このページでは前田雄吉衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 私は、初めに、もう既に同僚議員が多くを質問いたしましたけれども、新特別協定の削減分三十三億円の算出の根拠について御質問いたします。 昨今のアメリカ、そして北朝鮮、日本の北東アジアのトライアングルを見ておりますと、私は、三十年前の米中接近、そしてこの頭ごなし外交に対して田中首相が驚いて急遽北京入りしたという、いわばキッシンジャーが「ホワイトハウス・イヤーズ」に書いておりました日本外交の悪夢をまた想起したわけでございます。クリントン政権の最末期に当たって、とにかく外交成果を上げなければいけない。中東か北朝鮮か、中東がだめなら北朝鮮に集中しよう。これで……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 私の地元は、今回の東海豪雨の最大の被害地であります西枇杷島町でございます。そうした観点から、枇杷島町の、あるいはそれを含みます地域の東海豪雨の被害について御質問申し上げます。 私も、豪雨の翌朝よりヘルメットをかぶって二週間ボランティアの皆さんと一緒に復興活動を続けてまいりました。地元の声をお届け申し上げたいと思います。 今、西枇、新川の町の復興は、災害ごみの片づけから生活再建へと力点が移ってきております。現地では、復興にかけて力の限りやってきた、何を今度は政府は具体的にやってくださるのかと、怒りの声ともとれる声が続いております。今まで、森総理、……
○前田委員 おはようございます。民主党の前田雄吉でございます。 私は、本日、日米関係でスターリンクの問題、そして日ロ関係で北方領土交渉の問題について取り上げさせていただこうかと思っております。 まず、日米関係のスターリンクの問題でございますけれども、アレルゲンとなります毒性のたんぱく質を構成しますCry9Cを含みます組み換え遺伝子がトウモロコシのスターリンク種に混入した。これが今アメリカでは非常に困惑をきわめておりまして、このスターリンク花粉が二百メートルも飛ぶということで他のトウモロコシの二十八種に及んでしまっている。こうしたことがアメリカで起きているわけでございます。 日本は食料の六……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 私は、本日六十分お時間をいただきまして、まず大まかなことについて伺い、それから外務省改革、あるいは田中眞紀子外交について伺っていきたいと思います。 私は、昨年当選させていただきましてこちらに参りました一年生でございます。一年生で田中先生に御質問するというのはまことに御無礼なことかもしれませんけれども、私も、ごく普通の一般の国民の皆さんが外交に関して今何を考え、何を思っているかということで御質問を進めさせていただこうと思っております。田中外相を批判しますといろいろと非難が来るということでございますけれども、小泉総理に倣って、私もどんどん進めていこう……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 私は、きょう、東海豪雨における水災防止の問題及びフロンの回収の問題について御質問いたします。 去る平成十二年九月十一日に起こりました東海豪雨、私の地元が最大の被害地でありましたが、そこの生の声を十月五日の災害特別委員会で扇大臣にお伝えしまして、激甚災害指定をおろしていただくことになりまして、本当にありがとうございます。また、せんだっては、予算の分科会におきまして、未就園児と未就園児を抱えるお母さん方の心のケアの問題を含めた公園の復旧の問題についてお伺いいたしまして、これもまたよいお答えをいただきまして、ありがとうございました。地元を代表しまして感……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 去る五月十九日午前十一時三十三分、名古屋空港管制内で、三重県の桑名市播磨上空でヘリコプターと軽飛行機が衝突いたしました。乗員が六名死亡しました。これは人災ではございますけれども、緊急事態への対応ということで、当委員会で質問させていただきます。 今回の事故は、非常に視界がいい、晴天のもとで発生して、しかも地上の民家を延焼させるという被害の甚大さから、過去例を見ないものでありました。そこで、本日は、この衝突事故を取り扱わせていただきまして、国土交通省に今後の防止策等を伺いたいと思います。 ちょうど類似しました事故が、九七年八月二十一日午後四時四十五……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 本日は、貿易と我が国の海外投資に関する外交政策について伺います。 