中村哲治 衆議院議員
42期国会発言一覧

中村哲治[衆]在籍期 : |42期|-43期
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このページでは中村哲治衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院42期)

中村哲治[衆]本会議発言(全期間)
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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 衆議院本会議 第37号(2002/05/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村哲治君 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  ただいま議題となりました四法案について質問をさせていただきます。(拍手)  具体的な質問に入ります前に、この四法案は、国民の心の健康と深く関係しています。そこで、国民の心と国家のあり方の関係をまず議論させていただきます。  二十世紀は、物、金の世紀でした。明治以来の中央集権化、工業化、経済発展によって、私たち日本人は、豊かな生活を手に入れることができました。しかし、かわりに、何か大切なものを失ってしまったのではないでしょうか。  私は、一九七一年、昭和四十六年生まれです。豊かな時代に育った世代だからこそ、今の行き過ぎた物質文明の弊害を実感し……

第154回国会 衆議院本会議 第46号(2002/07/09、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村哲治君 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、政府提出に係る日本郵政公社法案及び同施行法案の原案に賛成、与党による委員会提出の日本郵政公社法案及び同施行法案に対する修正案には反対、民間事業者による信書の送達に関する法律案及び同施行法案に反対の立場から討論を行います。(拍手)  まず、与党提出の郵政公社関連の修正案について申し述べます。  本修正案の提出に至るまでの過程は、小泉総理と自民党郵政族によって行われた、全くの猿芝居でした。国民のことも、日夜懸命に働く郵政職員のことも完全に無視し、ひたすらにみずからの選挙とメンツのことばかりを考えたこの三文芝居に多くの国民があきれ、政治に対……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 衆議院本会議 第22号(2003/04/15、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村哲治君 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  ただいま議題となりました民事訴訟法等の一部を改正する法律案及び人事訴訟法案について質問をいたします。(拍手)  質問に入ります前に、名古屋刑務所における一連の事件について触れなければなりません。  名古屋刑務所での一連の受刑者死亡事件によって、矯正行政は国民の信頼を失い、そのあり方が根本的に問われています。事件発覚後の法務省の対応は隠ぺい体質そのものであり、矯正局長は、事件を知りながら、大臣には報告する必要なしとみずから判断し、報告を上げなかったという経緯があります。  また、森山法務大臣は、すべての情願について、みずからお読みになって判断……

中村哲治[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院42期)

中村哲治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 総務委員会 第4号(2001/02/27、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  最年少の総務委員として、質問させていただきます。若い世代の代表としての感覚を訴えさせていただけたらいいなと思っています。  さて、大臣、平成十三年度末の地方の借金というのは百八十八兆円と言われていますよね。これは、地方財政が借金漬けで危機的な状況にあるということだと私は思っています。  では、大臣、経済財政諮問会議のフルメンバーでおられます大臣にお聞きしたいのですけれども、大臣が会議でおっしゃっているように、二兎を追うという議論をやはり始めないといけないのではないでしょうか。大臣は、三年で景気は回復されるとおっしゃっていました。三年で本……

第151回国会 総務委員会 第8号(2001/03/16、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 盛り上がった本会議の後ですから頑張っていこうと思います。民主党・無所属クラブ、中村哲治です。  さて、午前に引き続きまして、質問させていただきます。私は、きょうは地上波デジタルの移行についての質問をさせていただきます。  地上波放送について、政府の方針としては、アナログからデジタルへの切りかえというのは放送事業者の方でやっていただく、そういう方針だと聞いております。つまり、総務省の方針でNHKが、二〇〇三年から三大都市圏、大阪、名古屋、東京、そして、二〇〇六年からは全国で地上波のデジタル放送をしなくてはならないということだと私は認識しております。  しかし、どうもお話を伺って……

第151回国会 総務委員会 第12号(2001/04/10、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  まず、いわゆるIT革命に対して森政権が果たしてきた役割について、私なりに意見を述べさせていただいた上で質問に入りたいと思います。  今回の電波法の改正というものは、森政権が取り組んできたいわゆるIT革命のための環境整備の一環だと位置づけられると思います。私は、一般論として、このIT革命の名のもとにデジタル化を進めていく政策というのは、大変よいことだと思います。  まず、国全体の情報の流通が本当に円滑になります。そうすると、生産性も向上しますし、経済も上向いてくる。先ほども話がありましたように、個人の生き方も変わってくる。情報の共有により……

