このページでは木内良明衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○木内良明君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま趣旨説明のありました地方交付税法の一部を改正する法律案並びに昭和五十五年度地方財政計画について、総理並びに関係大臣に質問するものであります。 昭和五十五年度の地方財政計画によると、その規模は四十一兆六千四百二十六億円で、十年ぶりに国の一般会計予算を下回っており、また、対前年度伸び率も昭和三十一年以来の低さという圧縮型の財政計画となっております。 しかし、その内容を見ると、地方債発行は前年度より九・七%の減となっているものの、その額は四兆四千億円の巨額となっております。また、歳出面における借金返済に要する公債費は三兆円を超え、歳出に占め……
○木内委員 関西電力高浜二号機における一次冷却水の大量漏洩事故についてお聞きします。 この事故は、温度測定用検出器取りつけのための五つの座のうち、検出器を取りつけていない予備座を閉止するためのプラグが破損したことが原因とされています。すなわち、本来ならステンレス製のはずの部品が実際は銅合金製であったことによるものですが、関西電力は事故直後、これを単純なミスとして発表しております。確かに部品のつけ間違いという意味では単純ミスということでしょうが、事故原因が単純であるだけに、さらに引き起こされた事故の規模が、わが国の原発史上、八十トンもの一次冷却水が格納容器内に漏れたといったことなどから考えて最……
○木内委員 私は、実験用静止衛星ECS、いわゆる「あやめ」二号の実験結果についてお聞きいたしますが、その前に、このたびの実験そのものが持つ意味というものは、具体的に何点かあると思うのですけれども、一体どういったことでありましたか、お聞きしたいと思うのです。
たとえばミリ波通信という電波の未開拓領域への挑戦でございますとか、幾つか挙げられると思うわけですが、この実験に限っての意味をお聞かせください。
【次の発言】 今回の打ち上げのための関係予算は大体どのくらいであったか、さらにまた打ち上げそのものないしは衛星本体とを含めて項目別の予算をお聞かせください。
○木内委員 私は、先月の十八日に当委員会におきまして「あやめ」二号の事故原因について、具体的にヨーウエートの問題あるいはまたアポジモーターの問題等に触れたわけでありますけれども、その後三月の二十六日でございますが、宇宙開発委員会の第四部会より事故原因に関する審議状況の中間報告があったというふうに聞いております。当然、前回の私の質疑を踏まえての内容であろうかというふうにも思っておるわけでありますけれども、この中間報告の内容がどんなものであるか、まずお聞きします。
【次の発言】 いま三点にわたっての三月二十六日の中間報告を御説明いただいたわけでありますが、局長いまおっしゃられたように、四月六日に調……
○木内委員 今回の事業団法の改正案の審議に関しまして、「むつ」の問題並びにわが国の原子力船開発がどうあるべきか、こうした展望を描き出す上から質問を行いたいと思います。 わが国は、明らかに海洋国家でございまして、海洋立国、加工業立国という特性を持っているわけであります。したがって、その意味から私は、海運に関しては、きわめて重大な決意を払い、なおかつ、常に先進的立場を保持することが、今後のわが国の繁栄と存続のために不可欠であるというふうに考えるわけであります。 しかしながら、今回のこの「むつ」の法案の審議に当たって、現状をいろいろつまびらかに検討してまいりますと、大変憂うべき現状であるというふ……
○木内委員 私は、前回約一時間にわたって当委員会で本原子力船開発事業団法の改正案についての質疑を行ったわけでございます。その後私は、いろいろと具体的に疑問を感ずる点がございまして、一作昨日の四日、佐世保の現地に行ってまいりました。「むつ」の大沢船長あるいは現場の工事事務所の所長とかなり長時間にわたって突っ込んだ議論をしてまいりました。そうした現場で私が見聞した内容等を踏まえて、きょうは長官もお見えでございますし、何点かにわたっての質問を行っていきたい、このように思っております。 まず、前回の私の質問を振り返ってみて、私自身評価すべき点があったというふうに思いますのは、この「むつ」は今後研究開……
○木内委員 私は、きのうの質問に引き続いて何点かにわたってお聞きをいたします。
率直にお聞きするわけでございますけれども、「むつ」の技術的水準をどう評価するか、高いのか低いのか、長官、ひとつお聞かせください。
【次の発言】 いわば条件つきの水準の評価ということで、定まっていないという印象を受けます。
昨年十二月二十日の原子力船研究開発専門部会報告書に、るる諸外国の原子力船開発の状況に触れた後、いわば諸外国の舶用炉あるいは原子力船の評価について、原子力商船の実用化に必要な「基礎的技術基盤が既に確立されている」という評価が行われておりまして、同じ資料の中に「我が国における原子力船技術の現状」と……
○木内委員 わが国の中小企業といいますのは、企業数で申し上げれば九九%、従業員数で約八〇%を占めている状況でございまして、いわば経済発展の中ではきわめて重要な役割りを担ってきている、本当に日本経済発展の屋台骨であったというように私は感じているわけであります。また、今後の国民経済の均衡のとれた成長発展というものを考えるときに、どうしても中小企業の健全な経営姿勢、体質の強化というものが不可欠の条件になろうかというふうに思うわけであります。しかし最近の石油価格の高騰あるいは原材料等諸物価の引き上げ等によって、中小企業を取り巻く経済環境というものはきわめて厳しくなっているというのが実情だというふうに思……
○木内委員 私は、前回の公庫法案の審議に引き続いてお聞きするわけでございます。前回も若干触れましたけれども、この中小企業金融公庫が現在採算が悪化しているという状況にあるわけでございますけれども、今回の法案提出に絡んで追加出資あるいは債券発行限度額の引き上げ、加えて前回総裁の方からも御答弁をいただきましたが、手数料と利幅のバランスの問題、そういった問題も総合的に勘案して、今後中小企業金融公庫における財政のいわゆる健全化を図る上からの総合的な対策はどのようになっておられるのか、お聞きします。
