このページでは吉浦忠治衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○吉浦忠治君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員森美秀先生は、今月十五日入院先の関東逓信病院において、肝不全のため、逝去されました。 森先生は、昨年秋以来体調を崩され、療養に努めておられると伺っておりましたが、去る四月二十九日、宮中で催された祝宴に出席した私は、たまたま近くの席に先生をお見かけし、久方ぶりに言葉を交わす機会を得ました。その折、森先生は「もうこのとおり元気になったよ」と力強く私に話しかけられ、私が「これからも健康に十分気をつけて頑張ってください」と申しますと、満面に笑みを浮かべてうなずかれたのであります。その様子から、私は必ずや先生は健康を回復されて、これまで以……
○吉浦委員 漁業の問題についてまとめてお尋ねをいたしたいと思いますが、最初に、基本問題の認識について、大臣並びに長官の見解をいただきたいと思います。 昭和五十二年に米ソが二百海里を設定いたしまして、日本がやむを得ず、変則的ではありますけれども、二百海里の漁業水域を設定してからちょうど十年たつわけでございます。その間に沿岸諸国の漁業に対する管轄権が年々強まってまいりまして、先般、我が国の漁業は五十二年、五十三年に次ぐ大幅な減船を余儀なくされたわけでございます。この減船に対する政府の救済措置は関係者にはかなりの不満があるわけでありますけれども、このことはともかくといたしまして、我が国の遠洋漁業、……
○吉浦委員 林政問題全般について、当初、大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 松くい虫被害対策特別措置法の質疑に入ります前に、我が国林業が現在置かれております状況と、それに対応し、今後どのような施策を推進されようとされておるのか、この点を大臣に伺いたいと思います。 我が党も、一昨年でありますか、国際森林年を機にいたしまして、ジャパン・グリーン会議というものを設置いたしまして、地球的規模の環境破壊に対処し、また森林、山村問題等にも対処いたし、都市緑化等の推進という三運動目標を掲げて活動を展開してまいったわけであります。その一部は大臣に申し入れ等を行ってまいりましたが、今日、我が国林業が置かれ……
○吉浦委員 昭和六十二年度における農林漁業団体職員共済組合法の年金の額の改定の特例に関する法律案についてお尋ねをいたします。 まず第一に、農林年金は昭和三十四年に厚生年金から分離、独立したものであります。その設立の経緯というのは、農林漁業団体の農政推進に果たす役割の重要性から見まして、これらの団体を育成し、また同時に、そこに優秀な人材を確保し定着させることをねらったいわゆる政策年金の位置づけを持たせようとしたものというふうに承知しているわけであります。他の被用者年金と異なりましてこうした使命を持つ農林年金でありますが、最近における農林漁業をめぐる諸情勢は極めて厳しいものがあるわけであります。……
○吉浦委員 私は、農林漁業信用基金法案について、私に与えられた時間は短時間でありますので、基本的な問題につきまして若干確認をしておきたいと思うわけでございます。
まず、農、林、水の信用補完三法人の統合に至った経緯について、この点を先に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今回の三法人統合のメリットについて伺っておきたいのですが、いただいた資料によりますと、三法人の組織統合を行うに当たっては七項目の方針が出ているわけであります。主なものを挙げてまいりますと、新法人は農、林、水の制度の特性、沿革等にかんがみ、現在三法人が行っている業務をそのまま継承する。また、新法人の財務運営については、……
○吉浦委員 時間がずれ込んでいるようでございますから、なるべく簡潔にお答えをいただければと思います。 最初に稲垣参考人、大変お忙しいところを本当にありがとうございました。貴重な御意見をいただきまして、大変感謝申し上げる次第でございます。重複する面もあろうと思いますけれども、政党が違いますものですから少しばかりお尋ねをいたしておきたいと思います。 このたびの調査捕鯨の計画でございますけれども、IWC科学委員会が疑念を解消しない限りこの実施は認めないというふうないわゆる勧告決議が採択されて、事実上の中止に迫る内容であるわけでございますが、本来この調査捕鯨は各国の主張に基づいて実施できる旨の条文……
○吉浦委員 アメリカ合衆国の地先沖合における漁業に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定を改正する協定につきまして御質問をいたしたいと思います。 まず質問に入ります前に、今回発生をいたしました南ア航空機の事故でございますけれども、四十七名の我が国民が遭難をしておる。そのほとんどが水産業関係の方々ということで大変悲惨な事故となったのでありますが、ここに私は深く哀悼の意を表したいと思うわけでございます。 特に遠洋トロール漁業に従事する日水トロール部の乗組員、また、日本鰹鮪漁業協同組合連合会の幹部の方々、年齢的にも四十代から五、六十という働き盛りの方々、いわゆる大黒柱を失ったその家族の……
○吉浦委員 第八次漁港整備計画についてお尋ねをいたしたいと思います。 漁港整備長期計画は昭和二十六年度から始まっておりまして、現在第七次を数えるに至っておりますが、当初第一次、第二次の戦後復興期という計画目的から、そのときどきの我が国の水産業を取り巻く諸情勢に適応して計画目的を変更してきておるわけであります。現在の第七次においては、一つは水産物の安定供給を図る、二には魅力ある漁業の確立を図る、三には漁村社会の基盤強化を図る、こういうふうに目的がされておりますけれども、我が国水産業は、昭和二十七年、マッカーサー・ライン撤廃を一つの節目にして、沿岸から沖合へ、あるいは沖合から遠洋へというふうに発……
