います。それに関連いたしまして、ついせんだって外務大臣は中東を訪問してこられました。ですから、中東地域に対する日本の経済協力あるいは技術協力、こういった協力問題につきまして、具体的に私はお伺いしてみたいと思います。  アラブ産油国の国々を御訪問されておられましたが、向こうの方々、政府首脳などの考え方を聞きますと、テクノロジーの導入、日本からは農業、工業、そういった技術の導……

第84回国会 外務委員会 第5号(1978/02/22、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 まず大臣に、ECと日本とのこれからの関係及び対策ということについて、お尋ねを申し上げたいと思います。  先般東京で開かれました日本、ECの通商協議の予備折衝、これは伝えられるところによりますと、物別れに終わった、日本のゼロ回答に対するEC側の不満というのは大変強いものがあるというふうに聞いております。この予備折衝について経過をひとつお知らせいただきたいと思いますが、いかがでございましょう。
【次の発言】 今回の交渉について言われるところは、さきの日米協議のときとは打って変わって日本のECに対する態度はきわめて冷淡だった、こういうことが言われますが、このEC側の受けとめ方は、そ……

第84回国会 外務委員会 第7号(1978/03/22、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 本日は国際情勢審議の日でございますので、日中問題もぜひやらしていただきたいと思いますが、いまもう一つ重要な国際問題が起こっております。中東の紛争が大変深刻な事態に来ているというわけで、この問題につきまして私、大臣に御質問をさしていただきたいと思います。  まず、アラブ・イスラエル紛争がベギン・サダト会談ということで大変明るい曙光が見えてきたと思いましたけれども、またゲリラ活動、それに対するイスラエル側の報復活動、こういうことで大変あの地域というものは深刻な状態を迎えております。これは私は、国際外交に臨む日本の姿勢を世界各国が注目している今日の情勢の中で、日本政府としてどのよう……

第84回国会 外務委員会 第8号(1978/03/24、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 総理大臣にお伺いをいたしたいと思います。私は日米首脳会議、これについて総理にお伺いをいたしたいと思います。  訪米される日程、これは総理、もう詰められましたでしょうか。いかがでございましょう。
【次の発言】 大変いま重要な時期だと私は思います。したがいまして、日本のこれからの外交の中で大きな柱である日米関係、これを調整するということの意味でも、大変大きな意味を持つ首脳会議だと思いますので、ぜひとも懸案事項、十分討議していただきたいと思いますが、どのような問題を総理は具体的に討議をされようといまお考えでございますか。
【次の発言】 私は大変結構なことだと思いますが、その中で、い……

第84回国会 外務委員会 第9号(1978/03/29、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 私は、いまジュネーブで開かれている海洋法会議を中心に二、三お尋ねをいたしたいと思います。  まず第一番目に外務大臣にお尋ねいたしますけれども、今回の海洋法会議に臨む外務大臣の姿勢、お考え方、ここら辺をちょっと聞かしていただきたいのでございます。どういうふうにこの会議をいま位置づけておられますか。日本の前途あるいは海洋法会議、五年越しにやってまいりましたが、そういう五年間の経緯を踏まえまして、今回の会議に対しての評価、意義づけというものをどのようにごらんになっておられますでしょうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 お願いします。

第84回国会 外務委員会 第12号(1978/04/07、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 この条約の引き渡し犯罪の規定の方式なんですが、説明書を読みますと、包括主義ということとそれから罪種列挙主義、この両者があるけれども、両国間で検討に検討を重ねた結果、最終的に包括主義を基本とするということになったと、そう言いながら、その基本を踏まえながらも、付表につけてあるように罪種が列挙されている、こういうのはどういうところに起因したのでございましょうか、まずお聞きいたしたいと思います。あるいはその点では、質問がいままで質問された方と重複するかもしれませんが、お願いしたいと思います。
【次の発言】 それから、細かいことですけれども、そのいまの付表の方を見ますと、書き方にこうい……

第84回国会 外務委員会 第13号(1978/04/12、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 外務大臣、また担当の方に私は二、三の問題を聞かしていただきたいと思います。  一つは、日中問題に関連いたしまして、最近の日中長期貿易取り決め、この問題に関連して、輸入代金の決済問題で日本側と中国側の問でどうも意見の食い違いがあるというようなことを聞いております。特に最近は、来日中の中国の経済代表団と政府の方は協議をしておられるようでありますが、中国側の方が日本からのプラント輸出に伴う延べ払いの金利の引き下げというのを要望している、それに対して日本側は難色を示しているというような情勢だと聞いておりますが、いかがでございましょうか。

