このページでは山元勉衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○山元勉君 ただいま議題となりました公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案の主な内容は、大気の汚染による健康被害に対し、既に認定された患者の補償給付の支給等に要する費用の一部に充てるため、平成九年度で期限切れとなる自動車重量税の収入見込み額の一部に相当する金額を公害健康被害補償予防協会に交付する措置を平成十四年度まで延長するものであります。 本案は、去る二月三日本院に提出され、三月十二日本委員会に付託されました。同日大木環境庁長官から提案理由の説明を聴取した後、三月十九日質疑を行い、採決の結果、本……
○山元勉君 私は、民主党を代表し、ただいま議題となりました行政機関の職員の定員に関する法律等の一部を改正する法律案に対する質疑を行います。 橋本前内閣から引き継がれてきた行政改革は、二〇〇一年一月の中央省庁の再編や四月の独立行政法人の発足によって、一つの大きな区切りを迎えることとなります。 そもそも、今回の行政改革の目的は、一部の高級公務員の不祥事などさまざまな端緒はありましたが、キャッチアップ型の社会経済システムの見直しに対応した形で、行政のあり方や組織自体を二十一世紀にふさわしいものに見直していくことにあります。中央集権的裁量型行政を事後チェック、監督型行政に見直し、規制緩和や地方分権……
○山元委員 民主党の山元でございます。 きのうからのこの委員会の論議を聞かせていただきまして、この問題が日本とアジアの平和や安全、そして一方で沖縄の人々の暮らしゃ人権やあるいは将来の夢に大変深く大きくかかわっている問題だと改めて認識をいたしました。 私は、この一方の沖縄の人々の暮らしや人権やあるいは将来の夢に大きくかかわる要件の一つである地位協定の改定あるいは見直しについて中心にお伺いをしたいというふうに思いますが、その前に、沖縄の心を心として、あるいは沖縄の思いを大事にしてということがよく言われますけれども、改めて、沖縄の心というのは何だ、沖縄の思いというのは何だということをはっきりとさ……
○山元委員 私は、民主党を代表して、我が党提出の駐留軍用地特別措置法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成する立場から討論を行うとともに、また政府提出の原案についても、以下に述べる理由から、基本的に賛成する用意があることを申し述べさせていただきます。 我が党は、本委員会の審議を通じて、沖縄の駐留軍用地の収用問題に関して、法的空白状態のまま土地使用を認めることは立法府としてとるべきではないとの基本認識を踏まえつつも、政府提出の特措法改正案では、暫定使用制度と言いながら、実質的に半永久的な暫定使用制度に変質する危険性をはらんでいることを鋭く指摘してきたところであります。 とりわけ、仮に収用……
○山元委員 民主党の山元でございます。 いろいろと大臣にお尋ねをしたいわけですけれども、その前に、今、子供が置かれております状況、いじめや登校拒否、あるいは長く続いている入試地獄という言葉もありますけれども、大変な状況になっている。あるいは、先ほど来お話がありますように、文化やスポーツでも大きな課題を抱えているというか、山積をしている文部行政の責任者でございます大臣にぜひ御者聞いただきたいと思います。 先日、所信表明を聞かせていただきました。残念ですけれども、大臣の教育への真摯な思いといいますか、積極的な情熱というものをなかなか感じられませんでした。きょうはひとつ、子供たちの現状がどうなん……
○山元委員 民主党の山元勉でございます。 二つの特殊法人の統合について提案をされました。御承知のように、七年二月の閣議決定に基づくものでございまして、着実に取り組まれていることについて評価をしたいというふうに思います。 そういう言い方をしますのは、その閣議決定に先立って、当時与党でありました私ども社会党が、一緒になって与党の行政改革プロジェクトというのをつくりまして、幾つかのテーマを取り上げましたけれども、この特殊法人についても、当時九十二ありました特殊法人について、例えば巨額の補助金をもらいながらむだをしているところについて合理化を図る、あるいは、役目がもう終わっていて、ほかのところへ手……
○山元委員 民主党の山元でございます。 私は、今回出されました法案に積極的に賛成をしたいというふうに思っています。それは、日本のどこででも、あるいは人生のいつでも、あるいは自分の望むことをだれでもが学べるといういわゆる生涯学習の理念に沿ってこれを広げようというものですし、確かにその社会的なニーズは広がってきているわけです。そういう点では、この法案、賛成しなければいけないというふうに思います。 去年、遅かったのですけれども、私の地元の滋賀で地域センターをつくっていただきました。私もその開所式に行ったのですけれども、龍谷大学に置いていただいたのですが、龍谷大学の人もあるいは生涯学習に熱意を持っ……
