このページでは網岡雄衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○網岡委員 私は、きょうは医薬分業の問題と、新しい新機能食品ということでかなり宣伝をされております機能性食品の問題点につきまして、以下若干厚生省の考え方をお聞きしたいと思います。
まず最初でございますが、医薬分業について御質問させていただきたいと思います。まず最初に、厚生省は現在、医薬分業の施策について、一体今日までどのようなプログラムを持って推進なさっておいでになったか、これは簡潔に、時間が五十分という質問時間でございますので、簡潔にお答えいただきたい、項目的で結構ですから。
【次の発言】 今、日本薬剤師会が分業の受け皿といたしまして、その分業の事業の中核を担っていく機能を持ちます基準薬局……
○網岡委員 お許しをいただきまして、薬物事案に対する問題を中心に、ただいま御提案になりました麻薬取締法一部改正に関する法律に関連をいたしまして、この薬物事案に対してあらゆる角度
から若干御質問をさしていただきたいと思います。
その前に、一番基本的なことでございますが、今回の改正によって薬物行政上どのような法律が効果をもたらすか、こういう点について一応厚生省側の御回答、御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 先ほどの御質問の中にもあったわけですが、今言われましたように、薬物事犯というのは、その件数もそれから被害の幅といいますか、内容も非常に大きなものになりつつございます。
昨年、薬物……
○網岡委員 それでは、高齢者雇用安定法の改正案について、以下若干御質問を申し上げたいと思います。 まず、質問に当たりましてひとつ総体的な問題としてお尋ねをしたいのでございますが、御案内のように高齢者の雇用情勢というものは非常に厳しいものがあると思います。八七年以降のほぼ四年間にわたり、確かに一面におきましては日本の経済は好況の過程の中で労働力の需給バランスは大幅に改善されていると思います。現に有効求人倍率は八八年六月に求人超過になった、これは実に十四年ぶりであると言われております。労働省の職業安定業務統計によれば八九年十月現在の有効求人倍率は一・三九となっています。数字で見る限りにおきまして……
○網岡委員 私はきょう医薬分業問題、そしてダイオキシンの問題、それから新麻薬条約批准に基づく国内整備の問題などにつきまして若干御質問を申し上げたいと思います。
まず最初に、私はまあ医薬分業推進論者でございますので、大臣がかわられるたびにまず冒頭の質問は、医薬分業について大臣がどういう所信をお持ちになっているのかということを最初に聞くのが私の一つのしきたりになっていますので、まず、その大臣の所信をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ぜひひとつ、そういう御決意のもとで、以下私が御質問を申し上げる内容につきましては一つ一つの課題を積み上げていただく、まさに厚生省の行政の一つ一つを今から、そんな……
○網岡委員 午前中同僚議員から、雇用情勢そして従来の雇用開発促進地域についての質問がございました。私は、今回の法律改正によりまして新たに設けられることになりました雇用環境整備地域について基本的な考え方をお尋ね申し上げ、かつ雇用環境整備計画の策定、同時に雇用環境整備基金の運用などについてお尋ねをしてまいりたいと思います。 まず最初でございますが、この法律によりまして新たに雇用環境整備地域というのが設定されることになったわけでございますが、この環境整備城になりますためには、その前提の条件といたしまして、まず特定雇用機会不足地域の政令指定を受けるということが前提条件となっておりまして、さらにもう一……
○網岡委員 提案のありました戦傷病者戦没者遺族等援護法及び戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案の審議に関連いたしまして若干質問をいたしたいと思います。 本案の改正の内容につきましては、まだまだ改正の額が不十分だという気がいたしますけれども、私ども社会党といたしましては、この法案を一応現時点では妥当なものとして賛成するということでありますので、この法案の審議に当たって若干問題になっております以下数点にわたりまして質問させていただきたいと思います。 近くソ連のゴルバチョフ大統領が訪日をされるということに日程がなっておるわけでございますが、その訪日に当たりまして、シベリア……
○網岡委員 老人保健法の審議が終盤を控えました時期に、日本社会党を代表いたしまして、厚生省の確認をしたいという意味を含めまして、若干御質問を申し上げたいと思います。 まず第一に、中間施設としての老人保健施設の重要性が近年ますますその重要性を高めているところでございますが、大都市部を中心にして、地価上昇などを理由にいたしまして、その設置の促進が危ぶまれているのが現状でございます。「高齢者保健福祉推進十か年戦略」の整備目標であります平成十一年度の三千五百カ所、そして二十八万床を確実に達成できるよう政府として一層の施策の展開を図るべきだと思うのでありますが、どうでございましょうか。
