このページでは栗原博久衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○栗原(博)委員 委員の栗原博久でございます。新潟二区選出でございまして、六度目の挑戦でやっとこの席に着かせていただきました。感無量でございまして、大変至らぬ質問かもしれませんが、ひとつ先輩の皆様の御指導をお願いいたします。 まず冒頭、官房長官御退席ということをお聞きしましたので官房長官にお聞きしたいのでございますが、新しい政治の時代を迎えまして、国民は政治に極めて高い関心を示しております。 ただいま原田委員が、韓国における社会党委員長の言質を質問されましたが、大臣はまず国益を優先して考えなければならぬと私は思うのでございます。その点、ひとつ官房長官の御所信をお尋ねします。 また、先ほど……
○栗原(博)委員 それでは、行政手続法につきましてお考えをお聞きしたいと思います。私の申し上げることは愚問の点もあるかもわかりませんが、まずその点についてお許し賜りたいと思います。 この法律が今日、日の目を見るまでに多くの年月を経過しているわけでありますが、確かに昭和三十九年九月二十八日の第一次臨時行政調査会の「行政の公正確保のための手続の改革に関する意見」の中で、第一次の行政処分の行政手続、あるいはまた事後の救済手続、また苦情処理手続など、または行政立法手続を包括する統一的な行政手続の法律の制定が強く望まれ、その勧告がなされておって、その間、今日まで約三十年間、第一次、第二次、第三次と行政……
○栗原(博)委員 栗原でございます。 私、農林水産委員でございませんでしたけれども、きょうのこの質問の機会をお許し賜りまして感謝申し上げます。先輩議員の方との重複もあるかもわかりませんが、お許しください。 私は、正午のニュースで、ロシアの放射性廃棄物がまたやられるというような情報をお聞きしまして、いても立ってもいられず、この二時半にロシアの大使館に出向きまして、在日ロシア大使館の公使であるV・I・サープリン氏に会いまして、この海洋投棄が、我が国の国民に対して極めて不信を募らせておる、また両国の将来に対して大きなマイナスとなるということで、ぜひひとつ本国の方にこの海洋投棄をとめてほしいという……
○栗原(博)委員 私は過積載の件についてお尋ねしたいと思うのです。 交通事故は、当然これは不慮の、だれも好んで事故をする人はないと思うので、やはり運転者の不注意というものが大きな原因でありますし、あるいはまた一方的な相手の瑕疵によって事故に遭うということでありますが、我が国は今一年間に一万人台の死亡が事故によって続いているということで、昭和四十五年、第一次交通戦争ですか、そのころの一万六千人のピークから徐々に下がってまいりましたが、また五十四年ごろちょっと上がりまして、また最近下がってまいった。 こういうことについて、やはり国の関係省庁の皆さんが特段の御努力をされた結果だと思っております。……
○栗原(博)委員 ただいま宮路委員の方からも病院問題がありまして、ちょっとその関連でひとつ御質問させていただきたいのでございます。 民間病院の赤字問題の中で、特に要望の強いことは、固定資産税が大変反間病院の方で大きい。ほかの済生会とか日赤とか厚生連、あるいはまた生活協同組合法に基づく病院でありますと、その減免措置が講じられているわけでございますが、同じ病院として、民間病院は大変大きい。例えば、ちなみに新潟のある病院でございますが、築後約十年たっているのでありますが、ベッド数で三百床の病院で、一年間に約四千五百万円ほどの固定資産税を払っているということであります。大蔵省の関係もあると思うのでご……
○栗原(博)委員 先般、去る二月九日に、私はこの委員会でCNPの問題について取り上げさせていただいたわけでありますが、その件について若干ひとつ御示唆いただきたいと思います。 新潟大学の山本正治教授の信濃川、阿賀野川流域におきますCNPの問題、これにつきまして、大内厚生大臣を初め皆さんが早急なる御処置をとっていただきまして、従来一日摂取許容量でありました〇・〇〇二〇四ミリグラム・パー・キログラム一日ということについて見直しをするということの措置をいただきました。新潟県で大変大きな問題でございましたので、この問題については本当に深甚なる敬意を表する次第でございます。 しかしながら、その過程にお……