○山元委員 午前中に相当具体的な問題について御論議がありましたから、できるだけ重複を避けたいとは思いますけれども、最初に、去年の十月に大学審議会が、「大学における教育研究の活性化のために」ということで、任期制を導入するべしという答申を出したわけですが、午前中の論議を聞いていても、本当に教育研究の活性化に資するものとなり得るのかどうかということについて懸念を持っています。 例えば、活性化のため、本当にそういう意味ではなしに、例えば学校経営、学園経営の実権を強めようとするような意図とか、あるいは大学の研究の自由とか学問の自由とかあるいは自主的な運営ということについても、活性化という名において脅か……
○山元委員 民主党の山元でございます。 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。時間が短うございますから、それぞれたくさんお尋ねをしたいわけですけれども、端的にお尋ねをしてお許しをいただきたいというふうに思います。 一つは、この法が成立をいたしますと、それぞれの大学で、まず任期制を導入するか否かということ、あるいは導入するとして規則をどう定めるか、あるいはその際に範囲をどうするか、こういう論議がされるわけです。 そこで、そこのところは入り口ですけれども、心配なのは、例えば評議会とかあるいは理事会とかあるいは学長、こういう人たちの専断といいますか恣意といいますか、そういうものが入ってき……
○山元委員 私は、前回、十六日の委員会でも質問をさせていただきました。その際になかなか明確にならなかった問題もありましたし、具体的にもう少しこの際明確にしておきたいということがあって、再度質問させていただきます。 その前に、今ありました労働基準法の十四条、それから人事院規則の八―一二の問題について、私も大変強い懸念を持っています。私が申し上げたいこと、今、佐藤委員からありましたから重複は避けますけれども、最初に、やはり労働者保護のための法制の根幹にかかわる問題だというふうに思います。そのため、人事院規則やあるいは労働基準法について文部省が踏み込んでいくといいますか、そういうことについてはやは……
○山元委員 発議者の皆さん、大変御苦労さんでございます。私自身にとっても積年の課題でございましたから、一歩前進ということで喜んでいますし、御苦労さんと本当に申し上げたいというふうに思います。 今の子供たちの状況というのは、十分御案内のように、基礎的な学習だとかあるいは基礎学力だとかいうのが低下をしている、不足している、こういうふうに言われています。これは日本だけではないわけで、アメリカ、イギリスでもそういうことが言われているわけですけれども、そのためにはいろいろな手だてを尽くさなければなりませんが、一つは、やはりこの今問題になっております学校図書館の役割が大きいというふうに思っています。子供……
○山元委員 百五十日の通常国会があした終わろうというときに、このように一般質疑ということで文教委員会は頑張っているわけです。委員長以下委員の皆さんに敬意を表したいというふうに思います。 きょうは、今教育が直面をしている教育改革の問題やあるいは財政構造改善の問題で大きな問題があるわけですけれども、時間も短うございまして、最近気になっている一つのテーマについて、具体的な問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。 内政審議室お見えになっていますね。先に内政審議室の問題にもなろうと思うんですが、御承知のように、人権教育のための国連十年、これが一昨年の九五年一月からスタートをして二年半たつわけで……
○山元委員 民主党の山元勉でございます。 今回の事件は、日本の子供たちが育つ学校、社会、家庭、そのありようを問う、そういう事件であった、そのありようの根幹のところをしっかりと見詰め直さなければならない、そういうことを投げかけている事件であったというふうに思いますし、とりわけ、今の大切さを学ぶという教育のあり方を問う事件でもあっただろうというふうに思います。この委員会に所属している一員として、調べたら調べるほど、あるいは考えたら考えるほど、焦りのような、悲しさのような、あるいはやりきれなさというものを感じる、そういう事件でございました。 近所の人は、天使のような笑顔の子だと言っていたそうです……
○山元委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 このたび、私が当委員会の委員長の重責を担うことになりました山元勉でございます。まことに光栄に存じております。 今日の環境問題は、地球温暖化に代表されるように、地球の生態系を損ない、将来世代の生活や産業にも大きな影響を及ぼすことが予想されるなど、人類の生存基盤を脅かす問題となりつつあります。これからの私たちの対応のあり方が二十一世紀以降の人類の暮らしや経済発展を左右するものであり、国内的にも国際的にも極めて重要な政策課題となっています。 このような状況の中で、当委員会に課せられた使命はまことに重大でございます。……
