このページでは鮫島宗明衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○鮫島宗明君 民主党の鮫島宗明です。 私は、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び民主党・無所属クラブの四会派を代表して、ただいま議題となりました武部農林水産大臣不信任決議案につき、提案の趣旨を御説明いたします。(拍手) まず、決議案の案文を朗読いたします。 本院は、農林水産大臣武部勤君を信任せず。 右決議する。 以上であります。 先週、アフガニスタン復興支援会議への一部NGO参加拒否問題で政府内が混乱し、田中外務大臣、野上事務次官、鈴木議院運営委員長の三名が職を解かれました。また、雪印食品の吉田社長は、一月二十九日、牛肉偽装工作の責任をとって辞任いたしました。しかし、こ……
○鮫島宗明君 民主党の鮫島宗明です。 ただいま議題となりました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、民主党・無所属クラブを代表して質問させていただきます。(拍手) この衆議院本会議場の容積は一万一千立方メートル、傍聴席を含めて約八百人の人間が、呼吸による炭酸ガスを排出し続けていますから、多分、現在の議場の炭酸ガス濃度は、換気の状態にもよりますが、外気の約一・五倍、五五〇ppm程度と見積もってよいと思います。この濃度は、京都議定書参加国間で二一〇〇年の目標としている大気炭酸ガス濃度とほぼ同じレベルですから、私たちは、現在、百年後の大気環境のもとで地球温暖化対策の……
○鮫島委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、北村直人君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明でございます。 ことしの三月、アメリカの貨物船ワンヘという船がPCBの詰まった十四個のコンテナを積んで、そのPCBの詰まった十四個のコンテナは相模原にあるアメリカ陸軍の相模総合補給廠から運び出されたものですけれども、焼却処分するためにカナダのバンクーバー港に向かったものの、カナダ政府に有害物質と認定されて陸揚げを拒否され、さらに次の寄港地アメリカ・シアトル港でも、港湾労働者の反対に遭って陸揚げできず、太平洋を行きつ戻りつした後、結局、出港地の横浜港に四月の下旬に戻ってきた。十四個のコンテナに詰まった約百トンのPCB廃棄物は、その夜のうちに港内のノースドッグ米軍施設……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明と申します。
川口大臣には初めての質問になりますけれども、今の山田議員と一部質問がダブるかもしれませんけれども、COP6の問題を中心にして質問させていただきたいと思います。
いろいろなところに出ていますけれども、推進大綱で出されている日本の六%削減の内訳、これは数字も含めて、長官はハーグにいらっしゃるのでしょうけれども、世界に向けてこの数字の内訳を含めて発表なさる御予定でしょうか。
【次の発言】 そうすると、今言われている、国内努力で〇・五%、吸収源で三・七%、残りが京都メカニズムで一・八%という数字は、あくまでも国内で語られている数字であって、世界に向けてこう……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。 環境庁が環境省に充実することによって長官から大臣への御昇格、おめでとうございます。 先ほど地球環境問題の質問を前の委員がしておりましたけれども、これは別に質問じゃなくてひとり言として聞いていただければいいのですけれども、森林を余り吸収源として当てにすることは、お考えを変えた方がいいのじゃないか。今、内外でも森に対する信頼がかなり下がっていまして、森を当てにするのはやめようという考えが一般化していますので、ひとつ大臣も余り森を当てにしないようにというふうに思います。 きょう私、持ち時間四十分の中でかなり大きな課題を二つやらなければいけなくて、まずカネミ油症の……
○鮫島委員 一部山田委員の質問とダブるかもしれませんが、ニューヨーク市立大学に霍見芳浩さんという日本人のプロフェッサーがおりまして、彼のゼミにいた学生で際立って能力のない学生がいた、それが今のブッシュ大統領だということをこの前、霍見先生がおっしゃっていました。
