このページでは松野幸泰衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(松野幸泰君) 鳥居議員の御質問にお答えいたします。 合理的な土地利用の確保と適正な地価の形成を図るため総合的な土地政策を推進することは、国民生活の安定と経済発展を図る上で重要な課題であると考えております。 このため、国土利用計画法の的確な運用等により、適正かつ合理的な土地利用の確保と投機的な土地取引の抑制を図りつつ、市街化区域内農地の宅地化の促進、住宅宅地関連公共公益施設の整備の促進、既成市街地の高度利用の促進、土地税制の活用等により宅地供給の促進を図る等必要な施策を総合的かつ積極的に講じてまいります。 以上であります。(拍手)
○国務大臣(松野幸泰君) 昭和五十七年七月豪雨による被害の状況と今後の対策について御報告申し上げます。 本年の梅雨期は、平年に比べ、全国的に少雨傾向にありましたが、七月十一日から前線活動が活発となって、二十三日午後から、長崎地方を中心とする九州北部で大雨となり、特に長崎市では記録的な集中豪雨となり、甚大な被害が発生しました。 七月二十九日十七時現在の被害状況は、死者三百二十二名、行方不明三十七名、負傷者三百五十三名、建物の全半壊千六百五十八棟、床上浸水二万五千五百二十棟などとなっています。 特に長崎市においては、五百ミリを超す豪雨により、各所でがけ崩れが発生し、多くの死者のほか、多数の行……
○松野国務大臣 ただいま御決議のありましたなだれ防災体制の整備につきましては、御趣旨に沿って関係省庁間の連携を密にして、なだれ防災対策に関する調査研究を進め、施策の充実に努めてまいりたいと存じます。
○松野国務大臣 国土行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し述べます。 国土資源の面での制約に加え、近年、国民の価値観の多様化、人口の高齢化の進展、第三次産業の増大など、わが国の社会経済の構造変化が急速に進んでおります。 このような中で、人と国土との安定したかかわり合いを実現し、土地、水などの国土資源の有効な利用を通じて、豊かで住みよい地域社会を形成することが国土政策の基本的な課題であります。 かかる観点から、私は、以下に述べる諸施策を積極的に推進してまいります。 第一は、国土計画の推進であります。 まず、第三次全国総合開発計画の柱である定住構想の推進については、すでに……
○松野国務大臣 お答えいたします。
御指摘のとおり、過大都市の人口、産業の集中を抑制し、地域の振興を図ってまいることは、地域の生活水準の向上や文化発展ばかりでなく、国土の保全、災害からの危険分散等の見地から必要だと考えております。このため、政府としては、昭和五十二年に策定された第三次全国総合開発計画においで、全国土の利用の均衡を図りつつ、豊かで住みよい環境を総合的、計画的に整備することを願いとして、定住圏構想を推進してきているところであります。今後ともこの基本方針に沿って地域の振興に努めてまいります。
【次の発言】 まず私は中部圏の位置について、御指摘のような感覚を持っておるのですが、世界的……
○松野国務大臣 まあちょっと、そういうわけにもいかない。
【次の発言】 大臣が参議院に出ておられるので、横山委員から私の方へ答弁しろということですが……(横山委員「いや、あなたに聞こうと思っておったんだよ」と呼ぶ)いや、後ほどまたお話を承りますが、しかし、私も閣僚の一人として、横山委員の御意見、同感でございますので、御納得のいくように、私も十分勘案して努力いたします。
【次の発言】 お答えいたします。
まず第一に、御懸念のありました産業本位という問題、それから道州制の前提ではないか、自然破壊につながるのではないかと、そういう考えは全然持っておりません。それを前提に置きまして、いまのは大変結構……
○松野国務大臣 まず、地震の状況から御報告をさせていただきます。 今回の地震による被害の詳細については調査中でありますが、大きな地震であったにもかかわらず、死者、行方不明がなく、また火災の発生もなく、被害が最小限にとどまったことは不幸中の幸いでありました。 二十二日十八時現在判明しておる被害状況は、負傷者は百二十四名、重傷者七名、全壊七棟、半壊十二棟、一部損壊九十二棟となっており、また土砂崩壊等により、道路は、国道二百三十五号で通行どめ二カ所、鉄道は、国鉄日高本線の一部が不通となっており、その他各地で停電、断水等が発生しました。 北海道庁に北海道地震災害対策連絡本部、浦河町ほか七市町に災……
○松野国務大臣 お答えいたします。
琵琶湖は、豊富な水資源と自然環境に恵まれ、近畿圏の住民にとっていわば母なる湖であります。琵琶湖にかかわる永年にわたる上下流の治水、利水上の利害を調整し、豊かな環境を保全、増進しつつ、下流への水の供給を図ることが近畿圏の健全な発展のためきわめて重要な課題でありました。そこで、これに必要な事業を総合的に推進するため本法が制定されました。
【次の発言】 お答えいたします。