○網岡委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党及び進歩民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び廃棄物処理施設整備緊急措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項につき格段の努力を払うべきである。 一 事業活動に伴う廃棄物の処理費用については、事業者が適正に負担するよう指導すること。 二 事業者は、製品等が廃棄物となった場合における処理の困難性をあらかじめ評価し、適正な処理が困難とならないよ……
○網岡委員 本日は、大臣の所信が先日述べられたところでありますので、その所信をお聞きをいたしまして私が感じております問題、三点にわたって質問をいたします。 第一点は、前臨時国会における厚生委員会で、私ども社会党もこの決議に積極的な役割を果たさしていただいたわけでございますが、医療・保健・福祉の人材確保に関する決議をしたところでございます。そこで、まず第一にお尋ねをいたしますが、本委員会におけるこの決議を受けられまして、厚生省では一体医療・保健・福祉の人材確保に関する法案を作成するための準備段階が現在どのように進展をしているのか、その内容についてお答えをいただきたいというふうに思います。 そ……
○網岡委員 健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、私から総括的に三点について確認的な質問を行わせていただきます。 まず改正案は、政管健保の中期的財政運営を行うこととし、その中期的財政運営が確保される範囲内において保険料率及び国庫補助率を引き下げることとしております。そして、厚生省の中期的な財政見通しては、予測不可能な経済の変動や医療費の大幅な増高がない限り、安定的に運営できるとしています。しかしながら、御案内のとおり、最近の経済見通しなどによると、景気は下降局面に入ってきていると言われております。このような経済動向の先行きを考えると、再び政管健保の財政が悪化することも懸念されます。……
○網岡委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党及び進歩民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 産業廃棄物の処理に係る特定施設の整備の促進に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項につき格段の努力を払うべきである。 一 廃棄物処理法及び再生資源利用促進法に基づく措置との連携を図りつつ、引き続き産業廃棄物の減量化、再生利用の推進に積極的に取り組むとともに、総合的かつ効果的な産業廃棄物対策が行われるよう努めること。 二 それぞれの産業廃棄物に……
○網岡委員 私は、きょうは今の日本の医療の中で一番おくれているインフォームド・コンセントの問題などを中心にいたしまして若干御質問を申し上げ、さらに、医療法の改正点の逐条的な問題について御質問申し上げていきたいというふうに思います。
まず一つでございますが、今回医療提供の理念の規定が設けられたわけでございます。今回初めて医療法の中に医療提供の理念が入れられたわけでございますが、その入れた理由についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 今の御答弁によりますと、かなり重みのある理念の規定ということで入れたわけでしょうけれども、実際に見ますと、医療提供の理念の中では生命の尊重と人間の尊厳という形での……
○網岡委員 時間も限られておりますので、私は二つお尋ねをいたします。 一つは、私ども社会党が一番今度の医療法で最重点として重視をしている問題は、今議論になっておりますインフォームド・コンセントの問題でございます。これは福島先生からも御指摘がございましたが、かつてナチスが医療実験に当たって非人道的な行為を行ったということに対する医療人の実は反省から出発していると思うのでございます。そういうことによりますと、医療は人間の病気を治すということでございますから、改めて言うこともないと思いますが、その根底に流れるものはヒューマニズムであり、人権だと思うのでございます。 そういう点からいきますと、今度……
○網岡委員 医療法改正案の採決を目前に控える状況の中で、若干確認質問、そして一般質問をさせていただきまして、この際、医療法改正案に対する政府の考え方をお聞きしていきたいというふうに思うところでございます。 そこで、まず第一の質問でございますが、今回の改正案では医療提供施設という定義を置いて、その中に老人保健施設も含まれるとされているのであります。これは先日の質問の際にも私、質問をさせていただきまして、厚生省の考え方もただしたところでございますが、改めてお尋ねをいたしますけれども、老人保健施設と病院は本来別の施設であります。したがいまして、老人保健施設 は医療提供施設であると同時に、一方におき……
