このページでは堀込征雄衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○堀込征雄君 私は、太陽党を代表して、太陽党、新進党共同提出の平成九年度予算に対し撤回のうえ編成替えを求めるの動議に賛成し、政府提出の平成九年度一般会計外二案に対して、反対の討論を行うものであります。(拍手) 我が国経済は、バブル崩壊後、長期にわたり停滞を続ける中、産業の空洞化、不良債権問題、雇用不安等、種々の問題について根本的な解決策を見出せないまま今日に至っております。また、年初来の円安、株価低迷なども重なり、景気は一向に回復の兆しを見せておりません。 このような状況にもかかわらず、橋本内閣は事態の深刻さに対する認識を全く欠いており、平成九年度予算においても、旧態依然の既得権益化したシ……
○堀込征雄君 先ほど橋本総理から報告がありました米国、オーストラリア、ニュージーランド三カ国訪問に関して、太陽党を代表して、質問をさせていただきます。 まず最初に、今回の外遊の目的、各国首脳との会談においでどのような話がなされ、具体的成果が上がったのか、総理にお伺いをしてまいりたいと思います。 ワシントンにおいて、総理は、首脳会談のみならず、プレスクラブでの講演、議会関係者との懇談等で「同盟」という言葉を多用されました。同盟の定義についてどのような認識をお持ちであるのか、改めてお伺いをしておきたいと思います。 そのような中で、クリントン大統領との間で、ことし秋にまとめる日米防衛協力のため……
○堀込征雄君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました食料・農業・農村基本法案について質問いたします。 本法案を読んでみますと、多面的機能の発揮や食料自給率目標の設定などが盛り込まれ、確かに現行の基本法とは異なる新機軸を打ち出しているように見えます。しかし、全般的に抽象的表現が多く、目標実現に向けた力強さが伝わってきません。また、宣言法であるにもかかわらず、基本理念をうたった前文もないため、非常に迫力に欠ける印象も否めません。 以下、個別事項について疑問点を伺います。 まず、本法案の内容について伺う前に、現行の農業基本法を政府がどのように総括しているのか、伺っておきたいと……
○堀込委員 きょう米審に諮問がなされた米価並びに米の生産調整、需給などについて質問させていただきます。 私はまず、きょうも実はここへ生産及び出荷の指針の農林省の資料をいただいておるわけであります。あるいはまた、農林省は基本計画を立てて、いろいろな米の生産、消費の計画を立てられるわけであります。しかし、去年立てた計画がことし大きな狂い、需給について狂いが生じたわけです。一年目にしてそういう事態があるわけであります。 転作面積についても、農家からすれば三年間はこれでいきますよというふうに決めたはずだ。今度、けさ据え置きになったからいいわけでありますけれども。ところが、一年目にして計画の狂いが生……
○堀込委員 初めての選挙でいろいろ問題点はあっただろうと思います。ただ、この議論をするときに、政治の腐敗の問題だとか、いろいろあったのですが、それ以上に、今橋本総理も五つの改革ということを言い出しているわけでありますが、戦後システムを変えなければいけないということで、それには政治の改革から先に始めようというような決意や議論やいろいろあって、この制度、その中には併用制あり、単純小選挙区制あり、いろいろな議論の中で生まれてきた経過があると思うのです。私は、そういう意味では、今行政改革や財政改革やいろいろな改革が進んでいるのですが、やはり改革の途上の中でさらにこの制度が熟していくだろうというふうに思……
○堀込委員 三人の参考人の方々、きょうはどうも御苦労さまでございます。ありがとうございます。限られた時間でございますが、二、三点、御指導をいただきたいと存じます。 先ほども金田委員から御質問がございましたが、まず松旭参考人にお尋ねを申し上げます。 住専問題、非常に大きな問題として起こったわけでありまして、私も、これをどう総括しながら進んでいくかということが非常に大事なのだろうと思います。あのときは、やれ母体行が悪いんだとか、農水、大蔵を含めた何か覚書、念書があったとか、政府案がよくて新進党案は悪いとかなんとか、いろいろな議論があったわけでございますが、私は、今ここで落ちついて、やはり農協内……
