このページでは上坂昇衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○上坂昇君 上坂昇であります。 日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案について、反対の討論を行います。(拍手) この外為法改正のねらいは、一九八二年十二月から八三年六月にかけて輸出されたNC工作機械の申請違反事件を契機として、今後、この種ココム関連の物資、技術の輸出に対する罰則の強化と我が国の安全保障重視の姿勢を内外に示すことにあるとされております。 しかしながら、問題の本質を見るならば、今回の事件は、企業のモラルの欠如と、同時に、輸出申請の不正をチェックできなかった政府の審査、管理体制の不備及び責任にあると言わな……
○上坂昇君 ただいま議長から御報告がありましたとおり、本院議員亀岡高夫先生は、去る三月十三日、日大板橋病院において逝去されました。 亀岡先生は、二月二十四日の大喪の礼に参列されましたが、式の開会直前にお体の不調を訴えられ入院されました。激動の昭和の時代に別れを告げるようにみぞれまじりの雨が降りしきり、寒さが身にしみるときでしたから、私ども参列者ひとしく先生の御容体を案じ、一日も早い御回復をお祈り申し上げておりましたが、三月に入り一時健康を取り戻されたと伺っていたやさき、御容体が急変し、御家族の手厚い看護と医師団の懸命な治療もむなしく、ついに不帰の客となられたのであります。この突然の計報、この……
○上坂委員 ずばりお聞きをいたします。円高の影響についてでありますが、今浜西議員から問題になりました特定地域の指定の問題であります。城下町は確かに一つの産業で大体成っていますが、そこへ通っている人が多いので、これはその町に限ったのでなくて、大体遠くから通っておる、今はかなり交通網が発達していますので相当な距離から入っていますから。そこに企業があり、あるいは幾つかのだめになる企業がある。例えば福井県なんかに行きますと、鯖江と福井というのは同じところにあるわけですね。大体二十キロしか離れてない。そこに、片一方は眼鏡で大変困っているところがある。片一方は、そこの眼鏡のところにはまた繊維がある。その繊……
○上坂委員 本日は、参考人の先生方に非常に貴重な御意見を賜りまして、お忙しいところをおいでいただいたことを心から感謝申し上げます。 今四人の皆さんからお話を承りまして、今回の法律案の持つ危険性あるいは欠陥を指摘していただきました。特に我が国はあくまでも原子力の平和利用を目的としておりますから、元来軍事的な管理を目的とされている今回の防護条約に基づく高濃縮ウランあるいはプルトニウムの防護、そういう関係の法律を国内で制定をする場合に、この核防護に名をかりて原子力利用の三原別や国内の研究の民主的な体制というものを制限することにつながるおそれがあるという御指摘についても認識をすることができまして、大……
○上坂委員 近藤先生に伺います。 例えば日米技術協力をやっていくのに、研究者の交流あるいはそれぞれの国の研究機関の利用、それからまた研究者の研究成果の活用、それと同時に研究者のお互いの国における生活、アメリカ人の生活、日本人のアメリカにおける生活、したがってそういうものに対する公的機関の援助あるいは社会的な協力、そういうものが総合的に組み合わさっていかなければいけないのではないかという感じがいたします。そこで、今日米間にこの辺のところで一番大きなネックとして出てきて、アメリカが日本に対して要請をし、あるいは改定を迫っている点のポイントというものがどういうところにあるのかということをひとつお教……
○上坂委員 今提案されております法律について御質問を申し上げます。 まず、法案の提出の背景にあるものとしてお聞きしたいのは、この法案提出の理由、背景、これについては、まず第一に内需主導型への構造転換、第二に国民ニーズの多様化、高度化、第三に経済の国際化の状況、こういうふうにとらえられておいでです。この法の意図しているいわゆる需要の開拓、新分野の開発あるいは開拓が、従来のように内需だけではなくて海外市場を含んでいる、あるいは海外市場が主たるものとなったような場合には、こういう開発をやったりなんかした企業に対してこの法の適用は受けられるのか受けられないのか、ここのところをお答えをいただきます。
○上坂議員 訪問販売等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 訪問取引などのいわゆる特殊取引形態による売り上げは毎年二けたの急上昇を示し、狭義の訪問販売だけで見ても売上高は二兆円を超えて、今やアメリカを抜き世界第一位までに発展していると言われております。 しかしながら、訪問取引による消費者被害も年年急増いたしており、各地の消費者センター等で受け付けた販売方法、契約等に関する苦情は、昭和五十五年で約五万一千件であったものが、昭和六十年には十五万件にまで上り、全体の苦情受け付け件数に占める割合も二六%から四〇%にはね上がっております。金額にい……
○上坂議員 甘利先生の質問にお答えをさせていただきます。 私どもも、この訪問販売法というのは、いたずらにいろいろな業界を規制をする、そういうものにするつもりはございません。しかし、今まで豊田商法と言われるような、そうした悪質商法が後を絶たないで続出してきているという現状は、これは何から起こってくるかということになりますと、これが大体においていわゆる訪問の取引形態において起こってきているのが実情であります。したがって、これに対してある程度の規制を加えていかない限り、消費者の立場を守ることができない。 この訪問販売法の目的は、御承知のように第一条で、訪問販売、通販あるいは連鎖販売取引、これを公……
