このページでは滝沢幸助衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○滝沢幸助君 ただいま議題に供せられましたる日本電信電話株式会社法案、そして電気通信事業法案、さらには両法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、民社党・国民連合を代表し、賛成の意見を申し述べさせていただきます。(拍手) 本論に入りまする前に、電話と言えば、これは電気を利用したものでありますが、電気の存在というものは古代ギリシャの時代において既に明らかにされております。アメリカのベンジャミン・フランクリンが一七五二年にこれを実験いたしたわけでございます。皆さん御存じのとおりでありますが、しかるに、これを電話に活用いたしました者が、これも皆さん篤と御存じのアメリカのアレキサンダー……
○滝沢幸助君 ただいま議題とされました安全保障会議設置法案について、民社党・国民連合を代表し、不肖私から総理大臣の所信をただしたいと存じます。 まず初めに、我々の基本的考え方を明らかにしておきたいと考えます。 我が国が、かつて強大な軍部の独走を許したその代償として、みずから経験することを余儀なくされましたあの忌まわしい大戦と悲惨な敗戦をば、これを歴史の教訓として深く反省し、憲法の精神とその条章に従って、自衛隊につきましては、あくまでもこれは厳正な文民の統制をもってする、よってもって国家の安全、平和、独立を守ろうとするこの基本理念をここに再確認し、そのため、今日の国防会議についてなお足らざる……
○滝沢委員 安倍外務大臣、御苦労さまです。今、日本があらゆる意味で非常に大事なとき、もちろん国際関係におきましては特段と多事多難というときに、前内閣以来外務大臣の要職をお務めいただきまして、各国に赴かれまして日本外交の道を開いていっていただきますことに敬意を表さしていただきます。 ところで大臣、あなたは今申し上げたとおり前鈴木内閣以来外務大臣として、また、たびたびにわたりこの要職につかれまして御苦労されているわけでありますが、一方また自民党はニューリーダーという言葉、どなたがあなたに冠した言葉かは知りませんけれども、とにかくにも将来日本国の宰相として国政を担当されようという気構えと実力とに満……
○滝沢委員 三井三池の例の事故も、大臣以下関係者の努力によりまして一応の決着を見まして、その労を多としたいと思います。 当面する石炭問題について二、三御質問申し上げたいと存じますけれども、先に触れられた点もあろうと思いますので、重複します点は御了承ちょうだいしましてお尋ねをしたいと思います。 まず一番最初に、先ほどのお話を承っておりましても、第七次のいわゆる石炭政策は、これは私たちが見ますれば、競合エネルギー情勢等が急激に最近変化をしてきておりまして、政策遂行上に大きな支障を来す事情も多々あるのではないか、つまりは見直しをされるべきではないのかというふうに思うのでありますが、先ほどの御答弁……
○滝沢委員 この臨教審の議案が提案されまして委員会が審議に入られまして、五月十五日以来無慮二カ月にわたりまして精励審議されました内閣委員会の委員長以下の各位の御努力に敬意を表し、最後の審議のこのチャンスに質疑の時間を与えていただきまして、まことにありがとうございます。御配慮に御礼を申し上げます。 さて、文部大臣、私はあなたに先般質問申し上げますときに、我が国の初代文部大臣森有禮の例を引きましてあなたに激励を申し上げたことがありますが、今教育が非常に大きな変化を求められておりまするときに、若い有能なあなたを文部大臣に得たことに私は力強いものを感じますが、どうぞひとつ自信と勇気を持って頑張ってい……
○滝沢委員 食糧事情、農政の現状、まことに重大なときに農水大臣をお引き受けいただきまして、さきにはアメリカにみずから赴かれまして困難なる問題の処理に当たられるなど、大臣の労を多とするものであります。全国の農民が熱いまなざしを持って大臣の大きな決断と勇気ある判断を期待しているわけでありますので、どうぞひとつ、持ち前の勇気を持って日本農政の将来を開いていただきたいと御期待申し上げるわけでございます。 そこで、米審のことからまずお伺いさせていただきますが、あさってから、前広米審と言うのだそうでありますけれども、私、最初役人さんからこの言葉を聞きましたとき、日本語で話してくれ、こういったのでございま……
○滝沢委員 時間もずれてきておりますから端的に申し上げます。ひとつ大臣のお答えも端的、的確にお願いしたいと思います。 二月二十九日にこの委員会におきまして文部大臣が所信を表明されました。その中で、二十一世紀を担う青少年教育のためにいわゆる教育臨調のようなものを設置しまして、そして教育改革を断行しようということは、総理大臣が本会議の劈頭におきまして述べられた所信表明と一体をなすものでありまして、この意欲というものは評価をするものであります。 もちろん、我々の立場は、原則としてはこのあり方を支持するものでありますが、今教育界に幾多の課題があること、誤謬のあること、これはそのとおりでございます。……
