このページでは塩田晋衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○塩田晋君 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま御説明のありました老人保健法案について、内閣総理大臣並びに厚生大臣、文部大臣に質問をいたします。 今日ほど不透明な時代はないと言われておりますが、その中で最も確実なことは、日本が間もなく世界に例を見ない高齢化の社会を迎えることであります。 すでに、わが国は国連の定める高齢者社会に入っており、今後、人口の高齢化は欧米諸国の三ないし四倍の速度で進んでいき、やがて六十五歳以上の人口比率は一八・八%と、世界でもまれな高齢化の社会を迎えることは必至の情勢であります。 このことは、わが国現在の福祉はもとより、産業、雇用、労働、さらには生活文化の全……
○塩田委員 大臣並びに国鉄総裁、関係者の方に、主として物価対策との関連におきまして、国鉄再建法案の関連事項につきまして御質問を申し上げます。
運賃というものは国民生活に直接影響のあるものでございますし、また、他の物価に大きな波及効果、影響を与えるものでございまして、国民経済構造の基本的な要素であると考えられるわけでございます。
まず、国鉄運賃の値上げ、改定、これの過去の値上げ幅、ここ数年程度のものでよろしゅうございますが、これによる増収額の概算、実績、そしてまた期待額、こういったものの推移についてお尋ねいたします。
【次の発言】 答弁漏れがございますね。増収の期待額幾らかということ。いまの……
○塩田委員 私は労働大臣に、国の経済政策に対して労働大臣として、どのような基本的姿勢で関与をしていかれるか、注文をつけていかれるか、そういった問題につきまして主としてお聞きしたいと思います。 そこで最初に申し上げたいと思いますのは、現在、政府におきましては、物価対策を重点にやってきておった経済政策を、九月五日の総合対策の線では物価と景気の両にらみという方向に転換をしていく。その根拠としては、物価は高原状態ながら横ばい状態、しかし景気におきましては、かげりが見え始めた、また特定の業種においては、かなりの不況状態もある、こういう中において景気対策がやはり重点の一つに据えられなければならないという……
○塩田委員 健康保険法の改正の問題が重大な時期に差しかかりました本日、厚生大臣に健康保険法案につきまして御質問をしたいと思います。 現在、国の財政の上で大きな問題になっております、いわゆる三Kの問題、そのうちでも健保の赤字の問題は国民の重大な関心を持っておるところでございます。保険料の値上げという問題も含まれておるわけでございまして、給付の改善には、それ相応の保険料の引き上げを伴うわけでありますけれども、この健保の赤字につきましては、医師そして薬、医療機器、これがもうけ過ぎであるという厳しい国民の批判がございます。 もちろん良心的、まじめにやっておられますお医者さん、また研究、開発を非常に……
○塩田委員 こどもの国協会の解散及び事業の承継に関する法律案につきまして園田厚生大臣並びに関係の局長に御質問いたします。 この法案自体は、政府の行政機構改革推進の一環として、その線上にあるものと考えます。われわれは、現在の厳しい国の財政の状況また国民の強い要望でありますところの行政機構の簡素化、こういった観点から行政機構の改革は断行すべきである、このように考えておりますので、基本的には、この線上にあるとすれば、われわれは賛成にやぶさかでないものでございますが、この法案をしさいに見てまいりますと、いろいろと問題点があるようでございます。この点につきまして明らかにしていただきたいと思います。 ……
○塩田委員 郵便法等の一部を改正する法律案の内容につきまして、主として物価対策の観点からお伺いいたします。 消費者物価が国民生活に非常に密接な関係、大きな影響のあるものであるということについて御異議ないと思いますが、中でも郵便につきましては、郵便の利用のない家庭はない、直接家計に響く問題でございますので、郵便料金の値上げについてはできるだけ値上げを抑制するということが望ましいと思いますし、また直接家計だけではなくして、各生産会社あるいは商社等におきましても、郵便に頼らない、これを利用しない企業はないと思います。そういった観点から各種の物価に大きな影響を持つものだと思います。そういった観点から……
