このページでは中塚一宏衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○中塚一宏君 永田議員にお答えをいたします。 まず、公的資金を注入された金融機関の経営者責任についての考え方であります。 これまで、破綻金融機関の損失の穴埋めに十八兆円、不良債権の買い取り等に十一兆円、資本注入に十二兆円、総額四十二兆円もの巨額の公的資金が投入をされてまいりました。しかし、責任を問われたのは破綻金融機関の経営者らごく少数にとどまっており、多くがその責任追及を逃れてしまっております。一方で、中小企業や個人は、金融機関からお金を借りるときは、担保と個人保証をしっかりととられ、最後は身ぐるみはがされるところまで追い込まれてしまう、余りにも不公平と言うほかはありません。(拍手) ……
○中塚一宏君 津村議員にお答えをいたします。 敵対的買収が日本の金融資本市場に与える影響についてであります。 いわゆる敵対的買収がクローズアップされていますが、やや感情的な外資脅威論が目立っており、冷静な議論が必要であると考えております。 まず、敵対的といいますが、だれに対して敵対的なのか。現在議論されている敵対的買収に対する防衛策とは、ややもすると、経営者の保身のための議論になっているのではないのか。株主が経営者を選ぶのではなく、経営者が株主を選ぶという本末転倒した議論になっているのではないか、このような印象を受けるのであります。(拍手) しかも、その防衛策とやらが、何のことはない、……
○中塚委員 民主党の中塚でございます。 参考人お二人におかれましては、大変に御苦労さまでございます。 まず、日向野前頭取にお伺いをしたいというふうに思います。関連をして上野さんにもお伺いをいたしますので、ちょっと聞いておいていただきたいんです。 足利銀行は、過去二回公的資金の注入を受けておるということですね。それは、経営の再建が可能であるという判断に基づいて公的資金注入というものを受けていたはずなんです。金融庁は、それについて検査も行える立場でありますし、また、業務改善命令も出せる、経営健全化計画も出させることができるという立場にあったわけなんです。そして、監査法人は、先ほどのお話では平……
○中塚委員 民主党の中塚でございます。 この外為法の一部改正案がようやく審議に供されることになった、大変に多くの皆さんの御賛同を得て提出をされ、また審議されるということで、本当に喜ばしいことだというふうに思っています。私も、昨年の通常国会でありましたけれども、同僚であるあの西村真悟議員なんかと独自案をつくったことがありまして、我が国を取り巻く国際情勢、特に北東アジアの状況等をかんがみたときにぜひとも必要な措置であるというふうに以前よりずっと考えておったわけなんです。 ただ、今も申し上げましたとおり、本当は一刻も早い成立をということをかねてより主張いたしておりました。今回、三党の共同提案とい……
○中塚委員 まず、景気、経済のお話からお伺いをしたいというふうに思います。 政府はずっと、着実に回復をしているということを繰り返してこられているわけなんですけれども、さきに発表されました十―十二のQEを見ますと、実質で一・七、年率で七という、バブル崩壊後以来の大変高い伸びになっているということなわけです。ただ、私どもが選挙区を歩けば、景気回復なんというようなことを言ったらぶん殴られるぐらい、やはり、景気、景況感という意味では全然整っていないということなわけなんです。 まず、竹中大臣にお伺いをしますけれども、今回のQEの発表を受けても基調判断はお変えにはならなかったですね。そのお変えにならな……
○中塚委員 まず、周知期間がそれだけ短いということになりますと、ひょっとしたら、与党の議員さんでもこの改正について御存じない方がいらっしゃるかもしれないということなわけです。当然ながら、税理士の先生方、また公認会計士の先生方からも大変に多くの御要望というのが寄せられているということだというふうに思います。やはり、十分な周知期間を置くということが何よりも重要であります。 遡及適用ということですが、納税義務者の不利益に変更する遡及立法は許されない、これは租税法の規定の原則であります。国民は、その時点で法規に従って課税が行われることを信頼しておりまして、各種の取引というものを行っているわけですから……
○中塚委員 五十嵐委員に引き続きまして、民主党の中塚一宏でございます。 参考人各位におかれましては、まことに御苦労さまでございます。 きょうは、前半はネットワークセキュリティーの問題をお伺いし、後半については、中小企業に対する融資、貸し渋り、貸しはがしの実態についてお伺いをしたいというふうに思います。 最近、情報通信会社、また通信販売の会社等々で顧客名簿が流出をするというふうな事態が相次いでおりまして、高度情報化社会ならではというか、ネットワークの安全性、セキュリティーというものが大変注目をされているわけなんですけれども、特に金融機関ということになりますと、マネー自体は実は情報であるとい……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 きょうは、FRC報告に対する質疑ということで、まず冒頭に、竹中金融担当大臣に金融行政について伺います。 今日に至るまで、例えば平成七年、八年、東京二信組とか住専とか、いろいろ日本の不良債権問題というものがあって、これまでいろいろな法律をつくり、そして使った公的資金、贈与したりあるいは買い取ったり、預金者保護に使ったものもありますし、加えて、資本増強、資本注入というふうに使ったものもある、それら全部ひっくるめますと、合計で四十兆円以上にもなるほどの額が使われているということなんですけれども、いまだに不良債権の問題、解決というふうにはいかないでしょう……