○山元委員長 これより会議を開きます。 国政調査承認要求に関する件についてお諮りをいたします。 環境保全の基本施策に関する事項 公害の防止に関する事項 自然環境の保護及び整備に関する事項 快適環境の創造に関する事項 公害健康被害救済に関する事項 公害紛争の処理に関する事項以上 の各事項につきまして、その実情を調査し、対策を樹立するため、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。 つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
○山元委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
本日は、地球温暖化防止問題を中心として調査を行います。
この際、地球温暖化防止京都会議に向けた現在の国際交渉の状況について、政府から報告を聴取いたします。浜中地球環境部長。
【次の発言】 これにて報告の聴取は終了いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大野松茂君。
【次の発言】 次に、田端正広君。
【次の発言】 次に、小林守君。
【次の発言】 次に、藤木洋子さん。
【次の発言】 次に、北沢清功君。
【次の発言】 以上で本日の質疑は終わります。
○山元委員長 これより会議を開きます。 環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。 本日は、地球温暖化防止問題について参考人から意見を聴取いたします。 御出席いただいております参考人は、芝浦工業大学教授平田賢君、財団法人地球環境産業技術研究機構副理事長・中央環境審議会会長近藤次郎君、気候フォーラム事務局長浅岡美恵さん、社団法人経済団体連合会環境安全委員会地球環境部会長・東京電力株式会社副社長加納時男君、以上四名の方々でございます。 この際、御出席の参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます……
○山元委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
本日は、地球温暖化防止問題を中心として調査を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。桜田義孝君。
【次の発言】 次に、長内順一君。
【次の発言】 次に、武山百合子さん。
【次の発言】 次に、田中甲君。
【次の発言】 次に、小林守君。
【次の発言】 次に、藤木洋子さん。
【次の発言】 次に、北沢清功君。
【次の発言】 次に、前田武志君。
【次の発言】 これにて本日の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、地球温暖化防止の国際的・国内的取組の推進に関する件について決議をい……
○山元委員長 これより会議を開きます。
請願の審査を行います。
本日公報に掲載いたしました請願日程七件を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りをいたします。
各請願の趣旨につきましては、請願文書表等により既に御承知のことと存じます。また、先ほどり理事会におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介護員の説明等は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
採決をいたします。
本日の請願日程の全部、環境負荷の抑制対策充実に関する請願は、いずれも採……
○山元委員長 これより会議を開きます。
お諮りをいたします。
去る一月十二日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更等に伴い、理事の辞任及び補欠選任を行います。
まず、理事の辞任についてお諮りをいたします。
理事小林守君及び理事藤木洋子さんから、それぞれ理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任による欠員のほか、委員の異動に伴いまして、現在理事が三名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、……
○山元委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件及び公害紛争の処理に関する件について調査を進めます。
この際、環境庁長官から所信を聴取いたします。大木環境庁長官。
【次の発言】 これにて環境庁長官の所信表明は終わりました。
次に、平成十年度環境庁関係予算の概要について説明を聴取いたします。太田官房長。
【次の発言】 次に、各省庁の平成十年度環境保全経費等の概要について環境庁から説明を聴取いたします。岡田企画調整局長。