論点は三点ございまして、一つは、WTO協定の譲許表に関するもの、そして、モンゴル、パキスタン投資協定に関するもの、そして第三点に、EUの東方拡大に伴う我が国の投資とのあつれき、この三点について伺わせていただきます。 まず第一に、一九九四年の関税及び貿易に関する一般協定の譲許表第三十八表の修正等に関する確認書についてでございますけれども、これは、WTO協定に含まれます我が国の譲許表に関して、米の関税化に伴う改正について定めるものでありますが、関税化によりまして、外国産の米の輸入の現……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 先般のCOP7におきまして、地球温暖化対策として、京都議定書の実施に係るルールの決定がなされました。私どもの身に翻ってみれば、地球温暖化対策として、燃費のいいディーゼルもまだまだ有効な部分があるのではないか、そう思う一方で、発がん物質であります窒素酸化物、NOx、健康を害すると言われる粒子状物質のPM、これを厳しく規制する法律で、ディーゼルエンジン車というのは大変厳しい対応を迫られているわけであります。 そこで、NOx・PM法におきまして、その政令案に対するパブリックコメントがこの九月十日までの一カ月間で求められたわけでありますけれども、環境省は……
○前田委員 おはようございます。民主党の前田雄吉でございます。 私の地元にも大きく関係します二千五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案、内閣提出第十四号について、私は、本日質問をさせていただきたいと思います。 その前に、私は川口大臣に、環境大臣時代にNOx・PM法案について御質問いたしまして、その折は、いわば町の運送屋さんが非常に困っている、激変の緩和措置を求めるといった質問をさせていただきました。しかし、本日は、外務省の問題で、国民全体が非常に迷惑をしているあるいは実害をこうむっているということがございます。こういうことをしっかりと御認識いただいて、御答弁いただきたいと思い……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 本日は、日本・シンガポール新時代経済連携協定について御質問いたします。 こうした条約審議に際しましても、外交の実行官庁である外務省に対して本当に信頼が寄せられるかどうか、こういうことが非常に問題であると私は思います。私たちの、国会議員の質問に対して、あるいは資料請求に対して、外務省は誠実に答えていない。私は、これは衆議院の持つ国政調査権に対する挑戦であると思います。私は二週間前に質問に立たせていただいて、全くそのときと状況が変わっていない。本当に川口大臣は外務省を変えるという気持ちがあるんですか、ないんですか。まずお答えいただきたい。
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 地球温暖化の問題は人類の生存にとってゆゆしき問題でありますので、もちろん瀋陽総領事館の問題はやらせていただきますけれども、先にこの地球温暖化対策、京都議定書の関連の質問をさせていただきます。 先進国と発展途上国、この両者の国益がぶつかり合う、そしてそれによって一つの国際的なコンセンサスをつくる、非常に難しいものがこの京都議定書であったと思いますけれども、まず私は、二つの観点からこの京都議定書の問題を扱わせていただこうかと思っております。一つは途上国の側面から、もう一つはアメリカの主張からという、この二つの側面から質問させていただきます。 まず第……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。
きょうは、まず初めに申し上げたい。きょう、この場に欧州局長がおられませんね。私は、昨年の田中外務大臣が言われた言葉を思い出しました。外務省には得意わざがあるんだ、都合の悪いことが起きたらば海外に飛ばすんだ。当然、国後島の電力発電の施設の建設に関する話が出てくるこの委員会を前にして、昨日、欧州局長は、ロシアに今の日本の外交は変更がないということを伝えに旅立たれたということですけれども、なぜきのうじゃなければいけなかったんですか、外務大臣。
【次の発言】 やはり、きょう、現実にこの委員会に出てこられないわけですから、私は、これはあくまでも外務省の隠ぺい……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。
川口大臣、私は、最初にまず、あなたの外務省改革というのはにせものだということを申し上げたい。
けさほど報道されました百億円のモスクワ大使館、プールがあり、テニスコートがあり、そして日本庭園まである。国民の皆さんは苦しい生活をしているんだ。どう説明しますか、国民の皆さんに。
【次の発言】 これから国民の皆さんにしっかりと説明してください。