宮繁局長からただいま答弁しましたように、琵琶湖総合開発特別措置法を十年間延長して、引き続き琵琶湖総合開発事業を推進するに当たっては、関係各省庁に対しても積極的に協力を求めつつ、必ず期限内に事……
○松野国務大臣 お答えいたします。 生活給の問題は、これは重要な問題でありますから、これについてとかく申し上げたつもりはありませんけれども、いわゆる優良企業と倒産寸前の企業とが同率に給与が扱われるということになりますと、これは一生懸命励んで努力しておる人たちにやる気を失わせる。国鉄の批判を申し上げるわけではありませんが、閣議で申し上げたことは、実は毎日のように新聞で出ておりますことをちょっと私簡単にメモしてきましたので、詳しくは説明を省略しますが、要するに酔っぱらって名古屋駅でブルートレインの事故を起こした。寝坊をやって運転に間に合わなかった。やみ給与、やみ手当。または勤務中に賭博をやって警……
○松野国務大臣 本法律案の御提案に当たり、委員長及び委員各位の払われた御努力に深く敬意を表するものであります。 本法律案については、離島の現状にかんがみ、政府としてはやむを得ないものと考えるところであります。この法律案が御可決をされた暁には、その趣旨に沿い適正な運用に努め、離島振興対策を一層推進してまいる所存であります。
○松野国務大臣 昭和五十七年七月豪雨による被害の状況と今後の対策について報告いたします。 七月十日からの豪雨による被害は、七月二十七日十七時現在、長崎市を中心として死者二百八十一名、行方不明八十九名、負傷者三百三十九名、建物の全半壊千百六十棟、床上浸水約一万四千棟となっております。 政府におきましては、強力な応急対策を講ずるため、二十四日に私を本部長とする非常災害対策本部を設置いたしました。 また、二十五日には、私は、政府調査団の団長として被災地の状況をつぶさに調査してまいりました。 長崎市においては、五百ミリを超す豪雨により各所でがけ崩れが発生し、多くの死者のほか、多数の方が生き埋め……
○松野国務大臣 このたび、国土庁長官を拝命いたしました松野幸泰でございます。 本年は、北海道などにおける豪雨、台風十五号などの災害が多発し、その被害も例年になく甚大となっております。 災害から国民の生命、身体、財産を守ることは国政の基本であり、私は、大規模地震を初め、台風、豪雨、豪雪、火山噴火等各種の災害に関し、その予防、災害が発生した場合における応急対策の迅速かつ的確な実施、早期の復旧等、災害対策の推進に積極的に取り組んでまいる所存であります。 委員長を初め委員各位の御指導、御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○松野国務大臣 昭和五十七年度における防災計画及び災害復旧計画等の概要について御説明申し上げます。 わが国は、その自然的条件から、台風、豪雨、豪雪、地震等による災害を受けやすく、また、社会経済の発展に伴い災害の態様も複雑多様化してきており、これらの変化に即応して、強力な施策を推進する必要があります。 政府といたしましては、防災基本計画に基づき、防災に関する科学技術研究の推進、災害予防の強化、国土保全の推進、迅速適切な災害復旧の実施等に重点を置いて、その推進を図っているところであります。 特に、災害復旧につきましては、昨年は、豪雪、梅雨前線豪雨、北海道における豪雨、台風十五号等の災害が多発……
○松野国務大臣 本法律案の御提案に当たり、委員長及び委員各位の図られた御努力に深く敬意を表するものであります。 政府としては、特別豪雪地帯の現状にかんがみ、本法律案については特に異存はないところであります。 この法律案が御可決された暁には、その趣旨に沿い適正な運用に努め、特別豪雪地帯の一層の振興を図ってまいる所存であります。(拍手)
○松野国務大臣 お答えいたします。 今回の地震はマグニチュード七・三の大きな地震であったにもかかわらず、死者、行方不明がなく、地震につきものの二次災害としての火災もなく、被害が最小限にとどまったことは、不幸中の幸いであります。このような被害が最小限にとどまった大きな理由として、住民が十勝沖地震等の過去の地震の経験にかんがみ、防災訓練等を通じて、地震が起きたときにはまず火を始末するなど、地震に対する心構えが十分できていたことが挙げられると思います。私といたしましては、この教訓を今後の地震対策に十分生かしていくとともに、今回の地震被害につきましては、関係省庁との密接な連携のもとに、被害者に対する……
○松野国務大臣 昭和五十七年七月豪雨による被害の状況と今後の対策について御報告申し上げます。 七月十日からの豪雨による被害は、七月二十六日十八時現在、長崎市を中心として、死者二百三十九名、行方不明百三十三名、負傷者百十二名、建物の全半壊八百十四棟、床上浸水約一万二千棟となっております。 政府におきましては、強力な応急対策を講ずるため、二十四日に私を本部長とする非常災害対策本部を設置いたしました。 また、二十五日には、私は、政府調査団の団長として、被災地の状況をつぶさに調査してまいりました。 長崎市においては、五百ミリを超す豪雨により、各所でがけ崩れが発生し、多くの死者のほか、多数の方が……
