このページでは薮仲義彦衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○薮仲義彦君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました国鉄関係法案の修正案及び修正部分を除く政府原案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。(拍手) この法案に反対する第一の理由は、国鉄の再建は、いまや運賃の大幅値上げによって行うことには限界があり、不可能であると認識するからであります。 事実、昨年度五〇・三%の大幅値上げを行ったにもかかわらず、国民の国鉄離れという拒否反応に遭い、かえって約四千八百億円の減収となり、結果的には九千百四十一億円の赤字を出すに至っているのであります。このことは、とりもなおさず、国鉄が過去に有していた独占的な交通手段でなくなった……
○薮仲委員 私は、本委員会に付託されました法案並びに関連します海運問題についてお伺いしたいと思います。 初めに、大臣にお伺いしょうと思いましたが、きょう体のぐあいが悪いそうで、お見舞いを申し上げるとともに、その責任ある答弁を政務次官の方からお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 最初に、午前中からいろいろ論議されておりましたけれども、ここでもう一度海運局長に、すっきりとした形でお伺いしておきたいことがございます。それは、海運自由という原則は日本海運の大原則として今日まで来ていることを理解しておりますが、運輸省から、海運自由の原則について、すっきりとした形で、要点だけ簡潔で結……
○薮仲委員 ただいま大臣から御答弁ございましたけれども、国鉄再建というのは現在の重要な政治の課題でもあり、今回その法案が、国鉄再建のための赤字をどうするか、運賃法定制の緩和あるいは運賃の値上げ、日本国有鉄道法の六条を改正して投資を拡大するとかあるいは国鉄自身の経営努力さらには国の助成の強化等により何らかの解決の方途を見出そうということはわかりますけれども、このような運賃値上げという問題をする前に、やはり国鉄自身の持っている巨大な赤字要因を除去しなければならない、赤字要因を除くことがまず第一義的に大事なことだと私は考えております。そういう意味から、この赤字の要因が何だ。これは何回も論議されており……
○薮仲委員 私は市川さんにお伺いしたいと思うのでございます。先ほど来の国鉄再建のお立場からの貴重な御意見、本当にありがとうございました。 私は市川さんの御専門のお立場であろう貨物についてちょっとお伺いしたいのでございますが、市川さんは基本的に値上げに賛成である、こういうお考えのようでございますけれども、先ほど御指摘のとおり、貨物は確かにシェアは一三%、こういう現状です。これでさらに本年度運賃が一九%の値上げをし、あるいは法定制が緩和されて、物価等変動率プラス一五%までになりますと、二五%ぐらいまでできるわけです。こうなったときに、現在ですら荷主が貨物から離れていくのに、こんなに値上げをして大……
○薮仲委員 私は、今国会において成立を見ました領海法並びに漁業水域に関する暫定措置法に関連しまして、現在の海上保安庁の対応がどうであるか、現有勢力でこのように一挙に領海が十二海里に、さらに漁業水域が二百海里になったというこの事態に対応できるのか、大丈夫かということをまず最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 午前中からの質問等を伺っておりますと、海上保安庁は他の第三管区等から一管、二管の方へ適時船を回すようなことを対応としてとって、さしあたって七月からは何とか間に合わせるというようなニュアンスの答弁のようにうかがわれますけれども、その辺はいかがでしょう。
○薮仲委員 参考人の皆様には大変長時間御苦労さまでございます。私からは今後のために何点かお伺いしますので、この場でお答えできる範囲内でよろしゅうございますので、要点だけお答えいただけば結構でございます。 先ほど来お話がございましたように、造船不況を解決するには何といっても需要の増大が一切の根本である、このような御所見でございまして、私は全くそのとおりだと思います。 では、さしあたってのその方途はというと、先ほど来御指摘のあったスクラップ・アンド・ビルドあるいは浮体構造物の建造というような構想があろうかと思うのでございますが、私が最初に伺いたいのは、この浮体構造物、いわゆる石油の備蓄、空港等……
