このページでは関晴正衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○関晴正君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま趣旨説明のありましたいわゆる原子炉等規制法の一部を改正する法案に対し、日米会談でお疲れの上、夢うつつでおられるような中曽根総理大臣に、目を覚ましてひとつお聞きいただきたい、こう思うのであります。(拍手) 総理、放射性の廃棄物というのは、どんなにこれを取り締まっても取り締まれるということはない、こう思います。今日、環境を守る問題、あるいはまた命を守る問題、あるいはまた健康を守る問題、これらの問題に取り組んできた住民たちの一つの成果として生まれたのが、廃棄物の処理に当たっては発生者の責任とするという原則であります。これは世界的な原則として、……
○関委員 私は、昭和五十七年九月三十日、我が国がアメリカの申し入れを受けましてF16を三沢に配備することについて口頭で回答した、この問題について外務大臣並びに防衛庁長官にお尋ねをしたい。 口頭でアメリカから申し入れがあって、日本の政府がまた口頭でお返しをした。しかも、この問題は六月に出てきた問題で、回答は九月三十日である。我が国の基地における重要なアメリカの装備の変更であり、配備の変更である、そういうようなことが単に口頭でなされて、そうして口頭で答えられている。その間の記録というものが少しもない。この飛行場がどんな機能を持ち、この飛行機がどんな役割を持ち、この飛行機がどんな影響を我が国民に与……
○関委員 私は、先般陸奥湾で行われました日米合同訓練についてお尋ねをしたいと思います。
私ども社会党の方から、平地に波乱を起こすようなことはやめてくれ、こういう申し入れを防衛庁長官にいたしました。そのことが聞き入れられたのかどうかは知りませんけれども、この日米合同訓練なるものが七月二十日から七月三十一日までの十二日間、そのうち、アメリカの軍艦が訓練をしたという日数は二十二、二十三、二十四の三日間、こうなっておるようでありますが、これは当初からの予定であったのかどうか、伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ですから、これは初めからの計画であったのかと聞いているのです。
○関委員 私は、大変に重要な原子力行政、その一環だと思われる地下原発について伺っておきたいと思うわけです。 三月二十五日の新聞の報道するところによりますと、電力中研の一つの研究した結論ということで、全国に三十八地点、一億二千八百七十万キロワット、今日の我が国の生産能力と匹敵するくらいのものを地下原発において生産しよう、こういう大々的な報道が出されたわけです。私どもは、将来の日本の原発というものはそれでは地下方式に変わるのかというふうにも考えてみたのですが、果たしてそういうような計画が科学性があり、また企画性があり、そしてまた将来性があるということになっておるのかどうか。 エネ庁においては、……
○関委員 私は、今度の法律改正に伴いまして、何が今我々にとって一番大事なことなんだろうかということを基本にしながらお尋ねをしてみたいと思うのであります。 原子力船の計画というものは、我が国において既に昭和三十年にこの問題が出ておったわけであります。そうして、三十八年には具体的な事業として原子力船開発事業団が誕生じ、この事業団がきっとうまくやってくれるであろう、こういうことで事に臨んだのでありますが、現状は、まさに二十年たって全く何のことをしたのかわけのわからない結果に今ある、こう思います。何のためにこういう結果になったのかという一つの反省なしに次の道を踏み出すというわけにはいかないだろう、こ……
○関委員 先般、科学技術庁の次官である方が青森においでになった。それで、何のお話をしてきたのだろうかと思っておるのですけれども、これは石渡次官が特命を帯びておいでになったのでしょうか、そして何のお話をされたのでしょうか、先にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 情報交換ということは、どういう情報の交換なんですか。国の方として原子力船の「むつ」の問題は既定方針どおりやるから心配するな、こういうお話においでになったのですか。
【次の発言】 そうしますと、原子力船は廃船にするかあるいは実験後廃船にするかにかかわらず、関根浜に港をつくることについては予定どおりおやりになる、こういうお話においで……
○関委員 山内、菊池両参考人さん、大変御苦労さまでした。 私は科学技術委員会にあって常に原子力船の「むつ」の問題を取り上げて、とうとう中川長官は今までなくなってしまうという残酷な結果を生むほどに悲しい事実を積み重ねている、こう見ているわけであります。私は、きょう本当は北村知事が参りましてお話をして、そして青森県がゆすりたかりの汚名を受けるのは真っ平御免だ、こう声高らかにここで言っていただきたかったと思うのでありますが、ヨーロッパの方に御視察されて本日お帰りだ、こう聞いております。ヨーロッパに出かけたのは、核燃料サイクル基地の予定地として青森県が求められているものですから、そのために調査におい……