第84回国会 外務委員会 第14号(1978/04/14、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 尖閣列島の問題につきまして大臣にお尋ねをいたします。私の持ち時間は八分でございますので、よろしくお願いいたします。  私ども民社党も、尖閣列島はわが国の固有の領土であるというふうに考えております。したがいまして、この事態に対しては大変大きなショックも受けております。中国漁船がどのような意図でわが国の領海の中に入ってきたのか、そこら辺を明確にとらえていただくこと、そしてこの処理に当たっては毅然とした態度と同時に、先ほども大臣は沈着、冷静という言葉を使われましたけれども、そういう態度でこの問題について早く処理を進めていただきたいと私も思います。  中国側が尖閣列島の領有権を主張し……

第84回国会 外務委員会 第15号(1978/04/19、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 先般来の尖閣列島問題、これに関連して一、二質問をさせていただきます。十五分の質問時間でございますので、よろしくお願いいたします。  この数日いろいろな方とお話し合いをしておりました。市民の方々でございます。そこからこういう素朴な質問が出てまいりました。私もちょっと返答に困りました。どのように答えたらいいのか、私外務大臣にぜひお聞かせいただきたいと思うのです。尖閣列島は日本の固有の領土である、当然日本の領土であるということを言う、今回の日中平和友好条約については切り離すがごとく切り離さないがごとくこの問題の処理を図っていくという政府の態度を聞いておりますと、果たしてそれでいいの……

第84回国会 外務委員会 第16号(1978/04/21、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 私は五十分いただきましたけれども時間も大部遅くなっておりますから、なるべく短く、半分くらいでと思っております。  第一番目に、コンテナーの安全に関する条約の問題に関連をいたしまして、幾つかお聞かせをいただきたいと思います。  この条約に加入がおくれたのは一体なぜでしょうか、このことを聞かしていただきたいのです。それに伴って、フランスが代行して検査を行っていた、検査料もフランス側の方が取っているというふうに聞いておりますけれども、その実態はどうでございましょうか。海運国でございますから、こういう条約というものにはいち早く日本は入るべきであるし、積極的な姿勢を示すべきであると私は……

第84回国会 外務委員会 第19号(1978/05/10、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 私は、国際情勢審議ということで、大臣に三つの点でお伺いをいたしたいと思います。  一つは、実は私、個人事になりますけれども、先般社会主義インターナショナルという国際組織で軍縮問題の会議をヘルシンキで開きましたが、それに出席してまいりました。その際にフィンランドの日本大使館、ちょうどそのときに大韓航空のあの事件が起こっておりまして、非常に御苦労をしておられました。その御苦労を多とするものでありますが、私関連してひとつ大臣にお尋ねしたいのです。  聞きましたところ、大使以下タイピストさんも含めまして館員の方はフィンランドにおいて五名である。ですから、こういう事件が起こりました際、……

第84回国会 外務委員会 第21号(1978/05/26、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 国連の軍縮総会、これに臨むわが国政府の方針をお尋ねしたいと思いますが、それに先立って一、二、日中関係の問題につきまして、外務大臣に質問をさしていただきます。  先般中国訪問の後、日本に寄られましたブレジンスキー大統領補佐官と、会談を外務大臣はされたわけですけれども、どのような内容で、日中問題お話が何か出ましたでしょうか。ここら辺はいかがでございましょう。
【次の発言】 大変有意義であったというふうに新聞では外務大臣の印象を聞いておりますが、日中条約の問題についてブレジンスキーから何か言及されたようなことはありませんでしたでしょうか。

第84回国会 外務委員会 第22号(1978/06/02、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 外務大臣、先般の国連軍縮総会へ御出席御苦労さまでございました。  大臣が出席されて、その際に非常にりっぱな演説をされました。これは、国際的な軍縮問題に対して、これから日本が従来よりもいや増したところの積極的な姿勢で臨んでいくぞという姿勢を国際的に示されたというふうに理解しますが、いかがでございましょう。
【次の発言】 そうしますと、軍縮問題については日本の対策も強化しなければならぬ、国内においても国際的においても強化しなければならぬと私は思いますが、具体的にはこれからどのような強化策をもって臨まれるお考えでございましょう。