○堀込委員 堀込征雄でございます。 私、ややアバウトな問題についてお伺いをし、大臣の見解あるいはまた御教示も賜りたいと思うわけであります。 「もんじゅ」の事故対策、いろいろあるわけでありますが、細心の注意をもって対応をいただきたいと思います。一方でまた、確固たる信念を持って対応をいただかなければいけないのじゃないかというふうに思っておるわけであります。 さて、プルサーマルの実施についてでありますが、私は、これからいろいろな問題整理がなされ、そして地元の理解を得るためにいろいろな御努力などがなされていくのだろう、こういうふうに思うわけであります。この問題を考えるときに、私は、現代社会の直面……
○堀込委員 最後になりましたので、いろいろ重複する質問もあるかと思いますが、御容赦をいただきたいと思います。 事故の問題につきまして、きょうの議論、そして先日の議論、いろいろ議論されてきました。そして、この原因調査状況の報告もいただいておるわけであります。素人目に見て、要するにどういう原因なのか、だんだん見えてはきたけれども、どうもまだしっくりこないという感じを持つわけであります。 先ほどもありましたように、この調査状況を見ますと、廃液の供給量を通常より下げて運転していた、これが何か影響したのではないかというようなこと、あるいは、混合物の温度が異常に上昇していたというようなことやら、混合物……
○堀込委員 先生方、どうもありがとうございました。 私も、不勉強でございますが、最初に藤家先生にちょっとお伺いしたいわけであります。 よく技術の未来の話がわかったわけでありますが、例の熱核融合の話でございます。各国とも財政難でややとんざしたというような報道を伺っておるわけでありますが、これは先ほどのお話でいきますと、雪がかぶっている部分なのか、雲に隠されたあたりになるのか、どういう視点といいますか、どの辺で位置づけられながらおやりになっているかという問題と、この可能性というのは、今原子力の持っている諸問題は相当程度解決できる技術なのか、そういう視点で研究なされているのか、それを御質問したい……
○堀込委員 四人の方、きょうはありがとうございます。堀込でございます。 きょうは日本のオピニオンリーダーの皆さんお出かけなので、一点だけどうしてもお伺いをしたいと思っていたわけであります。 小選挙区制度になりますと、マスコミによる投票予測の世論調査に基づくアナウンス効果というのは非常に投票行動に影響を及ぼすものであります。特に、前の青島さんの当選された都知事選の投票行動の変化などについて、選挙学会なんかでも幾つか検討されておるようでありますが、そういう意味でこの予測報道ですが、いろいろあるわけです。週刊誌なんかもう半年も前に二重丸、三角、バツをつけたり、新聞報道でも、相当調査件数の少ない世……
○堀込委員 五人の参考人の方々、本当にきょうはありがとうございます。いろいろ御指摘をいただいて、私もこの問題にかかわってきた一人として、今度の新しい選挙制度による選挙の幾つかの問題点がわかったと思うわけであります。 きょうは、そういう中の問題点の一つ、大変失礼でありますが、前回の各社の皆さんにもお聞きをしたわけでありますが、小選挙区比例代表並立制の場合、特に小選挙区選挙の場合、マスコミ報道と投票行動の関係について伺いたいわけであります。 場合によれば、このマスコミ報道、世論調査の発表、これが当落の死命を左右するような実態もなきにしもあらずなわけであります。そういう意味で、世論調査の報道、あ……
○堀込委員 きょうはどうもありがとうございます。 最初に、右崎参考人にお尋ねをいたします。 比例制度こそが正確に民意を反映する理想的な制度だ、単純に言えばそういうお話なんです。小選挙区は得票率と議席率の差が出る、あるいは死票が多く出る。それぞれ制度はいろいろ欠点も長所もあるわけでありますが、そういう御指摘がございました。 そこで二つお尋ねをしたいんですが、仮に我が国衆議院に比例制度を中心とした制度を導入した場合、小党分立とかいろいろな欠点が出るわけですね。例えばドイツの併用制でも、ワイマール体制が崩壊した反省から五%条項などを入れておるわけであります。こういう欠点を是正しながら比例制度を……
○堀込委員 最初に、橋本内閣、六つの改革を初め諸改革に取り組んでおるわけでございまして、これからいよいよ財政改革、行政改革を初めいろいろな改革が進むと思うわけでありますが、このエネルギー政策においてもそういった改革がなされていくだろう、こういうふうに思うわけであります。 特に、電力ということを考えた場合に、従来ですと、いかに消費者に安定的に電力を供給するかという視点があったわけであります。しかし、規制の緩和をしたりいろいろしながら、安定的にかつ消費者にいかに安い電力サービスを行っていくかという視点が必要になっているだろうと思うわけであります。 いろいろな改革が進められて、そうした視点から、……