○薮仲委員 私は、当面する造船不況について、何点か大臣初め関係の皆さんにお伺いいたします。 先ほど来言われておりますように、造船不況の現状というものは、ここ二年間その深刻の度合いがさらに深まっているわけでございますが、事実上倒産した造船会社も、五十三年の二月現在では三十二社、負債総額も二千億を超えておる、こういう実情にあると聞いております。倒産の状況は、当初五十一年ごろは資本金が五百万から一千万前後、従業員数も七十人から八十人の小規模造船所が倒産に追い込まれておったわけでございますが、昨年の夏以降は資本金が一億から三億、従業員も三百人から五百人、いわゆる中堅造船所に波及して、あの大きな波止浜……
○薮仲委員 まず、運輸省の基本的な姿勢について確認をしておきたいのでございますが、運輸省が輸送という任務をつかさどる以上、最も要求されるのは無事故であり、安全ということであることは異論のないところでございますが、特に人命尊重ということが何ものにも優先しなければならない、このことは当然であります。 しかし最近、特にこのことにあわせて地域の方との協調といいますか、理解がなければ運輸行政の円滑な推進はないのじゃないか。卑近な例では成田空港、あるいはその他の空港での騒音の問題、東北・上越両新幹線の建設、こういうものを見ますと、やはり地域との話し合いが非常に大事だな、大臣もそのように考えられていると思……
○薮仲委員 私は、ただいま審議されております大規模地震対策特別措置法案に対する問題点と関連する具体的な事柄について、国土庁長官並びに関係者に質問をいたしたいと思います。 まず最初に伺っておきたいのは、この法案でいわゆる予知段階で自衛隊の事前出動ができる、こうなっているわけでございますが、この自衛隊の出動に当たっては、いわゆる治安出動の要素がないかというような問題が懸念されておりますので、この出動に際しては自衛隊が一体何ができて何ができないのか、こういう点は明確にしておく必要があろうかと思うのであります。特にこの事前出動の時点では、いまだ何ら災害が発生してない事態でございますので、その行動の範……
○薮仲委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました大規模地震対策特別措置法案について賛成の意向を表明するものであります。 委員各位も御承知のとおり、わが国は、環太平洋火山帯に位置する世界有数の地震国であり、過去にも幾多の大地震に見舞われ、そのたびに大きな被害を受けてきております。 近年、人口や産業の都市部への過度集中、危険物施設の増大、交通機関の高密度化等、災害の規模が拡大する要因が著しく増大しており、もし、大地震が発生すれば、火災、爆発事故、津波などの二次災害とも相まって、人的、物的両面にわたって想像に絶する被害を及ぼし、恐るべき大惨事になることさえ予想されるのであり……
○薮仲委員 私は、先日、農林大臣が静岡に参りまして、現地の関係者の皆さんとミカンあるいはお茶の問題等について視察もし、懇談もなさったという経緯を踏まえまして、本日はミカンとお茶の問題にしぼって質問をさせていただきたいと思います。 最初に、ミカンについてお伺いをいたします。 われわれ県下のミカン農家、ほとんどになりますけれども、五百戸の方を中心にして実態調査をいたしました。一ヘクタール以下の方がほとんどでございますが、それらの方のいろんな形のアンケートの結果がございますが、それを要約して言うならば、現在ミカン農家の直面する経営状態は非常に悪化しているというか、非常に困難な情勢にある。これはど……
○薮仲委員 私は、この協会法の質問をする前に、この協会法のバックグラウンドになります日本の造船業の現状、そして見通し等について、最初に何点かお伺いをしておきたいと思います。 最初にお伺いしておきたいのは、手元の資料にありますけれども、海造審の答申が出ているわけでございますが、今後のわが国における船舶の建造量の需要見通し、これが貨物船の換算ベースでいきますと、本年度が四百七十七万トン、五十四年度は二百六十六万トン、さらに五十五年度は二百四十九万トンとどんどん落ち込んでくるわけでございます。これは五十年度を一〇〇といたしますと、その建造能力に対して二九%という最悪の事態でございます。いまわが国と……
○薮仲委員 私は、先般発生しました伊豆大島近海地震、その際に起きましたあの持越鉱山の鉱倖置き場の築堤が崩壊した、あの問題を中心にいたしましてきょうは質問いたしますが、私は、あくまでもこの問題を通じまして、将来このような災害を二度と起こすべきじゃない、また、起こさないために今日までもいろいろとそれに心は配ったかもしれないけれども、今回このような不測の事態が起きた、こういうことを含めまして、やはり全国にまだまだあるこういう捨て石あるいは鉱滓置き場の安全基準についてさらに精度を上げなければならないだろうし、住民の不安を解消しなければならない、そういう意味から、そのような防災の観点から国土庁長官並びに……
