新盛辰雄 衆議院議員
34期国会発言一覧

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新盛辰雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは新盛辰雄衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

新盛辰雄[衆]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第21号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○新盛辰雄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました漁業水域に関する暫定措置法案、いわゆる二百海里法案について、福田総理並びに関係各大臣に質問を行うものであります。  日ソ漁業交渉は、予期せざる北方領土問題でついに暗礁に乗り上げ、一時中断のやむなきに至ったのでありますが、これまでの政府、特に鈴木農相及び関係委員の御苦労に対し、私は敬意を表し、魚か領土かの選択ではなく、魚と領土は別であるとする毅然たる態度で交渉に臨まれた政府の姿勢に一定の評価を与えるものであります。(拍手)しかしながら、現実には、その対応が後手後手に回り、今日の北洋漁業に空白状態を生み、国民、とりわけ漁業関係者に大……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 衆議院本会議 第28号(1978/04/28、34期、日本社会党)

○新盛辰雄君 ただいま提起されました昭和五十二年度農業、林業、漁業の動向に関する年次報告及び昭和五十三年度の各施策について、私は、日本社会党を代表して、福田総理並びに関係各大臣に質問をいたしたいと存じます。(拍手)  これらの白書は、苦悩するわが国の第一次産業である農林漁業政策について、具体的方針と展望に乏しく、観念的な官庁白書となっております。血の通った政策目標も与えず、一方的な指導や助言の羅列だけで、農漁民の理解を求めるに足りないものであり、農漁民の真髄の苦しみや悩みをともにしていく真剣な姿勢が見当たりません。  わが国の第一次産業である農業、林業、漁業が果たしてきた役割りは実に大きなもの……

新盛辰雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

新盛辰雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会 第5号(1977/03/16、34期、日本社会党)

○新盛委員 いま厳しい日ソ漁業交渉のさなかで、農林大臣としてかつてない試練の中で日夜御健闘をされていることについて、まず敬意を表します。  しかし、この場における松くい虫防除をめぐる問題もきわめて重要であり、学者の間でも賛否両論があって、まさに国論を二分する議論となっているときであります。その選択を迫られていると考えられるこの松くい虫の防除に対して、私どもとしては疑わしきはただして、徹底的に議論をし、慎重の上にも国民のすべてのコンセンサスを求めなければならないと考えております。その立場で、まず大臣にそのお考えをお聞きしたいと思います。  従来、森林病害虫等防除法によって、農林大臣、都道府県知事……

第80回国会 農林水産委員会 第6号(1977/03/17、34期、日本社会党)

○新盛委員 私は、農業生産体制の強化を含める地域の問題について質問をしてみたいと思います。  わが国の農業は産業としての基盤が脆弱化して、農村は農家と非農家が混在する社会に変化するなど、激しい事態に直面をいたしております。国内の農業生産体制を強化して食糧の自給率を高めることが当面の重要課題となっているときであります。わが国の食糧供給基地を目指す南九州農業の重要性がさらに高まってきております。このために畑地灌漑、圃場整備などの土地基盤整備をさらに強力に推進をしていくことが必要だ、そうした面で二、三質問をしてみたいと思うのです。  すでに本国会では、特殊土じょう地帯災害防除及び振興臨時措置法の期限……

第80回国会 農林水産委員会 第8号(1977/03/23、34期、日本社会党)

○新盛委員 今回の漁港関係二法案の重要な改正として第三種漁港の国の費用負担割りを、特定第三種漁港を除いてでございますが、この漁港修築事業のうち、外郭施設及び水域施設にかかわる現行の百分の五十を百分の六十に引き上げる、地元の負担を少なくしようという意図によってこの第六次計画を立てられた、こういう説明があるわけであります。  そこでまず冒頭に、いまもお話がございましたが、われわれがどうしても今日の水産業の発展なり二百海里を問題にしてきている状況の中では、少し発想の転換を図るべき時期に来ているのではないか、いままでの計画が悪いというのではありませんけれども、少なくともその進捗状況の上から見ましても、……