○栗原(博)委員 我が国は、国民の八人に一人が老人であるそうでありますし、また、二〇二〇年にはそれが四人に一人ということで、年金、医療の面で大変な状態が将来予測されるわけでありますが、それには国民のコンセンサスを求めることが当然であり、それに対する適切な政策の選択が迫られていると思うのであります。 医療費を見ても、七十歳以上の一人当たりの医療費は七十歳未満の方の五倍である、あるいはまた、人生の一生涯の医療費を見ると、七十歳以降でその四五%を、あるいはまた六十歳以降では六二%を使っているということでございますが、その中で、しかしながら老人の皆さんが安心して人間らしい医療をどのようにして受けられ……
○栗原(博)委員 新潟二区の栗原です。 先ほど本会議で金泳三韓国大統領が「友情と協力の新歴史を目指して」と題して演説をされたわけでありますが、私は大変感銘深く拝聴しました。そして朝鮮半島の統一が切なる願いとして、身にしみて改めて感じたわけであります。しかし、こういう現状の中にありましても、北朝鮮が国際原子力機関の査察の一部を妨害しているということで二十一日国連安保理事会に再付託されておりますし、米韓両国の合同演習チームスピリットがこの四月に実施されるなど、またパトリオットが韓国に配備されるというようなことで大変緊迫している情勢下にあると思うのであります。 このような情勢におきまして、自衛隊……
○栗原(博)委員 昭和五十九年のブロック通商代表との交渉、昭和六十三年の七月五日の市場開放措置がとられまして、そして牛肉の輸入枠の撤廃、あるいはまたかんきつの輸入枠撤廃などが進められて、こうして今法律が制定されたわけでありますが、この法律は、日米の協定に基づく農産加工品の輸入自由化を契機として、金融上の措置、あるいはまた国税、地方税等の特例措置等によりまして、特定農産加工業者の、要するに自由化等によって経営が圧迫されます。者の経営改善を目指して制定されたと伺っております。しかしながら、今日までの間におきまして、輸入自由化の結果によって、輸入製品が増大し、国内生産が減少の兆しか見えるということで……
○栗原(博)委員 私は自由民主党の栗原博久でございます。先輩各位の御配慮によりまして、このたび実は十四回目の質問をさせていただきまして、さきにも内閣委員会でも大分愛知防衛庁長官にも質問させていただいたわけでありますが、私は、戦後の冷戦の崩壊、要するに我が国がかつてない大きな犠牲を強いらさせられてからもう五十年の月日がたとうとしております。それによって国民に多大な犠牲を強いらさせたさきの大戦を深く国民も国家も反省しながら戦後の再復興に当たったと思うのでありますが、外においては国際連合の憲章を守りながら、内においてはやはりすばらしい日本国憲法を守りながら今日までに至っておると思うのであります。 ……
○栗原(博)委員 新潟二区の栗原博久ですが、よろしくお願いします。 私は、このWTO委員会の委員に選んでいただきまして、感謝申し上げます。昨年の暮れに実は、米の自由化というものの、どうしてもやはり国内の米を守らねばならぬというような趣旨で、国会の前で断食、座り込みまでいたしまして抵抗をいたしたわけでありますが、本委員会でこのような問題に絡んで委員の立場で発言をさせていただきますと、何かこう胸に詰まるものがございます。 私どもの日本の国は、やはり高度経済成長に伴いまして食生活が充実してまいったと思うのです。それによって食事も多様化し、そしてまたやはり肉類を食べますから、当然、畜産農家というも……