○薮仲委員 許された時間内で、鉱山の問題、タイヤの問題について御質問させていただきます。 最初に鉱山の問題をお伺いしたいのでございますが、先般の伊豆大島近海地震によりまして、静岡県の天城湯ケ島町、中外鉱業持越鉱業所、通称持越鉱山と言いますけれども、そこの鉱滓の堆積場の堰堤が崩壊いたしまして、地元としては青天のへきれきのような大きな事故の発生であり、思いもよらぬ大きな災害と被害をこうむったわけでございます。その後鋭意努力なさって、一応の対策はとられたようでございますけれども、現在まだ地元には、企業の経営基盤が非常に弱体である、このような問題に対する不安、さらには、あのような不幸な事故が再び起き……
○薮仲委員 国際観光振興会法の一部を改正する法律案について若干の質疑を行います。
私は、いままでいろいろ御質疑がございましたので、具体的な問題でお伺いしたいのですが、まずその前に、基本的なことを何点か確認さしていただきます。 今回の改正案は「海外組織を有する国際観光振興会を活用して、急増する日本人海外旅行者に対し、海外での旅行事情に関する情報の提供と旅行の相談に応じ、海外での事故やトラブルを解消するため」とされておりますけれども、このように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは、この法案の中身をお伺いいたしますけれども、この法案の中身にこうございます。「日本人海外観光旅客に……
○薮仲委員 気象庁お見えになっていますね。――私は、地震の問題でちょっとお伺いいたします。 東海地震説が言われましてから、国会でも大震法も制定されましたし、東海沖地震に対する予知、これが着々と講ぜられておるわけでございますが、これに関連して二、三お伺いしたいと思います。 東海地方と言っても、特に中心になりますのが静岡でございますが、現在、東海地方、特に静岡にはひずみ計が七カ所、五十四年度で追加が七カ所、合計十四カ所設置されるように聞き及んでいるわけでございますけれども、十四カ所で十分かどうか。 これは私どもも定かではございませんが、なぜこういうことを最初にお伺いしたかと言いますと、お隣の……
○薮仲委員 それでは、船員雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案について若干質問をさせていただきます。 昨年の六月に海造審から答申が出ております。「今後長期にわたる我が国外航海運政策について」この中から何点かお伺いしたいのです。 この中で、わが国の外航海運というのは、近年に至って幾つかの深刻な問題に直面しておる、これらの諸問題に適切に対応していかない限り、世界海運の中に占めている現在の地位を日本の国は維持することが困難であろうということが指摘されておりまして、その中で、国際海運市場の中で日本の海運が競争力を急進に喪失しつつある、日本船が国際競争力を失っている原因は、近年における……
○薮仲委員 私は高速道路上における地震対策について何点かお伺いをしたいと思います。
最初に、昨日も静岡で地震が発生しまして、新幹線がとまりまして大分ダイヤが混乱したわけでございます。まず、きのうの地震からお伺いしたいのです。
道路公団でお出しになっておりますパンフレットの中に「地震計による感知」ということが「地震の際の手引き」の一番最初に出てくるわけでございます。「地震計は公団の管理事務所に設置してあります。」と書いてあります。昨日の段階で公団の管理事務所の感知機は何ガロ測定しましたか。
【次の発言】 気象庁お見えになっていらっしゃいますね。
地震についての基本的な問題を何点か最初にお伺……
○薮仲委員 私も日本坂トンネルの事故についてお伺いいたします。 私は、高速道路の交通安全についてはきようで三回目なんです。前回の交通安全対策特別委員会並びに災害対策の委員会で、高速道路上の安全走行、これについてはもっとしっかりやらないと大きな事故が起きますよと何回も指摘してきました。特にその中で、トンネル内における事故は危険ですと。今回その指摘したとおりの事態になりましたので、改めてきょうは一つ一つの事柄について確認いたしますから、時間が限られておりますので明確にお答えをいただきたい。特に私は地元の人間でございますから、細かいことを御説明いただかなくても、皆さん方よりも何回も見ておりますから……
