このページでは秋葉忠利衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○秋葉忠利君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、いわゆる政治改革関連三法案について、反対の立場から質問を行います。(拍手) この三法案の中でも、特に公職選挙法改正案は、現代の世界に生きる人間にとって最も基本的な権利の一つである選挙権に大きな変更を加えようとするものであります。私たちは、日本国民の権利を守り、本当の意味での民主主義を定着させるために、与野党双方に力強く脈打っている良識と知性、その伝統に期待しつつ、政治改革法案の矛盾と隠された真の目的を委員会審議の中で明らかにしていくつもりです。 本日、私は、この政治改革関連三法案中、特に公職選挙法改正案に的を絞って質問したいと思います。 ……
○秋葉委員 最初に一言お断り申し上げたいのですが、私は新人委員でありまして、逓信委員会の会議の行い方その他について全く無知蒙昧であります。したがいまして、質問の準備に関しましても、昨夜遅くまで時間がかかりまして、具体的にどんな質問をすべきなのか、政府委員の皆さん、それから関係者の皆さんに事前にお伝えすることができませんでした。この場をかりて一言おわびを申し上げる次第ですが、先輩の委員の皆さん、それから関係の政府委員の方々、その他の皆さんの御指導、御鞭撻をいただきまして、委員としての責任を全うしていきたいと思います。 まず最初に、この機構法改正についてですが、財政法二十九条に関連したことについ……
○秋葉委員 まず、今、山下委員の取り上げておられました難視聴対策について御質問を申し上げたいと思います。 今の答弁の中で、島会長だったと思いますが、地上では見られないソフトの開発、これが衛星放送にとって非常に大事だということをおっしゃいました。そうかもしれませんが、しかしそれは本来の衛星放送の目的に反するのではないか、それが山下委員の疑問でもありました。私も同じことを再び質問したいと思います。 放送衛星機構法ができた時点において、あるいはNHKの衛星放送が始まった時点においては、難視聴対策がその主目的でありました。その灘視聴対策というものを具体的にそのときの言葉で言えば、そのときの私たち一……
○秋葉委員 簡略に申し上げて円滑化法の審議をしているわけですが、この法案についての説明それから背景の資料その他、郵政省の方々とたくさん議論を重ねたわけですが、その中でやはり世界に冠たる日本の行政官であるという印象を非常に深くいたしました。皆さんが真摯に日本のこれからの通信あるいは放送に関して取り組んでおられる、その様子を見て安堵をするとともに、この法案の作成のプロセスで、現在の国会の中の力関係ですと与党である自民党の影響力が大きいのは当然なことですけれども、残念ながら野党側の意見が、例えば郵政省の法律を制定する、あるいはそれ以前の段階からどのぐらい取り入れられているのか、そういったところで非常……
○秋葉委員 実は、この次の委員会で私は郵便局の職員の労働過重について質問することになっているのですが、今拝見しておりますと、質問する私たちの側は大変人数が多いのですが、大瀧局長は一人で御答弁になっていらっしゃいまして、声がちょっとかすれてきて、こちらもかなり労働過重になっているのではないかと思いますので、せっかく郵政大臣もここにいらしていることですし、幾つかの質問は郵政大臣にお答えいただければ大瀧局長の労働量も少し減るのじゃないかと思いますので、最初にちょっとお願いをしておきます。 最初に、実は前回、先月ここで審議をいたしました特定通信・放送開発事業実施円滑化法ですが、それに、障害者のために……
○秋葉委員 まず最初に、山下委員が時間を約十分譲ってくださいましたので、お礼を申し上げたいと思います。できたら少し詳細にわたって、主に、これは仮称ですが、ボランティア貯金について伺いたいと思います。 まず最初に、大臣から伺いたいのですが、山下委員の指摘にもありましたように、郵政省として海外援助の一翼を担う、それほど規模は大きくありませんけれども、かなり国際的な仕事を行うということなのですが、そういった新規事業を始めるに当たっての郵政省の基本的な理念、なぜ郵政省として今このような仕事、国際ボランティア貯金といったような制度をつくろうとしているのか、その辺の基本的な姿勢を伺いたいと思います。
