このページでは戸田菊雄衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案のありました酒税法案に対し質問をいたします。 まず初めに、税の基本にかかわる問題に対し質問をいたします。 総理、きょう今日の日本財政をこのような借金財政にしたのはだれの責任ですか。私は、かつて参議院在職中、一九六六年の三月、故佐藤内閣の公債導入に対し、公債導入は麻薬と同じで、廃人になるまでやめられないものであることを強く主張し、反対をいたしました。財政法第四条に違反し、特例公債をも発行するに至り、今年度末で七十一兆円もの借金をする羽目になりました。この責任は、挙げて自民党政府の失政の結果だと考えますが、総理の責任ある答弁を求めます。(拍手……
○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表して、財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に反対し、討論を行うものであります。 反対の第一は、その場限りの歳入確保策で増税再建に走り過ぎていることであります。 政府の財政収支試算、八〇年二月衆議院予算委員会提出表3は、新経済社会七カ年計画が想定する八五年度の日本経済の姿を前提に機械的に計算したにすぎないと言っております。このような政府の言い逃れの言動は無責任きわまりないものと考えます。 政府は、今日まで、財政再建のためには、八四年度までに赤字国債を打ち切ることが最大の政治課題だと強調し続けてまいりました。赤字国債の解消計画を早急……
○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表して、法人税法、租税特別措置法の両法案に反対し、討論を行います。 反対の第一は、今回の政府の税制改正は、国民の期待を裏切り、歳入のつじつま合わせのこそく的な改正に終始しているからであります。 昨年の十月に総理府の税金に関する世論調査の結果が発表されました。所得税は「非常に高い」「かなり高い」との重税感を持っている者が七四%に達し、「不公平がある」も七三%とほぼ同率を示しております。この調査は、農業、商工業、自営業、サラリーマン、無職者等々、国民の平均したものであります。すなわち、国民の大多数の意思は、税の不公平の是正がまず先だというのが切実な訴えでありま……
○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました国家公務員及び公共企業体職員に係る共済組合制度の統合等を図るための国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律案、地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案の二法案について質問を行います。(拍手) いまわが国は、約八十年の人生に差しかかりました。こういう事態におきまして、医療、雇用あるいは年金等について抜本的に見直す時期に差しかかっておるのではないかと判断をいたします。 わが国の公的年金制度は、しばしば指摘されますように八種類、二十六の保険単位、所管省庁は六省に分かれており、その中の共済年金制度は、公務員等を適用対象に現在五……
○戸田委員 冷害対策について、大綱三脈について質問をしてまいりたいと思います。 その第一は、いまも問題になりましたが、第三次減反割り当ては中止すべきだという考え方で農林大臣の見解をお示し願いたいと思うのでありますが、わが党の北山議員が本会議でもって質問をした際に、総理大臣は、この問題について、慎重に検討いたします、こういう回答であります。いま、前者の質問に対して農林大臣は、具体策なし、こういうことでありますから、どうも総理大臣の考えていることと農林大臣の考えには大分懸隔があるのではないか、こういうふうに考えますが、その辺の見解をひとつ明確にお示し願いたいと思います。
○戸田委員 企画庁の方来ていると思いますが、まず最初に、景気動向についてお伺いいたします。
九月五日の経済閣僚会議での景気対策要綱はどのようなものか、その内容について説明を願いたいと思います。
【次の発言】 結局、いまの答えですと、八項目、これによって当面の景気対策等々を進める、こういうことだと思うのですが、それに対していまの回答ですけれども、従前は物価最優先ということで来たと思うのですね。ところが、今回、どうも私の受ける印象では、いまの答弁でもそうですが、物価対策よりも景気対策に若干ウエートがかかっておるのじゃないだろうか、こう思うのでありますが、その辺の見解はどうですか。