第151回国会 総務委員会 第16号(2001/05/29、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 おはようございます。  政府に対する質問の前に、一言委員長に対して申しておきたいことがあります。  与党側の席を見てください。(発言する者あり)さっきはもっといなかったという声が同僚議員から聞こえておりますが、定足数というのは何のために設けてあるのか。与党側の席だけ見ると、定足数は足りていません。私は、地元の戦没者の追悼式に出るために、委員会を休んだり本会議を休んで地元に帰っている人もいると聞く。そのような国会のあり方でいいのか。国会議員というのは全国民を代表する存在であるというのは憲法にも書かれている。  こういう状態に対して、委員長はどのようにお思いになりますか。

第151回国会 総務委員会 第18号(2001/06/05、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 おはようございます。  民主党・無所属クラブの中村哲治です。  まず軽く、この地方税法の一部を改正する法律案によって減ると言われている十億円の地方税なんですけれども、この十億円というのは、減った分は地方が負担するのか、それとも国が何らかの形で面倒を見ていくのか。その点だけ、まずお聞かせください。
【次の発言】 地方財政計画において吸収されるというのは、国が最終的に面倒を見ると考えてよろしいのでしょうか。
【次の発言】 細かい話をうだうだ言っても仕方がないのですが、イメージとしては、国も負担するし地方も負担するというようなイメージでしょうか。

第151回国会 総務委員会 第20号(2001/06/12、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 こんにちは。民主党・無所属クラブの中村哲治です。  大臣、本会議での答弁、お疲れさまでした。一言申させていただきますが、我が党の武正議員の発言にはきちんと答えていらっしゃらなかったと思います。法令改正についての答弁がなかったように思いますので、その点につきましては、後日、一般質疑でさらに明らかにさせていただこうと思っております。  さて、質問に入らせていただきます。  大臣、変革の時代です。だからこそ、私は、時代が変わっても変えてはいけない普遍的な部分と、時代が変わるにつれて変えていかなくてはならない改革すべき部分と、両者を判別するためにきちんと議論して明らかにする必要がある……

第151回国会 法務委員会 第20号(2001/06/20、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  審議会会長の佐藤幸治先生には、京都大学の法学部で講義を受けさせていただきました。憲法の勉強もこの先生の教科書を使って勉強させていただきました。国会で佐藤先生に質問させていただけることに大変喜びを感じております。よろしくお願いいたします。  さて、持ち時間が短いですので、早速質問に入ります。私も、枝野委員に引き続きまして、法曹養成についてお聞きしたいと思います。  まず、司法試験の改革について法務大臣にお聞きしたいと思います。審議会の意見書の七十二ページと七十四ページで、二〇〇三年まで現在の若年者優遇策、いわゆる丙案が維持されるということ……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 総務委員会 第6号(2001/11/08、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  まず初めに、この法案の問題点として、男性公務員の育児休業、介護休暇の取得について聞かせていただきます。  国家公務員の育児休業の取得状況につきましては、平成十一年度、育児休業取得者数は八千百十二名、うち女性が八千七十九名、男性が三十三名、つまり女性が九九・六%を占めています。また、地方公務員の場合は、育児休業者数六万二千五十九人、うち女性が六万一千九百三十七人、男性が百二十二人、つまり、女性が九九・八%です。介護休暇の場合、これは地方公務員のみのデータが出ているのですけれども、合計三千五百九十三人、女性職員三千四十八人、男性職員……

第153回国会 総務委員会 第10号(2001/11/20、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  私は、この法律は、民法七百九条の不法行為の要件を明確にするための法律だと考えております。公権力が表現に直接に規制を加えるというのではなく、民事上のルールを定めることにより、私的自治の範囲内でネットの世界の自主規制を誘導しようとするものだと考えます。そういう趣旨のもとで、基本的には賛成の立場で、参議院の審議に引き続きまして質問をさせていただきます。  この法案では、参議院での大臣の御答弁や副大臣の御答弁にも見られるとおり、他人の権利を侵害する違法情報についてのルールづくりであって、有害情報については対象外だとい……

