このページでは阪上善秀衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○阪上委員 我が国の安全保障政策一般について御質問をいたします。 まず、我が国の有事の想定のあり方についてであります。 防衛庁、自衛隊の有事の想定については、防衛白書などを拝見いたしますと、我が国有事のさまざまな事態について、それぞれの事態に対応する陸海空三自衛隊の行動が挿絵つきで解説しておられるわけであります。しかし、それらを見ましても、時期や場所、相手といった点で具体的なイメージや現実感を感じられないというか、危機感がわいてこないわけであります。 これと比較いたしまして、例えばアメリカなどでは、予想される紛争の相手国や地域、紛争の背景となる諸条件についての具体的な設定を行い、それに沿……
○阪上委員 自由民主党の阪上善秀です。 橋本総理の教育改革を受けて我が自由民主党は教育改革推進会議を設置し、そのもとに制度改革、内容改革、行財政改章の三つのワーキングチームをつくり、二十一世紀に向けて日本の国家社会の中での望ましい教育のあるべき姿について審議を続けておるところでございます。私も、教育内容改革ワーキングチームの一員として積極的に取り組んでおるところであります。教育改革は、ただ単に言葉の遊びに終わらせてはならないのであります。他の行政と違ってすぐに効果の出るものではなく、今日改革されたとしてもあらわれる効果は十年後、二十年後であり、まさに子供や孫のために改革しなければならないので……
○阪上委員 おはようございます。自由民主党の阪上善秀であります。
今回、アメリカ・デンバーに新たに総領事館が設置されます。既にアメリカには十六の総領事館が設置されておりますが、アメリカと我が国との関係や、アメリカの国土の広さ、邦人企業及び邦人の進出の状況から見ても、かなり我が国の総領事館の設置が充実しているのではないかと考えますが、デンバーに総領事館を新設される理由と、総領事館を新たに設置する場合の設置基準についてお伺いをいたします。
【次の発言】 先月、アゼルバイジャンのアリエフ大統領が来日されたときに、橋本総理との会談において、橋本総理は、両国関係の基礎を定着させるため、できるだけ早くア……
○阪上委員 自民党の阪上です。 私は、首都というのは、日本の歴史を見てまいりましたら、天皇陛下のおられる皇居というものを重要視しなければならぬのではないかなと思います。せんだって京都の方にお会いいたしましたら、天皇陛下は江戸にお出かけや、ですから、あれはトウキョウトと読むのではなしにヒガシキョウトと読む、陛下はいずれまた京都にお戻りになるとおっしゃる方が多いのですね。首都移転と陛下がおられる皇居の問題をどのように位置づけられておりまするか。
○阪上委員 おはようございます。自由民主党の阪上善秀でございます。 まず、日ロ関係についてお伺いいたします。 今月十一日、プリマコフ氏の新首相就任が決定し、ロシアの金融経済危機に火に油を注いだ内閣不在といった政治的混乱はとりあえず終止符が打たれました。しかし、この一連の動きの中で、政府側はロシア議会との間で大統領権限の制限などを盛り込んだ政治協定に署名するなど、今後のエリツィン大統領のリーダーシップ低下は必至でございます。一方、首相に就任したプリマコフ氏は、日本通として知られておりますが、十一日にロシア下院本会議で行った演説では、日本との領土問題ではロシアの主権を損なわない形の解決方法を見……
○阪上委員 我が国からの北朝鮮への資金、技術の流出等に関して質問をしてまいりたいと思っております。 昨年の北朝鮮のミサイルはメード・イン・ジャパンだと言われるぐらいであります。数年にわたり北朝鮮は深刻な経済危機にあるとされ、工場稼働率は低下し、食糧生産は乏しく、餓死者の発生すら指摘されてまいりました。国民生活が困窮をきわめていると言われておりますにもかかわらず、兵器生産や輸出、特に昨年八月のミサイル実験に象徴されるように、大量破壊兵器開発に相変わらず傾注しておるのであります。弾道ミサイルなどの大量破壊兵器開発は、我が国にとっても深刻な脅威であります。 我が国は、米韓ともに北朝鮮の大量破壊兵……
○阪上委員 先ほど大臣から趣旨説明がありましたように、ボンからベルリンへの首都移転に伴い、議会及び十の省庁がベルリンに移転し、七つの省庁がボンに残留するということになっております。 我が国として、こうしたボンに残留する政府機関との適切な関係維持を図るとの観点から、在ドイツ日本国大使館の一部を構成する出張駐在官事務所をボンに設置することとしております。 我が国がこのような方針をとるに至った背景には、ボンに残留する省庁との関係について領事機関による対応を認めないというドイツ政府の方針があるわけでありますが、ドイツ政府がこのような方針をとる理由について我が国政府はどのように承知されておるのか、お……
