このページでは長田武士衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○長田委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和六十一年度補正予算三案について反対の討論を行うものであります。 本補正予算案に反対する第一の理由は、本補正予算案に所得税及び政策減税が盛り込まれていないことであります。 公明党は、本年度当初予算の審議に当たって、円高不況を防ぐとともに、経済摩擦の緩和を図るために所得税、住民税の大幅減税、住宅、パートなどの政策減税を強く主張し、予算案の修正を迫ったのであります。 社会、公明、民社、社民連四野党の粘り強い要求の結果、三月四日の与野党幹事長・書記長会談において六十一年中の所得税減税、政策減税の実施が確約され、第百四通常国……
○長田委員 我が国経済の当面する課題といたしましては、大臣も所信で述べていらっしゃるとおりでございまして、何といいましても内需の振興ということ、それから円高を何としても克服するということ、さらには、国際収支の黒字を減らしまして国際的に調和のとれた経済構造に転換をするということが日本経済における当面の命題であろう、このように考えております。こうした中で、各産業界に対しましては、効率化や生産性の向上を図りまして、規制を緩和して競争が思うように促進できるようなそういう政策が展開されておる状況でございます。 運輸省関係でも、国鉄の分割・民営化を初めといたしまして、自動車の運送業界でも、多品種でしかも……
○長田委員 先日提案理由の説明がありました港湾法の一部を改正する法律案につきまして、何点かお尋ねをいたします。 昭和六十年五月に長期港湾整備政策といたしまして「二十一世紀への港湾」が策定されたわけであります。これに基づきまして現在、六十一年度を初年度といたしまして六十五年度までの第七次港湾整備計画が進行中でございます。この第七次計画の主要施策は、総合的な港湾空間あるいは港湾相互のネットワーキングの推進の実現に向けまして新たなパラダイムの形成を図るために、一つは物流基盤、第二番目には産業基盤、第三番目には生活基盤などが柱になっておるわけであります。 そこで、まずお尋ねしたい点は、こうした港湾……
○長田委員 それでは、船員法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。 今回の船員法の改正は、海で働く皆さんの今後の生活環境を大きく左右する法律案だけに、関係者の方々は本委員会の審議を非常に重要視しておるわけであります。海の労働基準法と呼ばれております本法は、ともすると閉鎖的になりがちな労働環境をより安全に、より効果的に維持発展させるためには欠くことのできない法律であることは論をまたないわけであります。 今回の審議では、こうした今までの枠を乗り越えまして、より人間的な職場づくりを行う観点から種々の点についてお伺いをしたいと思っております。そういう意味でありますから、大臣初め関係当……
○長田委員 海運、造船全般の問題につきまして、いろいろお尋ねをしたいと考えております。 言うまでもなく、我が国は海に囲まれた海洋国でございます。しかも、資源も乏しい国でありますから、原料を輸入いたしまして、そして加工して付加価値をつけて輸出をしなければ経済はやっていけない、こういう実情でございます。航空機の発達していない時代には船による運送手段しか方法はなかったわけでありますけれども、現在においては飛行機、空の輸送ということも当然加味されるわけであります。しかし、航空機の発達した現在でも大量の品物を一気に運ぶというようなことになりますと、例えば原油であるとかそういう問題になりますと、当然十万……
○長田委員 初めに、去る十二月五日に起きました中央線の東中野駅構内の列車衝突事故についてお尋ねをいたします。 十二月十二日現在で死者が二名、負傷者が百十六名と発表されておりますが、心から亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げるとともに、負傷された皆様方にお見舞いを申し上げたいと存じます。 今回の事故につきましては、自動列車停止装置、いわゆるATSが装置されておりまして、一般的に私たち乗客といたしましては事故が未然に防げる、そのための装置である、このように認識をいたしております。そういう事故でございまして、どうしてこのような事故が起きてしまったのか、この点について素朴な疑問がございます。その……
○長田政府委員 六十四年度の予算要求額でございますが、石炭勘定は千二百五十九億円の計上をしておりまして、主なものといたしましては、特に先生の御指摘は前年度とどこが違うかという点でございますので、石炭の合理化安定対策の中で下請離職者の退職支援金制度をつくる、それから過剰貯炭の管理のためのコストがかかりますので、このための負担軽減策としてNEDOの経営改善資金から融資を行うようにできるようにする、それから産炭地域対策といたしまして、閉山した場合に地方公共団体が財政的にいろいろ大変な状態になりますが、そういうものを少しでもカバーするために産炭地域振興臨時交付金というものがございまして、閉山の場合には……