【次の発言】 次に、平成九年における公害紛4の処理に関する事務の概要等について説明を聴取いたしたいと存じますが、委員長が他の委員会に出席をいたしておりま……
○山元委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。杉浦正健君。
【次の発言】 武山百合子さん。
【次の発言】 田端正広君。
【次の発言】 並木正芳君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。小林守君。
【次の発言】 田中甲君。
【次の発言】 岩國哲人君。
【次の発言】 藤木洋子さん。
【次の発言】 保坂展人さん。
【次の発言】 それでは、理事会で協議をいたしますけれども、所管する環境事業団の不始末……
○山元委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小林守君。
【次の発言】 岩國哲人君。
【次の発言】 中村鋭一君。
【次の発言】 前田正君。
【次の発言】 藤木洋子さん。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入りますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
内閣提出、公害健康被害の補償等に関する法律の一部を改正する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立……
○山元委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、先般行われましたG8環境大臣会合につきまして、政府から報告を聴取いたします。大木環境庁長官。
【次の発言】 これにて報告の聴取は終了いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。愛知和男君。
【次の発言】 大変積極的ないい御提案をいただきました。ぜひ理事会で、そしてまた委員の皆さんにも御相談をしながら、実現するように私も努力をしたいというふうに思っておりますので、今後また御協力をお願いを申し上げたいと思います。
○山元委員長 これより会議を開きます。
本日は、本会議が延長いたしまして、間際になって開会をおくらす措置をとりました。御迷惑をそれぞれおかけしたのだろうと思いますが、おわびを申し上げます。
ただいま付託になりました内閣提出、地球温暖化対策の推進に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。大木環境庁長官。
地球温暖化対策の推進に関する法律案
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りをいたします。
本案審査のため、来る二十一日木曜日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきまし……
○山元委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、地球温暖化対策の推進に関する法律案を議題といたします。 本案審査のため、本日、参考人として上智大学法学部教授・中央環境審議会企画政策部会長森蔦昭夫君、気候ネットワーク代表浅岡美恵さん、社団法人経済団体連合会地球環境本部本部長角脇適正君、以上三名の方に御出席いただいております。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお聞かせいただき、審査の参考にいたしたいと存じます。どうぞ……
○山元委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、地球温暖化対策の推進に関する法律案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。砂田圭佑君。
【次の発言】 次に、佐藤謙一郎君。
【次の発言】 次に、小林守君。
【次の発言】 この際、暫時休憩をいたします。
午後零時八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。中村鋭一君。
【次の発言】 次に、武山百合子さん。
【次の発言】 次に、田端正広君。
【次の発言】 次に、藤木洋子さん。
【次の発言】 次に、北沢清功君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日……
○山元委員長 これより会議を開きます。
この際、申し上げます。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、温室効果ガス削減と地球温暖化防止策の推進に関する陳情書外五件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