第84回国会 外務委員会 第24号(1978/06/14、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 私も、中国問題、日中関係につきまして質問をさせていただきたいと思いますが、それに先立って、一、二お伺いをいたします。  一つは、先般の国連軍縮総会におきまして、外務大臣が非常に格調の高い演説をされ、核兵器の廃絶を訴えられたわけであります。その後いかがでございましょうか、国連の軍縮総会においてこの問題は前進しておりますでしょうか、あるいは決議が行われることになっておりますが、草案の起草については進捗状況はいかがでございましょうか、お伺いをいたします。
【次の発言】 ところで、実は大変に戸惑いを感じております。外務大臣が国連で演説をされたその後のころからちょっとおかしくなりまして……

第84回国会 外務委員会 第25号(1978/08/18、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 大臣、また外務当局の皆さん方本当に御苦労さまでございました。七二年の九月に発出された日中共同声明、その課題を今回処理されたわけでございまして、その間多くの障害や長い道のりがございました。本当に御苦労さまと申し上げたいと思います。特に外務大臣のお人柄と御熱意がこの成果をもたらしたと存じます。本当に御労苦を感謝申し上げる次第でございます。  さて十五分という時間でございますので、多く御質問ができないのが残念でありますが、私は、今回外務大臣が訪中されていらっしゃる問、先方の首脳の方々とずいぶん突っ込んでいろいろお話をされたと思います。その中で国際情勢についての意見交換は篤とおやりに……

第84回国会 災害対策特別委員会 第3号(1978/01/31、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 幾つか御質問をさしていただきたいと思いますが、もういままでにかなり重複したこともございますので、重複部分をなるべく避けさしていただいてお伺いをいたします。  先般、本院から調査団に行っていただきました。私も現地の地元選出の代議士の一員でございますので、現地参加をさしていただきました。皆さんのこれからの御支援によりぜひ一日も早く災害地が復旧できますよう、格段の御努力を皆様方にお願いを申し上げたいと思います。と同時に、その前にも震災が起きました際、早速私ども現地に飛びまして住民の方々といろいろとお話をしたときに、一番欲しいものは何かと言ったら、水という言葉が出てまいりました。確か……

第84回国会 災害対策特別委員会 第4号(1978/02/16、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 諸先生方に大変御教示をいただきましてきょうはありがとうございます。私も多くのことをお聞きしたいと思っておりましたが、時間の関係と、また重複を避けるために諸先生に数問ずつお聞かせをいただきたいと思います。  まず、萩原先生にお尋ねをいたしたいと思います。  先生は今日まで日本の予知体制を進めるために大変に御努力をしてこられました。そしてまた、かなりの前進を見たわけでございます。私、素人でございますので、先ほど言われました諸点につきまして大変に感銘を深くしたのでありますが、同時に疑問も出ております。それは、確かに研究機関なりあるいは政府の調査機関なりというものがばらばらであるとい……

第84回国会 災害対策特別委員会 第5号(1978/03/03、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 地震に関しての特別立法に関連いたしまして、特に私は観測、予知、その分野を中心に大臣及び関係者の方々にお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一番目に、地震の予知研究計画、その中では特定地域あるいは観測強化地域が決められておりまして、先般東北地域でかなり大規模な地震が起こりましたけれども、これは特定地域に入っていたところでございましょうか。大臣、そこら辺はいかがでございますか。
【次の発言】 特定地域というのは、これは地震エネルギーの未解放地域だからあり得るという予想を立てて、地域的にもこれを指定しておられたと思うのです。にもかかわらず入っていない地域に実は大型の地震が起ってい……

第84回国会 災害対策特別委員会 第9号(1978/04/18、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 ここに静岡県で発表いたしましたモニターの意見書というのがあります。これは伊豆大島近海の地震の際に県の方で二百名の方々をモニターとして、標本数二百人、それで地震対策について要望していることをまとめたものでございます。これに基づいて私質問をさせていただきたいと思います。  このモニターの意見を集約いたしますと、五つぐらいに分かれておりまして、地震対策として第一番目に、情報の出し方や情報網の確立を非常に強く要望しております。その意見が一番多い。それから次には、一般の人たちに地震に対する予備知識の普及を図ってほしい。訓練の実施であるとかあるいは危険地帯の周知、こういうことを言っており……

