このページでは小野信一衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○小野委員 最初に、三月十八日、スーパー長崎屋尼崎店で出火、死者十五名、重傷者六名の大惨事が起こりました。お亡くなりになりました十五名の皆さんに心からの御冥福をお祈りしますと同時に、六名の負傷者の皆さんの一日も早い回復を心から御祈念を申し上げます。 また、一月二十二日、JR御徒町駅北口ガード下で道路が陥没し、十名が負傷いたしました。 また、三月十三日、昭和五十四年七月十一日の日本坂トンネルでの事故への訴訟判決が出ました。 これらはいずれも建設省が指導し、あるいは監督している事業での事故であります。したがって、具体的な事故の経過、原因その他につきましては後日質問をするといたしまして、大臣は……
○小野委員 最初に、大臣の所見をお伺いいたします。 というのは、政治を志す者にとって大臣は大変魅力があります。その理由を私なりに考えてみますと、自分の持っている理想なり政策を実現するための力が与えられているからだ、こう思います。しかし、残念ながら日本の大臣の任期は二年ございません。平均して一年数カ月でございます。これでは十分な実力を発揮できる期間だとは私は考えておりません。残念なことであります。 しかし、逆に考えますと、政策の選択が大変重要になってまいります。したがって、今建設行政の最高責任者として大臣は、現在の日本の国土、国民の需要、日本の将来に対する見通しなどを考えた場合に、自分の任期……
○小野委員 経企庁の皆さんに経済論など申し上げるのは釈迦に説法ですけれども、皆さんを激励したいという意味で、まくら言葉として聞いていただきたいと思います。 我が国の財政金融力は、西ドイツ、フランスの合計額に匹敵しますし、その生産力、経済力は、この二カ国にイギリスを加えた三国の合計額に匹敵すると言われております。人口二・七%で地球上の総生産高の一五%以上を占めるわけですから、経済大国日本であることは間違いございません。それだけに我が国の経済のかじ取りは世界の経済に大きな影響を持つわけですから、皆さんの一層の御精進並びに慎重なる配慮とともに、適切に政策を提起することを心からまず御祈念申し上げます……
○小野委員 大蔵委員会は、新人や新入生に対して大変親切な答弁をするところだと聞いております。私は新入生なものですから、端的に、しかも的確な答弁をまずお願いをいたしておきます。 最初に、大臣の所見をお伺いいたします。大臣は既に一年半以上の任期を務めております。大臣の頭の中には橋本財政論あるいは橋本金融論の骨格ができ上がっているのじゃないか、こう拝察をいたします。 大蔵省の資料によりますと、財政とは、政府と地方公共団体の行う経済活動である、こう規定をいたしまして、その機能として、第一に資源配分の調整、第二に所得の再配分、そして第三に経済の安定化の三つを挙げております。 しかし、我が国の現在の……
○小野委員 社会的にも経済的にも政治的にも土地問題が焦眉の課題となりましたけれども、論者によるあるいは識者による発言を聞いてみますと、土地問題の焦点が非常に多くて、何が中心課題なのかわかりかねる場合があります。
そこで国土庁にお尋ねしますけれども、土地問題の解決とは何を解決することになりますか。どういう状態になれば土地問題は解決した、こう言えるのでしょうか。
【次の発言】 土地問題の中心は土地を有効に利用すること、もう一つは地価である、こう答弁をいただきました。そこで、この有効利用というのは、国家的、社会的な見地から判断されなければならないものであろうと思います。だとするならば、何が有効利用……
○小野委員 最初に、地価の今後の見通しについてお尋ねをいたします。 国土庁は、去る三月二十六日に発表した地価公示価格の全国的な概観についてこう言っております。「昨年前半までは、まだ、上昇傾向がみられるところが多く、名古屋圏や地方都市の一部等では高い変動率を示した地域もみられたものの、後半に入ると、地方圏の一部等を除き地価上昇はほとんど止まり、横ばい又は地域によって下落に転じたところが出始め、秋以降次第にこの傾向を示すところが多くなった。」分析はこのとおりだと思うのですが、今後の地価の動向について国土庁はどのような見通しをお持ちになっておりますか。
○小野委員 大臣、大臣就任おめでとうございます。遅まきながらお祝いを申し上げます。しかし、経済、金融、財政、大変厳しい環境にありますので、間違いのない、誤りのないかじ取りを心から御祈念を申し上げます。
部下に少し質問いたしますので、しばらく聞いておっていただきたいと思います。
最初に、バブル経済についてです。バブル経済の誕生、成長のメカニズムはどのように把握をしておりますか。バブル経済とはどんな特徴を持っているものなのか、まず御意見をお聞きいたします。
【次の発言】 私もストックインフレであると思います。資産の高騰がバブル経済の最も特徴点だろうと思います。したがって、その対象は極めて少数、……
○小野委員 最初に、確認という意味の質問ですので、イエスかノーか、あるいはそれに準じた簡潔なる答弁を求めておきます。
昨年の百二十一臨時国会で証券取引法が改正されまして、本年の一月一日から損失補てんが禁止されました。刑罰を伴い禁止されました。だとしますと、それ以前は損失補てんは法律違反ではなかった、こう考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 損失補てんが行政通達違反となったのはいつからですか。
