このページでは薮仲義彦衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○薮仲義彦君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問するものであります。 総理、あなたは、去る八月六日、広島被爆四十二年平和記念式典に出席され、多くの今は亡き方々に献花をなさいました。そして今、八月十五日、終戦の日を迎えられました。総理、総理の胸に去来するさまざまな思いがあることと思います。国民もまた、めぐり来た四十二回目の終戦の日を迎えました。国民は、その戦争の悲惨さ、残酷さを胸に刻み、再び戦争など断じて起こしてはならないとかたく決意したことでありましょう。そして、余りに大きく悲しい代償の……
○薮仲委員 私は、質問に先立ちまして、今回の鹿児島の災害発災後直ちに前国土庁長官そして建設大臣も現地を視察してくださった、これは県民そして被災なさった方々にとっては大変心強い、人心の安定さらには再建への大きな励みになったといいますか、県民の方は大変喜んでいらっしゃいます。新長官のもとで我々災特の委員としては一切災害がないことを心から念じております。万々が一あってはいけませんけれども、そのときの長官の対応が大変に人心の安定の上に必要でございますので、長官の対応を心からお願いを冒頭いたしておきます。 と同時に、我が党も、現地の鹿児島県本部を中心にしまして、大橋衆議院議員を団長として現地を視察させ……
○薮仲委員 きょうは大分長時間にわたっていますので、要点だけ、てきぱきお答えをいただければと思います。 それで、ちょっと質問を幾つか割愛をさせていただくかもしれませんので、御答弁をいただくようにお願いをしておきながらあるいは途中で割愛するかもしれません。その点はきょうは御了承いただきたいと思います。 最初に大臣にお伺いいたしますけれども、総合経済対策、補正予算、この急速な円高の進行による不況が叫ばれる中で建設省を中心とする公共投資、これは景気を浮揚する上で、国民生活を守る上で大変意義が大きいと私は思っております。特に今回の補正につきましては、例年言われますようにゼロ国債ということではなく、……
○薮仲委員 最初に、長官初め政府関係の皆さんにお許しをいただきたいのは、きょう我が党党大会だったものですから、午前中同僚委員の質問を聞いておりませんので、大変申しわけないのですが、あるいは重複する箇所が出るかもしれませんけれども、お許しをいただきたいと思います。よろしくお願いします。 きょう、新聞、テレビが報道しますように、一時帰島ということで約八百名弱の方がお帰りになられました。このことについては国土庁長官初め東京都、それから大島はもちろんのこと、関係の方々が大変御苦労をなさった。警察の方や海上保安庁あるいは消防、ガス、電気の保安の方、地元の関係の皆様、さらには気象庁初め東大地震研の方々も……
○薮仲委員 私は、きょうは政府が提出しました総合経済対策、これに焦点を絞りまして何点か両大臣にお伺いをいたしたいと思います。 この委員会では各委員がずっと指摘しておりますように、昨年の九月にG5が行われてからの急速な円高、しかもそれが大幅であったということで、国内景気に及ぼす影響は大変深刻である。特に輸出関連の企業の経営は大変厳しい状態に追い込まれておる。政府の公共事業等の前倒しがありますので、かろうじて内需は持ちこたえておりますけれども、それが果たして景気を回復するまでに至っているのかどうか、この点は非常に問題であろうと思うのでございます。しかも、九月十九日に総合経済対策が発表はされました……
○薮仲委員 私はまず最初に、十一月十二日に第八次の石炭鉱業審議会の答申原案が提出されたわけでございますけれども、この問題を正確に認識しながら、通産大臣初め関係の方々に幾つか御質問をさせていただきたいと思います。 この答申原案を拝見いたしまして、大変厳しい内容になっているという認識を持ちます。現状を冷厳に見詰め、経済合理性の面からだけ考えるならば、当然輸入炭との競争力を失っておる今日の国内炭の現状はやむを得ないかなという面もございます。しかし、現実に数字の上で考えてみますと、昭和六十年の供給実績が千八百万トン、それを昭和六十六年には一千万トン体制にするとのことでございます。先ほど申し上げました……