第153回国会 総務委員会 第14号(2001/12/04、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  私は、ちょっと頭が悪いようでございまして、先ほど成田参考人のおっしゃった説明が理解できませんでした。  物事は、手続法と実体法と両方の考え方をきちんと峻別して考えなくてはいけないと思います。自治体が違法支出等をその機関によってされて、それを争う場合に、その争う前提となる実体法的な考え方をしますと、違法な支出をされた被害者はやはり自治体ではないでしょうか。そして、自治体のマスター、主人というのは言うまでもなく住民です。首長ではありません。首長も監査委員も、あくまで自治体から雇われる、そういうふうな機関であるはず……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(2002/03/18、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。大臣におかれましては、六時間半の質疑、大変お疲れさまでございます。残り三十分ですが、どうかよろしくお願いいたします。  きょうは、私は情報通信産業のことに絞って大臣とお話をさせていただこうと思います。  先ほどのお話にありましたように、この振興法の柱が情報通信産業のところにあるというふうなお話、知識集約地域、知的中核地帯、知的クラスターとしていきたいという大臣のお話というのは非常に心を打つものでありました。もう一度御確認だけさせていただきたいのですけれども、なぜこの振興法におきまして観光業と並び情報通信産業が沖縄振興の柱となっている……

第154回国会 総務委員会 第4号(2002/03/05、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  法律の審議に入る前に、大臣に一言御意見と、少しの議論をさせていただきたいと思います。  昨年の十一月八日に、私は大臣に対して、公務員の育児休業法、介護休暇法についての質問をさせていただきました。そこでメーンに聞かせていただいたのが、官僚の働き方の問題です。  昨日、夜分遅くになってから総務委員会のこの日程がセットされました。そしてその時間から、どういう質問をするんですかということでレクの依頼が入る、そういうふうな状況です。私は、この公務員の働き方自体を私たち政治家が変えないと、この国はよくならないんじゃないか、そういうふうに思う……

第154回国会 総務委員会 第14号(2002/04/18、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。安住議員の質問に引き続きまして、公務員制度について議論をさせていただこうと思います。  片山大臣、今安住さんが、公務員が一生ここでやるのがいいのかどうか、そういうことも考えていかないといけないんじゃないかと。そういった意味で、公務員の働き方について、やはり政治家は方針を示していかないといけないと思っております。  大臣と過去、いわゆる官僚と言われる人たちの超過勤務の問題について二回議論をさせていただきました。昨年の十一月八日の質疑、そしてことしの三月五日の質疑でございます。特に去年の十一月八日の質疑におきましては、平成十一年度の育児……

第154回国会 総務委員会 第21号(2002/06/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  私は、昨年六月十二日の質問に引き続きまして、信書の性質論について議論をさせていただきます。信書の定義、ガイドライン、そして具体例、ユニバーサルサービスの内容などについて、本日は議論をさせていただきます。  ただ、具体的な質問に入ります前に、先ほど大臣がおっしゃった答弁と個人的見解の違いについてお聞きいたします。  まず、行政機関の長が国会で質問をされて答える場合、その発言というものは行政機関を代表して行政機関の見解として答える答弁であると考えてよろしいですか。
【次の発言】 それならば、特に断りがない限り、行政機関を代表して行政機関の見……

第154回国会 総務委員会 第25号(2002/06/27、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  私は、逐条担当は、信書便法の九条から二十二条であります。その質問が終わらなければ、質問主意書で残りを聞くことになりますので、ぜひ大臣、副大臣には、端的な答弁をお願いいたします。  この質疑に入ります前に、一点だけ、質問通告にはなかったんですけれども、昨日の新聞の記事についてお聞きいたします。  昨日、六月二十六日の日本経済新聞で、地上波デジタルの記事がありました。国が二千億円負担するという記事です。そこにはこのように書いてあります。「総務省はその財源に携帯電話会社から徴収して電波の不正利用防止などに使っている電波利用料を充てる方……

第154回国会 総務委員会 第26号(2002/07/04、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  昨年六月十二日、そしてことしの六月六日、六月二十七日に引き続きまして、四回目の信書の定義についての議論をさせていただきます。  先ほど川崎二郎委員からも言及していただきましたし、松沢成文議員からも、また突っ込んだ議論をすると言っていただきましたので、「信書の定義に関する政府の考え方」という文書について質問をさせていただきます。  昨日の総務委員会理事会で、この「信書の定義に関する政府の考え方」という文書が出されました。そこについては、先ほど川崎委員も申されましたが、時間の都合がありますので簡単に評価を申しますと、五項目あります。……