そのブッシュさんがわがままを言って各国が困っていると思いますけれども、質問の重複は避けますけれども、日本としては、二〇〇二年までに京都議定書の批准を行うという基本方針にはお変わりはないのでしょうか。
【次の発言】 場合によったら、アメリカが今のブッシュさんの態度では間に合わないかもしれない、そういう非常に難しい局面に来た場合に、日本が……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。
初めに、議論に入る前にちょっと確認しておきたいのですけれども、COP6の再開会議までの間の大臣の御日程に関して、先ほど、来週ヨーロッパに行かれるというお話でしたけれども、再開会議までに何回ぐらい国際的な場面での交渉のチャンスがあるのでしょうか。スケジュールを教えていただければと思います。
【次の発言】 直近ではっきりしているというのは、来週ヨーロッパに行かれて、環境政策を担当している重鎮の方々と会われて、その会談の結果を総理に伝えるというのが一応直近のスケジュールでしょうか。
【次の発言】 もう一つ、今日本の政府あるいは環境省がこの地球温暖化対策についてどんな……
○鮫島委員 ただいま、前のお二人の民主党の委員から、年金法の改正についてさまざまな問題点が出されましたが、政府案では、この年金制度の変更によって国民負担の総額が幾らになるというふうに見積もられているのか、政策負担分と支給額分を含めてお幾らになるというふうに見積もっておられるでしょうか。
【次の発言】 百四十四億、単純に六十年間かかるとすれば、それだけで八千六百四十億という巨額になるわけですけれども、国民にそれだけの負担を強いる場合に、国民の側から見れば、農業者年金基金が、ポートフォリオを駆使して、それだけの投資実績を上げるだけのすぐれたファンドマネジャーを一体抱えているのかどうかというのは、国……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 私の友人で、弘前大学の理学部に澤田信一さんという方がいるんですけれども、ジャパン・ブナ・フェスティバルというのを十一年前から始めて、ちょうどことしで十回目が終わって、一応ことしで一段落ついたので、実行委員会としては所期の目的は達したので一応これで締めるということでしたけれども、白神山地のブナに、幾つかのイベントの目玉がありますけれども、一番大きいのが、都会の人たちが白神山地を訪れて、ブナ林の手入れをして苗木を植える、ブナの里親になるという里親制度というのがこのフェスティバルの一つの眼目でした。 それからもう一つの眼目は、そういうお祭りですから、夜、開けた……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。 初めに、直接関係ないとお思いかもしれませんが、今世間が狂牛病の騒ぎで大変大騒ぎになっています。狂牛病がなぜこんな騒ぎになったのかといいますと、羊のスクレーピーは二百年ほど前から知られていて、別にこれは羊にとってある種普通の病気で、特段のことはなかったわけですけれども、それが一九八九年に突然種の壁を越えて牛にうつり、そしてまたさらにその種の壁を越えて、ネコ科の動物、カモシカのたぐい、そして人間にまで異常プリオンが感染したということからこういう大騒ぎになったと思います。 現代病と言われる新しい病気が、こういうふうに種の壁を越えて野生生物なんかからうつってくるとい……
○鮫島委員 三十分の持ち時間の中で質問をさせていただきます。大分空腹になってきているので、早く終われば早く終えたいと思います。 狂牛病関連で畜産関係の廃棄物に関する質問が二問と、PCBの処理に関する質問が二問と、後半でCOP7関係の質問を数問させていただきたいと思います。ですから、前半の狂牛病関連で畜産廃棄物の処理、それからPCBの処理の問題については政府参考人の方からの御答弁をいただくことになると思いますが、背景説明は結構ですので、ぜひ私の質問に端的にお答えいただきたいと思います。 御承知のように、狂牛病対策で厚生労働省が、屠殺場に運び込まれるすべての牛については、危険四部位を除去して、……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 三月二十八日にこの委員会で私、質問に立ったときに、WTO体制という新しい体制のもとではさまざまな食材が瞬時に世界を飛び交う、そういう体制にどうも日本の食品安全行政が対応できていないのではないか、あるいは農林水産行政の国際化という意味で不十分なのではないかということを指摘させていただきました。