第84回国会 災害対策特別委員会 第10号(1978/04/19、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 きょうは参考人の皆様方、ありがとうございます。御苦労さまです。早速諸先生方に幾つかお尋ねをさしていただきたいと思います。  先に土屋参考人にお尋ねをいたします。  いまもいろいろお話がございました。そして情報というものを、情報収集ということは、これは自由なものでないといけないし、同時にそれが自由に流れていくということはまた大変な心理的不安を引き起こすということにもなる、そういうわけで、管理された情報という構想、考え方も出てくるわけでございます。私の解釈では、管理された情報というのは、対策を同時に示した情報というものでなければならぬだろうし、そういう意味ならば大変重要だ、そうあ……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 外務委員会 第2号(1978/10/14、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 なかなか緊張が高まっていたようでございますので、私は静かにいろいろと外務大臣初め関係各位にお尋ねをいたしたいと思います。  ただ御質問申し上げる前に、いままで長い間かかって交渉してこられた、その間異なる世界観を主張し合う、そういう中で結ばれた今回の平和友好条約である、また、その交渉の中におきまして、私は、日中両方が本当の気持ち、本音をぶつけ合うということであったし、また日本側の粘り、あるいは堂々たる交渉の姿勢というものに対しては高い評価をするものでございます。これはやはり園田外相初め関係各位に敬意を表さなければならぬ、こういうふうに思っております。  さて、そうした大変に重要……

第85回国会 外務委員会 第4号(1978/10/20、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 早速お尋ねをいたします。  小麦のごく最近の価格あるいはこれから一年の小麦価格の見通し、ひとつそれを教えていただきたいと思います。  それから、七一年当時の小麦の価格、おわかりでしたらぜひ教えていただきたいと思います。
【次の発言】 七一年度当時はいかがでございましたか。
【次の発言】 そうすると、最近豊作というふうに言われておりますけれども、価格の方はやはり非常に上がっているわけですか、あるいは下がっているわけですか、その辺、御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 提案理由を見ますと、「従前の国際小麦協定に比し、価格帯、供給保証等のいわゆる経済条項を欠いて」いる、こ……


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第86回国会(1978/12/06〜1978/12/12)

第86回国会 外務委員会 第2号(1978/12/20、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 最近、日本を取り巻いている国際情勢の上に大変たくさんの変化や事件が起こっております。この際、外務大臣に幾つかの点で御見解をお伺いしたいと思っております。  一つは、いよいよ日米中の新時代が始まるわけです。いいこともいろいろこれからも出てくるであろうと思います。しかし、たとえば中国との経済関係でこれから日米間に競合関係が生じてくるんではあるまいか、そういうような一部憂慮も聞こえてまいります。まずこの点、大臣はどのようにお考えでございましょうか。お見通しを聞かしていただきたい。
【次の発言】 ひとつその点はいまから十分対処の方法あるいはそういう可能性についても検討しておかれて、ス……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 外務委員会 第1号(1978/12/22、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 漁業協定問題に入ります前に、外務大臣に私、お伺いをしておきたいと思います。  先日の外務委員会で外相は、米中の国交正常化によって台湾をめぐる事情というものは変わってきた、日米安保条約の第六条、極東の範囲、これに台湾を含める必要かなくなったという見解を表明されました。このことについてもう一度外相のお考えをお聞きしたいと思います。  私は米中の国交正常化、これによりまして極東の範囲の中で台湾の扱いに論議が起こるのは当然のことだと思います。だが、わが国として、その論議の論拠が、台湾地域で紛争が起こる可能性がなくなったとする論議であるならば、これは大変に即断ではあるまいかという点を懸……

第87回国会 外務委員会 第2号(1979/02/20、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 中越紛争に関連いたしましてお尋ねをしたいと思います。  新聞、ラジオ、テレビ、そういうのを見ておりますと、実は事態の進捗状況、これについての報道が大変ばらばらと言ったらあれですけれども、見通しについて大変に困惑をいたします。ある報道では戦闘は継続中だ、こう言っておりますし、あるいはまた中国とベトナムの停戦が行われたのではないか、こういう観測も報道される、中国軍は一部撤退も始めたようではないか、こういうようなことも言われる。あるいはベトナム正規軍が北上中である、いろいろなことが言われております。それだけに国民の方は大変憂慮していると思います。いま予想を立てるということは大変むず……