第154回国会 法務委員会 第9号(2002/04/12、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  大臣にまずお聞きしたいのは、法学上の一般的な言葉の使い方として、監査というものと監督というものの違いはどういうところにあるのかということをまずお聞きいたします。
【次の発言】 政務官、私そんなこと聞いてないんですよ。法学上の一般的な言葉の使い方として監査と監督というのはどういうふうな違いがあるかということを聞いているわけでして、それは私が聞こうと思った次の質問です。  つまり、監査と監督はどう違うのか。普通に考えたら、監督というのは内部的なもの、上が下を監督したり、そういうふうな使い方だ、監査というのは第三者が部外者の立場から見てチェッ……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 総務委員会 第5号(2002/11/14、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  本日、郵便法の一部を改正する法律案ということですから、これについての質問として、求償権の問題を当初考えておりました。国家賠償の範囲が広くなるわけですから、国家賠償をする必要がある場合に職員に対する求償はどうなるのか、この論点について当初聞こうと思っていたのですが、二十五分では本格的な国賠法についての議論ができないということもありまして、最後に時間がありましたら少しだけ聞かせていただきたいと思います。  本日は、国籍条項と非常勤職員について、二点お聞かせいただこうと思います。  まず、国籍条項についてです。  大臣、公社は、民間と……

第155回国会 総務委員会 第10号(2002/12/05、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。行政手続オンライン化三法案について質問をさせていただきます。  私たち民主党も、行政手続のオンライン化については必要だと考えております。その趣旨については、一昨日、私たちのNC大臣である島聡委員からも申しましたとおりでございます。この行政手続のオンライン化によってどのように行政が変わるのか、問題意識を共有化するためにも大臣に確認をさせていただきたいと思います。行政手続のオンライン化の効用について、大臣はどのようにお考えなのか。  まず、行政コストの点についてお聞かせいただきたいと思います。行政改革の観点から、行政コストはどの程度減るとお考え……

第155回国会 法務委員会 第4号(2002/11/05、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  私は、二十代のほぼ大半を司法試験の受験に当てました。司法試験は私自身五回受けております。家庭の事情で結局それは断念せざるを得ませんでした。  私の同世代の友人の中で非常に多くの人が、まだ依然として受験生活を送っております。  九〇年代初頭のバブル崩壊の後、多くの法学部生が、この日本を公正、公平な世の中にしていかなくてはならない、その理想に燃えて法曹を目指して勉強をしてきました。この十年間、受験者数は非常に大きな増大を遂げておることは、皆さん御存じのとおりでございます。  ある人は銀行員をしておりました。その現場で感じた矛盾、それを法曹と……

第155回国会 法務委員会 第10号(2002/11/20、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  難民問題について、本日は質問をさせていただきます。  先週末、二〇〇二年十一月十六日に、日本弁護士連合会、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会の共催でシンポジウムが行われました。「難民認定制度の改正に向けて」というシンポジウムでした。そこで、緒方貞子前国連難民高等弁務官からメッセージが寄せられました。「開かれた視野が求められる庇護政策改革」というタイトルでした。その一部を読ませていただきます。  国連難民高等弁務官任期の最後に、私はヨーロッパの人々に次のように訴えました。「今なお多くの人々が人権侵害の蔓延する国々から……

第155回国会 法務委員会 第13号(2002/11/27、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  先週に引き続きまして、難民問題について二度目の質問をさせていただきます。本日は、難民申請者及び難民申請について不認定とされたけれども取り消し訴訟を行っているような人たち、いわゆる難民絡みの人たちの収容についてお聞きいたします。特に、仮放免について議論をさせていただきたいと思っております。きょうは副大臣を中心にお伺いいたします。  前回の質問で、難民絡みの人とそうでない人と収容期間にどれほどの違いがあるのかという質問をさせていただきました。そのときに、難民絡みの人は現在四十九人収容されていて、平均二百六十七日、ほぼ九カ月間収容され……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第6号(2003/04/18、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  私は、本日、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律案について質問を行います。  まず、センシティブ情報の取り扱い方について質問をいたします。  と申しますのは、野党案には、センシティブ情報の取り扱い方については厳しい取り扱いをしないといけないということが書いてありますけれども、政府案にはない。しかし、その立法事実については果たしてきちんと精査されてきたのか、また、この委員会で立法事実についても触れる必要があるのではないか、そういった意味で、立法事実のうちの一つである犯罪の経歴について、その取り扱われ方についてまず確認をさせていただ……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号(2003/04/23、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  私は本日、いわゆる適齢者情報を提供いただいたその法的根拠について主に質問をさせていただきますが、その本題に入ります前に、若干の事実の確認をまず防衛庁長官にさせていただこうと思います。  本日、委員会で配付されました防衛庁からの報告書が手元にあります。その二ページ目のところに、募集に関する手引を作成していた団体についての記述があります。募集に関する手引では、四情報以外、つまり氏名、住所、生年月日、性別の四情報以外には、「電話番号、職業、世帯主、世帯主との続柄、健康状態、技能免許等が記載されている。」と報告書には書いてあります。その……