○秋葉委員 簡易保険について幾つか質問をしたいのですが、まず最初に、せっかく郵政大臣がここにいらっしゃいますので、先ほどからいさきか時間をもてあましぎみのところもおありになるんじゃないかとそんたくいたしまして、まず最初に郵政省として、貯金もそうですけれども、この簡易保険もやはり社会的な使命が非常に大きい制度だと思います。その簡易保険についてこのたび幾つか法律の改正ということですけれども、その時期に当たって、改めてその簡易保険制度そのものに対して、国の制度の中あるいは私たち国民一人一人の生活の中でどういう地位を占めるべきであるというふうに考えていらっしゃるのか、郵政大臣としての簡易保険に対する一……
○秋葉委員 質問させていただきますが、冒頭に関谷郵政大臣それから大野政務次官、御就任おめでとうございます。それから逓信委員長、今いらっしゃいませんが、野中委員長にもおめでとうございますと申し上げて、あわせて、私はまだ経験が浅いものですから、いろいろと今後とも御指導いただきたいと思いまして、一言お願いいたします。それから、理事の皆さん、同僚の委員の皆さんにも今後ともいろいろ御指導いただきたく、お願い申し上げます。 実は、前深谷郵政大臣それから川崎政務次官、私は初めて国会というところに出てきまして、逓信委員会に配属になったわけですが、その中で、深谷郵政大臣を初めとする郵政省の皆さんの非常に志の高……
○秋葉委員 質問をさせていただきます。 この電気通信基盤充実臨時措置法案の内容については、いろいろと御説明をいただきまして、基本的には賛成したいと思っております。それに関して、法案の内容について、それからこれから行われようとしている事業の内容、その大枠をもう少し明確にするという目的で幾つか質問をしたいと思います。 まず最初に、これは前に円滑化法、俗称ですけれども、その審議のときにも質問したことなんですが、今回の法案の第六条、通信・放送衛星機構についてのかかわりが書いてあるところがあります。そこに「この法律の目的を達成するため、次の業務を行う。」ということで一、二、三と三つの項目が挙げられて……
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。幾つか、主に三つの分野にわたって質問をしたいのですが、まず、答弁されている方、朝からで、ちょうどお昼どきで、さぞお疲れのことと思いますが、今の時点では私も空腹でございますので、条件は同じですので、よろしくお願いいたします。 まず最初に質問したいことは、実は後にも触れることとも関連があるのですが、最近議員会館内に、予算委員会等をテレビで実際に自分の部屋から見られる、そういう有線の装置が入りまして、同時にパラボラアンテナがつけられて衛星放送が見られるということになりました。 それに関連して、実はこれはNHKとしては、例えば我々逓信委員も含めて国会議員に、先……
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。 今、鈴木委員の方から、概要について、あるいはその背後にある科学技術の利用の態度についてといったような質問がありましたが、私の方は、そういう春風駘蕩といったぐあにはまいりませんで、少し細かな点についてお伺いしたいと思います。 主に、質問をするに当たって、実は二つの大きなことを視野に入れて考えているつもりです。 一つは、もちろん今回の電波法の改正の趣旨、それが、最終的には海上における遭難あるいは緊急時の人命救助ということが最大の目標ですから、その目標に照らして考えるとどうなるか。もちろん、その視点で今回の電波法の改正もなされているわけですけれども、人命……
○秋葉委員 私は社会党の秋葉忠利でございます。出身が広島一区、広島市を含む大体広島県の西部が選挙区でございますが、広島県全体としても今回の台風十九号による被害が大変大きかった、その事実を踏まえて幾つか質問をしたいと思います。 実は私も、先ほど質問いたしました細谷議員同様、地元広島の被害の様子を台風十九号が襲った次の日からほとんど毎日見て歩きました。それから社会党としても、県会議員、国会議員が合同の調査団を何度か派遣いたしまして被害状況の把握に努めてまいりました。そういったデータをできるだけ皆さんとともに共有しながら幾つか質問したいと思います。 まず最初に、被害に遭われた方々にお見舞いを申し……