○松野国務大臣 昭和五十七年台風第十号による被害の状況について御報告申し上げます。 台風第十号は、八月二日午前零時過ぎ愛知県の渥美半島に上陸した後、中部地方西部を通って日本海に抜け、温帯低気圧となりました。上陸時の中心気圧は九百七十ミリバール、最大風速は毎秒三十メートルの大型台風でありました。この台風に伴って、中国地方及び四国東部から東北地方にかけての広い範囲で大雨を降らせました。 このため、各地で土砂崩れ等による被害が発生しましたが、被害の状況は、八月三日十七時現在、死者五十二名、行方不明二十七名、建物の全半壊三百八十三棟、床上浸水六千四百五十四棟などとなっております。 なお、施設関係……
○松野国務大臣 指定の時期でございますが、いま事務出局で鋭意作業を急がせておりますが、中小企業関係は、半ばといいましてももうすぐでございますが、指定のできる見通しでおります。
なお、河川その他の激甚災害につきましては、まだ少し書類を整えるのに時間がかかりますけれども、実際においては指定をするという方向で決めておりますので、そのように地元で対処していただきたいと考えております。
【次の発言】 委員の御質疑、私、全く同感でございますから、災害対策本部長として督励をいたしますので、よろしくお願いします。
【次の発言】 いろいろ御意見がございましたが、貴重な御意見として、総力を挙げて関係の行を督励を……
○松野国務大臣 今回の七月及び八月豪雨災害に際しまして、委員長及び委員各位の払われた御努力に深く敬意を表するものであります。 本法案については、今般の災害の実情にかんがみ、政府としてはやむを得ないものと考えるところであります。 政府としては、今後とも災害対策を一層推進してまいる所存でありますので、何とぞよろしくお願いをいたします。
○松野国務大臣 このたび、北海道開発庁長官に任命されました松野幸泰でございます。 委員長並びに委員各位には、日ごろ北海道開発のために御尽力いただいておりますことをこの機会に感謝申し上げるとともに、その御努力に対し深く敬意を表するものでございます。 私も、長官に任命されました以上、全力を傾けて北海道開発に尽くしてまいりたいと考えております。よろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○松野国務大臣 ただいま五十一年のお話をされたように、私は、あの税制というものはむしろ宅地が出ることを阻害されたと思います。したがって、税法を改正することによって、いままで凍結しておったような状態の宅地が今度の緩和で出てくる、私はいろいろな統計からそういうふうに見ておりますので、よろしく御賛成願います。
○松野国務大臣 お答えいたします。 地価公示による昭和五十六年一月一日の住宅地の一平方メートル当たりの平均価格は、三大都市圏以外の人口十万人以上三十万人未満の都市で四万四千円、人口百万人以上の都市で十万六千五百円、東京都二十三区で二十五万二千五百円となっております。不動産関係業者の店頭表示価格などのいわゆる実勢価格については、国土庁では調査を行っておりません。
○松野国務大臣 私も、箕輪大臣同様出席いたしまして、いろいろ皆さんから御意見が出まして、いろいろやりとりのあったことも、全部ではありませんけれども大体記憶しております。しかし、いま総理がお答えになりましたように、総理は自民党の総裁でございまして、私たちはすべて総理の指導のもとに団結して国政に当たっておるということを申し上げておきます。
○松野国務大臣 お答えいたします。
新聞に報道された低レベル放射性廃棄物の陸上処分関連施設の立地については、現在具体的な立地点は一切決まってないと聞いているので、幌延町の立地の問題について現在当庁から具体的な答弁を申し上げる状況ではありません。しかしながら、今後地元から立地の円滑な推進方について具体的な要請があった場合には、この問題に対する道の考え方を十分聞いた上で、科学技術庁など関係省庁とも十分連携をとり、北海道総合開発との関連にも配慮しつつ、慎重に検討してまいります。
【次の発言】 お説よく拝聴いたしましたが、北海道庁とも、いま御答弁申し上げましたようによく相談をいたしまして、開発と表裏……
○松野国務大臣 総理府所管のうち国土庁の昭和五十七年度一般会計歳出予算について、その概要を御説明いたします。 国土庁の一般会計歳出予算は、二千四百九億六千九百余万円を予定しておりまして、前年度予算に比べ二十一億六千四百余万円の増加となっております。 その主要な内容は、第一に、第三次全国総合開発計画の定住構想の促進を図るための国土計画の推進。第二に、地価の安定、適正な土地利用の促進等の総合的土地対策の推進。第三に、水資源の開発、水源地域対策の充実、水資源有効利用の促進等の総合的な水資源対策の推進。第四に、良好、安全な都市環境の整備を図るための大都市圏整備の推進。第五に、人口の地方定住を促進し……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。