第156回国会 個人情報の保護に関する特別委員会 第10号(2003/04/24、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  私に与えていただいた時間は六十分であります。おおよそ前半の部分に対しましては、細田担当大臣を中心に個人信用情報の問題について伺います。そして、後半の部分につきましては、昨日の議事録を中心にいたしまして質問を行います。  その際、通告していたのとは順番が逆になりまして、細野委員の質問に対する答弁に対して改めて再質問をさせていただくというのが初めでして、次に私が昨日した質問に対する続きをさせていただく、その順番でさせていただこうと思っておりますので、担当大臣、副大臣の方は御準備をよろしくお願いいたします。  それでは、細田大臣に、個……

第156回国会 国土交通委員会 第20号(2003/05/14、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  扇大臣、お久しぶりでございます。  扇大臣、質問に入ります前に、先ほど大臣、記者席に座っている新聞記者に対して写真を撮らないようにというように御発言なさって……(扇国務大臣「ああ、新聞記者ですか」と呼ぶ)今、お間違いになったというふうに自分でお認めになっておりますけれども、マスコミに対しての圧力になるような行動と受け取られないようにということで、御助言させていただきたいと思います。  それでは、質問に入らせていただきます。  今までの法案の質疑の中で、必ずしも、この質問のペーパーに、質問というか御説明のペーパーにありますような、……

第156回国会 総務委員会 第13号(2003/05/08、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  久しぶりに総務委員会で質問をさせていただきます。  さて、本日は、電波利用料について質問をさせていただきます。  まず、政府に、特定周波数変更対策業務、いわゆるアナ・アナ変更に伴う費用について質問をさせていただきます。  政府提出法案では、アナ・アナ変更に伴う費用について、放送事業者に追加負担を求めております。その追加負担をした場合と、していない場合と、それぞれ放送事業者が負担する費用は幾らになるんでしょうか。
【次の発言】 全体で千七百八十六億円かかる、その総額ではどうでしょうか。

第156回国会 法務委員会 第11号(2003/05/09、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  四月十五日に、私は、民事訴訟法等の一部を改正する法律案及び人事訴訟法案について、本会議において代表質問をさせていただきました。本会議での私の代表質問、そして当委員会でのやりとりを踏まえまして、なお残っている私の懸念について、本日は質問をさせていただきます。  まず初めに、民事訴訟法等の一部を改正する法律案についてお尋ねいたします。  代表質問において、本法案における計画審理の対象として想定している訴訟を確認させていただきました。大臣からは、大規模な公害事件や専門的な事項が争点になる医療過誤、建設関係事件を事例として挙げられました……

第156回国会 法務委員会 第12号(2003/05/13、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  本日、刑法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきまして、もし時間が少し余りましたら難民調査官の資質について順次質問をさせていただきたいと考えております。  さて、この刑法の一部を改正する法律案ですが、この法律案というもののポイントは、今まで我が国の刑法が適用されてこなかった事例、つまり日本人が海外で被害者となったときに、殺人等の重大な犯罪については日本の刑法を適用しようという点が今回の法案の改正のポイントであります。  最初に、考え方の整理をするために、刑法についての基本的な部分を確認いたします。  刑法一条一項の定……

第156回国会 法務委員会 第22号(2003/06/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  私は、抵当権を担当して、この担保・執行法の質疑に当たらせていただきます。  抵当権の具体的な中身に入ります前に、私が今回まず皆さんに訴えをさせていただきたいのは、不動産登記法の十七条の地図についてでございます。  小泉政権は、不良債権の処理を加速させる、そういう方針を掲げておりますけれども、この国の登記簿がどのようになっているのか、これについて余りにも世間の関心が低いのではないかと私は思っております。不良債権の処理をするためには、抵当権の実行も促進していかないといけない。そのためには、登記所にどのような地図が設けられているのか、その現況……