○塩田委員 物価対策の基本問題につきまして大臣にお伺いいたします。 ただいままでの御議論で消費者物価指数、これの対前年比が六・四%という目標達成が非常にむずかしい状況になってきたということが論議の中に出てきたと思うのでございます。しかしながら、大臣は総理にも並ぶ実力者であり、また経済界にありましても非常に視野の広い、また経営の細部まで透徹した見識を持っておられる。実際にまた実務を担当してこられたという御経験から、経済政策の総元締めとしての経済企画庁長官の御手腕に期待するところでございまして、ぜひともこの六・四%の今年度の達成、これに全力を挙げ、そして知識と経験を生かされまして達成のためにがん……
○塩田委員 物価対策の基本問題につきまして、経済企画庁の調整局長、物価局長その他関係局長にお伺いいたします。 物価というものは、経済政策の中における最も重要な指標であるということは当然でございますが、消費者物価は国民生活に直接大きな影響を及ぼすものであるということ。そしてまた、卸売物価につきましても、国際的な貿易上の競争力という点につきましての大きな問題であり、また消費者物価に対する、その背後にあるものとしての卸売物価への大きな影響力を持っておるものでございまして、この物価につきまして、経済政策の中で物価対策をどのように位置づけておられるかということにつきまして、調整局長からお伺いしたいと思……
○塩田委員 石油というものは経済のいわば血液であり、不可欠の要素でございまして、また生活にとっても非常に関係の深い、経済の各分野に対しての影響力の大きいものでございます。したがいまして、この石油の価格というものが経済にとって非常に大きなかかわりを持ってき、それだけに関心が深いわけでございまして、そういった観点からお伺いをしたいと思います。 価格は重大なかかわりを持っておるわけでございますが、しかし、日本の経済は言うまでもなく統制経済でもありません。自由な競争市場というものを前提にいたしまして、その中で石油の需要と供給量、その関係におきまして価格が成立する。言うならば価格が需給の調整機能を果た……
○塩田委員 四月の九日、甑島沖で米国の原子力潜水艦によりまして貨物船日昇丸が衝突、沈没した事件は、乗組員はもとより海上に働く労働者、船員にとってまさに衝撃的な出来事であり、怒りに燃えるものでございます。 国民はその真相を一刻も早く詳細に知りたいという気持ちであり、これを怒りのままに放置しておきますと、日米間における関係もきわめて微妙な方向に発展していくおそれなしといたしません。およそ海上航行船舶というものは特別な指示、情報を受けない限りは、所定の海図や水路を通報に基づきまして航行しておりまして、隠密のうちに動いておる潜水艦の動きというものを察知できるものではございません。したがって、一般航行……
○塩田委員 本日は三月三日、いよいよ春季の賃金闘争の時期でございまして、労使間のべースアップ交渉が激しく行われるであろうと思われます。消費者物価の高騰を背景にいたしまして今期の賃金闘争交渉はきわめて激化するであろうということが予想されます。御承知のとおり労働組合は一〇%のべースアップ要求をいたしております。これはぎりぎりの要求であると言っておりますし、またそのように考えられます。これに対しまして、労働者の福祉の増進を図る行政の最高責任者である労働大臣はどのようにお考えになり対処をしようとしておられるか、このことをお聞きいたします。 公共料金の抑制に当たりまして藤尾労働大臣はきわめて積極的に発……
○塩田委員 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案につきまして、厚生大臣並びに関係省庁の局長にお伺いいたします。 今回、この改正によりまして、長年要望しておりました満洲開拓青年義勇隊の関係が対象になるということで、われわれの要請が入れられたということにおきまして、われわれはぜひともこれを早期に成立せしめたいという考えでございます。 これに関連いたしまして、中国の残留孤児の問題につきましてお伺いいたします。 戦後三十六年、いま最も日本人の心の痛む問題の一つでございます、肉身と別れ、心ならずも生き別れになったという状況、開拓団だけにつきましても二十七万人の方のうち、飢えあるいは戦……