第80回国会 農林水産委員会 第13号(1977/04/05、34期、日本社会党)

○新盛委員 日ソ漁業交渉が容易ならざる事態に発展をしてきているわけですが、この局面打開に向かって政府としてもいま懸命に取り組んでおられるわけです。そうした中で四月の三日に千葉で福田総理が記者会見をしておられるわけですが、いままでの漁業交渉の進展の中から、これに対するわが国の対応策として総理の方から述べられている内容を見てみましても、最近のソビエト側のきわめて厳しい対応に対応するという意味でその考えをまとめられたものだと思うのです。  ちなみにその要点を申し上げると、わが国は海洋国家なので漁業専管水域は広げたくはないという気持ちはこれまであったけれども、しかし世界の大勢がこういうふうになればわが……

第80回国会 農林水産委員会 第25号(1977/05/12、34期、日本社会党)

○新盛委員 私からは、きょうは主として水産庁関係にかかわる問題について、特にまた鹿児島県の枕崎、串木野、山川、九州の海岸線三分の一を擁するという、そうした沿岸漁業、そして沖合い漁業などを含めて、これからの二百海里時代に対応する水産振興開発、そうした問題について、まず基本的な諸問題についてお伺いをしたいと思います。  最近の海洋二法ができ上がった後、いま日ソ漁業交渉が活発に進められているわけでありますが、これに伴って南海水域における漁場の問題あるいはまた新漁場の開発、遠洋漁業の見通し、あるいは振興政策をこの際抜本的に転換をする時期にきているのではないか、そうした面でこれから私どもが漁業振興、水産……

第80回国会 農林水産委員会 第27号(1977/05/18、34期、日本社会党)

○新盛委員 昨日からもう繰り返し繰り返しこの問題について議論がされておるわけですが、農業者年金基金が発足をして六年と四ヵ月、この間農業者年金制度は、四十九年、五十一年と二回にわたって、法律改正によって、より制度の内容の改善と充実が図られてきたのでありますけれども、年金給付水準の引き上げ等に関して、これに伴う保険料の改定、年金額への物価スライド制の導入、出かせぎ者など短期被用者の年金加入への特例措置、一定の条件を満たす三十五歳未満の後継者に対す保険料の軽減措置、後継者に対する経営移譲要件の緩和、すなわち使用収益権を認め、納税の猶予制度、こうしたものの設定など、まだ十分でない部面があるわけでありま……

第80回国会 農林水産委員会 第31号(1977/06/03、34期、日本社会党)

○新盛委員 鈴木農林大臣、今次の五月二十七日に至るまでまさに日ソ漁業協定を締結をされるその段階まで、誠心誠意御努力をされたし、また国益を守り主権を守っていくという立場で終始一貫臨まれたあなたの姿勢に対しては、その御健闘に心から敬意を表します。  しかし、この暫定協定はいま本会議に諮られようとしているわけでございますが、この内容について一々私の方からは触れません。第一条の海域の問題、いまお話のございました第二条のソ連側が日本の領海内でいわゆる魚をとらない、そういうことの断念を明確にしているということなどを含めて、相互利益あるいは均衡論の問題で議論のあったいきさつ、ある意味では後退をしているのでは……


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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 災害対策特別委員会 第2号(1977/08/02、34期、日本社会党)

○新盛委員 このたびの鹿児島市竜ケ水地区における山崩れ災害並びに桜島の火山活動に伴う降灰等による災害等に対しまして、衆議院の災害対策特別委員会として特別に御配慮を賜り、現地をつぶさに視察をしていただいたと同時に、ただいま報告がございましたように現状の認識については十分おわかりをいただいているものと思います。  私は特にこの竜ケ水地区における今回の災害について御質問をしたいと思います。  今回の災害は、鹿児島の特殊な条件、すなわち姶良カルデラ地帯におけるシラスあるいは軽石あるいは凝灰角礫岩やあるいは溶結凝灰岩などによる災害の発生だというふうに言われておりますけれども、この原困について、これから後……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 農林水産委員会 第2号(1977/10/25、34期、日本社会党)