第156回国会 法務委員会 第25号(2003/06/13、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの中村哲治です。  前回、六月六日の質疑に引き続きまして、残した質問をまず伺います。  まず、短期賃貸借について伺います。  政府案では、抵当権の設定後の短期賃貸借の賃借人には競落後三カ月間の猶予期間を設けております。この三カ月の趣旨は何でしょうか。改めて確認させていただきます。
【次の発言】 御答弁を伺いますと、調和を図るということで三カ月にしたということですが、三カ月という期間の実質的な理由は論理的には導き出されていないということであるというふうに受けとめさせていただくことはできるんではないかと思います。そこで、修正案が議論になるん……

第156回国会 予算委員会 第5号(2003/01/27、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  私は、北朝鮮からのいわゆる脱北者について、邦人保護という観点と難民条約締結国としての義務の履行という観点から質問をさせていただきます。  まず、外務大臣に質問をさせていただきます。  現在まで、いわゆる脱北者は全体でどの程度いると考えているのか。また、その中に日本国籍を有する邦人はどの程度いると考えているのか。また、日本国籍は有しないが元在日朝鮮人だった人たちはどの程度いると考えているのでしょうか。
【次の発言】 数はわからないということでよろしいんですね。  それでは、現在まで、日本国政府による、邦人、日本国籍を有する脱北者の保護件数……

第156回国会 予算委員会 第9号(2003/02/12、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  私、本日、まず初めにシベリア抑留者について質問させていただこうと考えておったんですが、官房長官が十時十五分以降にならないと記者会見からお帰りになれないということですので、順番を変えまして、まず、公務員制度改革について質問をさせていただきます。  本日、お手元の要旨にありますように、1、2がいわゆる公務員の天下り問題、退職公務員の再就職についての質問であります。  この問題に対しましては、昨年、平成十四年十一月十一日と十一月十三日に、我が衆議院の特殊法人等改革に関する特別委員会におきまして、山井議員が質問されているところでございま……

第156回国会 予算委員会 第14号(2003/02/19、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  私は、小泉政権の問題点は大きく分けて二つあると思います。一つは、市場主義的な構造改革がまだ不十分であるという点。もう一つは、これがもっと悪いことだと思うんですけれども、構造改革というものには負の部分があります。市場主義的な構造改革をすれば、必ず貧富の格差も出てくる、弱者が出てくる、そういった負の部分に対して手当てする政策が十分にとられていない。社会を守るという観点、社会の連帯、コミュニティーの連帯を保障するという観点が非常に欠けているんじゃないか。それが小泉改革の一番悪いところだと私は思います。  ある意味で、戦後、自由民主党を初めとし……

第156回国会 予算委員会 第20号(2003/03/03、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成十五年度政府予算三案に反対し、野党四党共同提出の組み替え動議に賛成する立場で討論を行います。  小泉経済失政による厳しい経済情勢のもと、国民は何とかして経済再生につながる予算を組んでほしいと期待しています。しかし、残念ながら、政府予算案に対しては、私が討論するまでもなく、バブル崩壊後最安値の株価という形で客観的な評価が下っております。  以下、平成十五年度政府予算三案に反対する理由を具体的に五つ申し述べます。  第一に、税収の大幅な落ち込みです。総理に申し上げます。これは自然現象ではありません。小泉経済失政の結果です。  第二に、その……


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中村哲治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 内閣委員会商工委員会逓信委員会連合審査会 第1号(2000/11/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党の中村哲治です。  まず、障害者、病人に対する配慮についてお聞きいたします。  いわゆるデジタルデバイドの是正のため、第八条では、身体的な条件による格差の是正について規定しています。  そこで、確認なのですけれども、第十七条や三十四条二項三号の教育及び学習の振興には、当然、障害者や病人に対する訓練や指導というものが含まれると考えているのですけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 次に、重点計画についてお聞きいたします。  基本法の第三条から八条が定める基本理念は、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部が作成する重点計画によって具体化される、そういうふうに認識してお……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 予算委員会第八分科会 第2号(2001/03/02、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)分科員 おはようございます。民主党・無所属クラブの中村哲治です。  昨年七月、おととしに続きまして、私の生まれ故郷である生駒市の南部の地域で水害が起こりました。床上浸水です。ちょうど私が初当選をして特別国会で上京している最中の出来事でした。地元に帰ったその足で現地に向かわせていただきました。その中で、被害に遭った方たちのお声を聞きました。畳の中から水があふれてきてねという切実な声でした。  その中で、こういう声もありました。去年も水害に遭った。三十年間この地区に住み続けてきてこんなことは初めてだ。何で最近になってこんなに水害がふえてきているのか。今、目の前の山を見てください。一面に……

