このページでは白保台一衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○白保委員 公明党の白保でございます。 初めに、茂木担当大臣にお伺いをしたいと思います。 経済の自立を目指してスタートいたしました新しい振興策も、もう三年目に入ろうか、こういうときになっております。情報通信や、あるいはまた特別自由貿易地域だとか、あるいはまた観光振興とか、そういった形でもって着実な進展を見せているわけでございます。 同時に、昨年は川口大臣等、皆さん方、政府関係者の判断で、太平洋・島サミットを沖縄で開いていただきました。改めて感謝いたします。 沖縄のコンベンションアイランドとしての位置づけ、そしてまた国際交流の場としての位置づけ、そういったものが着実に進んでおるなと。二〇……
○白保委員 公明党の白保でございます。 大臣の所信表明に関する質問を行いますが、大臣の所信表明でも冒頭に触れられておられましたように、まず、残念ながら、昨年は低温と日照不足で、米は十年ぶりの不作ということになったわけであります。政府備蓄米の四十万トンの放出もあって、供給量の問題はなかったわけでございますが、米作関係者は非常に御苦労をなされた、大変厳しい事態であった、深刻な事態であった、このように思います。そういった中でも、また非常に奮闘して頑張られた方もおられまして、非常に感謝をしたいな、こう思うわけでございます。 古来、日本は、白米は命なり、こういうふうに言われるように、心を込めてつくっ……
○白保委員 公明党の白保でございます。 実は昨日、私どもも、冬柴幹事長を本部長として対策本部を立ち上げたわけであります。一方、また、自民党と公明党の幹事長、国対委員長の会談の中でも、家伝法の改正も視野に入れながらこの対応も考えていかなきゃいけないなということも話し合われております。 そういった中で、特に今回の京都の浅田農場ですか、そこの対応の問題についてまず最初にお聞きをしていきたいと思いますが、これを見ていますと、要するに、養鶏業者や農家への立入調査というものに対しても限界があるなと。現に、前日にそこまで行っていて、中まで入れない、入らなかったということで、翌日あたりから大きな、確認作業……
○白保委員 公明党の白保です。 法案の質問に入る前に一言申し上げたいと思いますが、鳥インフルエンザの対策につきまして、昨日、政府は関係閣僚の会議を開いて決定をいたしました。私どもも、去る五日の夕刻、官房長官の方に、私どもも対策本部をつくっておりまして、冬柴幹事長を本部長として、私、事務局長を仰せつかっておりますが、数項目にわたって申し入れを行いました。昨日、それを各省庁の皆さん方から説明を受けまして、私どもが要請をいたしましたことがほぼ網羅されておりますので、対策本部長の方からも、敬意を表する、こういうお話がございました。 ただ、あとは、地元を回っておりますと、焼き鳥屋さんとかあるいはまた……
○白保委員 連日、大変御苦労さまでございます。 日本人の食に対する考え方というのが非常に多様化をしてまいりました。食の安全、安心というのが大変な大きな関心事というふうになってきたわけでございます。その中で、日本の農業、畜産業を取り巻く状況というのは、BSEや鳥インフルエンザなどの問題、またFTAの自由貿易交渉などの問題等があって予断を許さない状況にある、こういうふうに思います。 このような状況の中で、国内での畜産物の安定供給というものは、その役割というものが今改めて重要となってきていることは間違いないと思います。自給率の向上や安全、安心という観点を踏まえた上で、生産者が意欲を持って取り組め……
○白保委員 去る三月十二日に正式に合意をいたしましたメキシコとの自由貿易協定締結については、約一年半という長い時間をかけて交渉を行って、その苦労も大変大きかったと思います。大変御苦労さまでございました。 メキシコについては、NAFTAやEUとのFTAを締結したために、輸出入が北米や欧州の方へシフトしていった。その結果として、日本は一九九九年に三千九百五十一億円もの利益を逸失したと経済産業省が試算をしているわけであります。その後、不利益解消ということや、あるいはカンクンの問題等を受けて、メキシコとのFTA締結を行ったということは極めて重要となってきておったんだろう、こう思います。 ただ、その……
