このページでは達増拓也衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○達増委員 本日十二時半から開会されました本会議、非常に嘆かわしい本会議でありました。総理大臣が答弁を撤回する。この十年に一度、あるいは五十年に一度と言っていいかもしれません、極めて重要な案件、イラクへの自衛隊派遣という重要な案件について国会の承認を求める、その質問に対する答弁の中で、これまた前代未聞の撤回ということをしなければならないような答弁、事実と反する答弁をしてしまった総理大臣。この小泉内閣というのは一体どういう内閣かという思いを新たにした次第でございますが、こういう事態は本当にあってはならないことでありますので、内々お知らせしておりました質問項目の八番、この総理答弁に関する質問からさ……
○達増委員 きのう、参議院の方でイラクへの自衛隊派遣に関する国会承認の採決が行われまして、けさ、いろいろ新聞をチェックしておりましたところ、驚くべき見出しに目を奪われました。それは東京新聞なんですけれども、「日米安保の対象範囲 極東超えて世界に拡大」という見出しなんですね。中身を紹介しますと、 政府がイラクに危険覚悟で自衛隊を派遣した理由の一つは、日米同盟の信頼性の維持だ。日本の防衛が目的の日米安全保障条約の範囲が事実上、中東にまで広がった。 今回の自衛隊派遣について、小泉首相は「日米同盟と国際協調のため」と説明したが、同時に首相は「日本の危機を国連は守らない」とも指摘。日米同盟への傾……
○達増委員 では、その人質バッシングの問題について伺いたいと思います。 人質となった方、特に最初の人質になったお三方とその家族に対するバッシング、これは非常に目に余る、ゆゆしいものがあると思います。 これは基本的に日本国内で起きていることでありますけれども、外国におきましては、例えばパウエル・アメリカ国務長官やフランスのル・モンド紙が、あの三人について悪く言うものではないという趣旨の主張をしている。これは広く知られておりますが、けさの地方新聞に掲載された共同通信の記事によりますと、イタリアのANSA通信によりますと、無思慮で軽率な人々などという批判が日本では雨のように降り注いでいる、そうい……
○達増委員 ただいま議題となりました被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付してありますが、その内容につきましては、既に質疑の過程において委員各位におかれましては十分御承知のところでありますので、この際、案文の朗読をもって趣旨の説明にかえることといたします。 被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、特に次の諸点に留意し、その運用に遺憾なきを期するべきである。 ……
○達増委員 先ほどの総理の、国連と同盟を結べないでしょうという答弁には、本当に驚いてしまいました。 質問に入る前に総論的なお話をさせていただきますけれども、アメリカのウォルフォビッツ国防副長官が今の仕事につく前は、ジョンズ・ホプキンス大学の国際関係論の大学院の学長をしていたんですけれども、今その学長はジェシカ・アインホーンさんという女性の学長さんが後任になっていますが、そのジェシカ・アインホーン学長が最近書いた文章の中で非常に興味深い指摘をしています。 それは、ブッシュ政権というものが驚くほど直観的な対外政策をやっているということです。日本の外交もそういう問題を抱えているなと思ったわけであ……
○達増委員 本日の予算委員会冒頭、総理と防衛庁長官から、サマワ市評議会が存在しているかのような発言をしたことをそれぞれ撤回する旨の発言がありました。 このイラクへの陸上そして航空自衛隊の派遣、また、その自衛隊の派遣問題は、この補正予算の主要な柱の一つでもあります。そのような重要な問題、これについて、本会議あるいはこの予算委員会の場で、国民をミスリードするような、国民を誤解させるような、そのような発言がなされたこと、撤回しなければならないような虚偽の発言がなされたことを総理、防衛庁長官は冒頭認められたのだと思いますが、そうしますと、私が質問しなければならないのは、その責任をどうおとりになるかと……
○達増委員 そもそも何のためにイラク戦争を始めたのかということが、今、アメリカ、イギリスでも、国会で特別調査会など、特別委員会などを設け、改めてそこを追及していこうという動きがございます。日本では、政府の方ではそのような調査機関は今のところつくる予定はないようなので、やはり国会が重要なのだな、予算委員会を初めこの国会の審議の中でそのような国の根本のあり方、また国際社会のあり方、こういったことをきちっとさせていかなければならないのだなということを改めて感じております。 そこで、昨年十二月九日に閣議決定された基本計画、イラク人道復興支援特別措置法に基づく対応措置に関する基本計画、これを改めて読み……
○達増委員 今の問題、竹中大臣に伺いますけれども、きょうの委員会審議の場で答弁してくださるという意味でさっきお答えになったんでしょうか。