○塩田委員 河本経済企画庁長官にお伺いいたします。 わが国の経済の状況は、国民の非常な勤勉さと英知とその努力によりまして安定的な成長を続け、内部に各種の問題をはらみながらも、世界的には英、米、西ドイツ等に比べましてもむしろ優等生だと言われるぐらいの経済運営をして発展を続けておるということにつきましては、私たちはこれを率直に認めるものでございますし、河本長官を初め関係の方々が、その運営につきまして賢明に対処してこられたそのことに対しまして敬意を表するものでございます。今後とも長官の過去の豊富な御経験と、先を見通す洞察力を持った御炯眼でもって有効な運営を図っていっていただきたいということをまず最……
○塩田委員 私鉄の責任者の方並びに労使を含めての関係者の皆さん方、特に東京、大阪など大都市圏における輸送機関の中核としてその重責を自覚し、経営基盤の確立並びに輸送使命の達成に必死の努力をしておられますことに対しまして、まず敬意を表したいと思います。 特に国鉄経営との比較におきまして、皆さん方が大変な努力をし、実績を上げておられるということを評価するものでございます。民社党の塚本書記長も予算委員会におきまして、具体的に名鉄と国鉄の同区間における輸送人員とその職員数との開きを例示いたしまして、これを政府当局に追及したところでございます。 私も同じような資料を手に入れておるわけでございますが、た……
○塩田委員 国鉄当局、高木総裁初め、電力、人件費の増高を初めとして諸経費の値上げの中におきまして、努力をされておることを認めるわけでございますけれども、いま中野議員から質問がございましたように、国鉄は当局としてやるべきことをやらないで非常に安易に流れているという経営態度はどうしても国民は納得できない、怒り心頭に発しておるということでございます。 私は、経営方針として基本的に大きく誤っているのを四つここで指摘したいと思います。 一つは、諸経費が上がり、しかも運賃は物価、国民生活への影響から上げるべきでないという観点に立てば、生産性の向上しかない。生産性の向上というのは収入をふやすこと、そして……
○塩田委員 行政改革の推進との関係におきまして、経済政策、物価等につきまして河本大臣にお伺いいたします。
いまや行政改革の推進は国民の最大の当面の課題でございまして、またさきに臨時行政調査会、第二次臨調が発足いたしました。鈴木内閣総理大臣は、行政改革に政治生命をかけるということを言明しておられます。
ところで、河本大臣は今月十七日の某所における講演におきまして、行政改革による歳出カットは日本経済にデフレ効果をもたらすと述べられたと伝えられておりますが、その真意はいかがでございますか。
【次の発言】 増税によらない財政再建というもの、これは行政改革の推進以外にはないわけでございます。この時期……
○塩田委員 私は、電力料金というものについて、基本的に考えておりますことを申し上げて御質問をいたしたいと思います。 電力というものは、言うまでもなく、国民の生活、そしてあらゆる企業、事業所にとって必需品でございます。道民の生活、道内の企業、事業所すべて、電力と関係のない生活あるいは活動というものはあり得ないわけであります。この電力が断絶することなく、安定的に、常時供給されていくということが最も重要なことでございます。それを供給しておられる企業というものがしっかりしたものでなければならないということが前提になると思います。そしてその供給される電力というものは、料金は安定的な価格でなければならな……
○塩田委員 老人保健法案につきまして厚生大臣並びに厚生省の責任者の方にお伺いいたします。 この法案につきまして本会議で総理並びに厚生大臣に私は質問をいたしました。そこで御答弁をいただいた中で十分に明らかでないところ、また細部にわたる疑問点につきましてお聞きしたいと思います。 わが党の態度は、すでに本会議で申し上げましたように、非常なスピードで高齢化社会への突入が予想されておりますわが国の福祉の中で、老人保健がきわめて重要な意味を持つものであり、現在各方面で老人医療の問題を主として種々の問題が起こっておるということは一般に言われておるところでございまして、これに対処するために従来の医療制度、……
○塩田委員 参考人の皆さん方におかれましては、御多忙中のところ御出席を賜わり、各方面から貴重ないろいろな御意見を賜りまして、ありがとうございます。 私、時間の関係で端的に御質問を申し上げますので、羽藤さん、廣瀬さん、村田さん、首尾木さんの各参考人、順次御回答お願い申し上げます。 第一番目は、老人保健審議会の関係でございます。これは法律案の第二章がこれに当てられております。この法案のとおり設置することに賛成か反対か、これはイエスかノーかで答えていただきたいと思います。 賛成の場合に、無条件で賛成の方はそれで結構ですが、条件づきで、こうしてもらえるならば賛成だということであるならば、そういう……