○関委員 私は、きょう、青森県の下北半島六ケ所村に核燃料サイクル基地ということで電事連がぜひ設置したい、そういう要請をなされたことにかかわる問題について御質問を申し上げたいと思います。 その前に、原子力というものは一体どこまで生命があるものだろうかということを考えるわけであります。原子力は石油にかわるエネルギーなんだ、代替エネルギーなんだということをよく言っておるし、言われてもおるのですが、このことについて私は、石油の方が原子力よりも長もちし、原子力の方が先にお払い箱になってしまうんじゃないだろうか、こう考えているわけであります。それで、その主たる理由はどこに見つけることができるかといいます……
○関委員 私は、二月二十一日に発表されました公取のいわゆる談合問題に対するガイドライン、この文章を読みまして、公取の委員会というのは、これはだれのために奉仕をしている委員会なのだろうかという疑問を持ったわけであります。一昨年、それからその前の年から、静岡県の建設業者のかかわる問題で日本国じゅうを驚かせたのが談合問題であった、こう思います。そういう談合問題について、何としてもこれは取り締まらなければならない、この問題については、きちんと工事が行われるように、また国民の税金がむだなく使われるように、そういう願いに立ちまして、お互いに知恵を絞って談合を防止しなければならない、談合罪の発生なんというこ……
○関委員 まず第一に、建設大臣に少し尋ねておきたいと思います。 先般、私は郡山の駅を視察しました機会に、郡山の駅を通っておる新幹線の下に建設省がつくったという地下道を見てまいりました。この地下道は何のためにつくったのだろうか。しかも、この地下道が通行のできる地下道だというならばいいのだけれども、全然通行のできるような地下道ではありません。新幹線の建設工事の中において使わなければならないというものであるならば、当然これは国鉄あるいは運輸省の責任においてつくるべきものであったのではないだろうか。それを何で建設省があの場所にあの地下道を建設しなければならなかったのか。福島交通不動産の小針なる者の強……
○関委員 質問いたします。
F16の配備が急速に早められたと伝えられておりますし、またF16配備に伴う我が国の負担金がこれまた増額されたと伝えられておるのですが、このことについて先にひとつ簡潔にお答えいただければと思います。
【次の発言】 一方的にアメリカが期日を早め、また負担金額を増大させ、そうしてアメリカの国会においては論ぜられているし、また報道も出ているわけであります。
私は、この問題について、青森県の三沢に配備されるF16というのは核装備の飛行機である、非核三原則に基づくというと、こうしたものの配備というものは我が国としては受けるわけにいかない、これが態度であり、方針でなければなら……
○関委員 私は、昨年の十月十二日に田中角榮に対する有罪判決がありました、そのことに関してお尋ねをいたしたいと思います。 私ども、国会議員としてその職務にある者が法に問われ、単に問われただけでなくて、七年有余の法廷における裁判の結果が明確に有罪判決、しかも懲役四年、追徴金五億円、まさに政治家である者に対してのこれほどの恥ずかしい判決はない、こう思うわけであります。しかしながら、当の田中角榮は、この判決はまさに暗黒裁判である、徹底して戦う、生ある限りこれと戦う、こう声明をまた直後になされました。疑わしきは罰せずというのがありますけれども、政治家の場合は疑わしきを罰するとのみずからの倫理、理念とい……
○関委員 私は、総理大臣にお尋ねをしたいと思います。 原子力船の開発事業団が生まれまして、もう二十年は過ぎました。だがしかし、目的とするところの原子力船の問題については依然として先が見えない現状にある、こう思います。総理大臣は、この事業団の主務大臣であります。私はかつて、総理をしておった鈴木氏にも、主務大臣としていかなる覚悟といかなる考えを持つかということで科学技術委員会でお尋ねをしたことがございました。そういう意味において、何で二十年もたちながらこの原子力船の研究開発の仕事というものがさまよわなければならないのか。このことについて、言うなれば主務大臣であり総理大臣であるところの中曽根氏はど……
○関委員 関連して。 今の質問について、私どもの青森県に示している内容によりますと、八百トンの処理に当たっては燃焼度四万八千から五万五千まで出ているでしょう。今、村山さんの質問で四万ぐらいかと言ったら、その程度だというのはどういうわけですか。きちんと明確に表示されておりますよ。この点はごまかさないでください。 それから、今日本においてやっているのはほとんど燃焼度二万七千でしょう。そういうところでやっているんじゃないですか。それを三万五千までやれるからといって三万五千や三万六千のものをやっておりますか。二万七千かそこらでダウンしているから、その後の始末をどうするかといってまた悩んでいるんじゃ……
○関委員 私は、竹内長官に御質問を申し上げたいと思います。 電事連が青森県に対して再処理工場を含むいわゆる三点セットの立地の要請を申し入れまして、一年足らずで青森県の知事がその要請を受け入れる、そういう回答を昨日なされたようであります。私は、青森県の知事がどういう見解のもとにこれを受け入れるようにしたのかはつまびらかに承知するところではありませんけれども、少なくとも世界における問題として、再処理工場の安全性が確立されておらない。一田舎の知事が自分の地域の発展策だと称してみたり、あるいはまたこれは国家の要請である、日本国のためにしなければならないことなんだということに力み過ぎて、どうにもこうに……
