このページでは小野晋也衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○小野政務次官 このたび経済企画総括政務次官を拝命いたしました小野晋也でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 先ほど堺屋長官のごあいさつにもありましたさまざまな課題を解決していくためにも、大臣に協力させていただいて、精力的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうかよろしく御指導、御鞭撻を賜りますようにお願い申し上げます。(拍手)
○小野委員 まず、三月二十四日の芸予地震におきまして被災されました皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。 そして、広島また愛媛県を中心にいたしまして、かなり広範にわたりまして被害を受けた今回の地震でございますだけに、地方自治体からも要望が出されておりますけれども、この災害を復旧するための対策予算の確保、それから災害の査定についてはできるだけ早くこれを行っていただきたいという点、また、地方自治体自身が災害対策に対していろいろな事業を予定して取り組んでいかれるようでございますから、それに対して国側から可能な財政支援の問題等々につきましては、この地域の災害復旧を早期に行う上に、ぜひ力強い……
○小野委員 きょうはちょうど、去る三月二十四日芸予地震が起こったわけでございますけれども、その日から数えて丸二カ月ということになります。その関係で、きょうも朝のテレビニュースを見ておりますと、この特集を組んでおられて、呉市の崩れかかった石垣の下で生活されているお年寄りの方の不安の声が伝えられておりました。災害というのは、起こった瞬間も大変でございますけれども、その後、長い期間にわたっていろいろな影響を及ぼすものだなということを改めて感じた次第でございます。いろいろな被災地の皆さん方が今もなおいろいろな御苦労をしておられるお姿に、まず心よりお見舞いを申し上げたいと思う次第でございます。 そして……
○小野委員 ただいま議題となりました自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 犯罪被害者等給付金支給法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の事項に配慮すべきである。 一 重傷病給付金の創設等を始めとする今回の改正内容を踏まえた犯罪被害給付制度等全般について、国民への周知徹底を図ること。 一 過失による犯罪被害や外国における邦人間の犯罪被害等に係る犯罪被害給付制度の適用に……
○小野委員 今、自由民主党から阪上委員よりの質問がございました。総裁選をめぐりましては私は異論のあるところでございますが、それはそれといたしまして、この自動車運転代行業の業務をめぐる法律案の件につきましては、阪上委員と同じく、乗客そして一般通行者の安全を守る意味において、そしてまた、この業界自身が法的なきちんとした位置づけを得て健全に発展する意味において、非常に重要な法律がこのたびこの委員会に提起された、こういうふうに考えているところでございます。 そこで、まず第一番目でございますけれども、この運転代行業の定義の問題でございます。 これは法律の第二条に書かれているものでございますけれども、……
○小野委員 皆さんおはようございます。 このたびは、竹中大臣におかれましては、教育の世界から今内閣の最重要政策課題とも言えるこの経済財政の分野の担当大臣に御就任になられまして、御活躍をまずお祈り申し上げたいと思う次第でございます。 私は、竹中大臣、余りじっくり話したこともこれまではございませんけれども、テレビ等でもよく拝見していまして、ニックネームになるんだかどうかわかりませんが、経済学の世界のイチロー、こう名前を差し上げたいと思うんですね。とはいいながら、筆頭理事に逢沢一郎先生がおられたり、永田町には剛腕の一郎というのもいるんですが、そういうのではなくて、もう御存じのとおりの野球界のイチ……
○小野委員 私は、自由民主党、公明党を代表して、民主党提出の道路交通法の一部を改正する法律案に対する修正案に反対し、原案に賛成する立場から討論を行います。 この修正案は、免許の拒否事由等について、法律に病名等を規定せず、「自動車等の安全な運転に支障を及ぼすおそれがある病状として政令で定めるものを呈している者」である場合に免許の拒否等ができる規定に修正するものでありますが、以下、これに反対する理由を申し上げます。 この修正を行った場合、国民にとって重大な問題である免許の取得の可否について、国会が具体的な要件を何ら定めないこととなるばかりでなく、知的障害や身体障害といった今回の改正により免許の……
○小野委員 私は、自由民主党、公明党を代表して、民主党提案の特殊法人等改革基本法案に対する修正案に反対し、原案に賛成する立場から討論を行います。 この修正案は、原案に定める特殊法人等の集中改革期間を短縮するとともに、基本理念を改めるほか、雇用の安定を図るため必要な措置を講ずるとともに、役員の報酬及び退職手当の適正化を図るべき旨の規定を加える修正を行うものでありますが、以下、これに反対する理由を申し上げます。 第一に、集中改革期間の短縮についてであります。 特殊法人等改革については、現在、事務事業の徹底した見直しを行っているところであり、組織形態についても、この作業を踏まえ、廃止、民営化、……