○滝沢委員 文部大臣、御苦労さまです。
およそ教育の中で教科書が果たす役割は最も重要である、それは論をまたないことでありますが、これを検定しました文部省の責任において、これらの教科書は記載にいやしくも誤りはない、このように理解していいですか。
【次の発言】 もし誤りがありましたら、これは直ちに大臣の責任で訂正ができますか。
【次の発言】 自分が誤っておきながら文部大臣の承認もないものだ。検定した方もおかしいわけです。
外務省から西山欧亜局長さんが見えていらっしゃるはずです。そこで、政府が北方領土返還運動に努力されてきましたことを私は率直に評価をしてよろしい、こう思うのです。これは国民的な、……
○滝沢委員 それでは、私から質問申し上げますけれども、文部大臣、私はこの著作権というものに対して殊のほか関心があるのです。 と申しますのは、私は実は青年時代に出版業をやろうと思ったのです。その当時、つまり戦中でございますが、日本には双壁と言われる出版王がありまして、一人は講談社の野間清治、一人は主婦の友社の石川武美。この野間さんは、講談社の七大雑誌、九大雑誌というようなことで積極的な財政運用というのですか、そうしてこの人は、出していらっしゃる「キング」という雑誌のあの表題が英語だと軍閥政府がこれを好まぬ、紙の配給も云々というようなことで直ちにこれを「富士」と改題したりで、なかなかいわば臨機応……
○滝沢委員 参考人の皆さん、まことに御苦労さまです。お聞きしましたところ、皆さん、本法の改正案に対しまして大筋において御賛成をちょうだいしているようで、まことに安心をいたしたところでございます。 承りまして一々ごもっともと存じますが、せっかくの機会でありますから、簡単で結構ですが、一つには芥川参考人さん、抽象的で大変恐縮に存じますけれども、よき音楽を今後とも普及発展せしめるために私たち政治の部門が果たすべき役割といいますか心がけるべきことが、今度の改正案はそれといたしまして、今後の課題として何かございましょうか、ほんの一言で結構ですからお願いしたいと存じます。 高宮参考人さんにお伺いしたい……
○滝沢委員 文部大臣、御苦労さまです。先般の稻葉先生との問答に敬意を表し、興味深く拝聴しました。質問というのはわからぬ者がわかる者に聞くことなのだとおっしゃっておりましたが、私は、いわゆるわからぬことをわかる方にお尋ねをするということですから、ひとつ御親切な御答弁を願いたいと思います。 この道に経験豊かな、しかも稻葉先生のお言葉をかりるまでもなく優秀な大臣でありますから、その見識に敬意を表するとともに、本当の意味で御期待を申し上げたいと思うわけです。 私は自分で青年時代に短い期間教壇に立ちまして、今そのことをつくづくと責任を感じているのでありますが、戦後、地方教育委員会制度ができましたとき……
○滝沢委員 一言御質問申し上げますが、大臣、教育審議会法案がようやく衆議院を通り、参議院でいろいろと重要な審議を続けられていることでございますが、実はきょうは、先般、つまりは五月十一日に私が御質問申し上げましたときに、大臣が席を外しておられました時間に局長さんに、大臣と相談をしてひとつお答えしてちょうだい、こう申し上げておいたことがあるものですから、そこら辺から質問に入らせていただきますけれども、五月十一日に私は、南京虐殺の事件、もちろんこれは小中学校、高校の教科書に取り上げられているところの事件のことでございますが、これにつきまして、実は教科書によりまして、殺害されました者の数が、あるものは……
○滝沢委員 初めに、文部大臣にお伺いをいたしたいと思います。 今我が国が画面しております課題はたくさんありますが、中でも教育改革のことは他のすべてに優先してこれをしなければならぬ。なればこそ政府は、教育臨調ともいうべき新たな調査機関を設けてこれを立案しようとしていらっしゃるわけでありまして、原則的にはまことに結構なことであります。しかし、一面、言われておりますように、これが総裁選挙の布石であったり、あるいは右翼教育の足がかりであったりしてはいけないのでありまして、厳正にこれを見守ってまいりたいと思っておりますが、文部大臣、この辺のことについてはどのようなお話を総理となされておるか。 つけ加……
○滝沢委員 滝沢幸助であります。 大臣、どうも御苦労さま。委員長、御苦労さまです。 初めに、私は、このほど話題のかまびすしくしておりますいわゆる帝銀事件の死刑囚平沢貞通をめぐる死刑の刑の時効ということにつきましてお伺いしてみたいと思います。 実は、これは三月八日に予算委員会の第二分科会でも若干取り上げさせていただいたのでありますが、まずここで改めて最初に、この事件の発生から逮捕、そして起訴、そして一審、二審、三審を経まして刑の確定、そして再審の請求ないしは恩赦の申し立て、あるいはまた人身保護請求という今日に至りますまでの経過を、ごく簡単に御説明願いたいと思います。