○戸田委員 まず初めに、きょう個別参考人について委員長初め関係各位の皆さんに大変御配慮いただきまして心から感謝をいたします。また、参考人の佐藤さんには大変遠いところ、御多忙なところ、私の日程上事前連絡もなくて大変不十分のまま参考人に来ていただきましてありがとうございました。 それで、時間が往復で二十五分なのです。ですから、非常に短い時間なものですから、項目的に疑問点について若干質問してまいりたいと思うのです。事前の通告がありませんから、いろんな面であるいは不十分な点があるかもしれませんが、そういう点については後刻資料等を通じましてお願いをしたいと思っております。 それで第一点でありますが、……
○戸田委員 質問に入る前に、調査室について委員長に意見具申をするものであります。
私はさきに調査室に対して、ある資料を要請したが、正確な資料を出すことは困難であるという返事でありました。
私も参議院で社会労働委員長をやった経験がありますけれども、調査室は委員長の掌握下にあるわけですね。そういうことを前提としてその対処策を講ぜられることを求めるものであります。
【次の発言】 ぜひその点については要望してまいりたいと思います。
それでは、印紙税についてまず質問してまいりたいと思います。
今回のこの税率改正案を見ますると、第一の「不動産、鉱業権、無体財産権、船舶若しくは航空機又は営業の譲渡に……
○戸田委員 大臣が席を外されておりますから順序を変えまして、最初に国鉄の問題について若干質問をしておきたいと思うのでありますが、今回の「租税特別措置法の一部を改正する法律案新旧対照表」の百二十六ページ、第八十条でありますが、「日本国有鉄道の特定地方交通線に係る土地等を取得した場合の所有権の移転登記等の免税」こういう制度が今回新たに設けられましたね。このことで後で大蔵省の方にはいろいろ質問をしてまいりたいと思うのですが、国鉄から常務が参っておりますから、三点についてひとつ見解を示していただきたいと思うのです。 その第一点は、国鉄財政再建措置法に基づいて、ローカル線の廃止等の問題については一応政……
○戸田委員 まず最初に確認をしておきたいことがあるのですが、それは日本航空の株式処分によるところの金額と株数、これはどのぐらいですか、ちょっとお伺いしたい。
【次の発言】 これは今後の時価売買ですから結局時価相場によっては若干変わることもありますね。大勢、余り大きな開きはありませんか。
【次の発言】 そこで行管庁にお伺いしますが、五十六年度の行政改革の実績はどのようになっていましょう、ちょっと教えてください。
【次の発言】 いま説明があったのですが、これは行革の部類に入らぬと思うのです。私が調べた内容では日本航空機製造、これは五十七年度に民間移譲、もう一つは五十六年度以降二年間で許認可事項一千……
○戸田委員 私は、日本社会党を代表して、財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に反対の立場で討論を行うものであります。 反対の第一は、今回の特別措置法案は、財政再建の見取り図もなく、その場限りの歳入確保策で増税再建に走り過ぎていることであります。政府の財政収支試算(八〇年二月衆議院予算委員会提出表3)は、新経済社会七カ年計画が想定する八五年度の日本経済の姿を前提に機械的に計算したにすぎないと言っております。このような政府の言い逃れの言動は無責任きわまりないものと考えます。 政府は今日まで、財政再建のためには八四年末までに赤字国債を打ち切ることが最大の政治課題だと強調し……
○戸田委員 最初に大蔵省に質問したいと思うのです。 いま同僚の沢田議員、行政コストの積算方法について大変詳しく説明があったのですが、司法試験の場合です。私はどうも納得いかないのは、一つは、いろいろ積算基礎がありますが、結局料金に対する概念というものが一致していないと思うのですね。だからいまのような結論が出るのですけれども、これは五十五年度の状況のもとでこの手数料の算定をやったと思うのですね。それで、現状五十六年度を見通してこういう結論が出ましたと、したがって第一次試験に対しては二千円にアップで、第二次試験に対しては四千円にアップ、こういう結論です。これは何年見通しでやっているのですか。五十六……