○薮仲委員 私は最初に、災害防止対策を早急に実施するという意味合いにおいて、過日の上越新幹線トンネル事故の問題でお伺いいたします。 この上越新幹線の事故につきましては、先般運輸委員会においても審議されました。その際、大臣からトンネル工事の安全性について総点検の指示もございましたし、現段階ではその調査ももう終わっている段階でございます。このことを踏まえて当局の担当者に確認をいたしたのでございますが、非常に明確さを欠いている面がございますので、きょうはその点を確認の意味を含めてお伺いしたいと思います。 それは、まずあの事故によって十六名のとうとい人命を失ったという冷厳な事実に対してどういう受け……
○薮仲委員 私は、最初に、この手元に配付されました資料についてごく簡単に二点ほどお伺いしたいのでございますが、いわゆる中央防災会議の議長あての諮問について専門委員会から報告が出たわけでございますが、「地震防災対策強化地域の指定について」という報告でございます。この報告についてまず第一点は、この地域がある程度指定されたところがあるわけでございますけれども、県によってはこの地域指定された問題、もう少し見直してくれないか、この辺も地域指定にふやしてほしいとか、こういう意見も各県あるいはあるのじゃないか。この場合、これを確定的な決定とするのではなくて、各県の要望に沿って見直しを一部した方が好ましいので……
○薮仲委員 参考人の方、大変御苦労さまでございます。私は、時間の関係で、大変恐縮でございますけれども、産元の問題についてだけ、参考人の方の御意見を伺わさしていただきたい、こう思います。 ただいま藤井参考人から、産元の役割りと現状について御説明がありました。産地における産元の役割りが大変重要である、こういう点についてはよく理解できました。 そこで、二、三お伺いしたいのでございますが、一つは、産元は、いままで卸売業というような概念しかされていなかった。しかし産元の実際的な機能といいますか、役割りは、先ほどのお話のように、染色、サイジング、整経、織布、整理加工と、実際は生産活動と同じことをやって……
○薮仲委員 私は、繊維工業構造改善臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、時間が限られておりますので、問題点を二、三にしぼって質問をさせていただきます。 先般来、この法案の審議がずっと行われてまいりまして、この構造改善事業が四十九年から五年たった今日、実効のあったものがいわゆる五十六グループ、これが非常に少なかったということがいろいろ指摘されております。その理由としては、オイルショック、設備過剰、円高、発展途上国の追い上げ等、実効が上がらなかった要因がいろいろ挙げられておるのでありますけれども、私は逆の立場からこのことをちょっとお伺いしてみたい。 五十六グループ、三千三百七十六の企業……
○薮仲分科員 私は、治山治水という観点から、一級河川におけるダム等を含んだ諸問題にしぼってお伺いをいたします。
通産省に二点ほどお伺いしたいのですが、洪水時における発電ダムの操作の問題で、いろいろ地元との誤解あるいは問題もございますので、この際伺っておきたいのですが、発電ダムは洪水時において洪水調整の義務があるかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう一点、確認しておきますけれども、河川法の四十四条に、従前の機能を損なわないということが規定されてございますが、これは第一義的には洪水調節の責任あるいは義務はない。ただし、建設省のダムの操作規程どおりやれば、結果的にある程度の……
○薮仲分科員 私は、防災という観点から、それに関連する問題等、いわゆる地震に問題点をしぼって質問させていただきます。時間の関係もございますので、答弁は要点のみ簡潔にいただければまことに幸いでございますので、よろしくお願いいたします。 初めに、昨年は東海大地震ということが非常に叫ばれまして、特に東海地方、なかんずく静岡県なども大変大きな影響を受けたことは事実でございます。そこで私が伺っておきたいのは、専門家の皆さんが地震学会等で自由な研究の成果を発表し、論ずることは当然であり、これは必要なことだと思います。ところが、地震という問題は国民に非常に大きな影響を及ぼしますので、地震についての正確なと……
○薮仲委員 私は先般の日航機乗っ取り事件につきまして法務大臣に伺いたいわけでございます。この基本的な問題を伺いたいと思うのですが、これも私は今後かくあらねばならないというような意味合いを込めてお伺いしたいと思います。 法務大臣はさきに行われました予算委員会での答弁の中で、これは正確を期すために一部読み上げますけれども一これは決してそれを取り上げて云々ではなくして、ここに大臣の言わんとする趣旨がよくあらわれておりますので参考に読ませていただきます。十月十二日と十一日の両委員会の答弁ですが、大臣は「私は、いわゆる法治国家というものは、憲法という、国の、国民生活の大方針について原則を定め、その原則……