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。三十分いただいておりますので、その間に今回の島前会長の国会におけるうそ答弁、それに関連した項目について何点か伺いたいと思います。 NHKは公共放送、その報道の存在価値というのは、放送法の三条にもありますように真実を伝えることにあるというふうに思います。その会長であった人物が国会でうそをつくということは、まさにNHKそのものの存在価値を否定しているような言動だというふうに私は考えていますけれども、先ほどからの御答弁を伺っていて、川口新会長の誠実な答弁の内容に関しては実は確かに好感を持ちましたけれども、一つはそういった個人レベルの問題ではなくて構造的な問題で……
○秋葉委員 前回の逓信委員会で、NHKそれからその他のマスコミの問題について触れさせていただきましたが今回、継続して同じ問題について質問をしたいと思います。 まず最初に、これは委員長並びに理事の皆さんにお願いしたいのですが実は前回の委員会で、構造的な問題について、逓信委員会として小委員会でもあるいは公聴会でもどのような形でもいいからともかく長期的な問題を討議するような場所をぜひ設けていただきたいというお願いをいたしました。今回の委員会もそのお答えの一つにはなっておりますけれども、自民党の皆さんも質問する機会が限られている。あるいは郵政省、NHK、その他の方々も交えて、ともかく長期的な問題につ……
○秋葉委員 日本社会党の秋葉でございます。 三十分ほどこの借地・借家法の改正案について質問させていただきたいのですが、実はこの委員会に来まして、出席されている方の人数が非常に少ないのでこれはなぜなのかと今疑問に思っていたのですが、事によると、国会議員のほとんどは自分の持ち家を持っている。だから借地・借家ということには余り関心がないのではないか、そんな気がいたしました。ところが私はその中での少数派でございまして、借家に住んでおります。家を借りて住んでおりまして、それが主たる住居でございます。しかも、つい最近それまで住んでいたマンションから追い立てを食いまして、具体的にこの借地・借家法によって決……
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。 私は、昨年二月の選挙で初めて議員になりまして、総理大臣に直接質問、また外務大臣、防衛庁長官に直接こういった場で質問をできるということは初めてでございますので、大変光栄に思っておりますし、しかも、この問題が日本の行く末に非常に大きなかかわりを持っている問題だということで、同時に緊張もいたしております。そして、その総理大臣が私の故郷であります広島出身の宮澤総理大臣、しかも、平和ということに関しては広島は世界平和の象徴でもありますし、その平和という観点から戦後一貫して活動を続けてこられた宮澤総理大臣ということで、非常に大きな期待を私たちは宮澤総理並びに内閣に……
○秋葉委員 実は私、十九日の本委員会での質問中にフィールドコマンダーという言葉を使いましたが、これはフォースコマンダーという言葉を使うべきでしたので、議事録の方の訂正をしていただきたいというふうにお願いしましたが、使用箇所が非常に多いということで、時間をかりてこの場で訂正をさせていただきます。 一言説明を加えさせていただきますと、フィールドコマンダーとフォースコマンダーという差は、指揮を指図と言いかえるような意図的なものではありませんで、非常に単純な用語上のミスでございます。フィールドコマンダーというのは現場の指揮官ということですから、用語上は、意味上は間違いではないんですけれども、国連の方……
○秋葉委員 十九日に続いて質問をさせていただきますが、まず最初に、先月にもうなりましたが、二十七日、この委員会が大変大きな混乱に陥りました。私は、その責任を問うことも非常に大事だと思いますが、一体だれが、あるいは何が原因でああいった混乱が起きたのか、そのことについて、例えば今この時点で委員会で議論するということは水かけ論に終わる危険性があると思います。 しかしながら、同時に、非常に大きな混乱があったということも事実です。その事実の上に立って、私たちはきょうの会議を開いているわけですけれども、そういった混乱について、謝罪をする必要はないにしろ、私はやはり、国民全体に本委員会として何らかの説明が……