○堀込委員 ちょっと予算委員会でも触れさせていただきましたが、最初に、ウルグアイ・ラウン ド対策費の問題について触れさせていただきます。 今年度の農林予算、ウルグアイ・ラウンド対策費の着実な前進というのが極めて大きな項目として挙げられているわけでありますが、見直し論議があちらこちらで行われていますし、大臣も各所で触れられているわけでありますが、なぜ見直しなのか。つまり、二年間やってきたこの対策事業の中にやはり反省すべき点もあるだろう、そして、情勢も変わったから見直さなければならぬこともあるだろう、そういう問題意識があるだろうと思いますが、そういう二年間の対策で、どんな点を反省しながらこの見直……
○堀込委員 二法案が提案をされておるわけでありますが、私ども、林政の問題、あるいは森林、山が大事だということでずっとやってまいったわけであります。今、しかし一方でマクロの問題をやはり考えざるを得ないと思うわけでありまして、膨大な資金投入も要るだろうし、いろいろなこともやらなければいけないけれども、しかし、国全体の財政は一方で大変厳しい状況だ。行政改革が今徹底的に求められている。つい先日、二月十七日の新聞には、林野庁解体論まで実はある新聞には提案をされているというような状況の中で、一方で私どもはそういう状況を踏まえながら、林野行政というものもどうしても考えざるを得ないのではないか、こう思うわけで……
○堀込委員 限られた時間でございますが、私はこの法案、畜産関係でありますが、とりわけ今、日本の国が財政の危機やいろいろな状況の中で行政改革を実行しなければならない、あるいは諸改革を実行しなければならない。そういう中で、日本の農業や畜産が極めて難しい立場に立たされているというふうに思うわけでありまして、そうした国家目標ともいうべき改革をなし遂げながら、しかしなおかつ日本の農業や畜産をどうしていくかということを真剣に考えなければならない、こういう立場で、幾つかの問題について、農林省の取り組みについてお尋ねをさせていただきたいと思うわけであります。 一つは、総務庁が畜産行政について行政勧告を行って……
○堀込委員 先ほど来この法案の審議をお聞きしてきたわけでありますが、指導監督部局と検査部との関係がちょっと明確でないわけで、よくわからないのですが、どちらがどういう権限を持って、どっちにどういう責任が生じるのかという問題であります。 日本の場合、行政責任というのは非常に不明確になりがちであります。しかし、これから橋本総理も六つの改革ということでいろいろな改革をする、そして一方では、国民に自己責任といいますかそういうものもある程度求めていく、そういう時代になっているわけでありまして、私は、そういう意味で、行政責任といいますか、この新しい検査機構の一元化を含めて、どっちにどういう権限があって、ど……
○堀込委員 最初に、経済局長お見えてございますので、協同組合金融という観点から経済局長に伺いたいわけであります。 ここ数年来、金融制度調査会の答申を受けて、我が国の金融全体の再編が取り組まれているわけでありまして、金融健全化法案、そして農協法等の改正が行われてきたわけであります。今回ここで水協法の改正も行われる、こういう状態になっているわけでありますが、市場規律に基づく透明性の高い金融システムを確立をしていくということで、農協、漁協を問わず協同組合金融もその体制をつくり上げていかなければならない、こういうことだろうというふうに思うのです。 私どもも、住専問題を初め農協法の改正を含めていろい……
○堀込委員 二法案が提案をされたわけでありますが、この法案によって、この処理によって、先ほど来お話がありますように、明治、大正、昭和と日本経済を引っ張ってきたこの日本の養蚕業の歴史的な撤退というような感を受けるわけでありまして、そういう意味では、一抹の寂しさも感じますし、感無量なところもあるわけであります。 そこで、この法改正で、あと農水省の仕事としては主として国境措置ということになるわけでありますが、言葉をかえますと、撤退をしていきますが、農水省としての仕事というのはあと何をやるのか。つまり、残された養蚕業というものにどうかかわってどういうふうにするのかという基本的なところをひとつ明らかに……