そして、私はこの件についてまた伺いたいことがあります。どうして五カ月も着工を隠しておられたんですか。大使館の秘密性とかいろいろあると思いますけれども、これは別に隠す必要はないと思うんですけれども、いかがですか。
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 オゾン層を保護するために、一九八五年、オゾン層保護のためのウィーン条約が、また八七年にはオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書が作成されまして、各国の協調した取り組みにより、フロンを初めとするオゾン層破壊物質の生産の削減が進められてきたわけでございます。 この中にありまして、環境NGOの存在というのは非常に重いものであると私は思います。例えば、脱フロンの家庭用冷蔵庫を開発しまして、これは業界や政府も不可能だとしていた案件でございます。それを開発しまして、国連の環境計画からオゾン層の保護賞を与えられたというのも環境NGOでございました。……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 本日は、阿南大使に瀋陽総領事館問題あるいは対中ODAについて伺いたいと思います。 対中ODAについては、先般も質問いたしましたように、日本のODAによって、中国の、二千二百年間使われた、これは史記の時代から、史記にも載っている都江堰というユネスコの世界文化遺産が破壊される危機にある、これに対しての御所見を伺いたいと思っております。 まず初めに、瀋陽の総領事館問題でありますけれども、私は、先般、外務省からいただきました資料をずっと見ておりましたときに、一つの事実を発見いたしました。 外務省の外郭団体にラヂオプレス社がありますね。ここは、中国、北……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 私も、基本的に移転に賛成の立場から、また、でき得れば、国土の中央にあります愛知・岐阜地域をお願いしたいと思っております。しかしながら、国民的合意形成にはまだ至らない、それが今の現状であると思っております。 しかし、皆さん、時代は変わり、バブル期の大計画ではなかなかこの合意形成あるいは国民の関心を呼ぶことができないと思います。森の中に大宮殿をつくるような計画は現実性に乏しい、また六十五万都市を森の中につくるような、そんな計画は、毎日の生活に苦しむ国民には縁の薄い話になってしまっているんではないでしょうか。 ですから、私は、多極分散型国土形成法を改……
○前田委員 おはようございます。民主党の前田雄吉でございます。
私の生まれ育ちました愛知県の西春日井郡、東海豪雨の最大の被害地でございました。激甚災害指定をおろしていただきまして、扇大臣におかれましては、本当にありがとうございました。順調に予算執行がなされ、復旧が進んでおります。
さて、中部には、万博、中部国際空港と、ビッグなプロジェクトが控えております。この中部国際空港の成功には、空港一元化後の名古屋空港問題の解決が非常に大事な懸案としてあると思います。この点について、扇大臣の基本的なお考えをお聞かせください。
【次の発言】 愛知県がこの六月の議会におきまして、県がGA空港の設置管理者に……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 本日は、東海豪雨、そして東海地震について御質問させていただきたいと思います。 初めに、東海豪雨におけるフロンの回収について伺いたいと思います。災害時におけるフロンの回収でございます。 私の地元で一昨年起きました東海豪雨、これは床上浸水がほぼ三万軒。どこの家庭にも一階に冷蔵庫があるわけでございまして、災害ごみとして出ました冷蔵庫が三万台、そのうちフロンが回収されました冷蔵庫は三百八十台でありました。しかも、これは行政の手によってではなくて、南部リツさんがやられています愛知フロンを回収する市民のネットワーク等、民間の手によって行われたわけでございま……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 本日は、公共施設における耐震性の確保について伺いたいと思います。 先般、当委員会におきまして、東海地震の可能性に、参考人の皆様をお呼びしましてさまざまな意見を聴取させていただきました。非常に発生の可能性が高い、それが参考人の皆さんの口をそろえての意見であったと思います。 そこで、我が国におきましては、一九九五年、これは阪神・淡路の震災の後でございますけれども、九五年の年末に、耐震改修促進法が施行されたわけでございます。