そのときから、東からは問題になったトウモロコシのスターリンクという品種、あるいは西からは口蹄疫、プリオンが日本上陸をねらっていますよ、よほど気をつけないと大変なことになるということを私は指摘させていただきました。 この委員会にお集まりの先生方、皆さん、日本の農業が大変……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 狂牛病問題に絞って集中的に質問したいと思いますが、時間が限られていますので、お願いですけれども、大臣並びに政府参考人の方々、簡潔にお答えをいただきたい。前回の委員会の議事録を見ましたら、大臣は随分所信表明的発言が多くて、十分ぐらい時間をとられた感じがありますし、政府参考人の方は、我々がとうに知っていることをとうとうと背景説明的になさって、ここでもやはり十分ぐらい時間がとられているということがありますので、ひとつ、質問そのものに簡潔にお答えいただきたいと思います。委員長の許可を得て、一枚だけ、貿易統計の表を全員に配らせていただきます。 初めに、厚生労働省に……
○鮫島委員長代理 時間です。
【次の発言】 次に、井上義久君。
【次の発言】 次に、高橋嘉信君。
○鮫島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、牛海綿状脳症の発生に伴う緊急措置等に関する件の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 牛海綿状脳症の発生に伴う緊急措置等に関する件(案) 本年九月、我が国で初の牛海綿状脳症感染牛が発見されて以来、今日までに三頭を数え、この先、さらに増加のおそれがある。感染牛の発生は畜産農家、関係事業者に深刻な被害をもたらしているのみならず、国民の食生活にも重大な不安を与えている。 感染経路は未だ特定されていないものの、牛海綿状脳症の感染源とされる汚染肉骨粉が海外……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明でございます。 ことしも波乱の幕あけとなりまして、狂牛病の問題に限らず、諫早湾の問題でも今現場では大変大きな混乱が起こっていると承知しておりますけれども、諫早湾の問題についても、私もアセスメントの資料を見させていただきましたけれども、各種の専門家会議のアセスメント、いずれも、干拓工事をやっても、貝類あるいはノリその他の海産物について、少なくとも潮受け堤防の外では大きな影響は出ないという結論が全部出ていたと思いますが、実際工事をやって締め切ってみたら、タイラギは全滅しちゃうし、ノリについても予想をはるかに上回る被害が出ている。一体そういうアセスメントをやった専門家た……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうから一斉にいろいろな委員会が開かれていて、分館の広い委員会室はほかの委員会が使っていて、どうも狭いところに追いやられたのが文部科学省と環境省関係の二つの委員会。これはやはり、この二つの省が相対的に力が弱いということを物語っているんじゃないかと思いますが、委員長さんはもうちょっと頑張って、環境のいい部屋をとることはできなかったんでしょうか。次回から環境のいい部屋を用意していただきたいと思います。傍聴の方々もきょうは大分多いので、御不自由しておられるようなので、一言言っておきます。 ちょっと私、全体の流れを尊重するために通告と順番が変わりますが、では初……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明と申します。 私は、東京が選挙区なものですから、余り日ごろ野生生物と触れ合う機会がない。そういう意味では、特にきょうの小熊さんの話はめったに聞けない話だものですから、大変興味深く聞かせていただきました。 また、四人の先生方、それぞれ数十年のフィールドワークを初めとして多くの御見識をお持ちながら、わずか十五分ずつという時間で、なかなか十分な御意見をお伺いすることができなかったことを代表しておわびいたしますが、限られた時間ですので、幾つかのポイントだけお伺いいたします。 