○堀込委員 最後でございます。時間をいただいて、ありがとうございます。 私は、きのう、財政構造改革、報告がなされたわけでありまして、今後の農政はやはり基本的にはこれに沿ってといいますか、その枠というものを抱えながら展開せざるを得ないという意味で、この問題について少しく質問をさせていただきます。 いずれにしても、国家財政がこういうときですし、とにかくこの危機を乗り切らなければならない。我が農政も、そういう意味ではつらいことをやっていかなければならぬということは事実だと思いますから、そういうことでやらなければいけない。ただし、そういう状況を国民、農家、農民の皆さんにわかっていただきながら、了解……
○堀込委員 提案者の皆様初め、長年にわたって大変御苦労をいただいてまいりまして、この法律の意義も、いろいろな御意見はございますが、だんだん国民の皆さんにも理解をいただいてきたのではないか。さらにはまた、きょうのこの質疑を通じながらおおむね理解をされる段階に至っているのではないかと思いますが、さはさりとて、幾つか問題点も指摘をされたことは事実でありますし、さらに、この法律が幾つかの面で文部省令にゆだねているというところもございますので、論議の趣旨を体しながら、また提案者の皆様に一層御努力を賜りたい、こう思うわけであります。 そこで、前段の質問者の皆さんによってほぼ問題点が出尽くされておりますの……
○堀込委員 堀込征雄でございます。
通告といいますか、申し上げた質問の前に、一点明確にただしておきたいわけであります。
きのう北朝鮮の黄書記が日本からの帰途、北京の韓国大使館に亡命をされたという報道があるわけでありますが、南北朝鮮関係に大変な事態になるということも懸念をされているわけでありまして、現状の把握している状況、それから、政府がもし対応方針ございましたら、まず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは、きょうは安全保障問題を中心に論議をしたいのですが、その前にちょっと農水大臣にお伺いをいたします。
補正予算の審議でもいろいろ議論されましたラウンド対策費でありますが、……
○堀込委員 大変お疲れでございますが、最後になりましたので、よろしくお願いします。 最後になりますと、質問通告した質問も大体前の方がやられておりますので、多少ニュアンスを変えて、長官の姿勢なども踏まえて答弁をいただければ、こんなふうに思うわけであります。 きょう、財政改革法案が衆議院を通過したわけであります。午前中、隣の斉藤先生からも御質問がございましたように、科学技術予算、一〇五ということで、この評価は議論の中でいろいろあったわけであります。一体これで科学技術は大丈夫なのかという議論と、何で科学技術だけ一〇五なのという議論もあったことも確かだと思うわけであります。さらに、かてて加えて、十……
○堀込委員 最初から少し耳の痛い質問になろうかと思いますが、三・三兆円という国民負担を求めるわけでありますから、過去の問題点、原因というようなものについて、やはりもう少し深く国民の前に明らかにし、あるいは責任というような問題についてもやはり議論が必要なんだろうというふうに思うわけであります。 例の特措法、四回見直しが行われてきまして、今の改善計画は、そのとき私も国会の論議に参加しましたが、累積債務二兆三千億円、二十年間で林野の売り払いで大体一兆二千億程度消すんだ、平成十二年に経常事業部門の収支を均衡させて、そこから利益を生み出しながらこの処理をしていくという計画になって、人員も二万人計画、当……
○堀込議員 先ほども住議員からの質問でそういう御指摘がございました。先生、海外の御経験を踏まえて今お話がございましたが、選挙公報の配布については、ちょっとこの制度では皆さんにお渡しするのは無理だろう、こういうふうに思っておりまして、それは政府案も多分一緒だろうというふうに思うのです。 ただ、なぜこれを当面、私どもは小選挙区、比例、両方の選挙制度を認めたか。そしてなおかつ、スタートから、事務上のトラブルとかそういうことをいろいろ検討もしましたけれども、しかしよく考えてみますと、今の制度で、比例制度だけできて、小選挙区というかあるいは参議院であれば選挙区の選挙の事務だけできない、あるいは情報が伝……
○堀込委員 参考人の皆様、きょうはどうもありがとうございます。また、特に金井参考人には、長年この運動を続けられて、ようやくここまで来たわけでございまして、敬意を申し上げる次第であります。 きょうはせっかく専門家の皆さんおそろいでございますので、多少具体的なことをお尋ねさせていただきますが、今も秋葉議員から質問がありましたように、この前の審議、それからきょうの皆さんの御意見をお聞きして、政府案、野党案、どこかでまとめながら、できるだけ早くこの制度をスタートさせるという責任が私どもにあるのかなという感を実は深くしたわけでありまして、今御指摘のあった国内に住所を定める意思云々という問題も、これはそ……