○吉浦委員 原材料の供給事情の変化に即応して行われる水産加工業の施設の改良等に必要な資金の貸付けに関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案について質問をいたします。 初めに、佐藤農水大臣がアメリカとの牛肉、オレンジの交渉のために訪米をされておりまして、我が国農業を守るために努力をされている最中でありまして、我々は、その努力に大いなる期待をいたしているわけであります。佐藤大臣の訪米中の代理として林田法務大臣が臨時代理に任命されて、本委員会に御出席をされておられるわけでありまして、本当に御苦労さまでございます。私はなるべく臨時代理のお口を煩わさないようにしたいと思っておりますものですから……
○吉浦委員 参考人の方々、大変お忙しいところ貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。心からお礼を申し上げる次第でございます。 時間が限られておりますものですから限られた先生にしかお尋ねできないかもしれませんけれども、お願い申し上げたいと思います。 最初に、宮原参考人と中井参考人にお尋ねいたしたいと思います。 六十年以降大変円高になりまして、外国の水産物等の輸入が急増しておるわけでございます。先ほど御説明がございましたとおりでございまして、輸入のシェア等を見てまいりますと実に四一%に達しておるということがわかっておりまして、六十一年以降この基調が変化しておりませんものですから……
○吉浦委員 水産外交の政府の姿勢について伺っておきたいと思うのですが、農林水産大臣は大変お忙しい中を農畜産物の十二品目の問題、また牛肉、オレンジ等の問題で、アメリカとの間で大変御苦労をいただいておりまして、本当に心から御激励と感謝を申し上げる次第でございます。 この間に、大臣も御承知のとおりに牛肉、オレンジだけでなくて水産についてもアメリカは無理難題というべき態度を示しているわけであります。このために、関係者は非常な不安を抱いておりまして、しかも混乱状態にあると言っても言い過ぎではなかろう、この思うのです。本日はそういう点に絞りましてなるべく簡潔に伺っておきたいと思いますが、大臣にはお疲れの……
○吉浦委員 最初に、米価問題でお尋ねをいたしたいと思いますが、通告いたしておきましたけれども、かなり様子が違っておりますが、米価審議会に既に四・六%の引き下げの諮問を行われているということで、きょうの夕刊紙等にかなり大きく報道されておりまして、私もちょっとわからなくなったので、基本線に戻しながら質問をいたしたい、こう思っております。 根本的な問題だけを先にお尋ねをいたしたいと思っておりますが、政府は、六十三年度の生産者米価についての基準でありますけれども、昨年は五・九五%の引き下げをいたしました。これに続いて、また四・六%の引き下げということは、これはもう大幅引き下げでありまして、こういうこ……
○吉浦委員 私は、第三海堡の撤去問題についてまず最初にお尋ねをいたしておきたいと思います。 去る七月に起きました海上自衛隊の潜水艦「なだしお」と遊漁船の第一富士丸との衝突事故に対しまして、政府の事故対策本部が十月十四日に「船舶航行の安全に関する対策要綱」というものを取りまとめて発表いたしたわけでありますが、我々農林水産委員会でも、遊漁船業の適正化に関する法律案を与野党一致で提出、成立いたしたわけであります。結果としてこの要綱の趣旨に沿うことになったわけでありますけれども、この要綱の中の3に、「浦賀水道航路に隣接する第三海堡の撤去及び中ノ瀬航路における浅所浚渫を推進する。」こうあるのです。この……
○吉浦委員 最初に堀之内新大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 大臣就任、まことにおめでとうございます。大臣にとって、多事多難のときにこの農水丸の操縦ということで大変御苦労だというふうに思うわけでありますが、そういう点で新しい大臣に二、三所信を伺っておきたいと思います。 我が国の農業は、御承知のように現在内外ともに非常に厳しい状況にあるわけであります。これは過去に例がないくらい厳しいときを迎えていると言っても過言でなかろう、こう思うわけであります。外には国際化の荒波でありまして、内にはまた御承知のように大変な財界の圧力なりエコノミストと言われる方々のいわゆる農業たたきの真っ最中であります。……
○吉浦委員 昨年の第百十三回国会におきまして当農林水産委員会で起草いたしました遊漁船業の適正化法案が去る十月一日から施行となったところでございますが、届け出等の進捗状況などについてまず現状をお尋ねいたしたい、こう思っております。 遊漁船業の届け出でございますけれども、本年の十月一日からその受け付けが始まったわけでございますけれども、法律では十一月三十日まで、今月の末までに届け出を済まさないとその後の営業は法律違反、こうなるわけです。そこで、三万に近い、三万以上とも言われておりますけれども、遊漁船業者がこの二カ月間に届け出をするということ、これは初めてのことでもありますので大混乱をしているんじ……
○吉浦委員 私は、森林の保健機能の増進に関する特別措置法案について、基本的な事項について質問をさしていただきたいと思います。 後で同僚議員の藤原、水谷両氏から事細かに質問がありますので、私は基本的なことのみに限って質問を申し上げたい、こう思っております。 まず、立法に至った経緯が明確でないではないか、こう思うのです。要するに、その必然性はどこにあったのか、また何が発端となってこの法案を提出をなさっておられるのか。いわゆるリゾート法施行に伴いまして、マスコミ等で報道されましたように、他省庁から保安林あるいは林地開発許可規制について適切な配慮を行うことが求められたことに対する対応ではないのか、……
○吉浦委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存ずる次第でございます。 申すまでもなく、本委員会には、人命尊重を基本理念とした総合的な交通安全を推進するという使命がございますが、とりわけ、ここ一両年は、道路交通事故死者数が一万人を超えるという、国民生活にとってもまことに憂慮すべき事態であります。 この問題は、当委員会においても、今や全力を挙げて取り組まなければならない緊急かつ重要な課題であると思います。 御経験豊かな委員各位の御協力、御支援を賜りまして、円満なる委員会運営に努めてまいりたいと……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。