○薮仲委員 私は、ただいまの大臣の所信表明に関連いたしまして、国土の防災に関して句点か質問をさせていただきます。 きょうは非常に時間が限られておりますので、大変勝手な言い分で申しわけないのですが、御答弁は要点を簡潔にお願いできれば大変にありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 私が最初にお伺いしたいのは、私は静岡県民でございますので、最近どうも伊豆半島東方沖で群発地震が起きております。この群発地震が今後どうなるのかというのが県民にとっては非常に関心の深いところでございまして、この地震は、巷間言われますように、火山性の地震じゃないのかという意見もあるようでございます。先般の伊豆大……
○薮仲委員 私は、ただいま提案されております産業構造転換円滑化臨時措置法案の審議に関連しまして、何点か大臣並びに関係の方々に質問させていただきます。 まず大臣と認識を一致しておきたいことがあるわけでございますけれども、大臣がこの法案をお出しになる前段階で、通産省は二十一世紀に向かっての世界経済の創造的成長への貢献を目指すということで検討を続けていらっしゃいました。「二十一世紀産業社会の基本構想」の中でポイントを幾つか挙げられて、その中で産業構造の転換、これからの国際社会の中で日本の国が果たさなければならない課題として従来の産業構造を変えていこうということで壮大な、壮大というか雄大な構想のもと……
○薮仲委員 私は、さきに行われました田村通産大臣、近藤企画庁長官の所信表明に関連いたしまして、当面する何点かの課題につきまして質問させていただきます。 最初に通産大臣にお伺いいたしたいのは、大変御苦労さまでございましたが、先般出席なさいましたIEAそしてOECD閣僚理事会、そこで大臣が日本としての言うべきこと、さらには日本が持たなければならない責任、国際的な役割をきちんと主張なされてお帰りになったと我々は伺っております。そういう閣僚会議の中で大臣が最も決意もなさり、強く感じられたこと、その辺のところを冒頭にお聞かせいただきたいと思います。
○薮仲委員 今回の長崎の台風に関しましては、我が党も現地の長崎県本部に対策本部をつくりまして、権藤衆議院議員を本部長にしまして、被災された方の現地調査並びに住民の方の激励等を積極的に行ってまいったところでございます。また、災害復旧を早急に行うよう関係機関に要求を重ねてまいりましたけれども、きょうは時間が限られておりますから、その中から特に何点か建設省、農水省にお伺いしたいことを絞って質問いたしますので、明快に簡潔にお答えください。 建設省の問題ですと、今度の台風は風浪、波高が非常に高かったということでございます。この波浪による被害の中で、特に長崎県は海岸線が二十六カ所、約十七億の被害が出てお……
○薮仲委員 私は最初に、先般第九回目のブラッセルで行われました日本とEC議員会議に出席させていただきましたので、このECとの関係から大臣の御意見を伺わさせていただきたいと思います。 会議ではECと日本側との率直な意見の交換がなされまして、大変有意義な会議でございました。大臣も、その後訪日なさったナルエス副委員長あるいはドクレルク委員とお会いになって、EC側のことについてはもう十分御認識の大臣でございますので、きょうはその確認の意味で何点か質問させていただきたいわけでございますが、私はこの会議に参加しまして、ECがこれから一九九二年を目指して域内統合という大きな事業をやっておるわけでございます……
○薮仲委員 私は、委員長初め当委員会の委員の皆様の御了承をいただきまして、きょうは住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案に関連いたしまして、住宅に関する件を何点か大臣並びに建設省にお伺いしたいと思います。 大臣もきょうの新聞をごらんになってまた心が痛まれたと思うのでございますが、土地の公示価格というもの、あの記事は見出しの上だけでは必ずしも正確に現在の実態を言ってないなというのは大臣も気持ちの上にあろうかと思います。いずれにしましても情報化社会でございまして、あのような情報が流れるとまた国民からマイホームが遠くなったのかなという感じがするわけでございます。私は、それらを含めましてまず大臣に、……