○中塚議員 お答えをいたします。 確かに、中小企業金融の実態というのは、村井先生の御指摘のとおり、大変厳しいものがありまして、金融庁の検査を口実に貸し渋ったり貸しはがしたりというふうなことがもう本当に大変多く行われております。中には、キャッシュフローはちゃんと回っていても、債権の担保が下がってしまったということだけをもってして、返せとかあるいは借りかえに応じないというふうなことで、中小企業の資金繰りが行き詰まって倒産をするというふうなことが今相次いでしまっているわけなんですね。私どもの同僚であります吉田治議員が質問をいたしましたのは、現状の、今の金融庁の検査がそういう中小企業の倒産の引き金に……
○中塚議員 まず、リレーションシップバンキングということなんですが、そもそも信金、信組というのは地域金融機関、協同組織金融機関ですから、もう初めからリレーションシップバンキングなわけですね、そういう言葉をかりて言えば。 ところが、近年、景気もよくないというふうなこともありますし、いま一つはやはり金融庁の検査ということがありまして、本来資本とみなすべきもの、金融機関から持ち込んで融資をしたというふうなものもあるでしょうし、あるいは借り手と貸し手の間で多年にわたってもうずっとそういう貸し借りの関係ができているというふうなものまでを、担保が割れたから返せとかいうふうなことになって、今、貸しはがし、……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 参考人各位におかれましては、大変に御苦労さまでございます。 金融機能強化法案の審議に際しまして、参考人としてお運びをいただいているわけでありますけれども、私ども民主党は、政府・与党とは考え方が違いますので、この法案についての賛否ということになると反対ということになるわけでありますけれども。 そこで、本日お越しをいただいている皆さんに、冒頭の意見陳述で三木さんがおっしゃっておられました、意義がある、この法案については意義があるというふうにおっしゃっておられましたけれども、意義があるということは成立をさせるべきだというお立場なんでしょうけれども、意……
○中塚委員 おはようございます。民主党の中塚一宏でございます。 本日は、年金の問題、特に国家公務員の皆さんの年金の問題。今まで五年に一遍、財政再計算というのをやってまいりました。ところが、今回は、確かに五年に一遍の改正ではありますが、これから先、保険料を次々ステップアップさせていこうという法律案、その横並びでの改正ということになるわけであります。 公務員の皆さんも我が国は大変たくさんいらっしゃる。国、地方を合わせますと本当に公務員の数は多いわけで、これはこれでもう本当に大変重要な課題だというふうに思っております。今回審議を開始するに当たりまして、資料の要求をいたしました。迅速に対応いただい……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 本日は、冒頭にまずパレスチナ問題をお伺いした後、国民保護法制の中でも、特に経済とか金融とか財政に関連をする部分についてお伺いをしたいというふうに思います。 まず、川口外務大臣にお伺いをいたしますけれども、パレスチナ問題についてであります。 ことしの三月の二十二日に、イスラエル軍がヘリコプターでイスラム原理主義組織のハマス創始者のヤシン師をミサイル攻撃をして殺害いたしました。ハマスはイスラエルの存在を認めないという立場をとって敵対をしてきたわけであります。 続いて、四月十七日には、今度はパレスチナ自治区ガザで、同じくハマスのランティシ氏をミサイ……
○中塚委員 民主党の中塚でございます。 本日は日本銀行の総裁にもお越しをいただいておりますので、まず、日本銀行の総裁からお伺いをしたいというふうに思います。 今、ゼロ金利政策、金融緩和政策をずっとおとりになっている。それの功罪はいろいろあるわけなんですけれども、景気がこういう状況だからということでこの政策をおとりになっているわけなんですが、ただ、政府の方は、景気がよくなっているというふうなこともたびたびメンションをしている。そういった中で、このゼロ金利政策を解除する場合、出口政策についてきょうはお伺いをしたいというふうに思います。 その政策の一環として日本銀行の当座預金にお金を積み上げて……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 きょうは、谷垣大臣にお越しをいただいておりますけれども、大臣、何かお昼に御予定がおありだということで、まず冒頭、大臣からお伺いをさせていただきたいというふうに思います。 まず、ダイエーの問題でございます。 大臣は、産業再生担当大臣、初代でいらっしゃったわけですね。まさに民間の英知を結集した組織だというふうにお述べになったこともあるわけなんで、そういった意味では機構ができるのに立ち会ったということでもあると思いますが、今、この委員会で原口委員も私も取り上げてまいりましたこのダイエーの問題について、今も主務大臣のお一人でございますし、また、かつて担……