○薮仲委員 私は道路交通法の一部改正法律案について質問いたします。 まず冒頭に大臣に伺っておきたいことは、われわれの人間社会といいますか、われわれの生活というものは動くということによって成り立っておりますし、社会秩序も成り立っておりますし、生命の維持もできているのです。われわれ人間にとっては、自由に移動できる権利が保障されるということが非常に大事な点だと私は思うのです。ですから、安全な移動が保障される、そのためのルールづくりがこの道路交通法なんだ、その一部かもしれませんが、そういうふうに私は考えるわけです。ですから、本来法というものは、人間社会の秩序を守る上において必要最低限のルールであって……
○薮仲分科員 初めに、限られた時間でございますので、御答弁は要点を簡潔にいただければ幸いでございますので、よろしくお願いします。 私は、本日は地震に関してのみ問題をしぼりまして、何点かお伺いしたいと思います。 最初に消防庁長官にお伺いしたいのでございますが、去る二月二十日午後に宮城沖地震が発生しました。仙台市の消防局が、石油ストーブの自動消火装置が作動したかどうか、百軒をアンケート調査した。その結果、自動装置のついているストーブが四十六台、うち十八台だけが消えて、残りは消えなかった、六割が燃え続けたということなんですね。これはJIS規格が示すように、いわゆる地震のときには二百五十ガルで十秒……
○薮仲分科員 工業技術院長、お見えになっていますか。――最初に工業技術院長にちょっとお伺いしたいのですか、今日のように国民のニーズが非常に多様化している中で、民間だけでは開発が非常に困難だ、そういう意味合いから、医療あるいは福祉の分野に積極的に取り組んでいらっしゃることに対しましては高く評価するものであります。この工業技術院のやっていらっしゃることは、より高い技術、そしてそれによってよりよい医療あるいはよりよい福祉の充実をと、それを国民に低い単価で提供しようという趣旨からであろうことはわかるわけでありますが、この面が正しく理解されない点があってはいけないということで御質問いたします。 工業技……
○薮仲分科員 最初に、大臣にお伺いしたいことがあるのでございますが、長年法曹界で活躍された静岡県弁護士会の鈴木信雄弁護士、この鈴木弁護士は現在八十歳という御高齢ですが、弁護士生活も五十有余年、その間静岡県弁護士会長あるいは日弁連の副会長、関東弁護士会連合会理事長等を歴任なさって、現在でも非常にお元気で第一線で活躍をしていらっしゃる方でございます。このように多年にわたって法曹界に幾多の功績を残してこられたこの方が、司法の適正、円滑な運営のために、裁判所の予算の増額等を含めまして法務省や最高裁判所当局に長年、何回となく要望をしておられるのでございますけれども、このことについて大臣は御存じでございま……
○薮仲分科員 私は、スモンについて大臣並びに関係当局にお伺いをしたいのでございますが、私は法律の専門家ではございませんので、この問題を法律的な見地から話すということではなくして、政治的、行政的な観点から質問をさせていただきたいと思います。 大臣も御承知のように、二月二十二日の広島地裁の判決を含めまして、四つの地方裁判所での判決はすべて原告勝訴で、国及び製薬会社の責任が明確になった。この点につきましては、各地裁の裁判の程度の差はありましても、国と製薬会社に責任ありということは共通している判決であることは御承知のとおりでございます。 ここで私が伺っておきたいのは、このように四つの地方裁判所、地……
○薮仲分科員 私は、最近の社会問題となりつつあります青少年の自殺、非行問題を通じて、教育の基本問題について大臣の見解を伺いたい、このように思います。 警察庁の調べや文部省の調査でも、その数字のとり方の差で多少の違いはございますけれども、青少年の自殺の原因あるいは非行の原因に、学校問題あるいは学業、進路問題が大きなウエートを占めているというのは、数字の示す事実でございます。 特に自殺について申し上げますと、本年一月だけで五十二名という異常な数字がここに出ております。 また、非行の原因も学校ぎらい、受験による友達との間の不仲、詰め込み教育による落ちこぼれということが指摘されているわけでござい……
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