○薮仲委員 どうも本日はお忙しい中、御三方には当委員会で貴重な御意見を開陳いただきまして大変ありがとうございました。開陳いただきました御意見を通じまして何点か御三方にお伺いしたいわけでございます。 御三方の御意見を伺いながら、私は、もう一度住宅・都市整備公団の法律の総則を持ってこさせまして目を通してみました。第一条「目的」にこう書いてあります。「健康で文化的な生活を営むに足りる良好な居住性能及び居住環境を有する集団住宅」最後の方に「国民生活の安定と福祉の増進に寄与することを目的とする。」この公団の目的をなぜはっきりしたかといいますと、特に石原先生と畑中さんのお話を伺っておって、新旧格差、民間……
○薮仲委員 私は、宅地建物取引業法及び積立式宅地建物販売業法の一部を改正する法律案につきまして、大臣並びに関係省庁に何点か質問をさせていただきます。
最初にお伺いしたいのは、建設省といたしまして不動産業界全体の将来像、どういうふうに描いていらっしゃるか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 今の御答弁にもございましたけれども、ここに建設省の不動産業中・長期ビジョン研究会の答申があるわけでございます。「二十一世紀への不動産業ビジョン 高い信頼性と豊かな創造性を目指して」、この指摘は私非常に重要であろうと思うのでございます。特に今局長の御答弁の中にもございましたけれども、不動産業界とい……
○薮仲委員 私はきょう大臣がずっとこの委員会においでになれば大臣とじっくり質疑を展開したかったのでありますが、大臣が参議院の土地特の方へ行かれるということで、冒頭に大臣に二点ほどお伺いしたいわけでございます。 いきなり大臣に結論に近い質問をするのはいかがかと思うのでございますが、今度大臣の地元の四国と本州とが夢の大橋でつながった。これは四国の方々にとっては大変喜ばしいことであり、また本州にとってもすばらしいことです。日本の四つの島が一本の道路で結ばれた、これは夢に描いたようなことが現実の問題となって、大臣の愛媛にしてもこれからの大きな夢を抱いていらっしゃると思うのです。 しかし、その光の影……
○薮仲委員 本日は、我が党の社労部会の先生、そして当委員会の委員長初め委員の皆様の御了承をいただきまして、厚生大臣に質問をする機会をつくっていただきましたこと、厚く御礼申し上げます。 私は、当選させていただいて以来、亡くなられた園田大臣から歴代の大臣にずっと質問を続けてまいりました。それは歯科の問題に限って五回にわたって歴代の大臣に質問してきたわけでございますけれども、本日も大臣に歯科の問題について何点か質問をさせていただきたい。もう一点は劇薬の問題について質問させていただきたいと思うわけでございます。 私が質問したいのは、私はこの質問を通じまして、歯科材料の安全性、そして導入のあり方につ……
○薮仲委員 私は、地域産業の高度化に寄与する特定事業の集積の促進に関する法律案、通称頭脳立地でございますが、これから頭脳立地と言わせていただきますけれども、この法案に関連して、大臣初め通産省の方々に何点かお伺いしたいと思います。 この頭脳立地という法案を作成したその陰には、やはり通産省として地域経済の活性化という大きな命題を抱えていらっしゃると思うのであります。四全総でも多極分散と言われますけれども、これは口では言うのは簡単でございますけれども、事柄はなかなか大変である。それは東京の持っているエネルギーといいますか、情報にせよ、国際的な金融機関あるいはあらゆる企業や行政あるいは司法も集中して……
○薮仲委員 私は、ただいま議題になっております訪問販売等に関する法律の一部を改正する法律案に関しまして、大臣並びに関係省庁に何点か質問をさせていただきたいと思います。 最初にお伺いしておきたいのは、近年の経済社会のこういう変動の中で、またさらには、高度情報化社会等が進んでまいりますと、訪問販売にせよ通信販売にせよ、いろいろな意味で利用する消費者のニーズというのは高まりを示してくると思うのです。特に、家庭において、ホームバンキングあるいはホームリザベーションというような形で、家庭内の電話を使ったり、情報通信を通じて予約やあるいは商品購入ということ、あるいはテレビの解像度もハイビジョン等によって……