○白保委員 農業経営支援三法の審議でありますが、限られた時間でございますので、基本的なことをお伺いしていきたい、こういうふうに思っております。 その前に、新聞の報道で、「農水省は十日までに、農業以外での利用を原則的に禁じている優良農地について、場当たり的な転用の防止を促す通知を都道府県などに出した。」こういうような報道がありました。「農業振興地域整備計画の変更は五年ごとの調査などに基づいて計画的に行うように――というのが柱。」また、「農地制度が転用規制の役割を果たしていないという批判に応えたもの。三月に閣議決定した「規制改革推進三カ年計画」にも、制度の適正な運用が盛り込まれている。」こういう……
○白保委員 公明党の白保台一でございます。 きょうは、参考人の皆さん方には、当委員会に御出席いただいて、大変感謝しております。ありがとうございます。 黄川田先生は須之内さんの方から聞かれまして、私は前の方から順番に聞いていきたいと思います。 中村参考人にまずお伺いしたいと思いますが、限られた時間ですので、農業委員会法や改良助長法についても伺いたいのですが、この機会に、新規就農者の相談に長い間取り組んでこられた経験がおありでございますので、御意見をお伺いしたいと思います。 まず、農業経験のない方が就農をするのに何が最も困難な問題となっている、このようにお考えでしょうか。
○白保委員 初めに、この法案に入る前に、鳥インフルエンザが拡大する中で、私どもも、冬柴幹事長を対策本部長として対策本部を立ち上げました。その際に、政府に緊急の申し入れ、要請を行ったわけであります。一つは早期発見、蔓延防止体制の構築、二番目に防疫体制の強化、三番目に新型人インフルエンザウイルスの発生防止対策、四番目に自治体に対する財政対策の強化、五番目に中小・中堅企業に対する支援、そして六番目に風評被害の防止、こういったことを柱とする、かなりの項目にわたりましたが、申し入れを行いました。これが三月五日ですが、三月十六日に鳥インフルエンザ対策に関する関係閣僚会合で緊急の総合対策をまとめました。この……
○白保委員 さまざまな御意見があり、また非常に大事な指摘等もございました。私は、大変時間が限られておりますので、基本的なことを幾つかポイントを絞ってお聞きしていきたい、こういうふうに思っています。 まず一点目は、農協改革の基本的な考え方、これについてお伺いしたいと思います。 制度が発足して五十数年が経過した今日、社会のあり方、そしてまた農業をめぐる状況も非常に変わってまいりました。そういった中で、ここ数年というのは、さまざまな事案があって、WTOやFTAとかさまざまなことがあって、また、国民の食に対する安全だとか安心だとか、そういう要求からも見られるように、我が国の農業の直面する課題という……
○白保委員 公明党の白保でございます。 きょうは、大変お忙しい中、参考人の皆さん方には貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございます。 日本の農業を取り巻く環境というのは、いろいろな面で複雑になり、厳しくなってきているな、このような感じを受けるわけであります。そういった中で、農林行政も農水行政もあり方が問われておりますし、さまざまな形でもって農協のあり方等も含めて問われている時代になってきているのかなと。 ただ、これまでも小規模農家と皆さん方をつないで頑張ってこられた、こういったこともありますし、農業、農村あるいは食というものは、これから、単に農業、農村のことだけじゃなくして、……
○白保委員 先般も質問いたしましたが、そういった中で、若干まだ疑問の残るところがありますので、そのことを中心に伺っていきたいと思います。 本法案は、農協改革の方向性ということで、平成十三年の法改正でも一定の改正を行い、それは実現をしていっておる。十五年の農協改革の方向というものが、経済事業の改革、中央会のリーダーシップを図るために、経済事業版自主ルールの策定と指導事業の推進を提言して、地域特性を反映し、JAの自主性、創意工夫を最大限に生かすルールをつくる必要がある、こういったことが言われているわけであります。 ただ、リーダーシップという問題と自主性の問題と地域特性、創意工夫、こういった部分……