○堀込委員 最後の質問をさせていただきます。先ほど来議論がありまして、いろいろ問題点の指摘がありました。多少不明確な点について質問させていただきます。 今日、金融情勢が大変な状況になっているわけでありますが、昨年の住専国会、公的資金導入についてさまざまな議論があったわけでありますが、談合的な手法といいますか、公的な処理ではなくてそういう手法で、預金者のいない六千八百五十億円という公金が投入された。あのとき、もしもう少し母体行責任なるものと一般出資者の責任はいかにあるべきか、あるいは大蔵省と農林省の間にあった念書というようなものは一体、法的にどういう責任になるのかとか明確にされて、公的資金投入……
○堀込委員 新しい米政策、いろいろ御苦労いただいて決着したわけでありますが、少し全体的なことをお聞きをしてまいりたいと思うのです。そうはいいましても、米が大きな在庫を抱えて非常に転換期にあることは間違いないわけであります。二十一世紀もこの米を中心とした日本の農業をどういうふうに守って生かしていくかという議論をしなければなりませんし、具体的な取り組みもしなければならない。 しかし、御存じのように、我が国の中にはいろいろな論議があるわけでありまして、もっともっと競争原理を導入しろとか、もっともっと国境の垣根を取り払ったりいろいろなことをやれとかいう議論をやる方も、それは大勢あるわけでありまして、……
○堀込委員 私は、本日の集中審議は、政治倫理の問題を中心に、総理並びに関係大臣にお伺いをしてまいりたいと思います。 けさほど来、田中先生、山花先生からいろいろな議論がなされておりますし、総理からの御答弁もございました。やや重複する場面があるかもしれませんが、御容赦をいただきながら、お願いをしたいと思います。 言うまでもなく、ここ二、三年、政治腐敗事件が相変わらず続いておるわけでありまして、しかも、政治と業界と官僚が絡んだ幾つかの事件が次々と相次いで起こっているわけであります。 イ・アイ・イ・グループ、高橋治則氏と政治家との関係、あるいは厚生官僚による福祉施設をめぐる汚職事件、オレンジ共済……
○堀込委員 太陽党の堀込征雄です。
証人は、山崎拓自民党政調会長から、十月九日の日に、株式会社文芸春秋とともに謝罪広告と一千万円の慰謝料を求める民事訴訟を提起をされております。その訴状の内容を見ますと、事実無根としているのは建設大臣就任を頼んだ部分であり、つまり、渡辺氏あての二億円なり山崎氏あての七千八百六十万円、六回の政治献金なりツケ回しなどについては、実は事実無根の訴えの対象になってはおりません。つまり、山崎さん自身が認めた形になっているわけでありますが、訴状の内容は検討されましたか。
【次の発言】 それでは、証人は、渡辺氏に山崎氏の建設大臣就任を要請したことはありますか。
○堀込議員 前段の問題意識は、私は今大臣答弁を聞いておりましたが、東中委員と全く同じでございまして、名簿届け出政党、候補者届け出政党の小選挙区のことも、片方でできれば片方も周知できる、こういうふうに思っておりますし、現にこの間も、昨年もこの委員会で海外の皆さんと接触をしてまいりましたが、海外で選挙権を行使しようとする人たちは自分の選挙区についても、私どもが国内で想像する以上に大変注目をし、興味を持っていらっしゃるということでありますから、この「当分の間、」はできるだけ速やかに実行すべきだ。 私どもの理解としては、この法律案が、もしこの後参議院を通過させていただければ、施行まで二年の猶予といい……
○堀込委員 堀込でございます。法案の質問をさせていただきます。 まず、この法案を私、拝見をいたしまして、率直に言って、二つほどの感想を持ったわけであります。そういう意味で、なぜ今HACCP法を臨時措置法として定めるかという点について、まず見解を伺っておきたいわけであります。 食品製造過程における衛生管理を行う、そして、消費者に安心して食べられる食品を供給するということは極めて大切でありますし、そういう意味ではこの法案の趣旨もよくわかるわけであります。しかし、先進国と言われる、発祥の地とも言われるアメリカなどの状況を見ますと、後ほどまた触れますけれども、いささか疑問点もあるわけであります。 ……