○塩田委員 日本経済は、跛行現象を伴いながらも緩やかな回復に向かいつつありますが、その中でアルミ、石油、紙パルプといった素材産業が深刻な構造不況に陥っております。他方、また、住宅産業の不振から、住宅関連業種の不況も最近特に顕著となっております。中小企業の苦境は放置できないものがあると思います。昨日の日本経済新聞にも、宇都宮の日曜大工用品の専門店ライフの行き詰まりが報道されておりますように、この種あるいはプロの大工道具、はさみ、包丁、かま等といったものをつくっている中小零細メーカー、たとえば私の郷里には、兵庫県ですが、三木、小野市等がございますし、また新潟県三条、燕等、伝統地場産業のそれらはかな……
○塩田委員 厚生大臣に中国孤児の問題につきまして最初に御質問申し上げます。 今日、中国残留孤児の問題は、民間のボランティア活動から始まったとはいえ、いまや政府間において問題解決のために精力的な努力が続けられ、着々問題解決に向かって進んでおるということは、御同慶にたえないところでございます。 この問題を考えるにつきまして本当に身にしみて感じますのは、やはり戦争の被害というもの、これは全国民がほとんど受けておるものでございますが、戦争のもたらす悲惨さというものを身にしみて感ずるのでございます。そしてなお、その戦争の痛み、うずきを感ずるわけでございます。われわれ政治家としては、過去の誤りその他を……
○塩田委員 私は、民社党・国民連合を代表し、国民年金法等の一部を改正する法律案について、修正案賛成、原案反対の討論を行います。 わが国は、すでに高齢化社会に突入していますが、将来人口を推定するならば、世界に例を見ないスピードで人口の超高齢化が進展することは必至であります。このような人口の高齢化がわが国の社会経済に及ぼす影響はきわめて大きなものがあり、速やかに長期的かつ総合的な高齢者対策を講じなければ、将来に大きな禍根を残すことになりましょう。 したがって、政府は、高齢者対策の基本理念とそれに基づく原則を示し、中長期的なビジョンを国民の前に明確にしなければなりません。とりわけ、長期的に安定し……
○塩田委員 河本経済企画庁長官にお伺いいたします。 河本長官は鈴木内閣におきまして最大の有力大臣でございますし、特に経済通であり、国民が非常に経済政策につきまして河本大臣に期待を寄せているところでございます。鈴木内閣の支持率が落ちましても、河本長官に対する経済での期待というものが大きいために、鈴木内閣もやっともっているというような感じすらするわけでございまして、河本大臣のたびたびあちこちで表明をしておられますいろいろな経済に関する見方あるいは政策についての考え方、これについてはかなり勇気を持って断言をしておられる面もありますし、われわれはその面でもまた期待をしておるところでございます。そうい……
○塩田委員 消費者物価の上昇率は、本年六月の全国対前年同月比で二・二%と、四カ月連続の二%台になっております。これは、昭和三十五年度以降では初めてのようでございます。また、七月の東京都区部の上昇率を見ましても、対前年同月比で一・九%、これも十五年ぶりに一%台に低下をしておるということで、消費者物価は非常に安定的に推移をするようになってまいりました。これは各種の物価対策を有効に発動し、また、経済の景気動向との関連もあろうかと思います。 最近の物価動向につきまして、マクロ的で結構でございますから、概略を局長からお話をいただき、また、今後の見通しなども含めて説明をいただきたいと思います。
○塩田委員 林厚生大臣に対しまして、厚生行政に対する基本的姿勢についてお伺いいたします。 国民の絶えざる努力によりまして、わが国の社会保障、社会福祉を行う厚生行政は毎年充実をされ、また発展をしてきておるところでございます。安心して老後が暮らせる、そして安定した生活、安全な生活、これを目指して福祉の充実が図られているということにつきましては非常に同慶にたえないところでございますが、御承知のとおり高齢化社会というものがもう進んでおります。そして、福祉の中におきましても、年金の関係、また医療の関係にもたくさんの問題が噴出をしてきているという中におきまして、社会福祉につきまして不退転の決意で厚生行政……