最初に、羽山先生、非常にはっきりと八十条は削除すべきだということをおっしゃいましたが、八十条は……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうは一般質疑ということなので、ふだん質問したくてもちょっとできないようなテーマを幾つか質問したいと思います。 食品リサイクル法について、それから自動車のNOx・PM法について、もし時間があれば、最近新聞で話題になっています、カザフスタンでのCO2の排出権を初めて正式に契約してとりましたというニュースがありますが、この三点について質問したいと思います。 最初に食品リサイクル法関連で質問したいと思いますが、容器包装リサイクル法から始まって家電リサイクル法、建設廃材のリサイクル、つい先ごろ自動車リサイクル法が成立して、ほぼリサイクル法の体系が整いつつあり……
○鮫島委員 山田議員に引き続いて、ほぼ同じ立場から、自動車のユーザーの立場から幾つか質問させていただきたいと思います。 民主党にとって一番大事な政治理念は、権限と財源を官から民へ、中央から地方へというのが民主党の立党の精神になっていますが、なるべくお金が余り官の方に偏らずに、民の方に行くことが景気の回復につながるという考え方です。 きょうは、政府参考人の方々、大体おそろいだと思いますが、みんなヒアリングの段階で、局長じゃないといけませんでしょうかとか随分気にしますが、私は、別に立場はどういうポジションでも構いませんと。局の次長さんでもいいし、課長さんでもいいし、係長さんでも結構です、しかし……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうは、主にダニの問題について質問させていただきます。いろいろなダニがありますが、主に室内のダニについて質問させていただきます。 今度の建築基準法の一部を改正する法律案でシックハウス対策が初めて織り込まれたということで大変大きな注目を浴びていますが、シックハウスとかシックハウス症候群とかというのは、割合新しい言葉で、人によって随分とらえ方が違うような気がするんですが、この法律の改正案を見る限り大変狭い概念でとらえているような気がします。 厚生労働省の方にお伺いしますけれども、シックハウスとかシックハウス症候群の定義というのは、厚生労働省の方ではどうな……
○鮫島委員 鮫島宗明です。 二週間ほど前に、東京の杉並区に、首都圏で初めて小学校の校庭をきれいに芝生にしましたという和泉小学校というのがあって、杉並区の方でバスを仕立ててくれたものですから、超党派の校庭緑化推進議員連盟で見学に行かせていただきました。多分、大臣の選挙区だと思います。 ところが、霞が関に入った途端に渋滞しまして、杉並まで行くのに随分かかってしまったんですが、きょうは東京にちょっと焦点を当てて、首都高にまつわる問題について質問をさせていただきたいと思います。 少し外側の方から質問させていただきますけれども、最近、ETC、エレクトロニック・トール・コレクション、日本語では有料道……
○鮫島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、平成十四年度畜産物価格等に関する件の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 平成十四年度畜産物価格等に関する件(案) 牛海綿状脳症(BSE)の発生は、畜産・酪農経営、関係事業者から消費者に至るまで多大な影響を及ぼしている。加えて、牛肉の偽装表示事件に端を発する食品の不正表示問題は、食と農政に対する消費者の信頼を損なわせており、我が国畜産・酪農を取り巻く情勢は極めて厳しいものがある。 よって政府は、平成十四年度畜産物価格等の決定に当たっては、左記事……
○鮫島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び社会民主党・市民連合を代表して、農業経営の改善に必要な資金の融通の円滑化のための農業近代化資金助成法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 農業経営の改善に必要な資金の融通の円滑化のための農業近代化資金助成法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 農業を取り巻く事情が大きく変化する中で、農業経営に関連する諸施策を抜本的に見直し、その強力な推進を図ることが重要な課題となっている。 よって政府は、本法の施行に当たり、左記事項の実現に努め、制度……