【次の発言】 いまお答えのございました手数料の問題は、具体的に何か見通しを立てておられますでしょうか。当然……
○木内委員 きょうは大臣もお見えでございますので、宝石に関する各種の問題について実はお聞きをしたいと思うのです。 私も実はきょうのこの質問に当たって従来の会議録というものをいろいろと見ました。宝石に関する問題が取り上げられたということが余りないんですね、国会では。かつて全体から見ればごく一部の消費者のものとされていた宝石が、今日幅広い消費者層の購買対象となっているのが実情ではなかろうかというふうに思うわけです。たとえば若い人の結婚指輪で使われたり、さらにまた宝石の持つ財産性ということから、一般庶民の庶民感覚からした蓄財の対象としての購買のケースというのが非常にふえている。いわば庶民の購買ケー……
○木内委員 エネルギー問題の解決はわが国にとっていまや国民的緊急課題になっているわけでありまして、そういった意味からこの法案の審議というものも当然今国会におきましては重要な意味を持つというふうに受けとめておりまして、そうした意味から質問を行うわけでありますけれども、与えられた時間が非常に限られておりまして、実際大変多角的な観点から質問ができる法案ということになっているわけですが、何点かにしぼってお聞きをしたいというふうに思います。 初めに、政府は昨年の八月に策定した「長期エネルギー需給暫定見通し」において、昭和六十五年度に石油の供給を五〇%に、それから七十年度には四三・一%にする方針をすでに……
○木内委員 本日私は、この倒産防止共済の法案について質問を行うわけでございますけれども、この中小企業の問題は、通産大臣としては、日本経済の今日までの発展を支えてきた屋台骨そのものに関する重要な問題であるというふうに受けとめていただきたいと思いますし、また、そうした観点から本日私は質問を行いたいと思うものでございます。 特にいまいろいろ厳しい経済環境の中で、中小企業は倒産の危機にさらされているわけであります。倒産の実績等についての論及もいろいろな場で行われているわけでございますが、この審議に入る前に、たとえば、昨年の上期において一万二千件の倒産があった、昨年末においては一万六千件の倒産の実態と……
○木内委員 先日、私は、当委員会における倒産防止共済制度の審議の中で、今後のあるべき中小企業対策に触れまして、主に倒産の今日までの推移と今後のいろいろな情勢というものを勘案した上での倒産傾向とその防止ということについて種々質問を行ったわけであります。 本日また、この中小企業等協同組合法等の改正案審議に当たりまして、まず八〇年代という時代の流れの中における対中小企業施策はいかにあるべきかという点についてお聞きをいたします。 いまや石油問題を初めとする国際政治の現状はますます激動と不安定の様相を色濃くしてきておりまして、わが国中小企業の存立と今後の健全な発展というものも、よほど真剣な取り組みが……
○木内委員 本日は大変お忙しいところありがとうございます。公明党の木内でございます。 生田参考人にお伺いをさせていただきます。 いろいろと生田先生のお書きになった書物でございますとか文献を拝見しておりまして、きわめて重要な御指摘をいただいた部分についてお聞きをするわけでございますが、ある雑誌の新春対談の中で、生田参考人はこういう御指摘をなさっておられる。これはもうエネルギー問題をいろいろと議論を進める上で、私はきわめて重要なポイントだというふうに思います。基本的な問題でございます。 まず、日本は国内でエネルギー問題の考え方のスタートラインが間違っているんじゃないかという気がする。つまり、……
○木内分科員 私は、日米協定に基づく米軍の基地施設と東京、いわゆる首都圏における道路網の整備の問題についてお聞きいたします。
防衛庁長官がいまちょうどいらっしゃらないので、それでは初めに建設省にお聞きいたします。
具体的には港区の中心にございます赤坂のプレスセンター並びにこれに関連した環状三号線の道路の問題であります。
まず、この東京環状三号線の本来的な機能あるいは首都圏道路の整備計画におけるほかの道路網との関連という立場から見た役割りは一体どうなっているのか、建設省にお聞きします。
【次の発言】 交通量の問題並びに六本木、四谷周辺の道路事情の問題との関連はどうでしょうか。
○木内分科員 都市中小河川の改修の問題、特に神田川流域の問題についてお聞きします。 都市中小河川のいろいろな問題があるわけでありますけれども、こうした問題下の象徴的な地域と言える神田川におきまして、ここ数年の降雨時の浸水による被害の実態というものは、たとえば大規模なものだけを拾ってみても、昭和四十九年七月二十日に新宿区の戸塚では床上浸水四百二十六、床下浸水が百三十。昭和五十二年八月十九日の被害。さらに昭和五十三年四月六日春季集中豪では、新宿区高田馬場地区において床上侵水三百四十三戸、床下が百九十八戸、同じく西早稲田で床上三十戸、床下百二十一戸というぐあいに大変な被害に見舞われているわけであり……
○木内分科員 私は、最近問題になっておりますニホンカモシカの食害問題についてお尋ねをいたします。 ニホンカモシカは昭和九年に天然記念物に指定されておりましたけれども、その後その種の保存あるいは維持というものが困難になるということから、昭和三十年に特別天然記念物として指定されたわけであります。その結果手厚い保護を受けるようになりまして、その頭数というものが飛躍的に増大して、現在では山林あるいは農業というものに大変大きな被害を与えるようになったわけであります。 そこで私は、問題になっておりますカモシカによる造林木の被害並びに林業経営に及ぼしておりますところり重大な影響について、現在全国的な状況……
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