このページでは吉浦忠治衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○吉浦忠治君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま報告がありました本年度の農業、漁業、林業の三白書について、総理並びに関係閣僚に質問をいたします。 今、農林漁業という第一次産業をめぐる内外の諸情勢は、かつてない厳しい状況下にあります。しかるに、今年の白書は、部分的な記述はともかく、いずれも現下の危機打開への迫力に乏しく、いわんや未来への展望、それに至るまでの具体的プロセスを提起するための種となり得るかどうかという見地から見ますと、その内容は極めて不十分であり、農林漁業者の期待にはほど遠いものとなっています。 私は、つい先日、九州から上京した二人の青年に会う機会を得ました。その中の一人は……
○吉浦委員 私は、農林水産大臣の所信表明に対する質疑を行いますが、全般的に質問をさせていただきまして、各分野にわたっては同僚の議員から専門的に質問を申し上げたいと思うわけでございます。 まず最初に、農林水産大臣の基本姿勢について伺いたいのでございますが、山村大臣は、選挙区は異なりますけれども、同じ千葉県の選出でございまして、先輩議員として常に尊敬をいたしたものでございますが、今回大臣の就任に際しまして御同慶の至りでございます。おめでとうございます。 大臣は、長く議運関係で活躍をされておりまして、遠くは、まだ私は国会に議席をいただいておりませんでしたけれども、あの「よど」号のハイジャック事件……
○吉浦委員 参考人の先生方、大変お忙しいところ、この委員会に貴重な御意見等をいただきまして、厚く感謝を申し上げる次第でございます。 時間の関係で全部の参考人の先生の御意見を伺えないのが残念でございますが、まず最初に、森参考人、小関参考人、村尾参考人の三人の先生に、今森林が抱えております問題でございますけれども、いわゆる公益的な機能についての恩恵をどのように負担するかという、恩恵を受けている者に森林造林に必要な経費等の負担をさせてはどうかという声があるわけでございますが、この論理からいたしますと、まず保安林にこの制度を真っ先に導入しなければならないのじゃないかというふうに考えるわけでございます……
○吉浦委員 保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案、国有林野法の一部を改正する法律案及び国有林野事業改善特別措置法の一部を改正する法律案について、私は、主に保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。 本法案には、保安林の機能強化を図るという見地から、保安林に対して造林、保育、伐採等も行われるようにするとした積極的な側面が盛り込まれております。このことについては、規制措置一辺倒の従来までの考え方から一歩前進しているというふうに一応は評価するものでございますけれども、元来森林は健全な経営が施されてこそ公益的機能が果たせると思うわけであります。……
○吉浦委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党・革新共同を代表して、国有林野法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 国有林野法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、分収育林制度の円滑な発展に資するよう左記事項の実現に努めるべきである。 記 一 国有林野における分収育林制度の実施に当たっては、地元関係市町村と協調し、地元関係者の定住条件の整備、推進のための環境づくりに寄与するよう努めること。 二 森林……
○吉浦委員 三人の参考人の先生方、大変お忙しいところ私どもの委員会で貴重な御意見をいただきまして、大変感謝申し上げる次第でございます。ありがとうございました。 時間の制約もございますので、なるべく簡潔にお答えいただきたいと思いますが、昭和二十七年でございますか、耕土培養法ができまして、その後三十四年以来地力保全基本調査ということで各地方の調査をいたしておりましたし、また五十年代でございますか、土づくり運動中央推進協議会というものもできて、調査をして今日まで来ておるわけでございます。土づくりの必要性というのはあらゆる機会にこの委員会でも取り上げられてきたところでございまして、恐らく政府としても……
○吉浦委員 地力増進法案についてお尋ねをいたします。 最初に、地力増進法案の目的というものについてお尋ねいたしたいのですが、地力増進を図るという以上は、地力低下が前提条件にあるはずであります。したがいまして、地力低下は結果でありますから、そうなった原因があるはずであります。その原因を明確にして初めてその対策がとられるわけでありますから、これはすべてに通ずる根本原則でありまして、この原因結果の法則が科学的と、こう言えるわけであります。しかるに、この法律は、原因は少しも語られないまま、その対策だけを羅列しているのではないかというところに根本的な誤りがあるのではないかというふうに考えるわけです。し……