○戸田委員 まず最初に大蔵大臣に、今回の銀行法改正、これはむしろ改正というよりも新法制定だと説明されているわけですが、この改正の機縁は文字どおり一九七三年の石油ショック、これを契機にいたしまして当時の企業の買い占め、売り惜しみ、こういったものが大分横行いたしまして、それで企業、銀行等に対する大批判が国民から巻き起こった。なかんずく現行の銀行法は昭和二年制定でありますから、言ってみれば当時の銀行法を読んでも、「朕惟フニ」時代なんですね。だから、そういうものについても当然見直しをするべきだということで、社会党等から強い意見も出されて今回の改正ということに相なったと記憶しておりますが、そのポイントは……
○戸田委員 ただいま提案のありました二法案について、質問をいたしてまいりたいと思います。 まず最初に、これは農林省の資料でありますが、昭和四十八年度から五十二年度までの五年間の農林水産業の被害状況を見ますると、農作物は四十八年が九百二十七億、四十九年が八百七十六億、五十年が九百九十億、五十一年が五千三百五十二億、五十二年が一千四億、その平均が一千八百三十億円。その他の産物の場合は、四十八年が四十七億、四十九年が四百九十六億円、五十年が二百六十六億円、五十一年が百九億円、五十二年が三百七十六億円、その平均が二百五十九億円、その他施設関係等を含めますと、合計で年平均が四千二百七十六億円の被害をこ……
○戸田委員 経済企画庁から来ていると思いますが、最初に、経済見通しについて若干質問してまいりたいと思うのです。五十六年度、一定の経済見通しをやって予算編成したわけでありますが、その後何回か修正をするような状況に相なった、こういう状況なんですが、いま経企庁で経済見通しを立てる上でどういう方法をとっているのですか。その方法についてひとつ述べていただきたい。
【次の発言】 端的に言いますと、二つの方法があると言われているのですね。
一つは近代経済学の計量モデルによる方程式群を利用するもの、これが一つ。もう一つは、過去の好不況などの局面比較を念頭に置きつつ、これまでの趨勢、主要項目の相関分析あるいは……
○戸田委員 時間がありませんので、まず質問の要旨だけ一括して申し上げて、回答いただきたいと思うのであります。 その一つは、いま米欧の日本に対する批判は、日本市場の閉鎖性に集中しておると思います。農産物を中心とする残存輸入制限を初め、輸入検査手続、関税、行政指導あるいは不況カルテルといった日本独特の産業政策まで、貿易摩擦とみなされているようであります。米欧は、単に物の貿易にとどまらず、金融、保険、データ通信、外国為替政策まで、枠を広範に広げてきていると思います。個別対策では対応できないのではないかと考えますが、この点について通産、外務両省の見解をまずお伺いしたいと思います。 二番目は、その時……
○戸田委員 冒頭に大臣、いま理事会でも問題になったと思うのですが、グリーンカード問題について、どうも最近、自民党の有志議員というのですか、いろいろな結束をして、これはやはり凍結をすべきではないか、こういう話がいろいろ出ているのですが、これは大臣、聞いておられますか。
【次の発言】 これ以上は言うまいと思ったのですが、いずれにしても、今日まで同僚議員等の質問に対して大臣が、これはもう完全にやりますということは言明をしてきておったわけでありますから、やはり国民の代表として委員会で決定をされ、本会議等の質問によってもそういう答弁をなされておるわけですから、この点はぜひひとつそういう決意で今後も大臣と……
○戸田委員 大臣、立ち食いで申しわけありませんが、時間がないものですから直ちに質問してまいります。 最近の経済動向を見ますると、当初の五十八年度予算案の策定に当たっての経済指標というものが、どうも余り楽観できない状況ではないか、こう判断をするわけです。そこで、問題は、この五十八年度の経済成長率、実質は三・四%、名目で五・六%、こうしているわけでありますが、五十七年度の成長率の実質見込み、これは実質が三・一一と名目が五・一一、これは五十七年度補正で下方修正したわけですね。しかし、この実質と名目は、私は、どうも達成できないのじゃないかという気がするのですね。五十七年度の経済力から判断して、この実……
○戸田委員 順序を変えて、最初に総裁に、一点だけですから質問をしてお帰り願いたいと思います。 今回の関税改正の中で、関税改正の答申内容によりますと、農産品の中に紙巻きたばこ、それから葉巻きたばこ、それからパイプたばこといったものが、三五%が二〇%、葉巻きたばこも同じで、それからパイプは六〇%が三五%とそれぞれ関税率が下がる、その分やはり輸入の枠が拡大されるような状況になるのじゃないだろうか、こういうふうに考えるわけです。 それで問題は、この前お伺いしましたように流通体制の問題で、いま二十五万店小売指定店がある、最終的には漸次四万店にふやしていこう、こういうことですね。それは聞きますと、賛成……
