このページでは谷洋一衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(谷洋一君) ただいまの御質問に当たりまして、農林水産省としてのお答えを申し上げたいと思います。 北朝鮮に対する私どもの五十万トンの援助は、あくまでも人道的見地に立った援助だと思っておりまして、そのつもりで我々は対応しております。 しかしながら、先ほど来、外務大臣並びに官房長官からお話ございましたように、国際的な変化、すなわち、北朝鮮と韓国、あるいは北朝鮮とアメリカ、そのほかの国々の変化に伴いまして、我が国もそれに対応することとされたことが内閣として決定されたわけでございます。 米につきましては、国産米を充当し、そして、平成七年並びに八年の米を充当することになっておりますけれど……
○谷国務大臣 私、このたび、第二次森内閣発足に当たりまして、農林水産大臣を拝命いたしました谷洋一でございます。 宮路農林水産委員長を初め委員の各位におかれましては、豊富な経験のもとに積極的な農林水産行政に参画していただき、今後もよろしく御指導、御鞭撻いただきますことをお願い申し上げたいと存じます。 私ども、今の日本の農業、水産、林業の情勢を考えますと、危機的な状況にあるとも思えるほど厳しい段階ではなかろうかと思っております。特に、食料は何といっても自給率が大事でございますが、これが世界的に見ても非常に低落状況にございますし、また水産業にいたしましても、林業にいたしましても、極めて厳しい状況……
○谷国務大臣 このたびの森内閣の成立に当たりまして農林水産大臣を拝命いたしました谷洋一でございます。農林水産委員会の委員の皆さん方の指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。 ただいま御質問がございました点についてお答えしたいと思います。 このたびの雪印問題につきましては、我々、想像を絶すると申しますか、想像できないような事態が発生したわけであります。我が国のトップメーカーと言われるメーカーが、こんなずさんな経営をやっておったのかということに唖然とせざるを得ないような事態でございました。 しかしながら、こういうことを二度と起こさないようにするために、所管の厚生省並びに農林水産省が一体とな……
○谷国務大臣 農林省の立場で島根県の中海問題についてお答えしたいと思います。 この問題は、私が農林水産大臣に着任して以来の動きを見ますと、終始マスコミが全く先行しておりまして、我々十二分なニュースをとることができませんでした。しかし、先月の三十一日に、中国四国農政局の局長が島根県知事とお会いになったという経過を明くる日の一日に私は聞かせていただきました。 要するところ、知事としては、まだ結論は出していない、しかしながら、県議会並びに団体の皆さん方、そして市町村の皆さん方に十二分に話を聞いて結論を出したいと思う、こういうお話であったようでございます。そして、あす夕方に私は、島根県知事の方から……
○谷国務大臣 ただいま御指摘いただきましたように、我が国といたしましては、当然な主張をしておるわけでございますし、これを公開で皆さんにわかるように説明を、今までも何回かしたように思います。そういうことを考えてみますと、アメリカの言い分は、一方的な言い分であるということを私は理解しております。
【次の発言】 我が農林水産省といたしましては、五年とか十年とか長期にわたりまして検討に検討を重ねておるという事例はないと思っております。そういうことでございますので、我々は、着実に公共事業の推進を図るべく全員努力をしておりますので、その方向で今後もやっていきたいと思っております。
○谷国務大臣 ただいま御指摘の問題につきましては、確かに構造改善局の次長等が立候補しておりますことも事実でございます。しかしながら、農民の立場から考えますと、土地改良事業の推進、あるいは現在でいえば中山間地域の推進等々、集落排水の問題等、そういうことを漁村、農村にきめ細やかに徹底しようと思いましたら、業界の代表というのを出したいという農民の強い意思もございまして、そういうところの盛り上がりが今御指摘のようなことになっておるかと思います。 私は、単なる農林水産省の官僚の代表が出るということでなくて、農民の代表という意味も非常に強く団体の方から指摘されておるわけでございます。そういう点も御勘案い……
○谷国務大臣 お答えいたします。 ただいま問題の島根県の中海問題につきましては、マスコミが先行いたしまして、私ども農林水産省といたしましては、七月の三十一日に島根県知事が中国四国農政局長をお訪ねになりまして、お話を伺ったのが当初の話でございます。 そういうことで、私は、一昨日の朝、中国四国農政局長からそのときのいきさつをお聞きしたわけでございますが、知事自身は、凍結という言葉は一切使われなかったそうでございます。そして、これは既定どおりやっていただきたいという気持ちには変わりないけれども、農業情勢等々が大変変化してきておるので、これを今やるということは非常に難しい段階になったと。そこで、島……