○堀込委員 参考人の方々、本当にきょうはありがとうございます。大変また、いろいろ教えていただきまして、勉強になりました。二、三点質問をさせていただきたいと思います。 最初に、片桐参考人、大変勉強になる御意見をいただきました。つまり、HACCPのためのHACCPじゃないよ、私どもは、工程管理、品質管理、分けたいろいろな、つまり消費者に安全な食品をいかに供給するシステムができているかが問題ですよというようなことをおっしゃられたというふうにとったわけでありますが、そういう意味では、この手法が普遍的なものになっていくという発想、思想をどういうふうに広めていくかということが大事だろうという御指摘もござ……
○堀込委員 農地法の質問に入る前に、ちょっと一点だけ、例のインドネシアヘの米支援の問題であります。
外務省筋の発言が新聞報道されたりいろいろされていますが、きょうは正式な委員会の場でありますので、この問題について最初に、援助方式あるいは財政方式などについての検討状況をまず食糧庁に一点だけお伺いして農地法の質問に入りたいと思います。その点、お願いをしたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。
それでは、きょうの農地法の関連の質問に入ります。戦後農政というか、少し幅広く議論をさせていただきたいし、また御指導もいただきたいと思いますので、お許しをいただきたいと思います。
この法案……
○堀込委員 民主党の堀込でございます。 あす会期末を控えてこの法案の審議という事態になっているわけでありまして、しかし、この法案の取り扱いについて、実はここまで、まだどうするのかという結論が見出せない中での審議であります。 私は、この取り扱いについては、一にも二にも、提案政党である自民党、自由党両党のこの法案に対する取り扱いあるいは方針が明確でなかったということが、今日、この会期末まで混乱ともいうべき状況を招いている原因だ、こういうふうに思わざるを得ないわけであります。 そこで、この法案は、少なくも自民党、自由党の連立政権ができるときの合意から実は端を発している。きのうも質問があったよう……
○堀込委員 参考人の皆様、きょうは本当にありがとうございます。民主党の堀込でございます。各先生方に、それぞれ質問をさせていただきたいと思います。 最初に、北参考人にお尋ねをいたします。 先ほどお話がございましたように、この法改正、国内対策強化の三条件がクリアされなければ反対だ、こういうふうにおっしゃいました。中身をお聞きしますと、本来ウルグアイ・ラウンド対策費六兆百億の中で消化をされて対策が打ってこられなければならなかったような中身だというふうに受けとめますし、当然この対策費はそういうふうに使われてくるべきだったのだろう。 しかし、あの対策費は、もともと見せかけは六兆百億でありますが、国……
○堀込委員 特例措置から関税化への切りかえにつきまして、きょうまでさまざまな議論がされてきたわけでありますが、私ども民主党、現状で関税化への移行のやむを得ない事情というのは理解をしつつも、しかしこの関税化移行に対して、過去の総括がきちんと行われてきたのかどうか。あるいはまた、将来交渉にゆだねられている関税率などの問題で、農家や農民に甘い幻想を抱かせるような説明が行われているのではないか。あるいはまた、WTO交渉全体の中で農業交渉をどうしていくかという全体像の説明が欠けているのではないか。いずれにしても、過去の三者合意などを含めまして、各党や各層への説明が十分行われていない。したがって、この問題……
○堀込委員 民主党の堀込です。私は、きょうは、森林開発公団法改正案を中心に質問をさせていただきます。 この法案はそもそも、言うまでもありませんが、行財政改革の一環としての特殊法人の改革を受けて農用地整備公団の廃止、森林開発公団の緑資源公団への名称変更、こういう中身になっているわけであります。 ところで、我が国の特殊法人の改革は非常に長年の課題でございまして、古くは三十九年九月に第一次臨調で公社公団の改革の意見が答申されておる。あるいはまた、昭和五十六年の第二次臨調、いわゆる土光臨調では、特殊法人の役員数の二割削減、職員定数の削減、役職員給与の抑制だとかいう提言がなされてきた歴史があります。……
○堀込委員 この提案されています農業基本法の論議に、私は、本会議でも質問させていただきましたが、委員会できょうの皮切りを務めさせていただきます。 まず、総論的な質問をさせていただくわけでありますが、きのうも我が党の鉢呂議員から、この基本法については、現在の農業基本法をやってきた経過はどうであったのか、どういう総括をしているのか、そこのところがやや不明確ではないか。つまり、今までの基本法がうまくやってこられなかったから、今度新しい基本法をつくってなし崩し的に方向転換をするのではないか、そういうふうに見える面があるわけでありまして、今までの法律、今の基本法のどこに弱点があり、あるいはどこに対応で……
