このページでは中津川博郷衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○中津川博郷君 民主党の中津川博郷です。 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました母子及び寡婦福祉法等の一部改正案に対し、坂口厚生労働大臣並びに関係大臣に質問いたします。(拍手) さて、日本の中小企業経営者はなぜこれほど多く自殺してしまうのか、ここ数年、外国の友人からよく問われる質問であります。我が国の自殺者は、年間三万人を超えております。中には、リストラに遭われた方ももちろんいらっしゃいます。ほかの理由の方もあるでしょうが、圧倒的に多いのは、中小企業や個人経営者で倒産を余儀なくされた方々であります。 日本でこうした異常事態が生じるのはなぜでしょうか。それは……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。
まず冒頭、委員長にちょっとお伺いしたいんですが、民主党は前回、理事懇談会でも雪印乳業、参考人招致を強く要求して、理事懇談会では参考人招致、責任者の参考人招致でまとまっていたにもかかわらず、これはなぜ実現していなかったのか、委員長の御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 実はきのう、私も含めて我が党の対策本部が東京の雪印本社を訪問いたしまして、笹島副社長にお伺いしたところ、この委員会の招致を聞いていない、こう答弁しておったんですね。委員長、どのような努力をしたか、ちょっと答弁願いたいんですが。
○中津川委員 民主党の中津川でございます。 我が国は、九九・七%が中小企業でありまして、そこで国民の八割が雇用されております。言ってみれば、日本の国を支えているのは中小企業、そしてそこで働いている人たちだと言っても過言ではないと思います。私は、そこで、これらの中小企業の経営者とそこで働いている多くの皆さんの立場に立って、特に融資のあり方、そしてこれからの融資制度について、焦点を絞って幾つか質問をさせていただきたいと思います。とりわけ、現場の経営者の声を国政に届けたい、こういう思いであります。よろしくお願いしたいと思います。 まず、質問の前に、堺屋経済企画庁長官にお尋ねしたいのであります。 ……
○中津川委員 民主党の中津川でございます。 いよいよあと四日後に児童虐待防止等に関する法律が施行されるということでございますが、それに至るまで、この委員会においても平成十一年の七月二十二日から大変御熱心な議論がなされて、関係各位の皆さんたちに心から敬意を表したいと思います。 先ほどいろいろ資料をいただきました。まずもってびっくりすることは、虐待の相談件数が非常にふえている。平成九年度が六百八十七人、平成十年度が八百九十五人、十一年度に至っては千四百三十一人である。この法律が五月に成立したわけでありますが、この半年の間にもかなりの数増加している。 折しも、きのうも夕方のテレビで、三歳児せっ……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。よろしくお願いいたします。
具体的な質問に入る前に、景気の現況、そして今後の見通しを内閣府と経済産業大臣にお聞きしたいと思います。特に、本日大臣も出席されておりますので、その景気の現状認識を踏まえて、経済産業大臣としての今後の取り組み方、姿勢を一緒にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今、中小企業というお言葉が出ましたが、実は私、民主党の中の中小企業活性化ワーキングチームで事務局長をやっておりまして、さまざまな職種、それから規模の大小を問わず、たくさんの中小企業の経営者の方たちに国会に来ていただいて、国会議員が現場の生の声を聞くという機会をた……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 同僚議員と質問が若干重なるところがありますが、用意してきた質問をそのままさせていただきたいと思います。 昭和四十二年から今日まで、石油公団から約二兆円という予算を使って石油の自主開発を進めてきたということでありますが、調べてみましたら、日本は、自主開発原油の輸入量は六十五万バレルである、これは原油総輸入量四百三十二万バレルのうちわずか一五%にすぎない。 日本の場合は、原油のほぼ一〇〇%を海外から輸入して依存しているわけでありますので、我が国において自主開発の分野というのは、世界的に見ても大変立ちおくれているというのが現状だと思います。ちなみ……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。