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。 今国会から科学技術委員会の委員の一人として皆さんの御指導を仰ぐことになったわけですが、きょうは、先日の長官の所信表明を受けて、それがいわゆる第十八号答申と言われているものに大体基礎を置いての所信表明だというふうに私は理解しておりますので、主にこの十八号答申に関連した基本的なことについて何点かお伺いしたいと思っております。 まず最初は、一般的なことなんですが、今私が申し上げたこと、すなわち科学技術庁としては十八号答申を基本的には評価をしているということなのか、一般的な感じというところから伺いたいのです。 実は私は、こういった官庁の文書あるいは政治の場……
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。 改正案について何点か質問したいわけですけれども、まずこの中に、例えば科学技術に対する基本的な態度あるいは科学的であるとはどういったことかといった観点からの質問をしたいと思いをする。 実はその点を明確にするために、この委員会は科学技術委員会でございますので、科学的な実験をひとつ長官の御協力を得て冒頭にやらしていただきたいと思うのですが、マッチ箱を使った簡単なものですので、委員長の許可を得て、大臣の発言席のあたりまでこれを持っていって、ちょっと長官に御協力をいただきたいと思うのですけれども、よろしゅうございましょうか。
○秋葉委員 先日に続いて、この法案について何点か質問をさせていただきます。 やはり基本的な部分は、科学技術研究をどのように行うのか、あるいはその科学技術研究を行うに当たっての基本的な原則となるべきものはどのようなものか、そういった点について、研究の第一線で活躍をされている方々の御意見を伺って、それをやはり基礎に私たちは考えていくべきだと思っております。その趣旨に沿って、本日は参考人においでいただきましたので、まず最初に参考人の御意見を何点か伺った上で、前回私がいたしました質問の何点かについては補強をし、さらには、触れることのできなかった点についてさらにお尋ねしたいと思います。 まず、最初に……
○秋葉委員 社会党の秋葉忠利でございます。 環境委員会は初めてでございますので、環境の問題が非常に大切な問題であるという認識はここに御出席の皆さんと全く同じだと思いますけれども、まだ勉強を始めたばかりでございます。ふだんは小杉委員長にもGLOBEといったような組織を通しましていろいろ御指導をいただいておりますが、とんちんかんな質問をするかもしれませんが、そのあたりは御容赦の上、いろいろ御指導いただければと思います。 最初にこんなことを申し上げるのは僣越かもしれませんけれども、自民党側の委員の出席状況が余り芳しくない。実はこれは事によったら自民党の皆さん大変お忙しいということかもしれませんし……
○秋葉委員 窒素酸化物の削減、これを低減するということに関して、今回出されております法案は確かに一歩前進だというふうに思います。ともかく、非常にいろいろな方面の協力を得なくてはならない問題ですので、その中でこういった形での法案がまとまり、恐らくこの方向で具体的な施策がより強力に推進されるということは大変な努力が必要であったというふうに思います。 その努力、それから結果については確かに敬意を表したいと思うのですが、そういうふうに一応評価をさせていただいた上で、あえて幾つかの問題提起をさせていただきたいと思います。ただし、これは基本的には私たちは同じ方向を見ているんだというふうに思います。大気汚……
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。本日は、通信・放送機構の改正について実は一言感謝を申し上げて、その機構のこれからの仕事についてある程度実質のある質問ができたらと思っておりましたけれども、実はけさの新聞を見て大変びっくりいたしました。現在、政治倫理の問題、政治腐敗の問題、非常に残念ですけれども、政治改革以前の問題ですけれども、こういった政治の世界における疑惑、腐敗が非常に大きな問題になっております。やはり私もこの場で郵政大臣に何点かこの件に関してお伺いをしなくてはならない、そういう責任感を感じておりますので、ぜひ御協力をお願いしたいと思います。 ただ一方的に、事実が全くないにもかかわらず……