○網岡委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項につき格段の努力を払うべきである。 一 廃棄物の輸出については、国内処理原則の徹底を図り、廃棄物はできる限り国内において処理するよう、輸出確認制度の適切な運用に努めること。 二 特別管理廃棄物については、バーゼル条約への加盟の趣旨を踏まえ、同条約上の有害廃棄物を対象に検討調……
○網岡委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 被用者年金制度間の費用負担の調整に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるよう配慮すべきである。 一 日本鉄道共済年金の自助努力等については、次期財政再計算、公的年金一元化の検討の際に、その見直しを検討すること。 二 平成七年を目途としている公的年金一元化 の全体像を可及的速やかに明らかにするよう、精力的に検討を進めること。その際……
○網岡委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 国民健康保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な処置を講ずべきである。 一 今回の措置によって、地方公共団体の財政運営に支障が生じることのないよう、所要の地方財政措置を遺漏なく講じること。 二 今回の制度改正が二年間の暫定措置であることにかんがみ、構造的問題を抱える国民健康保険制度の長期的安定を図るため、国と地方の役割の在り方を含め、国民健康保険制度の……
○網岡委員 薬事法及び医薬品副作用被害救済・研究振興基金法の一部改正の法律案に対して、若干の質問をさせていただきます。 まず第一に、薬事法の目的は、現行法では医薬品等の品質、有効性、安全性を確保するとされてきたのでありますが、現行法は過去のサリドマイド、スモン等の薬害の体験を踏まえまして、国民の生命、健康を保護することを最も重要な目的として制定されてきたのであります。 今回の改正法案では、この目的規定を修正いたしまして、医薬品の研究開発の促進を目的の一つに加えることとされているのでありますが、確かにすぐれた医薬品の開発を促進し、できるだけ早く医療の場に送り出すということも重要でありますけれ……
○網岡委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずべきである。 一 福祉用具が老人及び心身障害者の自立の促進や介護者の負担の軽減に資することにかんがみ、国民の関心と理解を深めるよう鋭意努力すること。 二 福祉用具の研究開発及び普及が効果的に行われるよう、福祉用具の研究開発や普及について大きな役割を担う民間事業者等に対する助……
○網岡委員 それでは、今回提案されている診療放射線技師、また視能訓練士の改正法案につきまして、若干御質問を申し上げたいと思います。 今回提案されております診療放射線技師法は、昭和二十六年に制定された診療エックス線技師法をその前身としております。昭和二十六年といえば、現在の医師法や保健婦助産婦看護婦法等が整備された昭和二十二年のすぐ後であり、昭和二十年代には既に診療エックス線技師は、医師や看護婦に加えて、エックス線関係の医療専門技術者といたしまして医療現場に登場していたわけであります。さらに昭和四十年代になりまして、エックス線だけではなく、広く放射線まで扱う専門資格に発展することとなったわけで……
○網岡委員 日本社会党の網岡でございます。本日はどうも貴重な御高説を賜りまして、まずもって厚くお礼を申し上げる次第でございます。 せっかくの機会でございますから、この年金の問題を検討していく前に、重要な問題というのは、支給開始年齢の問題、基礎年金、そして一元化、この三つが大きな課題だと思うのでございます。 先ほども質問がございましたけれども、参考人の三名の諸先生に支給開始年齢の問題について改めて御回答いただきたいと思うのでございます。 この六十五歳に支給年齢を定める、こういう問題につきましては今も議論がございましたが、六十歳から六十五歳までの雇用を国または企業といったところがどういうふう……
○網岡委員 今度、精神保健法の改正が提案されているわけでございます。前回の精神保健法の改正は、任意入院制度の導入と社会復帰施設の規定などを新しく設けることにより、精神障害者の人権擁護と社会復帰の促進への端緒をしるすものでありましたが、その際、国会修正として、五年後を目途に法の施行状況を検討し、必要な措置を講ずるとの見直し規定が設けられたところであります。私ども立法府といたしましても、ことしはその責任を果たさなければならない重要な年だというふうに認識をいたしているところでございます。 しかし、残念ながら、この五年間の法の施行状況を見ますと、社会復帰施設の整備が低調であることに端的にあらわれてい……