○新盛委員 ただいま提案されました漁業水域に関する暫定措置法の一部を改正する法案の問題に関連をしまして、私の方からは日ソ漁業交渉後の諸問題、水産行政についての若干機構改革を含める諸問題、さらには、ただいま提案されている一部改正による拿捕に伴う処置によって、国際漁船救援会という関係について、さらに減船補償の問題、南太平洋フォーラム諸国への対応策、魚価、流通対策について、大体五十分の間ですけれども、かいつまんで質問をしたいと思います。  まず、日ソ漁業交渉、いわゆる日本外交の側面から見てある意味では非常に成功した、ある意味では失敗をした、こうした面のとらえ方はいろいろございますが、われわれは今日の……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 農林水産委員会 第2号(1978/02/10、34期、日本社会党)

○新盛委員 農林大臣の所信表明を昨日聞いたのですが、特に水産の振興に当たる問題について約六百字程度の内容で、読んで何か、二百海里時代到来という面だけの強調はされておりますが、内容が従来と変わっていないじゃないかという面ではきわめて失望をいたしました。  そういう観点から、現実の問題として、いま漁業外交という面においては、果たして日本の姿勢としていわゆる先手先手で進めておられるのかどうか。もう八方ふさがりでどうにもならないという状況の中で暗中模索をしておられるように実は見受けられるわけです。そういう面でいまこそ発想の転換が必要になってきたのじゃないだろうか、そういう面で、ぜひ基本的な姿勢として農……

第84回国会 農林水産委員会 第3号(1978/03/17、34期、日本社会党)

○新盛委員 主に牛肉問題について質問をしていきたいと思います。  牛肉の輸入枠拡大が生産者に与えたショックはきわめて大きいものがあります。中川農相は、日米通商交渉決着の後に、国内畜産農家には支障はない、こう言い切ったわけでありますが、現実に子牛あるいは枝肉の価格は下落をしておりますし、生産農家は将来の希望も全く失って生産意欲が減退の一途をたどっているわけでありますが、政府に強い不信感を持っているこれからの畜産農家の問題について、政府としては一体どう考えているのか、そのことをまず第一にお聞かせをいただきたいと思うのです。  それと十五日の日に、一応、「最近における畜産の動向と畜産関係諸施策等につ……

第84回国会 農林水産委員会 第7号(1978/03/30、34期、日本社会党)

○新盛委員 マル寒、すなわち北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法については、午前中質問が特に集中的に行われたようでありますから、私の方では、主としてマル南、すなわち南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法に関する部分について質問をしてみたいと思います。  今回のマル南法にかかわる問題の法案の改正等については、制度の期限の延長、貸付対象事業の追加、そして貸付限度額の引き上げ、このことが主力になっているわけであります。  そこで、この法律ができた経緯、さらにはこれからの畑作振興等について基本的な問題をただしておかなければならないことがございます。それは、最近の水田再編成対策に伴って米の生産調整な……

第84回国会 農林水産委員会 第13号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○新盛委員 大臣がいまいらっしゃいませんから、後ほど大臣のお答えをいただく分を残して、一応、今回の畑作物共済及び園芸施設共済に関する臨時措置法の新しい本格実施に伴って、具体的な諸問題についてお聞きをしたいと思います。  畑作物の栽培及び施設園芸に関して不慮の事故を受けた場合、その損失を補てんをして、農業経営の安定を図るという目的で今回の両共済を本格実施、こういうことになって、農業災害補償の制度を創設されたわけであります。また、これに伴う農業共済団体等の家畜診療施設の実態を見ながら、その法的な位置づけをされるというのがその趣旨になっているようであります。  そこで四十九年度から、バレイショ、てん……