○栗原(博)委員 きょうは、私どものこの公聴会に、御多忙のところ、各界の代表の皆様から大変貴重な御意見を御陳述賜りまして、まことにありがとうございます。 私は、自由民主党を代表して御意見をお聞きいたします。 我が党は、今回のこのガット・ウルグアイ・ラウンドにつきまして、いろいろ議論をまだ重ねておりますが、ただ、ここまでに至る経緯につきまして、党の内部におきましては、中川農林部会長を初めとして、本当にもう毎晩のようにけんけんがくがくの、罵倒し合うような中に議論を重ねて、そして最後には、やはり本当の農家の皆様の立場でということで、対策等について六兆百億というものを実はかち得たわけであります。 ……
○栗原(博)委員 このたびの阪神大震災に対しまして、御遺族の方々に深く哀悼の意を表しまして、また多くの被災者の方に対して心からお見舞いを申し上げたいと思います。 その中におきまして、五千四百人という多くの人命を失ったわけでありますが、それに対しまして国を挙げてその復旧に努めておられます。中でも自衛隊に対していろいろ御批判もあったようでございますが、警察当局は、震災発生わずか六時十分には兵庫県警はもう約九千五百人の全署員の招集をかけ、そして五分後には県警本部長が対策本部長になりまして対応されたということについて、深く敬意を表する次第でございます。 そういう中で、警察におきましては、全国から約……
○栗原(博)委員 阪神・淡路大震災の被災でお亡くなりになられました方々、あるいはまた、サリン事件に遣われてお亡くなりになった方に心から哀悼の意を表し、そしてまた、震災に遣われまして病床で生死をさまよっておられる方々が一刻も早く治癒されることを御祈念申し上げる次第でございます。 また、震災復旧に対しまして寝食を忘れて職務を全うされました関係各位の方、また関係機関に対しても、深甚なる敬意を表する次第です。また、サリン事件解明、防止、そして犯人検挙に当たりまして、日夜を分かたず、極めて危険な中で捜査活動に当たられております警察、検察、そしてまた自衛隊の皆様にも、心から感謝と敬意を表するところでござ……
○栗原(博)委員 今大臣がお越しになられませんので、最近、新聞紙上をにぎわしております件から先に質問させていただきたいと思うのですが、米国産リンゴのチアベンダゾール、TBZの件でございます。 このTBZは、輸入リンゴ、アメリカのリンゴがこの一月から我が国の国内に入ってまいりまして、特に我が国の生産者の方々は火傷病とかコドリンガなどの病虫害侵入に大変懸念をしておりまして、この病害虫の防除のためにも、このアメリカリンゴの輸入を規制してほしいという熱い要望があったわけですが、これはその功をなさず輸入に至っておるわけです。 そういう中で、私は、今回のガット・ウルグアイ・ラウンドの中におきまして、米……
○栗原(博)委員 質問を見ますと、私はきょうは自民党と社会党、さきがけを代表して質疑をさせていただくわけであります。 今回の農業者年金の改正案を見ますると、きょうまだお越しになっておりませんが、大河原大臣を初め農林省の本当に御苦労された跡が見えまして、心から敬意を表する次第であります。 私どもの日本も高齢化社会が到来いたしまして、年金問題、大変重要点を迎えるわけであります。 私は実は団塊の世代の昭和二十二年生まれでありまして、私どもがあと十八年くらいしますとそろそろ年金をもらうわけでありますが、今度は年金を掛けようとする人、それは恐らく平成五年ごろ生まれた人たちがそのころ年金をちょうど掛……
○栗原(博)委員 この米審への諮問につきまして、徹夜を通しての大河原大臣さんを初めとする皆様のその御努力に深く敬意を表する次第でございます。 また、あわせまして据え置きということでの御諮問でありますので、新食糧法に移行する中において、下支えを、米価を守っていただいたことについても心から感謝を申し上げる次第でございます。 その中で、私は、この米価の積算を今担当の次長さんあるいはまた統計情報部の方からお聞きしたんですが、大変精査した数字、ごもっともでございますが、しかし、国際競争力をつけんがために農家が疲弊してはならない、そしてまた、米価を下げんがために一生懸命に規模を拡大して努力しているとい……