○鮫島委員 今の質問の続きで言いますと、要するに六団体に利ざやは稼がせないということはお約束していただけますか。
【次の発言】 BSEの問題に入りたいと思います。
四頭目が五月十三日、発生確認されて、えさの調査をずっと行ったところ、先ほど局長もおっしゃっていましたけれども、具体的に言った方がいいのじゃないかと思いますが、株式会社科学飼料研究所高崎工場でできた乳牛子牛用の代用乳、ミルフードAスーパー、これが患畜四頭に共通に使われていたことが確認された。それ以外には今共通に与えられたものはないと思います。
そうしますと、これは四頭共通というとかなり確率的にクロの可能性が高くなっていると思います……
○鮫島委員 昨年の八月に我が国でBSEが発生してから九カ月近くたっているわけですけれども、何とかここに来てBSE対策の特別措置法案の成立間近という状況になったことは、我々野党議員の功績も大きいとは思いますが、農商務省が始まってから百二十年の歴史の中でも特筆すべき大事件だったんではないかと。 こういう大事件に対して九カ月という時間はたちましたが、特別措置法案の成立にこぎつけるに至ったことは、我が党の国対からは怒られるかもしれませんが、やはり農林水産大臣に武部勤氏がいらして、副大臣に遠藤武彦氏がいた、人を得て今日のような状況にこぎつけたということは、私は、農林水産大臣の不信任決議案の提案理由を述……
○鮫島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 漁業災害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 資源状態の悪化等厳しい漁業情勢の下で、漁業災害補償制度は、事業収支の悪化、加入の伸び悩み等の多くの課題を抱えている。 よって政府は、漁業経営の安定等のため本制度が果たすべき役割について引き続き検討を深めるとともに、本法の施行に当たっては、左記事項の実現に努め、本制度の健全かつ円滑な運営が確保さ……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明でございます。
大臣に対しては初めての質問になりますが、ひとつよろしくお願いします。
最初から乱暴で恐縮なんですが、予定に入っていなかったんですが、けさ部屋にいましたら、環境省の方が「東京大気汚染公害訴訟について」という一枚紙を持ってきまして、十月二十九日に判決があった東京大気汚染公害訴訟について、「関係省庁で協議の上、国として控訴することとなりました。」というのが入っているんですが、これはなぜ控訴することになったんでしょうか。これは通告にないんですが、そちらから投げられたものですから。
【次の発言】 三権分立の建前からいっても、ぜひ司法の判断も尊重していただき……
○鮫島委員 石原行革大臣には、連日長時間、大変御苦労さまでございます。 多くの委員が随分天下りのことを言っているようですが、何となくピント外れかなという印象を持っています。六十五歳までみんな働かないと食っていけませんから、五十ぐらいで役所をやめた後、仕事をしなくちゃいけないのは当たり前で、別に、そういう意味では、第二、第三の職場につくことは何も悪いことではない。むしろ、それを禁止しちゃっていいのかという気がします。 国民の批判は別にそういうことにあるわけじゃなくて、法外な退職金がおかしいんじゃないかと、掛ける月数みたいな。だから、そこさえ直せば、別に、専門的な能力、知識を生かした第二の人生……
○鮫島委員 何となく緊張感のない委員会ですが、定足数は足りているのでしょうか。
【次の発言】 民主党の鮫島宗明ですが、特区法案、主に農業分野についてきょうは質問させていただきます。ただ、正直に申し上げて、我が民主党の農林部会で検討いたしましたが、こんなもの意味ないなというのが結論です。ですから、そういう調子になりますが、お許しください。
そもそも、農業関係に限らず、さまざまな開発困難地域とか問題地域については既にさまざまな特例がとられていて、重立ったものだけでも、離島振興法とか沖縄振興開発特別措置法とか奄美群島振興開発特別措置法、豪雪地帯特別措置法、山村振興法、半島振興法、それからこれは特区……