○長田委員 ただいま、日本鉄道建設公団法及び新幹線鉄道保有機構法の一部を改正する法律案について、同僚議員から既に総括的な質問が行われたわけであります。そういう意味で、私は各論、とりわけ整備新幹線の財源問題を中心とする諸問題につきまして質問を申し上げたい、このように考えております。 まず、この整備新幹線の建設につきましては、改めて申し上げるまでもないわけでありますが、国土の均衡ある発展と地域振興を図る上で極めて大きなインパクトを持つものであり、二十一世紀の基幹的輸送手段として重要なものである、このように私たちも認識をいたしております。しかし、整備新幹線の建設には多額な建設費を要するわけでありま……
○長田委員 先日、中国からの帰国に対します増発便の要請を我が党でいたしまして、大臣、素早く手を打っていただきましてありがとうございました。 私は、きょうは大都市圏における交通問題について何点かお尋ねをしたいと考えております。 首都圏を初めといたしまして大都市圏における人口や産業の集積は非常に進んでおります。通勤通学の鉄道の混雑、都市部を中心といたしまして道路の混雑、この問題は今社会的な最も大きな問題として、東京都民を初め首都圏の皆さん方は大変に悩んでいらっしゃる。特に首都圏における慢性的な交通渋滞で、路面電車やバスなどの公共交通機関の機能は著しく低下をいたしておりまして、騒音、振動、排気ガ……
○長田委員 まず私は江藤運輸大臣に、鉄道共済年金問題、次に旧国鉄の長期債務の返済問題、加えまして都市交通問題などについてお尋ねをいたしたいと考えております。 まず、国鉄共済年金の問題でございますけれども、御案内のとおり鉄道共済組合は六つの旅客鉄道のほかに新幹線鉄道保有機構等の職員によりまして構成されておりまして、組合員数は昭和六十二年度末で二十二万人と言われておるわけであります。これに対しまして年金受給者数は約四十七万人に達しておりまして、受給者の現役組合員に対します割合は二一七%と、現役一人に対しまして二・一七人の受給者となっておる現状でございます。このため、六十二年度の収支状況は、収入が……
○長田委員 本日は御多忙のところ、本委員会に参考人の皆さん方御出席をいただきましてありがとうございました。公明党を代表しまして何点か御質問申し上げたい、このように考えております。 ただいま参考人の御意見を拝聴いたしまして、私たちも皆さん方が大変御苦労されていらっしゃることを伺いまして、新たにその困難性といいますか認識をいたしたところでございます。 まず、沼越参考人にお尋ねをいたします。 物流に携わっている皆さん方が過積載であるとか大変過酷な労働条件で働く、さらにはまた、危険を伴う業務でございまして大変御苦労されていらっしゃる、そういう点を勘案いたしまして、荷主と事業者との関係は荷主がどう……
○長田議員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました政治資金規正法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由並びに改正案の概要について御説明申し上げます。 戦後の我が国政治は、政・財・官の癒着構造のもとに数々の疑惑、疑獄事件を生んできました。その都度、政治改革が叫ばれ、政治資金を初めとする規制措置が講じられてまいりましたが、それに対する規制の骨抜き化、抜け穴探しが図られてきたのが実態であります。その結果として、企業献金の肥大化とともに、政治資金集めのためのパーティーがエスカレートする一方であるという現状にあります。今回再び、戦後最大の構造汚職と言われるリクルート事件によっ……
○長田議員 武村先生にお答えをいたします。 戦後の我が国の政治は、政・財・官の癒着構造のもとに数々の疑惑、疑獄事件を生んできたのは事実でございます。その都度、政治改革が叫ばれて、政治資金を初めといたしました規制措置が講じられてきたわけでありますけれども、それに対する規制の骨抜き化あるいは抜け穴探し、こういうことが図られてまいりまして、その結果として、企業献金の肥大化とともに、また、政治資金集めのパーティーが盛んに行われておった、そして国民のひんしゅくを買ったというのも事実であります。今回再び、戦後最大の構造汚職と言われておりますリクルート事件、これによりまして金権腐敗政治との国民の世論といい……
○長田分科員 私は、東京外郭環状道路について何点かお尋ねしたいと思います。 この外環道路でありますけれども、私は、首都圏の均衡ある道路体系にとって大変重要なウエートを占めておる、このように認識をいたしております。その意味から当委員会でも私は何回か取り上げておるわけでありますけれども、四全総におきましても多極分散型国土の形成に必要な高速道路体系ということが位置づけられておりまして、この外郭環状線というのはその点は非常に重要なポイントを占めておる、このように認識をいたしております。 そこでまず、この東京外郭環状道路についての大臣の基本的なお考えをひとつお述べいただきたいと思います。
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