○栗原(博)委員 自由民主党の栗原ですが、このような質問の席をお与えいただきまして、ありがとうございました。 私は、医師の問題についてちょっと御質問させていただきたいと思うのであります。 我が国の医療費は年々高まっております。国民所得の伸び率は、前年度比で、平成元年六・九でございましたけれども、今年は一・四である。ところが、国民医療費は、当時ですと、平成元年度が大体五・二、六年度が五・四の伸びでございますが、平成四年度には七・六の伸びという高い山もございました。国民所得に比べまして国民医療費、特にその中での老人医療費が年々高騰を続けているわけであります。毎年約一兆円ずつ医療費が高まっていく……
○栗原(博)委員 きょうは発言の機会をお与えくださいまして、どうもありがとうございます。 私は、生産地を控えておりますから、一応繊維の関係についてひとつ御質問させていただきたいと思います。 橋本通産大臣が我が党の新総裁になられまして、我が党も極めて活気づいてまいりました。早く橋本通産大臣独自の施策を打ち出していただきたいというふうに、実は思っているわけであります。 現下の経済は、申し上げるまでもなく、平成四年が〇・三%、平成五年マイナス〇・二、六年〇・六と全くゼロ成長で、本年も、もう四年連続のゼロ成長でなかろうかというふうに言われておるわけでありますが、国民が最も心配している状況を実は醸……
○栗原(博)委員 本院におきまして、一月二十六日からの予算委員会でこの住専問題の審議に入りまして、きょうで約百三十日の日が経過しているわけであります。その間、特別委員会は九日間、約四十時間、十二分に審議されてまいったと思います。 その間・・(発言する者あり)今、私が質問している。その間において新進党の諸君が二十二日間ストライキをされた。私も実は米の自由化を・・(発言する者あり)最後まで聞きなさい。米の自由化を阻止をすることで私は同志に呼びかけまして、国会議事堂の正門で、厳冬のとき、二泊三日、食べず飲まず、実は抗議をしたことがございます。ですから、新進党の皆さんのそのお気持ちもわかる。わかるけ……
○栗原(博)委員 さきの二月十日、北海道古平町豊浜トンネルの崩落事故で犠牲になりました二十名の方々に心から哀悼の意を表しまして、二度とこのような事故が起きないように徹底した事故の究明、そしてまたそれに対する安全対策、また、全国にこのような類似したトンネルあるいはまたそれに近いものがあるわけでありまして、そういうところの再点検と調査をひとつ要望したいと思います。 また、当然遺族に対する補償問題もあると思いますが、私は、十二分に御遺族の方からやはり御理解されるような形で進めていただきたいと思う。 もう一つは、その救出に当たられた自衛隊の方々、あるいはまた警察の方々、あるいはまた建設省の方々を初……
○栗原(博)委員 ただいま中尾建設大臣から、この法律の改正に伴う第六次計画に対する御所信を伺いまして、ぜひひとつ死者一万人撲滅のために、今次の計画が円滑にまいりますことをまず御期待申し上げる次第でございます。 さて、戦後の驚異的なモータリゼーションの発達によりまして、昭和三十年代後半から事故が急増し、それに伴って交通事故死が大変頻発しておるわけでありますが、それによって、建設省あるいはまた総務庁、警察庁、関係機関一体となって道路改良あるいはまた交通安全施設等の充実に努めていることについては、重ねて敬意を表する次第でございます。 特に、四十一年の第五十一国会に際して、きょう大臣から御提案あり……
○栗原(博)委員 我が国は大変な高齢化社会を迎えて、スピードも、六十五歳以上の高齢者が、欧米で百三十年ぐらいかかったのを、私どもの日本では三十五年から四十年で到達しているということであります。 そういう中で、昨日も介護保険等でいろいろ議論を我が党でもされておりまして、政府も近々新高齢社会大綱の骨格が固まるということで、それを伺いますと、高齢者の雇用機会の確保とか、それから生涯学習機会をふやすとか、あるいはまた高齢者に配慮した町づくりをするというようなことが主な内容になっているようですが、要するに、長生きしてよかったというふうな実感のできる、そして心の通った連帯の社会をつくるということが、この……