○鮫島委員 ただいま議題となりました農水産業協同組合貯金保険法及び農水産業協同組合の再生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 小泉総理は、これまで、我が国の金融システムは健全であり、ペイオフは予定どおり実施すると明言しながら、一転して、ペイオフ凍結の二年延長を決定しました。本来、ペイオフの実施は、小泉内閣の進める構造改革の重要な政策であったはずであり、今回の政策転換については、いまだに明確な説明がなされておらず、政権運営のあり方に強い懸念を抱かざるを得ません。小泉総理は、たびたび大胆かつ柔軟な方針をスローガンにしてお……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。
前に武部農林水産大臣が、BSE問題の発生を大きな反省として、これまでの農林水産行政がどうも生産者に軸足を置き過ぎていた、これからは消費者に軸足を移さなければいけないというふうに武部大臣が反省を込めておっしゃっておられましたけれども、大島大臣も基本的には同じ姿勢というふうに考えてよろしいのでしょうか。
【次の発言】 御承知かと思いますが、私の選挙区は東京十区というところで池袋を中心にする繁華街ですから、農地はほとんどないし、農業者も練馬の端っこにちょっといるだけで、まず一〇〇%近く消費者を背負っているものですから、きょうはその立場からお伺いしたいと思います。……
○鮫島委員 持ち時間が二十分ですので、計数にかかわることは参考人の方々の御答弁を私は認めましたが、一般的に非常に参考人の方々は答弁が長くなりがちなので、的確にお答えいただきたいと思います。 大臣の所信表明の最初に、まず、人類の存続にかかわる重大な課題である地球温暖化対策に取り組みますという決意表明が所信に高らかにうたわれている。一方で、今、平成十四年三月十九日の地球温暖化対策推進大綱には、私はきょう、原子力と地球温暖化の関係で聞こうと思いますが、「今後、二〇一〇年度までの間に原子力発電電力量を二〇〇〇年度と比較して約三割増加することを目指した原子力発電所の新増設が必要である。」というのは、こ……
○鮫島委員 私は、政府参考人から答弁を受けることについては割合寛大なタイプなんですが、時々長い方がいるので、お一人二分以内にしていただきたいと思います。今の政務官の答弁も随分長かったような気がします。 初めに、ちょっと本題に入る前に一つだけ。 食品リサイクルに関して、今、再商品化の対象が、肥料、飼料、油脂及び油脂製品、メタンという四品目に制限されているんですが、しかも、再商品化の対象品目は環境、農水両省の協議により政令で定めるというふうになっていますが、実際、今、食品産業の業者の方から言わせると、えさとして供給するのはなかなか怖いと。おまえのところのえさを食ったら肉質が落ちたとか言われるし……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 今国会もいよいよ会期末がだんだん近づいてきましたが、ずっとこの委員会に出ていて、これまで質疑時間が二十五時間あったというふうに認識していますが、率直に言って、私ども、この環境委員会が余りおもしろくない。なぜおもしろくないのかと思ったら、質疑時間のうちの約半分近く、四割ぐらいが廃棄物の処理、特に産廃の処理関係の法案審議に四割ぐらいの時間がとられていて、何となく本来の環境行政じゃないんじゃないかと。 産業廃棄物の処理は、本来それぞれの産業省庁が廃棄物処理まで考えて取り組むべきで、動脈産業と静脈産業が一体となるのが環(わ)の国ではないかと思いますが、後始末だけ……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明と申します。四人の参考人の方々には、お忙しい中をお越しいただいて、ありがとうございます。また、貴重な御意見を聞かせていただいて、ありがとうございました。岩槻先生も、時間内にお越しをいただいて、ありがとうございます。 私は、主に農業の分野、開放系利用の分野についてお伺いしたいと思います。 政治の立場からいいますと、きょうもこういう場でのやりとり、若干むなしいものがあるんです。とにかくアメリカが一切、最初からカルタヘナ条約には入らない、十年前の生物多様性条約も後ろ向き、地球温暖化防止条約にも入りません。大体、世界じゅうの遺伝子組み換え作物の四分の三近くが作付けられて……
○鮫島委員 参考人はみんなそろっているのかな。厚生労働省からは、どなたもいないんでしたか。厚労省はいないんだな。環境省の岩尾自然環境局長さんはおられるんだな。