第84回国会 農林水産委員会 第16号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○新盛委員 漁船積荷保険臨時措置法の一部改正に関する法律案の提起に対して、本委員会での審議を通じて、質問そしてまた考え方について政府側の御答弁などをいただきたいと思います。  漁船積荷保険は、漁船に積載した漁獲物等の積荷について生ずるあらゆる損害を適切に保険するという制度確立を図ってきているわけでありますが、これまで四十八年十月以降、試験実施という形の中で、いわゆる漁船積荷保険臨時措置法に基づいて、漁船保険組合が元請保険者となって、漁船保険中央会が再保険者という形で現在まで推移しているわけであります。  しかし、今回この改正というのは、試験実施期間を諸般の情勢によってさらに五年間延長したいとい……

第84回国会 農林水産委員会 第22号(1978/05/10、34期、日本社会党)

○新盛委員 森林、林業の現状がかつてない厳しい状況に直面をしていることは、いままで本会議なりあるいは委員会でも議論をされてきたわけでありますが、わが国の森林面積が二千五百三十万ヘクタールありますけれども、この国土の六八%を占めている森林、林業の位置づけはきわめて大事なものがあります。そうした中に立ちまして、いま御提起されております国有林野事業の本法律案につきまして集中的にこれから二時間議論をしてまいりたいと思います。  それで、認識の面として私どもがとらえている角度を申し上げて、それに対する基本的な政府の考え方をも徴して随時進めてまいりたいと思います。  最近出されまして、私も本会議で、五十三……

第84回国会 農林水産委員会 第28号(1978/06/01、34期、日本社会党)

○新盛委員 カツオ・マグロをめぐる南太平洋フォーラム諸国の二百海里漁業水域設定の動きは非常に深刻なものが出ているわけでありますか、前回も特にカツオの問題について質問をしたり議論もしてまいりました。しかし、現実はきわめて厳しい状況の中でございまして、わが国の遠洋カツオ漁業が、国民に動物性たん白質を供給するために、操業海域を遠く南太平洋に求めて生産増強に努力をしているわけであります。しかしながら、最近世界各国の二百海里漁業水域の設定実施によって、わが国の遠洋漁業はかつてない打撃をこうむり、いまだ経験したことのない危機に瀕していると言われています。特に、南太平洋諸国の二百海里設定、実施によって、南九……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 災害対策特別委員会 第3号(1978/10/19、34期、日本社会党)

○新盛委員 活動火山対策特別措置法の成立に基づいて、国土庁を初め関係各省において前向きの姿勢でお取り組みをいただいていることに対して冒頭感謝申し上げます。特に桜島火山活動に関する諸問題で、時間が三十分しかありませんから締めくくりというか、いままで議論されておりました問題について整理をしながら確認をしてまいりたいと思います。  まず、火山活動による降灰量の観測を今後どのようにしていくかという関係であります。  大規模な、また大変多量に降る灰の観測が、現在のところ鹿児島の中央測候所を中心にして行われているわけでありますが、この観測体制の整備ということがきわめて重要になってきているわけであります。各……

第85回国会 農林水産委員会 第3号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○新盛委員 漁業振興に関する一般問題として、とりわけ当面問題になっておりますわが国のカツオ漁業についてこれから質問をしていきたいと思います。  わが国の代表的な漁業であるカツオ・マグロ漁業、往年の面影は全くなくて、オイルショックあるいは二百海里、円高不況等の内外の圧力によって、いまや全くピンチに立っている。とりわけ苦悩しているカツオ漁業について、政府関係者のこれに対する取り組みについてお聞きしたいと思います。  もはや暗中模索と言われている、見通しも立たない、ただ制度金融等で食いつないでいるという現状であります。そうした中で、いまピンチョウ不漁に伴うカツオ豊漁が続いているという反面、円高でかん……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 災害対策特別委員会 第2号(1979/02/22、34期、日本社会党)