○関委員 きょうは建設大臣それから国土庁長官、お二人に対して御質問を申し上げたいと思います。 先に建設大臣の方に二点ほどお尋ねしたいと思っております。 その第一は、我が国における国道というのが、一種、二種を問わず合わせて四万六千キロ以上走っておるわけです。ところが、国道というのは名はかりで、バスの通れないような国道あるいは全然交通不能の国道、言うなれば残酷道と言ってもいいような国道が二千キロ近くあるわけですよね。それで私は、どうしてこういうようなものが国道というふうになったのだろうかという疑問を持つわけですが、それぞれに地域開発も願っての国道昇格という運動も反面あるわけですから、理由もまた……
○関委員 私は、まず第一に住宅金融公庫というものは今その経営の状態においてどうなっているのか、言うなれば健全経営でいるのか赤字経営でいるのか、その状況をこの際少し承りたいと思うわけです。あわせて、この金融公庫に対する出資金が、昭和四十二年度以来ずっと出資金というものがなくなって、そうして補給金ですか、形を変えて今運営されているわけなんですが、その結果、今日特別損失金などというようなものもまた招いていると思うのです。補給金に変わった、そして今度は特別損失金を導入するようになった。こういう状態を見ますときに、基本的にこの住宅金融公庫というものの運営方針、経営方針、そういうものがどうしてそう変わった……
○関委員 私は、四月二十六日に閣議の口頭了解ということでなされましたむつ小川原開発計画のことについて国土庁長官にお尋ねをいたしたい、こう思います。 まず第一は、このむつ小川原開発の第二次基本計画に青森県の側から「付」なるものを昭和六十年四月十七日付でつけ加えて、そうして閣議の口頭了解ということに至ったようであります。この「付」なるものを見ますと、この「付」の中のいわゆる核燃料の三点セット、すなわち一つは廃棄物の貯蔵庫、一つはウランの濃縮工場、そしていま一つは使用済み核燃料の再処理工場、いわゆる三点セットなるものであります。ところが、この付表によるところの三点セットの位置づけが問題である。 ……
○関分科員 わずか三十分でありますので、簡潔に、また要領よくお答えいただければと、こう思います。 原子力船の「むつ」の問題について、いろいろとこれまで討論を交わしてまいりました。きょうは最も現実的な問題をお尋ねしておきたいと思います。 と申しますのは、この船はむだ遣いの最たるものだ、こう言ってもきましたし、また言われてもおるわけです。佐世保における風評による魚価の低落を防止する、そういうことのための基金への助成金あるいは交付金、どういう形であるのかわかりませんけれども、二十億の金が出されておったのですが、これは回収になったのでございましょうか。
○関分科員 きょうは、勇名をはせていたのか、変名をはせていたのかわかりませんけれども、大分名前を天下にとどろかせておられました厚生大臣に御質問申し上げます。 今、幼保一元化論というものが相当に出ておる。私は、この幼保二元化論というものは現場にどんな影響を与えているだろうかということを見るときに、非常に誤解と不安が現場にあるのじゃないだろうか。幼稚園に保育所が吸収されるのかしらという不安、あるいはまた、幼稚園が保育所に吸収されることになるのかしらという不安。そういうことで、幼保一元化論というのはどんなものなんだろうかということについての疑問。私は、この幼保二九化論というのは何かということを私な……
○関分科員 大臣に質問したいと思います。 新幹線のことで青森県の皆さんたちは、何とか盛岡から一刻も早く青森に新幹線を走らせてくれ。選挙のたびごとに、自民党の諸君が来れば、間違いなくやる、特に自民党の中から選挙で当選者が出れば余計にやる、間違っても他党の者を出すならば、要らぬという意思表示になるというようなひどいことまで言って、今にでも青森県に新幹線が自民党の国会議員が当選すればできるような話しぶりで来ております。今度自民党の田中派の諸君たちが二人も落ちてしまいました。さあ、田中派が落ちたんだから今度は来ないだろう、またこういう話も出てくるわけであります。 新幹線を政治の具に供して一歩も進もう……
○関分科員 公正取引委員長お見えになっておられますか。
【次の発言】 さきに公正取引委員会がお出しになられました談合にかかわるガイドライン、このことについて伺っておきたいと思うわけであります。
このガイドラインは、談合をしろと言わんばかりのガイドラインと受け取られる向きも相当にあるわけであります。公正取引委員会というのは談合してはならないんだということを取り締まる機関だと私は思っておるのですが、これだと取り締まりが容易でなくなっちゃうんじゃないだろうか。
先般、建設委員会におきまして、あなたの方の担当の方からいろいろお話は伺いました。その際いろいろ申し上げておきましたけれども、何せ責任者で……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。