○栗原(博)委員 先般、大臣より当面する農林行政の所感を承りまして、大臣のお考えに全くの同感とともに、ぜひひとつ全力を振り絞って日本農業のために頑張っていただきたいと思います。 さて、その中で私は、今日本じゅうをにぎわしておりますこの住専問題、これはもう何にもまさる施策を、判断を求めているものと思うのでありますが、大臣におかれまして、連日予算委員会で御答弁され、また、農協を初めとする農業団体の意を酌みながら国民各層の合意の求められる施策を、住専に対する御判断をされていることについて深く敬意を表する次第でございます。 その中で私は、予算委員会の審議を通じて思いますことは、マクロ経済、これから……
○栗原(博)委員 松岡委員、そして松下委員が、まさしく日本の酪農、畜産の実態を踏まえて、やはり日本の農業を守るという立場で強く大臣に申し上げたわけですが、どうかひとつそれを踏まえて御答弁賜りたいと思います。 今回、配合飼料が六から七%上がるというようなことがあるわけでありますから、こういうものを踏まえながら、ぜひひとつ乳価決定につきましての御配慮を賜りたいことをまずつけ加えさせてください。 次に、今日までの酪農の問題でございますが、いろいろ過去を振り返りますと、やはり国民に牛乳を飲んでいただく、そういう運動の展開がまず必要だと私は思うのですよ。まず、その需要をいかに高めるかということ、ある……
○栗原(博)委員 きょうのこの委員会室に参りまして、新進党の諸君が席に座していないことについては大変遺憾でありまして、また、連日予算委員会室を占拠するという暴挙はまさしく日本の民主主義の否定であるわけであります。こういう中におきまして、彼らの行動につきましては、我が国の将来の政治に対して極めて暗雲が立ち込めている。彼らに強く反省を求めて、我々は、やはり国会でもって互いに議を尽くして闘うことが国会議員の責務でございますから、一刻も早くおのおの自分の席に着くように強く要請する次第でございます。 さて、そういう中で、私は今、我が国の教育、いじめの問題とか、あるいはまたサリン事件を初めとする中で、あ……
○栗原(博)分科員 まず、せっかく政務次官の木幡次官がおられますので御所見を賜りたいのでありますが、実は私は今回、衆議院選挙、六度目で当選しまして、きょうの朝も私はうちの田んぼの水回りをして、一番の六時二十一分の汽車で出てまいりました。
当時、新聞を見ましたら、農業という肩書は私一人かと思ったら、あなたも農業とお書きになっておったのですが、政務次官になられて、特に日本新党であられる 今の農業政策をどのように思いますか。まずもってちょっと御所見を承ります。
【次の発言】 次官、私が今お聞きしたのは、もう少し理念の高いことをお聞きしたかったわけであります。
私は武田邦太郎先生から、先生がまだ日……
○栗原(博)分科員 蓮実委員との重複がありますので、省略しながらひとつ質問させていただきたいと思います。 このODAは、私どもの日本に比べまして極めて栄養失調の地域とか、病気で困窮しているとか、あるいはまた民族紛争等で日本の国あるいはまた先進国の助けを求めている国に対して、国民の血税のもとで援助しておるわけですが、特に途上国では、毎日三万四千人の子供たちが栄養失調や病気で亡くなっているとか、あるいはまた毎年千七百万人に及ぶ方々が下痢やマラリアなどで死亡しておる。同じ地球上にこういう途上国の三分の一の人口、約十三億人が常に絶対的な貧困の状況にある。こういうものを改善するのが実はODAの役目だと……
○栗原(博)分科員 私は新潟二区の栗原博久と申します。大臣、初めてお目にかかります。 今、まさしく農業が国の礎であるという大臣の御発言を承りました。私は以前に地方公務員をやっておりまして、大臣御記憶かどうかわかりませんが、前に旗野進一という国会議員がおりまして、その方に勧められて実は公務員を棒に振って政治の道を歩きまして、十六年間あって国会に出てまいったのです。 六度目の挑戦でございますが、その中で、いかに農業が苦難の道の中にあるか。しかしまた、国民の理解を求めねばならぬという大臣のお話を承りまして、私は大変意を強くしたのでありますが、大臣、国民の理解をいただくにはどのような形でどういうこ……