内閣提出、地球温暖化対策の推進に関する法律案
並びに
環境保全の基本施策に関する件
公害の防止に関する件
自然環境の保護及び整備に関する件
快適環境の創造に関する件
公害健康被害救済に関する件
公害紛争の処理に関する件
以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会……
○山元委員 民主党の山元でございます。 私は、長い間内閣委員会に所属していたのですけれども、久しぶりに質問をさせていただきます。よろしくお願いをしたいと思います。 今総裁から御説明のありました人事院勧告についてですが、一部、私どもから見て厳しい、例えば五十五歳の昇給停止の問題や、あるいは確かに民間の賃金がこういう状況ですから、史上最低、こういう内容になっております。しかし、私ども民主党も、この勧告が出ましたその日のうちに、やはりこれは早期に完全実施すべきだという立場を明確にいたしました。 人勧は、公務員の皆さんが、人勧の中でも総裁の談話で出ていますけれども、生活改善の唯一の機会、こういう……
○山元委員 民主党の山元でございます。 私は、感慨深い思いで質問をさせていただくわけです。今まで私は、有馬大臣は、日本の教育の最高の権威をお持ちといいますか、そういう見識を持った方だというふうに思ってきましたし、そして、たびたび触れさせていただきましたけれども、日本の教育の将来についてどのようにあるべきか描こうという情熱や努力をお持ちでございました。そして特に、中教審の会長として長い間日本の教育についての提言や発言あるいは行政に対する発言を繰り返して重ねてこられた。現に、去年の五月だったと思いますが、大学教育について参考人としてこの委員会に来ていただいて、私も質問をさせていただきました。その……
○山元委員 民主党の山元でございます。 議題となりました国家公務員法の改正について質疑をさせていただきます。 この法案については、昨年の五月に人事院の申し出もございました。そこにもしっかりとその意義などについても述べられていますし、先日の長官の趣旨説明で私どもも一応理解をしているところですし、参議院でも論議がございました。 それについても承知をしているわけですが、この新たな制度、再任用制度の導入、これはやはり今の状況でいって、高齢社会だ、あるいは年金と定年とのブランクができる、こういうことについての対応策だというふうに理解をしていますし、懲戒処分の制度整備についても、抜け穴があるといいま……
○山元委員 民主党の山元でございます。 皆さん、御苦労さまでございます。時間が今のように短うございますが、端的にお伺いをしたいと思うのです。 私ども、国会、あるいはきのう北海道でしたけれども、論議を進めていく中で、幾つかの大事な問題点が出てきたのですが、そのことについて、もうきょうは皆さんお触れになりました。 そこで、端的に、米井公述人と松田公述人と佐藤公述人に、世論をどう見るかということについてお伺いをしたいと思うのです。 先ほども出ていましたけれども、この間NHKが出しましたように、日の丸を国旗としてふさわしいと思うというのは八九%、そして君が代が国歌としてふさわしいというのは七二……
○山元委員 おはようございます。民主党の山元でございます。閉会中審査ということで、お忙しい中、皆さん、大変御苦労さんです。 私は、今総裁から御報告がありました勧告について、若干の時間、御質問を申し上げたいというふうに思います。 今もありましたように、内容は、ベースアップで〇・二八%、一方、期末一時金で〇・三カ月分カットという大変厳しい内容でございました。さらに、一方では、福祉職の給料表が新設される、あるいは賃金体系全体の基本的な見直し、あるいは能力、実績に応じた評価制度の導入、これは今の社会経済の変化あるいは民間労働者の皆さんの状況の変化、これに対応しようということで出されたものというふう……
○山元委員 文部省には、去年からずっと多くの審議会の答申が出されました。あるいは学校五日制の準備だとか地方分権の準備だとか、さらには、今現場で学級崩壊とか不登校とかさまざまな問題が山積をしていますから、大変な御努力をいただいているんだろうというふうに敬意を表したいと思いますが、きょうは、私の方から少し御意見も申し上げて、さらなる御努力をというお願いを申し上げたいというふうに思います。 今申し上げましたように、二〇〇二年度から学校五日制が実施をされる。それに伴って、十二月に幼小中の学習指導要領を告示されました。その中で、所信の中でも大臣おっしゃっていますけれども、教育内容の厳選だとか選択学習の……
○山元委員 民主党の山元でございます。 今、同僚の近藤委員が相当具体的なことについてお尋ねしましたから、私は、重複しないようにお尋ねをしたいと思います。 提案理由の説明のところで、大臣が、二十一世紀を目前に控えて、我が国が科学技術創造立国を目指していくためには、補助を充実していくんだ、こういうふうにおっしゃっているのです。我が国の施策として私も重要なことだというふうに認識をしておりますし、とりわけ、我が国は、資源が少なくて、科学立国の道を選ぶ、したがいまして科学技術全般について先行投資を充実していく、こういうことが大事なんだろうと思います。したがいまして、この十年間ほどで、金額でいうと二・……
