このページでは葉山峻衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○葉山峻君 民主党を代表いたしまして、地方分権及び地方財政計画、地方税法改正案、地方交付税法改正案に関しまして、地方分権を推進する立場から、総理並びに関係大臣に簡潔にして幾つかの質問を申し上げます。 初めに、昨年十二月二十日に出された地方分権推進委員会第一次勧告を総理はどのように受けとめておられるかということであります。 これに先立つ昨年三月、地方分権推進委員会の中間報告が出されました。中間報告は、機関委任事務制度の全廃を明確に提言いたしました。隅々まで国が地方に指揮命令を出せる中央集権的な制度であるこの機関委任事務を廃止することは、地方分権を目指す地方の行政や市町村長らの長い間の悲願であ……
○葉山峻君 民主党を代表いたしまして、衆議院に提出された住民基本台帳法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 政府提出の住民基本台帳法の一部改正案は、住民基本台帳ネットワークシステム導入のための法改正であります。 住民基本台帳ネットワークシステムとは、住民基本台帳を基礎にして、全国民に漏れなく十けたの住民票コードという名の統一番号をつけ、氏名、住所、性別、生年月日の四情報とともにコンピュターに入力して、それを、新たに設置する全国オンラインセンターに専用回線で結んで管理しようとするものであります。同時に、IC仕様のカードを発行して、個々人に持たせ、身分証明書として利用する計画でもあ……
○葉山委員 不動産特定共同事業法の一部を改正する法律案について、幾つかの質問を申し上げたいと思います。
この法律は平成六年七月に制定されました。その趣旨というものは、当時バブルの崩壊によって、いわゆるワンルームマンションとかリゾートに投資した一般投資家がかなり被害を受けたということが背景となってこの法律ができ上がったという、一般投資家保護であったと認識しております。その施行から二年が経過いたしまして今回の法改正が行われるわけでありますが、このねらいはどのようなものであるか、このことについて建設大臣の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 ところで、現在の景気でありますけれども、緩やかな回……
○葉山委員 都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案について若干の質問を行いたいと思います。 ついせんだって、五月の連休を利用いたしまして、私も藤沢に住んでおりまして、藤沢の子供たち百人ほどとジュニアオーケストラでメキシコ移民百年を記念しての文化交流記念公演というのを、黒沼ユリ子さんと一緒にメキシコの諸都市をドボルザークの「新世界」等を公演して回ってまいりました。非常にさわやかなすばらしい交流でよかったと思っておるんでありますが、メキシコとか、あるいは途中ロサンゼルスとか、若干、都市を回りますと、その町並みとかいろいろな都市のことが、私も長らく市長をやっておりまして気になるわけでありま……
○葉山委員 これから一時間有余にわたりまして、大きく言って三つの問題について御質問申し上げたいと思います。 一つは財政計画に関連する諸問題、二番目に今最大の問題となりつつある地方分権に関する問題、そして三番目は、先ほど鰐淵前釧路市長も論議されましたけれども、現在の分権の受け皿問題として大変論議がやかましい市町村の合併問題について御見解を伺いたいというふうに思います。 以下順を追って御質問申し上げます。 一九九七年度の通常収支の不足額は四兆六千五百億円という巨額なものであり、そして地方交付税総額の二七%にも該当しております。ここ数年、通常収支不足が何年も続いておりますけれども、その原因をど……
○葉山委員 第二次勧告に向けていよいよ大詰めを迎えておられまして、諸井委員長初め委員の皆様方には、大変な御苦労を推察いたしますとともに、その御尽力に心から敬意を表します。 ところで、勧告の取りまとめ作業も相当に難儀なものになるのではないかと推測いたします。先ほど諸井委員長のお話でも、事務区分については三割方いっているというお話もありましたけれども、何せ五百六十一ということでありますから、一体、第二次勧告で宿題のすべてを処理することができるのかどうか、私どもがとても気にかかるところでありますが、第二次で最後になるのか、それとも第三次があるのか、その辺の見通しについてまずお尋ねをさせていただきた……