○栗原(博)分科員 日ごろ、中小企業に対しまして通産省の皆さんが特段の御努力をされていることに、まずもって敬意を表する次第でございます。 私どもの日本の国は世界のGNPの一五%前後の経済力を持っておりますし、また五百兆円に及ぶ力を持って、まあ力といいましょうか、そういう実績を上げている。これはすべてやはり国民のたゆまぬ努力であり、また、最も下支えであります中小企業の力もまた小さくないと、中小企業の方々のやはり懸命な努力にこれまた敬意を表するわけであります。 全国で約六百五十万の事業所のあるこの中小企業、その約八割近いものが本当に小規模の零細企業であると言われております。この中に、今日いろい……
○栗原(博)分科員 私、新潟旧二区の栗原博久でございますが、きょうは、シベリア抑留者の皆さんの関係、あるいはまた恩欠の方々の関係について、政府のお考えをお聞きしたいと思うわけでございます。 ことしは戦後五十年ということで、与党でも戦後五十年プロジェクトチームをつくりまして、数々の成果といいましょうか、その記念の事業を行うということで進んでいるわけでありますが、原子爆弾被爆者援護法も自民党、社会党、さきがけさんがお互いに英知を尽くしてその成立を見ておりますし、また従軍慰安婦の問題につきましても、基金ということである程度のめども立っているわけでございます。 また、旧日赤看護婦の慰労金の問題につ……
○栗原(博)分科員 きょうはお時間をいただきまして、また大臣に御出席をいただきましてありがとうございます。 今私は新潟の旧二区で、今度は新四区という選挙区でお世話になるわけでございますが、私ども新潟県は、農業、この農業も大変最近力が弱まってまいりました。私ども農村出身議員として、やはり農業の活力あるものをつくろうということで努力をいたしておりますが、そのほか地元では建設業関係、繊維関係、三条市等においては金物のような、そのような伝統産業が、これがやはり大きく飛躍し、またそれだけ期待を私どもしているわけであります。 その中で、新潟県の過去の事業を見てまいりますと、田中先生が御奮闘のころは大変……
○栗原(博)分科員 現在、産業の空洞化ということで、我が国の加工業者が特にアジア諸国に出ておるわけですが、それによりまして、国内の製造業者あるいは繊維業者というものに大変雇用の面等を初めとして問題が起きていることは御承知だと思います。 そういう中で、日本工業新聞等のアンケートによりますと、製造業の約八割が今後ともさらに空洞化が進む、そしてまたそれによって人員の削減計画を持っているのが三六、七%あるやに伺っておりまして、平成六年度の年次経済計画では、短期的には国内の生産が減少し、あるいはまた国内の投資機会も減る、あるいは雇用も減るけれども、長期的にはそれはいい方向に向かっていくというような指摘……
○栗原(博)分科員 発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 戦後五十年が経過しまして、過去の戦争を深く反省しながら、後世にこの忌まわしい戦争を絶対にさせてはならないということを伝えることが我々の今の責任であると思っております。しかしながら、まだまだ世界には宗教をめぐる形での戦争、あるいはまた民族間における戦争が絶え間ないわけでありまして、こういう中で、我々は国際貢献を誓いながら、世界の平和を目指してこれまた頑張らねばならないと思うのでございます。 そういう中で、昨年度、我々は村山連立政権のもとで、三党合意で「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」ということで、本院で昨……
○栗原(博)分科員 発言の機会をお与えくださいましてありがとうございます。 日ごろ、中尾建設大臣を初めとする建設省の皆さん、我が国の国土の保全、そしてまた道路、交通網あるいはまた河川、もろもろの建設事業に対して多大なお力をお示しになっているということについて、まず深く敬意を表します。 またあわせまして、昨年の阪神・淡路大震災あるいは豊浜トンネルなどにおきまして本当に建設省の皆さんが一丸となってその対応をされたことについても、国民の一人として強く心から感謝申し上げる次第でございます。 その中で、今建設省に求められておりますことは、限られた財源、ゼロシーリングというもので財政もなかなか厳しい……
