このページでは粕谷茂衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○粕谷国務大臣 このたび沖縄開発庁長官を拝命いたしました粕谷茂でございます。 ことしはちょうど沖縄が本土に復帰いたしましてから十五年となりますが、この間国、県及び県民各位の努力により、社会資本の整備を初めとしていわゆる格差是正はかなり進み、これらが結実して、先般全国一巡最後の海邦国体が大成功裏に終了いたしました。しかしながら、一方、産業振興、雇用失業等の面において、今なお全国水準に比べ厳しい状況下にあると承知しております。 私といたしましては、県当局及び県民と一体となって、第二次沖縄振興開発計画に基づく諸施策を鋭意推進し、社会資本の整備、地場産業の振興等沖縄の振興開発に全力を挙げ、明るく豊……
○粕谷国務大臣 このたび北海道開発庁長官を拝命いたしました粕谷茂でございます。 御承知のとおり、北海道は我が国において最も開発可能性に富んだ地域でありまして、我が国が今後も安定的な発展を遂げていくための課題である国土の均衡ある発展に重要な役割を果たすことが期待されております。 私は、この北海道の開発推進に全力を尽くしていく所存であります。委員長初め委員各位の御指導と御鞭撻、御協力を謹んでお願い申し上げます。(拍手)
○粕谷国務大臣 御質問をいただいて大変光栄に存じております。 今の公報は、そのとおりでございます。 これからの間接税問題については、先ほど総理がお話ししておりますように、何が大型であって何が小型であるかというようなことはこれからの御審議の結果にまつということであろうかと思いますから、私どもはその姿勢でいきたい、こう思っております。
○粕谷国務大臣 沖縄開発庁長官として、この機会に、所信の一端を申し述べさせていただきます。 政府は、昭和四十七年五月の本土復帰に伴い、第一次沖縄振興開発計画を策定し、昭和五十六年度までの十年間にわたり、各分野における本土との格差是正と沖縄の自立的発展に必要な基礎条件の整備とを図るため、各般の施策を積極的に講じてまいりました。 さらに、昭和五十七年には、委員の皆様の御理解を得て沖縄振興開発特別措置法を十年間延長し、これに基づき、昭和六十六年度までを計画期間とする第二次沖縄振興開発計画を策定し、現在、同計画のもとに沖縄の振興開発を鋭意推進しているところであります。 沖縄が本土に復帰してから十……
○粕谷国務大臣 先生の御質問にお答えをさせていただきます。 先生がおっしゃいましたように、昨年開催されました海邦国体は全く大成功裏に終了したというふうに、私どももはたからテレビなどを通じて見ておりまして痛感をいたしました。今日また、沖縄の担当大臣としてお役目を務めさせていただいておりまして、現地にも赴いてその実感を新たにしたわけでございます。これは今、宮里先生のお言葉にもありましたように県民の努力、これは言うまでもありませんけれども、同時にまた、社会資本の整備、その実績が両々相まって結実をした、それが大成功をおさめたゆえんではなかろうか、こんなふうにも思っております。 今後、このような海邦……
○粕谷国務大臣 ただいま沖電の民営化についての経緯につきましては通産大臣からお答えがありましたので、その部分を省略させていただきまして、二、三私どもの考え方を申し上げさせていただきます。 沖電の民営移行は、本土の九電力と同様に今回民間会社になるのでありますが、沖縄県民の生活及び産業の振興にとって極めて重要であります民営移行後の電力事情はどうなんだろうか、こういうことでございますけれども、活力の発揮と経営の努力を私どもは強く期待をいたしておりまして、沖縄における電気の安定的かつ適正な供給につきましては、電気事業を所管をいたします通産省の格段の御指導、御配慮を引き続いてお願いしたい、こういうふう……
○粕谷国務大臣 平素上原委員には大変沖縄の行政について御鞭撻をいただいておりまして、ありがとうございます。 今おっしゃるように、本島の北部と八重山で地域農業の重要農産物としてパインは栽培されております。ですから、これらに携わっている農民はすべてをこれにかけていると言っても過言ではない、こういうふうに私は思います。その過言ではないということにこたえていくためにはどうしたらいいだろうか、農水大臣は控え目に今御答弁なさっておりましたが、昨年暮れよりしばしば私お会いをして、この問題に心を砕いております。 酸性土壌で他作目に転換ができないというようなことでございますが、私どもも内々にいろいろ学者グル……
○粕谷国務大臣 菅委員からは私に対する質問はなかったのですけれども、このことの所管は運輸省でございますが、全体としての沖縄県民の生活を守る、また地域の発展向上を図るという点で私どもの職務があるものですから、この機会にちょっと御理解を得たいと思って申し上げさせていただきます。 今月の初めに国際自然保護連合の総会があって、そこで、プランク博士でしたか、生態学の専門家でございますが、その人の報告などがあって、自然保護というような決議がされました。私も重大な関心を持ってその報道を見詰めておりましたけれども、しかし、行政的には我が国には政府で定めた環境アセスメントの制度があるわけでございますから、当然……
○粕谷国務大臣 宮里先生御指摘の点は、開発庁といたしましては御承知のとおり直接関与できる立場にはないわけでございますが、県民生活の安定、安全を確保する上からも被弾事故は極めて遺憾であると思っているところであります。現在、関係方面におきまして事実関係の究明調査が鋭意行われております。米側におきましても原因が究明されるまではレンジ6での運用を中止したいと聞いております。沖縄開発庁といたしましても、今後こうした問題で沖縄県民に不安が生じることのないよう関係方面と十分な連絡をとってまいりたいと思っております。
【次の発言】 沖縄の復帰以来、社会資本の整備を中心に大きく前進をいたしてまいりました。その結……
○粕谷国務大臣 御指摘の点につきましては、先日閣議で私が特別発言をいたしました。このたびの被弾事故につきましては、沖縄開発庁といたしましては、型どおりのことを申し上げますれば直接関与できる立場にはないわけですけれども、しかし、県民の生活の安全を確保するという上から私は極めて遺憾と思っておることでございます。したがって、現在関係方面におきまして事実関係を厳しく究明をし、かつまた調査を鋭意行ってほしい、同時に、沖縄開発庁といたしましては、今後こういった問題につきまして県民の不安が生じることのないように関係方面に十分連絡をとっていきたい、こういうふうに思っております。
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