質問に入る前に、日本では決してSARSははやらないから心配するなという説があるんです。なぜかというと、日本の水道水の残留塩素濃度が割合高くて、コロナウイルスは物すごく塩素に弱いから、日本の水道水で手を洗ってうがいをしていれば、絶対SARSははやらないという話がありますが、聞いていますか、局長さん。
【次の発言】 ふだんから私たちは、日本の水はまずい、もうちょっと都会の水をおいしくしてくれと言っているんですが、今回の場合だけは、残留塩素……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 私も牛肉の特別セーフガード関連の質問をさせていただきますが、一部、既に今上田委員が質問をしたこともありますので、なるべく重複を避けながらしたいと思います。 BSEの発生で、一時は国産の牛肉は二三%まで消費が落ち込んだ。それから、輸入の肉については六割ぐらいまで落ち込んで、これは大変なことだと大騒ぎになったわけですが、徐々に市況は回復して、現在、輸入肉も八割水準まで来ていますし、国産の牛肉は九五%、ほぼ平年並みにまで戻っていると思います。そういう戻りつつある中で、幾ら権利とはいえ、特別セーフガードを発動するのは少しおかしいんじゃないかという立場で質問させて……
○鮫島委員 民主党の鮫島です。 おとといに続いて質問させていただきますが、私は、政府参考人が答弁することに対してはかなり寛大な方なんですが、二分以内にしてくださいという注文を出させていただきます。二分以内というのは、必ずしも二分かけろという意味ではないので、よく答弁で、延々と背景説明をやって、したがいましてただいま委員の御指摘の件については私どももそのようなものだと考えておりますというようなのが一番多いのだけれども、そういうのについては、そのとおりでございますと答えれば、それでいいわけですから、ひとつ簡便な答弁をお願いしたいと思います。 初めに、一般論で大臣にお伺いしたいのですが、通告もし……
○鮫島委員長代理 次に、中林よし子君。
○鮫島委員 民主党の鮫島です。大臣には初めての質問になります。 先週、衆議院を代表して、自民党の谷津先生、金田先生、それから自由党の山田先生と私の四人でアメリカ、カナダに、WTOの問題でディスカッションをしに行ってまいりました。やはり、そこで感じたのは、関税の数字のことだけでやりとりしても余りらちが明かなくて、むしろ文化論に引きずり込んだ方がいいなという印象を受けました。 例えば、日本は大変多様な食文化を持っていて、日本の主婦はすごいと言われますが、中華料理から日本料理から西洋料理から、日本は一人の主婦が全部こなす。恐らく、食材に使っている野菜の種類も、肉、魚の種類を含めると、世界で一、二……
○鮫島委員 ちょっと楢崎さんの質問の続きを一問だけさせていただきます。 須賀田局長にお伺いしたいんですけれども、問題となっている代用乳のミルフードAスーパー、一九九六年前後につくられていたものの販売先、その販売先のルートに沿って、それを給与された牛の群の追跡調査というのはやっているんでしょうか。 例えば、死亡廃用牛の比率がえらく高いとか、そういうおかしな数字が出てくる可能性もあるんじゃないか。あるいは、まだ現在七歳とか八歳でいる牛について、もう一度丁寧な目視検査をするとか、ミルフードAスーパーを一九九六年四月前後に与えられた牛の群については準疑似患畜的な見方が必要じゃないかと思いますが、そ……
○鮫島委員 きょうは農林水産省設置法の一部を改正する法律案を中心に質問させていただきますが、設置法の改正ですから、リスク管理業務が今度の設置法の改正によって十分担保されるのかどうかという視点でお伺いさせていただきますので、かなり分野が広範にわたりますが、お許しいただきたいと思います。 本題に入る前に、須賀田生産局長にお願いというかお伺いしたいんですが、きのうの社民党とのやりとりの中で、農薬の中で特定農薬というジャンルを新たに決めます、そういうふうに法律技術的に名前としては特定農薬という言葉を使わざるを得ないけれども、世間の皆様方が特定防除資材という名前でこの特定農薬を表現することは構わないと……