【次の発言】 さっきの委員長の指示に従っていないんじゃないかという……。
先ほど竹中大臣に委員長が指示したのは、答弁の中できちんと答えるということだったと思いますので、これはもう午後一番にお答えいただけるということで理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 私の質問に入る前、冒頭に、きのうイラクで発生しましたサマワ市での迫撃砲弾攻撃について述べさせていただきます。
実は、二月九日、今週月曜日の予算委員会で私は、自衛隊がサマワに入ることによって、今までサ……
○達増委員 まず、前回質問に立たせていただいたときにやりとりした内容に関連して、総理に伺いたいと思うんですけれども、福田官房長官のイラク自衛隊派遣国会承認の採決欠席問題についてであります。 予算委員会、二月十三日、あのとき私は、自民党の有力議員が、棄権、採決欠席したことで党内で処分を受けたことについて質問したんですが、福田官房長官は、私が聞いてもいないのに、「私自身も思わざることで欠席しました」と答弁されたんですね。それで、どうして欠席したんですかと質問したところ、「それは、まことに個人的なことでございますけれども、私自身の勘違いということでございます。」と。勘違いであんな大事な採決を欠席す……
○達増委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の平成十六年度一般会計予算、平成十六年度特別会計予算、平成十六年度政府関係機関予算に一括して反対する討論を行います。 族議員と霞が関官僚機構が、国民生活も経済状況も顧みず、既得権益維持に走ってつくり上げた本予算は、芸術的とも言える既得権益と数合わせの組み合わせであり、その矛盾を国民負担増として国民に押しつけるもので、到底賛成できるものではありません。 年金制度改革やいわゆる三位一体改革、また、道路公団や郵政公社の民営化など、小泉内閣が大改革だと叫ぶ分野についても、本質的な議論を先送りした結果、予算編成にゆがみが集中し、すりかえ、先送……
○達増委員 新潟地震で被災された皆様方に、改めてお見舞いを申し上げたいと思います。 十万人を超える方々が避難生活をされているということで、本当に大変だと思います。学校も、たくさんの学校が避難所に使われて、学校関係者の皆さんの御労苦も本当に大変なものがあると思います。政府は、必要な措置を迅速にかつ的確に行っていくべきということを改めて申し上げたいと思います。 さて、義務教育費の負担の問題であります。これは我が国だけの問題ではなく、世界共通の課題でもあります。 そこで、まず取り上げますのが、子どもの権利条約です。子どもの権利条約第二十八条1(a)には、「初等教育を義務的なものとし、すべての者……
○達増委員 初めに、大阪府寝屋川市の小学校で起きた事件に関しまして、亡くなられた先生の御冥福をお祈りし、また、おけがをされた先生方の回復をお祈りいたします。
さて、教育基本法改正問題について質問をいたします。
報道などでは、ことしのこの通常国会、教育基本法改正が大きい目玉になるのではないかとされていたわけでありますけれども、政府は、政府原案があるのではないかという報道を否定したりしていまして、今まだ教育基本法改正案、政府原案は存在しないと公表していますけれども、この法案提出はしないんでしょうか。
【次の発言】 この教育については、いろんな改革、この教育基本法改正問題から後、いろんな当面の課……
○達増委員 義務教育費国庫負担法改正でありますけれども、義務教育のあり方については、政府、中教審での議論があり、また内閣と地方六団体の間でも議論があるようでありますが、やはり究極的には、国会が議論して、そして国会が決めることだと思います。義務教育のあり方を最終的に決めるのは、これは国権の最高機関である国会、全国民の代表である国会議員が決めることでありますから、そういう意味では、義務教育のあり方についてこの国会できちっとした議論を十分やっていかなければならないと思います。 そのためには、議員同士の議論も重要でありますけれども、広く参考人を招いて意見を聞くということも非常に重要でありますので、ぜ……
○達増委員 達増拓也でございます。 まず最初に、高松塚古墳の壁画の問題について伺います。 これは私もNHKテレビの放送で見たんですけれども、高松塚古墳の壁画はひどく劣化が進んでいて、これはもう色も変わっていますし、また描線がもう全然見えなくなっているようなところもあり、一九七二年に発見され、以来、現地保存ということで、空調設備を取りつけて、文化庁の監督のもとに保存されてきたわけですけれども、何で最近になって大騒ぎになり、結局、石室解体、壁画搬出、修復ということに急遽決まったわけでありますけれども、何でこんなことになってしまったのか。やはりこれはあってはならないミスだと思うんですけれども、こ……
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