このページでは永井英慈衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○永井英慈君 新進党の永井英慈でございます。私は、新進党を代表して、ただいま議題となりました放送法並びに有線テレビジョン放送法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 実は、昨年の十月二十日の総選挙の直後でございましたが、私は放送界の有力者の一人にお目にかかることができました。その折、その有力者は待つでましたとばかりに、開口一番こう切り出したのでございます。先日、花村仁八郎さんにお会いしたら、花村さんは、私は孫がかわいいのだが、このごろ孫がかわいそうになってきてしようがないんだよ、果たして孫の世代になっても日本があるのかね、孫の時代には日本はなくなっているような気がしてならないよと深……
○永井委員 新進党の永井英慈でございます。 質問をさせていただきますが、その前に、委員長さんにちょっとお尋ねしたいのですけれども、この委員会は行政改革に関する特別委員会でございます。行政改革は、橋本政権の六つの最重要課題の第一に挙げられているわけですね。きょうこの委員会が開かれるわけですけれども、聞くところによりますと、所管大臣の総務庁長官は御出席されないというお話を伺いました。最重要課題を審議する当委員会に所管大臣が不在であるということ、これが一点。それからもう一点は、官房長官、恒例のようでございますけれども、十時半から四十五分間中座をされるということ。そうしますと、残るのは三塚大蔵大臣た……
○永井委員 永井英慈でございます。 私は、いろいろな発言の機会をいただくたびごとに、このことをまず申し上げるのです。それは、世界も日本も、そして政治も行政も経済も、かつて私たちが経験したことのない激動、激変の時代の、歴史的な大転換期のど真ん中にある、このことをしっかりと時代認識として持たなければいけないのではないだろうか、これがまず私の各方面での発言のイントロなのですけれども、放送へ通信におきましても、今ずっと議論がされておりますが、文字どおり歴史的な大転換期に直面していると思うのです。すごい時代だと私は緊張感を持って受けとめておるところでございます。 そこで、通信衛星を使って、パーフェク……
○永井委員 新進党の永井英慈でございます。 早いものでございまして、昨年の一月、橋本政権がスタートしてから、はや一年三カ月経過いたしました。そして、最近、橋本政権のあるいは橋本政治の特徴というものがかなりはっきりしてきたように思われてなりません。それは、連立政権の問題点あるいは欠陥、矛盾なんかも露呈しながら、私の考えるところでは、極めて不透明な部分あるいは責任の所在が不明確な部分がはっきりしてきたと思うのです。 そこで、象徴的な具体例を三点ばかり指摘しながら質問をさせていただきたいと思うのです。 まず、ちょうど一年前になります、住宅金融専門会社の不良債権の処理策をめぐって大問題が起きまし……
○永井委員 この国会等の移転につきまして私は大変疑問やら懸念を抱いてきましたので、あえてこの委員会に所属させてもらったわけでございますが、もう皆さんのお話でほとんど尽きていると思うのですけれども、今までの経過、参考資料にありますね。この経過、これだけではなくして、どういうところでどういう意見が出た、どういう議論がされたという、議論の中身をぜひこの経過の中で知りたいのです。それは、先ほど出ておりましたように、財政の問題もある、地方分権のこともある、省庁の統廃合とも密接にかかわる、あるいは情報通信の飛躍的な進展に伴う社会経済の変化とか、いろいろあるわけですね。そういうのと密接にこれはかかわっている……
○永井委員 実は私、この委員会に入りまして、まだ三回目の委員会だと思うのです。この間、茨城の方へ視察をさせていただきました。その間、堺屋太一先生、日本を代表する文化人というか知識人だと思っております、その先生の話を伺っていても、どうもぴんとこない感じだったのです。きょう黒川先生がお見えになるということで、実はこの首都移転についての慎重論の方、あるいは明確に反対しておられる東京都の意見とか、あるいは地方自治体の意見も聞いた方がいいなと思って実はこの部屋にきょう入ってきたのです。そうしたら、先生のこれを見まして、はあ、これはと思ったのです。そこで、先生のお話を伺っていて、私は、得たり賢しというか、……
○永井委員 民友連の永井英慈でございます。 こういう質問の機会をいただいて、まずどういう質問をさせてもらおうかとつくづく考えたのですが、最近本当にやり切れない危機感を私は抱いておるのです。毎日、新聞を開けば、テレビをつければ、大蔵省をめぐる贈収賄汚職事件の摘発のニュースばかりでございまして、大変なことだなと思うのです。 ひところ政治不信ということが大変関心を持たれて、政治不信なるがゆえに有権者は投票所へ行かなくなってしまった。選挙をやるたびに低投票率を更新するような状況でございました。ところが、今日、それに追い打ちをかけるように公務員の汚職事件が続発しておるわけでございまして、公務員冬の時……