【次の発言】 この通達の法的根拠は何ですか。行政府である大蔵省がその権限を握る根拠はどこにあったのでしょうか。
【次の発言】 この行政通達はどんな条件のもとで、どこで、だれが、どのような方法でも……
○小野委員 小野信一です。意見の開陳、ありがとうございました。御礼を申し上げます。 最初に、井上代表幹事と吉田先生にお尋ねします。 御存じのように、金融制度調査会と証券取引審議会が長い時間審議をいたしまして答申、報告書を提出いたしました。ところが、この報告書が国会に反映される前に不祥事件が起きてしまいまして、検査制度、監査制度の方が先に審議されてしまいました。私は、この金融・証券検査委員会の設置は二つの報告書の内容を十分反映しているとは考えておらないわけでございます。むしろ、特に金融制度についてはごみをかぶったまま今回の制度改革に入ったのではないかなという危惧を持っておるのですけれども、こ……
○小野委員 おはようございます。お忙しいところ私どもの審議のために貴重な意見を御拝聴させていただきましたことに、心からの御礼を申し上げます。 最初に、館先生にお尋ねをいたします。 御存じのように、金融制度調査会も証券取引審議会も将来の金融構造の構築を目的として長時間審議をしたのだろうと私は思います。当然だとも考えます。しかし、その答申、そして今回の改正案は現状の改革にとどまったのではないか、こういう批判がありますけれども、審議会の審議の内容、答申案、そして今回の改正案、三者を見た場合にどういう御見解、御感想をお持ちでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。
○小野説明員 保険適用の関係の先生の御質問でございますが、現行の制度におきます保険適用につきましては、大きく分けて二つございます。すなわち、医療技術全体が保険制度の保険給付の対象となる場合と、高度先進医療制度というものがございます。 特に高度先進医療制度と申しますのは、新しい医療技術が次々と出てくるわけでございますが、その技術に対しまして、高度医療を行うにふさわしいというふうに認められる医療機関におきまして、基礎的な部分、例えば診察料でございますとか入院料でございますとか検査料といったようなものは保険給付の対象とする、その他のものにつきましては患者さんの御負担となるというものでございます。 ……
○小野委員 大臣、大臣就任おめでとうございます。厳しい環境のときだけに、一層の御精進を心から御祈念申し上げます。
今我が国で最大の課題は何かと問われるならば、私はちゅうちょすることなく、計算不能と思われるほどの国の借金である、こうお答えいたします。まさに国家的危機への秒読みが始まったのではないかとさえ感じられるほどです。また、このことは、財政破綻からの脱却の方策として大増税時代が到来し、国民負担率が上昇することを意味いたします。生活大国路線とは全く逆なコースでございます。改めて大臣の現在の財政認識をお尋ねいたします。
【次の発言】 現在の不況からの脱出は、バブルの時代のように個人消費が伸びな……
○小野委員 昨日、日本銀行の政策委員会の月報をちょうだいいたしました。経済概況は、こう書いてあります。「最近のわが国経済をみると、公共投資が増加し、住宅投資も総じで堅調な動きを示しているが、設備投資が減少を続けているほか、個人消費も減速傾向にあることから、最終需要は全体として引続き停滞している。このため、生産活動の抑制基調が続く中で、企業収益は悪化傾向を辿っており、企業マインドもさらに慎重化している。」こう書いてあります。 ところが、先日経企庁の長官があるところで、三月に底入れをしたのではないだろうか、はっきり断定したわけじゃありませんけれども、そういう見通しを話しております。この日銀の報告……
○小野委員 経営不振に陥っている釜石信用金庫を清算して、地元金融機関の岩手銀行を中心とした北日本銀行、東北銀行、盛岡信金、宮古信金、そして一関信金の三行三金庫、計六つの金融機関で事業譲渡を受けることになった、こういう報道がありますが、間違いございませんか。
【次の発言】 その際に、岩手銀行の頭取、あるいは大蔵省の記者会見、あるいは信用金庫の代表の方が、出資者には信金の相互援助資金制度からの援助で迷惑をかけないようにする、信金業界で検討する、こう発言をいたしております。特に、全国信用金庫連合会がそう発言をいたしておりますが、これは出資金は全額出資者に戻すということと理解してよろしゅうございますか……
○小野委員 大臣、景気とは何だと思いますか。どういう内容を持ったものを景気だと、こういう定義はありますか。
【次の発言】 通告をいたしますとこのような質問はおもしろみがなくなるものですから、通告せずに質問をいたしました。
景気がいいとか悪いとかこう言います。もちろん、この分岐点は定規ではかったように区切ることはできないことは十分承知をいたしております。したがって、ボーダーラインというものがあるのだろうと思います。
そこで、景気がいいというのはどういう条件がそろったときに景気がいいといい、景気が悪いというのはどういう条件が欠けたときに景気が悪い、こういう定義はございますか。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。