○新盛委員 昨年、活動火山対策特別措置法ができまして、途中からの五十三年度の実施状況についてお伺いします。  公共施設などの降灰対策、避難施設の整備あるいは活動火山周辺地域防災対策、砂防、治山事業など、現実相当規模の予算も配置されて、有珠山なり桜島などそれぞれの投資をされたわけですし、補助もされたわけですが、その進捗状況についてお伺いをしたいと思います。現実まだ継続的なものもございますが、どういうふうになっているか。  たとえばこの実施の中で、桜島の例で桜州小学校というのがありますが、昨年予算がつけられましたプールの上屋をつくったわけです。大体五百万円補助がされました。実際は二千万円以上かかっ……

第87回国会 農林水産委員会 第2号(1979/02/20、34期、日本社会党)

○新盛委員 大臣が予算委員会の方に時間を割愛される時間もありまして、三十分、三十分ということになってどうも腰を折られるようなことになるようですが、この農林水産大臣の所信表明の内容から見て、一口に言ってこれは何を言っているのか、そのことにかかわるわけでありますが、いま国民の水産たん白質の確保のために、食糧産業としての漁業の位置づけというのを、新しく大臣になられて水産行政を重視したいと力説をしておられる大臣はどうお考えになっているのか。さらに、いま二百海里時代の三年目に入ったわけでありますが、現在は生産者の魚価の低迷、無秩序な輸入の増大あるいは外国漁船による二百海里内領海十二海里まできわめて遺憾な……

第87回国会 農林水産委員会 第5号(1979/03/20、34期、日本社会党)

○新盛委員 日ソ漁業協力協定に基づいて、いま、きのうから第一回の日ソ漁業委員会も一開催されておりますし、非常に緊迫した二百海里時代に対応する諸問題が出ているわけですが、この国際的な総括的な問題は後ほど角屋委員の方から御質問があることだと思いますので、私の方からは、今回提案をされております沿岸漁業改善資金助成法に基づく諸問題について質問をしていきたいと思います。  今回出されております沿岸漁業の改善資金の助成をいまここで出さなければならないということになったのも、二百海里時代に入って、沿岸漁業の見直しをしなければならないという前提に立つわけでありますが、今日言われております資源管理型漁業の推進を……

第87回国会 農林水産委員会 第10号(1979/04/26、34期、日本社会党)

○新盛委員 ただいま日ソサケ・マス漁業交渉の結果について大臣から御報告がありました。この問題について、交渉の経緯に当たっていろいろと議論なされたわけでしょうが、総じて漁獲量は昨年どおり、しかし実質的には削減を受けているという実情の中で、漁業協力費などを中心にしたいわゆる金でつったサケ・マスじゃないかとか、あるいは高くつく沖取りではないか、消費者にとってはこれは大変な迷惑な話だというようなことなど、いろいろと批判があります。他方では、昨年のように減船にならなかったということは一定の成果があった、あるいはまた交渉も短期間に行われたということでも従来に見ないある程度の前進ではなかったかというような評……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第4号(1977/03/30、34期、日本社会党)