○吉浦委員 昨日から理事会を開いて、このお米の問題で検討に入ろうとしているわけでありますけれども、重要な問題でありますので、総理の出席をいただいてこのお米の問題に入るということで、自民党の理事の方からその確約をいただいてこの委員会が開かれるという、今までの農林水産委員会にとって、私が国会に議席をいただいて初めてのこういう重要な大事な委員会でございまして、こういうふうになった原因というものをここで明確にしなければいけないのじゃないかというふうに思うわけでございます。 きょうは、時間の関係で私は党を代表して全般的なお尋ねをして、また総理には同僚の武田議員から責任等を含めまして追及をしてまいりたい……
○吉浦委員 五人の参考人の方々、大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。また、当委員会におきまして十分御意見等を反映させて検討させていただきたいと思うわけでございます。 全部にお尋ねできるかどうかわかりませんが、時間の許す限りお願いしたいと思いますけれども、まず岡本参考人にお尋ねをいたします。 現実に農作業に従事されておられる立場から意見の開陳がありましたが、今回の肥料価格安定等臨時措置法案について具体的にどういうふうにしたらよいと考えておられるのか、この点をお伺いしたいわけでございます。 昨今、臭素残留ということで韓国米の輸入に踏み切らざるを得なくなったという現実等から……
○吉浦委員 時間が短いですから答弁は簡潔に、なるべく大臣にやっていただきたいのです。 長年にわたる大規模減反、それに四年続きの不作と生産資材価格等の上昇といった悪条件のもとでのこの生産者米価でございます。ここ六年間虫質的に年一%の据え置きというふうにしてきておりますが、それに加えて本年は、五十三年産米のいわゆる臭素汚染の問題等が発生をいたしておりますし、十七年ぶりのいわゆる外米輸入という異常事態下の生産者米価決定時期を迎えるに至ったわけであります。十九、二十日の前広米審では異例の価格論議まで立ち至ったということで、その議論が展開されたことは今までなかったわけでございます。その中で本年の米価に……
○吉浦委員 私は、地元の問題で少しばかり時間をちょうだいしてお尋ねをいたしたいと思います。 最初に、サバのたもすくい漁業について、時期はもう終わりましたけれども、ことし大変な不漁でございましたものですから、さかのぼってお尋ねをいたしておきたいと思うわけでございます。 不漁の原因でございますけれども、長官も新しくおなりになって、経済局長でアメリカ等まで広い範囲で御活躍をなさって、大変広い範囲から地域の狭い範囲の話を伺っては当を得ませんけれども、どうか造詣の深いところで明快な答弁をひとつお願いしたいと思うわけでございます。 太平洋のサバ漁業というものは、五十三年、五十四年をピークにいたしまし……
○吉浦委員 時間の関係でなるべく簡潔にお答えをいただきたいと思いますが、あと残った分というと大変失礼でございますけれども、国際問題等の時間の設定が、我が党の場合にごく少なくなっておりますものですから、きちんと委員部の方でその計算を間違わないようにお願いをしたいと思っております。 日ソ地元の沖合漁業協定についてお尋ねをいたしたいのですが、一九七七年に締結をされました日ソ、ソ日の漁業暫定協定は、両国が二百海里漁業水域を設定し、困難の中で締結されたわけでございまして、その際に最も意を払われたのは、いわゆる北方四島とその周辺海域について、我が国の立場をいささかも損なうことのないようにすることであった……
○吉浦委員 外務大臣にお尋ねをいたします。 昨年の五月に、ソ連側は国連海洋法条約に基づきますところの法体系の整備ということで、旧日ソ漁業協力協定の再検討を我が国に申し入れてきたわけでありまして、日ソ間でその話し合いが行われていた。ところが、昨年六月の下旬に、ソ連側から同協定の失効を通告してきたということでありますけれども、これは極めて異例なことではないかというふうに考えるわけであります。 このようなソ連の措置は、昭和五十三年以来、同協定に基づいて話し合いを続けていた話し合いの路線を破るものでありまして、日ソ間の漁業協力の実績を無視したソ連側の態度ではないかというふうに考えるわけでありますけれ……
○吉浦分科員 私は、教育改革の問題についてお尋ねをいたします。 今、国民の間で教育改革の熱が大変上がっているときでありまして、ちょうどきょう読売新聞の冒頭に世論調査の結果が出ておりまして、大臣も御存じだろうと思いますけれども、現在の学校教育に対して五七%の方々が不満を持っているというものが示されておりますし、また、教育改革には六六%の方々が最大の関心を持っているという結果が出ているわけでございます。現在の学校教育への満足度ですけれども、「満足している」という人が四・八%、「どちらかといえば満足している」が二二・九%で、合わせて三割弱でございます。「どちらかといえば不満だ」四一・一%、「不満だ……
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