○白保委員 日本は、今、レストランや給食などで食事する外食だとか、外で買ってきてまたうちで食べる中食だとか、いろいろな面で、いながらにして世界じゅうのあらゆる国のものを食べられるということなんですが、こういう消費者や外食産業などのニーズに、我が国の農業生産が品ぞろえだとかあるいは価格の面で対応できない、そのことがまた自給率低下の大きな要因になっていると思います。川上の問題としての農業、川中、川下の流通や食品産業が食材調達にどうこたえていけるかということが食料自給率に大いにかかわる問題であろう、こういうふうに思います。 つい先週、私は、もとの国連難民高等弁務官をやられていました緒方女史にお話を……
○白保委員 けさからの競馬法の改正議論を聞いておりました。大変競馬に詳しい方の議論もありましたし、そうでない方の議論もあったようですが、私はそうでないところの立場でございますけれども、そういった中で整理をしながら、短い時間ですからお聞きをしていきたいと思います。 中央競馬会で行う中央競馬と、それから都道府県や市町村が開催する地方競馬に分かれている、こういう二つがあるわけですが、これは諸外国にはない日本の特徴なんだそうであります。 それぞれの起源を尋ねていくと、中央競馬は、文久二年、一八六二年に横浜の居留外国人が始めた洋式競馬が発端だ、こういうふうに言われています。戦前の政府は軍馬の改良増殖……
○白保委員 最近の家畜の感染症や、あるいはまた食品の管理形態や偽装表示、そしてまた残留農薬などさまざまな問題が発生しまして、国民の食の安全、安心に対する関心は非常に高まっているのが現状です。そういった中で、有機農法とか減農薬栽培などの環境保全型農業への期待も非常に高まっています。 農業は自然の営みを利用して、そして私たちはその恩恵を受けているわけでありますけれども、農薬や化学肥料を使ったり土地を耕したりすることそのものが環境に対する負荷を生じないわけではないわけでありまして、長い年月に農地に使った農薬や化学肥料は土の中へ深くしみ込んで土の性質を変えていくかもしれないわけであります。繰り返し繰……
○白保委員 ことしは何か台風の合間を縫って東京へ行ったり来たりしているなという感じがしております。沖縄の地元では、十八号の台風で大変なまた新たな被害が出そうな気配で大変心配をしておりますが、その前に、先月十三日に起きました米軍のヘリコプター墜落事故、この問題について、きょうは政府の考え方等を含めてただしていきたい、こういうふうに思います。 十三日、私ども、例年行っております県本部の議員研修会がございまして、党の方から浜四津敏子参議院議員・代表代行が沖縄にちょうど来県しておりまして、会場に向かう途中で沖縄国際大学へ向かう道路を走っておりましたら、煙が上がるので、何が上がったのかなと思いながら、……
○白保委員 委員長初め理事の皆さん、質問者の皆さんの御協力をいただいて、質問の順番を一番最後にしていただきましてありがとうございました。 私は、WTOの問題、あるいはまたBSEの問題、そしてまた農作物の台風被害の問題等を含めて、順次質問をしていきたいと思います。 初めに、WTOの農業交渉についてお伺いをしていきたいと思いますが、WTOは一日、一般理事会で、農業分野を含めた新ラウンドの枠組み合意を採択して閉幕をいたしました。陣頭に立たれて頑張られた亀井大臣を初め政府関係者の皆さんには大変に御苦労さまでございました。 今回の農業分野では、日本が反対をした上限関税の設定が先送りされて、低関税輸……
○白保委員 きょうは、新たに就任をされました島村大臣、そしてまた岩永副大臣、大口大臣政務官、早々に委員会での答弁をなされております。我が国農政、大変大きな転換点、ただいま議論をされておりますBSEの問題、そしてまた食料・農業・農村基本計画の見直しの問題等、そしてまた三位一体論で補助金削減の問題とか、さまざまに課題を抱えておる、そういう状況の中での御就任でございますが、ぜひしっかりと取り組みをされて、安定した農政を築くために頑張っていただきたい、まず期待を申し上げて、質問に入りたいと思います。 さて、大臣は、就任に当たって総理からの指示は、一番目には農業の構造改革や規制緩和、そして二番目は食の……