○塩田委員 医療法の改正につきまして、厚生大臣並びに関係の局長に御質問申し上げます。 国民に安定的な医療供給の確保を図るため、都道府県医療計画の策定とか、医療法人に対する指導監督の規定を整備することを柱にいたしております今回の改正につきましては、了解できるものもあるのでございますが、なお疑問の点、不足している個所等も多く残されていると思われますので、質問を通じまして明らかにして、必要なものにつきましては法律の修正も考えていきたい、このように思っておりますので、簡単明瞭に御答弁をお願いしたいと思います。 まず第一に、医療計画についてでございます。医療圏の設定とか必要病床数を定めるとかございま……
○塩田委員 物価対策の政府の最高責任者であられます、また、経済政策全般について責任を負っておられます塩崎経済企画庁長官に対しまして、御質問を申し上げます。 現在のわが国経済、これは世界の同時不況の影響で輸出が減少しておる等によりまして、景気の回復は緩慢となっており、経済の現状はきわめて厳しい情勢にあるという認識を、先般所信表明でも、また、本会議での財政演説でも表明されたところでございます。この世界同時不況という状況の中で、日本経済がこの不況から脱して、回復をしていくという方策をどのように考えておられるか、戦略的にどう考えておられるかということにつきまして、主として御質問をしたいと思います。 ……
○塩田委員 民社党の塩田晋でございます。
各参考人から貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。私は、まず永山参考人にお伺いしたいと思います。
先ほどの御意見の中に、石油産業が危機的状況にあるというお話がございました。これに業界全体としてどういう対策をお持ちか、企業経営が惨たんたる状況にあるということも言われましたが、このことについてお伺いいたします。
【次の発言】 先ほどの意見陳述の中におきまして、巨大な負担を強いられておるというお話がございました。これは民間備蓄のことを言われた中でございましたが、これについてどうお考えになっていますか。
○塩田委員 最近の日本経済の動向につきまして主としてお伺いいたします。
まず物価の動向でございますが、消費者物価、卸売物価、それぞれ経済見通しによりますと、消費者物価対前年比三・三%、卸売物価一・一%ということでございます。これは昨年末の見通しによるものと思いますが、その後の物価の動向を分析されて現在の動向はどうなっておるか、大体今年度どういう程度に推移するか、そしてその後の状況はどうなると見ておられるか、お伺いいたします。
【次の発言】 いま御説明ございましたように、CPIも卸売物価も当初の見通しよりはかなり安定的に推移している。卸売物価に至っては前年を下回るというような状況で推移しておる……
○塩田委員 本州四国連絡橋の建設に伴う一般旅客定期航路事業等への影響につきましてお伺いいたします。
まず、運輸省の基本的な姿勢をお伺いいたします。
【次の発言】 国は連絡橋の建設に伴う影響をできるだけ軽減し、事業規模の縮小及びこれに伴う離職者の発生を最小限度にとどめるために航路の再編成を行うことになっておりますが、その再編成の基本的な考え方、これを定める再編成基本方針、これをどのように具体的に内容を定められる予定か、お聞きします。
【次の発言】 この再編成基本方針の策定はいつごろされますか。
【次の発言】 われわれとしてはこの法律が一刻も早く成立し、そしてこの基本方針が決定をされ、それに基づ……
○塩田分科員 総務長官にお尋ねいたします。 北方領土の返還は日本国民の悲願であります。国会におきましてもたびたび返還の決議が行われたところでございますし、総務長官もいち早く北方海域を視察されたということでございまして、また、総理も近く視察をされるということを聞いております。ぜひとも総理には行っていただきたいと思います。私も昨年の八月に現地に参りまして、労働組合を中心とする市民の返還要求大会、現地で納沙布岬大会がございましたのでこれに参加させていただきまして、現地から北方領土を望んだところでございます。私は、この北方領土の返還をぜひとも実現をしたいという立場に立ちまして、基本的な問題について御……
○塩田分科員 兵庫県東播地方、選挙区で言いますと兵庫三区の地域でございますが、この地域の道路、鉄道交通、地域開発、生活環境の整備等につきまして、斉藤滋与史建設大臣並びに建設省、運輸省、国鉄各関係責任者に対しまして御質問いたしますので、簡潔、親切、かつ、責任ある答弁を期待いたします。 この地域は、御承知のとおり播磨工業整備特別地域といたしまして指定を受けております。そして、過去歴史ある産業地域として発展をし、また現在も一体的に発展をしておるところでございます。この地域の東西にわたる交通網につきましては、先輩議員また関係者の大変な御努力によりまして、おかげさまで非常に進展をしてまいりました。これ……