○谷国務大臣 このたび、農地法の一部改正について提案をさせていただきます。 昨年、新しい農業基本法をつくりまして、活力のある農村を育てたい、そして、農村地域の活性化を図りたいという念願に燃えておるわけでございますが、その手段として農業生産法人をつくることが大変大切だと思っております。これらの問題につきましての改正でございまして、よろしくお願い申し上げたいと思います。 詳細につきましては、総括政務次官の方から御説明申し上げます。 慎重に御審議賜りまして、早期に御可決あらんことをお願い申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○谷国務大臣 ただいま御指摘がございましたように、確かに経営規模を拡大することは農家の皆さん方に夢と希望を与えることになると思いますし、そういう方向に行きたい、そういう方向に行かなきゃならないと思っております。 そのためには、専業農家の育成ということも大事でございますが、我が国のように変化の激しい農村、山村におきましては、一律に物を考えることは難しいということもございますので、中山間地域のような集約的な農業ができないところは、所有権は自分が持っておっても、いわゆる耕作権を移譲するというふうなことをして、できるだけ専業農家をふやしていくことが必要じゃなかろうか。そして、今専業農家をふやすことに……
○谷国務大臣 今のお話でございますが、先ほどの構造改善局長のお話も、私の聞いております聞き方からいいますと、戦前の農地というのは地主制度があり、その下で小作をしておられた、年貢と称した小作料金が余りにも高かったところに原因があって、戦後の農地解放の制度があった。ところが、小作料という表現はいまだに戦前も戦後も言葉は変わっておりませんけれども、その言葉の意味は全く変わった様子になっておる。そして、耕作者主義という言葉にもありますように、その耕作者の支払う小作料は、今回、水田の場合、米でも支払えるということになっておりますが、戦前のそういう体系と今とは全く変わってきておるということでございますから……
○谷国務大臣 大変難しい質問だと思うのですが、評論家的な表現もできかねますし、また、私の立場で、そういう評論家的な視野から説明申し上げるのはいかぬと思っております。 そこで、両陣営のどちらがお勝ちになりましても、個人的な見解ですが、対日政策には大きな変化はなかろうと私は思っております。しかし、そういいながらも、政策の変化は、両陣営における変化は多少はあるのではなかろうか、こう考えております。けれども、我々農林水産省におきましては、WTOの関係についての考え方がどうだろうと思うのですが、報道機関が選挙期間中に報じておるところを考えますと、さほどの大きな変化はないような気もいたします。 しかし……
○谷国務大臣 家畜伝染病予防法の一部改正につきましてお願い申し上げたいと思います。 この法案は、今春の宮崎並びに北海道に発生いたしました口蹄疫に関する病気につきまして、国並びに県、市町村、団体等、結束してこれに当たり、非常な評価を得まして、早期に解決することができました。 しかしながら、九十二年ぶりに発生した本病でございますので、いろいろと反省するところ多々ございます。その意味におきまして、家畜の防疫対策についての強化をすること、あるいは輸入商品、輸入のわら等々の問題についての防疫対策を強化すること等々の問題につきまして、お諮りしたいと思います。 内容につきましては、政務次官の方から説明……
○谷国務大臣 ただいまお話がございましたように、木材のセーフガード発令につきましては、昨日、農林水産省の部内の調整をすべていたしまして、本日、大蔵大臣並びに通産大臣に書類で通告することにしております。発動をいたします。
【次の発言】 ただいま松下議員の方から事細かにお話が出ましたが、確かに、七年前にウルグアイ・ラウンドの交渉におきまして日本が約束したとおり忠実に実行してまいりました。
しかしながら、今日本の現状を踏まえてみますと、農業は厳しい段階を迎えております。これほど厳しい状態を迎えておる日本の農業にとりましては、今度の二十一世紀に向かって、WTOがそれぞれの各国に対しまして、二十一世紀……
○谷国務大臣 お答え申し上げます。 ただいま農業の問題が第一次産業の中で一番厳しいというお話でございますが、おっしゃいますとおりに、農業、水産業はともに大変苦しい立場に追い込まれております。しかしまた、林業はもっと厳しいんじゃなかろうかと思っておりまして、閉塞状態にあると言っても過言でない状態だと思います。 そういうことを考えてみますと、少なくとも我々人類が食べなければならない食糧ということから考えますと、何といっても農業問題、水産問題等々を考えなければならぬと思うのですが、今御指摘のとおりに、世界の飢餓の人口というのは八億五千万あると言われておりますものの、それがこのWTOで従前、公平に……
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