○小野委員 それでは、尾身大臣に対して質問をさせていただきたい。 第一点目は、五月十日、経済スパイ容疑で、カンザス大学の助教授芹沢宏明氏、そして理研研究者岡本卓氏、両者がアメリカにおいて起訴されたという問題であります。これは、単に二人の研究者が起訴されたというだけの問題ではなくて、非常に根本的な問題をはらんだものだというような印象を持っております。 第一には、二十一世紀を迎えて、戦略物資と呼ぶべきものが、以前の石油だとか鉄鉱だとかいうものにかわって、今や知的な資産みたいなものが戦略物資になってきている。つまり、国際的な国家間のお互いの権益競争を行う主要舞台が知的財産権の問題になってきている……
○小野委員 時がたつというのは本当に早いものでございまして、だれも予想し得なかったえひめ丸の事故からはや一カ月が過ぎようといたしております。その間、行方不明者の家族の皆さん、また宇和島水産高校の関係の皆さん、その御心痛にはいかばかりのものがあったかと心から拝察をし、また、お見舞いを申し上げる次第でございます。 また、その間、森総理、町村文部科学大臣、伊吹危機管理担当大臣、また河野外務大臣等々、政府関係の皆さんには、日夜を分かたないいろいろな御配慮をちょうだいしてまいりました。私も愛媛県がふるさとである国会議員でございますが、ふるさとの問題にこれだけの御努力をいただいたことに深く感謝申し上げた……
○小野議員 都築委員のおっしゃられるとおり、読書活動というものについては、長期的な考え方、また、単に本を読むというだけでなくて、その指導だとかいろいろなものを含めた総合的な考え方だとか、こういうものを具現化していくということがこれから必要になるわけでありまして、そのためにこそ、今回の法律の眼目でありますところのこの基本計画の策定という問題が極めて大事な問題だと考えている次第であります。 この内容を簡単にだけ触れさせていただきますけれども、学校に関しましては、学校図書館の充実ですとか、学校での読書活動推進のための諸方策について決定を見るようなものを考えております。また、地域、家庭に関しましては……
○小野委員 片山、石川両参考人におかれましては、それぞれの体験を踏まえましての真剣なお取り組み状況についての御報告、まことにありがとうございました。まず、冒頭の質問ということになりますので、ちょっと大枠の部分における質問をさせていただきたいと思います。 まず、石川参考人にお尋ねをさせていただきたいと思うわけでありますが、大規模地震を想定されまして、いろいろな取り組みをしておられる御様子を拝聴させていただきました。よく災害の問題を論ずるときに、変至らざるなく応当たらざるなし、変とは変化の変でありますけれども、いかなることだって起こり得るんだ、至らないところはないということを想定して取り組みなさ……
○小野委員 きょうは、限られた時間ということでございますから、科学技術政策について、尾身担当大臣にお尋ねしたいと思います。 まず、尾身大臣におかれましては、この職におつきになられまして以降、非常に総合的な形で日本の科学技術振興に御尽力をいただいて、とりわけ産学官の連携問題、これはかねてより非常に重要な課題であったと思うわけでございますが、なかなか具体化が行われなかったわけでございますが、大臣みずからが各所へ出向いていかれながら産学官のサミットを開催されるなど、非常に大きな実績を上げておられますことに心より敬意を表しておきたいと思います。 本日は、新世紀を迎えまして、科学技術という問題を改め……
○小野委員 私は、自由民主党、公明党、保守党を代表いたしまして、古物営業法の一部を改正する法律案につきまして、政府提出の原案に賛成し、民主党より提出されました修正案に反対する立場から討論を行うものであります。 最近の高度情報通信ネットワーク社会への移行に伴い、だれもが手軽に古物取引に参加できるインターネットオークションが発達してきております。これにより、個人間の古物取引の機会が飛躍的に拡大し、国民生活にメリットを与えているところでありますが、一方では、インターネットオークションを利用して盗品等を処分する事例が多発しており、まことに憂慮すべき状況にあります。 警察庁が行った調査によれば、平成……
○小野委員 きょうは、参考人の先生方におかれましては、長時間の御陳述、本当にありがとうございました。 いよいよ最終質問ということになりましたものですから、その最終質問者の責任として、当法案に対する御見解をお伺いしておきたいと思っております。 私自身は、この法案は総合規制改革会議の意を体して法案化されたものでありますし、将来にわたりましても非常に柔軟性の高い仕組みにつくっておりまして、皆さん方の意に沿う法案に仕上がっているというふうに理解しているものでございますが、現時点においての法案として、修正をかける必要性があるや否や、修正をかけるとすればどういう点にそういうものを望みたいというような御……
○小野委員 小泉総理におかれましては、政権を担われましてよりこれで一年半余り、新世紀の日本に必要とされる改革の方向を示し、着実にその成果を一歩ずつ上げられておられますことに深く敬意を表し、また、高く評価をいたしたいと思っている次第でございます。 今、この内閣委員会で取り上げられております構造改革特別区域法案におきましても、この日本の国が新しい時代に対応していくために必要とされる規制改革を実現していく上で、国民の理解を得ながら、それを着実に推進していく政策であると私は思っているわけでございます。 ところで、最近の議論を拝聴させていただく中において、小泉改革というのが、よくその大きなビジョンが……