第87回国会 外務委員会 第5号(1979/03/23、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 それでは、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約及び市民的及び政治的権利に関する国際規約の両件につきまして質問をさせていただきます。  便宜上、前者を経済権規約、あるいは外務省の方の提案説明によりますと、これをAとしておられます。A規約あるいは経済権規約、こういうふうな呼び名で呼ばせていただきます。後者をB規約あるいは自由権規約、こういうふうに呼ばせていただいて質問を続けさせていただきたいと思います。  まず、外務省の方から説明書をいただきました、これに沿いながらお教えをいただきたいと思います。この規約の成立経緯に関連してでございます。  本年は、人権宣言の採択三十周年……

第87回国会 外務委員会 第6号(1979/04/25、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 このたびの交渉は大変厳しいものだったようでございますが、その中で交渉に当たられました関係各位の御努力にまず敬意を表したいと思います。ただ、これからのことを考えますと、何か心配がいろいろ出てまいります。  第一番目に、今回の漁獲枠の決定の根拠になる資源状態、これなんかはソ連が一方的に判断するだけで、何か日本側の方に何にも決定権がないのではあるまいかと思って、今後の交渉というものは、来年度になるとますます大変だろうという心配を私は持ちます。その点はいかがでございましょうか。
【次の発言】 それからさらに、私も心配なことばかり言って申しわけありませんが、漁業協定、これを読んでみます……

第87回国会 外務委員会 第8号(1979/04/27、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 初めに労働大臣に二、三お尋ねをいたしたいと思います。  さきの四月三日の閣議決定で、ベトナム難民が一定の数日本にこれから定住ができる、こういうような形になるやに聞いております。そしてまた具体的な措置も講ずることになっている。たとえばそのベトナム難民に対して職業訓練あるいは職業紹介を行っていく。これは大変結構なことでありますが、そうしますと、当然ベトナム難民は日本国民と同じような平等の待遇を受ける、そのようにこれからいろいろ措置が講じられていくというふうに理解してよろしいのでしょうか。その点、労働大臣いかがでございましょう。

第87回国会 外務委員会 第9号(1979/05/07、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 それでは早速質問をさせていただきます。  本日は、参考人の皆様方に貴重な御意見を拝聴させていただきましてありがとうございました。時間の点もございますので、一、二だけを各参考人の諸先生にお伺いをさせていただきたいと思います。  一つは、今回の両規約に対しましてA規約の方では留保がある。この留保の四項目については、諸先生ともむしろ撤回の御意見があったように私は聞いております。そして両規約を締結することに積極的に乗り出すべきである、急ぐべきである、こういう御意見でございました。  関連いたしまして、B規約の場合の選択議定書、これがございます。御案内のように、締約国の個人が、人権侵害……

第87回国会 外務委員会 第10号(1979/05/08、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 外務大臣、お帰りになってお疲れのところだと思いますので、私も簡潔に二、三の点を御質問させていただいて、締めくくりにさせていただきたいと思います。  このたびの人権規約、この問題は、私は象徴的に、一つは国内では具体的にどういう措置が講じられるのか、こういうことが出てくるのではなかろうかと思います。私は個人的に、国内での人権問題ですぐ目の前にあると言えば同和問題が一つあり、あるいはまた在日韓国人、在日朝鮮人問題、これに対する処遇というものがどういうふうな形で具体的にあらわれてくるのか、ここら辺が注目されるところだろうと思います。第三には、いま問題になっておりますベトナム難民問題、……

第87回国会 外務委員会 第11号(1979/05/25、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 私のいただいた時間は二十分でございまして、この二つの協定について質問をさせていただきますが、初めに日米交流計画について二、三点お聞かせをいただきたいと思います。  一つは、この提案理由、そしてまた内容を読ませていただきますと、教育事業計画を今後日米間でやっていくことになっておりますが、具体的にどのようなものをもうすでに作成でございましょうか、お知らせをいただきたいと思います。
【次の発言】 関連してお尋ねいたしますが、いまは留学生の問題ばかりをお話しになっておられますけれども、この資金というものは、また分担金というものは、国内における他の教育事業、こういったものにも使われるわ……

第87回国会 外務委員会 第12号(1979/05/28、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 外務大臣は、訪欧からお帰りになったばかりでございます。御苦労さまでございました。それに関連して一、二お尋ねをさしていただきたいと思います。それからその後、いただきました時間の中でいまの金大中氏問題についても幾つか質問をいたしたいと思います。  まず第一番目に、外務大臣、ただいま報告を聞かせていただきましたけれども、その中で私ども心配をしている点が一つ落ちているように思うのです。大変友好的に各国の首脳とお話し合いをしてこられた、大変結構なことでありますが、いま私どもが非常に懸念をしておりますのは、日本とアメリカの間の経済摩擦、本当にこれは火種も消していくことができるのか、その方……