小泉総理は、所信表明演説で、二年から三年以内に不良債権の最終処理を目指します、このため、政府の働きかけのもとに、銀行を初めとする関係者が企業の再建について話し合うためのガイドラインを取りまとめるなど、不良債権の最終処理を促進するための枠組みを整えるとおっしゃっております。
本来なら総理に直接伺うところなんですが、きょうはいらっしゃらないので、所管の金融庁に説明を求めたいと思います。
【次の発言】 平成十一年の七月一日に出した金融検査マニュアルというのがありますね。あれによりますと、経営改善計画等の計画期間が原則としておおむね五年以内であり、計……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 昨年の八月三十、三十一日に三宅島へ、党を代表して、現地に行ってまいりました。大変悲惨な状況で、いまだに脳裏に焼きついているわけでありますが、海産物はとれず、農作物も全滅、観光客も来ないというような状況の中で、学校等に一時避難をしている方たちの顔が今も思い出されるわけであります。折しも翌日に石原都知事が全島避難を指示しまして、それからもう既に半年がたっているわけであります。亜硫酸ガスが発生して、さらに危険な状況になっているというふうに聞いております。三千八百人の三宅島島民の方は、都内の各地で先行きの見えない不安な毎日を送っておられるわけでありまし……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 中小企業対策の方のワーキングチームの事務局長をやっておりまして、きょうの四人の参考人の皆さんたちのお話、私も常日ごろ考えていること、また党を挙げて今やっていることに非常に具体的に参考になりました。何せ質問時間が限られております。本来多くの質問をしたいのですが、十五分でありますので、少し簡潔に、ポイントだけ質問させてもらいたいと思います。 個人保証の問題が出てまいりましたが、日本独特の問題、融資の制度でありまして、お金を借りるときは保証人をつけろというのは、もう親から言われて、日本の慣行のようなものなのですが、実はこれが大きな弊害であった。 ……
○中津川委員 民主党の中津川でございます。
まず大臣に、今の日本経済の現況の認識をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 大臣、今デフレとおっしゃられましたが、私は資料を取り寄せて、主要経済指標、国内総支出の推移から個人消費から住宅投資から失業率から、全部見てみたのです。少しでも希望を持って見たいと思っているのですが、もうお先真っ暗でありますし、あらゆる経済指標は最悪ですね。
ここで何回も質問していますが、そのたびに悪くなっている。大臣はそのたびに、日本はポテンシャルがあるということをおっしゃられておる。きょうも言われるかなと思ったのですが、きょうはおっしゃらなかった。弱くなっているこ……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。
私の選挙区は東京・江戸川でございまして、ここのところ微震というんですか、震度一から三ぐらいのが非常に頻繁に起きているんですね。
昨年、この委員会で、私、質疑のときに、南関東直下型地震の切迫性というものについてお聞きしたんです。そうしたら、こういう答弁でありました。「ある程度の切迫性を有しており、今後その切迫性が高まってくることは疑いない」、要するに、きょう起きてもあした起きても不思議ではない、こんなふうに翻訳できるかと思うのですけれども、この認識は現在も同じでございますか。
【次の発言】 大臣、都民の認識とはちょっとずれがあると思うのですね。……
○中津川委員 おはようございます。民主党の中津川でございます。 きょうは、大臣がお越しになっていただくという予定だったんですが、何か参議院の方で本会議が入ったということで、大変残念です。ぜひきょうのこの議論を後で大臣にしっかりと伝えていただきたいということと、岸田副大臣初め局長、皆さんたちに、誠意のある具体的な回答、答弁をひとつお願いしたいと冒頭申し上げさせていただきます。 昭和五十二年の小中学校学習指導要領全面改訂にゆとりという言葉が登場したんですね。二十五年になります。このゆとり教育というのは、現在、我が国の教育の根本理念というか、方針であると文部科学省はおっしゃいますが、そこで、お尋……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 今回の改正案の柱の一つであります放送事業者等への送信可能化権、これをつけるといった背景には、物すごい勢いで情報革命が進んでいる、今や大人から高齢者、子供まで、それこそ一億人日本国民のだれもがパソコンとかインターネットとか、いつでも自由に気楽に使える、そういう現状になっておりまして、加えて動画、これも簡単に送信できる、容量が大変大きく、そしてハイスピード、いわゆるブロードバンド時代というんですか、そういうものを今迎えているということであります。 