公共施設における耐震性の確保を推進する法律でございますけれども、これは、耐震対策が義務規定ではなくて努力規定であったことによって……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 今や日本列島は地震の波に包まれようとしております。東海地震、百五十年の周期で起こると言われておりますが、百四十七年起こっていない。そして、東南海・南海地震におきましては、政府の地震調査研究推進本部の推計によりますと、今後三十年以内に各五〇%と四〇%、五十年以内となると確率は八〇%から九〇%にはね上がるという推計も出ております。また、専門家の中には三地震が同時発生する可能性を主張する方も見えます。例えば、江戸時代の宝永地震は三地震同時発生の形でございました。 そこで、本日は、公共施設ですね、これは災害の発生時におきましては避難所となり得るところでご……
○前田委員 おはようございます。民主党の前田雄吉でございます。
昨晩、イラク議会が国連決議の受け入れを否決いたしました。しかし、フセイン大統領の最終決断にゆだねるという含みを持たせたものでありました。小泉総理も、この決議受け入れを外交的手段で促すということを言われております。
これに関して、外務大臣、具体的にどのような外交手段で臨まれるのか、また、受け入れの可能性についてお教えいただければと思います。
【次の発言】 受け入れの可能性についてはどのようにお考えですか。
【次の発言】 次に、北朝鮮の関連の問題でございますけれども、外務大臣は、金大中大統領との会談を含め、日朝協議をされてこられま……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 本日は、余りにも最近外務省のたがが緩み過ぎている、三点お伺いしたいと思っております。第一点として外務省認可の公益法人、これを二つ、第二点、外務省自体の公金意識について、三番目に国際協力銀行の環境ガイドラインについて、この三点について伺いたいと思っております。 まず初めに、私のもとに参りました内部告発より、この八月から外務省認可の公益法人についての調査をやらせていただきました。今皆さんのお手元に配付いたしました質問状を全公益法人を対象に出させていただいております。この質問に最後まで抵抗してなかなか答えていただけなかったのが日本外交協会と、そして最後……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 先ほど中馬副大臣が言われたように、移転の問題というよりは、国家百年の大計であり、目先のことで判断すべき問題ではないと思うのですね。 しかし、とはいえ、一方で八代議員が初めに御紹介くださったような、国民世論が静まっているということも現実でございます。また、三つの候補地も、いずれも誘致のための莫大な広告宣伝費を使い、いわば誘致疲れをしているといったことも現状であると思います。 先ほど玄葉理事、蓮実理事が当特別委員会の申し合わせを確認されましたけれども、とにかく来年の通常国会で結論を出すということでございますので、私は、移転を目指して、国民に対して目……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。 核開発をめぐる北朝鮮の瀬戸際外交によって、アジアは、特に東アジアは非常に緊張が高まっている。その中で、今回の防衛庁設置法等の一部改正案、これにあるような自衛官の定数削減で果たして本当に我が国の防衛は大丈夫なのかという疑問が生ずるわけであります。 まず初めに、この件についてお答えいただきたいと思っております。これは、確かに防衛大綱あるいは中期防の我が国の防衛力の合理化、効率化、コンパクト化といった方針に沿ったものではありますが、本当に自衛官の定員削減を埋めるだけの質的な向上が望めるのかどうか、これを伺いたいと思います。 そして、第二点に、現在の防……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。私は、きょうは基幹的広域防災拠点の整備について伺いたいと思います。 私の地元は、東海豪雨の最大の被害地でありました。その折にいろいろなことに問題点としてぶち当たりました。私、二週間、ヘルメットをかぶって復旧作業をやらせていただきました。自衛隊のボートを水の中で押し、おばあさんを二階から運び出し、さまざまなことをやっておりました。 その折に問題点として挙げられましたことを一、二例挙げますと、荷さばき場がない。援助物資を全国から受け入れる中で、その荷をさばく場所がなかった。また、ボランティアの皆さんがあの小さな枇杷島町に一日千八百人入られる、その折に皆……