○秋葉委員 先日の科学技術庁長官の所信表明、さらに我が国が直面する科学技術上の幾つかの問題について質問をしたいと思います。 最初に、大変僭越でございますけれども、実は我が党社会党ではシャドーキャビネットというものをつくっております。これは国の制度上認められたものではありませんけれども、その意図としては、政治の活性化といいますか、一つには政党間で政策の討論を行う、それもガラス張りの政治討論を行うことによって、最終的にはできるだけ正確に民意を反映した政治を行う、そういったことを目的としてシャドーキャビネットというものをつくっているんですけれども、偶然私がその科学技術担当ということになりました。我……
○秋葉委員 先日の川島委員の質問に継続する形で、何点かについて質問をしたいと思います。 それに先立って、先日、二十二日だったと思いますが、私、科学技術政策全体について質問をいたしました。その中で、例えば個々の政策について優先順位をつけるといったような形で、科学技術政策の全体像がわかるような形で、きちんと科学技術庁として、あるいは政府としての政策の提示が必要ではないか、そういったことが前提になって政策の議論がきちんと行われるのではないかといったような問題提起をいたしました。一例としてその中で挙げたのは、エネルギー政策に関して、原子力対新エネルギー、その研究については、例えば現行が十対一ぐらいで……
○秋葉委員 本日は、二つの問題について問題提起をさせていただきたいと思います。この点について満足のいける、納得のいくお答えがいただければ大変ありがたいと思います。第一点は、これは原発ですけれども、柏崎刈羽地区の原子力発電所、その設置基盤に活断層があるという事実が確認されたのですけれども、その点に関して安全性をどう確保していくか、その観点から事実関係の認識、さらにそれに対応した幾つかの措置についで伺いたいと思います。それから第二番目のテーマですけれども、これは先般の本委員会で質問させていただきましたけれども、あかつき丸に関する情報公開、これもやはり安全性という点から、情報公開と安全性についての関……
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。 政治改革と言われる論議の方で、ようやっと与党と野党との間でいわば対等な関係で議論が始まりました。一方的に答えるだけではなく、一方的に質問するだけではなくて、両方で議論をするという形で、非常によい政治の形が始まったような気がいたしますが、けさの与党席を見ますと、質問を聞いてもいただけないということで、こちらはやはり、もちろん政府に対する質問もあるわけですけれども、日本の外交についてあるいは政治について非常に重要な問題提起をするつもりでおります。一つ一つのことについてやはり私たちも真剣に取り組んでいるわけですから、与党がもし外交問題について議論をする余地が……
○秋葉委員 まず、これは委員長にお願いといいますか要望といいますか、そういうことを申し上げたい。 この二つの条約、委員長そして委員の皆さん、それから各省庁の皆さんも御存じのように、非常に大切な条約です。昨年のリオのいわゆる地球サミットにおいて中心となった条約のうちの二つと言っていいと思いますけれども、この条約の本筋、大筋に対しては恐らく異論のないところだとは思いますが、しかしながら外務委員会においてきちんと審議をする必要があるのではないか。もちろん時間だけがすべてではありません。しかしながら、ほんの数時間、一日もかけずに、しかも二本の条約を合わせてこれだけの時間で審議をしたことにしてしまうと……
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。 子どもの権利条約について、主に三つのテーマに絞って質問をさせていただきたいと思います。先週来幾つか重要な点が審議されましたけれども、そのフォローアップということに関連して二つ、それからもう一つは、これまではそれほど焦点が絞られなかった問題について御意見を伺いたいと思います。 まず、冒頭に伺いたいのです。 この子どもの権利条約の正文は、私が見ておりますのは英語の文ですけれども、国連で採択をされたということで、国連の公式言語、それが正文であろうかと思いますけれども、その審議の便宜のために日本語訳がつけられているというふうに解釈することが可能かもしれませ……