○永井委員 民友連の永井英慈でございます。 先日の逓信委員会でも自見郵政大臣に申し上げたことなんでございますが、また、いろいろ御意見も伺いましたけれども、冒頭、我が国の国民意識やらあるいは世論形成に大変な影響を与えるNHKの会長の御見解もこの際伺っておきたいと思うのです。 それは、今世界も日本も、そして政治も行政も経済も社会も文化も、あらゆる分野、領域で、かつて私たちが経験したことのないすごい変化が起きていると思うのです。そのさまざまな変化が複合的に同時進行している大変な時代だと思います。そういうことで、二十一世紀も間近に迫って、NHK会長として新しい世紀をどうとらえ現在を認識されておられ……
○永井委員 永井英慈でございます。 小沢委員に続いて質問をさせていただきます。 KDD法の廃止に関することを中心に質問をいたしますが、伝えられるように、二十一世紀まで千日を切りました。大変な時代の節目ということを強く感じております。同時に、あらゆる分野でもそうですけれども、この電気通信事業の分野というのは、えらい勢いで変化を遂げておるわけでございます。 そういう変化に対応するために、KDD法の廃止という必要性も生じてきたのだろうと思っております。とりわけ、規制を緩和していくということは当然のことであろうと思います。 そこで、まず、大臣に伺いたいと思うのですが、このKDD法を廃止して、完……
○永井委員 民主党の永井英慈と申します。ありがとうございます。 先ほど二人の議員から御発言がございましたが、私もその辺に大変興味を持っておりまして、今先生のお話で、情報革命が、革命の段階というか革命の真っ最中ですね。日進月歩というよりはまさに時々刻々と変化をして、きょうの会合で決めたことが、いや遅かった、おくれた、そのくらいの変化ですね。 そこで、具体的に今先生がお話しされて、茨城へ見に行ったり、奈良の方へ行って大変御苦労をいただいておるようです。そして、来年の秋には移転先候補地を選定、決定するというタイムスケ ジュールができております。 そこで、このネット社会をにらんで、情報社会をにら……
○永井委員 民主党の永井英慈でございます。 私は、今まで運輸行政あるいは交通産業等々については余り関心がなかったわけです。ですから、全くの素人なのですが、実は、去年の暮れに、自分の通勤の経験をもとに本を出しました。題して「私の電車主義宣言」という本なのですが、自分の書いた本で、ちょっと言いにくいのですけれども、執筆してきた過程で、電車に対する思いというか交通に対する思い、都市交通に対する考え方、そういうことをずっと収れんしてきまして、今回こういう質問をさせてもらう機会をいただいたわけです。 したがって、鉄道事業法の一部を改正する法律案と海上運送法の一部を改正する法律案につきましては、先ほど……
○永井委員 民主党の永井でございます。きょうは御苦労さまでございます。 大変興味深い話、とりわけ五つのポイントからお話をいただきました。寺島参考人につきましては、先ほどのお話のように、十年アメリカの東海岸にお住まいになって、企業の仕事ですから、多分、ビジネスに関係するいろいろなお仕事をやってこられて、アメリカの東海岸から祖国日本をウオッチングされておったと思うのです。 私は、今の日本の最大の問題というか最悪のポイントは、ちょっとオーバーかもしれませんが、江戸開幕以来今日まで四百年、東京が首都機能を一手に担ってきた、そして明治の新しい憲法下で中央集権体制が強固に構築されてきた、そして戦後新し……
○永井委員 平本参考人にはどうも御苦労さまでございます。極めてコンパクトに要点を御説明いただきまして、平本参考人のお考えがよくわかりました。
そこで、極めて初歩的なことですけれども、まず一点。
今、お話を伺っておりまして、新都市建設が我が国にとっても、また東京にとっても極めて効果的であり、言ってみればバラ色の新都市建設論だったと思うんです。そこで、この首都機能をどうお考えになり、首都機能というものをどう定義されているか、改めてお考えをいただきたいと思います。
民主党の永井英慈でございます。
【次の発言】 質問が先ほど短かったので、三分以内の範囲内でもう一回御質問させていただきますが、この……
○永井委員 きょうは御苦労さまでございます。私は、民主党の永井英慈でございます。 内仲参考人の分都というお話を伺いまして、私自身としては非常に参考になったわけでございますが、今お話しの分都を徹底的に進めていくと、ある意味では地方分権、地方への分権ということに行き着くのかなという感じがしているわけです。先ほどのお話の中で、遷都、国会等の移転に関するポイントとして、地方分権とか規制緩和とか行政改革、遷都することによってこういうもののきっかけになるというお話がございましたが、今進められている地方分権が進んでいくと、それも説得力が薄くなるかなというようなお話があったと思うんです。 そこで、参考人の……