○阪上委員 おはようございます。自由民主党の阪上善秀であります。 まず初めに、私は、阪神・淡路大震災を体験した者の一人として質問をいたしてまいります。 六千人以上もの死者を出すことと相なりましたこの都市型の大震災は、いかに我が国の都市の現状が脆弱であるかということをまざまざと見せつけられたものとして、我々に多大な教訓をもたらしたと思っております。老朽化した木造住宅や狭隘な道路の存在、避難地としての公園の必要性など、さまざまな課題が浮き彫りにされたと私は認識いたしておるのであります。 さて、復旧復興に当たっては、地元公共団体や住民が一丸となって取り組んできたところではございますが、当該地域……
○阪上委員 新ガイドラインの関連法案の質疑に先立ち、先週発生いたしました北朝鮮の工作船の侵入事件について、周辺事態の際、我が国にどういったことが起こり得るかを示したものとして注目しなければならないという観点から、質問をいたしてまいりたいと思います。 日本海における北朝鮮工作船問題についてであります。 昭和六十年四月に、宮崎県で日本漁船に偽装した不審船の領海侵犯事件が起きており、その際にも、我が国周辺海域における海上警備のあり方についてさまざまな問題が提起されたのであります。その際にも、このような不審船が警備の手薄な沿岸に接近してスパイ工作に従事することは十分想定されたことであります。このよ……
○阪上委員 今井、上出参考人には、早朝より御出席をいただきましたことを心より感謝申し上げます。 中国のことわざに三樹の教えというのがあります。一年先を考えるならば種をまけ、十年先を考えるならば木を植えよ、百年先を考えるならば人を育てよという教えであります。これは、一年先の短期の展望、そして十年先の中期の展望、百年先の長期の展望を持てという意味ではないかと私は理解をいたしております。 今日の政治、経済、教育、マスコミ報道等を見ておりますと、目先のことばかりにとらわれ過ぎではないかなと思っておるのであります。戦後五十四年、日本の教育は、人間として一番大切な道徳教育というものを忘れておった、欠如……
○阪上委員 自由民主党の阪上善秀でございます。 本日は、児童虐待問題に関して質疑をさせていただくわけでございますが、私は、児童虐待を、親または親にかわる保護者等によって行われる虐待行為というだけではなしに、子供の健全な成長を妨げるような大人のすべての行為であるととらえて、そういう観点から質問をさせていただきたいと思います。 本題に入る前に、若干政府にただしておきたい点がありますので、そちらから質問をさせていただきます。 まず、警察庁にお伺いしたいのですが、昨今、警察の対応のまずさゆえに事件を大きくしてしまったという報道は目に余るものがございます。新潟の女性監禁事件、埼玉県の桶川市で起こっ……
○阪上分科員 伊藤長官には就任早々御来県をいただきまして、つぶさに現状視察いただき、適切な措置をおとりいただきましたことに、まず心から感謝をいたします。 私の出身地は花の都宝塚、乙女の都宝塚でありまして、あの宝塚歌劇も震災の被害を受けて一年間休演せざるを得なかったという激震を体験した一人として質問をしてまいりたいと思います。 まず初めに、阪神・淡路大震災の被災者に対する公的支援策の拡充についてお伺いをいたします。 阪神・淡路大震災の被災者に対する支援対策については、地元自治体の震災直後の避難所の支援に始まり、仮設住宅の大量建設、そして入居者に対する総合的な支援策、そして住まい復興の総合プ……
○阪上分科員 大規模小売店舗立地法案の関係についてお伺いをいたしてまいりたいと思います。 まず初めに、新しい大規模小売店舗規制の枠組みは、都市計画法の改正による立地規制と、周辺地域の生活環境保持のための新しい制度としての大規模小売店舗立地法の制定の二本柱となっており、大型店の立地配置については都市計画法の改正で対処し、交通渋滞、駐車場問題、ごみ問題、騒音問題等の周辺地域の生活環境の保持については大規模小売店舗立地法で調整するものと聞いております。 ポスト大店法の法制度の枠組みは、大規模小売店舗の規制の目的を、中小小売業の事業活動の機会の適正な確保から周辺地域の生活環境の保持、都市計画の中で……
○阪上分科員 自民党の阪上善秀であります。 まず初めに、科学技術政策についてお伺いをいたします。 グローバルな経済競争が激化する中、我が国の経済状況は、まことに憂慮すべき状態にございます。このような中にあって、天然資源の乏しい我が国において、豊かで潤いのある社会の発展基盤を構築し、希望に満ちた真に豊かな二十一世紀を迎えるためには、何といっても科学技術の振興が重要であり、これに積極的に取り組むことにより、経済構造の改革を実現し、活力と創造性にあふれた社会をつくっていくことが不可欠であると思います。 そこで、お伺いをいたします。有馬大臣は、科学者として見識も高く、将来の我が国を考えたとき、ど……
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