○戸田委員 相当設題を多くしたものですから、途中カットするところもありますものですから、あらかじめ御了承いただきたいと思います。
大臣にお伺いをいたしたいと思うのですが、五十八年度の財特法の性格について、五十八年度の財特法、五十八年度の財政運営に必要な財源確保のためと制定の理由が末尾に載せてありますが、それにしても、この法律案は従来の法律制度や国会審議関係等々を無視したものではないのかという気がするのですが、大臣、どうですか。
【次の発言】 財政法で禁止されている赤字国債、この発行をするときに法的根拠を財特法に求める、これはわれわれも立法論としてはわからないわけではない。しかし、今回の財特法……
○戸田委員 国民年金特別会計の特例法について質問をいたしてまいりますが、まず最初に厚生省に、五十八年度厚生省所管の国民年金特別会計の歳入歳出予定計算書、これをちょっと見たのですが、若干疑問の点があるものですから、前もって事務的に確かめておきたいと思うのです。 今回の特例法改正でこの附則の別表第二条、第三条関係、五十八年度から三千百八十億円、以下ずっと六十四年度でちょうどゼロになるような、いわば繰り入れ減少ですね。さらに六十四年度から五百十億円、以下ずっと七十二年度まで九百二十億円。十五年間で操作をしていくわけですね。この操作によって、さしあたって五十八年度三千百八十億円の減収になるわけですか……
○戸田委員 最初に、厚生大臣はおりませんから審議官に伺います。 過日、五十八年五月十日でありますが、私の本会議での質問に対して、「政府としては、年金制度の一元化など、制度体系のあり方を含めまして、昭和五十八年度末までに、公的年金制度改革の具体的内容、手順等につきまして成案を得る」ようにしております、こういう答弁があったわけであります。具体的にその時期は一体いつごろになるのか。おおむね予想としては九月、十月あたりに大臣から諮問案を作成して社会保障制度審議会に諮問をする、こういう予測だというのですが、そういった時期を明確にしていただきたい。 もう一つは、社会保険審議会厚生年金保険部会が七月十五……
○戸田小委員 大変御多忙のところ、木下参考人にはありがとうございました。主として中期税制答申の内容について御意見を伺ってまいりたいと思います。
八〇年の十一月の中期税制答申の問題についてでありますが、答申では広く消費を対象とする間接税の創設をうたっております。この扱いは今後どうなりましょうか。
【次の発言】 いま局長がおっしゃられた内容のとおりだと思うのですが、政府税調で、八二年度以降どのような増税措置を講ずるか早い時期に検討を加えておく必要がある、こういうことで中期税制の答申は大蔵大臣に答申しているわけですね。そういうことになりますと、結局、大型間接税の導入にレールを敷きなさい、こういうこ……
○戸田小委員 最初に、主税局長に質問したいと思います。
大蔵省は本年度の税収は非常に厳しい、こういうことを言っておるわけでありますが、税収の見通しはどう考えておりますか。
また、政府の五十六年度予算において、自然増収見積もりは四兆五千億ということを言われておったのでありますが、この中で所得税に発生する見込みはどのくらいあって、さらにその中で給与所得税のケースのものがどのくらいあるか、それもあわせて質問いたしたいと思います。
【次の発言】 三〇%程度の税収ということで、あとの七〇%近いもの、こういうことですが、いままでの行革等を通じての大蔵大臣あるいはまた経企庁長官等々の答弁などを見ますると……
○戸田小委員 まず最初に、主税局長はきょうは税調等があって都合が悪いようですから、審議官がおいでになっていると思います。 そこで、いままでの審議の中で、主税局長が、大体三月ごろになったら税収がやや上向きになっていくのじゃないだろうか、こういう話でしたね。しかし、現実に決算期がやってまいりますと、過日、五日ですか、大蔵大臣の御答弁のように数%の減収、こういうことになっているわけですね。これは専門家の主税当局の皆さんですから、大蔵省としてはもうすでにわかっておったと思うのです。これはどうですか、いつごろそういう状況がおわかりになったのか、まずひとつお答え願いたいと思う。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。