○上坂委員 参考人の皆様方には、お忙しいところをおいでいただきまして、貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。 森嶌参考人にお伺いをいたしますが、私どもがやっているクーリングオフの期間の問題に関しまして、物やサービスを受け取った日とする場合かえって消費者が不利になることがある、こういうふうにおっしゃったのですが、ひとつどういうことなのか、例を挙げていただきたいと思います。 それからもう一点でありますが、先生は例えば通信販売なんかおやりになったことがあるかどうか。私は一年に二、三回必ずやっておりまして、今まで過去にも三回返品をしたことがあります。 それからもう一つは、クーリングオフが……
○上坂委員 各議員から質問が出尽くしているかもしれませんが、私なりに質問させていただきたいと思います。 前回、訪問販売に関連する悪質な商法の典型として豊田商事事件が発生し、通産省はそのような悪質商法の排除を目的として指定商品の預託に関する法案を提出し、我が社会党は現行訪販法の抜本的改正により悪質な商法排除を織り込んだ訪問取引法案を提出いたしました。この指定商品の預託法と我が党の訪問取引法案の審議の中で、私どもが指摘をしてまいりました項目について、できるだけ早い期間に検討を加えることを通産省は約束したのであります。あれから約二年、今日、そのときの指摘条項を数多く取り入れ今回の訪販法改正案を提出……
○上坂委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、上坂昇でありますが、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの町村信孝君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、高沢寅男君が委員長に御当選になりました。
委員長高沢寅男君に本席を譲ります。
○上坂委員 繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案を中心にして質問をいたします。 まず、法の改正の問題でありますが、この法律は、昭和四十九年の第七十二国会で制定をされ、繊維工業の知識集約化促進のために、紡績、織布、染色整理、縫製等、異業種間の事業者の連携によって新しい構改事業が進められてまいりましたが、本来は五年間でその任務が終わるわけでありました。ところが、なかなかそれがうまくいかないということで、五十四年の八十七国会で五年延長、さらに五十九年の百一国会で、ことしの平成元年六月三十日までに五年延長されて、今また新しく延長されようとしていると思います。 そこで、この法律によって行……
○上坂委員 今、井上先生から、中小企業三法関連で総括的な質問がありました。したがって私は、できるだけ各論的に質問をしてまいりたいと思います。 そこで、問題ですが、事業団の役割、これは最近は非常に多岐にわたってきている、また大変重要性を帯びていると思いますが、今回追加する業務として、環境の変化の中で高度化制度の充実、これを図ることを目的とする、こういうことになっておりますが、高度化の充実というのは具体的に言うとどういうことなのか、これは説明をしてもらいたい。そこにどういう政策的な目標を置いているのか、これが第一点。 第二は、それを行っていく、いわゆる二十一条一項二号のハの項でありますが、「中……
○上坂委員 初めに、流通の規制緩和問題についてお聞きをいたしたいと思いますが、今回の通産省が流通をめぐる当面の方向として打ち出したいわゆる流通規制の緩和について、まずこの基本的視点についてでありますが、これは日米貿易摩擦の解消ないし緩和を念頭に置いてこのような方向を打ち出すことになったのではないかと私は解するのでありますが、どうでありますか、お答えをいただきたいと思います。 大店法による出店規制が欧米商品の輸入を阻む原因だなどというのは、全くこれは筋違いの論法であると私は思います。というよりは、貿易摩擦という外圧を利用してますます大型店の出店に拍車をかけようとする、通産省の本来持っているいわ……
○上坂委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの宮里松正君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、高沢寅男君が委員長に御当選になりました。
委員長高沢寅男君に本席を譲ります。
○上坂委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの宮里松正君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、沢田広君が委員長に御当選になりました。
委員長沢田広君に本席を譲ります。
○上坂分科員 それではタッグマッチで答弁を求めたいと思います。
今、佐藤議員からいろいろお話がありました。そこで、こうした大きな負担に現在の町財政からいって一体耐えられるとお考えになるかどうか、このことだけにお金を払ったら、あと何にもできなくなってしまう、地方自治体の本来の目的であります福祉行政、国民生活を守る事業は何にもできなくなってしまうと私は思うのです。どう思いますか。
【次の発言】 これは三町あるわけですが、特にそのうちの二町は、原発を東北電力がつくるというような話があったのだけれども、いまだにこれができない。これは到底できないだろうと私は思う。そうすると、双葉町というところはもう既……
○上坂分科員 早速質問をいたしますが、まず全文を申し上げます。 国鉄労働組合員に対する本務外し、差別、選別等の不当労働行為と見られるものは、旧国鉄時代の六十二年当初から人活センターあるいは勤務不可能な地域、職場への配転、また旧国鉄関係の他企業への出向など多くの事例が見られるところでありますが、こうした措置は分割・民営化になれば姿を消すだろう、極力緩和されるだろうと期待しておりました。 ところが六十二年の四月以降JR各社になっても一向に姿を消すこともない。緩和もされず、むしろかえって激しくなり、JR各社に対する労組からの不当労働行為救済命令申し立て書の地方労働委に対する提出は、三月一日現在で……
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