○永井委員 民主党の永井英慈でございます。 お三方の参考人には、大変お忙しいところ御苦労さまでございました。同時に、先ほど来お三人の持論を、しかも高邁な都市論を展開していただきまして、大変感銘した次第でございます。 私ごとになって恐縮なんですが、私は一九六〇年代の初めに社会人になりました。言ってみると、その時代というのは、終戦の経済復興をなし遂げて、さあこれから高度成長へテークオフしよう、そんな時期ではなかったかと思うのですが、ちょうどそのころこの新首都建設というのが話題になったことを記憶しているんです。もう四十年近くも前になるでしょうか。 その後、私は、社会人になってから神奈川県の川崎……
○永井委員 民主党の永井英慈と申します。きょうは参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。 きょうのこの質疑に当たって、実は、石原知事並びに黒川さん、それから浅野知事のお話をもっと詳しく聞いておけばよかったなという感じがするのですが、質問通告にはないのですけれども、二十世紀にさようならをして二十一世紀を迎えるという非常に大きな時代の節目であろうと思うのです。私の考えでは、世界も日本も東京も、まさにかつてない激動、激変の時代に突っ込んでいると思うのです。しかもそれが、政治においても、行政においても、経済においても、社会においても、かつて経験したことのないすごい時代だと思っております。 そ……
○永井委員 民主党の永井英慈でございます。 大臣初め関係者に質問をさせていただきたいと思います。 先ほど来の高木委員と二階大臣のやりとりを静かに伺っておりまして、ああ、海洋国日本の国民として大変夢が持てる、大変幸せなことだな、そんな印象を持ちながら伺っておったわけでございます。そして今回の事業団と協会の統合につきましては、この議案につきましてさっと見てみまして、正直言って、私は高木委員とは違うのです。海のない県で生まれ育ち、造船とは全く無縁の陸地で食べ物を動かすような人生を送ってきまして、海運については全くど素人でございますけれども、いや、ちょっと待てよ、TSL、これが実用化されてくると本……
○永井委員 おはようございます。民主党の永井英慈でございます。 先ほど二階大臣もお触れになりました、去る五月三日に、西日本鉄道株式会社のバスがバスジャックされまして犠牲者が出ました。犠牲者に対し心から御冥福をお祈りすると同時に、けがをされた皆さんにもお見舞い申し上げ、一日も早い回復を祈る次第でございます。今後、運輸省におかれましては、こういう悲惨な残酷な事件が起きないように万全の体制をとっていただきますように、まずお願いを申し上げる次第であります。 そこで、議題になっております海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。これは大変専門的な法……
○永井委員 民主党の永井英慈でございます。 両参考人には、お忙しいところ本当に御苦労さまです。 今この答申を手にいたしまして、大変御苦労があったことを痛感いたした次第でございますが、特にこの国会等移転審議会の委員の皆さんの名簿を見せていただきました。言ってみますと、我が国の国会あるいは首都機能についての最も権威ある、あるいは各界のトップリーダーの皆さんが名前を連ねておられます。その会長を務めております森先生、代理を務めておられます石原先生にお伺いしたいと思っております。 とりわけ、その次に、参考資料三のところに開催経過が書いてあります。本当に多岐にわたって我が国の、ある意味では首都機能に……
○永井分科員 私は、神奈川県第十区、川崎市の川崎区、幸区、中原区から選出されております民友連の永井英慈でございます。 地元の仮称新川崎郵便局の新設についての御質問をする前に、今、自見郵政大臣から所管の説明がございました。 伺っておりまして、郵政省の行政分野というのは、国民生活に本当に密着していて、大変な、責任の重い分野であるということを痛感した次第でございます。同時に、マルチメディア時代というようなことで、情報通信の分野の責任もこれまた大きい。とりわけ、この分野が次なる我が国の経済の主流を担っていかざるを得ないというような認識もされておるわけでして、本当に大変なことだと思うんです。 その……
○永井分科員 私は、神奈川県川崎市の川崎区、幸区、中原区の神奈川第十区から選出をされておる永井英慈でございます。この東京湾アクアラインは、まさに私どもにとりましては地元中の地元のビッグプロジェクトでございまして、昨年の十二月十八日、完成式が行われまして、瓦建設大臣も御臨席をいただきました。好天に恵まれてすばらしい式典ができまして、私も一緒にテープカットをさせていただいて、大変感激をした次第でございます。 思いますと、私は昭和五十年に神奈川県の県議会議員になりまして、その翌年あたりからだったと思うのですが、具体的にこの東京湾横断道路建設の話が持ち上がってきまして、それから数えてみますとほぼ二十……
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