○小野委員 この個人情報保護法案でございますけれども、第百五十一回国会提出でございますから、もうかれこれ一年半余り国会で審議俎上にのっているわけでありますが、私もずっと内閣委員会に所属する中で、この個人情報保護法の本質部分についての議論というのは、実はほとんど行われてこなかったような印象がございます。 もちろん、いろいろなこの個人情報保護法をめぐっての事件がありましたものですから、その事件の処理的な議論がたくさんあったということではあるわけでありますけれども、しかし一方では、この個人情報保護法の必要性というものにつきましては、先ほど細田大臣から既に随分たくさんの問題事例が実際起こっているんだ……
○小野委員 皆さん、おはようございます。 きょう、この委員会に臨みまして、また先ほど理事会があったわけでありますが、一つの短歌を思い浮かべておりました。 朝起きて夕べに顔は変わらねどいつの間にやら年はとりけり だれの歌だか知らないのでありますが、気づいてみますと、二年余りこの委員会に所属いたしまして、理事も務めてまいったわけでありますが、周りの顔を拝見いたしますと、もう私が一番古手になってしまったというような感じでございます。赤羽委員長のもとで、まず最初にこの委員会で理事職をやらせていただいたわけでありますが、この二年余りの間の取り組みを振り返ってみながら、私はこの間、有珠山の噴火災害地……
○小野委員 二月も末に差しかかってきたわけでありますが、こうなってまいりますと、春の日差しということになってまいります。古来より日本の皆さんは、春の風情というものをいろいろな和歌に託して歌っているわけでありますが、その一つに、有名な句があります。 ひさかたの光のどけき春の日にしず心なく花の散るらむ こんな歌でありますが、しかしながら、この歌に接して感じられる人の中には、しず心なく鼻詰まるらむ、こういうふうに感ずる方が多いのもまた事実でございまして、最近の医学調査によってみますと、花粉症を自覚症状として持っているという方々が、都市部では大体二割近くなっているわけですね。その他のアレルギー症ま……
○小野委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び保守新党の各会派を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 食品安全基本法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、食品の安全性の確保に万全を期するよう、特に次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。 一 いわゆるリスクコミュニケーションの実施に当たっては、施策の策定の基礎となる資料についても幅広く公表し、関係者相互間の情報及び意見の交換が建設的に行われることとなるよう、十分に配慮するものとすること。 二 いわゆるトレーサビリティ・システムについ……
○小野委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び保守新党の各会派を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たっては、次の事項について十分配慮すべきである。 一 特殊開錠用具の所持及び指定侵入工具の携帯に係る禁止規定の運用に当たっては、人権を不当に侵害することのないようにすること。 二 住宅等侵入犯罪を予防するための住民の取組が促進されるよう、防犯に関する情報の提供等を推進すること。 ……
○小野委員 いよいよこの議論も佳境に入ってきている段階だろうと思っておりますけれども、この段階に当たりまして、少し皆さんが提起された問題外の部分も含むことになろうかと思いますが、いろいろな点からの御質問をさせていただきたいと思います。 この少子化対策基本法案が提起されました当初の問題意識と申しますのは、恐らく、この基本法案の前文にもありますとおり、我が国における急速な少子化社会の進展が高齢化社会を生み出す、同時に人口構造にひずみを生じさせる、こういう問題を克服しなければ将来の日本のビジョンが描けない、こういうところから、それにいろいろな問題が加味されながら、この法案がまとめられてきたものと思……
○小野委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び保守新党の各会派を代表いたしまして、案文を朗読し趣旨の説明といたします。 少子化社会対策基本法案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるべきである。 一 少子化に対処するための施策を推進するに当たっては、結婚又は出産に係る個人の意思及び家庭や子育てに関する国民の多様な価値観を尊重するとともに、子どもを有しない者の人格が侵害されることのないよう配慮すること。 二 国連の国際人口・開発会議で採択された行動計画及び第四回世界女性会議で採択された行動綱領を踏ま……
○小野委員 少し前までは、「降る雪や明治は遠くなりにけり」ということで、明治の時代に非常に強い郷愁を覚えるこの日本の国でございましたけれども、考えてみますと、平成の世を迎えてもう十五年、昭和の時代も随分古い時代に入りつつあるなというような感慨を持って、きょうはこの場に立たせていただきました。 私たちは、先ほど北川委員からいろいろな御質問がございましたけれども、いかなる時代であれ、いかなる社会であれ、日本の国の歴史から逃れることはできないわけでありますし、また、その国がたどってきた、その中で国民が生きてきた歩みから目を閉ざすわけにはいかない。思い出とともに私たちは生きていくべきものであるような……
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