○堀込委員 農業者年金基金法の法律に入る前に、若干の質問をさせていただきます。 と申しますのは、農業構造改善事業に関する調査委員会の調査結果の中間報告というものが出ておりますので、法案に入る前にこの問題に触れさせていただきます。 この問題は、構造改善事業、そして山村振興事業の実施をめぐって、担当職員が事前に情報を漏らしたとか、あるいは意図的な事業採択を行っている、こういう投書が寄せられ、設置をされて調査を行ったということでございますが、この調査委員会設置の経過、問題意識等について、構造改善局長、責任者のようでございますので、答弁をお願いいたします。
○堀込議員 ただいま議題となりました政治資金規正法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由及びその内容、考え方の概略を御説明申し上げます。 政治資金規正法改正附則第九条に基づき、会社、労働組合その他の団体の資金管理団体に対してする寄附が禁止されることを受け、企業・団体献金を政党を経由させたいわゆるひもつき献金や、政党支部を無尽蔵に設置し、事実上政治家個人の疑似資金管理団体化するなどの抜け穴、抜け道づくりが表面化し、世論から批判の声が高まっております。 このような実態がまかり通ることを放置しておいては、附則第九条の趣旨をないがしろにするばかりか、営々と積み重ねてきた政治改革の理念をほごに……
○堀込委員 民主党の堀込征雄でございます。 提案されております農林年金共済組合法の法律案について質問してまいります。 年金制度の危機が言われて大変久しいわけでありますが、しかし、相変わらず国民の間に、年金は大丈夫だろうか、こういう不安が広がっているわけであります。 厚生省が九七年末に実は五つの選択肢、こういうものを発表したわけであります。しかし、この選択肢は、給付と負担の関係だけを取り出して試算例を出した、それを選択肢というふうに名づけたわけでありまして、いわば機械的な試算結果を発表したにすぎない、こう私は思うわけでありまして、そういう意味では、今の制度的な欠陥を明らかにしながら、それを……
○堀込委員 私は、まず、この国会の冒頭に、混乱の中で定数削減法案が強行採決をされたわけであります。この問題について、最初に私どもの考え方を述べ、また与党に反省を求めたいと思うわけであります。 昨年の臨時国会末に、実は混乱の中で強行採決がこの委員会で行われたわけでありますが、結局、議長裁定で預かりになった。この国会では、冒頭処理ということで、総理初め、所信表明演説が行われる前に定数削減の結論を出すことに実はこだわって、現にそれが実行されたわけであります。今日こうしてこの委員会が開かれて、与野党のある種合意のもとにあすは一つの法案が、公職選挙法の改正案が提案をされ、真摯な議論が行われようとしてい……
○堀込委員 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案に対する自由民主党、民主党及び公明党・改革クラブ三党共同提出の修正案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 修正案はお手元にお配りしてあるとおりであります。 原案は、小選挙区選出議員選挙と比例代表選出議員選挙の重複立候補者に関しまして、小選挙区選挙の得票数が法定得票数に達していない重複立候補者は比例代表選挙の衆議院名簿に記載されていないものとみなすこととしておりますが、各党間で協議の結果、少数政党の実情に配慮する必要があるとの観点から、小選挙区選挙における得票数が供託物没収点に達していない重複立候補者は比例代表選挙……
○堀込分科員 先ほど、オウム真理教問題について、山梨県清里の問題に関連して横内先生から質問があったと思いますが、私も、長野県北御牧村の問題に関連をしまして、オウム真理教の質問をさせていただきます。 まず、現在のオウム真理教の活動実態でございますが、それぞれ、在家、出家信徒数、あるいは組織実態、保有施設状況、それから教義、危険な教義を引き続いて持っているかどうか、あるいは教団財政は果たして潤沢なのかどうか、それから、今、逮捕、送検された脱会信徒はどんなような状況になっているかなどなどについて、かいつまんでまずひとつ御説明をいただきたいと思います。
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