○栗原(博)分科員 男女均等法が施行されましてから十年を迎えるわけであります。一九八六年にこの法律が施行されまして、法律が施行されたことに一つの雰囲気もあったと思いますが、新規の大学生などの女性の採用が大変際立って多かった。その後、バブルの時期を迎えましたので、さらに相乗効果を合わせまして、女性の採用件数がふえたということは大変すばらしいことだと思っております。 しかしながら、今回のこの不況が参りまして、その反動で女性の雇用機会が減っておる。特に大学の女子学生、短大の卒業生が、大変採用が控え目のために何のために大学を出たかわからぬ。要するに、大学の専門課程を出たら、その職種につきたいというの……
○栗原小委員長 これより自転車等の駐車対策に関する小委員会を開会します。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 私は、過日、自転車等の駐車対策に関する小委員会の小委員長に選任されました。 小委員会の運営につきましては、小委員各位の御協力をいただきまして、円滑な運営に努めてまいる所存でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。 自転車等の駐車対策等諸問題に関する件について調査を進めます。 本日の小委員会は、総務庁による駅周辺における放置自転車等の実態調査結果について説明を聴取し、引き続き関係省庁における自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する施策について……
○栗原(博)委員 ただいま各公述人の先生方のお話を承りまして、本当にもっともであるというふうに実は思うわけでございます。 それで、各先生にお話をお聞きする前に、若干私の考えを述べながらお聞きしたいと思います。 本委員会におきましてもずっと住専問題が論議され、そしてまた我が党におきましても、やはり国際社会におきます金融の秩序を守るためにもということで苦渋の選択をしておるわけでありますが、しかし、その中にもやはり住専の責任の解明、そしてこれに至る事実の解明というものがどうしても必要と私は思います。 我が党は、六千八百五十億のこの公的資金の導入につきまして、それなりの責任を母体行に求めておるわ……
○栗原(博)分科員 きょうは、私はエイズ対策の関連といたしまして、先ほど大臣から平成八年度の厚生省所管一般会計の所信の説明を承ったわけ ですが、その中でエイズ対策につきましては、エイズストップ七年作戦を着実に展開することということで、エイズ訴訟の和解勧告を踏まえてという問題をとらえて、また菅大臣においても大変果敢な前向きな対応をしていくということで、この場をおかりしまして敬意を表したいと思います。 ただ私、これを見させていただきまして、問題は、血友病のエイズは何で起きたか。いわゆるこれは血液の問題で、私は今一番問わねばならぬことは、国内の血液の供給がどうなっているかということを実はお聞きした……
○栗原(博)分科員 きょうこの席で質問させていただくことについて感謝申し上げます。 また、我が国の治安の安定等につきまして、法務省の皆様あるいはまた警察、検察庁の方々、そういう方の御努力によって我が国が世界一に近い民生が安定され、治安が安定されていることについて、日ごろの御苦労について、この席をおかりしまして、私、深く感謝申し上げます。また、犯罪者等についての社会復帰、そしてまた更生に尽くされております全国の各刑務所の刑務官を初めとする皆さんについても、あわせてひとつ感謝申し上げる次第でございます。 この中で、先般、イラン人ですか、外国の方が、我が国の一番伝統のある一九三七年にできました東……
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