○葉山委員 民主党の葉山であります。 私の住んでおります藤沢市のちょうど北側に米海軍の厚木基地がありまして、夜間離発着訓練、NLPが行われております。神奈川県知事や大和、綾瀬、相模原、横浜の市長、私も近隣の市長として、知事と近隣の市長で、防衛庁、防衛施設庁あるいはまた外務大臣、総理大臣、そしてアメリカ大使に、毎年この厚木基地の夜間離発着訓練をやめてほしいということを強く申し入れして今日に至っております。 そういうこともありまして、その大体九割以上が代替地の硫黄島に移転して行われているわけでありますが、いまだ、厚木でまだ八十回、それから横田三十回、三沢十回というようなNLPが行われていること……
○葉山委員 まず、石油公団に御質問をしたいと思います。 御承知のとおり、石油公団は、石油の需要が急騰した一九六七年に、通産省資源エネルギー庁所管の特殊法人として設立されました。当初の名称は石油開発公団と、開発が入っていたそうでありますが、ともあれ、海外に出かけていって新たな原油を掘り当てようということが目的でつくられた特殊法人であるというふうに理解しております。しかし、その後、七三年、それから七九年と二度にわたるオイルショックを経験する中で、備蓄がやはり必要だということから、名称も石油開発公団から石油公団に改められまして現在に至っている。 つまり、石油公団というのは、一つは海外原油の開発で……
○葉山委員 民主党の葉山峻であります。 財政構造改革法案と地方分権の関係について、まずお尋ねをいたします。 我が国の財政は、平成九年度までに国債発行額が二百五十四兆円を初め、政府借入金、地方債残額、それにいわゆる隠れ借金を合わせますと、国と地方の長期債務残高は五百二十兆円を超え、GDPに占める債務残高の割合は、イタリアを除いて先進国最高の額となっていることは御承知のとおりであります。政府案は、財政再建の目標として、国と地方の財政赤字を二〇〇三年までに名目国内総生産の三%以下にするとしておりますが、地方自治体の財政に国が縛りをかけ、国主導で進めるのはいかがなものか。 言うまでもなく、地方分……
○葉山委員 民主党の葉山であります。 きょうは、谷本知事さん、また細田市長さん、黒澤村長さん、御三方御参考人としてこのお忙しい中を御出席いただき、それぞれの地方自治に関して貴重な御意見、御高説をいただきまして、本当にありがとうございます。また、日ごろそれぞれ県民、市民、村民のために大変な御努力をされておることに対しまして、心から敬意を表する次第であります。 私は、ごく簡単に御質問を申し上げますので、どうか日ごろ思っていることを率直に忌憚のない形でお答えいただければ幸いでございます。 まず、谷本参考人にお尋ねをさせていただきます。 先ほどのお話で、地方分権の推進により財政の健全化を図る、……
○葉山委員 葉山であります。 地方行政についての自治大臣の所信表明に関しまして、幾つかの質問をいたしたいと思います。 まず最初に、地方分権についてであります。 昨年、平成九年の二月十八日の衆議院本会議における私の代表質問に対しまして、橋本総理並びに白川自治大臣は、地方分権推進委員会の勧告にどう思うかということに対しまして、これを最大限に尊重するというふうにお答えになりました。既に推進委員会から四つの勧告が昨年十月までになされておりまして、地方分権はいよいよ議論の段階から実行の段階に入ってきているというふうに思います。言うなれば、明治維新そして戦後の改革に次いで、地方分権の問題というのは、……
○葉山委員 私はこの際、自由民主党、民主党、平和・改革、自由党及び社会民主党・市民連合の五会派を代表し、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について万全を期すべきである。 一 風営適正化法の運用に当たっては、表現の自由、営業の自由等憲法等で保障されている基本的人権を侵害することのないよう慎重に配慮し、いやしくも職権が乱……
○葉山委員 厚木基地における空母キティーホーク艦載機によりますNLPの実施につきまして若干質問させていただきたいと思います。 去る九月十一日、九月十八日から二十四日まで、硫黄島でのNLP訓練通告がありました。天候等の事情によりまして、三沢、横田、厚木、岩国でも実施するといっただし書きのほかに、本土飛行場における夜間訓練については現在検討中という異例の一行がありました。地元はすぐさま抗議や中止要請をいたしましたが、九月十七日になって、二十四日に厚木基地を強行使用すると通告して実施に至ったわけであります。 天候が悪い場合を除いてNLPは硫黄島でやることにするというので国費を、百七十六億円もの巨……