○中塚委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 金融先物取引法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。 一 外国為替証拠金取引の規制にあたっては、同取引の特徴やこれまでの被害の実態にかんがみ、適合性原則の遵守や不招請勧誘の禁止等の行為規制の実効性の確保に努めるとともに、金融サービス法等の機能別・横断的な考え方に立った投資家保護法制の整備について引き続き検討すること。 一 投資家保護法制の整備に向けた検討に併せて、金融・資本市場における健全な取引を確……
○中塚委員 貸金業の規制等に関する法律の一部を改正する法律案の起草案につきまして、提案者を代表して、提案の趣旨及び概要を御説明申し上げます。 本起草案は、近年、貸金業を営む者により、債務者等の公的給付を貸し付けの契約に基づく債権の弁済に充てるため、当該公的給付が払い込まれる預金または貯金の口座に係る預金通帳等を保管する等の行為が行われ、多数の公的給付の受給権者が生活に困窮している状況にかんがみ、このような行為についての処罰規定を整備すること等により、公的給付の受給権の保護等を図るため、次の措置を講ずるものであります。 第一に、広告、勧誘に当たって禁止される行為を追加し、貸金業者は、公的な年……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 斉藤参考人におかれましては、お忙しいところを、また、新聞紙上でもたくさんの案件が産業再生機構にはあるというふうに伺っておりますが、そんな中お越しをいただいたことに心より厚く感謝を申し上げたいというふうに思います。 先般来この委員会で取り上げてまいりましたダイエーの問題でありますけれども、きょうはその件に関して斉藤社長にお伺いをいたします。 ダイエーという個別企業の処理にかかわる話ではありますが、ただ、問題はそういうところにあるのではありません。そうではなくて、そのダイエーの処理に当たって不当な介入とか圧力があったというふうに示された文章がある、……
○中塚委員 民主党の中塚です。 時間が限られておりますので、まずは景気の問題、きょうは日本銀行総裁にお越しをいただいておりますので、まずは総裁に景気の認識のことをお伺いしたいと思います。 小泉内閣が発足をしたときに、株価は一万四千円、今は一万一千円ちょぼちょぼ。自分で悪くしておいて、そこそこ数字が戻ってきたから景気が回復したと、本当によく言うなと私は思います。 そんな中で、政府は、今景気は堅調に回復をしているという判断をされているようですが、総裁は、十三日の記者会見で、日本経済単体も、巡航速度に向かって成長速度を若干調整しながら、しかし、逆に言えば、持続的な回復の軌道に近づいていく標準シ……
○中塚委員 まず、ローン利子控除のお話にお答えする前に、定率減税の廃止と基礎年金の国庫負担率引き上げの財源について、ちょっとお話をしたいと思うんです。 年金法の附則に、国庫負担率を三分の一から二分の一に引き上げる、それには安定財源を見つけてということが書いてあるわけなんですけれども、当時私それをつくった中におりましたが、この安定財源というのはあくまで消費税ということを念頭に置いておったわけでありまして、定率減税の廃止、縮減等々、年金の国庫負担率の引き上げということについてどういう因果関係があるのか、余りにも唐突な話だなというふうに考えております。 先ほど平岡委員からお答えを申したとおり、こ……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 本日は、まず、偽造キャッシュカードの問題をお伺いしたい。 この委員会でもたびたび取り上げましたし、また予算委員会でも取り上げました。私、この問題は党において検討もしておりまして、私ども独自の案をつくりましたので、間もなく皆さんにお示しをできるようになります。請う御期待というところですが。 この問題をずっとやってきて、初め、本当に、預金をなくされた方が被害者にならないということから始まって、いろいろ御対応いただいていることは承知しています。金融庁からもいろいろ説明をいただいておりますが、最近、銀行も何か補償に応じるなんということを言い出していると……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 いよいよペイオフが解禁になるわけなんですけれども、たびたび延期をされてまいりました。間もなくこれが解禁になる。そのペイオフの解禁ということに合わせて不良債権の処理ということも、前の金融担当大臣である竹中さん、そしてまた伊藤担当大臣のもとでもお進めになってきたということだと思います。