○前田委員 民主党の前田雄吉でございます。皆さん、憲政史上初めての七時十分からの委員会、御苦労さまでございます。 早朝でございますけれども、新しい情報を得ましたので、この確認からさせていただきたいと思っております。 この十七日にブッシュ大統領が来日し、そして二十三日からイラクの復興支援会議があり、だんだん我が国のイラクへの対応策を明らかにしなければいけない時期になってきたと思うんです。そこにありまして、十人の政府調査団、これがイラクに現在赴いておられるわけですけれども、この帰国予定が三日から延期された、このことを伺っておりますが、長官、これはいかがでございましょうか。
○前田分科員 民主党の前田雄吉でございます。 本日は、主として三つの外交課題について御質問をいたしたいと思います。第一に、いわゆる機密費の問題でございます。第二に、環境外交に関する問題でございます。第三に、中東欧に対する投資の支援策、この三点について伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、第一の機密費に関する問題でございますけれども、少し長いスパンで考えますと、内閣官房機密費の方は縮小していく、外交機密費の方が拡大していくということでございますので、まず確認でございますけれども、上納はありませんでしたでしょうか。よろしくお願いします。
○前田分科員 民主党の前田雄吉でございます。 私の地元は、東海豪雨の最大の被害地であります西枇杷島を含みますところでございます。きょうは、こうした観点から、まず第一に災害の被災地における公園復旧について、これは枇杷島を取り上げまして御質問いたします。そして第二に、公共事業の削減の問題と私の地元の国道百五十五号小牧春日井バイパスの問題について、二点御質問させていただきます。 先ほど申し上げましたように、私の地元の東海豪雨の最大の被災地の枇杷島、大臣も、昨年の災害特別委員会で質問させていただきまして、本当に激甚災害指定等、災害復旧に私どもの意を酌んでいただきまして、御尽力賜りまして本当にありが……
○前田分科員 民主党の前田雄吉でございます。 税金のむだ遣いと徹底的に闘う、これは国会議員としての本分であると思っておりますが、外務省は余りにも、公金に対して、税金に対してその意識がなさ過ぎる、私はそう考えます。国民の皆さんにいかに納得していただけることをやられているのか。どんなにすばらしい外交政策をとっても、そうした外務省の省員への国民の理解がなければ、この政策も優位に進めることはできないと私は考えております。 そこで、先ほど会計検査院の報告にもありましたが、いわゆるプール金事件あるいは在外公館の猫ばば事件、公金横領の悪事の監督責任をとってやめた外務省幹部、高額な退職金をもらっています。……
○前田分科員 民主党の前田雄吉でございます。 私は、五月十二日に、名古屋刑務所放水事案、あえて事件ではなく事案と呼ばせていただきます、これに関して、検視医、そして起訴された看守家族の皆さん、あるいは看守OBの皆さんにヒアリングをしてまいりまして、それをもとに本日は質問をさせていただきます。 まず初めに、幾つか確認と大臣の所感を伺いたいと思っております。 初めに、この十二月の放水事案について確認しておきたいことがあります。 この冤罪の可能性の高い十二月事案の捜査は、最高検の指揮のもとに名古屋特捜部が行ったことに間違いはありませんでしょうか。冤罪が立証された場合に、責任問題にもかかわります……
○前田分科員 民主党の前田雄吉でございます。本日は、司法制度改革について伺いたいと思います。
法務大臣、初めに、一般国民にとって司法をより身近なものにするという司法制度改革について、基本的なお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 今、国民にとってより身近な司法制度をつくるという観点でお話があったと思いますが、この司法制度改革推進本部の司法アクセス検討会におきまして、国民に開かれた簡易裁判所の構築が急務という指摘がなされております。
国民により身近なものとして、広く簡易裁判所が利用されるためには、簡易裁判所の事物管轄、つまり訴訟で争える上限の見直しが検討されてきております。日刊新聞等によ……
○前田分科員 民主党の前田雄吉でございます。 まず初めに、大都市近郊における組合施行の土地区画整理事業について伺いたいと思います。 大都市近郊で多く行われております組合の土地区画整理事業は、資金の収入の大部分を保留地処分金に依存しております。現下の不況にありまして、地価の下落もあり、保留地処分がますます難しくなっている。当然、事業費も不足が著しいものになってきております。 国土交通省の調べによりますと、平成十三年一月現在、調査組合数千五十組合中、百三十三組合が収入不足であり、不足見込みも一千八百八十八億円となっております。さらに、金融機関からの借り入れで資金不足を補い、事業を推進してきて……
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