○白保委員 まず、自然災害の対策について、その取り組みについてお伺いいたします。 本年は十個もの台風が日本に上陸し、各県に連続して多大な被害をもたらしました。やっと台風が一息ついた先週末、今度は強い地震が新潟県を中心に発生しました。これらの災害で亡くなられた方、けがをされた方、家や財産をなくされた方が多数いらっしゃいます。心よりお見舞いを申し上げます。 さて、大臣もあいさつの中で、豪雨、台風、噴火、地震についての対策に触れておられましたが、一層の取り組みをまずお願いしたい、このように思います。 昨日も、私ども部会をやっておりまして農水省の取り組み等をお伺いしましたが、備蓄食料を出動させて……
○白保委員 きょうは、生源寺参考人、山田参考人、森田参考人、大変お忙しい中に意見陳述を行っていただきまして、ありがとうございます。 まず、生源寺参考人、山田参考人におかれましては、本年一月から、食料・農業・農村基本計画の見直しに関する同審議会の企画部会において御熱心に御論議をいただいておりまして、大変敬意を表しておるところでございます。また、森田参考人も、先ほどから御意見を述べておられますが、私どもたびたび国会図書館に資料をお願いしたりしてお世話になっておりまして、ありがとうございます。 私どもも、党の部会などで、朝早くから農水省の皆さん方においでいただいて、毎週毎週、この食料・農業・農村……
○白保委員 限られた時間でございますので、大臣にお伺いいたしたいと思います。 小池大臣の発言の中で、沖縄の自然環境は世界的に見て非常に貴重であり、責任を持って守り育てていくと同時に、沖縄振興の貴重な資源であるとの指摘をされた。その上で、先ほども出ましたが、環境と経済の統合を進めていく、こういうふうに言われております。大臣は環境大臣も兼務されておりますから、環境問題にも当然重きを置いて考えておられてこのような発言になったんだろう、こういうふうに思います。 沖縄の人々は、常に米軍と、そしてまた自然環境に対して従属的な地位に置かれてきた一方で、豊富な観光資源を生かせば沖縄は経済的安定が得られる、……
○白保委員 初めに、大学院大学、これについて、既に何時間か質問が行われていますから重複するところも出てくるかと思いますが、素朴な疑問の残るところを幾つかお聞きしたい、こういうふうに思います。 まず最初に、ボード・オブ・ガバナーズと運営委員会の関係及び権限の問題について、先ほど尾身先生も細かくお話を聞かれておりましたが、重複するかもしれませんけれどもお聞きしたい、こういうふうに思います。 本法律案成立時には運営委員会が設置されるが、ボードメンバーはそのまま移行していくのかということが一点。 そして、機構の委員会に最終的な決定権がない、主務大臣たる総理大臣が認可する仕組みである、その理由。 ……
○白保議員 今の件につきましては、まさに昨年の三月に示された保育所における食育に関する指針、これを踏まえて適切に今推進をされつつある、こういうふうに承知しておりますけれども、こうした食育を通じて、子供たちの健全育成に加えて、離乳食やアレルギー児用の食事など、個々の子供たちの状況に応じたきめ細かな、細やかな対応、あるいは長時間保育等、多様な保育ニーズへの対応等を図る観点からも、保育所に設置するとされている調理室は重要な役割を果たしていくだろう、こういうふうに考えています。
○白保議員 通常ですと御飯とみそ汁を食べるんですけれども、きょうは党の朝の会合があったものですから、そこでおむすびを食べました。
【次の発言】 学校給食は、子供たちに栄養バランスのとれた望ましい食習慣をつけさせるために行っている。それからまた、準備や片づけなどの作業を通じて、協同、協調のそういう精神を身につけさせ、教育的な意義も含めているわけでありまして、それに加えて、地域の食材等も入れてやっておるわけでございます。本法は、そういった基本的なものをきっちりとやっていこうということでありまして、その辺はしっかりと踏まえている、こういうことであります。
○白保委員 大臣に、所信の中から伺います。 まず、昨年は、地震、台風、大雪など多くの自然災害が発生しました、農林水産業が自然を相手にして営まれ、自然の力から大きな影響を受ける産業であることを改めて痛感させられました、こういうふうに大臣は所信の冒頭で述べられております。二〇〇四年の農林水産被害というのは一兆五億円、こういうふうに言われておりまして、一九九三年の大冷害の年以来、十一年ぶりに一兆円を超えた、こういうふうに報道等もなされております。 私のところももう台風常襲地ですから、農林水産業の皆さん方がそういう台風被害だとか自然災害で悩んでいることはもう常に見ていることでありますけれども、被害……