○秋葉委員 昨日に続いて、昨日の継続の質問を幾つかしたいと思います。 まず最初に、三十七条の(c)の翻訳について、事実をもって、さらには幾つかの文法的規則、意味の上から等具体的な根拠を示して、きのう翻訳が誤りであることを指摘いたしましたけれども、少なくともその件に関しては昨夜のうち、非常に勤勉なそして一生懸命仕事をなさる外務省のことですから、ワーキンググループの議事録をお読みになって、先ほどの古賀さんの話ではありませんけれども、一夜たって、やはり正しいことは素直に認めた方がいいという決定をされたのではないかと思いますので、この際、翻訳は訂正するということを冒頭に述べていただければ大変ありがた……
○秋葉委員 田中委員の関連質問という形で私も短く何点かについて、田中委員から質問があった点について、少々視点を変えて、さらにより普遍的な問題について伺いたいと思います。 実は、この逓信委員会で何度か質問をいたしました。で、十分な、少なくとも私にとっては満足のいくお答えをいただいておりません。その点について再び何点か、NHKさらには郵政省の考え方を伺いたいと思うのです。 これは一つの原則についてです。それは何かといいますと、英語で言いますとこれはコンフリクト・オブ・インタレストということになるわけですが、直訳すると利害の衝突、もう少し平たく言いますと、相矛盾する利害関係を一人の人間があるいは……
○秋葉委員 社会党の秋葉でございます。 森山大臣は日ごろからいろいろな面で尊敬している政治家ですが、初めて委員会で質問させていただきます。委員会の形式には制限もありますし、次第にも制限がありますので、自由濶達な議論というわけにはいかないかもしれませんが、できるだけ本質的な問題について、特に日本の大学教育について幾つかの点、問題提起ができればというふうに思っております。 実は、きょう質問するに当たって少し勉強をしたのですけれども、テクニカルな点について、まず幾つか疑問がございますので、大臣にお答えいただく以前に、これは全く私の無知から生じていることだと思いますけれども、一、二点伺いたいと思い……
○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。 主に二つの問題について伺いたいのですが、一つは教育の国際化ということ、もう一つはそれと全く無関係ではありませんが、私学の役割といった点、その二点について主に伺いたいと思います。 まず大臣に伺いたいのですが、臨時教育審議会の教育改革に関する最終答申が昭和六十二年に出ております。それから現在まで、その答申に盛られたさまざまな点があるわけですが、特に私が関心を持っておりますのは、教育の国際化という問題、それから、社会が多様化している、価値観が多様化している、そういった状況にかんがみて、教育がこれからどのような方向に向かっていくのか、文部省としてはその辺の……
○秋葉分科員 私は社会党の秋葉でございます。主に二つの分野について質問をさせていただきたいと思います。この二つはほとんど関係がありませんが、まず最初に喫煙のことなんです。 私は、アメリカに住んでおりまして、アメリカにおけるたばこの扱いと現在日本におけるたばこの扱いに非常に大きな差があることを痛感しているのですが、なぜ日本ではたばこの害が余り社会全体として取り上げられていないのか、特に私たちの健康、それから生命についてさまざまな国としての政策を施行する厚生省でもっと積極的に取り組んでもらえないのか、いささか歯がゆい思いを持ってこれを眺めてきたわけでありますが、実は次のような解釈をするとその理由……
○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。 きょう私が質問したいことは、同和関連農家、いわゆる部落農家、より広くは部落農業について、幾つかの点について質問したいと思います。 もう大臣初め農水省の方々よく御存じのことですけれども、一九八五年の農業センサスによりまして、その統計から抽出をすることによって、部落農業の実態がかなりの程度明らかにされました。地対協の意見具申の中にもありますように、一般農家に比べると、耕地面積の点でも、例えば耕地面積が三分の二といったような昭和五十年当時と同じ傾向が続いている、あるいは不安定な兼業農家の割合、これも高い、それから、農産物の販売額にしても、これが比較すると……