ちなみに、私のホームページもかなり早い時期から動画を使っておりまして、数年前なんですけれども、そのと……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 今回の法改正によりまして、児童扶養手当の手当額の算定法が大きく変わった。現行制度では、手当額が全額支給の四万二千三百七十円と一部支給の二万九千三百五十円、大変シンプルで、二段階でわかりやすい。ところが改正案では、一万円から四万二千三百七十円まで十円刻みという、非常に細かく複雑、ややこしくなっているんですね。どういう結果が起きるかというと、母子世帯では手当が減額されるのではないか、これが大変不安になっているわけですね。 今現在の経済情勢、これはどんなに厳しいかというのは大臣初め皆さんたちもよく御理解されていると思いますが、株価は、いっとき八千円……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。私見を交えながら、大臣にお尋ねしたいと思います。 まず、きのうの株価もひどかったですね。小泉内閣が発足当時、昨年五月七日、日経平均株価は一万四千五百五十六円。それから、例の竹中さんの、だめな企業が退場するのは資本主義の普通のルールだとか、巨大銀行には利点もあるが破綻させるには大き過ぎるという考えはとらない、ツービッグ・ツーフェール、まあ竹中ショックですよ、これは、起こりまして、十月十日には八千四百三十九円、株価が暴落しました。 小泉さんが総理になったときは、これはやってくれるぞと、ああ、もう経済もよくなる、夢を持てる、こう思って、ぴょんと、御祝……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。古巣の経済産業委員会に戻ってまいりまして、大変中小企業に熱心で理解のある平沼大臣、こういうふうに私思っておりまして、また、副大臣も、西川さん、高市さん、もう大変見識のある方なので、実のあるひとつ質疑をさせていただきたい、こんなふうに思っております。 午前中の株価、八千四百三円ですね、為替が百十七円ということで、大変心配しております。きのう財務金融委員会で塩川大臣と竹中大臣に一時間にわたってやったんですが、私の経済の認識と、私のというか国民の思っている経済の認識、全く違いますし、そしてまた、先ほど同僚議員からありましたが、現場のそういう中小企業の姿……
○中津川委員 民主党の中津川博郷です。 本日は、産業再生関連三法案についての審議なんですが、まず、その前提であります景気状況、これを大局的な見地から何点かお聞きしたいと思っております。 株価の下落に歯どめがかかりません。一昨日、二十年ぶりに日経平均株価が一時八千円を割り込みました。と思ったら、きのうはさらに下がって、とうとう終わり値で七千八百六十二円四十三銭と、バブル崩壊後最安値であった。本日は、先ほど終わったところで七千九百円台だというふうに、八千円を超えなかったということでありますが、まさに市場はどしゃ降り状態である。 平沼大臣、政府の経済担当大臣でおられまして、この原因は一体何だと……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。
平沼大臣、新聞報道によりますと、大臣は六日の記者会見で、株価対策に郵貯、簡保資金を活用することに、選択肢として十分考えられると述べたと聞いておりますが、これは事実ですか。
【次の発言】 今株価対策ということでお聞きしているわけですが、そういう御発言をなさったということですが、大臣、株価対策というのは一体何なんだろう、そんなものはあるのかな。いかがですか。
【次の発言】 全くそのとおりと私は思うんですよね。毎年三月になりますと、金融危機が起こるかどうか、さあ銀行を救うために公的資金を投入するかどうか、いやことしは金融恐慌を起こさない、小泉内閣にな……
○中津川議員 ただいま議題となりました民主党提案の中小企業者に対する銀行等の資金の貸付けの適正な運営の確保に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 銀行の中小企業者に対する融資の現状については、かねてからさまざまな問題点が指摘されてまいりました。 まず、銀行から中小企業者及び保証人に対する事前説明が十分なされないまま、返済能力を超えた過剰融資及びこれに伴う過剰な担保の要求が行われてきたという事実がございます。その結果、多くの中小企業者や保証人は、債務の履行や担保権の実行の名のもとに、応分の負担を超えた、生存権を脅かしかねない過重なリスクを負わされている現状がご……