第151回国会 予算委員会第六分科会 第1号(2001/03/01、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)分科員 民主党・無所属クラブの中村哲治です。  合併式浄化槽についてお聞きしたいと思います。  二〇〇一年、二十一世紀初めにこの合併式浄化槽というものが環境省の所管に移ってきたということに関しまして、非常に大きな意味を感じております。下水道の補完的な施設であるというものから、いや、そうではないんだ、人口密度が低いところには非常に大きな意味のある施設設備なのだということを言い続けられたということは、非常にすばらしいことだと感じております。  さて、二十一世紀を水の世紀としていくためにも、この合併式浄化槽を今後どのようにきちんと機能させていくシステムをつくっていくのか、維持していくのか……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 憲法調査会 第4号(2001/11/29、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 こんにちは。民主党・無所属クラブの中山哲治でございます。  先生のお話を伺いまして、正直、こういう方法もあったのだなと感動しております。今の憲法の枠内でこういう手法がとれるのであれば、積極的に立法化を検討していってもいいのではないかというぐらいまで、私はこの案を見て思いました。そういう立場を前提にして、お話をさせていただきたいと思います。  まず、きょうの議論でまだ出てきていなかったのが、立法府の権限として憲法の解釈権があるということです。違憲審査という言葉だけ聞くと、裁判所が何でも判断していいというようなことを一般的には考えられがちですが、憲法学説上、憲法の解釈権は第一義的……

第153回国会 憲法調査会 第5号(2001/12/06、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 民主党の中村哲治でございます。五分の陳述をさせていただきます。  私は三十歳です。二十八歳で国会議員となりまして、新しい世代の代表として、憲法観を述べさせていただきたいと思います。  私は、この日本という社会はまだ日本国憲法の理念を生かし切っていない、いわば社会が憲法に追いついていない現状にあると思っております。そういうことに関しまして、私よりいわば三十歳ぐらい上の世代の人たちからは、これは立法経緯が間違っていたからだ、これは日本の国民の民族の感覚で憲法を改正しなくてはならない、定め直さなくてはいけないという意見がありますが、それには、法律と社会の乖離というのはある種あるもの……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 決算行政監視委員会第一分科会 第1号(2002/04/08、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)分科員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  塩川大臣におかれましては、私の隣の選挙区でございます。私が生まれ育った生駒からトンネル一本越えて大阪方面に向かいますと、塩川さんの選挙区の東大阪となります。今、関西が非常に経済的にも地盤沈下している中で、やはりこれをどうにかしていかないといけない、地方分権をしっかりしていかないといけないなと私は思っております。そういう観点から、きょう大臣とお話しさせていただくお話によって、大阪圏の経済圏が復活するきっかけになればと私は思っております。  さて、大臣、質疑の実質的内容に入る前に、政と官の役割分担についてお話しさせていただこうと思……

第154回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第1号(2002/04/08、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)分科員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。大臣、長時間の審議で本当にお疲れのところですけれども、もうしばらくどうかよろしくお願いいたします。  大臣、私、きょう議論させていただきたいのは、都市基盤整備公団についてでございます。  都市基盤整備公団は、特殊法人等整理合理化計画、平成十三年、昨年の十二月十九日の閣議決定によりますと、市街地整備改善事業につきましては、三点方針が出されております。  「市街地整備改善事業は、都市再生を図るものに限定する。」二番目に、「新規の宅地分譲事業(都市の外延的拡大につながるいわゆるニュータウン開発事業)は廃止する。」そして三番目に、「現在事……

第154回国会 憲法調査会 第3号(2002/04/25、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)委員 私は、安全保障の問題において、現行憲法解釈が、集団的自衛権を行使できないということになっていることに非常に大きな問題があると考えております。  内閣法制局の憲法解釈では、現行憲法下では、国際法上集団的自衛権は持っているけれども、憲法上行使できないということになっています。しかし、その合理的理由についてははっきりしていないことになっています。  先日、佐瀬昌盛さんの「集団的自衛権 論争のために」というPHP新書の本を読ませていただきました。そこで読んだ感想でも、なぜ国会はこの問題についてきちんと議論をしてこなかったのかということを深く感じざるを得ません。  そもそも、沖縄に基地……