○新盛小委員 私は主として豚肉及び牛肉の安定基準価格などについて質問をしてみたいと思います。  豚及びこの肉用牛の生産をめぐる状況は、食肉価格は五十年春以降随時回復をしてきた。また五十一年に入ってからも安定上位価格を超えるという状況で、順調に推移してきていると説明をしておられます。昨年九月以降、特に豚肉については、長期間実施された輸入豚肉の関税減免措置が原因となりまして、価格が安定基準価格近くまで下落をしたということがあって、五十一年十月三十一日をもって関税の減免措置は打ち切られた経緯があるわけです。このような変動が将来の問題として再び起こることがあってはならないのでありますが、畜産農家は絶え……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○新盛分科員 まず冒頭に、この八日に起こりました上越線の脱線転覆事故、この問題について、その概況については省略をいたします。 すでにあらゆる手段あるいは手だても加えられ、なされているわけですが、前代未聞の遭遇事故だというふうにとられておられるわけですけれども、もしこれが間違って大惨事ということになったらどうだったろうか。もうすでに死者が一名出ましたし、重傷者三名、約百余名を超えるような死傷事故ということになったわけです。この原因は不可抗力だったというようないろんな言われ方がございますが、落石による事故、これは国鉄が沿線を持っている以上、そこに防災措置その他いろいろとなされているわけですけれども……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○新盛分科員 時間がありませんので簡潔に、国鉄再建の基本的な方針の中で、特に運賃問題、民営、分割論、さらにはこれからの再建方策の中における新幹線、ローカル線との兼ね合いについて、主に運輸省並びに国鉄の関係者にお聞きをします。  第八十二回あるいは八十三回の国会を通して運賃法の法定主義緩和が決まり、三月三十一日から実施の運びになります。国鉄は国鉄運賃問題懇談会をすでに第一回二月十七日にお開きになりましたし、三月末めどで意見をまとめたい。構成は学者、言論界、消費者、労働団体、産業界、中小企業、農民などで、広範に意見を聴取する中で最終的には国鉄が決める、そして運輸省はまたダブルチェックをもって、運輸……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○新盛分科員 主として建設関係並びに通商産業あるいは海上保安庁の関係で、地元の問題を含めてただしていきたいと思っております。  最近、わが国の産業経済及び国内開発整備の進展、民間における設備投資の拡大とともに、骨材の重要性が飛躍的に増大をしてきております。こうした需要の増大、有限の資源の枯渇とさらには環境保全あるいは公害、そうしたものとのかかわり合いの中で急速に供給に対する条件も悪化してきている最近、特に砂利の採取等についてお伺いをしたいと思うのです。  これは土木建築に関する円滑な推進のためにきわめて重要なことでございますし、天然資源をもってする砂利、砕石、そうしたものに対して、特に砂利採取……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○新盛分科員 いまも、いろいろ御指摘ございましたが、このどろ沼化した、職場の荒廃が一層高まっていると言われている郵政の労使紛争となっているマル生というのは一体何なんでしょうか、大臣お答えいただきます。
【次の発言】 郵政省というのは公共性の強い郵便事業を扱っているわけですし、その担い手である労働者の労務管理について、どういうふうにいままで指導し、あるいはまた、そのことに対する全逓といういわゆる逓信労働組合があるわけですから、そういう対応機関との労使慣行という、従来積み重ねられた経営者側と労働者側との間の取り決め等もあるわけです。 なぜ今日まで――この不当労働行為のいわゆる救済申し立て書がすでに……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○新盛分科員 最近の雇用状況についてこれまで幾つか議論もされてきたことだし、この予算編成をめぐって、特に雇用問題、雇用の創出を含めて政府内部の動きやあるいは野党からのそれぞれの要求が出されて、目下そのことの折衝が行われている段階でありますから、それなりに十分理解をしながら、短い時間ですが、お聞きしたいと思っています。  最近、長期化している不況、その中における雇用構造というのは相当変わってきておるわけです。そして雇用の現状というのは、海運関係の産業におきましても失業者が一万二千人、造船業界におきましても、四十九年以降五十三年ごろまでにすでに労働者七万二千人、あるいは二百海里設定等によって漁船労……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○新盛分科員 外務大臣は、いま日本海域における韓国漁船の北海道沖操業などについて、あるいはまた西日本地域における韓国船の大型トロール船が乱獲をしている、魚族を大変資源枯渇というところまで追い込んでおるという事実を知っておられますか。
【次の発言】 水産庁が漁業外交の面で、これから韓国との間の折衝等もおやりになるでしょうが、その協定を結ぶとか、あるいは日韓の間の漁業協定というのも現在あるわけでありますが、そうした外交的な面では、これは外務省としてその認識と姿勢ということにおいてきょうはお尋ねをするわけでして、水産庁関係は呼んでおりません。  そこでまず第一に、この韓国漁船の北海道沖操業について、……



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データ更新日:2023/02/05

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