○白保委員 初めに、近代化資金を税源移譲した理由について伺いたいと思います。 今回の三位一体の改革は、地方の自由度を高めて地域の実情に即した施策を効率的に進める、これを目的としております。農林水産関係の施策についても、その趣旨に即して改革を進めていく必要があるんだろうと、こう思います。 今回の三位一体改革、これまでの地方分権改革を加速させるものでありますが、農林水産省においては、食料自給率の向上あるいはまた国土、環境の保全や食の安全、安心、全国的な視点で取り組むべき行政課題も多数抱えているところであります。 こうした中で、農林水産省も、昨年の八月の地方六団体の国庫補助負担金等に関する改革……
○白保委員 限られた時間で質問をいたしますが、きょう配付されましたこの新しい食料・農業・農村基本計画、これに関連して何点か確認の意味も含めてお聞きしたい、こういうふうに思います。 ここに至るまでの間に、私どもの党の部会にも何度も足を運んでいただいて、役所の皆さん方に説明もいただきましたし、議論の経過も伺っておりますし、また、昨年来、私どもの党代表が農業フォーラム等を全国で行って、去年の四月に提言を行いました。また、今回もこれらに基づいて九項目の提案もいたしておりますし、そういったこともありますから、余り細かくぎりぎりという話にはならないで、確認の意味も含めてお聞きしたいな、こういうふうに思っ……
○白保委員 公明党の白保台一でございます。 きょうは、遠藤参考人、武内参考人、後藤参考人の皆さんには、お忙しい中を大変に御苦労さまでございます。 初めに後藤参考人にお伺いをしたいと思いますが、先ほどもお話ございましたように、比内地鶏で成功なさって、全国の農業者を大変勇気づけたんじゃないかな、こういうふうに思っております。都内にもさまざまな専門店が目立っておりまして、食したことの経験がある人がいっぱいいるんじゃないかな、こういうふうに思っております。 ただ、そうはいっても、これは一朝一夕に今日を築かれたわけじゃありませんから、大変御苦労をなさったんじゃないかな、こういうふうに思っております……
○白保委員 農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案、そしてまた農地法を含めて、数時間の審議がなされてまいりました。いよいよ採決を目の前にしまして、私、素朴な幾つかの疑問を何点かお聞きしていきたい、こういうふうに思っております。 まず、今回の農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案について、旧農業基本法における構造政策の考え方とその後の構造政策について質問をしたい、このように思います。 これまでの我が国の農政を振り返ってみると、我が国農業の構造政策の出発点は昭和三十六年の農業基本法の制定にあったわけであります。このときから、我が国農業の発展のため、農地の流動化による担い手の農業……
○白保委員長代理 次に、高橋千鶴子君。
○白保委員 きょうは、沖谷先生、山内先生、大変御苦労さまでございます。公明党の白保でございます。 この委員会には非常にこの問題に詳しい方が何人かおられて、もちろん科学者じゃないと思いますけれども、いらっしゃいます。私は、その域には達しておりませんけれども、素朴な疑問をお聞きしていきたい、こういうふうに思います。 初めに、沖谷参考人にお伺いしたいと思います。 我が国は、全頭検査という消費者の安全、安心に対する要請にこたえる、こういう体制でBSEに対する対処をしてきた結果として、世界でも非常に珍しい二十一カ月齢の感染牛を見つけ出して、そしてまた生後二十カ月以下をBSEの検査対象外とする大きな……
○白保委員 森林組合法の一部改正案と種苗法の一部改正案についてあわせて質問をいたしますが、最初に、森林組合法の一部改正案についてお伺いをしたい、こういうふうに思います。 最初に、緑の雇用拡大と直接支払い制度についてお伺いをしたい、こういうふうに思うわけです。 地球温暖化の対策としてさまざまな手法があります。森林によるところの温暖化ガス吸収源対策というのは最大の手法でありますと同時に、ノーネクタイ、この中で私が一番涼しいんじゃないかなと思いますけれども、こういう対策もあるわけであります。 森林は、地球規模で見ると毎年千二百五十万ヘクタール以上が減少をしている、世界的に危機が叫ばれているとこ……