○滝沢委員 委員長、御苦労さまです。大臣、御苦労さま。 私は、質問いたします前に、一言謝意を表しておきたいと思います。 実は昨年、第百一国会におきまして三月の予算委員会の一般質問、そして三月十二日の予算委員会の第七分科会におきまして、私は、第三種郵便の取り扱いの規定に関しまして、非常に取り扱いが厳しくなりましたために、一千部に達しない雑誌等が廃刊のやむなきに至っている事実を取り上げまして、これを五百に下げることはできないかと、こう申し上げましたところ、大変御理解をいただきまして、文芸雑誌、同人雑誌等に限り五百部でよろしいというふうに省令の改正をいただきまして、実は文芸団体、雑誌協会等から、……
○滝沢委員 委員長、御苦労さまです。
大臣が参議院の審議の都合で出席がおくれるということでありますから、大臣に対する質問は後回しにさせていただきながら、五十八年決算、しかも自治省の範囲にわたることに関連しまして二、三のことを質問させていただきます。
初めに、これは大臣が見えられたらなお改めてお伺いをさせていただきたいと思いますが、五十八年の決算の中で、地方、特に市町村のその年度の決算状況も踏まえて、その後のそれをめぐりましての地方の財政状況を一言御報告いただきます。簡単で結構です。
【次の発言】 そういう中で、これも大臣が見えられてもう一度確認させていただきますけれども、地方財政富裕論とい……
○滝沢委員 委員長御苦労さまです。大臣御苦労さま。 初めに、これは随分と議論されたことでありますが、自動車重量税などにかかわる道路財源確保のことについてお伺いさせていただきます。 六十年度の予算によりますと、揮発油税の直入ということで一千百十億円、運用部資金からの借り入れということで一千二百億円、これをもって、議論されてまいりましたいわゆる自動車重量税などのオーバーフロー分は解消しているというのが、実はこの三月六日の本委員会における我が党の小沢議員の質問に対する田中道路局長のお答えであったと理解していますが、そういうことでいいですか。
○滝沢分科員 やや順序が秩序立っていないことになるかもしれませんので恐縮ですが、時間も短うございますから簡明にお答えを願いたいと思います。 今ほどの質問、答弁を承っておりましてある程度理解した面もございますから、その点ははしょりながら、確認になりましょうけれども、今、第三次の土地改良長期計画十カ年というのが二年目かになっているわけでございましょう。そこで、何か今、三〇%台の改良済みをこの十年間に七〇%台までに上げたい、こういうことでやっていらっしゃると承ったのでございますが、そのとおりですか。そうしたならば、日本の耕地の面積はいかほどの面積になろうとしておるのか、そこら辺どうでしょうか。
○滝沢分科員 初めに一言郵政大臣にお尋ねをしなければなりませんけれども、日本が明治以来、近代国家として発展してまいります過程、今日の世界第二の経済大国として誇るこの姿になりまする過程におきまして、郵便事業が果たしました功績というものは全く高く評価さるべきものである、このように心得ておるわけであります。しかしながら、一面、最近におきまするいわば文化のさま変わり、言うなればテレホン文化と申しまするか、また電波社会と申しまするか、こういうことになってまいりますると、いわば書き物としての郵便物というような立場からすれば、郵政事業の受難期と言っても過言ではないだろうということで、御苦労のほどお察しをして……
○滝沢分科員 どうも御苦労さまです。国土庁に一連のお伺いをしたいと思うのでありますが、時間が極めて短いことでありますから、ひとつ結論だけを要領よくお答えちょうだいしたいと思います。 水資源開発事業というのが進められておりまして、水資源開発公団はまことに結構でありますが、私はここで最初に私の思想、考え方を申し上げておきたいと思います。 私は、自然は、特に水は、その地方に住む者の所有に帰する、これがいわゆる自然の中における人間界の約束じゃないのかな、こんなふうな考えを持っておるわけであります。 ところが、今国が持っていらっしゃる六つの水系の調査を立案されるというのでありますが、利根川、荒川、……
○滝沢分科員 電源三法等につき、少しく意見を述べながら質問申し上げたいのであります。 大臣、どうもご苦労さま。私の申し上げることは、戦後いわゆる電源開発に地域を挙げて協力をしました例の只見川水系の電源地帯の住民の総意であります。どうぞひとつそのお気持ちでお聞き取りを願いたいと存じます。 さて、いささか私見を加えながら申し上げさせていただきますけれども、明治十六年に我が国におきまして初めて東京電燈株式会社が会社の設立認可を受けまして、十九年には事業を開始しているわけでありますが、以来一世紀に及びますところの電力の歴史というものは、これは近代日本の文明史でもある、私はこういうふうに思うわけであ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。