確かに、大手行の不良債権比率というものは、ほぼ目標どおり達成をされたということだと思いますけれども、私はきょうはこの不良債権の問題、そしてペイオフに関連して、大きく二つのことをお伺いしたいというふうに思うわけです。 大手行の不良債権処理の目標は達成できたということですが……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。 保険業法の一部改正案について伺います。 保険業法の一部改正案、これは、無認可共済の問題と、あともう一つはセーフティーネットが二つの柱になっている。両方とも契約者保護ということをうたっているということでありますけれども、民主党の考え方でもあるし私の考え方でもあるんですが、契約者を保護するということと悪徳業者を排除するということは違うと私は思うんですね。特に無認可共済の話なんかはいろいろと被害の実態があって、けさも国民生活センターの方からお話を伺ったんですが、確かに悪徳業者がいるのは事実だと思います。でも、その悪徳業者を排除することと契約者を保護するというこ……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。 西川会長、本日は御苦労さまでございます。 この偽造キャッシュカード問題ですが、先ほど会長からお話もございましたが、昨年の三月三十一日に私がこの委員会で取り上げまして、本当にこんなに哀れな話はない、お金をとられた人、こんな気の毒な話はないと思ったわけですね。それ以来、行政でも対応された部分もある。今回は全銀協としても御対応になる部分があるということで、その対応についてまずはお話をお聞かせいただきたい。 私どもは、実はもう議員立法で法案をつくりまして、国会に提出をいたしております。きょうは委員会の配付資料ということでお配りをしておりますので会長のお手元にも……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。 本日の証券取引法の一部改正案、まず、幻の課徴金制度の問題と、それから公開買い付けに対する新たな規制の問題と、そしてまた上場会社の親会社に対する情報開示の義務づけ、そういうポイントがあるんですが、いろいろと今までの質疑を聞いておりましても、また金融庁からの説明を聞いておりましても、要は話題になったところだけをちょっと変えたというだけのことにすぎないわけで、今ほど岩國委員の質疑においてもたびたび指摘のあったとおりなんですが、そういう意味で投資家の保護あるいは権利の擁護という視点に立てば、果たしてこんな程度のことでいいのかということだと思います。そのあたりを、今……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 参考人各位におかれましては、本日はまことに御苦労さまでございます。 私は、まずはディスクロージャーの問題をお伺いし、その後は、時間があれば、TOBあるいは我が国の資本市場の公平性、透明性ということについてお伺いをしたいと思うわけなんです。 まずは藤沼参考人にお伺いをしたいと思います。 昨年のことになりますが、足利銀行の問題がございまして、この委員会でも参考人の質疑をさせていただきました。その際に、金融庁の検査と監査法人の監査の違いというのが問題になったことがございます。では、その違いが今日に至っていかに埋まったのか、加えて、公認会計士の皆さん……
○中塚議員 ただいま議題となりました無権限預貯金等取引からの預金者等の保護等に関する法律案につきまして、提案理由及び内容の概要を、提案者を代表して御説明いたします。 近年、偽造・盗難カードや盗難通帳による預貯金の不正引き出し事件が急増をしております。このまま事態を放置すれば、預貯金の安全性、ひいては金融システムの安全性は大きく揺らぎ、国民生活は深刻な問題に直面をいたします。 しかしながら、一方の当事者である金融機関は、そのような問題意識を抱くこともなく、まるで他人事のように手をこまねいてまいりました。それどころか、被害者に対して真摯な対応をすることもなく、盗まれた方が悪いと言わんばかりの冷……
○中塚委員 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、民主党提案の無権限預貯金等取引からの預金者等の保護等に関する法律案に賛成し、与党提案の偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払戻し等からの預貯金者の保護等に関する法律案に反対する立場で討論を行います。 近年、偽造・盗難カードや盗難通帳による預貯金の不正引き出し事件が急増をしております。このまま事態を放置すれば、預貯金の安全性、ひいては金融システムの安全性は大きく揺らぎ、国民生活は深刻な問題に直面いたします。 こうした認識のもと、民主党は、三月二十五日、ただいま議題となりました無権限預貯金等取引からの預金者等の……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 参考人におかれましては、本日は大変に御苦労さまでございます。 