○薮仲委員 私は、本日の二つの法案のうち、最初に、特定産業構造改善臨時措置法を廃止する法律案について何点か質問させていただきます。 いわゆる産構法でございますけれども、産構法が制定されたというにはそれなりの意味があるわけでございますが、私は本来、企業の盛衰といいますか企業経営というものは、やはりその経営者に大きな責任がある。簡単に言えば、企業の経営の実体というものは、経営に問題があるからそこに栄えたりあるいは滅んでいったりということが起きるわけでございますが、私はそのことは、基本的に市場のメカニズムに従うことが至極当然の経済の姿であろうと思うのでございます。私は、今回のこの産構法等を含めまし……
○薮仲委員 最初に、長官にお伺いしたいわけでございますけれども、先ほど来お話がありましたように、七月中旬から西日本一帯を襲った梅雨末期の集中豪雨によりまして、広島、島根両県を初めとして各地に甚大な被害が発生いたしました。しかも二十数名の方のとうとい生命が失われ、また数多くの負傷者を出すという大きな災害になったわけでございます。私は、亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、負傷された方の一日も早い御回復を、そして被災された方々が生活再建に力強く立ち上がってくださることを心から念じつつ、質問をさせていただきます。 そのためにやはり一番大事なのは、行政当局の力強い災害復旧への取……
○薮仲委員 私は、本日は、最近国民の間にといいますか我々の身の回りでも、原子力発電に対する不安といいますか、いろいろな問題が提起されておりますが、こういう問題について、大臣及び関係省庁の考えを伺わせていただきたい。 エネルギーという問題は、現在の日本の国の社会経済を支える、私たちの豊かな国民生活を支える上で非常に重要な、最も基本的な課題だろうと思うのです。この問題を避けて通ることもできませんし、真正面から取り組んで、国民の不安にこたえていかなければならない重要な課題でもあろうかと思います。そういう意味で、私はまとめてお伺いしますけれども、今国民の間に広がっている不安というのは、決して専門家が……
○薮仲委員 私は、ただいま上程されております繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、大臣並びに関係局長に質問をさせていただきます。 本日は非常に時間が限られておりますので、大臣は別といたしまして、大変御無礼な言い方で申しわけないのですが、局長方の御答弁は要点を簡潔にお答えいただければ大変助かりますので、よろしくお願い申し上げます。 今回の構造改善というものが、そもそもスタートはどうかといえば、歴史はさかのぼりますけれども、このような構造改善として法律が整ったのは、昭和四十九年にスタートしておるわけでございますが、その後二度にわたりまして改正されて今日を迎えているわけで……
○薮仲委員 私は、通産大臣の所信表明に対しまして、当面する幾つかの課題について、大臣の、また関係局長の、御答弁をいただきたいと思うわけ でございます。 私がまずきょうお伺いしたいのは、先ほど来いろいろと同僚議員から問題提起がございました日米貿易摩擦の件、特にスーパー三〇一条あるいは一三七七条に関する日本の取り組みのこと、それから原子力発電、あるいはOECD閣僚会議も行われるでありましょう、そこで問題になるであろうと思われる地球環境保全の問題、いわゆる地球温暖化、あるいは先般のヘルシンキにおけるフロン全廃という宣言がなされたわけであります。等々、当面する課題について、通産省の考え方をお伺いい……
○薮仲委員 ただいま上程されております地域ソフトウェア供給力開発事業推進臨時措置法案について、何点か質問をさせていただきます。大臣も御承知のように、急激な高度情報化の進捗、これは我々国民の側も目をみはるような進歩があるわけでございまして、先ほど来ここで論議されておりますように、産構審の答申にまつまでもなく、これは非常に重要な施策であるなとだれしも認識をいたしておるわけでございます。我々が表現の上ではよく高度情報化社会、こういう言葉を使います。二十一世紀どういう展望が開かれるのだろう、言葉の上では何となくぼんやりわかっているわけで、身の回りを見ると、大体の御家庭にいろいろな機器が入ってきている。……