○山元委員 民主党の山元でございます。 私は、質問に入る前に、少しこの法案の意義について考えてみたいと思うんですけれども、今回の法案の中でも、さらにはそのもとになった大学審議会の答申の中にも、大学を取り巻く厳しい状況というのが指摘をされているわけです。 一つは、十八歳人口の激減といいますか、九二年当時は二百万人あったのが、十年後の二〇〇九年には百二十万人になる。そういう状況を考えますと、志願者数と入学定員とが数字上は一致をして、まさに大学の全入が実現するということになる数字です。ですから、これからいわゆる大学のサバイバルというのが始まる、そういう状況に今一つはあると思います。 もう一つは……
○山元委員 民主党の山元でございます。 前回に引き続いてお尋ねをさせていただくわけですが、法案に入ります前に、別の問題ですが、きのう、きょうの新聞で報道されておりますアメリカのコロラド州の高校の痛ましい事件について、大臣の所感をお伺いしたいと思うんです。 これは非常に痛ましい悲惨な事件でございました。報道によりますと、これがいじめに対する仕返し、あるいは人種差別、あるいはスポーツ選手へのねたみとかいろいろな問題が報道されています。要するに、人権の問題、あるいは心の問題が根本にあるんだろうというふうに思います。他山の石にせよという言葉がありますけれども、それにしては余りにも痛ましい事件だとい……
○山元委員 おはようございます。民主党の山元でございます。 議題となりました法案について質問させていただこうと思いますが、このことについては、参議院先議ということでしっかりと質疑をされておりますし、私も速記録をしっかりと読ませていただきました。ですから問題点はほとんど明らかにされているわけで、重複は避けたいとは思いますけれども、当委員会としても確認をしたい幾つかについて、まず大臣の御認識をお伺いしたいと思うのです。 特殊法人としての教育会館が解散される、それに至る経緯というのは私も承知をしています。前の閣議決定で特殊法人について整理をしようということでしたし、私自身も、もう四年前になるんで……
○山元委員 おはようございます。民主党の山元でございます。 五日ほど前ですけれども二十九日に、人権擁護推進審議会から答申が出されました。言うまでもなく法務省、文部省、総務庁に対してですけれども、きょうは、この答申について御質問をさせていただこうと思っています。 この答申は、平成八年に人権擁護施策推進法ができて、そして審議会が設けられて、それから二年二カ月にわたって二十九回委員会が開かれまして、精力的に論議がなされました。そのことには深い敬意を表したいと思いますが、幾つかの問題点、危惧を私ども持っております。 この答申を受けて、文部省がどのように施策を進められるのかについてお尋ねをしたいわ……
○山元委員 民主党の山元でございます。 最初に、青木長官、続長官、持永政務次官、今大変重要課題が山積しているときですし、とりわけ難問が多いときです。御就任、お祝いを申し上げますというよりも、ぜひ国民の期待にこたえて御奮闘いただきたい、お願いを申し上げておきたいというふうに思います。 時間もないですから、簡単に給与法について触れさせていただきます。 きょう議案となっております法案の内容、人勧そのものですけれども、内容について少しお尋ねをしたいのです。 今もお話がありましたように、今度の福祉職の俸給表だとかあるいは育児休業中の一時金の支給だとか、確かに前進といいますか、評価できる部分がござ……
○山元委員 民主党の山元でございます。 この法案は、二年前に人事院の意見の申し出があって、それに基づくものだというふうに思います。その申し出の中にも、時代認識として、高齢社会に向けての取り組みだとか、国際社会の政治経済の変動への対応だとか、あるいは社会経済システムの変化だとか、そういうものに対応していく行政として、民間が持っている機動性とか柔軟性、効率性、たくさん並べてありますけれども、そういうものを公務員が学んで行政の中に持ち込んでいく、そういう時代になっているんだという時代のいわば要請について人事院が申し出られて、この法案がつくられたのだろうというふうに思います。 しかし、平成九年の三……
○山元委員 民主党の山元でございます。 今も大臣のお話を伺っていましたけれども、年金問題について少し注文申し上げておきたいんです。今、与党の一部から修正案が出ていることについて、三党で話し合って、こういう御答弁でした。私学の教職員の皆さんが聞いたら、何だ、頼りないな、しっかりと我々の生活に責任を持ってもらいたいと。私も、けさその修正案について聞きましたけれども、やはり私学を主管する文部大臣として、これから私学の皆さんが安心できるようなものをしっかりと出していただきたいなというふうに、お願いを最初に申し上げておきたいと思います。 年金については同僚の肥田議員が今申し上げましたから、私は、そう……