先々週、この委員会で与党案と民主党案が採決になりました。私どもはことしの三月二十五日に案をつくって提出をし、与党の方はおくれてお出しになってきた。両参考人の冒頭の意見陳述の中にもありましたとおり、やはり私は窓口での取引が含まれないというのは極めて大きな問題があるというふうに考えて、そこを何とか取り入れて修正できないかという話もしたんですが、なかなかそれも難しいということでしたから、与党案には反対をし、民主党案に賛成をするということで、参議院で本日この案についてまた審議が行われるというふ……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。 本日は会社法の審議ですが、私は、合併、買収、その他企業再編の問題、特に、それらについて投資家の保護ということからお伺いをしていきたいと思っております。 どんどんと持ち合い解消というのが言われておりますし、持ち合い解消自体も進んでいるわけですし、また、金融ビッグバンというのが言われて久しいわけですが、フリー、フェア、グローバルということで我が国もその歩みを進めてきたということになるんですけれども、今回の会社法でもそのあたりについて大きな改正がなされるということになっております。 ただ、会社法は、きょうある人に聞いたら、これは基本法みたいなものだというお話……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。
まずは官房長官に、会期延長をして初めての委員会なものですからお伺いしたいんですが、国会が会期制をとっている趣旨について、政府としてどういうふうにお考えになっているのかをまずお述べいただきたいと思います。
【次の発言】 お答えは御容赦をいただきたいということですけれども、皆さんは与党の一員なわけですね。
私は、まず初めに申し上げなきゃいかぬと思っているのは、今の広報の随意契約の問題もしかりですし、こうやって与党の中でもいろいろな意見がいっぱい出ているわけですね。あらかじめ百五十日ということで会期が設定をされ決まっているのなら、ちゃんと審議が十分にできるよう……
○中塚委員 民主党の中塚一宏です。
本日は、修正案についてお伺いをいたします。
修正案の提案者、おかけになっておりますが、まず、昨日も、山崎筆頭理事だったと思いますが、国民の懸念を払拭するための修正案だというふうにおっしゃっていたわけなんでありますけれども、この修正案によって一体何が変わるのかということですね。結局、今まで竹中さんの答弁では心もとない、これでは自民党の反対派も納得せぬ、だから修正案を提出するんだ、そういうことでよろしいんでしょうか。
【次の発言】 重ねて、では柳澤先生に、久しぶりに柳澤先生と議論ができて大変にうれしく思っておりますけれども、お伺いいたしますが、では、これで自……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 本日は、まず景気の話をお伺いしたいと思います。 総理初め政府は、景気が回復しているということを盛んに言われる。でも、ちまたで景気が回復しているなんて言われると、本当にもうぶっ飛ばされそうな感じですね。総理も今うんうんとうなずいていらっしゃるわけなんですけれども。 では、何で景気の回復というのが実感できないのか。 皆さんは、消費が伸びている、あるいは設備投資が伸びているということを景気の回復の根拠にされているわけなんですけれども、どうして市井の人が景気が回復していることを実感できないのかということをお話ししたいと思います。 もう一つは、皆さん……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 本日は、きょうの本会議で趣旨説明と質疑のありました定率減税のお話から財務大臣に伺わせていただこうと。実は、私はその定率減税の制度発足の際の経緯なんかもちょっと知っているものですから、そのときの経緯も含めましていろいろとお伺いをしたいというふうに考えております。 定率減税自体は平成十一年からやっておるということなんですけれども、その定率減税を実施した背景に自自連立というのがあって、その自自連立の合意の中に「いま直ちに実行する政策」というのがありまして、そこで「国民の暮らしを守るために(税制改革)」というのがあり、「所得税、住民税等の減税規模は十兆円……
○中塚委員 民主党の中塚一宏でございます。 お四方の参考人の皆さんには、大変に御苦労さまでございます。 多岐にわたる課題でございますけれども、私は、まず山田公述人にお伺いをしたいと思います。 「希望格差社会」という本と、あと「パラサイト・シングルの時代」という本と、大変興味深く、あっという間に読ませていただきました。といいますのも、私、今三十九歳なんですが、妹がいわゆるパラサイトシングルでございまして、フリーターではないんですけれども、要は親と同居をしているわけですね。だんだん宿主の方が弱ってきておりまして、私も本当に、先生の言われる十年、二十年後ということについて、自分のこととしても大……
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