第154回国会 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第2号(2002/03/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)小委員 きょうの問題は非常に難しい問題だなと思いました。  やはり、私たちの国がこれからどういうふうな方向に向かうかということを思うときに、環境の問題が一番大事だと思います。農作物というのは水に非常に大きなウエートを置くものでありますから、この日本が今まで持ってきた水を大切にする文化、そういうことが、今後途上国が経済的に成長していく中で非常に必要になってくる。そういう視点を、前文の観点からもう一度、この二十一世紀、とらえ直していかなくてはならないのではないか、そのようなことを感じました。  以上です。

第154回国会 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第3号(2002/05/09、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)小委員 民主党の中村哲治でございます。本日は、大変ありがとうございました。  先生にまずお聞きしたいのは、安全保障における集団的自衛権の問題であります。  九条から考えますと、私たち日本が自衛権を持っているのか持っていないのか、行使すべきなのかすべきでないのかという論点がまずあると思います。そして、自衛権を持っているから個別的自衛権の行使ができるというふうなロジックだと私は理解しております。  日本が集団的自衛権の行使ができないというのであれば、集団的自衛権だけでなく、個別的自衛権も含めた自衛権が行使できないというふうに考えるべきなのではないか。自衛権を認めた以上、個別的も集団的自……

第154回国会 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号(2002/02/14、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)小委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  先ほど我が会派の島聡委員が申させていただいた件について、私の意見を述べさせていただきます。  私は、与党が今事前審査をやっていること自体に問題があるのではないかと思います。国民内閣モデルをとる場合に、事前に与党が審査する必要があるのかどうか、それを私たち国会議員でもう一度議論する必要があるのではないでしょうか。与党の方は、内閣総理大臣を含めて政府へ人を出していく、そして予算には賛成する、そういうふうな枠組みでいいのではないでしょうか。党議拘束のあり方というのも今回議論していけばいいのではないでしょうか。内閣が提出した案について……

第154回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第1号(2002/02/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)小委員 民主党の中村哲治でございます。  本日は、大変示唆に富んだ御教示をいただきまして、ありがとうございました。  先生がおっしゃいました、今は相互浸透の形である、それを相互依存の形にしていかなくてはならない、すなわち、それぞれが自立する中で、地方自治体と国が協力していく関係をつくっていかないといけないというのは、まさにそのとおりだと実感しました。我が党民主党が一番大きな政策の柱として地方分権を訴えておりますのも、そういうふうな、地域が自立する中で共存していく、そういうふうな形がこの国に今一番大切なことではないかと考えておることからも、本当に親近感を持って聞かせていただきました。……

第154回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第2号(2002/03/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)小委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  先生にまずお伺いしたいことは、政令都市と府県との関係はこのままでいいのかということでございます。  私は、地元が奈良県でございます。隣に大阪府がございます。大阪府の方とお話をしたときに、大阪市と大阪府の関係が非常に不幸だと思う、それは市民の方の意見ですが、そういう意見を聞いております。と申しますのは、結局、府がやるようなことを市ができる権限を持っておりますから、施設も何も大阪市の中に府のものも市のものもできてしまう。結局、有効利用がなかなか図れないというような話もありました。  この政令市が大きな権限を持つことが本当に府県にと……

第154回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第5号(2002/07/11、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)小委員 民主党の中村哲治です。今、政治倫理審査会の幹事会があって、急遽の日程で抜けさせていただきまして、申しわけございません。  私は、知事の隣の奈良県出身の議員でございます。三重県の取り組みを県会議員などに聞いておりますと、かなり私たちの県と違うんだなと思います。今自治体間競争という時代に入ってきていると思います。知事のお考えとして、どういう点でほかの自治体よりまさっているのか、三重県としてはどういう取り組みを、ほかの都道府県と比べて先進的にやっているとお考えでしょうか。
【次の発言】 今、自治体間競争の話からそういうふうな話を聞かせていただいたんですが、もう一つ、今のお話を聞く……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 憲法調査会地方自治に関する調査小委員会 第1号(2002/11/28、42期、民主党・無所属クラブ)

○中村(哲)小委員 民主党・無所属クラブの中村哲治でございます。  参考人におかれましては、非常に示唆に富んだ御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。ほとんど私が思うところと一致しているのかなという思いで聞かせていただきました。  その中で、本日は二点、さらに突っ込んでお聞きをしたいと思っております。一つは課税のあり方、もう一つは地方公務員のあり方でございます。  まず、課税のあり方なんですが、先ほどから財源の話が続いておりますので、これは簡単にお話をさせていただきたいと思います。  私が総務大臣にお話をさせていただく中で、今地方自治体の仕事の七割は国が法令でやり方を決めている、……



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データ更新日:2023/02/05

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