○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。一日じゅう分科会で皆さん大変お疲れだと思いますが、あと少々御辛抱いただきたいと思います。非常に大切な問題だと思いますので、あと少しお時間をいただいて、主に私はたばこ、喫煙の問題、特に青少年の喫煙の問題について、国民の健康を一番心配してさまざまな努力を続けてこられている厚生省の方々に伺いたいと思います。 まず最初に、一般的な前提を確認しておきたいのですけれども、昨年も実は私この分科会で喫煙について質問をさせていただきました。その際、厚生大臣から、たばこの害があるということは世界的な常識である、それを認めないわけにはいかない、したがって厚生省としても積極的……
○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。私は、今回の湾岸紛争、それから湾岸危機に際して石油の値上げということが行われたわけですが、その背後にある石油政策といいますか、その中でも特に零細なガソリンスタンドに代表される小規模な流通小売業者の保護について通産省がどういうような政策を持っておられるのか、またその政策の背後にある基本的な考え方について質問をしたいと思います。 皆さんよく御存じのとおりに、昨年の九月十七、十八と二日に分かれて行われたわけですが、大手の石油元売数社が仕切り価格を一リットル八円から九円上げるということがございました。それに従って系列特約店だけではなくて一般のガソリンスタンドで……
○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。主に二つの分野の問題について伺いたいと思います。 その前に、実は今の薮仲議員の質問を聞いていて感じたことがあるのです。私はアメリカの大学で教えていまして、医学部の進学のときに、学部の学生、二年間終えてから医学部に進学するというのがアメリカの制度ですけれども、その中で、医学部における成績と最初の二年間で一番相関関係が高いのが数学の成績なんです。それとあと英語の成績ですね。ですから、やはりそういう基礎的なものが非常に重要だということが相関関係としてアメリカの大学では常識になっていますので、とりあえずお知らせしておきたいのです。 実はそのことと私の質問とは……
○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。 実は時間が三十分という限られた時間ですので、十分な質問それからお答えも残念ながらすることができないと思いますが、とりあえず何点かについて伺いたいと思います。 一つは東チモールの問題なんですけれども、御存じのように昨年の十一月十二日、サンタクルーズ墓地での虐殺という事件がありました。これが実は世界的に注目された事件ですけれども、その背景としては、東チモール、インドネシアはそこは自分の国の一部であるということを主張して、その原則によって政治を行ってきたわけですけれども、まずその点について問題がある。さらに東チモールにおいてさまざまな人権抑圧事件等が起こ……
○秋葉分科員 社会党の秋葉でございます。 経済一般について実は幾つか伺いたいことがありますが、経済については余りよくわかりませんので、御丁寧にお答えいただければ大変ありがたいと思います。 まず最初に伺いたいのは、このところ大分景気後退がはっきりしてきた、実はもう昨年の暮れあたりから、私の地元であります広島あたりでも、タクシーの運転手さんあるいは飲み屋街の状況といったようなところから、景気後退ということはちまたではかなりはっきりわかっていたという事実がございます。さらにさまざまな新聞、マスコミ等を通しての民間の診断でももう景気後退ははっきりしているわけですけれども、政府側の現状認識、事実認識……
○秋葉分科員 社会党の広島一区選出の秋葉でございます。事によったら今度は川島議員の時間ですけれども、我々ちょっと都合がありまして、先ほど川島議員と順番を交代いたしましたので、恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。 広島そして長崎といえば、第二次世界大戦の末期に原爆によって大きな被害を受けた両市ですけれども、この原爆によっていまだに苦しんでいる方々がたくさんいる。それと同時に、こういう被爆者を中心にした非常に人間的な努力が継続することによって、世界の平和に非常に大きな貢献をしてきた。その両面があるわけですけれども、その視点から、被爆者の援護について、きょうは幾つかの点について厚生省のお考え……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。