○薮仲委員 ただいまも大臣の御発言ございましたけれども、私も重ねて同じような趣旨を大臣にお伺いしたいわけでございますけれども、大臣は前任は自治大臣でございまして、やはり多極分散という四全総の重要な課題を地方の立場から真剣に取り組まれた大臣でございます。 今度大臣が通産大臣になられまして、当面するのは貿易のインバランス、世界の国々とどうやって良好しかも友好な関係の中で経済社会をグローバルな地球という視野の中で発展させていくか、これは非常に重要な課題であろうと思うのでございます。かつての前川レポートで約束したように、日本の国は外需主導から内需主導への重要な政策の転換を図って国際社会の中でその役割……
○薮仲委員 私は、ただいま議題となっております土地基本法案、それから国土利用計画法の一部を改正する法律案、政府案に関連して、野党案の立場から何点か御質問させていただきたいと思うのです。 私も初めて国土庁長官に質問をさせていただくわけでございまして、長官御就任おめでとうございます。と同時に、私は国民の一人として、国民の国土庁長官に対する期待は非常に大きなものがある。長官によって、今の日本の国の政治が最も緊急に解決しなければならない課題、特筆されるものはこの土地の問題である。土地をどう国会が国民に対して回答を出してくれるのだろう、これは多くの国民が今最も注目をしておる事柄であろうと思うのでござい……
○薮仲委員 私は、今上程されております土地基本法並びに国土利用計画法の一部を改正する法律案、野党案そして政府提出の両法案があるわけでございますが、いよいよ委員会審議も大詰めの段階でございます。 連日の長官の御答弁を伺っておりまして、やはり長官も、今国民の最も要求している、地価の高騰、いわゆる土地神話を何とかこの基本法の成立によって好ましい方向へ持っていこうというお気持ちは、その答弁の一言一言ににじみ出ておるわけでございます。我々野党から基本法並びに国土利用計画法、二法案出しておりますけれども、我々野党も長官と軌は一にするといいますか、その目指す方向は同じであろうと思うのでございます。 野党……
○薮仲委員 私は、当委員会に付託されております土地基本法、いよいよ審議も最終段階でございますので、問題点も大体明らかになってまいりました。その段階で、総理並びに国土庁長官に何点か基本となる問題をお伺いいたしたいと思うわけでございます。 総理にまずお伺いいたしますけれども、この基本法、今日まで審議を続けてまいりましたけれども、我々野党四党案として基本法を提出させていただきました。同じく内閣からも基本法が出てまいりまして、我々はこの審議を通じまして違いを述べるのではなくて、今国民の緊急的な願いは、この地価を何とかしてくれないか、これがやはり政治家に、そしてまた国会に託された最も緊急な政治の課題だ……
○薮仲分科員 私は大臣に、最近私が相談を受けたことを通じて解決の方向で善処していただきたいということを質問したいと思うわけでございます。 先ほど来いろいろお話ございましたように、最近は国際化という言葉がいろいろなところ、いろいろな角度、また何か事があると国際化ということをすぐ表現として使われるわけでございますけれども、事ほどさように現在日本の置かれた立場というものは、もはや国際社会の中でひとりよがりとか孤立とか、そういうことはもう許されないのだ。国際社会のよき一員として、世界の国々との協調の中でしか日本は存在できない。これはもう周知の事実でございます。 こういうような時代の趨勢の中で、日本……
○薮仲委員 公明党の薮仲義彦でございます。 本日は、三先生にはお忙しいところ、当委員会においでいただきまして、貴重な御意見を開陳いただきましたことを厚く御礼申し上げる次第であります。 いよいよ法案も最終段階になっておりまして、非常に重要な段階でございますので、何点かそれに反映すべく先生方の忌憚のない御意見を承りたいと思う所存でございます。 最初に三先生にお伺いしたいのは、三先生ひとしく、この基本法の精神は、保有から利用へという重要な政策のコンセプトになっておる、これが大事であるというお話でございますが、現行税制ですと固定資産税あるいは特別土地保有税等ございますけれども、これには意見がいろ……
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