○塩田分科員 田中通産大臣並びに通産省の局長、課長にお伺いいたします。 まず最初に、日本航空機製造株式会社についてでございますが、わが国の航空機産業の育成のために昭和三十一年度に国産化構想ができ、三十四年にはYS11が試作製造開始され、三十七年度には初飛行ということで非常に国民の期待が大きく、これにこたえて、またりっぱな性能のいい評判のいい航空機が国産機として開発されたということでございます。ところが、昭和四十八年度に入りまして、量産機百八十機を完成した後はこの製作を終了するという事態に立ち至り、そして最近におきましては、この日本航空機製造株式会社自体も整理に入るというようなことを開くのでご……
○塩田分科員 建設省にお伺いいたします。 兵庫県の東播地域、ここには東西を通ずる幹線道路がかなり整備されてまいりました。これは結構なことでございますが、南北に通ずる幹線道路が四車線は一本もないという状況でございまして、非常に支障を来しております。特に最近、この地域は重工業を中心にいたしまして臨海部に工業が発展をし、内陸部には農村地帯の中に伝統的な地場産業が各地に点在しておるという状況でございます。 このような中で、物流の促進、通勤の混雑の緩和、また地域の一体性の確保の観点から、南北の幹線道路をぜひともつくってもらいたいということが地元からの強い大きな要望となってきておるわけでございます。 ……
○塩田分科員 まず最初に、中小企業対策についてお伺いいたします。 通産大臣は所信表明におきまして、中小企業はわが国経済の活力の源泉である、そしてまたわが国経済の発展の基盤をなすものであるということを言われました。私は、中小企業はわが国の非常に特徴的なものであって、世界の他国に例を見ないと言っていいほどりっぱな中小企業があるゆえに、底力を発揮して経済が伸びておると思います。そしてまた、わが国の非常に困難でございました雇用問題、これも中小企業で吸収をされて雇用問題が解決してきておるということにおきまして、中小企業のわが国経済における重要性というものを認めるものでございます。 この中小企業対策と……
○塩田分科員 私は、運輸省の所管事項につきまして、主として鉄道監督局、船員局、それから国鉄関係の問題につきまして御質問申し上げます。 すでに運輸委員会とか予算分科会におきまして過去何回か取り上げてまいりました問題につきまして、関係者の誠心誠意の御努力によりましてすでに解決を見ているものがかなりございます。たとえば、国鉄明石駅西北にありました未利用地、商工会議所の横でございますが、なかなかむずかしいというお話もございましたけれども、解決をしていただきまして、駐車場にいま変わっております。また、西明石駅以西の通勤通学電車の増発につきましても御配慮をいただきました。また、加古川線と国鉄山陽本線の乗……
○塩田分科員 最初に、内海建設大臣にお伺いいたします。 このところ、毎年公共事業費が、金額におきまして同額、横ばいになっております。昨日も、物価等対策委員会で塩崎経済企画庁長官にもお伺いいたしまして申し上げたのでございますが、アメリカの景気が、国内総需要を中心といたしまして、底入れから伸び始めたという中で回復の兆しを見せてきた。世界経済も、今年度以降、後半から来年にかけまして明るい見通しが出てきたわけでございまして、アメリカも物価が安定し、日本はこのところずっと消費者物価を初め卸売物価も安定しておるというところでございまして、大幅減税を私たちは強く求めておるところでございますが、それとあわせ……
○塩田委員 ただいま議題となっておりますいわゆる年金統合化法案に関しまして、厚生大臣並びに大蔵大臣、国鉄、運輸省当局にお尋ね申し上げます。 第一は、厚生大臣にお願いいたします。政府の目指しております公的年金制度の一元化のための具体的な方針、特に日程についてもう少し具体的に、いままでも質疑答弁があったわけでございますが、政府としてどのようなスケジュールで進んでいくかということをここで明らかにしていただきたいのが第一点でございます。ことしの四月一日、年金関係の閣僚懇の決定がございまして、昭和五十八年度中にはこれを固める、明らかにするということでございますが、それ以来相当月数もたっておるわけでござ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。