○白保委員 きょうは、全中の山田専務理事、それから全農の田林理事長、農林中金の上野理事長、皆さんには大変御苦労さまでございます。 全農秋田県本部の米の横流し事件、あるいはこれに関連して、全農や農協のあり方等を中心に質問をしたいと思います。 農協改革については、一昨年のJA改革の断行という全国大会の決議がありまして、着々と改革が行われている、このように認識をしているわけでありますが、そういった中で、今回の全農秋田県本部の事件については、このような農協改革の途上で起きた不祥事件であるということで大変遺憾に思いますし、このようなことがあってはならない、こういうふうに強く思います。 こういうこと……
○白保委員 公明党の白保でございます。 きょうは、参考人としておいでいただいた皆さん方に感謝申し上げます。 さて、BSEの問題に関係して、全頭検査の問題で、BSEの発生以来、全頭検査をずっとしてきたわけですが、そういった中で、そのことが食の安全、安心という信頼回復に大きくつながってきた。これは消費者の強い要請によってそういう形になってきたわけであります。 今回、若齢牛については、これは検査をやめる、こういう方針を打ち出しておるわけですけれども、都道府県によってはそれを引き続き行っていくということを言っているところもあります。 一方、ヨーロッパでは、これは、フランス、英国、こういうEU各……
○白保委員 おはようございます。公明党の白保台一でございます。 限られた時間でございますので、簡潔に、そしてまた、欲を言えば深い実りあるものにしたいな、こう思っておりますので、御答弁よろしくお願いいたします。 最初に確認をしておきたいと思いますが、けさ、ラジオを聞いておりましたら、昨晩、稲嶺沖縄県知事が、ちょうど今アメリカから、米軍の再編問題でアメリカ議会の再編問題の関係者が沖縄に来ておりまして、その方々と沖縄にある総領事館で会談をした、その中で、初めて稲嶺知事が県外への海兵隊の移設の問題に言及をした、こういう報道がなされております。 アメリカ局長で結構ですが、お聞きになっていらっしゃる……
○白保分科員 大変御苦労さまでございます。公明党の白保でございます。 私は、観光立国の問題について若干の質問をしたい、このように思います。 我が国の観光については、国際観光の中ではもう我が国は観光後進国、こういうふうに言われるような状況が続いてきたわけですが、そういった中で、総理が施政方針の中で、二〇一〇年までに倍増計画というようなお話があって、官邸の中にも関係閣僚会議がスタートをしたり、そしてまた観光立国担当大臣ができたり、そして行動計画等もできて着々と今進められている、このように私自身は認識をしておるわけでございます。そういった中で、まず大臣に、我が国の観光の意義、そしてまたその課題に……
○白保分科員 先日の二十六日に沖縄北方特別委員会が開かれまして、その際に、沖縄県におけるところの認可外保育園の問題について質問をいたしました。そういたしましたところ、厚生労働省の方からも実態についてしっかりと御説明をいただきました。その結果、沖縄担当大臣、それまでは余り沖縄の保育園の問題について認識をしておられなかったようでございますが、初めて実態をお聞きになって、これは何とかしなきゃいけない、そういう認識をお持ちになったようであります。この問題については、ここ二、三年、坂口大臣にも大変御苦労をいただきましたし、また、いろいろと考えていただいたりなどしてまいりましたけれども、なお実態というのが……
○白保分科員 一番バッターで質問をさせていただきます。委員会室も第一委員会室で、第一分科会で一ばかりそろっておりますが、名前も白保台一でございますので、よろしくお願いします。 最初に、認可外保育園の問題についてお聞きしたいと思います。 この認可外保育園の問題、特に、私どもの沖縄県の認可外保育園の問題については、平成十三年の予算委員会の一般質問で初めて取り上げました。実態が非常に厳しい状況にありまして、そういう状況等も訴えて今日まで来ているわけでありますが、非常に厳しいというのは何かというと、認可外保育園が全体の五〇%を超えておる、こういう状況がなかなか改善されない、そういう中で、私も何度か……
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