○鮫島委員 法案審議が大変詰まって忙しいもので、なかなか一般質疑の時間がないんですが、農林関係、いろいろな事件が頻発しているものですから、冒頭ちょっとその関係のことだけ触れさせていただきます。 カナダでついにBSEが発生しました。それで、きのうから、厚生労働省は食品衛生法に基づいて禁輸措置を発動した、農林水産省も家畜伝染病予防法に基づいてカナダからの牛肉の輸入の停止措置を発動したということがニュースで流れております。一月三十一日に屠畜されたカナダの肉用の雌牛八歳が肺炎の疑いだったという話ですが、それがBSEと確定したのが五月二十日、三カ月と二十日、約四カ月かかっているわけです、なぜこんなにか……
○鮫島委員長代理 次に、高橋嘉信君。
○鮫島議員 日本農業新聞を初めさまざまなマスコミが消費者の意向調査というのをたびたびやっていますが、非常に共通してあらわれる結果は、顔の見える農産物、国産の農産物を適正な価格で供給してほしいというのが大変多くの消費者が望んでいること。それからもう一つ顕著なのが、遺伝子組み換えのものは食べたくないというのがはっきりしています。それから、おいしい水を供給できるような水源地は保持してほしい、農村の美しい景観を保持してほしいというのは消費者の意向であります。あと、いざというときのための備えもしっかりしておいてほしいというのは共通で出てくる反応です。 ただ、今、金田委員がおっしゃったように、ある種の不……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 きょうは、宮田参考人、飯塚参考人、植村参考人、お越しいただいてありがとうございます。私、東京の出身なものですから、個別事情を離れて、客観的な立場でお伺いしたいと思います。 朝からお話を聞いていると、二つのことが大体まざってやりとりされている。 一つは何かというと、今の体制の中で、十年前に決まった現在のWTOの体制の中でもいかに大変かというお話がそれぞれ三分野であって、ただでさえ大変なのに、さらに新ラウンドでおかしなことになったらもうやっていけないよ、弱り目にたたり目みたいな話なんだろうと思います。ですから、最初の前半の、今でさえ大変ですと。これは、いろ……
○鮫島委員 重複を避けるために、ちょっと通告と変わるかもしれませんが、お許しいただきたいと思います。
初めに、厚生労働大臣に、狂牛病という名前じゃなくてどういう名前がいいとおっしゃったんでしたっけ。もう一度お願いします。
【次の発言】 大体そういうことを言っているからだめなんだと私は思うのですね。牛海綿状脳症という名前は家畜の病名でして、厚生労働大臣は、新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病と言わないといけないんですよ。そういう所轄自身が大体おかしくなっている。例えば、順天堂の北病棟に牛海綿状脳症の患者がいるなどという日本語はないわけでして、厚生労働大臣は新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病、農水……
○鮫島委員 民主党の鮫島宗明です。 私は、きょうは大変歴史的な日だと思っていまして、日本で初めて食品安全基本法というのが提案されるわけですが、ちょうど明治以来百三十五年間、戦後の食糧難も含めて、ある意味では、ひたすら生産奨励をやっていた。ちょうど明治百年に当たる一九六七年、これが米が初めて過剰になった年なんですね。それから減反政策が始まった。したがって、生産レベルからいうと、そこが途上国から日本が先進国になった節目だと言われていましたが、消費者行政の方はそれから三十年足踏みをして、やっと今になって消費者保護を視野に入れた食品安全基本法が提案される。つまり、食品安全行政の方も、きょうをもってあ……
○鮫島分科員 民主党の鮫島宗明です。 ずっと野党の中でBSEの問題を担当してきたものですから、やはり、この問題を最後までフォローしなければいけないなというふうに思っています。 今、WTOで非常に厳しい交渉を皆様方がおやりになっていることは、よく存じ上げています。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドあたりが強硬な国だと思いますが、彼らの持っている最大の弱点は、京都議定書に加入していない、環境問題に後ろを向いているというところだと私は思いますので、多分、WTO交渉にそういう視点を持ち込むと、少し行き詰まっている状況が開けてくるんではないかというふうに思います。私は政府のメンバーじ……
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