○中津川議員 お答えいたします。 今も中山さんの方から答弁がありましたけれども、とにかく貸し手がどうしても借り手よりも優位な立場に立ってしまうというのが現状ですね。そして、事業をしたくても、土地がなければ、担保がなければ貸してくれない。本来なら、ビジネスプランとか、あるいは人物、やる気とかいう総合的な評価でやらなければいけないわけでありますが、どうしても日本の場合は、担保至上主義という今までの歴史がありました、間接金融ですから。その辺の弊害が今出ているということであります。 そこで、今回こういう法案を私ども提案させていただいて、今この経済産業委員会で議論しているというのは大変画期的で、意味……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 まず冒頭に、今回のフランスのエビアンで開催されたサミットで、小泉総理が、ブッシュ・アメリカ大統領の強いドルを望むといった言葉に対して、歓迎する、円は実態以上に高く評価されているということを表明されたんですが、私は、前にもこの委員会あるいは財金等でも、為替問題、大変重要な問題だと思っておりますので、先ほど小沢委員の方からもデフレの話がありましたが、その中で特に資産デフレ、この辺の解決の一つのポイントが為替だと私は思っておりまして、小泉さんが為替に触れたのは何か初めてじゃないかな、勉強したのかな、そんな気がしたのでありますが。 大臣、どうですか。……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 塩川、竹中両大臣、今日の危機的状況にある経済、特にデフレ、不良債権に対する認識について、冒頭、お伺いしたいと思っております。 まず、デフレなんですが、デフレは、物価の下落による経済の悪循環というようなことなんですが、今、我が国で問題になっているのは、資産デフレですよ。特に土地、つまり地価下落の問題です。当然、株価の下落も含まれると思うんであります。実は、平成二年には約二千五百兆円あった地価総額、平成十二年には約一千五百兆円になったんですね。十年間で一千兆円下落しているわけです。これは暴落ですよ。 調べてみたんですが、小泉政権になってからは、……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 株価についていろいろお聞きしたいと思っておるんですが、実は、イラク戦争が長引けば日本の経済も影響を受けるだろう、ところが、短期に終われば、これは株価も上がって景気が回復する兆しになるんじゃないか、こんなような大方の考えであったわけです。 しかし、実際、三週間で終わった、短期で一応終息したというんですが、結局株価は低迷し続けています。きのうは七千八百二十一円九十銭ですね。きょうの午前の終値、先ほど調べてみましたら七千八百七十三円八十一銭ですか。しかも、二十数年ぶりに、十五日にはバブル後最安値を更新しているわけでありますが、こういう現象を、竹中大……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。 私、今まで何度か当委員会あるいは経済産業委員会で経済の質問をさせていただくまず冒頭に、必ず株価の動向、それをいつも質問したんです。株価というのは、やはり政治家はもっともっと敏感にならなければいけないというふうに思っておるわけです。 私も、かつて経営者でありましたから、株をやりました。売ったり買ったりして、いいときもあったし悪いときもあった。私、びっくりしたんですが、政治家になって、政治家の皆さんはみんな株をやっているかと思ったら、そうでもない人が結構いるんです。実体経済を知るには、やはり株というものを一株でもいいから買って、株式新聞を見たりし……
○中津川委員 民主党の中津川でございます。 きょうで質疑が五日になるんですね。いろいろ議論を拝見してまいりました。また午前中は、きょうは参考人の具体的なお話も聞けて、だんだんと見えてきているんですが、どうも何か雲をつかむような内容で、我々がはっきりしないわけでありますから、国民はますますわからないんじゃないだろうか、そんな思いで今まで参りました。 そこで、私は、今までの質問とダブるかもしれませんが、もう一度基本的、初歩的なことを質問させてもらいます。ですから、私に答えるのではなくて、国民に、おじさん、おばさんたちにわかるように、ひとつ明快にお答えをしていただきたいというふうに思います。 ……
○中津川委員 民主党の中津川博郷でございます。
この委員会で質疑に立たせていただいて竹中さんと議論するとき、毎回毎回株価がどんどん下がっていく中で激しい議論をやってまいりましたが、上がりましたね。よかったですね。これは本当にいいことなんですよ。
なぜ上がらないのか、なぜ景気がよくならないのかということを今までやってきたわけでありますが、この上昇は一時的なムードであり一過性であるという悲観論がある一方、また楽観論もあります。景気は本当に底を打ったのか、株価は本当に底を打ったのか、簡潔に、竹中さん、ひとつ大臣の立場でお答えください。
【次の発言】 何か答えになってないですね。もうちょっと明確に……
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