第87回国会 外務委員会 第13号(1979/05/30、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 先に金大中の問題で二、三確かめさせていただきたいと思います。  先日来いろいろやりとりを聞かせていただいておりましたが、率直に言って、素朴に疑問として出てくるものがございますので、大変初歩的なことかもわかりませんが、確かめさせていただきたいと思います。  一つは、先般来のアメリカ国務省の公電問題、百四十四通でございましたか、外務省の方で検討しておられるということでございましたが、もう検討は終わりましたでしょうか。まずそこら辺聞かしていただきたいと思うのです。
【次の発言】 つまり、まだ検討中であるというふうにいまの答弁は理解をさしていただきます。  そうすると、ここら辺が私わ……

第87回国会 外務委員会 第14号(1979/06/01、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 本条約に関連いたしまして、第三次国連海洋法会議第八会期の中で、第三委員会だと思いますけれども、海洋汚染防止に関してどのような審議が行われていたのか、また進捗状況と本条約との関係というのはどういう形で出てくるのか、そこら辺をまず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いまお話がありました大陸棚の問題でございますけれども、この管轄権の問題で大陸棚の定義そのものが変更される可能性があるやに聞いておりますけれども、これについてはいかがでございましょうか。
【次の発言】 大陸棚のそういう定義も変わってくる、そうすると、特に大陸棚の問題が出てまいりますのは、海底鉱物資源の探査及び開……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1979/08/09、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 ただいままでいろいろ御答弁を聞いておりましたが、いま公団では、急いで日本坂トンネルの改修を進めておられる。そして、一カ月ないしは二カ月後には開通というような形で準備を進めておられるようであります。  その中で、たとえばF字形の標識、トンネル外の標識、そういうものも必要であるというお話がありましたが、たとえばそれは同時に日本坂トンネルのところへつけられるわけでございますか。それも含めた改修工事でございますか。
【次の発言】 それからまた、消火栓の問題で先ほどからお話が出ておりました。入り口にしか消火栓がない。それもどうも今回は使えなかった。六十ミリですか六十五ミリですか、そうい……

第87回国会 予算委員会 第17号(1979/02/22、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 本日は、私は南北問題に限りましていろいろお尋ねをしたいと思っております。  その前にいささか幾つかの点で気になることがございますので、まず外務大臣に中越紛争の現状につきましてお尋ねをしたいと思います。  いま外務大臣は、この紛争を大きくしてはならぬという悲願をおっしゃいました。これは同様に日本国民の悲願であろうと思います。私も、拡大をする一つの端緒はソ連が介入するかどうか、そういうことにあるのではないかということで、二十日の外務委員会におきまして、その危険性についてお尋ねをしましたし、それを何とか回避しなければならぬ、そのための御努力を要請したような次第でございます。  本日……


渡辺朗[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院34期)

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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会内閣委員会外務委員会連合審査会 第1号(1977/04/25、34期、民社党)

○渡辺(朗)委員 私、民社党の渡辺朗でございます。ただいま政府の閣僚の方々を先頭に大変困難な日ソ漁業交渉に取り組んでおられます、御心労のほども大変だと思いますが、どうかがんばっていただいて、その際に原則を曲げることなく、本当の意味での国益のために御奮闘をいただきたいと思います。その点、御苦労に対しまして心から感謝を申し上げます。  きょうは、領海の問題に関連いたしまして幾つか関係の方々にお尋ねをいたしたいと思います。  私、日ソ交渉が原則を曲げてはならないと同じように、領海というもの、領域というものを決定する場合に、やはり変則的なものであってはならないと思うのです。その点で、今回の領海法につき……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1978/02/28、34期、民社党)

○渡辺(朗)分科員 渡辺朗でございます。  私は、去る一月十四日でございましたが、東海地方特に伊豆半島を直撃いたしました大島沖地震に関連いたしまして、質問させていただきたいと思います。  非常にたくさん問題があるわけでございますけれども、その中で特に私は持越鉱山のシアン流出問題、これをまず取り上げさせていただきます。  御存じのように、大変多量の鉱津が川の中に流れ込みました。そしてまたその中には多量のシアンが入っているということで、住民たちは大きな不安に見舞われたわけでございます。しかも、この狩野川という水系には、実を言いますと十二市町村ございまして、この流域の人々というのはこの川によって生活……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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