○網岡委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 精神保健法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、精神障害者のノーマライゼーションを推進する見地から、次の事項につき、適切な措置を講ずるべきである。 一 精神障害者の定義については、国際的な疾病分類に準拠したものであることを周知徹底するとともに引き続き検討を行うこと。 二 精神障害者を抱える保護者に対する支援体制を充実するとともに、今後とも公的後見人を含めて保護者制度……
○網岡委員 お許しをいただきまして、政管健保の千三百億繰り延べについての質問をさせていただきたいと思います。 今、我が国の国民生活にとりまして、豊かさとゆとりと健康は、国民生活の上で三つの大きな要素であるというふうに私は思うのでございますが、その中で、質問をいたします医療保険、特に、中小企業という零細な企業基盤のもとに働いている被保険者の健康を守っていくという建前になっている医療保険、政管健保の役割というものは非常に大きなものがあると思うわけでございます。 したがって、国民の約三〇%を占めるという重要な位置を持っております政管健保が、今回政府の措置によりまして、国庫補助の特例措置が行われる……
○網岡分科員 私は、今問題になっております中部新国際空港の問題につきまして、若干御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、中部新国際空港の問題につきましては、今まで各大臣からかなり積極的な御答弁をいただきまして、中部新国際空港というのは時代の 要請の中で次第に脚光を浴びているところでございますが、本委員会ではぜひひとつ歴代大臣、そして現大野運輸大臣の御答弁などもございますが、そういう大臣の答弁を受けて運輸省事務当局が、例えば昨年の十二月十一日の決算委員会におきまして、江藤前運輸大臣の答弁の中に、第六次空港整備五カ年計画の中で何らかの位置づけをする、かなりこれは中身を明確にお答えにな……
○網岡分科員 お許しをいただきまして、愛知で二〇〇五年に開催を予定するということで誘致運動を続けております愛知万国博覧会の問題につきまして御質問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 冒頭でございますが、東海四県にとりましては、愛知で海部総理大臣が誕生じ、岐阜県では通産大臣である武藤先生が大臣になられ、運輸大臣も大野先生がおやりになっているということでございまして、先ほど申しましたように二〇〇五年を目指しまして、世界に日本がどのような考えで、二十一世紀の初頭に当たって日本の持っているすべてのものを世界に問うというような形で万国博覧会を持とう、こういうことで今準備をしておるわけで……
○網岡分科員 私は、今、愛知県を中心にいたし
まして、岐阜、三重、三県で協力体制をとりながら建設を目指しております中部新国際空港の建設に関しまして、同時に第二東名国道の建設の問題につきまして、御質問を申し上げたいというふうに思います。
まず最初に、今運輸省においても検討されているところだと思いますが、一説にはことしの秋に決定されると言われておりますけれども、第六次空港整備五カ年計画の策定につきまして、政府、運輸省の基本的考え方と策定に至るまでのスケジュールなどについて、どのような進行状況にあるか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、第六次空港整備五カ年計画の中に、今もお……
○網岡分科員 私は、法務局の定員の実態とその充足にまつわる諸問題について若干質問を申し上げたいと思います。 まず最初でありますが、法務局の定員の実態というのは、大変不足をしているという実態が非常に浮き彫りになっている現状にございます。若干、質問の前提となる問題として指摘を申し上げたいと思うのでございますが、まず、法務局というものの行政の任務は、戸籍、国籍、供託、訟務、人権擁護といったようなまさに国民の権利と財産を守る、国民生活には非常に基本的であり、しかも密接な行政事務を行う官庁でございまして、法務省及び法務局が持っておみえになります任務は極めて重大だと思っているところでございます。 一方……
○網岡委員 時間が三十分でございますので、できるだけ詰めて質問させていただきたいと思います。 まず第一に、今連合審査会で審議になっておりますこの法案は、廃棄物の国境を越える移動の問題を地球環境の問題の一つの重要な部門としてとらえて、我が国が地球環境問題に対して国際的に指導的な役割を果たしていくためには廃棄物の国際移動の問題に対して積極的に取り組む体制を一日も早く確立をしなければならない、こういう重要な認識のもとに提出されたものだと思います。その意味で、廃棄物の越境移動を規制いたしますバーゼル条約は、こうした我が国の立場を考えれば早期に加入することが国策上重要であると思います。 そこでまず第……
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