○葉山委員 予算委員会で大臣も大変お疲れのことと思いますが、もうしばらくの間御辛抱をお願いいたします。 まず最初に、地方税法改正、地方交付税法改正、地方特例交付金特別措置法案に関連する地方財政の問題について、幾つか質問をしたいと思います。 私は、昨年三月十日の当委員会で、御承知のとおり、地方財政はまさに危機的な状況にあると指摘させていただいたわけであります。私は神奈川県に住んでおりまして、去年のときも指摘したわけでありますけれども、地方債というまさに借金で借金を返している、地方財政の現状はまさにサラ金地獄のような運営である、こういうふうに指摘させていただいたわけでありまして、神奈川とか私の……
○葉山委員 お疲れのところでありますが、警察法の一部を改正する法律案について幾つかの質問をさせていただきたいと思います。 今回の警察法改正案の背景には、一つには、近年のハイテク犯罪の増加というものがあり、二つ目には、一九九八年五月のバーミンガム・サミットのコミュニケでハイテク犯罪に対処するための法制と法執行機関の体制整備、産業界の協力がうたわれたことと聞いております。それを受けて、警察庁も一九九八年の六月にハイテク犯罪対策重点推進プログラムを策定し、公表をいたしました。 今回の警察法改正は、この推進プログラムに沿ったものということでありましょうか。簡明にお答え願いたいと思います。
○葉山委員 去る四月十三日の、趣旨説明に対する民主党を代表する私の質問において、私は、大づかみに言って六つの問題点を指摘させていただきました。 第一に、住民基本台帳は全国民を網羅するものであり、そのすべてに住民票コードという重複しない番号をつけることは共通番号制度に道を開くことになる。第二に、個人情報保護の不備。第三に、利用範囲の歯どめが不明確である。民間利用への禁止は何の歯どめもない。第四に、膨大な経費がかかる。ネットワークシステムの維持、管理、更新には、自治省が少な目に見積もった試算でも、初期投資四百億円、年間経費二百億円もかかる。行政にとっては便利でも、国民にはほとんど利点がない。費用……
○葉山分科員 私はきょう、この予算委員会の第二分科会で沖縄の問題について質問を始めたいと思います。 私の沖縄とのかかわりの始まりは、思い起こせば一九七二年、本土復帰直後、初めての沖縄県知事選のときでありました。そのとき私は三十八歳、ちょうど藤沢の市長に初当選したばかりで、全国でも一番か二番か若い市長と言われたものでありましたが、つい先日亡くなられました屋良朝苗さんが、琉球政府主席から初の知事選に立候補した、その応援に私は本土の革新市長会を代表して駆けつけたわけであります。 そして、屋良さんと喜屋武真栄さん、この前まで参議院議員、当時は沖縄教職員会の会長さんをされておられましたけれども、三人……
○葉山分科員 葉山であります。 私は、きょう取り上げます厚木基地のすぐ南、海側の方の藤沢市に長らく住んでおりまして、市長時代から、神奈川県知事あるいは大和、綾瀬、相模原、横浜市等の市長さん方と、この厚木基地の騒音公害について、防衛庁あるいは防衛施設庁、外務省、アメリカ大使館等に毎年伺いまして、騒音を解消することを毎年申し入れて、二十二年間努めてきた者の一人であります。 特に冷戦後、この大和の厚木基地というのは、周辺の相模原、横浜、藤沢と周りの人口を合わせますと約百万を超える人口を持つものでございまして、そのど真ん中に軍事基地があって、夜となく昼となくそこで騒音をまき散らしているというような……
○葉山分科員 葉山であります。まず、中山建設大臣に伺いたいと思います。 私の住んでおります神奈川県藤沢市に引地川という二級河川があるわけでありますが、そこで、最高で一リットル当たり八千百ピコグラムのダイオキシンが検出をされました。この数値は環境基準の八千百倍に当たり、川や海などの公共水域では日本での過去最高値と発表されているところでございます。 藤沢に限らず、全国的に河川の汚濁が目立ってきているというふうに思うわけでありますが、川をきれいにすることは、その川が注ぐ海をきれいにすることでもある。そういう意味で、先ほど河川は静脈であるというお話もありましたけれども、川は非常に大切なものであり、……
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