○山元議員 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました特別永住者等である戦傷病者等に対する特別障害給付金等の支給に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 第二次世界大戦においては、二十四万人を超える朝鮮半島出身の方々が旧日本軍の軍人軍属等として軍務に服し、多数の方が戦死されたり戦傷病を負われました。 戦後、日本人の軍人軍属であった戦没者の遺族及び戦傷病者に対しては、戦傷病者戦没者援護法等の制定や軍人恩給の復活により、年金または一時金が支給されております。 しかしながら、それらの法律は日本国籍を要件としています。しかも、サンフランシスコ条約により日本国籍……
○山元委員 民主党の山元でございます。 この国会は、一月の二十日に今までにない異常な形で始まりました。ここでそういう論議をしようとは思いませんけれども、私どもからいうと、いわゆる議会制民主主義というんですか、ルールが無視されたような形で進められたということでああいう状況になったわけですが、その中で総理が施政方針演説をされた。きょう私は、この総理の施政方針演説と中曽根大臣の所信表明に少しこだわって御質問をさせていただこうというふうに思います。 今の話、私も出ていませんでしたけれども、新聞やあるいは速記録で十分読ませていただきました。小渕総理はその中で、教育改革国民会議の問題をうたい上げていら……
○山元委員 民主党の山元でございます。 この議題については、八日に委員会が開かれまして随分と論議が深められたというふうに思いますし、重要な問題については大体指摘がございました。 したがいまして、私は、重要な課題について、これからの進め方について確かめるような質疑をと思っていたんです。けれども、きょうの午前中の参考人の皆さんの御意見、本当に国立大学の現場で、大学の実態を知っていらっしゃる、あるいは大学の持っている責務について十分御承知の上での意見を承りました。大変貴重な御意見だったわけですけれども、皆さんの御意見をちょっとそしゃくする時間が必要だったのではないかという感じもします。その先ほど……
○山元委員 民主党の山元でございます。議題になりました免許法についてお尋ねをしたいと思います。 「情報」と「福祉」の教科が新設されてその免許状がつくられる、このことは、今の時代の流れ、情報化社会で情報教育の充実が求められる、こういう流れからいえば、これは当然必要だというふうに思います。しかし、このことを円滑に学校で実践をしていくということになれば、あるいは成果を上げていくためにということでは、いろいろ条件があるだろうというふうに思うのです。そのことについて少し具体的にお尋ねをしたいと思います。 何しろこれは、特に「情報」についてはすべての子供に課せられるわけですから、相当の条件整備が要るわ……
○山元委員 民主党の山元でございます。 今回の法律改正について質問させていただきます。 基本的に言って私も賛成です。異存がありません。先日の大臣の提案理由の説明の中では、たった一言「資質の向上を図るため、」という説明でした。私は、大変物足りなく思いました。もっと今の状況なりあるいはその意義というものを強調してほしかった、そういう思いがいたしましたけれども、今申し上げましたように、基本的には賛成です。 それは時代の要請といいますか、本当に日進月歩、科学の面でも、社会の面でも変わってきています。教師が免許状を取って、二十二歳新卒で、それから定年まで四十年間、四十年一日のごとく教えていればいい……
○山元委員 民主党の山元でございます。 私は、本題に入る前に少し大臣にお聞きをしたいんですが、けさの新聞を見て驚きました。総理が「教育勅語 一部復活を」という、大きな見出しが出ているんですね。各紙がそういうことを書いているわけです。そして、中身は何だといったら、日本の伝統や文化を継承していくということは間違っていなかったではないか、こうおっしゃっているわけです。 日本の伝統や文化を継承していくということについては、これは大事なことで、教育の中でもきちっと位置づけなければならぬと思います。けれども、なぜそれが教育勅語、「朕惟フニ」から始まるあれに結びつくんですか。あれはやはり、軍国主義、国家……
○山元小委員 九日の就職問題懇談会の中身、これはやはり深刻に受けとめなければならぬと思うのですよね。近年ずっと就職協定が守られない、だからもうやめておきましょう、これは経団連側の論理なんですよね。九日のこの懇談会に出た、さっき岩永さんからもありましたけれども、講義やゼミが成り立たないとか、四月早々からもう内々定が出るというようなことはやはり大変なことだ。労働省も文部省も深刻に受けとめなければならぬだろうと思うのですね。慎重に、注意深く見守るとかいうふうに労働省さっき言うたけれども、ことしの就職活動についても相当ブレーキを踏まなければいかぬのと違うかと思いますよ。 四月に内々定が出るとすれば、……
○山元分科員 民主党の山元でございます。今も少しありましたけれども、オゾン層を破壊するフロンの問題についてお尋ねをしたいわけです。 これは、長年にわたってそれぞれ行政もあるいは事業者もあるいは各自治体も努力をしてきました。しかし、非常におくれているというふうに思います。環境に取り組む先進国としての日本として、今の状況というのは大変私は恥ずかしいといいますか、そういう状態だというふうに思いますし、HFCの問題もありましたけれども、これも、後ほど触れますけれども、この十二月に京都でCOP3をやる。世界が注目している中で、私はやはり、日本はもっともっと積極的な役割を果たすことをしなきゃならぬという……
○山元分科員 民主党の山元でございます。 地元の問題でもありますけれども、琵琶湖総合開発特別措置法が二十五年間続いてきたわけですが、この三月に終わるわけです。その間に、治水、利水、そして、滋賀で大きな課題の一つでしたけれども、水質保全のための下水道等が大変充実、進展をいたしました。これは各省庁の皆さんの御努力、あるいは下流府県の皆さんの御協力等があってできたことで、私ども感謝を申し上げたいと思います。 しかし、大変大きな課題も残しているわけです。きょうは、その残している課題、私どもはポスト琵琶総と言っていますが、琵琶湖総合開発が終わった後、どういうふうに琵琶湖を守るのかということについてお……
○山元小委員 民主党の山元でございます。 先ほど少し出たのですけれども、第三者の評価システムの導入について、趣旨は、今の大学の状況から見て、しっかりと評価をして国民に公表する、このことはいいことだと私も思うんですね。しかし、非常に難しいことだろうというふうに思うんです。 例えば、教育や研究というのは非常に時間のかかるものですね。それを長い目で見て評価するというのは大変難しいし、評価の観点といいますか、時の流れで、例えば科学技術が重視されるとか、あるいは環境の問題が重視されるとか、いろいろの時の流れがありますから、重視をされる観点というのは変わっていくだろうと思うんです。どうもこれは難しい。……
○山元委員 民主党の山元でございます。 私は、質疑に入ります前に申し上げたいことがございます。 大変失礼ですけれども、野中官房長官の御退席をお願い申し上げたいというふうに思います。 理由を申し上げます。 十四日に予算委員会が開かれまして、補正予算の審議が行われました。その席で、我が党を代表する質問者が申し上げました。簡単に申し上げますと、これほど重要な国家の基本にかかわる問題について、一体野中官房長官のもとで国旗・国歌の審議を続けていいのかという問題があります、私はだめだと思います、こういう発言がございました。 このことについて、一昨日、我が党の幹部会議がございました。この発言につい……
○山元小委員 民主党の山元でございます。実はきょう、日の丸・君が代の委員会が開かれまして、ダブっておりまして大変失礼をしたのですが、速記録でまた勉強させていただきます。 せっかくの機会ですから、自分がいない間に出ているのかもしれませんけれども、最初、先生が学力崩壊という言葉を使われました。学級崩壊という言葉も悲しい言葉なんですけれども、どきっとしたのですが、そういう今の学力崩壊の問題については、それぞれの先生から御質問があったのだろうというふうに思います。 そこで、少し違うんですけれども、家庭の問題ですね。 確かに、分数ができないとか、あるいは字が書けないとか、あるいは松浪先生がおっしゃ……
○山元分科員 民主党の山元でございます。 長官も長時間大変御苦労さまです。先般、私の地元琵琶湖へ来ていただいて本当に随分とお励ましをいただきまして、この機会にお礼を申し上げたいと思います。 きょうは、琵琶湖の問題ではなしに瀬戸内の問題なんですが、御承知のように、和歌山の雑賀崎の埋め立ての問題についてお尋ねをしようというふうに思います。 私が申し上げるまでもなしに、長官も十分御案内ですけれども、和歌山の雑賀崎のところは、私もこの間行ってきましたけれども、本当に大変美しい、白砂青松というのですか、豊かな浜ですし、そして、仏の華が降る、こういうふうに地元ではおっしゃるらしいですけれども、太平洋……
○山元分科員 民主党の山元でございます。久しぶりに環境問題で質問させていただきます。 きょうは、フロン問題についてお伺いしようと思うのですが、その前に、長官にお伺いしたいのですが、四月の七日から私の地元の滋賀・大津で環境サミットが開かれます。新しい千年紀を迎えて、宇宙船地球号とよく言われますけれども、これからどういうふうに地球を守るのかという大事な会議だというふうに私も思っています。そして、ことし十一月にはハーグでCOP6が開かれる、一昨年でしたか、京都でのCOP3の仕上げをしよう。こういうときに開かれる環境サミットですから、大変意味があるのだろうというふうに思っていますし、ぜひ成功させてい……
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